JPH10122005A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

車両用駆動力制御装置

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JPH10122005A
JPH10122005A JP8278067A JP27806796A JPH10122005A JP H10122005 A JPH10122005 A JP H10122005A JP 8278067 A JP8278067 A JP 8278067A JP 27806796 A JP27806796 A JP 27806796A JP H10122005 A JPH10122005 A JP H10122005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆるDレンジストールでのトルクコンバ
ータの過熱を防止すると共に、ストール状態が終了した
ときの急発進を防止する。 【解決手段】 自動変速機がDレンジ等の走行レンジに
あり、かつストール状態(車速VSP≒0)であり、か
つエンジン回転数NEが所定値以上であることを条件と
して、スロットル開度を全閉に制御して、エンジン出力
を低減することにより、トルクコンバータの過熱を防止
する。一方、ブレーキが解除されて、車速VSPがスト
ール状態判定車速を超えると、エンジン出力を要求値に
戻すが、このときは、アクセル開度又はエンジン回転数
に基づく戻し速度に従って、スロットル開度を徐々に増
大させて、エンジン出力を要求値まで徐々に戻すことに
より、急発進を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの出力側
にトルクコンバータを有する自動変速機を備える車両の
駆動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの出力側にトルクコンバータを
有する自動変速機を備える車両においては、自動変速機
がD(ドライブ)レンジ等の走行レンジにあり、トルク
コンバータの入力側が回転していて出力側がほぼ停止し
ているストール状態の場合(例えばDレンジでのブレー
キ操作による停車中)、特にはアクセルペダルが踏込ま
れていてトルクコンバータの入力側が高回転の場合、ト
ルクコンバータ内でのすべり状態の継続により、トルク
コンバータ内の媒介流体が剪断力を受けて発熱し、過熱
状態を継続することになるので、この状態が長時間に及
んだり、度々繰り返えされたりすると、前記媒介流体が
経時的に熱劣化して、トルクコンバータ本来の機能を低
下させてしまう可能性がある。
【0003】そこで、特開平6−101510号公報に
示される装置では、図7を参照し、自動変速機がDレン
ジ等の走行レンジにあり、トルクコンバータの入力側が
回転していて出力側がほぼ停止しているストール状態
(車速VSP≒0)の場合に、例えばアクセルペダルが
踏まれてエンジン回転数NEが上昇している時間が長く
なると(t1以上)、燃料カット又は点火時期遅角によ
りエンジン出力を減少補正(トルクダウン)することに
より、トルクコンバータ内でのすべりを軽減して、過熱
防止を図るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用駆動力制御装置においては、ストール
状態が終了したときに(例えば図7において、ブレーキ
が解除されて、車速VSPがストール状態判定車速を超
えると)、エンジン出力が低減状態から一気に戻るため
に、車両が急発進してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、エンジンの出力側にトルクコンバータを有する自動
変速機を備える車両において、いわゆるDレンジストー
ルでのトルクコンバータの過熱防止を図ると共に、スト
ール状態が終了したときの急発進を防止できるようにす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、図1に示すように、自動変速機が走行レン
ジにあるか否かを検出する走行レンジ検出手段と、トル
クコンバータの入力側が回転していて出力側がほぼ停止
しているストール状態を検出するストール状態検出手段
と、少なくとも自動変速機が走行レンジにあり、かつ前
記ストール状態であることをエンジン出力低減条件とし
て、その成立の有無を判定する条件判定手段と、前記条
件の成立中、エンジン出力を要求値より低減するエンジ
ン出力低減手段と、前記条件が解除されたときに、運転
状態検出手段により検出される車両の運転状態に基づい
て、エンジン出力の戻し速度を決定する戻し速度決定手
段と、前記条件が解除されたときに、前記戻し速度に従
って、エンジン出力を要求値まで徐々に戻すエンジン出
力戻し手段と設けて、車両用駆動力制御装置を構成す
る。
【0007】すなわち、少なくとも自動変速機が走行レ
ンジにあり、かつ前記ストール状態であることを条件と
して、エンジン出力を要求値より低減することにより、
トルクコンバータの過熱を防止する一方、前記条件が解
除されたときは、車両の運転状態に基づく戻し速度に従
って、エンジン出力を要求値まで徐々に戻すことによ
り、急発進を防止する。
【0008】請求項2に係る発明では、トルクコンバー
タの入力側回転数が所定値以上であることを検出する入
力側高回転検出手段を設けて、前記条件判定手段を、自
動変速機が走行レンジにあり、かつ前記ストール状態で
あり、かつトルクコンバータの入力側回転数が所定値以
上の状態が所定時間以上継続したことをエンジン出力低
減条件として、その成立の有無を判定するものとしたこ
とを特徴とする。
【0009】このようにトルクコンバータの入力側回転
数(エンジン回転数)が所定値以上の状態が所定時間以
上継続したことをエンジン出力低減条件の1つとするこ
とにより、必要性の高いときにのみエンジン出力を低減
できる。請求項3に係る発明では、エンジンのスロット
ル弁をアクセルに機械式に連動することなく制御するス
ロットルアクチュエータを備え、前記エンジン出力低減
手段及び前記エンジン出力戻し手段は、スロットルアク
チュエータによりスロットル開度を制御してエンジン出
力を制御するものであることを特徴とする。
【0010】このようにスロットルアクチュエータ(電
制スロットル弁)を備える場合は、アクセルペダルが必
要以上に踏まれることでエンジン回転が過大になって
も、スロットルアクチュエータによりスロットル開度を
減少させることで、エンジン出力を確実に低減すること
ができる。請求項4に係る発明では、前記運転状態検出
手段として、アクセル開度を検出するアクセル開度検出
手段を備え、前記戻し速度決定手段は、アクセル開度に
基づいてエンジン出力の戻し速度を決定するものである
ことを特徴とする。
【0011】このようにアクセル開度(アクセルペダル
の踏込み量)に基づいてエンジン出力の戻し速度を決定
することで、アクセル開度が大である程、運転者の加速
意志が大であるとして、戻し速度を大とするなどのきめ
細かな制御ができる。請求項5に係る発明では、前記運
転状態検出手段として、エンジン回転数を検出するエン
ジン回転数検出手段を備え、前記戻し速度決定手段は、
エンジン回転数に基づいてエンジン出力の戻し速度を決
定するものであることを特徴とする。
【0012】このようにエンジン回転数に基づいてエン
ジン出力の戻し速度を決定することで、回転数が大であ
る程、アクセルペダルが踏まれているわけであるから、
運転者の加速意志が大であるとして、戻し速度を大とす
るなどのきめ細かな制御ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図2は本発明の一実施例のシステム図である。エ
ンジン1の吸気系のスロットル弁2は、スロットルアク
チュエータとしてのステップモータ(又はサーボモー
タ)3に連結され、このモータ3はスロットルコントロ
ールモジュール(以下TCMという)4からの信号で駆
動されるようになっている。
【0014】TCM4は、後述する自動変速機制御用コ
ントロールユニット10からの主にアクセル開度に依存し
て定められる目標スロットル開度tTVOに対応する信
号と、スロットル弁2の開度TVOを検出するスロット
ルセンサ12からの信号とを受け、実スロットル開度TV
Oが目標スロットル開度tTVOに一致するように、周
知のPID制御により、モータ3を介して、スロットル
弁2の開度をフィードバック制御するようになってい
る。
【0015】エンジン1の出力側には自動変速機5が接
続されている。自動変速機5は、エンジン1の出力側に
介在するトルクコンバータ6と、このトルクコンバータ
6を介して連結された歯車変速機構7と、この歯車変速
機構7中の各種変速要素の結合・解放操作を行う油圧ア
クチュエータ8とを備える。油圧アクチュエータ8に対
する作動油圧は、図示しない各種の電磁バルブを介して
ON・OFF制御される。
【0016】自動変速機制御用コントロールユニット10
には、アクセル開度(アクセルペダルの踏込み量)AC
Cを検出するアクセルセンサ11、スロットル開度TVO
を検出するスロットルセンサ12、エンジン回転数NEを
検出するエンジン回転センサ13、歯車変速機構7の出力
軸より回転信号を得て車速VSPを検出する車速センサ
14、自動変速機がN(ニュートラル)又はP(パーキン
グ)レンジにあることを検出するN・Pレンジセンサ15
などから、各種信号が入力されている。
【0017】自動変速機制御用コントロールユニット10
は、車速VSPとスロットル開度TVOとに従って1速
〜4速の変速段を自動設定するなどして、油圧アクチュ
エータ8を介して歯車変速機構7をその変速段に制御す
る変速制御を行う。また、コントロールユニット10は、
主にアクセル開度ACCに対応させて目標スロットル開
度tTVOを設定して、TCM4へ出力するが、所定の
条件では、目標スロットル開度tTVOを減少側に設定
して、トルクダウン制御を行う。
【0018】かかるトルクダウン制御を含むスロットル
制御ルーチンのフローチャートを図3〜図4に示す。図
3〜図4のスロットル制御ルーチンについて説明する。
尚、本ルーチンは所定時間毎に実行される。ステップ1
(図にはS1と記してある。以下同様)では、N・Pレ
ンジセンサ15からの信号に基づいて、自動変速機がNレ
ンジ又はPレンジか否かを判定する。Nレンジ又はPレ
ンジでなければ、Nレンジ、1・2レンジ等の走行レン
ジであるので、この部分が走行レンジ検出手段に相当す
る。
【0019】自動変速機がNレンジ又はPレンジの場合
は、Dレンジ等の走行レンジではないので、ステップ5
へ進んでタイマTMをクリア(TM=0)した後、後述
するステップ6へ進む。自動変速機がNレンジ又はPレ
ンジでない場合は、Dレンジ等の走行レンジであるの
で、ステップ2へ進む。
【0020】ステップ2では、車速センサ14により検出
される車速VSPを読込み、所定値と比較して、車速V
SP≦所定値(車速VSP≒0)か否かを判定する。こ
の部分がストール状態検出手段に相当する。車速VSP
>所定値の場合は、ストール状態ではないので、ステッ
プ5へ進んでタイマTMをクリア(TM=0)した後、
後述するステップ6へ進む。
【0021】車速VSP≦所定値の場合は、ストール状
態であると判断して、ステップ3へ進む。ステップ3で
は、エンジン回転センサ13により検出されるエンジン回
転数NEを読込み、所定値と比較して、エンジン回転数
NE≧所定値(高回転状態)か否かを判定する。この部
分が入力側高回転検出手段に相当する。
【0022】エンジン回転数NE<所定値の場合は、高
回転状態ではないので、そのまま、後述するステップ6
へ進む。エンジン回転数NE≧所定値の場合は、高回転
状態であるので、ステップ4へ進んで、タイマTMをカ
ウントアップした後、後述するステップ6へ進む。ステ
ップ6では、タイマTMの値を所定値と比較し、タイマ
TM≧所定値か否かを判定する。
【0023】タイマTM<所定値の場合は、エンジン出
力低減条件ではないので、ステップ8へ進んで、エンジ
ン出力低減条件フラグF=0にする。タイマTM≧所定
値の場合は、エンジン出力低減条件であるので、ステッ
プ7へ進んで、エンジン出力低減条件フラグF=1にす
る。すなわち、自動変速機がDレンジ等の走行レンジに
あり、かつストール状態(車速VSP≦所定値)であ
り、かつエンジン回転数NEが所定値以上の状態が所定
時間以上継続したことをエンジン出力低減条件として、
そのときに、エンジン出力低減条件フラグF=1にす
る。この部分が条件判定手段に相当する。
【0024】これらの後は、ステップ9(図4)へ進
む。ステップ9では、エンジン出力低減フラグFの値を
判定する。エンジン出力低減フラグF=1の場合は、エ
ンジン出力低減(トルクダウン制御)のため、ステップ
10へ進んで、アクセル開度ACCにかかわらず、目標ス
ロットル開度tTVO=0(全閉)に設定して、本ルー
チンを終了する。この部分がエンジン出力低減手段に相
当する。
【0025】エンジン出力低減フラグF=0の場合は、
通常制御のため、ステップ11へ進んで、アクセル開度A
CCに基づいてほぼ比例的に目標スロットル開度TVO
accを定めたテーブルを参照して、アクセル開度に基づ
く目標スロットル開度TVOacc を設定する。そして、
ステップ12では、現在の目標スロットル開度tTVO
と、アクセル開度に基づく目標スロットル開度TVOac
c とを比較する。
【0026】比較の結果、tTVO≧TVOacc の場合
は、エンジン出力低減条件の解除時ではないので、エン
ジン出力を要求値にすればよい。従って、ステップ16へ
進んで、目標スロットル開度tTVOをアクセル開度に
基づく目標スロットル開度TVOacc に設定する(tT
VO=TVOacc )。比較の結果、tTVO<TVOac
c の場合は、エンジン出力低減条件の解除時であると考
えられるから、エンジン出力を要求値まで徐々に戻すた
め、ステップ13,14を実行する。
【0027】ステップ13では、運転状態検出手段(アク
セル開度検出手段)としてのアクセルセンサ11により検
出されるアクセル開度ACC、又は運転状態検出手段
(エンジン回転数検出手段)としてのエンジン回転セン
サ13により検出されるエンジン回転数NEに基づいて、
図5に示すようにほぼ比例的に目標スロットル開度の増
分DLTを定めたテーブルを参照して、目標スロットル
開度の増分DLTを設定する。この部分が戻し速度決定
手段に相当する。
【0028】ステップ14では、現在の目標スロットル開
度tTVOに増分DLTを加算して、目標スロットル開
度tTVOを更新する(tTVO=tTVO+DL
T)。この部分がエンジン出力戻し手段に相当する。そ
して、ステップ15では、更新された目標スロットル開度
tTVOと、アクセル開度に基づく目標スロットル開度
TVOacc とを比較し、tTVO≧TVOacc の場合
は、ステップ16へ進んで、tTVO=TVOacc とす
る。
【0029】目標スロットル開度tTVOが設定される
と、TCM4において、スロットルセンサ12により検出
される実スロットル開度TVOがコントロールユニット
10からの目標スロットル開度tTVOに一致するよう
に、周知のPID制御により、モータ3を介して、スロ
ットル弁2の開度がフィードバック制御される。従っ
て、図6を参照し、自動変速機がDレンジ等の走行レン
ジにあり、トルクコンバータの入力側が回転していて出
力側がほぼ停止しているストール状態(車速VSP≒
0)の場合に、例えばアクセルペダルが踏まれてエンジ
ン回転数NEが上昇している時間が長くなると(t1以
上)、トルクダウン制御として、スロットル開度TVO
を全閉に制御することによりエンジン出力を減少させ
て、トルクコンバータ内でのすべりを軽減し、過熱防止
を図る。
【0030】この後、ブレーキが解除されて、車速VS
Pがストール状態判定車速を超えると、従来技術では、
エンジン出力が低減状態から一気に戻るために、車両が
急発進してしまうという問題点があったが、本発明で
は、ストール状態が解除されたときは、車両の運転状態
(アクセル開度ACC又はエンジン回転数NE)に基づ
く戻し速度に従って、エンジン出力を要求値まで徐々に
戻すことにより、急発進を防止できる。
【0031】ここで、アクセル開度ACCに基づいてエ
ンジン出力の戻し速度を決定するのは、アクセル開度A
CCが大である程、運転者の加速意志が大であるとし
て、戻し速度を大とするのがよいからである。。また、
エンジン回転数NEに基づいてエンジン出力の戻し速度
を決定するのも、回転数NEが大である程、アクセルペ
ダルが踏まれているわけであるから、運転者の加速意志
が大であるとして、戻し速度を大とするのがよいからで
ある。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、少なくとも自動変速機が走行レンジにあ
り、かつストール状態であることを条件として、エンジ
ン出力を低減することにより、トルクコンバータの過熱
を防止することができる一方、前記条件が解除されたと
きは、車両の運転状態に基づく戻し速度に従って、エン
ジン出力を要求値まで徐々に戻すことにより、急発進を
防止することができるという効果が得られる。
【0033】請求項2に係る発明によれば、トルクコン
バータの入力側(エンジン)が高回転の状態が所定時間
以上継続したことをエンジン出力低減条件の1つとする
ことにより、必要性の高いときにのみエンジン出力を低
減できる。請求項3に係る発明によれば、スロットルア
クチュエータを備える場合に、アクセルペダルが必要以
上に踏まれることでエンジン回転が過大になっても、ス
ロットルアクチュエータによりスロットル開度を減少さ
せて、エンジン出力を確実に低減できる。
【0034】請求項4に係る発明によれば、アクセル開
度に基づいてエンジン出力の戻し速度を決定すること
で、アクセル開度が大である程、運転者の加速意志が大
であるとして、よりきめ細かな制御ができる。請求項5
に係る発明によれば、エンジン回転数に基づいてエンジ
ン出力の戻し速度を決定することで、回転数が大である
程、アクセルペダルが踏まれていて、運転者の加速意志
が大であるとして、よりきめ細かな制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施例のシステム図
【図3】 スロットル制御ルーチンのフローチャート
(その1)
【図4】 スロットル制御ルーチンのフローチャート
(その2)
【図5】 増分設定用テーブルを示す図
【図6】 本発明の効果を示す図
【図7】 従来の問題点を示す図
【符号の説明】
1 エンジン 2 スロットル弁 3 ステップモータ(又はサーボモータ) 4 TCM 5 自動変速機 6 トルクコンバータ 7 歯車変速機構 8 油圧アクチュエータ 10 コントロールユニット 11 アクセルセンサ 12 スロットルセンサ 13 エンジン回転センサ 14 車速センサ 15 N・Pレンジセンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの出力側にトルクコンバータを有
    する自動変速機を備える車両において、 自動変速機が走行レンジにあるか否かを検出する走行レ
    ンジ検出手段と、 トルクコンバータの入力側が回転していて出力側がほぼ
    停止しているストール状態を検出するストール状態検出
    手段と、 少なくとも自動変速機が走行レンジにあり、かつ前記ス
    トール状態であることをエンジン出力低減条件として、
    その成立の有無を判定する条件判定手段と、 前記条件の成立中、エンジン出力を要求値より低減する
    エンジン出力低減手段と、 前記条件が解除されたときに、運転状態検出手段により
    検出される車両の運転状態に基づいて、エンジン出力の
    戻し速度を決定する戻し速度決定手段と、 前記条件が解除されたときに、前記戻し速度に従って、
    エンジン出力を要求値まで徐々に戻すエンジン出力戻し
    手段と、 を設けたことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
  2. 【請求項2】トルクコンバータの入力側回転数が所定値
    以上であることを検出する入力側高回転検出手段を設け
    て、 前記条件判定手段を、自動変速機が走行レンジにあり、
    かつ前記ストール状態であり、かつトルクコンバータの
    入力側回転数が所定値以上の状態が所定時間以上継続し
    たことをエンジン出力低減条件として、その成立の有無
    を判定するものとしたことを特徴とする請求項1記載の
    車両用駆動力制御装置。
  3. 【請求項3】エンジンのスロットル弁をアクセルに機械
    式に連動することなく制御するスロットルアクチュエー
    タを備え、 前記エンジン出力低減手段及び前記エンジン出力戻し手
    段は、スロットルアクチュエータによりスロットル開度
    を制御してエンジン出力を制御するものであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用駆動力制御
    装置。
  4. 【請求項4】前記運転状態検出手段として、アクセル開
    度を検出するアクセル開度検出手段を備え、 前記戻し速度決定手段は、アクセル開度に基づいてエン
    ジン出力の戻し速度を決定するものであることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両用
    駆動力制御装置。
  5. 【請求項5】前記運転状態検出手段として、エンジン回
    転数を検出するエンジン回転数検出手段を備え、 前記戻し速度決定手段は、エンジン回転数に基づいてエ
    ンジン出力の戻し速度を決定するものであることを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両
    用駆動力制御装置。
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