JPH10120070A - ディスクカートリッジ用の収納ケース - Google Patents
ディスクカートリッジ用の収納ケースInfo
- Publication number
- JPH10120070A JPH10120070A JP29564796A JP29564796A JPH10120070A JP H10120070 A JPH10120070 A JP H10120070A JP 29564796 A JP29564796 A JP 29564796A JP 29564796 A JP29564796 A JP 29564796A JP H10120070 A JPH10120070 A JP H10120070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- lock
- case
- opening
- disk cartridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前面にMD用の出入口を有するブックケース
型の収納ケースにおいて、内部にMDやインデックスカ
ードを容易に出し入れできるようにする。 【解決手段】 収納ケースはケース本体10と蓋体11
とでブックケース状に形成し、前面にMD1用の第1開
口12を設ける。蓋体11は軸21と前後に長いガイド
溝22とを介してケース本体10に連結する。蓋体11
をケース後方へスライド操作した後、軸21を中心にし
て上方揺動すると、ケース本体10の上面の第2開口1
7を開放できる。状況に応じて第2開口17からもMD
1やインデックスカード13を出し入れできる。蓋側壁
19とケース本体10の両側壁15との間に蓋ロック2
6を設け、蓋体11が閉じ状態および後方スライド時に
不用意に開き揺動するのを阻止し、MD1の飛び出しを
防ぐ。
型の収納ケースにおいて、内部にMDやインデックスカ
ードを容易に出し入れできるようにする。 【解決手段】 収納ケースはケース本体10と蓋体11
とでブックケース状に形成し、前面にMD1用の第1開
口12を設ける。蓋体11は軸21と前後に長いガイド
溝22とを介してケース本体10に連結する。蓋体11
をケース後方へスライド操作した後、軸21を中心にし
て上方揺動すると、ケース本体10の上面の第2開口1
7を開放できる。状況に応じて第2開口17からもMD
1やインデックスカード13を出し入れできる。蓋側壁
19とケース本体10の両側壁15との間に蓋ロック2
6を設け、蓋体11が閉じ状態および後方スライド時に
不用意に開き揺動するのを阻止し、MD1の飛び出しを
防ぐ。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ディスクカートリッジは、薄
い角箱状のカートリッジケース内に、光ディスクや光磁
気ディスク等のディスク状の信号記録媒体を内蔵してい
る。本発明は、この種のディスクカートリッジを収納保
存するためのブックケース型の収納ケースに関する。
い角箱状のカートリッジケース内に、光ディスクや光磁
気ディスク等のディスク状の信号記録媒体を内蔵してい
る。本発明は、この種のディスクカートリッジを収納保
存するためのブックケース型の収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】かかるディスクカートリッジのひとつに
ミニディスク(以下単にMDという)がある。MD用の
収納ケースは薄い角箱状に形成してあり、ケース前側面
に出入口を設けてブックケース状に構成してある。この
種のブックケース型の収納ケースは、VTR用の磁気テ
ープカートリッジに採用されている。ケースの左右側壁
の内奥寄りには一対のロック体が組み込んであり、両ロ
ック体をカートリッジケースの下面両側の位置決め凹部
に落とし込み係合することにより、MDが収納ケースか
ら滑落するのを防止できる。
ミニディスク(以下単にMDという)がある。MD用の
収納ケースは薄い角箱状に形成してあり、ケース前側面
に出入口を設けてブックケース状に構成してある。この
種のブックケース型の収納ケースは、VTR用の磁気テ
ープカートリッジに採用されている。ケースの左右側壁
の内奥寄りには一対のロック体が組み込んであり、両ロ
ック体をカートリッジケースの下面両側の位置決め凹部
に落とし込み係合することにより、MDが収納ケースか
ら滑落するのを防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブックケース型に構成
した収納ケースは、MDを収納ケースに単に挿嵌し、あ
るいはMDをロック体の弾性に抗して収納ケースから抜
き出し操作するだけで、手軽に出し入れできる。しか
し、出入口の開口幅が5〜6mm前後と狭いため、例えば
薄暗い場所等ではMDを収納ケースに挿嵌し辛い。イン
デックスカードの収納ケースへの出し入れも煩雑とな
る。
した収納ケースは、MDを収納ケースに単に挿嵌し、あ
るいはMDをロック体の弾性に抗して収納ケースから抜
き出し操作するだけで、手軽に出し入れできる。しか
し、出入口の開口幅が5〜6mm前後と狭いため、例えば
薄暗い場所等ではMDを収納ケースに挿嵌し辛い。イン
デックスカードの収納ケースへの出し入れも煩雑とな
る。
【0004】上記のような使用上の不便を解消するため
に、本発明者はブックケース型の収納ケースでありなが
ら、ケース前面の出入口とは別に、収納ケースの上面を
も開閉できるようにすることを考えた。つまり、収納ケ
ースは前面および下面がそれぞれ開口するケース本体
と、上面側の開口を揺動開閉する蓋体とで構成し、上面
の開口からもインデックスカードやMDの出し入れを行
えるケース構造を考えた。しかし蓋体を単に揺動開閉す
る場合には、例えば収納ケースが他物と衝突したり、落
下衝撃を受けるような場合に、蓋体が容易に開放揺動
し、MDやインデックスカードが収納ケースから飛び出
してしまうおそれがある。
に、本発明者はブックケース型の収納ケースでありなが
ら、ケース前面の出入口とは別に、収納ケースの上面を
も開閉できるようにすることを考えた。つまり、収納ケ
ースは前面および下面がそれぞれ開口するケース本体
と、上面側の開口を揺動開閉する蓋体とで構成し、上面
の開口からもインデックスカードやMDの出し入れを行
えるケース構造を考えた。しかし蓋体を単に揺動開閉す
る場合には、例えば収納ケースが他物と衝突したり、落
下衝撃を受けるような場合に、蓋体が容易に開放揺動
し、MDやインデックスカードが収納ケースから飛び出
してしまうおそれがある。
【0005】本発明の目的は、ケース前面に出入口が開
口しているブックケース型の収納ケースでありながら、
必要に応じて収納ケースの上面を開放して、ディスクカ
ートリッジやインデックスカードが開口上面側から簡単
に出し入れできるようにすることにある。本発明の目的
は、ケース上面の開口を蓋体で揺動開閉できる収納ケー
スにおいて、収納ケースが他物と衝突したり、落下衝撃
を受けるような場合にも、蓋体が開いてしまうのを阻止
してディスクカートリッジを確実に保護することにあ
る。本発明の目的は、ディスクカートリッジが不適切な
収納姿勢で収納されるのを防止できる収納ケースを提供
することにある。
口しているブックケース型の収納ケースでありながら、
必要に応じて収納ケースの上面を開放して、ディスクカ
ートリッジやインデックスカードが開口上面側から簡単
に出し入れできるようにすることにある。本発明の目的
は、ケース上面の開口を蓋体で揺動開閉できる収納ケー
スにおいて、収納ケースが他物と衝突したり、落下衝撃
を受けるような場合にも、蓋体が開いてしまうのを阻止
してディスクカートリッジを確実に保護することにあ
る。本発明の目的は、ディスクカートリッジが不適切な
収納姿勢で収納されるのを防止できる収納ケースを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の収納ケースで
は、ケース本体10と蓋体1とでディスクカートリッジ
1用の収納室Rが区画してあり、ケース前面にディスク
カートリッジ1を出し入れする第1開口12が設けてあ
るブックケース型に構成されている。ケース本体10の
上面には、ディスクカートリッジ1およびインデックス
カード13を出し入れする第2開口17を設ける。蓋体
1は、第2開口17を閉止する閉じ位置と、閉じ姿勢を
維持した状態のままで第1開口12から遠ざかる側へス
ライド移動した開放待機位置と、開放待機位置において
上開き揺動して第2開口17を開放する開放位置とに変
位できるようケース本体10に支持する。ケース本体1
0と蓋体11との間に、閉じ位置において蓋体11が開
放待機位置側へスライド変位するのを規制するスライド
ロック25を設ける。閉じ位置と開放待機位置との間で
蓋体11を上開き揺動不能に規制する蓋ロック26が、
ケース本体10と蓋体11との間に設けられている。
は、ケース本体10と蓋体1とでディスクカートリッジ
1用の収納室Rが区画してあり、ケース前面にディスク
カートリッジ1を出し入れする第1開口12が設けてあ
るブックケース型に構成されている。ケース本体10の
上面には、ディスクカートリッジ1およびインデックス
カード13を出し入れする第2開口17を設ける。蓋体
1は、第2開口17を閉止する閉じ位置と、閉じ姿勢を
維持した状態のままで第1開口12から遠ざかる側へス
ライド移動した開放待機位置と、開放待機位置において
上開き揺動して第2開口17を開放する開放位置とに変
位できるようケース本体10に支持する。ケース本体1
0と蓋体11との間に、閉じ位置において蓋体11が開
放待機位置側へスライド変位するのを規制するスライド
ロック25を設ける。閉じ位置と開放待機位置との間で
蓋体11を上開き揺動不能に規制する蓋ロック26が、
ケース本体10と蓋体11との間に設けられている。
【0007】具体的には、蓋体11側に、ケース本体1
0の左右の両側壁15に対向する左右一対の蓋側壁19
を設け、両側壁15と両蓋側壁19との対向面間にスラ
イドロック25と蓋ロック26とを設ける。蓋ロック2
6は前後に長いロック突条31と、ロック突条31に対
して上下の位置関係で接当係合するロック片32とで形
成でき、ロック突条31とロック片32とは、一方をケ
ース本体10側に、他方を蓋体11側にそれぞれ設け
る。蓋ロック26は前後に長いロック溝42と、ロック
溝42に係合するロック片32とで形成でき、ロック溝
42とロック片32とはいずれか一方をケース本体10
側に、他方を蓋体11側にそれぞれ設けてある。
0の左右の両側壁15に対向する左右一対の蓋側壁19
を設け、両側壁15と両蓋側壁19との対向面間にスラ
イドロック25と蓋ロック26とを設ける。蓋ロック2
6は前後に長いロック突条31と、ロック突条31に対
して上下の位置関係で接当係合するロック片32とで形
成でき、ロック突条31とロック片32とは、一方をケ
ース本体10側に、他方を蓋体11側にそれぞれ設け
る。蓋ロック26は前後に長いロック溝42と、ロック
溝42に係合するロック片32とで形成でき、ロック溝
42とロック片32とはいずれか一方をケース本体10
側に、他方を蓋体11側にそれぞれ設けてある。
【0008】カートリッジケース3は、図2に示すごと
く下面の左右両側に位置決め用の凹部6を有し、各凹部
6の上側に隣接して装填案内用のガイド溝7が形成して
あるディスクカートリッジ1を収納対象としており、収
納室Rの内奥の左右両側に、前記凹部6に係合してディ
スクカートリッジ1の滑落を防止するロック体33を設
ける。さらに、ロック体33が凹部6と係合するのに先
行して、ガイド溝7と係合する誤装填防止用の突起40
を、収納室Rの内奥の左右の少なくとも一方の内側面に
設ける。
く下面の左右両側に位置決め用の凹部6を有し、各凹部
6の上側に隣接して装填案内用のガイド溝7が形成して
あるディスクカートリッジ1を収納対象としており、収
納室Rの内奥の左右両側に、前記凹部6に係合してディ
スクカートリッジ1の滑落を防止するロック体33を設
ける。さらに、ロック体33が凹部6と係合するのに先
行して、ガイド溝7と係合する誤装填防止用の突起40
を、収納室Rの内奥の左右の少なくとも一方の内側面に
設ける。
【0009】
【作用】ケース本体10の前面および上面に第1開口1
2と第2開口17とをそれぞれ設け、第2開口17を蓋
体11で開閉するので、使用者は状況に応じて第1開口
12と第2開口17とを使い分けることができる。蓋体
11を開放した状態では、第1開口12に比べて開口面
積が大きな第2開口17側からディスクカートリッジ1
やインデックスカード13を容易に出し入れできる。ス
ライドロック25は蓋体11のケース後方へのスライド
を規制して、使用者の明確な意図がない限りは蓋体11
を閉じ位置に保持し続ける。スライドロック25をロッ
ク解除した後、蓋体11をケース後方へスライド操作す
る間に、誤って収納ケースを取り落とすことがある。こ
うした場合にケース内に収めたディスクカートリッジ1
が飛び出るのを防ぐために、蓋ロック26を設けて蓋体
11が不用意に開き揺動するのを防いでいる。
2と第2開口17とをそれぞれ設け、第2開口17を蓋
体11で開閉するので、使用者は状況に応じて第1開口
12と第2開口17とを使い分けることができる。蓋体
11を開放した状態では、第1開口12に比べて開口面
積が大きな第2開口17側からディスクカートリッジ1
やインデックスカード13を容易に出し入れできる。ス
ライドロック25は蓋体11のケース後方へのスライド
を規制して、使用者の明確な意図がない限りは蓋体11
を閉じ位置に保持し続ける。スライドロック25をロッ
ク解除した後、蓋体11をケース後方へスライド操作す
る間に、誤って収納ケースを取り落とすことがある。こ
うした場合にケース内に収めたディスクカートリッジ1
が飛び出るのを防ぐために、蓋ロック26を設けて蓋体
11が不用意に開き揺動するのを防いでいる。
【0010】蓋側壁19とケース本体10の左右側壁1
5との対向面間にスライドロット25と蓋ロック26と
を設けてあるので、スライドロック25および蓋ロック
26をケース内に位置させて、収納ケースの外観を簡素
ですっきりしたものにできる。蓋ロック6は、上下の位
置関係で接当するロック突条31とロック片32とで構
成してあるので、ロック突条31が設けられた壁面の剛
性を増加できるうえ、蓋体11をスライド操作するとき
にガイド作用を発揮して、蓋体11がガタ付きなくスラ
イド移動する。このガイド作用は、ロック溝42とロッ
ク片32とで構成した蓋ロック26においても同様に発
揮される。ロック溝42は壁面の厚みを利用して形成で
きるので、収納ケースの左右幅寸法が小さくなる。
5との対向面間にスライドロット25と蓋ロック26と
を設けてあるので、スライドロック25および蓋ロック
26をケース内に位置させて、収納ケースの外観を簡素
ですっきりしたものにできる。蓋ロック6は、上下の位
置関係で接当するロック突条31とロック片32とで構
成してあるので、ロック突条31が設けられた壁面の剛
性を増加できるうえ、蓋体11をスライド操作するとき
にガイド作用を発揮して、蓋体11がガタ付きなくスラ
イド移動する。このガイド作用は、ロック溝42とロッ
ク片32とで構成した蓋ロック26においても同様に発
揮される。ロック溝42は壁面の厚みを利用して形成で
きるので、収納ケースの左右幅寸法が小さくなる。
【0011】従来のMD用の収納ケースは、MDを上下
に反転し、あるいは前後を逆にした状態でも収納ケース
に支障なく差し込み装填できる。この装填状態では、ロ
ック体が弾性変形して、カートリッジケースの両側面を
圧接保持する。しかし、ロック体が位置決め用の凹部と
係合している場合に比べて、MDは僅かな衝撃を受ける
だけで簡単に収納ケース外へ滑り出てしまう。収納室R
の内奥に誤装填防止用の突起40を設けてあれば、上記
のように装填姿勢が不適切であると、カートリッジケー
ス3の装填始端側の端壁が突起40と接当した後は、そ
れ以上にディスクカートリッジ1を差し込むことができ
ず、使用者の注意を喚起できる。
に反転し、あるいは前後を逆にした状態でも収納ケース
に支障なく差し込み装填できる。この装填状態では、ロ
ック体が弾性変形して、カートリッジケースの両側面を
圧接保持する。しかし、ロック体が位置決め用の凹部と
係合している場合に比べて、MDは僅かな衝撃を受ける
だけで簡単に収納ケース外へ滑り出てしまう。収納室R
の内奥に誤装填防止用の突起40を設けてあれば、上記
のように装填姿勢が不適切であると、カートリッジケー
ス3の装填始端側の端壁が突起40と接当した後は、そ
れ以上にディスクカートリッジ1を差し込むことができ
ず、使用者の注意を喚起できる。
【0012】
【実施例】図1ないし図6は本発明の実施例を示してお
り、これはMD(ディスクカートリッジ)用の収納ケー
スに供するものである。図2においてMD1は、光磁気
ディスク2が薄角箱状のカートリッジケース3に収まっ
ており、カートリッジケース3の上下両面の一側に開口
した信号読み取り窓4をシャッター5でスライド開閉で
きる。カートリッジケース3の下ハーフの左右両側の後
部には、位置決め用の凹部6が半長円状にそれぞれ凹設
されており、各凹部6の上側の壁面にMDプレーヤのロ
ーディングユニットへの装填案内用のガイド溝7がそれ
ぞれ凹み形成されている。
り、これはMD(ディスクカートリッジ)用の収納ケー
スに供するものである。図2においてMD1は、光磁気
ディスク2が薄角箱状のカートリッジケース3に収まっ
ており、カートリッジケース3の上下両面の一側に開口
した信号読み取り窓4をシャッター5でスライド開閉で
きる。カートリッジケース3の下ハーフの左右両側の後
部には、位置決め用の凹部6が半長円状にそれぞれ凹設
されており、各凹部6の上側の壁面にMDプレーヤのロ
ーディングユニットへの装填案内用のガイド溝7がそれ
ぞれ凹み形成されている。
【0013】図1および図2において、収納ケースはケ
ース本体10と蓋体11とで内部に収納室Rが区画して
ある薄形角箱状のケースからなり、ケース前面がMD1
を出し入れする第1開口12として開口する。収納室R
の内部には、MD1と共にインデックスカード13を収
容できる。
ース本体10と蓋体11とで内部に収納室Rが区画して
ある薄形角箱状のケースからなり、ケース前面がMD1
を出し入れする第1開口12として開口する。収納室R
の内部には、MD1と共にインデックスカード13を収
容できる。
【0014】図5においてケース本体10は、底壁14
と、左右一対の側壁15・15と、底壁14の後縁に立
設した後壁16とを一体に形成した、上面および前面が
開口するプラスチック成形品からなり、ケース上面の開
口を第2開口17とし、ケース前面の開口を先の第1開
口12とする。蓋体11は、第2開口17の全体を上面
側から閉止する主面壁18と、主面壁18の左右両側の
下面側に突設した左右一対の蓋側壁19と、主面壁18
の後縁の左右両端から下方に突設した蓋後壁20とを一
体に形成したプラスチック成形品からなり、透明ないし
半透明のプラスチック材で形成する。
と、左右一対の側壁15・15と、底壁14の後縁に立
設した後壁16とを一体に形成した、上面および前面が
開口するプラスチック成形品からなり、ケース上面の開
口を第2開口17とし、ケース前面の開口を先の第1開
口12とする。蓋体11は、第2開口17の全体を上面
側から閉止する主面壁18と、主面壁18の左右両側の
下面側に突設した左右一対の蓋側壁19と、主面壁18
の後縁の左右両端から下方に突設した蓋後壁20とを一
体に形成したプラスチック成形品からなり、透明ないし
半透明のプラスチック材で形成する。
【0015】ケース本体10と蓋体11とは次のように
連結することにより、先の第2開口17を蓋体11で開
閉することができる。図5に示すように、蓋体11の左
右の蓋側壁19の中途部の下端外面に軸21をそれぞれ
外向きに突設し、ケース本体10の左右側壁15の後端
下部にガイド溝22を設け、このガイド溝22で軸21
を受け入れ支持する。ケース本体10の左右両側壁15
の内面にはリブ22aを突設してあり、該リブ22aで
各ガイド溝22を前後方向に長い長穴に画成している。
連結することにより、先の第2開口17を蓋体11で開
閉することができる。図5に示すように、蓋体11の左
右の蓋側壁19の中途部の下端外面に軸21をそれぞれ
外向きに突設し、ケース本体10の左右側壁15の後端
下部にガイド溝22を設け、このガイド溝22で軸21
を受け入れ支持する。ケース本体10の左右両側壁15
の内面にはリブ22aを突設してあり、該リブ22aで
各ガイド溝22を前後方向に長い長穴に画成している。
【0016】これにより蓋体11は、主面壁18がケー
ス本体10の左右側壁15の上端面で受け止められて、
第2開口17を完全に閉止する図6(a)の閉じ位置
と、図6(b)に示すように全体が軸受穴22に沿って
第1開口12から遠ざかる向き(後方)にスライド移動
した開放待機位置と、図6(c)に示すように全体が軸
21を中心にして上開き揺動して第2開口17を開放す
る開放位置とに変位できる。蓋体11の後方ライドを許
すために、図5に示すごとく後壁16の左右両端には、
それぞれ開口23を設けてある。さらに、蓋体11が揺
動開閉するとき、蓋側壁19がケース本体10の底壁1
4と接当干渉するのを防ぐために、蓋側壁19の軸21
より後ろ側の壁面に逆V字形の切欠24を設けている。
ス本体10の左右側壁15の上端面で受け止められて、
第2開口17を完全に閉止する図6(a)の閉じ位置
と、図6(b)に示すように全体が軸受穴22に沿って
第1開口12から遠ざかる向き(後方)にスライド移動
した開放待機位置と、図6(c)に示すように全体が軸
21を中心にして上開き揺動して第2開口17を開放す
る開放位置とに変位できる。蓋体11の後方ライドを許
すために、図5に示すごとく後壁16の左右両端には、
それぞれ開口23を設けてある。さらに、蓋体11が揺
動開閉するとき、蓋側壁19がケース本体10の底壁1
4と接当干渉するのを防ぐために、蓋側壁19の軸21
より後ろ側の壁面に逆V字形の切欠24を設けている。
【0017】閉じ位置において、蓋体11が不用意にケ
ース後方へスライド移動するのを規制するために、蓋側
壁19と左右の側壁15との対向面間にスライドロック
25を設ける。さらに、蓋体11が閉じ位置から開放待
機位置までスライド変位する間に、蓋体11が軸21を
中心にして上開き揺動するのを防止するために、蓋側壁
19と左右の側壁15との対向面間に蓋ロック26を設
けてある。
ース後方へスライド移動するのを規制するために、蓋側
壁19と左右の側壁15との対向面間にスライドロック
25を設ける。さらに、蓋体11が閉じ位置から開放待
機位置までスライド変位する間に、蓋体11が軸21を
中心にして上開き揺動するのを防止するために、蓋側壁
19と左右の側壁15との対向面間に蓋ロック26を設
けてある。
【0018】図1および図6においてスライドロック2
5は、蓋側壁19の外側面の前端上部に突設した係合片
27と、係合片27に対応して両側壁15の内側面の前
端上部に突設したロック壁27とからなる。係合片27
の上面前端には、ロック壁28に係合する突部29を設
ける。閉じ位置において、突部29はロック壁28の前
面に下方から接当係合して、蓋体11が後方へスライド
するのを規制する。スライドロック25は係合片27を
弾性変形させながら突部29がロック壁28の下面をく
ぐり抜けた時点で、ロック解除状態に切り換わる。
5は、蓋側壁19の外側面の前端上部に突設した係合片
27と、係合片27に対応して両側壁15の内側面の前
端上部に突設したロック壁27とからなる。係合片27
の上面前端には、ロック壁28に係合する突部29を設
ける。閉じ位置において、突部29はロック壁28の前
面に下方から接当係合して、蓋体11が後方へスライド
するのを規制する。スライドロック25は係合片27を
弾性変形させながら突部29がロック壁28の下面をく
ぐり抜けた時点で、ロック解除状態に切り換わる。
【0019】蓋ロック26は、ケース本体10の左右両
側壁15の上端に内側方に向けて突設した前後に長いロ
ック突条31と、各蓋側壁19の外側面に突設したロッ
ク片32とで構成する。閉じ位置において、ロック片3
2はロック突条31の下方に位置しており、前後スライ
ドは自由にできるが、上方への移動はロック突条31で
規制される。ロック片32は、スライドロック25の係
合片27がロック解除状態に切り換わった後にも、ロッ
ク突条31で上方への移動が規制されており、蓋体11
が開放待機位置までスライド変位した状態において、ロ
ック突条31の下面をくぐり抜ける。この時点で軸21
は軸受穴22の後端に位置している。
側壁15の上端に内側方に向けて突設した前後に長いロ
ック突条31と、各蓋側壁19の外側面に突設したロッ
ク片32とで構成する。閉じ位置において、ロック片3
2はロック突条31の下方に位置しており、前後スライ
ドは自由にできるが、上方への移動はロック突条31で
規制される。ロック片32は、スライドロック25の係
合片27がロック解除状態に切り換わった後にも、ロッ
ク突条31で上方への移動が規制されており、蓋体11
が開放待機位置までスライド変位した状態において、ロ
ック突条31の下面をくぐり抜ける。この時点で軸21
は軸受穴22の後端に位置している。
【0020】上記の開放待機位置においては、蓋体11
が軸21を中心にして自由に上開き操作でき、主面壁1
8は水平姿勢から90度ないし90度を越えて揺動した
位置まで起立揺動できる。図6(C)に示すように蓋体
11を起立開放した状態では、第2開口17の全体が開
放されるので、収納室RにMD1やインデックスカード
13を容易に出し入れできる。蓋体11は、上記の手順
を逆にたどることによって閉じ位置へ戻せる。なお、M
D1だけを出し入れする場合には、蓋体11を全開放す
る必要はなく、開放待機位置や、蓋体11を僅かに上開
き揺動した状態で、MD1を出し入れすることができ
る。
が軸21を中心にして自由に上開き操作でき、主面壁1
8は水平姿勢から90度ないし90度を越えて揺動した
位置まで起立揺動できる。図6(C)に示すように蓋体
11を起立開放した状態では、第2開口17の全体が開
放されるので、収納室RにMD1やインデックスカード
13を容易に出し入れできる。蓋体11は、上記の手順
を逆にたどることによって閉じ位置へ戻せる。なお、M
D1だけを出し入れする場合には、蓋体11を全開放す
る必要はなく、開放待機位置や、蓋体11を僅かに上開
き揺動した状態で、MD1を出し入れすることができ
る。
【0021】収納ケースの取り扱い時にMD1が収納ケ
ースから滑落するのを防ぐために、蓋体11の左右の蓋
側壁19にそれぞれロック体33を設ける。図5におい
てロック体33は、前後一対の係合爪34を有するコ字
枠状の基部35と、基部35の下部に連続する台形枠状
の弾性腕36とを一体に形成したプラスチック成形品か
らなる。蓋側壁19の後部には、ロック体33を圧嵌固
定するための装着部を設ける。詳しくは、蓋側壁19の
上部に係合爪34用の一対の係合孔37を設け、蓋側壁
19の下縁に弾性腕36用の装填溝38を下面が開放す
る切欠き状に設ける。ロック体33を蓋側壁19に圧嵌
固定した装着状態において、弾性腕36は蓋側壁19の
内側方に突出していて、図4に示すようにMD1の凹部
6に外側方から係合できる。
ースから滑落するのを防ぐために、蓋体11の左右の蓋
側壁19にそれぞれロック体33を設ける。図5におい
てロック体33は、前後一対の係合爪34を有するコ字
枠状の基部35と、基部35の下部に連続する台形枠状
の弾性腕36とを一体に形成したプラスチック成形品か
らなる。蓋側壁19の後部には、ロック体33を圧嵌固
定するための装着部を設ける。詳しくは、蓋側壁19の
上部に係合爪34用の一対の係合孔37を設け、蓋側壁
19の下縁に弾性腕36用の装填溝38を下面が開放す
る切欠き状に設ける。ロック体33を蓋側壁19に圧嵌
固定した装着状態において、弾性腕36は蓋側壁19の
内側方に突出していて、図4に示すようにMD1の凹部
6に外側方から係合できる。
【0022】MD1は上下面を反転して、あるいは前後
を逆にして収納ケースに差し込み装填されることがあ
る。こうした不適正な装填姿勢で収納されるのを防ぐた
めに、各蓋側壁19の内側面に誤装填防止用の突起40
を設ける。この突起40は図5に示すごとくロック体3
3より前方の第1開口12に近い側に設けてあって、ロ
ック体33が凹部6と係合するのに先行してガイド溝7
と係合する。例えば上下面が反転する状態でMD1を第
1開口12から差し込むと、カートリッジケース3の装
填始端側の端面が突起40と接当した後には、それ以上
にカートリッジケース4を挿入できないので、使用者は
装填姿勢が間違っていることに気付く。
を逆にして収納ケースに差し込み装填されることがあ
る。こうした不適正な装填姿勢で収納されるのを防ぐた
めに、各蓋側壁19の内側面に誤装填防止用の突起40
を設ける。この突起40は図5に示すごとくロック体3
3より前方の第1開口12に近い側に設けてあって、ロ
ック体33が凹部6と係合するのに先行してガイド溝7
と係合する。例えば上下面が反転する状態でMD1を第
1開口12から差し込むと、カートリッジケース3の装
填始端側の端面が突起40と接当した後には、それ以上
にカートリッジケース4を挿入できないので、使用者は
装填姿勢が間違っていることに気付く。
【0023】インデックスカード13は、ケース本体1
0の底壁14の形状にほぼ一致する四角形状のカード主
面部13aと、後壁16に沿うよう折り起こされた後面
部13bとを備えており、全体を剥離台紙で形成したう
えで、その片面にタイトル表記用のラベルや、記録内容
の詳細を書き込むためのラベル等を配置してなる。剥離
台紙の他面には使用上の注意等が印刷してある。収納室
Rに収めたインデックスカード13が第1開口12から
滑り出したり、MD1を収納ケースから抜き出す際に、
インデックスカード13が同時に抜き出し操作されるの
を防ぐために、第1開口12の開口内縁壁の両側隅部に
ストッパー41を形成してある。
0の底壁14の形状にほぼ一致する四角形状のカード主
面部13aと、後壁16に沿うよう折り起こされた後面
部13bとを備えており、全体を剥離台紙で形成したう
えで、その片面にタイトル表記用のラベルや、記録内容
の詳細を書き込むためのラベル等を配置してなる。剥離
台紙の他面には使用上の注意等が印刷してある。収納室
Rに収めたインデックスカード13が第1開口12から
滑り出したり、MD1を収納ケースから抜き出す際に、
インデックスカード13が同時に抜き出し操作されるの
を防ぐために、第1開口12の開口内縁壁の両側隅部に
ストッパー41を形成してある。
【0024】以上のように構成した収納ケースは、イン
デックスカード13をMD1と共に収納ケースに収容し
た状態で販売でき、包装用のフィルムを開封して廃棄し
た場合にも、インデックスカード13を紛失することが
ない。MD1はインデックスカード13を収容した状態
のままで、第1開口12から支障なく抜き差しできる。
このとき、インデックスカード13の端縁をストッパー
41で受け止めているので、インデックスカード13が
MD1と共に引き出されるのを防止できる。蓋側壁19
はMD用の挿入ガイド壁として機能し、ケース内に収容
したMD1が左右にがた付くのを抑止する。インデック
スカード13を使用する場合には、先に説明した要領で
蓋体11を開き操作して第2開口17の上面全体を開放
し、第2開口17からインデックスカード13を出し入
れする。
デックスカード13をMD1と共に収納ケースに収容し
た状態で販売でき、包装用のフィルムを開封して廃棄し
た場合にも、インデックスカード13を紛失することが
ない。MD1はインデックスカード13を収容した状態
のままで、第1開口12から支障なく抜き差しできる。
このとき、インデックスカード13の端縁をストッパー
41で受け止めているので、インデックスカード13が
MD1と共に引き出されるのを防止できる。蓋側壁19
はMD用の挿入ガイド壁として機能し、ケース内に収容
したMD1が左右にがた付くのを抑止する。インデック
スカード13を使用する場合には、先に説明した要領で
蓋体11を開き操作して第2開口17の上面全体を開放
し、第2開口17からインデックスカード13を出し入
れする。
【0025】図7(a)・(b)は蓋ロック26の変形
例を示す。図7(a)では、蓋体11の左右の各蓋側壁
19に設けた前後に長い貫通状のロック溝42と、ケー
ス本体10の左右両側壁15の内面に突設したピン状の
ロック片32とで、蓋ロック26を構成した。ロック溝
42の前端下部には、蓋体11の上開き揺動を許す弧状
の逃げ溝43を連通状に形成する。図7(b)では、蓋
ロック26を蓋体11の主面壁18の左右両側端と、ケ
ース本体10の左右両側壁15の外側面の上端との間に
設けた。詳しくは、主面壁18の両側端の下面に前後に
長い断面L字状のロック突条31を設け、ロック突条3
1に対して上下の位置関係で係合するロック片32を両
側壁15の上端に設けた。
例を示す。図7(a)では、蓋体11の左右の各蓋側壁
19に設けた前後に長い貫通状のロック溝42と、ケー
ス本体10の左右両側壁15の内面に突設したピン状の
ロック片32とで、蓋ロック26を構成した。ロック溝
42の前端下部には、蓋体11の上開き揺動を許す弧状
の逃げ溝43を連通状に形成する。図7(b)では、蓋
ロック26を蓋体11の主面壁18の左右両側端と、ケ
ース本体10の左右両側壁15の外側面の上端との間に
設けた。詳しくは、主面壁18の両側端の下面に前後に
長い断面L字状のロック突条31を設け、ロック突条3
1に対して上下の位置関係で係合するロック片32を両
側壁15の上端に設けた。
【0026】上記の実施例および変形例から理解できる
ように、ロック突条31とロック片32、あるいはロッ
ク溝42とロック片32とは、それぞれ対を成す一方が
ケース本体10と蓋体11のいずれの側に設けてあって
もよい。蓋側壁19とケース本体10の底壁4との間に
蓋ロック26を設けることができる。蓋体10は閉じ位
置から90度起立した位置まで開放できるに越したこと
はないが、必ずしもその必要はなく、開放位置において
主面壁18が傾斜する状態であってもよい。ロック体3
3はケース本体10に組み付けることができる。
ように、ロック突条31とロック片32、あるいはロッ
ク溝42とロック片32とは、それぞれ対を成す一方が
ケース本体10と蓋体11のいずれの側に設けてあって
もよい。蓋側壁19とケース本体10の底壁4との間に
蓋ロック26を設けることができる。蓋体10は閉じ位
置から90度起立した位置まで開放できるに越したこと
はないが、必ずしもその必要はなく、開放位置において
主面壁18が傾斜する状態であってもよい。ロック体3
3はケース本体10に組み付けることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の収納ケースは、前側面に設けた
第1開口12から、ディスクカートリッジ1を出し入れ
する基本形態を維持しながら、蓋体11を後方スライド
したのち上方へ開放揺動して、ケース上面の第2開口1
7を開放し、この第2開口17からもディスクカートリ
ッジ1やインデックスカード13が出し入れできるよう
にした。従って、使用者は状況に応じて出し入れしやす
い開口を選んで、ディスクカートリッジ1およびインデ
ックスカード13を収納ケースに対して出し入れでき
る。蓋体11とケース本体10との間に蓋ロック26を
設け、蓋体11が閉じ位置にあるときはもちろんのこ
と、閉じ位置から開放待機位置へスライド変位する間に
も、蓋体11が開き揺動するのを規制するので、収納ケ
ースが他物と衝突したり、落下衝撃を受けるような場合
でも、ディスクカートリッジ1がケース外へ飛び出すの
を防いで確実に保護できる。
第1開口12から、ディスクカートリッジ1を出し入れ
する基本形態を維持しながら、蓋体11を後方スライド
したのち上方へ開放揺動して、ケース上面の第2開口1
7を開放し、この第2開口17からもディスクカートリ
ッジ1やインデックスカード13が出し入れできるよう
にした。従って、使用者は状況に応じて出し入れしやす
い開口を選んで、ディスクカートリッジ1およびインデ
ックスカード13を収納ケースに対して出し入れでき
る。蓋体11とケース本体10との間に蓋ロック26を
設け、蓋体11が閉じ位置にあるときはもちろんのこ
と、閉じ位置から開放待機位置へスライド変位する間に
も、蓋体11が開き揺動するのを規制するので、収納ケ
ースが他物と衝突したり、落下衝撃を受けるような場合
でも、ディスクカートリッジ1がケース外へ飛び出すの
を防いで確実に保護できる。
【図1】図2におけるA−A線断面図である。
【図2】収納ケースの内部構造を示す一部破断平面図で
ある。
ある。
【図3】図2におけるB−B線断面図である。
【図4】図2におけるC−C線断面図である。
【図5】蓋体とケース本体の連結部構造を示す分解斜視
図である。
図である。
【図6】蓋体の動作を閉じ位置、開放待機位置、開放位
置の各動作位置において示す断面図である。
置の各動作位置において示す断面図である。
【図7】図7(a)・(b)は蓋ロックのそれぞれ異な
る変形例を示す要部の断面図である。
る変形例を示す要部の断面図である。
10 ケース本体 11 蓋体 12 第1開口 13 インデックスカード 17 第2開口 19 蓋側壁 21 軸 22 ガイド溝 25 スライドロック 26 蓋ロック 31 ロック突条 32 ロック片
Claims (5)
- 【請求項1】 ケース本体10と蓋体1とでディスクカ
ートリッジ1用の収納室Rが区画してあり、ケース前面
にディスクカートリッジ1を出し入れする第1開口12
が設けてあるブックケース型の収納ケースであって、 ケース本体10の上面にディスクカートリッジ1および
インデックスカード13を出し入れする第2開口17が
設けられており、 蓋体1は、第2開口17を閉止する閉じ位置と、閉じ姿
勢を維持した状態のままで第1開口12から遠ざかる側
へスライド移動した開放待機位置と、開放待機位置にお
いて上開き揺動して第2開口17を開放する開放位置と
に変位できるようケース本体10に支持されており、 ケース本体10と蓋体11との間に、閉じ位置において
蓋体11が開放待機位置側へスライド変位するのを規制
するスライドロック25が設けられており、 閉じ位置と開放待機位置との間で蓋体11を上開き揺動
不能に規制する蓋ロック26が、ケース本体10と蓋体
11との間に設けてあるディスクカートリッジ用の収納
ケース。 - 【請求項2】 蓋体11に、ケース本体10の左右の両
側壁15に対向する左右一対の蓋側壁19が設けられて
おり、 両側壁15と両蓋側壁19との対向面間に、スライドロ
ック25と蓋ロック26とが設けてある請求項1記載の
ディスクカートリッジ用の収納ケース。 - 【請求項3】 蓋ロック26が前後に長いロック突条3
1と、ロック突条31に対して上下の位置関係で接当係
合するロック片32とで形成されており、 ロック突条31とロック片32とは、一方がケース本体
10側に、他方が蓋体11側にそれぞれ設けられている
請求項2記載のディスクカートリッジ用の収納ケース。 - 【請求項4】 蓋ロック26が、前後に長いロック溝4
2と、ロック溝42に係合するロック片32とで形成さ
れており、 ロック溝42とロック片32とは、一方がケース本体1
0側に、他方が蓋体11側にそれぞれ設けられている請
求項2記載のディスクカートリッジ用の収納ケース。 - 【請求項5】 カートリッジケース3には、下面の左右
両側に位置決め用の凹部6を有し、各凹部6の上側に隣
接して装填案内用のガイド溝7が形成されており、 収納室Rの内奥の左右両側に、前記凹部6に係合してデ
ィスクカートリッジ1の滑落を防止するロック体33が
設けられており、 ロック体22が凹部6と係合するのに先行して、ガイド
溝7と係合する誤装填防止用の突起40が、収納室Rの
内奥の左右の少なくとも一方の内側面に設けてある請求
項1又は2又は3又は4記載のディスクカートリッジ用
の収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29564796A JPH10120070A (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | ディスクカートリッジ用の収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29564796A JPH10120070A (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | ディスクカートリッジ用の収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120070A true JPH10120070A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17823362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29564796A Pending JPH10120070A (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | ディスクカートリッジ用の収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10120070A (ja) |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP29564796A patent/JPH10120070A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |