JP2006275729A - ナビゲーション装置及びその方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】 目的地に向かうための抜け道や裏道のみを表示することで、表示画面をシンプルに構成して、視認性の向上を図り、使いやすさを高めたナビゲーション装置及び方法並びにプログラムを提供する。
【解決手段】 抜け道又は裏道の対象道路選択部45にて、ディスク制御部12を使って読み出したディスクからの抜け道又は裏道の情報に基づいて、経路候補抽出部44が抽出した経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものが選択される。抜け道又は裏道の対象道路選択部45にて選択された抜け道又は裏道の対象道路は、そのリンク(道路の区切り)IDをSRAM7上に保持され、抜け道又は裏道の対象道路表示部46により出力部10に表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、誘導経路に加えて抜け道又は裏道を表示するナビゲーション技術に係り、特に、誘導経路に関連した抜け道又は裏道に絞って表示可能なナビゲーション技術に関するものである。
一般に、車載用をはじめとするナビゲーション装置では、CD−ROM等の記憶媒体に記録された地点のデータベース、あるいはユーザが任意に選択する地図上の地点から地点検索を行い、所望の目的地を指定する。そして、現在地として自車位置を検出し、ここを出発地として目的地に至るまでの誘導経路を探索する。
誘導経路の探索に際しては、CD−ROM等の記憶媒体から道路データなどを読み出しながら、ダイクストラ法などの経路探索アルゴリズムを使って経路探索を行い、検出された自車位置から指定された目的地までの複数の経路候補の中から、コスト判定等を行い、前記道路データに基づいて最適な経路を計算して誘導経路の経路データを作成している。
続いて、目的地に向かう誘導経路及び自車位置を重ねて表示器に表示し、前記経路データに基づいて誘導経路を案内し、併せてスピーカからの合成音声によって方向誘導を行う。このようなナビゲーション装置を用いることにより、ユーザは誘導経路を辿って迷うことなく出発地から目的地まで確実に達することができる。
以上のナビゲーション装置には様々な機能が付加されているが、例えば、特許文献1に記載の技術のように、誘導経路に対して迂回路の設定を行うようにしたものが知られている。この従来例では、迂回路算出部により迂回路を算出するが、迂回路算出部はそれまでの誘導経路を再設定しないように、それまでの経路上のリンクに対する評価値を低下させて経路計算するようになっている。
特開平8−233589号公報
ところで、上記特許文献1にて算出される迂回路には、誘導経路を回避する道路として抜け道や裏道が含まれるが、これら抜け道や裏道に利用される道路は統計的に、ある程度決まっている。そのため、抜け道や裏道まで、迂回路としていちいち算出する無駄を避け、ナビゲーション装置に組み込まれる地図データベースに、あらかじめ抜け道又は裏道として利用される道路情報、つまり抜け道又は裏道の情報を登録させたものが従来より提案されている。このナビゲーション装置では、地図データベースから抜け道又は裏道の情報を呼び出すだけで抜け道又は裏道を表示画面上に明示することができる。したがって、抜け道や裏道に関しては、計算処理によって割り出す必要が無く、ユーザに対し即座に抜け道又は裏道を提示可能である。
しかしながら、抜け道又は裏道の情報を予め記憶させた従来のナビゲーション装置には、次のような問題点が指摘されていた。すなわち、抜け道や裏道を計算しないで済む反面、全ての抜け道や裏道をもれなく表示することになる。例えば、図6において、誘導経路は太い実線Rで、抜け道又は裏道は太い二点鎖線A〜Hで示している。なお、Vは自車位置を示すマークである。この時、抜け道又は裏道A〜Hのうち、A〜Dは、そこを通過しても再び誘導経路Rとつながるが、E〜Hはそこを通過すると誘導経路Rからどんどん離れていく。つまり、抜け道又は裏道E〜Hは目的地に向かう場合には全く関係の無い抜け道や裏道ということになった。
以上述べたように、従来のナビゲーション装置では、誘導経路の表示とはかけ離れた場所に、誘導経路には関係の無い抜け道や裏道が明示されることがあった。その結果、ユーザは煩わしく感じることが多く、表示画面の視認性低下を招いていた。
本発明は、この課題を解消するために提案されたものであり、その目的は、目的地に向かうための抜け道や裏道のみを表示することで、表示画面をシンプルに構成して、視認性の向上を図り、使いやすさを高めたナビゲーション装置及び方法並びにプログラムを提供することにある。
上述した目的を達成するために、請求項1の発明は、出発地から目的地までの経路候補を複数抽出する経路候補抽出手段と、前記経路候補抽出手段が抽出した複数の経路候補を計算対象として出発地から目的地までの誘導経路を計算する誘導経路計算手段と、前記誘導経路計算手段が計算した前記誘導経路を案内する誘導経路案内手段とを備えたナビゲーション装置において、抜け道又は裏道の情報を記憶する抜け道・裏道情報記憶手段と、前記抜け道・裏道情報記憶手段に記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出手段が抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択する抜け道又は裏道の対象道路選択手段と、前記抜け道又は裏道の対象道路選択手段が選択した抜け道又は裏道の対象道路を記憶する抜け道又は裏道の対象道路記憶手段と、前記抜け道又は裏道の対象道路記憶手段に記憶された抜け道又は裏道の対象道路を表示する抜け道又は裏道の対象道路表示手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1の発明を方法の観点から捉えたものであり、コンピュータを利用することにより、出発地から目的地までの経路候補を複数抽出する経路候補抽出ステップと、前記経路候補抽出ステップにて抽出した複数の経路候補を計算対象として出発地から目的地までの誘導経路を計算する誘導経路計算ステップと、前記誘導経路計算手ステップにて計算した前記誘導経路を案内する誘導経路案内ステップとを含むナビゲーション方法において、抜け道又は裏道の情報を記憶する抜け道・裏道情報記憶ステップと、前記抜け道・裏道情報記憶ステップにて記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出ステップにて抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択する抜け道又は裏道の対象道路選択ステップと、前記抜け道又は裏道の対象道路選択ステップにて選択された抜け道又は裏道の対象道路を記憶する抜け道又は裏道の対象道路記憶ステップと、前記抜け道又は裏道の対象道路記憶ステップにて記憶された抜け道又は裏道の対象道路を表示する抜け道又は裏道の対象道路表示ステップと、を含むことを特徴としている。
さらに、請求項6の発明は、請求項1、5の発明に係るナビゲーション装置及びその方法に関してこれをプログラムの観点から捉えたものであり、コンピュータを利用することにより、出発地から目的地までの経路候補を複数抽出する経路候補抽出機能と、前記経路候補抽出機能にて抽出した複数の経路候補を計算対象として出発地から目的地までの誘導経路を計算する誘導経路計算機能と、前記誘導経路計算機能にて計算した前記誘導経路を案内する誘導経路案内機能とをコンピュータに実現させるナビゲーションプログラムにおいて、抜け道又は裏道の情報を記憶する抜け道・裏道情報記憶機能と、前記抜け道・裏道情報記憶機能に記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出機能にて抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択する抜け道又は裏道の対象道路選択機能と、前記抜け道又は裏道の対象道路選択機能にて選択された抜け道又は裏道の対象道路を記憶する抜け道又は裏道の対象道路記憶機能と、前記抜け道又は裏道の対象道路記憶機能に記憶された抜け道又は裏道の対象道路を表示する抜け道又は裏道の対象道路表示機能と、をコンピュータに実現させることを特徴としている。
以上の構成を有する請求項1、5、6の発明においては、抜け道又は裏道を表示する場合に、誘導経路を計算する際に抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものだけを選んで表示することができる。このため、誘導経路とは位置的に無関係な抜け道又は裏道については、そもそも経路候補から外れているので、抜け道・裏道として表示されることがない。つまり、抜け道又は裏道は、目的地へと向かう誘導経路に関連したものだけが表示されることになる。これにより、表示画面は極めてシンプルとなって、視認性が大幅に向上する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記抜け道又は裏道の対象道路表示手段は、移動体の現在位置が前記抜け道又は裏道の対象道路の始点に対し所定距離内に接近した時、前記抜け道又は裏道の対象道路を表示するようになっていることを特徴としている。
この請求項2の発明では、移動体の現在位置が抜け道又は裏道の対象道路の始点に対し所定距離内に接近して初めて、抜け道又は裏道を表示するので、目的地へと向かう抜け道又は裏道をタイミング良く出現させることができ、抜け道又は裏道の存在を強くアピールできる。また、抜け道又は裏道の対象道路の始点に対し所定距離内に接近するまでは、その部分の抜け道又は裏道は非表示なので、単に地理的な無関係な抜け道又は裏道を表示しないだけではなく、時間的な観点からも不要な抜け道又は裏道を表示させていないことになる。したがって、表示画面はいっそうシンプルとなり、表示画面の視認性向上に寄与することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のナビゲーション装置において、前記抜け道又は裏道の対象道路表示手段は、前記誘導経路とは異なる態様で前記抜け道又は裏道の対象道路を表示するようになっていることを特徴としている。
このような請求項3の発明においては、誘導経路と抜け道又は裏道の対象道路とを異なる態様で表示するので、両者を明確に区別することが可能となり、表示画面の視認性が良好となる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、移動体が既存の前記誘導経路を外れた時、前記経路候補抽出手段は新たな経路候補を抽出し、前記誘導経路計算手段は誘導経路の再計算を行うようになっており、前記抜け道又は裏道の対象道路選択手段は、前記抜け道・裏道情報記憶手段に記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出手段が抽出した新たな経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択するようになっていることを特徴としている。
このような請求項4の発明において、誘導経路から外れた場合、経路候補抽出手段が新たな経路候補を抽出して誘導経路計算手段が誘導経路の再計算を行うが、この時、抜け道又は裏道の対象道路選択手段は、経路候補抽出手段が抽出した新たな経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択するため、抜け道又は裏道の対象道路記憶手段がこれを記憶し、抜け道又は裏道の対象道路表示手段により表示可能となる。
以上述べたように、本発明のナビゲーション装置及び方法並びにプログラムによれば、誘導経路を計算する際に抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものだけを選んで表示するので、誘導経路に関係した抜け道や裏道のみを表示することが可能になり、表示画面は極めてシンプルとなって、視認性が向上し、良好な使いやすさを得ることができる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)について、図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、周辺装置を備えたコンピュータをプログラムで制御することで実現できるが、この場合のハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能であり、さらに地図データや経路計算のためのアルゴリズムに関しても適宜選択自由である。
また、本発明はナビゲーション装置及び方法に加えて、上記プログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体としても把握でき、このプログラムはナビゲーション装置に組み込まれたCPUや各種チップセットといった物理的な処理装置を活用することでこの発明の作用効果を実現する。
〔1.構成〕
〔1−1.全体の構成〕
本実施形態の各要素について、図1の機能ブロック図を用いて説明する。各要素とは、絶対位置・方位検出部1と、相対方位検出部2と、車速検出部3と、メインCPU及びその周辺回路4と、メモリ群Mと、出力部10と、入力部11と、ディスク制御部12と、FM多重受信及び処理部13、光/ビーコン受信及び処理部14である。
このうち、絶対位置・方位検出部1は、GPS衛星から送られてくるGPS電波をアンテナやレシーバなどで受信することにより、本装置が搭載された車両の現在地である自車位置について地表での絶対的な位置座標や方位を計算する部分である。相対方位検出部2は、ジャイロセンサなどを使って自車の相対的な方位を検出する部分である。車速検出部3は、自車より得られる車速パルスを処理することで、自車の速度を計算する部分である。
また、メインCPU及びその周辺回路4は、本実施形態の装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分である。メモリ群MにはROM5、DRAM6、SRAM7、VRAM8が設けられている。このうち、ROM5は、BIOSやブートアッププログラムなどが予め格納されており、本装置の起動時にメインCPU及びその周辺回路4によってアクセスされる。DRAM6はワークエリアなどに使用される。
SRAM7は不揮発性のメモリであり、自車のアクセサリ電源など本装置のメイン電源がオフになっている場合でも、電池などでバックアップされることでメモリ内容を保持するものである。また、このSRAM7は、本実施形態の特徴の1つである、抜け道又は裏道の対象道路記憶手段の役割を担うようになっている。すなわち、抜け道又は裏道のリンク(道路の区切り)IDを保持するようになっている。VRAM8は、出力部10でビデオ表示を行うためのメモリである。
出力部10は、探索された誘導経路や、抜け道又は裏道等を画面に表示すると共に、誘導経路上の案内地点における誘導方向の報知を行う部分である。入力部11は、リモコンやタッチパネル等を使ってユーザが命令や目的地等、さまざまな情報を本装置に入力するための部分である。ユーザインタフェース部9は、I/O制御回路やドライバなどを使って、出力部10及び入力部11と、メインCPU及びその周辺回路4とを結ぶユーザインタフェースである。
ディスク制御部12は、ナビゲーションプログラムや、交差点情報や、抜け道・裏道情報道路情報を含む地図データ等の各種データを、ハードディスクやCD−ROM等のディスクに記録されたデータベースから読み出す手段である。FM多重受信及び処理部13は、複数のアンテナを受信状態に応じて切り換えることで、ラジオのFM放送波を受信し、この放送波からVICS情報を取得する部分、光/ビーコン受信及び処理部14は、光/ビーコン信号を受信し、この信号を処理する部分である。
〔1−2.メインCPU及びその周辺回路の役割〕
さらに、メインCPU及びその周辺回路4は、自車位置特定部40、目的地指定部41、経路計算部42、案内制御部43、経路候補抽出部44、抜け道又は裏道の対象道路選択部45、抜け道又は裏道の対象道路表示部46によって構成されている。
このうち、自車位置特定部40はGPS航法測位と自律航法測位とを組み合わせることで自車位置を逐次計算し、自車位置を特定するための手段である。目的地指定部41は入力部11を介してユーザが入力した目的地を、目的地として指定するための部分である。
誘導経路の探索過程では、自車位置と目的地の間には複数の経路候補が存在するため、道路のランクや左右折の回数などを考慮してコスト判定を行い、最終的に最適な誘導経路を割り出すようになっている。ここでは、経路候補抽出部44が、ディスク制御部12を使ってCD−ROM等のディスクから道路情報を読み出し、この道路情報に基づいて出発地から目的地までの経路候補を複数抽出する部分となる。
そして、経路計算部42は、ダイクストラ法等の経路探索アルゴリズムを使って経路探索を行い、自車位置特定部40によって特定される自車位置から、目的地指定部41にて指定された目的地までの誘導経路を、前記地図データに基づいて計算することで、誘導経路を表す経路データを作成する部分である。なお、自車位置が既に計算された誘導経路から外れた場合には、経路候補抽出部44は新たな経路候補をただちに抽出し、経路計算部42は新たな抽出された経路候補を含めて、誘導経路を再計算するようになっている。
案内制御部43は、誘導経路の表示する部分や点滅強調などの要素を決めたり、合成音声の併用などにより誘導案内を制御する手段である。以上の自車位置特定部40、目的地指定部41、経路計算部42及び案内制御部43、経路候補抽出部44は、ディスク制御部12から読み出される地図データに基づいて、自車位置から、指定された目的地までの誘導経路を探索し、これを誘導案内するナビゲーション手段を構成している。
〔1−3.本実施形態の特徴的な部分〕
続いて、本実施形態の特徴的な部分について説明する。本実施形態の特徴的な部分とは、上記経路候補抽出部44及びSRAM7に、抜け道又は裏道の対象道路選択部45、抜け道又は裏道の対象道路表示部46を加えた部分である。
抜け道又は裏道の対象道路選択部45は、ディスク制御部12を使って読み出したCD−ROM等のディスクからの抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出部44が抽出した経路候補の中から(新たに抽出されたものがあれば、それも含めた経路候補の中から)、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択する部分である。既に述べたように、抜け道又は裏道の対象道路選択部45にて選択された抜け道又は裏道の対象道路は、そのリンク(道路の区切り)IDをSRAM7上に保持されるようになっている。
抜け道又は裏道の対象道路表示部46は、抜け道又は裏道の対象道路を、誘導経路とは異なる態様で出力部10に表示する部分である。ここでは誘導経路を実線に示すのに対して、抜け道又は裏道の対象道路は二点鎖線で表示する。また、抜け道又は裏道の対象道路が表示されるタイミングは、自車位置特定部40の特定する自車位置が、そこから最も近くに位置する抜け道又は裏道の対象道路の始点に対し所定の範囲内、例えば半径700m以内に接近した時に、これを出力部10の表示画面に表示するようになっている。
〔2.作用〕
次に、本実施形態の作用について説明する。図2は抜け道又は裏道の対象道路の選択及び表示処理を示すフローチャートである。まずSTEP1にて自車位置特定部40が自車位置を特定し、STEP2にて目的地指定部41が目的地を指定する。続いて、経路候補抽出部44が出発地から目的地までの経路候補を複数抽出し(STEP3)、コスト判定等を経て経路計算部42が誘導経路を計算する(STEP4)。
また、経路計算時のコスト判定を実施すると同時に、経路候補抽出部44が抽出した各経路候補が抜け道又は裏道の対象道路であるか否かを確認する(STEP5)。すなわち、抜け道又は裏道の対象道路選択部45が、抜け道又は裏道の情報に基づいて、その経路候補が抜け道又は裏道の対象道路に該当していれば、これを選択して(STEP5のYes)、そのリンク(道路の区切り)IDをSRAM7上に保持する(STEP6)。
図3では、太い点線で示した経路候補のうち、抜け道又は裏道の対象道路A〜Hに該当するものは、AとBだけの場合を示している。なお、図6にて示しているように、抜け道又は裏道の対象道路C、Dは、誘導経路Rに接続しているものの、図3において経路候補とはなっていない。これは、対象道路C、Dが自車の進行方向に逆らう方向(具体的には対象道路Cでは図中の左方向、対象道路Dでは図中の下方向)への一方通行であることに起因している。
抜け道又は裏道の対象道路選択部45が、抜け道又は裏道の情報に基づいて、その経路候補が抜け道又は裏道の対象道路に該当しておらず、これを選択しなければ(STEP5のNo)、その経路候補のリンクIDをSRAM7上に保持することなく、破棄する(STEP7)。
続いて、自車位置特定部40の特定する自車位置Vが、そこから最も近くに位置する抜け道又は裏道の対象道路の始点に対し、十分に離れていれば、図4に示すように抜け道又は裏道の対象道路は何も表示されない。
しかし、自車位置Vがそこから最も近くに位置する抜け道又は裏道の対象道路の始点に対し、半径700m以内に接近すれば(STEP8のYes)、図5に示すように、抜け道又は裏道の対象道路表示部46はこの抜け道又は裏道の対象道路A、Bを二点鎖線で表示する(STEP9)。
〔3.効果〕
以上のような本実施形態によれば、抜け道又は裏道の表示に際して、誘導経路を計算する際に抽出した複数の経路候補(図3の太い点線)の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するA及びBだけを表示し、誘導経路とは位置的に無関係な抜け道又は裏道については、そもそも表示対象とされていない。また、抜け道又は裏道の対象道路の始点に近づくまでは、その部分の抜け道又は裏道は全く非表示なので、時間的な観点からも不要な抜け道又は裏道を表示させていないことになる。したがって、表示画面は図4にて示したように、出力部10の表示画面は極めてシンプルな構成となって、抜け道又は裏道を簡単に見分けることができ、視認性が大きく向上する。
さらに、本実施形態では、自車位置Vが抜け道又は裏道の対象道路A及びBに近づいてから、これを表示するようになっているので、抜け道又は裏道の表示タイミングは、抜け道又は裏道の存在を強くアピールする上でも好適である。しかも、誘導経路と抜け道又は裏道の対象道路とを異なる態様で表示しているので、両者を明確に区別することが可能である。
また、本実施形態では誘導経路から外れると、経路候補抽出部44が新たな経路候補を抽出して誘導経路計算手段が誘導経路の再計算を行うが、この時、抜け道又は裏道の対象道路選択部45は、経路候補抽出手段が抽出した新たな経路候補の中から、新たな抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択可能である。このため、SRAM7がこれを保持し、抜け道又は裏道の対象道路表示部46が表示でき、誘導経路から外れた場合でも、柔軟な対応が可能である。
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、抜け道又は裏道の対象道路の態様において、形状や大きさ、色等は適宜選択可能であり、表示タイミングに関しても適宜変更自由である。また、抜け道又は裏道の情報は単に静的な情報だけでなく、通信等を通じて、渋滞情報等を加味したリアルタイムに更新可能な動的な情報であっても良い。さらに、これらの情報を記憶するメディアはCDやDVD等のディスクだけではなく、携帯用のメモリーカードを利用することも可能である。
本発明に係る実施の形態の構成を示す機能ブロック図。 本実施形態のフローチャート。 経路探索中のイメージ図。 本実施形態において抜け道又は裏道の対象道路を非表示とした説明図。 本実施形態において抜け道又は裏道の対象道路を表示した説明図。 従来技術において抜け道又は裏道の対象道路を表示した説明図。
符号の説明
1…絶対位置・方位検出部
2…相対方位検出部
3…車速検出部
4…メインCPU及びその周辺回路
5…ROM
6…DRAM
7…SRAM
8…VRAM
9…ユーザインタフェース部
10…出力部
11…入力部
12…ディスク制御部
13…FM多重受信及び処理部
40…自車位置特定部
41…目的地指定部
42…経路計算部
43…案内制御部
44…経路候補抽出部
45…抜け道又は裏道の対象道路選択部
46…抜け道又は裏道の対象道路表示部
A〜H…抜け道又は裏道の対象道路
M…メモリ群
V…自車マーク

Claims (6)

  1. 出発地から目的地までの経路候補を複数抽出する経路候補抽出手段と、前記経路候補抽出手段が抽出した複数の経路候補を計算対象として出発地から目的地までの誘導経路を計算する誘導経路計算手段と、前記誘導経路計算手段が計算した前記誘導経路を案内する誘導経路案内手段とを備えたナビゲーション装置において、
    抜け道又は裏道の情報を記憶する抜け道・裏道情報記憶手段と、
    前記抜け道・裏道情報記憶手段に記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出手段が抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択する抜け道又は裏道の対象道路選択手段と、
    前記抜け道又は裏道の対象道路選択手段が選択した抜け道又は裏道の対象道路を記憶する抜け道又は裏道の対象道路記憶手段と、
    前記抜け道又は裏道の対象道路記憶手段に記憶された抜け道又は裏道の対象道路を表示する抜け道又は裏道の対象道路表示手段と、を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記抜け道又は裏道の対象道路表示手段は、移動体の現在位置が前記抜け道又は裏道の対象道路の始点に対し所定距離内に接近した時、前記抜け道又は裏道の対象道路を表示するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記抜け道又は裏道の対象道路表示手段は、前記誘導経路とは異なる態様で前記抜け道又は裏道の対象道路を表示するようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 移動体が既存の前記誘導経路を外れた時、前記経路候補抽出手段は新たな経路候補を抽出し、前記誘導経路計算手段は誘導経路の再計算を行うようになっており、
    前記抜け道又は裏道の対象道路選択手段は、前記抜け道・裏道情報記憶手段に記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出手段が抽出した新たな経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択するようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  5. コンピュータを利用することにより、出発地から目的地までの経路候補を複数抽出する経路候補抽出ステップと、前記経路候補抽出ステップにて抽出した複数の経路候補を計算対象として出発地から目的地までの誘導経路を計算する誘導経路計算ステップと、前記誘導経路計算手ステップにて計算した前記誘導経路を案内する誘導経路案内ステップとを含むナビゲーション方法において、
    抜け道又は裏道の情報を記憶する抜け道・裏道情報記憶ステップと、
    前記抜け道・裏道情報記憶ステップにて記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出ステップにて抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択する抜け道又は裏道の対象道路選択ステップと、
    前記抜け道又は裏道の対象道路選択ステップにて選択された抜け道又は裏道の対象道路を記憶する抜け道又は裏道の対象道路記憶ステップと、
    前記抜け道又は裏道の対象道路記憶ステップにて記憶された抜け道又は裏道の対象道路を表示する抜け道又は裏道の対象道路表示ステップと、を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  6. コンピュータを利用することにより、出発地から目的地までの経路候補を複数抽出する経路候補抽出機能と、前記経路候補抽出機能にて抽出した複数の経路候補を計算対象として出発地から目的地までの誘導経路を計算する誘導経路計算機能と、前記誘導経路計算機能にて計算した前記誘導経路を案内する誘導経路案内機能とをコンピュータに実現させるナビゲーションプログラムにおいて、
    抜け道又は裏道の情報を記憶する抜け道・裏道情報記憶機能と、
    前記抜け道・裏道情報記憶機能に記憶された抜け道又は裏道の情報に基づいて、前記経路候補抽出機能にて抽出した複数の経路候補の中から、抜け道又は裏道の対象道路に該当するものを選択する抜け道又は裏道の対象道路選択機能と、
    前記抜け道又は裏道の対象道路選択機能にて選択された抜け道又は裏道の対象道路を記憶する抜け道又は裏道の対象道路記憶機能と、
    前記抜け道又は裏道の対象道路記憶機能に記憶された抜け道又は裏道の対象道路を表示する抜け道又は裏道の対象道路表示機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とするナビゲーションプログラム。
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