JP2007112327A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Tateo Kasubuchi
健郎 粕淵
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Abstract

【課題】 交差点等の右左折中にステアリングを進行方向と逆に回動させた場合でも、回動が終了する時点まで方向指示器の消灯を防止することができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】 ナビゲーション装置Nは、車両前方における交差点に近接したところで運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると、車両が交差点の右左折が終わるまで方向指示器12の点灯を制御し、右左折を行う交差点において車両の回動方向と逆の方向に運転者がステアリングを一時的に操作しても、方向指示器制御手段10が交差点の右左折中であると判断し、方向指示器12の点灯を維持する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両の回動方向を方向指示灯の点滅(点灯)によって周囲に放置する車両用方向指示器の制御に関する。
従来、乗用車には周囲の歩行者や他の車両の運転者に対して乗用車が左右いずれかの方向に回動しようとしているかを通知するための方向指示器が備えられている。この方向指示器は、運転者がステアリング近傍に備えられた方向選択スイッチを操作することで、方向指示器の点灯又は消灯することができるように構成されている。
また、乗用車の右左折終了後に自動的に方向選択スイッチを初期状態に戻して方向指示器の点灯を消灯させる車両用方向指示器がある。この車両用方向指示器は、車両の回動が終了したことを、ステアリングの蛇角センサと、車両の回動方向の角速度を検出する角速度検出手段から車両の回動が終了したか否かを判定し、終了と判定したときに自動的に方向指示器の点灯を消灯させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−319169号公報
しかしながら、従来の車両用方向指示器では、例えば、右折時に一旦ステアリングを左方向に回動させて車両の態勢を立てなおしたりすると、蛇角センサが右折の終了と判断してしまい右折が終わっていないにも関わらず方向指示器が消灯してしまう恐れがある。また、低速で分岐点を回動してしまうと、車両の角速度検出手段が車両の角速度検出することができずに、回動が終了していないにもかかわらず方向指示器が消灯してしまう恐れがあった。
そこで本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、交差点等の右左折中にステアリングを進行方向と逆に回動させた場合でも、回動が終了する時点まで方向指示器の消灯を防止することができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
本発明のナビゲーション装置は、道路地図及び前記道路地図上における自車位置を出力する経路案内手段と、前記経路案内手段の経路出力に基づいて自車前方に存在する右左折を行う分岐点を検出する分岐点検出手段と、運転者の右左折の意図を他の車に通知する方向指示器の操作と前記分岐点検出手段で検出された分岐点が一致した際に前記方向指示器を制御する方向指示器制御手段とを備えて構成されている。
このように構成されたナビゲーション装置によれば、経路案内手段を用いて自車位置から目的地までの間に自車前方に存在する右左折を行う分岐点を道路地図から分岐点検出手段で検出し、運転者の右左折における方向指示器の操作と分岐点検出手段で検出された分岐点とが一致した時に方向指示器制御手段で方向指示器の点灯を制御することで、例えば、分岐点を右折中にステアリングが一旦左方向に回動されても方向指示器の消灯を防止することができる。このため、経路案内における右左折を行う分岐点と運転者の方向指示器の操作が一致した場合には、分岐点の右左折が終了するまで方向指示器を消灯させることがなく点灯させることができる。なお、分岐点の右左折中に運転者が方向指示器の操作を行った場合には、方向指示器制御手段の制御が解除されるように構成され、運転者の操作に切り替わるように構成されている。
なお、方向指示器操作手段とは、車両のステアリング付近に設けられた、いわゆるウインカースイッチである。また、方向指示器操作手段は、車両のウインカースイッチの回路に接続して使用することもできる。
本発明は、経路案内手段の経路出力に基づいて自車前方に存在する右左折を行う分岐点を検出し、運転者の右左折の意図を他の車に通知する方向指示器の操作と経路案内における右左折を行う分岐点とが一致したときに、車両の回動が終了するまで方向指示器を点灯させるように制御するため、分岐点の回動時にステアリングが逆方向に回動した場合でも方向指示器の消灯を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置の構成を図1に示す。
図1に示すように、ナビゲーション装置Nは、CPU1と、ROM2と、RAM3と、速度センサ4、方位センサ5と、GPSセンサ6と、HDD7と、表示装置8と、入力装置9と、方向指示器制御手段10と、蛇角センサ11と、方向指示器12と、方向指示器操作スイッチ13とを備えて構成されている。
ここで、ナビゲーション装置Nを構成したCPU1は、ROM2と、RAM3と、速度センサ4、方位センサ5と、GPSセンサ6と、HDD7と、表示装置8と、入力装置9と、方向指示器制御手段10の制御を行うものである。
ROM2は、ナビゲーション装置Nの動作時に必要なプログラムを格納するメモリであり、RAM3は、ナビゲーション装置Nの入力装置9やCPU1のデータを保持するものである。
速度センサ4は、車両の速度を検出して経路案内時に適切な経路案内を行うために使用するものである。また、速度センサ4の代わりに車両の車速パルスから速度を検出するように構成してもよい。
方位センサ5は、自車方向の進行方向を検出しGPSセンサ6と速度センサ4から入力される情報から正確な自車方向の進行方向を検出することができるものである。
GPSセンサ6は、衛星からのGPSデータを受信して受信点の位置(緯度、経度)を求めることができるものである。
HDD7は、道路地図データや施設情報等の電子地図データが保存されたハードディスクドライブであり、道路上の交差点の位置や、信号機の位置などが電子地図として保存されている。
表示装置8は、ナビゲーション装置Nにおける地図データや経路案内における経路等を表示することができるものである。
入力装置9は、ナビゲーション装置Nの経路設定時や機能選択時等を入力したり選択したりすることができる。
方向指示器制御装置10は、ナビゲーション装置Nの経路案内時に右左折を行う交差点(分岐点)を検出すると共に、検出された右左折を行う交差点に近接して経路案内方向と運転者が方向指示器操作スイッチ13の操作とが一致したときには、蛇角センサ11で方向指示器12の消灯指示が出ても方向指示器12の消灯しないように構成されていている。
蛇角センサ11は、車両のステアリングに設けられたステアリングの切れ角を検出するセンサであり、右左折を行うときに点灯させる方向指示器12をステアリングの切れ角に応じて、右左折が終了したと判断して方向指示器12を消灯させるものである。
方向指示器12は、車両に設けられ、車両の前方及び後方の車両又は人に対して車両の右左折を行う方向を通知するものであり、一般的にウインカーと言われているものである。
方向指示器操作スイッチ13は、車両のステアリングの近接された箇所に設けられており、車両が右左折を行う際に、運転者が他の車や人に対して車両の進行方向を提示するために方向指示器12を点灯させるためのスイッチである。また、方向指示器操作スイッチ13は、右左折が終了したと蛇角センサ11を用いてステアリングの切れから判断されると、方向指示器12を消灯させるように方向指示器操作スイッチ13が移動するように構成されている。
このように構成された車両に搭載されたナビゲーション装置Nは、GPSセンサ6を用いて自車位置を算出し、ナビゲーション装置Nの地図データを用いて表示装置8に現在位置の道路地図及びこの道路地図上に自車位置を表示する。車両が移動すると、車両の設けられたGPSセンサ6、速度センサ4(車速パルス)、方位センサ4で車両の移動が検出され、車両の進行方向前方に交差点があるか否かをナビゲーション装置Nの地図データから検出する。
このとき、車両の進行方向前方に交差点があるか否かを地図データで検出し、その検出された交差点に近接した位置で運転者によって方向指示器操作スイッチ13が操作されると、方向指示器制御手段13に交差点で右左折がおこなわれることを送信されると共に方向指示器12を点灯させる。
そして、交差点を車両が右左折したか否かをナビゲーション装置Nの自車位置から判断し、交差点内で蛇角センサ11から車両のステアリングの戻りがあったと判断された場合でも方向指示器12の点灯を維持し、自車位置から交差点の右左折が終了したことが判断されると方向指示器12を消灯する。
このように構成されたナビゲーション装置Nは、車両前方における交差点に近接したところで運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると、車両が交差点の右左折が終わるまで方向指示器12の点灯を制御し、右左折を行う交差点において車両の回動方向と逆の方向に運転者がステアリングを一時的に操作しても、方向指示器制御手段10が交差点の右左折中であると判断し、方向指示器12の点灯を維持することができる。なお、方向指示器制御手段10で方向指示器12の点灯を維持しているとき、運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると方向指示器制御手段10における方向指示器12の点灯制御を中止し運転者の操作に対応するように構成されている。
次に、方向指示器制御手段10の動作についてフロー図を用いて説明する。
図2は、方向指示器制御手段の動作を示すフロー図である。
図2に示すように、ナビゲーション装置Nの方向指示器制御手段10は、自車位置の進行方向に対して交差点があるか否かをナビゲーション装置Nの地図データで検出すると共に、方向指示器操作スイッチ13の操作を監視する。そして、方向指示器操作スイッチ13が操作されると(S1、YES)、方向指示器操作スイッチ13が操作された場所から近接した進行方向の交差点であるか否かをナビゲーション装置Nの地図データを用いて判断する(S2)。ここで、進行方向にある交差点であると判断されると(S2,YES)、方向指示器制御手段10で方向指示器12を点灯させる(S3)。
そして車両が交差点の右左折を開始すると、蛇角センサ11でステアリングの蛇角を読み込む(S4)。そして、蛇角センサ11でステアリングの戻りが検出されると(S5、YES)、自車位置が右左折中の交差点内か否かをナビゲーション装置Nの地図データから方向指示器制御手段10が判断する(S6)。
このとき、交差点内であると判断すると(S6、YES)、方向指示器12の点灯を維持し(S3)、再度、蛇角センサ11でステアリングの蛇角を読み込む(S4)。そして、再度、蛇角センサ11でステアリングの戻しを検出され(S5,YES)、自車位置が交差点内で無いと方向指示器制御手段10が判断すると(S6、NO)、方向指示器12を消灯させる(S10)。
なお、ナビゲーション装置Nの地図データにおける交差点でないところで方向指示器操作スイッチ13の操作が行われると、方向指示器制御手段10は経路案内における右左折を行う交差点で無いと判断し(S2、NO)、方向指示器操作スイッチ13の操作に基いて方向指示器12を点灯させ(S7)、蛇角センサ11でステアリングの戻りを検出する(S8)。そして、蛇角センサ11でステアリングの戻しが検出されると(S9)、方向指示器12を消灯させる(S10)。
また、ステアリングの戻しを検出できないときは(S5、NO)、蛇角センサ11でステアリングの蛇角を読み続けステアリングの戻しが検出されるか、方向指示器操作スイッチ13で方向指示器12の消灯操作が行われるまで方向指示器12の点灯を継続するように構成されている。
このように構成されたナビゲーション装置Nは、現在位置から進行方向前方にある交差点をナビゲーション装置Nの地図データから検出し、検出された交差点において経路案内方向に方向指示器操作スイッチ13が操作されると、交差点の右左折中にステアリングの戻しが蛇角センサ11で検出された場合でも、車両が交差点の右左折が終了するまで方向指示器12の点灯を方向指示器制御手段10で制御することができる。
次に、一例として経路案内中の右折を行う交差点の方向指示器制御手段10の動作について図面を用いて説明する。なお、車両の進む方向をYとして仮定して記載する。
図3に示すように、車両が道路R1を進行しているときにナビゲーション装置Nが自車位置Mの前方に交差点エリアAがあると判断し、道路R2に曲がるために運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると車両が交差点エリアAで右折することを方向指示器制御手段10に送信し、右折方向の方向指示器12を点灯させる。
そして、交差点エリアAで車両が右折中にステアリングが一時的に左方向に戻されたことが蛇角センサ11で検出されても、方向指示器制御手段10が交差点エリアAに車両が位置していることを検出しているので方向指示器12の点灯を継続させる。そして、車両の右折が終わり交差点エリアAから離脱したとナビゲーション装置Nの地図データにおける自車位置から検出されると、交差点エリアAから離脱したことを方向指示器制御手段10に送信し方向指示器12を消灯する。このため、交差点エリアAを右折中にステアリングが一時的に左方向に戻されても方向指示器12を消灯させることがなく、交差点エリアAの右折が終了するまで方向指示器12の点灯を維持することができる。
ここでナビゲーション装置Nの交差点エリアAの動作について図面を用いて詳細に説明する。図4(a)から図4(c)は、交差点エリアを通過する自車位置の軌跡を示した概略図である。
図4(a)に示すように、自車位置Mの進行方向にある交差点エリアAに近づき右折レ
ーンに入ると共に運転者が右折方向の方向指示器12をだすために方向指示器操作スイッチ13で操作すると、方向指示器制御手段10は、交差点エリアAで右折すると判断し、方向指示器12を点灯させる。
そして、図4(b)に示すように交差点エリアA内を走行しているとき、一時的にステアリングが戻され蛇角センサ11でステアリングの戻しが検出された場合でも、方向指示器制御手段10は、ナビゲーション装置Nの地図データと自車位置の情報から交差点エリアAを通過していることを検出しているため、方向指示器12を消灯させず右折方向の方向指示器12の点灯が維持される。
そして、図4(c)に示すように、交差点エリアAを自車位置Mが通過し道路R2に移ると自車の右折が終了したと判断し、方向指示器制御手段10が方向指示器12を消灯する。
このように経路案内と一致した経路Xの交差点を右折するために交差点エリアA進入し、運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作して右折方向の方向指示器12をだすと、方向指示器制御手段10は、交差点エリアAを通過するまでに蛇角センサ11でステアリングの戻りを検出しても方向指示器12の点灯を維持し、右折が終わり交差点エリアAから離れたときに方向指示器12を消灯させることができる。
なお、交差点エリアA内で運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作した場合には、運転者の操作を優先し、方向指示制御手段10の制御が解除されるように構成されることが好ましい。
次に、道路R1から道路R2に交差点エリアAで右折したあとのナビゲーション装置Nの動作について説明する。図5(a)〜(b)は、図3に示したナビゲーション装置の動作の続きを示す概略図である。
図5(a)に示すように、車両が道路R2を進行しているときにナビゲーション装置Nが自車位置Mの前方に交差点エリアBがあると判断し、道路R3に曲がるために運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると、車両が交差点エリアBで左折することを方向指示器制御手段10に送信し、左折方向の方向指示器12を点灯させる。
そして、交差点エリアBで車両が左折中にステアリングが一時的に右方向に戻されたことが蛇角センサ11で検出されても、方向指示器制御手段10が交差点エリアBに車両が位置していることを検出しているので方向指示器12の点灯を継続させる。そして、車両の左折が終わり交差点エリアAから離脱したとナビゲーション装置Nの地図データにおける自車位置から検出されると、交差点エリアBから離脱したことを方向指示器制御手段10に送信し方向指示器12を消灯する。このため、交差点エリアBを右折中にステアリングが一時的に左方向に戻されても方向指示器12を消灯させることがなく、交差点エリアBの左折が終了するまで方向指示器12の点灯を維持することができる。
また、車両が道路R3を進行しているときにナビゲーション装置Nが自車位置Mの前方に交差点エリアCがあると判断し、運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作しないときは、車両は交差点エリアCで右左折を行わないと方向指示器制御手段10で判断する。
このように、自車位置から自車前方にある交差点エリアをナビゲーション装置Nの地図データから検出し、交差点エリアで方向指示器操作スイッチ13が操作された方向指示器12を点灯させ、蛇角センサ11でステアリングの戻りが検出されても、方向指示器12の点灯を維持することができる。
次に、第二の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、ナビゲーション
装置の構成は、第一の実施の形態で示したものと同様であり、詳細な説明は省略する。
車両に搭載されたナビゲーション装置N(図1参照)は、GPSセンサ6を用いて自車位置を算出し、ナビゲーション装置Nの地図データを用いて表示装置8に現在位置の道路地図及びこの道路地図上に自車位置を表示する。また、ナビゲーション装置Nで目的地が設定されると現在位置から目的地までの最適な経路を地図データから探索する。このとき、現在位置から目的地までの経路が探索されると、方向指示器制御装置10は、経路中における右左折を行う交差点を検出して右左折を行う各交差点の位置情報をRAM3に記録しておく。また、表示装置8には、車両の進行に合わせ自車位置と道路地図を表示することができるように構成されている。
自車の現在位置から目的地に向けて経路案内が始まると、自車の進行方向を速度センサ4、方位センサ5と、GPSセンサ6から算出し、現在位置からの経路案内時に右左折を行う交差点が自車方向の前方にあるか否かを判断する。このとき、右左折を行う交差点があると判断されると、ナビゲーション装置Nは右左折する交差点があることを表示装置8に表示及び/又は音声で運転者に通知すると共に方向指示器制御装置10に右左折を行う交差点が接近してきていることを送信する。
そして、経路案内中における右左折を行う交差点で運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると、右左折が終了するまで方向指示器12の点灯が継続され、方位センサ4で交差点の右左折が終了、つまり、ナビゲーション装置Nの表示装置8に表示された交差点の道路地図から自車位置が離脱したときに右左折が終了したと判断すると方向指示器制御手段10が方向指示器12を消灯する。
このため、経路案内の右左折を行う交差点において車の回動方向と逆の方向に運転者が操作し蛇角センサ11が方向指示器12を消灯するように方向指示器制御手段10に指示を送信しても、方向指示器制御手段10は、ナビゲーション装置Nの経路案内に従って右左折中であると判断し、方向指示器12の点灯を維持することができる。なお、方向指示器制御手段10で方向指示器12の点灯を維持しているとき、運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると方向指示器制御手段10における方向指示器12の点灯制御を中止し運転者の操作に対応するように構成されている。
このように構成された方向指示器制御手段10の動作についてフロー図を用いて説明する。図6は、第2の実施の形態における方向指示器制御手段の動作を示すフロー図である。
図6に示すように、ナビゲーション装置Nの方向指示器制御手段10は、経路案内中の方向指示器操作スイッチ13の操作を監視し、方向指示器操作スイッチ13が操作されたとき(S11、YES)、方向指示器操作スイッチ13が操作された場所が経路案内における右左折を行う交差点であるか否かをRAM3に記憶されている右左折を行う交差点の位置情報で判断する(S12)。ここで、経路案内における右左折を行う交差点であると判断されると(S12,YES)、方向指示器制御手段10で方向指示器12を点灯させる(S13)。
方向指示器12が点灯したあと経路案内中の交差点で右左折が始まると、蛇角センサ11でステアリングの蛇角を読み込む(S14)。そして、蛇角センサ11でステアリングの戻りが検出されると(S15、YES)、自車の現在位置が右左折中の交差点内か否かをナビゲーション装置Nの地図データから判断する(S16)。
このとき、交差点内であると判断されると(S16、YES)、方向指示器12の点灯
を維持し(S13)、再度、蛇角センサ11でステアリングの蛇角を読み込む(S14)。そして、再度、蛇角センサ11でステアリングの戻しを検出され(S15,YES)、ナビゲーション装置Nの地図データから自車位置が交差点内で無いと判断されると(S16、NO)、方向指示器12を消灯させる(S20)。
なお、方向指示器制御手段10が方向指示器操作スイッチ13の操作が経路案内における右左折を行う交差点で無いと判断すると(S12、NO)、方向指示器操作スイッチ13の操作に基いて方向指示器12を点灯させ(S17)、蛇角センサ11でステアリングの戻りを検出し(S18)、ステアリングの戻しが検出されると(S19)、方向指示器12を消灯させる(S20)。
また、ステアリングの戻しを検出できないときは(S15、NO)、蛇角センサ11でステアリングの蛇角を読み続け、ステアリングの戻しが検出されるか、方向指示器操作スイッチ13で操作されるまで方向指示器12の点灯を継続するように構成されている。
このように構成されたナビゲーション装置Nは、目的地が設定された際に、現在位置から目的地までの経路中における右左折を行う交差点を抽出し、抽出された交差点において経路案内方向に方向指示器操作スイッチ13が操作されると、交差点の右左折中にステアリングの戻しが蛇角センサ11で検出された場合でも、車両が経路中の交差点の右左折が終了するまで方向指示器12の点灯を方向指示器制御手段10で制御することができる。
なお、経路案内における右左折を行う交差点内で、運転者が経路案内とは逆方向に方向指示器操作スイッチを操作したときは、運転者の操作に切り替わるように構成されている。
次に、経路案内における方向指示器制御手段10の動作について図面を用いて説明する。
図7(a)は、経路が決定されたときに経路中の交差点がリストアップされた状態を示す概念図であり、図7(b)は、図7(a)における経路中の右折を行う交差点として交差点エリアが設定された状態を示す概念図である。
車両に搭載されたナビゲーション装置Nは、GPSセンサ6を用いて自車位置を算出し、ナビゲーション装置Nの表示装置に現在位置と共に自車位置を表示する。ナビゲーション装置Nで目的地が設定されると現在位置から目的地までの最適な経路案内を算出し、図7(a)に示すように経路案内中における交差点D1、E1、F1・・・を検出する。
そして、図7(b)に示すように、交差点D1に自車位置Mが接近し、運転者によって方向指示器操作スイッチ13が操作されると、経路案内中における交差点での右左折を行う交差点か否かを方向指示器制御手段10で判断する。そして方向指示器制御手段10で経路案内中における交差点であると判断されると、交差点Dの右折範囲として交差点エリアDが設定される。
そして、右折が設定された交差点エリアDの中に自車位置Mが位置しているか否かをナビゲーション装置Nの地図データから判断し、交差点エリアDの中にいる、つまり、交差点D1を右折中であると判断されると、右折中にハンドルを一時的に左方向に戻したときに蛇角センサ11が右折終了と判断した場合でも、方向指示器制御手段10は交差点エリアDに自車位置があることが検出されているので方向指示器12の点灯を継続させる。
このように構成されたナビゲーション装置Nは、経路案内中における右左折を行う交差点を検出し、検出された交差点において運転者が方向指示器操作スイッチ13を操作すると、その交差点が経路案内中における右左折を行う交差点であった場合には、方向指示器制御手段10で交差点エリアとして特定して方向指示器12の点灯を維持するので、交差
点エリアにおいて蛇角センサ11で旋回方向と逆の方向にステアリングの戻りがあった場合でも方向指示器12の点灯を維持することができる。
以上、第1の実施の形態及び第2の実施の形態で交差点に対しての本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、交差点ではなく分岐点のような場合でも同様に用いることができる。
以上のように、本発明にかかるナビゲーション装置は、自車前方にある交差点(分岐点)を自車位置及び地図データから検出し、検出された交差点で運転者によって方向指示器を点灯する操作が行われると、交差点の旋回が終了するまで方向指示器の点灯を維持し、ステアリングの戻りによって方向指示器が消灯されてしまうことを防止することができるという効果を有し、例えば、道路地図表示装置や経路誘導を行うナビゲーション装置等に有用である。
本発明におけるナビゲーション装置の構成を示すブロック図 第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の処理を示すフロー図 第1の実施の形態において交差点を右折する際にナビゲーション装置の処理を示す概略図 (a)〜(c)は、図3で示した交差点エリアを通過するときのナビゲーション装置の処理を示す概略図 (a)〜(b)は、図3に示したナビゲーション装置の動作の続きを示す概略図 第2の実施の形態における方向指示器制御手段の動作を示すフロー図 (a)は、第2の実施の形態において、ナビゲーション装置で経路が決定されたときに経路中の交差点がリストアップされた状態を示す概念図(b)は、図7(a)における経路中の右折を行う交差点として交差点エリアが設定された状態を示す概念図
符号の説明
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 速度センサ
5 方位センサ
6 GPSセンサ
7 HDD
8 表示装置
9 入力装置
10 方向指示器制御手段
11 蛇角センサ
12 方向指示器
13 方向指示器操作スイッチ
A 交差点エリア
B 交差点エリア
C 交差点エリア
D 交差点エリア
N ナビゲーション装置
M 自車位置
X 経路
D1 交差点
E1 交差点
F1 交差点
R1 道路
R2 道路
R3 道路
R4 道路



Claims (1)

  1. 道路地図及び前記道路地図上における自車位置を出力する経路案内手段と、
    前記経路案内手段の経路出力に基づいて自車前方に存在する右左折を行う分岐点を検出する分岐点検出手段と、
    運転者の右左折の意図を他の車に通知する方向指示器の操作と、
    前記分岐点検出手段で検出された分岐点が一致した際に前記方向指示器を制御する方向指示器制御手段と、
    を備えて構成されることを特徴とするナビゲーション装置。
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