JPH10119576A - 車両のドアサッシュ構造 - Google Patents

車両のドアサッシュ構造

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Publication number
JPH10119576A
JPH10119576A JP8273618A JP27361896A JPH10119576A JP H10119576 A JPH10119576 A JP H10119576A JP 8273618 A JP8273618 A JP 8273618A JP 27361896 A JP27361896 A JP 27361896A JP H10119576 A JPH10119576 A JP H10119576A
Authority
JP
Japan
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sash
door
vehicle
panel
flange portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8273618A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nagaishi
博 永石
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】剛性を向上させる接合を効率よく行えると共
に、部品点数を削減しても、外観品質を維持出来、ま
た、防錆性能を向上させつつ、施工工程数を減少させる
ことが出来る車両のドアサッシュ構造を提供する。 【解決手段】ドアパネル2,3の上方に立ち上がるドア
サッシュ本体22,23を有する車両のドアサッシュ構
造である。ドアサッシュ本体23は、車両外側面を形成
するサッシュアウタパネル24と、サッシュアウタパネ
ル24の車内側面24f形状に沿って配設されるサッシ
ュインナパネル25とを有し、サッシュアウタパネル2
4及びサッシュインナパネル25の相互に略直交する面
部24b,24c及び25a,25bを、各々固着して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に、自動車の
センターピラー付近に用いられる車両のドアサッシュ構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両のドアサッシュ構造
としては、例えば、図4又は図5に示す様なものが知ら
れている(日産自動車株式会社発行「新型車解説書FY
33−0型系車の紹介」参照)。
【0003】このようなものでは、車両1の前部ドアパ
ネル2と、後部ドアパネル3とが突き合わされるセンタ
ピラー4付近に、各ドアパネル2,3の上方に立ち上が
るドアサッシュ本体5,6が設けられている。
【0004】このうち、ドアサッシュ本体5は、主にロ
ール成形されたサッシュインナ7の端部7aがヘム(曲
げ)加工されて、サッシュアウタ8の端部8aに溶接さ
れることにより、これらのサッシュインナ7及びサッシ
ュアウタ8が、一体となるように構成されている。
【0005】前記サッシュアウタ8の車外側側面部に
は、係止孔8bが形成されている。また、このサッシュ
アウタ8には、外観品質を向上させるサッシュアウタカ
バー9が配設されている。そして、他のトリム部品等を
車体に配設する行程でこのサッシュアウタカバー9に一
体に突設されるクリップ10の先端10aが、前記係止
孔8bに挿通されて係止されるように構成されている。
【0006】また、このサッシュアウタカバー9の凹部
9aと、前記ドアサッシュアウタ8とによって、ガラス
ラン保持部11が形成されている。
【0007】このガラスラン保持部11には、前部ドア
パネル2に収納されるドアガラスパネル12を摺動自在
に保持するドアグラスラン13が、配設されている。
【0008】また、前記サッシュインナ7の車室内側側
面には、ドアウエザストリップ14を配設するウエザス
トリップ配設溝7bが設けられている。
【0009】更に、このサッシュインナ7の端部7c
と、前記サッシュアウタ8の端部8cとには、樹脂製の
サッシュインナカバー15の端縁が各々係止されて配設
されている。
【0010】なお、前記後部ドアパネル3のドアサッシ
ュ本体6も略同様に構成されている。
【0011】そして、前記前部ドアパネル2側に設けら
れたサッシュアウタカバー9の後端縁9bは、車室内方
向へ向けて水平断面略L字状に折曲されている。
【0012】この後端縁9bには、風切り音削減用のシ
ールリップ部材16が、このドアサッシュ本体5の略全
長に渡って嵌着されて配設されている。
【0013】このシールリップ部材16の先端部16a
は、また、前記後部ドアパネル3側に設けられたサッシ
ュアウタカバー9の前端部9cは、車室内方向へ向けて
水平断面略L字状に折曲されて形成されている。
【0014】そして、前記前,後部ドアパネル2,3が
閉じた状態で、前記先端部16aが、この前端縁9cに
当接するように構成されている。
【0015】このように構成された従来の車両のドアサ
ッシュ構造では、ドアトリム配設工程で、前記サッシュ
アウタ8の車外側側面に形成された係止孔8bに、前記
サッシュアウタカバー9のクリップ10を先端10aか
ら挿入して、これらのドアサッシュ本体5,6にサッシ
ュアウタカバー9,9を配設する。
【0016】クリップ10の先端10aは、前記サッシ
ュアウタ8と、サッシュインナ7との間に形成される閉
断面部17内に位置して、外部へ突出することなく、外
観品質が良好である。
【0017】また、図6は、他の従来例を示すもので、
後部ドアパネル3側のドアサッシュ本体6のサッシュア
ウタ8前端縁8aに、前部ドアパネル2側のドアサッシ
ュ本体5の後端縁部との間の間隙をシールするパーティ
ングシール部材18を、テープ材19及びクリップ20
を用いて配設している。
【0018】この前端縁8aは、サッシュインナ7の端
部7aに対してヘム加工されると共に、車室内側側面に
ペイントシール21が施されて、防錆性能を向上させる
ように構成されている。
【0019】なお、他のこの種のものとしては、実開昭
63−19432号公報に記載されているようなウエザ
ストリップを保持するドアサッシュ等が知られている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両のドアサッシュ構造では、外観品質を向
上させるため、サッシュアウタカバー9を各ドアサッシ
ュ本体5,6の外側に設けている。これらのサッシュア
ウタカバー9はクリップ10によって配設されているの
で、前記サッシュアウタ8と、サッシュインナ7との間
に形成される閉断面部17の厚みを所定量a設定しなけ
れば、クリップ10の先端10aが、外部へ突出してし
まう。
【0021】このように車幅方向へ所定量aの非接合部
分が発生してしまう閉断面部17を設けているので、前
記サッシュアウタ8と、サッシュインナ7との間の接合
剛性を確保するためには、ドアサッシュ本体5,6全体
の厚みbも大きく設定して、これらのサッシュアウタ8
と、サッシュインナ7と接合面積を増大させる必要があ
る。したがって、溶接ポイントが増大する等、接合効率
が良好とは言い難かった。
【0022】また、ドアトリム配設工程で、前記サッシ
ュアウタ8の車外側側面に、前記別部品として構成され
るサッシュアウタカバー9を配設するように構成されて
いるので、部品点数が増大すると共に、部品精度によっ
てはサッシュアウターカバー9の組み付け時に、組み付
けバラツキを起こし、外観品質が低下する虞れがあっ
た。
【0023】しかも、サッシュアウタカバー配設用の係
止穴8b周縁から錆が発生し易いといった問題もあっ
た。
【0024】そして、前記他の従来例に示すパーティン
グシール部材18の取り付け構造では、パーティングシ
ール部材18を配設するのに、前記クリップ20及びテ
ープ材19等を必要とするため、部品点数が増大すると
共に、端部8aに対して、ペーントシール21を施さな
ければ、防錆性能が低下してしまう。従って、施工工程
数が増大してしまうといった問題もあった。
【0025】そこで、この発明は、剛性を向上させる接
合を効率よく行えると共に、部品点数を削減しても、外
観品質を維持出来、また、防錆性能を向上させつつ、施
工工程数を減少させることが出来る車両のドアサッシュ
構造を提供することを課題としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、ドアパネル
の上方に立ち上がるドアサッシュ本体を有する車両のド
アサッシュ構造において、前記ドアサッシュ本体は、車
両外側面を形成するサッシュアウタパネルと、該サッシ
ュアウタパネルの車内側面形状に沿って配設されるサッ
シュインナパネルとを有し、該サッシュアウタパネル及
びサッシュインナパネルの相互に略直交する面部を、各
々固着した車両のドアサッシュ構造を特徴としている。
【0027】このように構成された請求項1記載のもの
では、サッシュアウタパネルが車両外側面を形成するの
で、従来の様に、別途前記サッシュアウタカバーを配設
する必要が無い。
【0028】このため、サッシュアウタカバー分の部品
点数を削減できると共に、部品精度に左右されず、外観
品質を向上させることが出来る。
【0029】しかも、サッシュアウタカバー配設用の係
止穴を形成する必要もないので、防錆性能も良好であ
る。
【0030】また、サッシュアウタパネル及びサッシュ
インナパネルの相互に略直交する面部が、各々固着され
ているので、接合効率が良好である。このため、少ない
溶接ポイントで、高い剛性を該ドアサッシュ本体に持た
せることが出来る。
【0031】また、請求項2に記載されたものでは、前
記ドアサッシュ本体には、昇降するドアガラスに沿って
延設されるグラスラン部材を保持するグラスラン保持部
が形成されると共に、前記サッシュアウタパネル及びサ
ッシュインナパネルによって、該グラスラン保持部とサ
ッシュ本体外側端との間に、閉断面部が形成される請求
項1記載の車両のドアサッシュ構造を特微としている。
【0032】このように構成された請求項2記載のもの
では、グラスラン保持部とサッシュ本体外側端との間に
形成される閉断面部が、前記サッシュアウタパネル及び
サッシュインナパネルによって構成されているので、材
料効率を良好なものとして、更に、該ドアサッシュ本体
の剛性を向上させることが出来る。
【0033】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記サッシュインナパネルは、前記ドアパネルに形成さ
れるウエザストリップ配設部と略面一となるように延設
される車内側面部を有し、しかも、該サッシュインナパ
ネルは、車内側面部の裏面側に、前記サッシュアウタパ
ネルと共に閉断面部を構成する各請求項1又は2記載の
車両のドアサッシュ構造を特徴としている。
【0034】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記サッシュインナパネルの車内側面部が、前記
ドアパネルに形成されるウエザストリップ配設部と略面
一となるように延設されている。
【0035】このため、前記ドアパネルに形成されるウ
エザストリップ配設部から、そのままウエザストリップ
を延設して配設出来、作業性が良好である。
【0036】また、該サッシュインナパネルの車内側面
部の裏面側に、前記サッシュアウタパネルと共に構成さ
れる閉断面部が設けられているので、更に、該ドアサッ
シュ本体の剛性を向上させることが出来る。
【0037】また、請求項4に記載されたものでは、前
部ドアパネルと、後部ドアパネルとが突き合わされるセ
ンタピラー付近の車両のドアサッシュ構造において、後
部ドアパネル前縁部の上方に立ち上がるドアサッシュ本
体は、車両内側に向けて、水平方向断面形状略L字型に
折曲される前側L字延長フランジ部を有するサッシュア
ウタパネルと、該前側L字延長フランジ部の内側面形状
に沿って配設されて、該前側L字延長フランジ部に接合
される接合フランジ部を有するサッシュインナパネルと
を有する車両のドアサッシュ構造を特徴としている。
【0038】このように構成された請求項4記載のもの
では、サッシュアウタパネルの前側L字延長フランジ部
に、サッシュインナパネルの接合フランジ部が接合され
ているので、従来のようにヘム加工等を施す必要がな
く、シーリング等も不要となる。
【0039】このため、施工工程数が減少する。
【0040】そして、請求項5に記載されたものでは、
前記前側L字延長フランジ部は、水平方向断面内で、車
室内前方に向けて、所定角度を呈して傾斜するように形
成されている請求項4記載の車両のドアサッシュ構造を
特徴としている。
【0041】このように構成された請求項5記載のもの
では、前記前側L字延長フランジ部が、水平方向断面内
で、車室内前方に向けて、所定角度を呈して傾斜するよ
うに形成されている。このため、前側ドアパネルのドア
サッシュ本体が、衝突時の変形により車両後方方向へ移
動しても、該ドアサッシュ本体の内側に前記前側L字延
長フランジ部が入り込む。従って、前,後部ドアパネル
の開閉動作に影響を与えることが無い。
【0042】更に、請求項6に記載されたものでは、前
記前側L字延長フランジ部には、前記前部ドアパネルの
サッシュ本体との間に介在するパーティングシール部材
が装着される各請求項4又は5記載の車両のドアサッシ
ュ構造を特徴としている。
【0043】このように構成された請求項6記載のもの
では、前記前側L字延長フランジ部に装着されたパーテ
ィングシール部材が、前記前部ドアパネルのサッシュ本
体と、該後部ドアパネルのドアサッシュ本体との間に介
在する。
【0044】このため、風切り音の発生が抑制される。
【0045】また、前記前側L字延長フランジ部に、サ
ッシュインナパネルの接合フランジ部が接合されている
部分を、該パーティングシール部材によって覆えば、外
観品質も良好となる。
【0046】また、請求項7に記載されたものでは、前
記接合フランジ部には、前記サッシュアウタパネルの前
側L字延長フランジ部形状に適合させて、折曲加工され
ることにより、該サッシュインナパネルの他の外側面
を、前記サッシュアウタパネルの内側面から離間させる
凹状溝部が設けられる各請求項4乃至6記載の車両のド
アサッシュ構造を特徴としている。
【0047】このように構成された請求項7記載のもの
では、前記接合フランジ部に設けられた凹状溝部が、前
記サッシュアウタパネルの前側L字延長フランジ部形状
に適合されて、折曲加工されることにより、該サッシュ
インナパネルの他の外側面が、前記サッシュアウタパネ
ルの内側面から離間させられる。
【0048】このため、サッシュインナパネルの外側面
形状に影響されず、接合フランジ部の接合面のみを外表
面管理することにより、組み立て精度を向上させること
が出来る。
【0049】そして、請求項8に記載されたものでは、
前部ドアパネルと、後部ドアパネルとが突き合わされる
センタピラー付近の車両のドアサッシュ構造において、
何れか一方のドアパネル縁部の上方に立ち上がるドアサ
ッシュ本体は、車両内側に向けて、水平方向断面形状略
L字型に折曲される突合せ側L字延長フランジ部を有す
るサッシュアウタパネルと、該突合せ側L字延長フラン
ジ部の内側面形状に沿って配設されて、該突合せ側L字
延長フランジ部に接合される接合フランジ部を有するサ
ッシュインナパネルとを有し、該突合せ側L字延長フラ
ンジ部及び接合フランジ部の接合部分には、該接合部分
を被覆すると共に、前記他方のドアパネルの上方に立ち
上がるサッシュの突合せ側フランジ部を当接させるパー
ティングシール部材が装着される車両のドアサッシュ構
造を特徴としている。
【0050】このように構成された請求項8記載のもの
では、突合せ側L字延長フランジ部及び接合フランジ部
の接合部分に設けられたパーティングシール部材が、該
接合部分を被覆すると共に、前記他方のドアパネルの上
方に立ち上がるサッシュの突合せ側フランジ部を当接さ
せる。
【0051】このため、パーティングシール部材を配設
するのに、従来のようにクリップ及びテープ材等を必要
とせず、部品点数が削減出来ると共に、防錆性能も向上
して、ペーントシール等の施工も省略でき、施工工程数
が削減できる。
【0052】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態1に
ついて、図面を参照しつつ説明する。なお、従来例と同
一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
【0053】図1乃至図5は、この発明の実施の形態1
の車両のドアサッシュ構造を示すものである。なお、前
記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0054】まず、構成について説明するとこの実施の
形態1の車両のドアサッシュ構造では、車両1の前部ド
アパネル2と、後部ドアパネル3とが突き合わされるセ
ンタピラー4付近に、各ドアパネル2,3の上方に立ち
上がるドアサッシュ本体22,23が設けられている。
【0055】このうち、後部のドアサッシュ本体23
は、車両外側面を形成するサッシュアウタパネル24
と、このサッシュアウタパネル24の車内側面24f形
状に沿って配設されるサッシュインナパネル25とから
主に構成されている。
【0056】このサッシュアウタパネル24は、前記ド
アサッシュ本体23の高さ方向略全域に渡り、所定の外
観品質を有する車外側面24aを有している。
【0057】そして、このサッシュアウタパネル24の
相互に略直交する面部24b,24cが、前記サッシュ
インナパネル25の相互に略直交する面部25a,25
bに対して各々スポット溶接されることにより固着され
ている。
【0058】このうち、車幅方向に延設される面部24
b,25aには、従来例のように、前記クリップ10の
先端10aを挿入することにより、閉断面部17に必要
とされる厚みaを減少させて、所定幅cの接続面積が確
保されている。
【0059】また、前記ドアサッシュ本体22,23の
サッシュアウタパネル24,24には、断面略凹状のグ
ラスラン保持部24d,24dが各々形成されている。
【0060】このグラスラン保持部24d,24dに
は、昇降するドアガラスパネル12,12に沿って延設
されるグラスラン部材としてのドアグラスラン13,1
3が保持されている。
【0061】そして、前記サッシュアウタパネル24及
びサッシュインナパネル25によって、このグラスラン
保持部24dと、サッシュ本体23の外側端としての前
側端23aとの間に、第1閉断面部26が形成されるよ
うに構成されている。
【0062】この第1閉断面部26は、前記従来例の閉
断面部17の厚みaよりも厚みdが小さくなるように設
定されている。
【0063】また、前記サッシュインナパネル25に
は、前記後部ドアパネル3に形成されるウエザストリッ
プ配設部と略面一となるように延設される車内側面部2
5cが形成されている。
【0064】しかも、この車内側面部25cの裏面側に
は、前記サッシュアウタパネル24と共に、第2閉断面
部27が形成されている。
【0065】そして、このドアサッシュ本体23の前記
前側端23aでは、サッシュアウタパネル24に、車両
内側に向けて、水平方向断面形状略L字型に折曲される
前側L字延長フランジ部24eが形成されている。
【0066】この前記前側L字延長フランジ部24e
は、図3に示すように、水平方向断面内で、車室内前方
に向けて、所定角度αを呈して傾斜するように形成され
ている。
【0067】また、前記サッシュインナパネル25に
は、この前側L字延長フランジ部24の内側面形状に沿
って配設されて、この前側L字延長フランジ部24に当
接される接合フランジ部25dが形成されている。
【0068】この接合フランジ部25dには、前記サッ
シュアウタパネル24の前側L字延長フランジ部24e
形状に適合させて、折曲加工されることにより、サッシ
ュインナパネル25の他の外側面25eを、前記サッシ
ュアウタパネル24の内側面24fから離間させる凹状
溝部25fが設けられている。
【0069】そして、これらの前側L字延長フランジ部
24と、接合フランジ部25dとには、スポット溶接が
施されて接合されている。
【0070】更に、この前側L字延長フランジ部24e
には、前記前部ドアパネル2のドアサッシュ本体22と
の間に介在するパーティングシール部材28が装着され
ている。
【0071】このパーティングシール部材28には、前
記前側L字延長フランジ部24と、接合フランジ部25
dとの接合部分を被覆する嵌着部28aが設けられると
共に、前記他方の前部ドアパネル2の上方に立ち上がる
ドアサッシュ本体22の突合せ側フランジ部22aを当
接させて変形により、建付け誤差を吸収する中空部28
aが、前記嵌着部28aよりも車両前側位置となるよう
に一体に形成されている。
【0072】この前部ドアサッシュ本体22は、前記後
部ドアサッシュ本体23と略同様に構成されるが、ドア
サッシュ本体22の突合せ側フランジ部22aでは、サ
ッシュアウタパネル24の後端縁24gが、ヘム加工さ
れて前記サッシュインナパネル25の後端縁25gに接
合されている。
【0073】また、このドアサッシュ本体22の前側端
22bでは、前記サッシュインナパネル24の前端縁2
4hが、ヘム加工されて前記サッシュインナパネル25
の前端縁25hに接合されている。
【0074】そして、前記ドアサッシュ本体23の後側
端23bでは、前記サッシュインナパネル25の後端縁
25gが、ヘム加工されて前記サッシュアウタパネル2
4の後端縁24gに接合されている。
【0075】更に、この実施の形態1では、前記サッシ
ュインナパネル25の第2閉断面部27の車室内側面2
5iが、所定の外観品質を有することにより、従来例の
ようなサッシュインナーカバー15を省略する構成とし
ている。
【0076】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0077】この実施の形態1では、サッシュアウタパ
ネル24,24の車外側面24a,24が、各ドアサッ
シュ本体22,23の車両外側面を形成するので、従来
の様に、別途前記サッシュアウタカバー9,9を配設す
る必要が無い。
【0078】このため、サッシュアウタカバー分の部品
点数を削減できると共に、部品精度に左右されず、外観
品質を向上させることが出来る。
【0079】更に、この実施の形態1では、サッシュア
ウタパネル24と、サッシュインナパネル25とを接合
する工程が、従来のようにトリム工程ではないので、組
付け時の取り付けバラツキ等もなく、この点においても
外観品質を向上させることが出来る。
【0080】しかも、サッシュアウタカバー配設用の係
止穴8aを、サッシュアウタパネル24形成する必要も
ないので、防錆性能も良好である。
【0081】また、サッシュアウタパネル24及びサッ
シュインナパネル25の相互に略直交する面部24b,
24c及び25a,25bが、各々スポット溶接により
固着されているので、接合効率が良好である。
【0082】更に、この実施の形態1では、従来に比し
て、前記クリップ10を用いる必要が無いので、第1閉
断面部26の車幅方向の厚みdを従来の厚みaよりも小
さく設定出来、その分、前記車幅方向に延設される面部
24a及び25aの所定幅cを増大させて設定すること
により、全体の厚みbを略変えず、或は、減少させて
も、剛性の向上に寄与する有効な接続面積が確保出来
る。この点においても、少ない溶接ポイントで、高い剛
性をこのドアサッシュ本体22,23に持たせることが
出来る。
【0083】また、グラスラン保持部24dとサッシュ
本体前側端23aとの間に形成される第1閉断面部26
が、前記サッシュアウタパネル24及びサッシュインナ
パネル25によって構成されているので、例えば、前記
サッシュアウタパネル24の車外側面24aを構成する
部分をそのまま、この第1閉断面部26の一部として用
いることが出来るので、材料効率を良好なものとする事
が出来る。
【0084】従って、重量を増大させることなく、更
に、ドアサッシュ本体22,23の剛性を向上させるこ
とが出来る。
【0085】そして、前記サッシュインナパネル25の
車内側面部25cが、前記各々前,後部ドアパネル2,
3に形成されるウエザストリップ配設部と略面一となる
ように延設されている。
【0086】このため、前記前,後部ドアパネル2,3
に形成されるウエザストリップ配設部から、そのまま、
ウエザストリップ14,14を延設して配設出来、作業
性が良好である。この際、ウエザストリップ14,14
は、ドアパネル配設部分からサッシュ本体配設部分に渡
り、一体に形成することが出来るので、更に、防水性能
を良好なものとすることが出来る。
【0087】また、前記サッシュインナパネル25の車
内側面部25cの裏面側には、前記サッシュアウタパネ
ル24と共に構成される第2閉断面部27が設けられて
いるので、更に、ドアサッシュ本体22,23の剛性を
向上させることが出来る。
【0088】また、サッシュアウタパネル24の前側L
字延長フランジ部24eに、サッシュインナパネル25
の接合フランジ部25dが接合されているので、従来の
ようにヘム加工等を施す必要がなく、シーリング等も不
要となる。このため、施工工程数が減少する。
【0089】そして、前記前側L字延長フランジ部24
eが、水平方向断面内で、車室内前方に向けて、所定角
度αを呈して傾斜するように形成されている。このた
め、前部ドアパネル2のドアサッシュ本体22が、衝突
時の変形により車両後方方向へ移動しても、図3中二点
鎖線で示す様に、このドアサッシュ本体22の内側に前
記前側L字延長フランジ部24eが入り込む。従って、
前,後部ドアパネル2,3の開閉動作に影響を与えるこ
とが無い。
【0090】更に、前記前側L字延長フランジ部24e
に装着されたパーティングシール部材28が、前記前部
ドアパネル2のドアサッシュ本体22と、後部ドアパネ
ル3のドアサッシュ本体23との間に介在されている。
このため、前,後部ドアパネル2,3を閉じた状態で、
ドアサッシュ本体22,23間の間隙は、このパーティ
ングシール部材28によって、図1に示す様に埋められ
て、略面一となり、風切り音の発生が抑制される。
【0091】また、図5に示す様に、従来、前部ドアパ
ネル2開閉時に、シールリップ部材16の先端部16a
が、サッシュアウタカバー9の前端縁9cに当接して反
転し、復帰時にゴムの弾ける音を発生する虞があった。
【0092】この実施の形態1では、中空部28bを有
するパーティングシール部材28が嵌着されている前記
前側L字延長フランジ部24eが、後部ドアパネル側で
あるので、前部ドアパネル2開閉時に回動しない。しか
も、前部ドアパネル2が閉じる際に、前記突合せフラン
ジ部22aが、この中空部28bに当接して、この中空
部28bが押圧方向へ変形するのみで、従来のように反
転状態となるようなことはない。このため、異音の発生
する虞がない。
【0093】そして、前記前側L字延長フランジ部24
eでは、サッシュインナパネル24のうち、接合フラン
ジ部25dが接合されている部分が、パーティングシー
ル部材28によって覆われているので、例えば、図6に
示す他の従来例のように、ペイントシール21部分が露
出するものに比して、外観品質も良好となる。
【0094】また、図3に示す様に、前記接合フランジ
部25dに設けられた凹状溝部25fが、前記サッシュ
アウタパネル24の前側L字延長フランジ部24e形状
に適合されて、折曲加工されることにより、前記所定量
dの幅を有する前記閉断面部26を形成して、サッシュ
インナパネル25の他の外側面25eが、前記サッシュ
アウタパネル24の内側面24fから離間させられる。
【0095】このため、サッシュインナパネル25の外
側面25e形状に影響されず、接合フランジ部25dの
接合面25jのみを外表面管理することにより、組み立
て精度を向上させることが出来る。
【0096】そして、前記突合せ側L字延長フランジ部
24e及び接合フランジ部25dの接合部分に嵌着され
て設けられたパーティングシール部材28が、このスポ
ット溶接された接合部分を被覆すると共に、前記前部ド
アパネル2の上方に立ち上がるドアサッシュ本体22の
突合せ側フランジ部22aを当接させる。
【0097】このため、パーティングシール部材28を
配設するのに、従来のようにクリップ及びテープ材等を
必要とせず、部品点数が削減出来ると共に、防錆性能も
向上して、ペーントシール等の施工も省略でき、施工工
程数が削減できる。
【0098】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0099】例えば、前記実施の形態1では、前記パー
ティングシール部材28が、後部ドアパネル3側のドア
サッシュ本体23の突合せ側L字延長フランジ部24e
及び接合フランジ部25dの接合部分に嵌着されて設け
られているが、特にこれに限らず、例えば、前部ドアパ
ネル2側のドアサッシュ本体22の突合せ側フランジ部
22aに設けられてもよい。
【0100】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、サッシュアウタパネルが車
両外側面を形成するので、従来の様に、別途前記サッシ
ュアウタカバーを配設する必要が無い。
【0101】このため、サッシュアウタカバー分の部品
点数を削減できると共に、部品精度に左右されず、外観
品質を向上させることが出来る。
【0102】しかも、サッシュアウタカバー配設用の係
止穴を形成する必要もないので、防錆性能も良好であ
る。
【0103】また、サッシュアウタパネル及びサッシュ
インナパネルの相互に略直交する面部が、各々固着され
ているので、接合効率が良好である。このため、少ない
溶接ポイントで、高い剛性を該ドアサッシュ本体に持た
せることが出来る。
【0104】また、請求項2に記載されたものでは、グ
ラスラン保持部とサッシュ本体外側端との間に形成され
る閉断面部が、前記サッシュアウタパネル及びサッシュ
インナパネルによって構成されているので、材料効率を
良好なものとして、更に、該ドアサッシュ本体の剛性を
向上させることが出来る。
【0105】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記サッシュインナパネルの車内側面部が、前記ドアパ
ネルに形成されるウエザストリップ配設部と略面一とな
るように延設されている。
【0106】このため、前記ドアパネルに形成されるウ
エザストリップ配設部から、そのままウエザストリップ
を延設して配設出来、作業性が良好である。
【0107】また、該サッシュインナパネルの車内側面
部の裏面側に、前記サッシュアウタパネルと共に構成さ
れる閉断面部が設けられているので、更に、該ドアサッ
シュ本体の剛性を向上させることが出来る。
【0108】また、請求項4に記載されたものでは、サ
ッシュアウタパネルの前側L字延長フランジ部に、サッ
シュインナパネルの接合フランジ部が接合されているの
で、従来のようにヘム加工等を施す必要がなく、シーリ
ング等も不要となる。
【0109】このため、施工工程数が減少する。
【0110】そして、請求項5に記載されたものでは、
前記前側L字延長フランジ部が、水平方向断面内で、車
室内前方に向けて、所定角度を呈して傾斜するように形
成されている。このため、前側ドアパネルのドアサッシ
ュ本体が、衝突時の変形により車両後方方向へ移動して
も、該ドアサッシュ本体の内側に前記前側L字延長フラ
ンジ部が入り込む。従って、前,後部ドアパネルの開閉
動作に影響を与えることが無い。
【0111】更に、請求項6に記載されたものでは、前
記前側L字延長フランジ部に装着されたパーティングシ
ール部材が、前記前部ドアパネルのサッシュ本体と、該
後部ドアパネルのドアサッシュ本体との間に介在する。
【0112】このため、風切り音の発生が抑制される。
【0113】また、前記前側L字延長フランジ部に、サ
ッシュインナパネルの接合フランジ部が接合されている
部分を、該パーティングシール部材によって覆えば、外
観品質も良好となる。
【0114】また、請求項7に記載されたものでは、前
記接合フランジ部に設けられた凹状溝部が、前記サッシ
ュアウタパネルの前側L字延長フランジ部形状に適合さ
れて、折曲加工されることにより、該サッシュインナパ
ネルの他の外側面が、前記サッシュアウタパネルの内側
面から離間させられる。
【0115】このため、サッシュインナパネルの外側面
形状に影響されず、接合フランジ部の接合面のみを外表
面管理することにより、組み立て精度を向上させること
が出来る。
【0116】そして、請求項8に記載されたものでは、
突合せ側L字延長フランジ部及び接合フランジ部の接合
部分に設けられたパーティングシール部材が、該接合部
分を被覆すると共に、前記他方のドアパネルの上方に立
ち上がるサッシュの突合せ側フランジ部を当接させる。
【0117】このため、パーティングシール部材を配設
するのに、従来のようにクリップ及びテープ材等を必要
とせず、部品点数が削減出来ると共に、防錆性能も向上
して、ペーントシール等の施工も省略でき、施工工程数
が削減できる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の車両のドアサッシュ構
造を示し、図2のA−A線に沿った位置に相当する断面
図である。
【図2】実施の形態1の車両のドアサッシュ構造を示
し、車両のドアパネルを側面から見た模式図である。
【図3】実施の形態1の車両のドアサッシュ構造で、要
部の拡大断面図である。
【図4】一従来例の車両のドアサッシュ構造で、自動車
の斜視図である。
【図5】一従来例の車両のドアサッシュ構造で、図4の
B−B線に沿った位置の断面図である。
【図6】他の従来の車両のドアサッシュ構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 車両 2 前部ドアパネル 3 後部ドアパネル 4 センターピラー 22 ドアサッシュ本体(前部) 22a 突合せ側フランジ部 23 ドアサッシュ本体(後部) 23a 前側端(外側端) 24 サッシュアウタパネル 24a 車外側面 24b,24c 面部 24e 前側L字延長フランジ部 24d グラスラン保持部 24f 車内側面 25 サッシュインナパネル 25a,25b 面部 25c 車内側面部 25d 接合フランジ部 25e 他の外側面 25f 凹状溝部 26 第1閉断面部 27 第2閉断面部 28 パーティングシール部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネルの上方に立ち上がるドアサッシ
    ュ本体を有する車両のドアサッシュ構造において、前記
    ドアサッシュ本体は、車両外側面を形成するサッシュア
    ウタパネルと、該サッシュアウタパネルの車内側面形状
    に沿って配設されるサッシュインナパネルとを有し、該
    サッシュアウタパネル及びサッシュインナパネルの相互
    に略直交する面部を、各々固着したことを特徴とする車
    両のドアサッシュ構造。
  2. 【請求項2】前記ドアサッシュ本体には、昇降するドア
    ガラスに沿って延設されるグラスラン部材を保持するグ
    ラスラン保持部が形成されると共に、前記サッシュアウ
    タパネル及びサッシュインナパネルによって、該グラス
    ラン保持部とサッシュ本体外側端との間に、閉断面部が
    形成されることを特微とする請求項1記載の車両のドア
    サッシュ構造。
  3. 【請求項3】前記サッシュインナパネルは、前記ドアパ
    ネルに形成されるウエザストリップ配設部と略面一とな
    るように延設される車内側面部を有し、しかも、該サッ
    シュインナパネルは、車内側面部の裏面側に、前記サッ
    シュアウタパネルと共に閉断面部を構成することを特徴
    とする各請求項1又は2記載の車両のドアサッシュ構
    造。
  4. 【請求項4】前部ドアパネルと、後部ドアパネルとが突
    き合わされるセンタピラー付近の車両のドアサッシュ構
    造において、後部ドアパネル前縁部の上方に立ち上がる
    ドアサッシュ本体は、車両内側に向けて、水平方向断面
    形状略L字型に折曲される前側L字延長フランジ部を有
    するサッシュアウタパネルと、該前側L字延長フランジ
    部の内側面形状に沿って配設されて、該前側L字延長フ
    ランジ部に接合される接合フランジ部を有するサッシュ
    インナパネルとを有することを特徴とする車両のドアサ
    ッシュ構造。
  5. 【請求項5】前記前側L字延長フランジ部は、水平方向
    断面内で、車室内前方に向けて、所定角度を呈して傾斜
    するように形成されていることを特徴とする請求項4記
    載の車両のドアサッシュ構造。
  6. 【請求項6】前記前側L字延長フランジ部には、前記前
    部ドアパネルのサッシュ本体との間に介在するパーティ
    ングシール部材が装着されることを特徴とする各請求項
    4又は5記載の車両のドアサッシュ構造。
  7. 【請求項7】前記接合フランジ部には、前記サッシュア
    ウタパネルの前側L字延長フランジ部形状に適合させ
    て、折曲加工されることにより、該サッシュインナパネ
    ルの他の外側面を、前記サッシュアウタパネルの内側面
    から離間させる凹状溝部が設けられることを特徴とする
    各請求項4乃至6記載の車両のドアサッシュ構造。
  8. 【請求項8】前部ドアパネルと、後部ドアパネルとが突
    き合わされるセンタピラー付近の車両のドアサッシュ構
    造において、何れか一方のドアパネル縁部の上方に立ち
    上がるドアサッシュ本体は、車両内側に向けて、水平方
    向断面形状略L字型に折曲される突合せ側L字延長フラ
    ンジ部を有するサッシュアウタパネルと、該突合せ側L
    字延長フランジ部の内側面形状に沿って配設されて、該
    突合せ側L字延長フランジ部に接合される接合フランジ
    部を有するサッシュインナパネルとを有し、該突合せ側
    L字延長フランジ部及び接合フランジ部の接合部分に
    は、該接合部分を被覆すると共に、前記他方のドアパネ
    ルの上方に立ち上がるサッシュの突合せ側フランジ部を
    当接させるパーティングシール部材が装着されることを
    特徴とする車両のドアサッシュ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002321530A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車ドアの窓枠構造
JP4731717B2 (ja) * 2001-04-27 2011-07-27 富士重工業株式会社 自動車ドアの窓枠構造

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