JPH10120710A - エマルジョン単独重合体および共重合体の製造法およびこれに用いられる装置 - Google Patents

エマルジョン単独重合体および共重合体の製造法およびこれに用いられる装置

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JPH10120710A
JPH10120710A JP9270138A JP27013897A JPH10120710A JP H10120710 A JPH10120710 A JP H10120710A JP 9270138 A JP9270138 A JP 9270138A JP 27013897 A JP27013897 A JP 27013897A JP H10120710 A JPH10120710 A JP H10120710A
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meth
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heat exchanger
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Hubertus Dr Kroener
フーベルトゥス、クレナー
Wolfgang Klanig
ヴォルフガング、クラニヒ
Bradley Ronald Dr Morrison
ブラドレイ、ローラント、モリソン
Rainer Dr Klostermann
ライナー、クロスターマン
Holger Dr Schoepke
ホルガー、シェプケ
Walter Kastenhuber
ヴァルター、カステンフーバー
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業的規模で実施可能であり、反応時間が短
く、種々の単量体に適用可能な、優れた性能特性を有す
るエマルジョン単独重合体および共重合体の製造法およ
びこれに用いられる方法を提供する。 【解決手段】 特定種類の単量体から、これが少なくと
も85重量%を占めるように重合する方法であって、
(a)水また必要に応じて分散助剤、シードおよび単量
体の一部を添加し、(b)開始剤を添加し、(c)全単
量体残部を直接的にまたは乳濁液の形態で、さらに水お
よび必要に応じて他の分散助剤の存在下に添加するか、
あるいは工程(a)と(b)または工程(b)と(c)
を単一工程として実施し、いずれかの工程もしくは各工
程において、反応混合物をその分散液の状態で、1個以
上の低剪断ポンプおよび1個以上の、本質的に層流タイ
プの熱交換器を具備し、反応器から出発し、これに復帰
する外部回路を流動させ、40から120℃の温度で重
合させることを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳化重合技術によ
り、スチレン、ブタジエン、(メタ)アクリル酸および
これらの共重合体等の単独重合体および共重合体を製造
する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】重合が実施される方法において、重合可
能な1種類以上の単量体を、反応において理想的には不
活性な液体(通常は水)に、分散助剤としての洗剤また
は石鹸の存在下に分散により分配する。主に、形成され
た単量体含有ミセル中の開始剤ラジカルにより、重合が
起こる。この様な重合では、単量体は断続的にミセル中
に進むことができるため、高分子の集合体が得られる。
このメカニズムは通常フリーラジカルによるものであ
り、反応生成物は多くの場合、さらに分散液の形状に直
接加工される(例えば、ペンキや接着剤の製造の場
合)。公知物質は、スチレン(S)、塩化ビニル(V
C)、ブタジエン( Bu)またはメタクリル酸メチル
(MMA)の単独および共重合体(P)である。粒子の
寸法およびその分布は、開始に際して添加されるか、現
場で生成されるシード(粒子)の使用により調整される
ことが多い。工業規模での方法における典型的な条件
(スチレン−ブタジエン共重合体またはポリアクリラー
トの例が挙げられる)では、反応時間が3−12時間、
40−100℃である。
【0003】ドイツ特許出願公開第2332637号公
報に記載の乳化重合では、ブタジエンと、スチレン、ア
クリロニトリル(AN)、アクリル酸エステルまたはメ
タクリル酸エステルなどのコモノマーとを、慣用の乳化
助剤、例えば高級脂肪酸、高級アルキル(アリール)ス
ルホナートまたはアルキルオキシドと長鎖脂肪アルコー
ルとの付加物およびフリーラジカル開始剤、例えばアル
キル金属過硫酸塩の存在下に、115℃を超過する温度
で反応させる。80℃未満における処理では、従来技術
による場合よりも高い重合率が得られるという利点を有
する。しかしながら、このような高温で得られた生成物
は、分子量分布、粒径分布、およびこれらに伴う接着強
さ等の点で性能特性に不利な作用を及ぼすことが頻繁に
認められる。更に安全面(ブタジエンを成分とする場合
の圧力増加等)が反応体系に関連して除々に重要な役割
を果すようになっている。
【0004】それにもかかわらず高温、つまり80℃を
超過する温度、特に85℃を超過する温度によると反応
時間が大幅に短縮されるため、この様な高温はでの反応
体系は大規模な工業プラントでの重要なパラメータとさ
れている。すなわち大規模な工業的方法はサイクル時間
を短縮して行われ、これによりプラント装置の数を増大
する投資コストを節約している。しかしながら解決策が
必要とされる大きな問題として、熱の放散がある。この
熱の放散は、発熱反応の場合に、局部的過熱が起こると
二次的反応や不均一な分子量分布、または不均一な粒径
等の問題を起こしやすいのでこれを回避するため等に行
われる。
【0005】ヨーロッパ特許出願公開第0486262
号公報にはエネルギーバランスが監視され、その結果が
コモノマーの供給状態および温度の制御に使用されるエ
マルジョン共重合体の製造法が開示されている。温度管
理は特に外部の熱交換器の使用により行われる。ここで
は生成物の品質およびポンプや熱交換器の設計について
は記載がない。
【0006】外部の熱交換器等を用いた、実際の乳化重
合の後の粘度を低下させるためのVCの単独重合体また
は共重合体の熱処理はリサーチ・ディスクロージャー、
1978年7月、リファレンス17149、第17頁に
記載されている。実際の主反応への影響に関しては何ら
言及されていない。
【0007】ヨーロッパ特許出願公開第0608567
号公報は単独または共重合体を製造するための、攪拌子
および外部熱交換器を具備する容器におけるVCの懸濁
重合に関するものであり、反応混合物を90℃の角度で
導入するために用いられ、内部に螺旋状に回転する回転
翼を備える円錐形のハブを有する特殊なポンプ(ヒドロ
スタル(Hydrostal)ポンプ)に関する記載が
ある。ここでは熱交換器に関する言及は成されていな
い。攪拌エネルギーと回転エネルギーは特定の比率を保
たなければならない。これと対比されるポンプがヨーロ
ッパ特許出願公告第0526741号公報で用いられて
おり、これもVCの懸濁重合に用いられる。同公報では
熱交換器の種類は臨界的ではないとの記載がある(第4
頁、第36−40行参照)。
【0008】ドイツ特許出願公開第4442577号公
報に記載のエマルジョン重合体の製造法では、発熱反応
の間に放出されたエネルギーが、反応容器(攪拌反応
器)から、減圧下に水/単量体混合物を留去することに
より部分的に放散される。この方法によると重合時間、
すなわち主に1種類以上の単量体の添加時間がある程度
短縮されるが、低沸点コモノマーや標準状態で気体の
(コ)モノマー(例えばブタジエン型のコモノマー)等
に広く用いられる様な用意がほとんど、或いは全くない
ことを主な原因として、大規模な工業プラントに十分に
適合するとは言えない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、本発明は工
業的規模で実施可能であり、適用範囲が広いが従来技術
の欠点を有さない製造法を提供することをその目的とす
る。すなわち、反応時間の短縮が可能であり、標準状態
で気体状の単量体を含む広範囲の種々の単量体が適用可
能であり、生成物が現状の生成物の性能特性に少なくと
も匹敵することが特に必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的はスチ
レン、ブタジエン、ビニルクロリド、ビニルアセター
ト、ビニリデンクロリド、アルキル(メタ)アクリラー
ト、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、
(メタ)アクリルアミドの中の少なくとも1種類の重合
可能単量体の単独重合体または共重合体を、分散助剤お
よびフリーラジカル重合開始剤の存在下において、少な
くとも40℃における乳化重合法により、少なくとも8
5重量%が上記単量体の1種類または複数種類により構
成されるように製造する方法であって、これが、以下の
工程、すなわち(a)第1工程において、反応に不活性
の溶媒として水を添加し、また必要に応じて分散助剤、
シードおよび1種類もしくは複数種類の単量体の一部を
添加し、(b)第2工程において、開始剤を添加し、
(c)第3工程において、全単量体残部を、直接的に、
または乳濁液の形態で、さらに他の水および必要に応じ
てさらに他の分散助剤の存在下に添加するか、あるいは
工程(a)と(b)または工程(b)と(c)を単一工
程として実施し、いずれかの工程もしくは全工程におい
て、反応混合物をその分散液の状態で、少なくとも1個
の低剪断ポンプおよび少なくとも1個の、本質的に層流
タイプの熱交換器を具備し、かつ反応器から出発し、こ
れに復帰する外部回路を流動させ、40から120℃の
温度で重合させることを特徴とする方法により達成され
ることを本発明者らが見出した。
【0011】新規方法の好ましい実施の形態において、
90重量%以上、特に93重量%以上の重合体が1種類
以上の上述の単量体から構成され、50−100℃、好
ましくは60−95℃、特に好ましくは70−95℃で
重合が行われる。上述の単量体のうち、スチレン、ブタ
ジエン、アルキル(メタ)アクリラートおよび(メタ)
アクリロニトリルが特に好ましく用いられる。
【0012】新規方法は、工程a)、または工程a)と
工程b)の双方で、次いで工程c)、または工程b)お
よびc)の双方で単量体の一部を第一の装填に含み、残
りを添加するか、全量を単一工程c)で、または工程
b)と工程c)の双方で給送する。1種類以上の単量体
が工程a)、または工程a)と工程c)の双方における
第一の装填に含まれ、その量が、供給される単量体の総
量の3−30重量%であると好ましく、5−25重量%
であるとより好ましく、8−20重量%であると極めて
好ましい。水中での溶解度が低いまたはゼロの単量体を
乳濁液の形態、すなわち水と分散助剤と共に供給するの
が好適である。
【0013】上述の単量体の以外の適するコモノマーに
は、ビニルトルエン、N−メチロール(メタ)アクリル
アミド、C2 −C3 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
ラートが挙げられる。特に記載しない限り、単量体の名
称中のアルキル基はC1 −C9 線状またはC3 −C9
岐状基、特にメチル、エチル、イソプロピル、n−ブチ
ル、tert−ブチル、イソブチルまたは2−エチルヘ
キシルを意味するものとする。
【0014】分散助剤は1種類以上の単量体の添加に先
立つ第一の装填の際に添加することも、単量体に添加し
て供給することも、または単量体エマルジョン中に供給
することも可能である。添加量は単量体の総量を100
重量%として、0.01−10重量%、好ましくは0.
05−8重量%(非イオン性、陰イオン性等の種類にも
依存する)とする。公知化合物には、天然石鹸の他に、
アルキルポリグリコールエーテル、例えばエトキシル化
ラウリルアルコール、アルキルフェノールポリグリコー
ルエーテル、例えばノニルフェノールポリグリコールエ
ーテルまたは長鎖アルキルの塩、アリールの塩、アルキ
ルアリール酸塩、例えばラウリル硫酸Naがある。これ
らの他に保護コロイド(0.001から15重量%の使
用割合)、例えばセルロースエーテルまたはポリビニル
アルコールを用いることも可能である。本発明の好まし
い実施の形態では、分散助剤が工程a)でシードまたは
1種類以上の単量体の第一部分のいずれかと共に添加さ
れることが可能であり、工程a)において全成分が添加
されることも可能である。遅くとも工程c)には分散助
剤が添加されなければならない。
【0015】シードは現場で生成することも、最初の装
填に含まれることも可能であるが、例えば多分散または
多峰(例えば双峰)分布を成すために必要に応じて数時
点おいて添加されることも可能である。1種類以上の単
量体の使用量を100重量%とした場合のシード含有率
は0.1−5.0重量%、好ましくは0.2−3.0重
量%である。本発明の好ましい実施の形態においては、
工程a)において、シードは単量体の第一の部分と共に
添加可能である。
【0016】反応の初期、完全な遂行および/または継
続のために好適に用いられる重合開始剤は水−不溶性ま
たは好ましくは水溶性の化合物である。公知のフリーラ
ジカル開始剤の例には、過酸化水素、ペルオクソ二硫酸
およびその塩、例えばペルオクソ二硫酸のKまたはNH
4 塩、過酸化ジベンゾイル、過酸化ラウリル、過酸化ト
リ−tert−ブチル、アゾビスイソブチロニトリルを
単独で、または還元成分、例えば二硫酸Na塩、アスコ
ルビン酸、または鉄(II)塩と共に用いたもの、例え
ばtert−ブチルヒドロペルオキシドを亜硫酸水素N
a−ホルムアルデヒド付加物と、または亜硫酸水素Na
−アセトン付加物と共に用いたものがある。重合開始剤
は1段階または複数段階で添加可能であり、後者の場合
は使用量と使用方法を多種に変更して用いることができ
る。例えば更に複雑な組成物、例えばレドックス開始剤
の場合、一部分を当初の装填に含み、その後に残りを連
続して添加することができる。多くの場合、重合開始剤
は単量体と平行して計量給送されるが、単量体の添加時
間よりも短時間で添加することも、これより長時間で添
加することも可能である。
【0017】反応の間に、単量体の割合を100重量%
として、5重量%までの助剤、例えば分子量調整剤、更
に界面活性剤、酸、塩または錯生成剤を添加することも
可能である。3−10重量%の液体状有機発泡剤の存在
下に重合を行えば、発泡性(それぞれ発泡した)重合
体、例えば発泡性ポリスチレンを製造することも可能で
ある。
【0018】配合の目的で、例えば保存安定性を向上さ
せるために、乳化重合の最終生成物をNaOH水溶液等
のアルカリまたは塩基(例えばNH3 または適するアミ
ン類)に添加し、pHを4−10とすることができる。
他の公知添加剤としては保存剤、例えば殺菌剤、皮膜形
成剤、均展剤、消泡剤、または粘着性を向上させる樹脂
乳濁液(粘着付与剤)が挙げられる。
【0019】外部回路に用いられる設備は大規模な工業
体制に特に適する。
【0020】1個以上の低剪断ポンプは乳濁液に対して
低い剪断効果を有さなければならず、例えば15バール
までの圧力に耐性を有さなければならず、乳濁液中の気
体に対して非反応性でなければならず、良好な時間あた
りの処理量が100m3 /hまで、好ましくは60m3
/hまで、特に45m3 /hまででなければならず、1
00℃を超過する温度でも耐性を有し、清掃が簡単でな
ければならない。特に適するポンプは渦法則に従って稼
働するノンクロッグ形ポンプであるが、この他の使用可
能なポンプの例として変移ポンプ(ディスプレースメン
トポンプ)、モノポンプ、ディスクフローポンプが挙げ
られ、更に、反応混合物と最終的に得られた生成物の乳
濁液の双方の比較的不安定な状態にほとんど、或いは全
く混乱を与えないために、剪断力をできるだけ小さくす
ることのできる種類のポンプであればいずれのポンプも
使用可能である。使用されるポンプが二個の浮動ブシュ
・シールを背中合わせに配置することにより密封されて
いると好ましい。
【0021】1個以上の熱交換器は実質的に層流形状を
有する。すなわち、剪断力の作用は最小とされるべきで
あり、可能な限りデッドゾーン(つまり流れが横切らな
い帯域)を作ってはならない。平板状の公知の熱交換器
は不適当な場合が多い。これは、狭い隙間や歪みによ
り、得られる機械的耐性が大きすぎてしまうためであ
る。更に上記公知の熱交換器は高度な耐圧形状には適さ
ず清掃が困難となってしまう。
【0022】新規方法は、低いガラス転移温度の(DS
C法)フィルムと成される重合体の水性分散液の製造に
特に好適に用いられる。この場合のガラス転移温度は1
50℃未満、好ましくは100℃未満、特に50℃未満
であると好適である。更に重合体分散液に含有される粒
子の平均粒径が好ましくは50−2000nm、特に1
00−1500nmであると適していることがわかって
いる。重合中の重合体分散液の粘度は30−1500m
Pasとされるが、この粘度はこれより高くても低くて
もかまわない。
【0023】
【実施態様】以下において、添附図面を参照して、本発
明をさらに具体的に、しかしながら例示的に説明する。
【0024】単一の、もしくは複数種類の単量体1b/
1b′および禁止剤1cは、その貯槽ないし導管1か
ら、1aを経て、蒸気を給送し、または給送することな
く、重合反応器(例えば、15バールまでの圧力用)中
に給送される。この反応器は加熱/冷却ジャケット3を
具備し、その回路には冷却水5bまたは加熱蒸気が給送
され、これはポンプ5aにより操作される。重合反応器
からの生成物は、導管系6を経て、貯槽6aに排出され
る。低剪断ポンプ7、ことにうずまきポンプは、反応混
合物を、単一または複数の熱交換器8に供給する。これ
はポンプ9により回路9を給送される冷却水9aないし
水蒸気9bの流れを制御する。この単一もしくは複数の
熱交換器は、本質的に層流用構造のものであって、熱交
換面積は、約0.3m3 の容積につき20m2 台になさ
れており、螺旋状熱交換器であることが好ましい。その
外部回路は、導管系を経て媒体を反応器2に返還するよ
うになされている。
【0025】このうずまき熱交換器8において、反応混
合物は、その底部10から螺旋状導管11内に導入さ
れ、排出口12から排出される。また、熱交換媒体、す
なわち冷却水、必要に応じて加熱蒸気は、導入口13か
ら、同様に螺旋状導管に導入され、この反応混合物は、
熱交換器頂部(図示せず)から排出される。反応混合物
は、熱交換媒体に対して反対方向に流動させるのが好ま
しい。反応混合物用の熱交換器導管の管壁間の寸法は、
熱交換媒体導管の管壁間寸法より大きくするのが一般的
であるが、同寸法に、または小さくすることも可能であ
る。導入口と排出口間の温度差は一般的に3から60
K、好ましくは5から30、ことに10から20Kにな
される。熱交換器は、必要に応じて運動可能(例えば9
0°回転可能)に、懸吊部材15に装着され得る。
【0026】本発明のことに好ましい実施態様におい
て、熱交換器は、反応器に対して水平に配置され、これ
により反応混合物が熱交換器中において「静止的」にな
され、換言すれば、非連続的に行なわれる重合反応の停
止後に、熱交換器が完全に空になされ得るようにされ
る。これは生成重合体を均質、かつ純粋にするために必
要である。このために、熱交換器頂部には、追加的に排
出弁(図示せず)を設けることができる。
【0027】熱交換器の外部回路を流動する反応混合物
の流量は、一般的に5から100m3 /h(ポンプ7で
測定)、好ましくは10から60、ことに15から45
3/hであり、外部回路(すなわち、熱交換器内の冷
却回路を含まない)の全容積は約0.9から0.95m
3 である。
【0028】重合反応器の加熱/冷却回路および/また
は熱交換器(単一もしくは複数)の監視、制御は、カス
ケード制御、すなわち第1温度測定を重合反応器内で、
第2温度測定を反応器の加熱、冷却回路内で(熱交換器
から排出された反応混合物の導管中における温度測定と
組合わせて)、第3温度測定を熱交換器から排出された
後の導管中で(熱交換器内の加熱/冷却回路内の温度測
定と組合わせて)行なう方法により行なわれるのが好ま
しい。
【0029】従来技術と対比して、本発明により製造さ
れる単独重合体、共重合体は、短かい反応時間内に良好
な収率で得られ、動作特性の劣化を示さない。例えば、
統計学的な単峰または双峰分布、すなわち、単一もしく
は2個の狭域分布極大を有する粒度分布がもたらされ
る。
【0030】
【実施例】以下の実施例1から16および対比例V1か
らV16における処理は、以下のようにして行なわれ
た。
【0031】重合反応器における加熱/冷却回路を加熱
し、加熱水を低剪断ポンプを使用して反応器中に導入
し、熱交換器を含めて充満させる。目的とする最終生成
物の構成分とフリーラジカル重合開始剤としての二硫酸
ナトリウムを反応器(20から25m3 容積)中に給送
し、反応媒体(この時点では単量体を含めない)を約5
分間均質化する。次いで単量体(そのまま、または水性
懸濁液として)の給送を開始し、約10から15分後
に、給送量を急激に増大させる。この場合、各単量体の
給送流中における量割合を変更し、まま単位時間の給送
量を変更することができる。すなわち、第1単量体の第
2単量体に対する給送量割合を70:30から50:5
0に変更し、第1給送時間に単量体量割合の40%を第
2給送時間において60%に変更する。また、単量体給
送量を、第1給送時間の75重量部を第2給送時間(同
一給送速度)の150部に変更し、また同一給送時間内
の給送速度を連続的に増大させまたは低減させることも
できる。反応構成分および助剤の給送停止は反応停止を
意味せず、反応混合物には重合を完結する時間を与え
る。上述処理段階および以下に述べる冷却時間におい
て、反応混合物は、低剪断ポンプにより外部回路(導
管)中を約20から30m3 /hの速度で搬送され、冷
却段階において、反応生成物は65から70℃に冷却さ
れ、外部回路中の低剪断ポンプが切換えられ、生成物は
導管を経て貯槽中に給送される。実施例(常に外部回路
を有する)に使用される単量体および対比例(常に外部
回路を持たない)に使用される単量体、その量割合(重
量%が100を切るのは他のコモノマー、そのほとんど
は水溶性であって、例えば未反応単量体、または官能性
化(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸、また
は架橋剤、例えばブタンジオールアクリラート、N−メ
チロールアクリルアミドのためである)、重合温度およ
び単量体添加時間を下表に示す。使用されたシードは、
0.2から1.2重量部の単量体または水であって、単
量体の水に対する重量割合はほぼ1:1であり、分散
(乳化)助剤は、約1重量部の割合で添加される。
【0032】本発明方法の場合、その動作特性は、例え
ば、実施例1から16の反応生成物が、紙のコーティン
グスリップ、塗料/被覆材料組成分、接着剤、セメント
変性材、皮革助剤として使用され得ることにおいて対比
的である。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するために必要な装置の基本
的構成を説明する概略図である。
【図2】本発明の熱交換器の好ましい実施態様を説明す
る平面図である。
【符号の説明】
1‥‥‥‥導管系 1b、b′‥‥‥単一の、もしくは複数種類の単量体 1c‥‥‥禁止剤 2‥‥‥‥重合反応器 3‥‥‥‥加熱/冷却ジャケット 4‥‥‥‥電動攪拌器 5‥‥‥‥ジャケット回路 5a‥‥‥ポンプ 5b‥‥‥冷却水 5b′‥‥加熱蒸気 6‥‥‥‥導管系 6a‥‥‥貯槽 7‥‥‥‥低剪断ポンプ 8‥‥‥‥熱交換器 9‥‥‥‥制御回路 9b‥‥‥ポンプ 10‥‥‥(熱交換器)底部 11‥‥‥螺旋状導管 12‥‥‥(熱交換器)排出口 13‥‥‥(熱交換器)導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 20/00 C08F 20/00 36/06 36/06 (72)発明者 ブラドレイ、ローラント、モリソン ドイツ、68161、マンハイム、コリニシュ トラーセ、5 (72)発明者 ライナー、クロスターマン ドイツ、68775、ケチュ、ラインシュトラ ーセ、7、4 (72)発明者 ホルガー、シェプケ ドイツ、69151、ネカルゲミュント、バン ホルツヴェーク、49 (72)発明者 ヴァルター、カステンフーバー ドイツ、68229、マンハイム、プルフェル スハイマー、シュトラーセ、56

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン、ブタジエン、ビニルクロリ
    ド、ビニルアセタート、ビニリデンクロリド、アルキル
    (メタ)アクリラート、(メタ)アクリル酸、(メタ)
    アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミドの中の少な
    くとも1種類の重合可能単量体の単独重合体または共重
    合体を、分散助剤およびフリーラジカル重合開始剤の存
    在下において、少なくとも40℃における乳化重合法に
    より、少なくとも85重量%が上記単量体の1種類また
    は複数種類により構成されるように製造する方法であっ
    て、これが、以下の工程、すなわち (a)第1工程において、反応に不活性の溶媒として水
    を添加し、また必要に応じて分散助剤、シードおよび1
    種類もしくは複数種類の単量体の一部を添加し、 (b)第2工程において、開始剤を添加し、 (c)第3工程において、全単量体残部を、直接的に、
    または乳濁液の形態で、さらに他の水および必要に応じ
    てさらに他の分散助剤の存在下に添加するか、あるいは
    工程(a)と(b)または工程(b)と(c)を単一工
    程として実施し、いずれかの工程もしくは全工程におい
    て、反応混合物をその分散液の状態で、少なくとも1個
    の低剪断ポンプおよび少なくとも1個の、本質的に層流
    タイプの熱交換器を具備し、かつ反応器から出発し、こ
    れに復帰する外部回路を流動させ、40から120℃の
    温度で重合させることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 重合体の少なくとも90重量%が上記単
    量体の1種類または複数種類により構成されることを特
    徴とする、請求項(1)の方法。
  3. 【請求項3】 重合体の少なくとも93重量%が上記単
    量体の1種類または複数種類により構成されることを特
    徴とする、請求項(1)の方法。
  4. 【請求項4】 重合を50から100℃で行なうことを
    特徴とする、請求項(1)から(3)のいずれかの方
    法。
  5. 【請求項5】 使用される単量体が、スチレン、ブタジ
    エン、アルキル(メタ)アクリラート、(メタ)アクリ
    ロニトリルの中の少なくとも1種類であることを特徴と
    する、請求項(1)から(4)のいずれかの方法。
  6. 【請求項6】 外部回路中の反応混合物の処理量が、5
    から100m /h、ことに10から60m /h
    であることを特徴とする、請求項(1)から(5)のい
    ずれかの方法。
  7. 【請求項7】 請求項(1)から(6)のいずれかの方
    法を実施するための装置であって、これが反応成分およ
    び助剤を貯蔵し、給送するため設備(1)、 加熱/冷却ジャケット(3)を具備する反応器(2)、 反応器から反応混合物を排出するための設備(6)、 少なくとも1個の低剪断ポンプ(7)と、本質的に層流
    用タイプの、少なくとも1個の熱交換器(8)を具備す
    る外部回路および前記装置の設備間の接続ラインを含む
    ことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 低剪断ポンプ(7)が、単一もしくは複
    数のノンクロッグ形ポンプから構成されることを特徴と
    する請求項(7)の装置。
  9. 【請求項9】 熱交換器(8)が、単一もしくは複数の
    螺旋状熱交換器から構成されることを特徴とする請求項
    (7)または(8)の装置。
  10. 【請求項10】 単一もしくは複数の熱交換器(8)
    が、重合反応器に対して水平に配置されていることを特
    徴とする、請求項(7)から(9)のいずれかの装置。
JP9270138A 1996-10-02 1997-10-02 エマルジョン単独重合体および共重合体の製造法およびこれに用いられる装置 Withdrawn JPH10120710A (ja)

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