JPH10122881A - 走行情報提供装置 - Google Patents

走行情報提供装置

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JPH10122881A
JPH10122881A JP28085396A JP28085396A JPH10122881A JP H10122881 A JPH10122881 A JP H10122881A JP 28085396 A JP28085396 A JP 28085396A JP 28085396 A JP28085396 A JP 28085396A JP H10122881 A JPH10122881 A JP H10122881A
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JP
Japan
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vehicle
road
traveling
providing
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JP28085396A
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English (en)
Inventor
Akihiko Nojima
昭彦 野島
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行状態にかかわらず確実に情報提供する。 【解決手段】 道路や交差点等の走行軌跡をリンクデー
タとして格納したリンク行列を読み取り(122)、地
図上の現在位置に近い過去の走行軌跡の一部のリンクデ
ータを抽出し(124)、現在位置と抽出したリンクデ
ータとの関係を求める(125)。現在走行中の道路と
過去に走行した道路とが交差または距離が接近している
ときは迷走状態と判定し(126、128)、現在位置
周辺の道路の名称等の音声情報を読み取って(13
0)、スピーカ装置34で再生して音声案内する(13
2)。従って、ドライバー等に対して迅速に情報提供を
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行情報提供装置
にかかり、特に、走行する車両の現在位置周辺の地図情
報を画像や音声で提供する走行情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ドライバーへ目的地までの経路や
現在位置周辺の地図等を情報提供する走行情報提供装置
としてナビゲーション装置を搭載した車両が増加してい
る。このナビゲーション装置には、映像情報を表示する
ためのディスプレイ装置を備えており、ディスプレイ装
置に自己の車両周辺の地図と自己の車両の位置とを画像
により表示可能である。また、ナビゲーション装置にさ
らにスピーカ装置を備えているものもあり、目的地が入
力されているときにはディスプレイ装置に目的地までの
経路を表示したり、スピーカー装置で交差点で曲折する
方向を再生したりしてドライバーに経路等の情報提供を
可能にしている。
【0003】車両の走行中には、道路の名称や交差点等
の道路情報を迅速かつ的確にドライバーへ提供すること
が必要である。このために、自己の車両が現在走行して
いる地域周辺の道路情報を、自動的に出力するナビゲー
ション装置が提案されている(特開平1−141314
号公報参照)。この技術では、所定時間毎や所定距離毎
に自動的に現在地名等の音声データを再生することによ
って、ドライバーが表示装置を見ることなく周辺情報を
入手することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
走行情報提供装置では、所定時間毎や所定距離毎に自動
的に現在地名等の音声データを再生しているので、所定
時間内や所定距離内では情報提供がなされない。このた
め、ドライバーが早期に情報提供を必要とする不案内な
道路を走行しているときや道に迷ってしまったとき等の
走行状態のときには情報提供されないことがある。
【0005】本発明は、上記事実を考慮して、走行状態
にかかわらず確実に情報提供することができる走行情報
提供装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の走行情報提供装置は、少なく
とも車両の現在位置情報を含む該車両の挙動を検出する
挙動検出手段と、地図情報を記憶した地図情報記憶手段
を備え、前記現在位置情報に基づいて前記地図情報のう
ちの前記車両の現在位置周辺の周辺情報を画像情報の表
示及び音声情報の再生の少なくとも一方により情報提供
する情報提供手段と、前記車両の走行に応じて前記車両
の挙動の履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記
履歴情報に基づいて、前記車両の迷走状態を検出する迷
走状態検出手段と、前記周辺情報を所定タイミングで前
記情報提供手段に提供させると共に、前記車両の迷走状
態が検出されたとき、前記所定タイミングより短いタイ
ミングで前記周辺情報を前記情報提供手段に提供させる
制御手段と、を備えている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の走行情報提供装置において、前記周辺情報は、自己の
車両が走行している道路の名称または自己の車両が向か
う道路の名称であることを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の走行情報提供装置において、前記周辺情報は、自己の
車両が走行している道路の進行方向に沿う方向に含まれ
る地名であることを特徴としている。
【0009】請求項1では、挙動検出手段によって少な
くとも車両の現在位置情報を含む車両の挙動が検出され
る。車両の現在位置情報には、車両の地図上の現在位
置、走行距離、及び方位・方向等がある。履歴情報記憶
手段では、車両の走行に応じて車両の挙動の履歴情報を
記憶する。すなわち、上記車両の現在位置や走行距離等
の履歴が記憶される。この記憶された履歴情報に基づい
て、迷走状態検出手段により車両の迷走状態が検出され
る。車両が迷走状態にあるときは、同一地点または近傍
地域を複数回通過することや近傍にある道路を同一方向
または逆方向に走行していることが多い。そこで、例え
ば、現在位置を含む履歴情報から車両が位置したこれま
での複数の位置を把握することにより、同一地点または
近傍地域を複数回通過したことや、車両の位置すなわち
走行している近傍にある道路を同一方向または逆方向に
走行していることを求めることができ、それを車両の迷
走状態として検出できる。制御手段は、地図情報のうち
の車両の現在位置周辺の周辺情報を所定タイミングで情
報提供手段に提供させる。すなわち、現在位置情報から
現在位置周辺の周辺情報を所定タイミングで画像情報の
表示及び音声情報の再生の少なくとも一方により情報提
供させる。この所定タイミングには、所定時間毎のタイ
ミング、所定走行距離毎のタイミング、交差点毎のタイ
ミング等がある。これにより、車両の走行に応じて情報
提供がなされる。ところが、車両が迷走状態にあるとき
はドライバー等は早期に情報提供を必要とすることが多
いが、所定タイミングの間では情報提供がなさない。そ
こで、制御手段は、車両の迷走状態が検出されたとき、
所定タイミングより短いタイミングで周辺情報を情報提
供手段に提供させる。これによって、ドライバー等が早
期に情報提供を必要とする迷走状態にあっても、ドライ
バー等に対して迅速に情報提供をすることができる。
【0010】なお、前記挙動検出手段は、操舵角、前記
車両のターンシグナルのオンオフの少なくとも1つを検
出することによって前記車両の挙動を検出することがで
きる。操舵角を検出することによって、履歴情報には車
両の挙動として操舵角が記憶され、記憶された操舵角の
角度値や方向、および回数からレーンチェンジ等の頻度
が記憶されることになり、車両の迷走状態を検出するた
めの有効な情報となる。車両のターンシグナルのオンオ
フを検出することによって、履歴情報には車両の挙動と
してターンシグナルのオンオフ情報が記憶され、記憶さ
れたオンオフ情報によるターンシグナルの方向、および
回数から短時間に同一方向ーまたは逆方向に行った不必
要な方向指示やレーンチェンジ等が記憶されることにな
り、車両の迷走状態を検出するための有効な情報とな
る。
【0011】また、前記車両の挙動の履歴情報は、前記
車両の現在位置に基づいて求めた前記車両の走行軌跡を
用いることができる。すなわち、車両の現在位置を順次
記憶し、車両の現在位置を時系列的にならべて順次直線
でつなぐことにより車両の走行軌跡とすることができ
る。車両の走行軌跡を履歴情報とすることによって、走
行軌跡が同一地域に集中することや走行軌跡が交差また
は近接して並ぶという車両の迷走状態を容易に検出する
ことができる。
【0012】請求項2では、周辺情報として、自己の車
両が走行している道路の名称または自己の車両が向かう
道路の名称を用いている。従って、車両が迷走状態にあ
るときは、走行中の道路の名称やこれから向かう道路の
名称を情報提供することができ、ドライバー等に対して
現在どの道路を走行しているのかを迅速に認知させるた
めに有効な情報提供をすることができる。また、請求項
3では、周辺情報として、自己の車両が走行している道
路の進行方向に沿う方向に含まれる地名を用いている。
従って、車両が迷走状態にあるときは、走行中の道路の
進行方向に沿う方向に含まれる地名、例えばその周辺の
地名を情報提供することができ、ドライバー等に対して
現在どの地点を走行しているのかを迅速に認知させるた
めに有効な情報提供をすることができる。
【0013】請求項4に記載の発明の走行情報提供装置
は、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、標識の
有無を表す属性情報が付加された道路情報を含む地図情
報を記憶するデータ記憶手段と、前記車両の現在位置に
基づいて前記地図情報のうちの前記車両の現在位置周辺
の周辺情報を画像情報の表示及び音声情報の再生の少な
くとも一方により情報提供する情報提供手段と、前記車
両の現在位置及び前記地図情報に基づいて前記車両が走
行している道路に属する標識の有無を判別する判別手段
と、前記周辺情報を所定タイミングで前記情報提供手段
に提供させると共に、前記判別手段で標識無と判別され
たときに前記所定タイミングより短いタイミングで前記
周辺情報を前記情報提供手段に提供させる制御手段と、
を備えている。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の走行情報提供装置において、前記周辺情報は、自己の
車両が走行している道路の名称または自己の車両が向か
う道路の名称であることを特徴としている。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の走行情報提供装置において、前記周辺情報は、自己の
車両が走行している道路の進行方向に沿う方向に含まれ
る地名であることを特徴としている。
【0016】請求項4では、標識の有無を表す属性情報
が付加された道路情報を含む地図情報がデータ記憶手段
に記憶されている。車両の現在位置は位置検出手段によ
り検出される。制御手段は、車両の現在位置に基づいて
情報提供手段が地図情報のうちの車両の現在位置周辺の
周辺情報を所定タイミングで画像情報の表示及び音声情
報の再生の少なくとも一方により情報提供手段に提供さ
せる。車両の走行に際して判別手段は、車両の現在位置
及び地図情報に基づいて車両が走行している道路に属す
る標識の有無を判別する。標識が無い道路等を走行中の
車両のドライバー等の乗員に対しては、道路等を目視す
るときの視界から提供される情報が少ないので、短時間
かつ迅速な情報提供が必要である。そこで、制御手段
は、判別手段で標識無と判別されたときに所定タイミン
グより短いタイミングで周辺情報を情報提供手段に提供
させる。これによって、標識が無い道路等を走行中の車
両のドライバー等の乗員に対して、画像情報の表示や音
声情報の再生で標識が無い道路等の周辺の情報を迅速に
情報提供をすることができる。
【0017】請求項5では、周辺情報として、自己の車
両が走行している道路の名称または自己の車両が向かう
道路の名称を用いている。従って、車両が迷走状態にあ
るときは、走行中の道路の名称やこれから向かう道路の
名称を情報提供することができ、ドライバー等に対して
現在どの道路を走行しているのかを迅速に認知させるた
めに有効な情報提供をすることができる。また、請求項
6では、周辺情報として、自己の車両が走行している道
路の進行方向に沿う方向に含まれる地名を用いている。
従って、車両が迷走状態にあるときは、走行中の道路の
進行方向に沿う方向に含まれる地名、例えばその周辺の
地名を情報提供することができ、ドライバー等に対して
現在どの地点を走行しているのかを迅速に認知させるた
めに有効な情報提供をすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。第1実施の形態はナ
ビゲーション装置に本発明の走行情報提供装置を適用し
たものである。なお、本実施の形態のナビゲーション装
置は、起点から目的地点までの経路設定が可能なもので
ある。
【0019】図1に示すように、本実施の形態のナビゲ
ーション装置10は、制御手段としての装置本体12を
備えている。装置本体12は、CPU14、RAM1
6、ROM18、入出力ポート(I/O)22、からな
るマイクロコンピュータで構成され、各々はコマンドや
データの授受が可能なようにバス24によって接続され
ている。なお、ROM18には、装置本体12において
実行される後述する処理ルーチンが記憶されている。
【0020】上記装置本体12の入出力ポート22に
は、コマンドやデータを入力するためのキーボード30
が接続されると共に、地図情報や文字情報及び図形情報
による画像を表示するためのディスプレイ装置32が接
続されている。また、入出力ポート22には、音声情報
を提供するためのスピーカ装置34、音声入力装置とし
てのマイクロフォン36Aが接続された音声認識装置3
6、及び地図情報を出力する地図情報記憶手段としての
CD−ROM装置38が接続されている。さらに、入出
力ポート22には、VICS情報を受信する受信装置4
0、GPS等の車両の現在位置や方向・方位を検出する
ための現在位置検出器42が接続されている。この現在
位置検出器42は、方位センサや距離センサによって構
成することもできる。さらにまた、車両に装備されたス
テアリングホイールの回転角(操舵角)を検出する操舵
角センサ、スピードメータ等に取り付けられ車速Vを検
出する車速センサ、及び方向指示を検出するターンシグ
ナルスイッチ等の車両の挙動を出力する挙動検出手段と
しての車両センサ44が接続されている。なお、この車
両センサ44には、走行距離計から出力される走行距離
を車両の状態として出力する距離センサを含むこともで
きる。また、現在位置検出器42は、車両の現在位置や
方向・方位を検出するものであるが、車両の挙動を検出
するという観点からは挙動検出手段としての機能を有す
るものである。上記ディスプレイ装置32及びスピーカ
装置34は本発明の情報提供手段を構成する。
【0021】上記装置本体12のRAM16は、履歴情
報記憶手段として機能する。本実施の形態では、処理の
詳細は後述するが、車両の挙動を検出してその車両の挙
動の履歴情報をRAM16に記憶する。RAM16は、
図5に示すように、所定数のリンクデータD1 〜Dnの
各々を格納するためのデータ領域50A〜50nからな
るリンク行列50を記憶するためのメモリ領域が予め確
保されている。
【0022】また、本実施の形態では、車両の挙動の履
歴情報として、走行軌跡を用いている。この走行軌跡と
は、走行中の前回の位置から現在位置までの位置、距離
及び経路をいい、時系列的な複数の車両の位置から求め
ることができる。すなわち、図6に示すように、車両が
走行開始した起点Poから車両の現在位置54までの経
路で車両は、交差点やL字路等の(図6に黒点で示し
た)岐路点52A〜52iを通過している。従って、岐
路点52A〜52iと、これらの隣り合う岐路点を結ぶ
線分56A〜56iとが走行軌跡となる。この場合、岐
路点52iと線分56iの組み合わせをリンクデータと
して設定し、走行するに従ってリンクデータを順次記憶
することにより、走行軌跡が記憶されることになる。な
お、本実施の形態では、地図情報から岐路点52iと線
分56iの組み合わせに対応するデータ、例えば位置及
び長さを含む線分56i、が予めCD−ROM装置38
に格納されており、CD−ROM装置38からの入力デ
ータを走行軌跡であるリンクデータとして用いている。
【0023】次に本実施の形態の作用を説明する。ナビ
ゲーション装置10に電源が投入されると図2に示す処
理ルーチンが繰り返し実行される。
【0024】図2のステップ100では、走行状態メモ
リ機能をオンする。この走行状態メモリ機能は、車両の
挙動の履歴情報を記憶する機能であり、履歴情報として
は上記説明したリンクデータを複数記憶したリンク行列
をいう。このステップ100では、ナビゲーション装置
10に電源が最初に投入されたときにのみリンク行列を
リセットする。
【0025】次のステップ102では、経路設定がなさ
れたか否かを判定する。ナビゲーション装置10に経路
設定がなされたときは経路に従い情報提供がなされるの
で、以下に説明する迷走情報における情報提供が不要の
ため、ステップ102で肯定判定され、ステップ104
でリンク行列がリセットされた後に経路案内モードの処
理へ移行する。なお、ステップ106の経路案内モード
では、設定された経路の道路から離れた道路を走行した
ときや曲がるべき交差点を通過したとき等の車両の走行
が経路設定から離れたときには、経路案内モードをクリ
アするようにしてもよい。
【0026】経路設定がなされていないときは、ステッ
プ102で否定判定され、次のステップ108で車両の
現在位置を読み取り、次のステップ110で地図情報が
表示されているか否かを判定する。本実施の形態では、
ナビゲーション装置10がディスプレイ装置32を備え
ているので、ステップ110では肯定判定され、ステッ
プ112へ進む。ディスプレイ装置32を備えていない
ナビゲーション装置やディスプレイ装置32に地図情報
が表示できないときにはステップ110で否定判定さ
れ、次のステップ116において車両の迷走状態におけ
る情報提供の処理、すなわち後述するようにして車両の
迷走状態を検出して車両が迷走状態にあるとき、現在位
置周辺の音声案内を行ってステップ118へ進む。
【0027】なお、ディスプレイ装置32には次のよう
にして自己の車両周辺の地図画面を表示することができ
る。まず、現在位置検出器42によって自己の車両の位
置及び走行方向(方位)を検出する。この検出値、すな
ち自己の車両の位置に対応する、自己の車両周辺の地図
情報をCD−ROM装置38から取得する。次に、取得
した地図情報をディスプレイ装置32を表示するために
画像処理する。この画像処理の結果、地図画面50上に
は、自己の車両の位置及び走行方向がマークとして表示
される。また、地図表示としては、自己の車両周辺の地
図が簡略化された図形(例えば道路が実線)によって平
面図的になされる。
【0028】地図情報が表示されているときにはステッ
プ112で車速Vを検出し、次のステップ114で車速
Vが所定速度を越えた(本実施の形態では例えば、V>
50km/h)か否かを判定する。このステップ114
の判定は、表示された地図情報をドライバーが目視可能
か否かを判定するための処理である。すなわち高速走行
中にはドライバーはディスプレイ装置を目視する余裕が
なく、ディスプレイ装置に地図情報が表示されていても
目視することができない。従って、地図情報が表示され
ていても、ドライバーがディスプレイ装置を目視する余
裕がないときには音声による情報提供が有効である。こ
のため、V>50のときはドライバーがディスプレイ装
置を目視する余裕がなくステップ114で肯定判定さ
れ、ステップ116へ進み、V≦50のときはステップ
118へ進む。
【0029】ステップ118では、次の交差点で進路変
更したか否かを判定し、進路変更なきときはステップ1
18で否定判定され、そのまま本ルーチンを終了する。
一方、進路変更がなされたときはステップ118で肯定
判定され、次のステップ120で進路変更先の周辺情報
を読み取ると共にその周辺情報を音声案内し、本ルーチ
ンを終了する。なお、ステップ120において周辺情報
を音声案内するときに、音声案内と同様の文字情報を地
図情報上にさらに加えてディスプレイ装置に表示させて
もよい。
【0030】次に、上記のステップ116の車両の迷走
状態における情報提供の処理では、RAM16に記憶さ
れた車両の挙動の履歴情報を用いている。この車両の挙
動の履歴情報をRAM16に記憶する割り込み処理を図
4のフローチャートを参照して説明する。
【0031】ナビゲーション装置10に電源が投入され
ると図4に示す割り込み処理ルーチンが所定時間毎に実
行される。図4のステップ134では、車両が現在走行
している道路のリンクデータをCD−ROM装置38か
ら読み取る。このリンクデータは上記説明したように、
車両の挙動の履歴情報(走行軌跡)である。次のステッ
プ136では、読み取ったリンクデータが前回記憶させ
たリンクデータと一致するか否かを判断することによっ
て、リンクデータが変化したか否かを判定し、リンクデ
ータに変化なきときはそのまま本割り込みルーチンを終
了する。一方、リンクデータに変化があるときは次のス
テップ138においてリンク行列を以下のようにして更
新して本割り込みルーチンを終了する。
【0032】リンク行列50には、データ領域50Aか
らデータ領域50nに向けて空きデータ領域について順
にリンクデータが格納される。従って、データ領域50
Aからデータ領域50nの方向に向けて順にデータ領域
50Aから格納されているデータ領域までのリンクデー
タを読みだすことでリンク行列50に格納された最初の
リンクデータからの履歴を把握できる。また、逆にデー
タ領域50nからデータ領域50Aの方向に向けて格納
されているデータ領域からデータ領域50Aまでのリン
クデータを読みだすことで現在走行中のリンクデータか
ら逆上ったリンクデータの履歴を把握できる。
【0033】なお、データ領域の数を所定数に限定する
ことで、現在走行についてのリンクデータから逆上り所
定数のリンクデータのみを記憶することができる。この
場合の更新は、リンク行列がみたされた場合、次のリン
クデータを格納するときに最初のリンクデータを消去し
て各データをシフトすることで最後のリンク領域を確保
し、格納すればよい。
【0034】次に、上記ステップ116の、車両の迷走
状態における情報提供の処理ルーチンを説明する。図2
のステップ116が実行されると、図3の またステッ
プ122へ進み、RAM16に記憶されているリンク行
列50を読み取ることによって、全てのリンクデータを
読み取り、ステップ124へ進む。
【0035】ステップ124では、地図上において現在
位置から次期リンク以外で最近接の過去のリンクデータ
を抽出する。すなわち、過去に向けて履歴情報である走
行軌跡のリンクデータを抽出する。次のステップ125
では、現在位置と抽出したリンクデータとの関係を求め
る。この現在位置と抽出したリンクデータとの関係に
は、現在走行中の道路のリンクデータと抽出したリンク
データとが交点を有するか否かを表す交差状態、現在位
置または現在走行中の道路のリンクデータと抽出したリ
ンクデータとの間の距離を表す距離状態がある。
【0036】上記交差状態の一例として、図7(1)に
示すように、現在走行中の道路のリンクデータ60Aと
抽出したリンクデータ60Bとは、交点62を有してい
る。また、距離状態の一例として、図7(2)に示すよ
うに、現在走行中の道路のリンクデータ60Cと抽出し
たリンクデータ60Dとの間は距離L1 の間隔がある。
この距離状態は、図からも理解されるように、交差状態
ではないが、これからの走行において明らかに交差する
ことが予想される。また、距離状態の他例として、図7
(3)に示すように、現在走行中の道路のリンクデータ
60Eと抽出したリンクデータ60Fとの間は距離L2
の間隔がある。この距離状態は、図からも理解されるよ
うに、交差状態にならないと予想できるが、既に走行し
た道路と明らかに近接した道路を走行している。このよ
うな、交差状態及び距離状態を求めることで、現在車両
が迷走状態であるか否かの判定が容易となる。
【0037】次のステップ126では、上記交差状態を
読み取ることで現在走行中の道路のリンクデータと抽出
したリンクデータとが交点を有するか否かを判定し、交
点を有するときは迷走状態であるものとして肯定判定さ
れて、ステップ130へ進む。一方、交点がないときは
次のステップ128において距離状態を読み取ると共
に、読み取った距離Lが現在までに走行した総距離Wま
たはリンク行列に格納されたリンクデータの総距離Wに
対して大幅に小さい(L<<W)か否かを判定する。
【0038】読み取った距離Lが総距離Wに対して大幅
に小さく(L<<W)、ステップ128で肯定判定され
たときは次のステップ130へ進む。一方、ステップ1
28で否定判定されたときは、次のステップ129で全
リンクデータについて上記の判定がなされたか否かを判
断し、終了のときは本ルーチンを終了し、まだ残存する
ときはステップ124へ戻る。
【0039】ステップ130では、現在位置周辺の情報
を読み取る。すなわち、現在位置検出器42によって自
己の車両の位置及び走行方向(方位)を検出する。この
検出値、すなち自己の車両の位置に対応する、自己の車
両周辺の地図情報に関する音声情報をCD−ROM装置
38から取得する。この音声情報には、走行中の道路の
名称やこれから向かう道路の名称、路線名、現在地の名
称や都市名、周辺の地名がある。次のステップ132で
は、取得した音声情報をスピーカ装置34に出力するこ
とによって、音声案内する。なお、ステップ132にお
いて周辺情報を音声案内するときに、音声案内と同様の
文字情報を地図情報上にさらに加えてディスプレイ装置
に表示させてもよい。
【0040】なお、上記ステップ130で取得する音声
情報は、CD−ROM装置38からの情報に限定される
ものではなく、VICS等の通信によって得た渋滞情報
や事項情報等の交通情報でもよい。また、走行中の道路
の名称や現在地の名称等を通信によって取得してもよ
い。
【0041】このように、本実施の形態では、車両の走
行軌跡から、過去に走行した道路と現在走行している道
路とが交差するまたは明らかに交差することが予想され
るとき、過去に走行した道路と現在走行している道路と
が近接しているときに、車両は迷走状態であると判定
し、音声による情報提供を可能としている。従って、従
来のように所定タイミングで提供されていた情報提供
が、迷走状態と判定された時点で情報提供されることに
より所定タイミングが短くされるので、ドライバー等に
対して迅速に情報提供をすることができる。、迷走状態
であるとき音声による情報提供がなされるので、ドライ
バー等はディスプレイ装置を目視することなく情報を認
知することができる。特に、高速走行中のようにドライ
バーがディスプレイ装置を目視する余裕がない走行状態
にあって、さらなる効果を期待できる。また、ディスプ
レイ装置を備えていないナビゲーション装置に好適であ
る。
【0042】なお、本実施の形態において、リンク行列
更新のリンクデータとして、連続走行中が解除された時
点、すなわち車両の停車状態を含むようにしてもよい。
例えば、道路案内を聞くために一時停車して、商店に尋
ねたり、周辺の目標物を目視したりすることがある。こ
のため、車両の停車状態の回数や時間間隔を検出し、所
定時間間隔内で所定回数以上の停車状態があるときに、
迷走状態にあると判断することができる。この場合、車
両センサ44としてドアの開閉でオンオフするドアコン
トロールスイッチやシフトレバースイッチを加えて、ド
アが開閉されたとき、停車レンジになったときに、その
時間とドア開閉または停車レンジとをリンクデータとし
て用いればよい。
【0043】また、本実施の形態において、地図情報が
表示されている場合であっても、車両センサ44として
照度センサまたはヘッドランプ点灯スイッチを加えて、
照度センサからの照度が所定値未満または点灯スイッチ
からのオン信号によって、迷走状態における情報提供が
なされるようにしてもよい。これは夜間走行中には目標
物や対象物が目視できないことがあるためである。この
場合、図2のステップ110で判別することなくステッ
プ116へ進み、図3の処理ではステップ130及びス
テップ132のみを実行すればよい。
【0044】さらに、本実施の形態では、ドライバー等
からの音声がマイクロフォン36Aから入力されたと
き、音声認識装置36によって入力音声を認識して、現
在位置周辺の情報を読み取り(ステップ130)、取得
した音声情報をスピーカ装置34に出力することによっ
て、音声案内(ステップ132)してもよい。このよう
にすることによって、ドライバー等によりの入力音声の
タイミングで音声案内することができ、ドライバー等が
情報提供を必要とする時点に、音声を発するのみで音声
案内をすることができる。
【0045】次に、第2実施の形態を説明する。本実施
の形態は、車両の挙動として、ターンシグナルスイッチ
のオンオフを用いたものである。なお、本実施の形態
は、上記実施の形態と略同様の構成のため、同一部分に
は同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0046】本実施の形態では、処理の詳細は後述する
が、ターンシグナルスイッチのオンオフを検出してその
検出値であるシグナルデータの履歴情報をRAM16に
記憶する。すなわち、図10に示すように、上記リンク
行列50をシグナル行列に代えると共に、RAM16に
予め確保されたシグナル行列51を記憶するためのメモ
リ領域のデータ領域50A〜50nに、所定数のシグナ
ルデータS1 〜Snが格納される。
【0047】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態では、上記図2のステップ116の車両の迷
走状態における情報提供の処理において、RAM16に
記憶されたシグナルデータの履歴情報を用いている。こ
のシグナルデータの履歴情報をRAM16に記憶する割
り込み処理を図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0048】ナビゲーション装置10に電源が投入さ
れ、ターンシグナルスイッチがオンされると図8に示す
割り込み処理ルーチンが実行される。図8のステップ1
50では、オンされたターンシグナルスイッチの方向
(右または左)を読み取ると共に図示を省略した内蔵時
計(またはタイマ)を参照して現在時間を読み取る。こ
れらターンシグナルスイッチの方向及び現在時間をシグ
ナルデータとする。次のステップ152では、シグナル
行列51を上記リンク行列と同様にして更新し本割り込
みルーチンを終了する。
【0049】次に、本実施の形態で適用される上記ステ
ップ116の、車両の迷走状態における情報提供の処理
ルーチンを説明する。図2のステップ116が実行され
ると、図8のステップ140へ進み、RAM16に記憶
されているシグナル行列51を読み取ることによって、
全てのシグナルデータを読み取り、ステップ142へ進
む。
【0050】ステップ142では、シグナル行列51に
記憶されたターンシグナルスイッチの方向及び時刻から
車両の挙動状態を求める。この車両の挙動状態は、車両
の挙動が不安定であるか否かを表すものである。例え
ば、短時間の間にターンシグナルスイッチのオンオフが
あるときは、車線変更や方向転換等を複数行っている場
合が多く、車両の挙動が不安定であり、迷走状態と判定
できる。
【0051】次に、現在位置周辺の情報を読み取り(ス
テップ130)、取得した音声情報をスピーカ装置34
に出力することによって、音声案内する(ステップ13
2)。
【0052】このように、本実施の形態では、ターンシ
グナルスイッチの方向及びオン時刻から車両の挙動が不
安定でである迷走状態を検出でき、音声による情報提供
を可能としている。従って、従来のように所定タイミン
グで提供されていた情報提供が、迷走状態と判定された
時点で情報提供されることにより所定タイミングが短く
されるので、ドライバー等に対して迅速に情報提供をす
ることができる。
【0053】なお、本実施の形態では、ターンシグナル
スイッチをオンしたときの時刻をシグナルデータに含め
て記憶した場合を説明したが、ターンシグナルスイッチ
をオフしたときの時刻をシグナルデータに含めて記憶さ
せることにより、ターンシグナルスイッチオンの継続時
間を検出でき、短時間の不必要なターンシグナルスイッ
チのオン状態を検出できる。これにより、不必要なター
ンシグナルスイッチのオン状態の回数により迷走状態の
判定をさらに確実にすることができる。
【0054】また、シグナルデータとして、シフトレン
ジ(例えば、Rレンジ等)や進行方向、車速、車加速度
をさらに加えても良い。
【0055】次に、第3実施の形態を説明する。本実施
の形態は、車両が標識が無い地域を走行したときに情報
提供を可能とするものである。なお、本実施の形態は上
記実施の形態と同様の構成であるため、同一部分には同
一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0056】本実施の形態では、地図情報に含まれる道
路情報に、標識有無の属性情報が付加されている。な
お、この属性情報は、地図情報の地域に付加してもよ
い。また、属性情報は予めCD−ROM装置38に格納
されている。
【0057】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態では、上記図2の処理ルーチンに代えて、図
11の処理ルーチンが実行される。なお、図11の処理
ルーチンは、図2の処理ルーチンのステップ116をス
テップ160に代えたのみの処理であるため、このステ
ップ160についてのみ説明する。ステップ160で
は、標識についての情報提供処理がなされる。このステ
ップ160では、図12の処理ルーチンが実行される。
【0058】図12のステップ162では、標識データ
を読み出す。次のステップ164では、ステップ108
で読み取った現在位置を用いて現在走行している道路に
設置されている標識の数を集計し、次のステップ166
で標識の数が所定数以上か否かを判定する。標識の数が
所定数以上のときは案内の必要がないためステップ16
6において肯定判定され、本ルーチンを終了する。一
方、標識の数が所定数未満でステップ166において否
定判定されたときには、現在位置周辺の情報を読み取り
(ステップ130)、取得した音声情報をスピーカ装置
34に出力することによって、音声案内する(ステップ
132)。
【0059】このように、本実施の形態では、予め記憶
された標識データを用いて、標識がない地域を現在走行
していることを判定し、標識がない地域を走行するとき
は、音声による情報提供を可能としている。従って、標
識によって、ドライバー等に経路案内等がなされないと
きであっても、ドライバー等に対して迅速に情報提供を
することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明によれば、車両の迷走状態を検出し、車両の迷走状
態が検出されたとき、所定タイミングより短いタイミン
グで周辺情報を情報提供手段に提供させるので、ドライ
バー等が早期に情報提供を必要とする迷走状態にあって
も、ドライバー等に対して迅速に情報提供をすることが
できる、という効果がある。
【0061】請求項4に記載した発明によれば、標識無
が判別されたときに所定タイミングより短いタイミング
で周辺情報を情報提供手段に提供させるので、標識が無
い道路等を走行中の車両のドライバー等の乗員に対し
て、画像情報の表示や音声情報の再生で標識が無い道路
等の周辺の情報を迅速に情報提供をすることができる、
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるナビゲーション装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施の形態のナビゲーション装置のメイン
処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図3】第1実施の形態にかかる、迷走状態における情
報提供処理ルーチンの流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】第1実施の形態にかかる、リンク行列の更新処
理のための割り込みルーチンの流れを示すフローチャー
トである。
【図5】第1実施の形態にかかる、リンク行列を示すイ
メージ図である。
【図6】第1実施の形態にかかる、走行軌跡を説明する
ための説明図である。
【図7】第1実施の形態にかかる、交差状態及び距離状
態を説明するための説明図である。
【図8】第2実施の形態にかかる、迷走状態における情
報提供処理ルーチンの流れを示すフローチャートであ
る。
【図9】第2実施の形態にかかる、シグナル行列の更新
処理のための割り込みルーチンの流れを示すフローチャ
ートである。
【図10】第2実施の形態にかかる、シグナル行列を示
すイメージ図である。
【図11】第3実施の形態のナビゲーション装置のメイ
ン処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図12】第3実施の形態にかかる、標識についての情
報提供処理ルーチンの流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置 12 装置本体 32 ディスプレイ装置 34 スピーカ装置 38 CD−ROM装置 42 現在位置検出器 44 車両センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも車両の現在位置情報を含む該
    車両の挙動を検出する挙動検出手段と、 地図情報を記憶した地図情報記憶手段を備え、前記現在
    位置情報に基づいて前記地図情報のうちの前記車両の現
    在位置周辺の周辺情報を画像情報の表示及び音声情報の
    再生の少なくとも一方により情報提供する情報提供手段
    と、 前記車両の走行に応じて前記車両の挙動の履歴情報を記
    憶する履歴情報記憶手段と、 前記履歴情報に基づいて、前記車両の迷走状態を検出す
    る迷走状態検出手段と、 前記周辺情報を所定タイミングで前記情報提供手段に提
    供させると共に、前記車両の迷走状態が検出されたと
    き、前記所定タイミングより短いタイミングで前記周辺
    情報を前記情報提供手段に提供させる制御手段と、 を備えた走行情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記周辺情報は、自己の車両が走行して
    いる道路の名称または自己の車両が向かう道路の名称で
    あることを特徴とする請求項1に記載の走行情報提供装
    置。
  3. 【請求項3】 前記周辺情報は、自己の車両が走行して
    いる道路の進行方向に沿う方向に含まれる地名であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の走行情報提供装置。
  4. 【請求項4】 車両の現在位置を検出する位置検出手段
    と、 標識の有無を表す属性情報が付加された道路情報を含む
    地図情報を記憶するデータ記憶手段と、 前記車両の現在位置に基づいて前記地図情報のうちの前
    記車両の現在位置周辺の周辺情報を画像情報の表示及び
    音声情報の再生の少なくとも一方により情報提供する情
    報提供手段と、 前記車両の現在位置及び前記地図情報に基づいて前記車
    両が走行している道路に属する標識の有無を判別する判
    別手段と、 前記周辺情報を所定タイミングで前記情報提供手段に提
    供させると共に、前記判別手段で標識無と判別されたと
    きに前記所定タイミングより短いタイミングで前記周辺
    情報を前記情報提供手段に提供させる制御手段と、 を備えた走行情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記周辺情報は、自己の車両が走行して
    いる道路の名称または自己の車両が向かう道路の名称で
    あることを特徴とする請求項4に記載の走行情報提供装
    置。
  6. 【請求項6】 前記周辺情報は、自己の車両が走行して
    いる道路の進行方向に沿う方向に含まれる地名であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の走行情報提供装置。
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