JPH09132166A - 自動車用ルーフ側縁部構造 - Google Patents

自動車用ルーフ側縁部構造

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JPH09132166A
JPH09132166A JP7290936A JP29093695A JPH09132166A JP H09132166 A JPH09132166 A JP H09132166A JP 7290936 A JP7290936 A JP 7290936A JP 29093695 A JP29093695 A JP 29093695A JP H09132166 A JPH09132166 A JP H09132166A
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JP
Japan
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roof
panel
drip
side rail
vehicle
Prior art date
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Application number
JP7290936A
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English (en)
Inventor
Yuji Kiyonaga
雄二 清永
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフパネル一般面とドリップモールディン
グとの間の外観品質の向上を図ると共に、シール作業性
及びルーフドリップ部分のスポット溶接作業性の向上を
図る自動車用ルーフ側縁部構造を提供する。 【解決手段】 ルーフサイドレール22のルーフサイド
レールアウタ24は、アッパーパネル25とロアーパネ
ル26とに二分割され、アッパーパネル25は、上部
に、ルーフサイドレールインナ23の上側フランジ部2
3aと接合される上側フランジ部25aが形成され、ロ
アーパネル26は、下部に、ルーフサイドレールインナ
23の下側フランジ部23bと接合される下側フランジ
部26aが形成され、上部に、ルーフパネル1の側縁部
1aが接合されるルーフドリップ部26bが車外側に延
設されて形成され、更に、ルーフドリップ部26bと下
側フランジ部26aとの間に、ルーフドリップ部26b
を車外側から覆うドリップモールディング8の取付け面
26cが形成され、ロアーパネル26の車内側にアッパ
ーパネル25が位置決め手段にて位置決めされた状態で
接合された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ルーフ
側縁部構造、特に、ルーフサイドレールやルーフドリッ
プ部分の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
図3乃至図6に示すようなものがある。図3及び図4中
符号1はルーフパネルで、このルーフパネル1の側縁部
1aの下側に車両前後方向に沿ってルーフサイドレール
2が配設されている。
【0003】このルーフサイドレール2は、車室内側に
位置するルーフサイドレールインナ3と車外側に位置す
るルーフサイドレールアウタ4との上側フランジ部3
a,4a同士、及び下側フランジ部3b,4b同士が接
合されてスポット溶接されて閉断面構造に形成されてい
る。
【0004】このルーフサイドレールアウタ4にルーフ
ドリップ5の基端部5aが部位イでスポット溶接され、
このルーフドリップ5の先端部5bに、ルーフパネル側
縁部1aの端末部1bがスポット溶接されている。
【0005】このルーフドリップ5の先端部5bとルー
フパネル側縁部1aの端末部1bとの間のシール性を確
保するため、ルーフパネル側縁部1aの端末部1bに沿
ってペイントシール6が塗布されると共に、ルーフサイ
ドレールアウタ4とルーフドリップ5の基端部5aとの
間をシールするペイントシール7が塗布されている。
【0006】さらに、そのルーフサイドレールアウタ4
の下側フランジ4b近傍に、ドリップモールディング8
が一体となったリテーナ9がビス10により取り付けら
れ、このリテーナ9にドアガラス11との間をシールす
るウエザストリップ12が装着されている。
【0007】そのドリップモールディング8により、前
記ルーフドリップ5を覆い、外観品質を確保するように
している。
【0008】なお、図4中符号13はウエルトである。
【0009】かかる構造の組付け工程は、まず、図5に
示すように、サブアッセンブリー工程で、ルーフドリッ
プ5の上側に、ルーフサイドレールアウタ4を載せるよ
うにして、治具15にて保持すると共に、この治具15
のロケートピン15aを、ルーフサイドレールアウタ4
とルーフドリップ5のロケート孔4c,5cを挿入して
位置決めして部位イを溶接ガンPによりスポット溶接す
る。
【0010】次に、ボディサイドアッセンブリー工程
で、そのルーフドリップ5が組み付けられたルーフサイ
ドレールアウタ4と、ルーフサイドレールインナ3とを
上側フランジ部3a,4a、下側フランジ部3b,4b
でそれぞれスポット溶接する。
【0011】そして、ボディメインアッセンブリー工程
で、上記ルーフドリップ5とルーフパネル1とを部位ロ
でスポット溶接する。このルーフパネル1を組み付ける
工程においては、図6に示すように、第1治具16及び
第2治具17をそれぞれ矢印方向に移動させて、ルーフ
サイドレールインナ3及びアウタ4の下側フランジ部3
b,4bを挟持すると共に、第3治具18を矢印方向に
移動させてルーフパネル1を押えた状態で位置決めして
ルーフドリップ5とルーフパネル1とを部位ロでスポッ
ト溶接する。この位置決め箇所は、ルーフパネル1の側
縁部1aに2箇所づつ計4箇所である。
【0012】次いで、塗装工程で、車内への水浸入防止
のため、ルーフパネル1とルーフドリップ5との間、ル
ーフサイドレールアウタ4とルーフドリップ5との間に
それぞれペイントシール6,7を塗布する。
【0013】その後、車両組立工程で、ドリップモール
ディング8,リテーナ9及びウエザストリップ12をサ
ブアッセンブリしたものをルーフサイドレールアウタ4
にビス10止めする。
【0014】なお、この種のものとしては、例えば実開
平4ー56583号公報に記載されたようなものがあ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、ルーフパネル1の一般面と
ドリップモールディング8とを連続させるようないわゆ
るフラッシュサーフェース化を図る場合に、ルーフドリ
ップ5の車体組立のバラ付きにより、図4中一点,二点
鎖線に示すようにルーフパネル1一般面の高さがバラ付
き、このルーフドリップモールディング8とルーフパネ
ル1一般面との間に段差Hができて、外観品質の低下を
招く。
【0016】また、2箇所にペイントシール6,7を塗
布しているため、塗布作業が大変であると共に、材料費
も嵩む。特に、ペイントシール7の塗布作業は、上向き
で行うものであるため大変である。
【0017】さらに、ルーフサイドレールアウタ4とル
ーフドリップ5とをスポット溶接する場合、図5に示す
ように、ルーフドリップ5がルーフサイドレールアウタ
4の下側に隠れてしまうため、ロケートピン15aを目
安として所定の部位イをスポット溶接するしかなく、作
業性が悪い。
【0018】そこで、この発明は、ルーフパネル一般面
とドリップモールディングとの間の外観品質の向上を図
ると共に、シール作業性及びルーフドリップ部分のスポ
ット溶接作業性の向上を図る自動車用ルーフ側縁部構造
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題に着目してな
されたもので、請求項1に記載された発明は、車体ルー
フの両側縁部に車両前後方向に沿ってルーフサイドレー
ルが配設され、該ルーフサイドレールは、車室内側に位
置するルーフサイドレールインナと車外側に位置するル
ーフサイドレールアウタとの上側フランジ部同士,下側
フランジ部同士が互いに接合されて閉断面構造に形成さ
れ、前記ルーフサイドレールアウタは、アッパーパネル
とロアーパネルとに二分割され、該アッパーパネルは、
上部に、前記ルーフサイドレールインナの上側フランジ
部と接合される上側フランジ部が形成され、前記ロアー
パネルは、下部に、前記ルーフサイドレールインナの下
側フランジ部と接合される下側フランジ部が形成され、
上部に、ルーフパネルの側縁部の端末部が接合されるル
ーフドリップ部が車外側に延設されて形成され、更に、
該ルーフドリップ部と下側フランジ部との間に、前記ル
ーフドリップ部を車外側から覆うドリップモールディン
グが取り付けられる取付け面が形成され、該ロアーパネ
ルの車内側に前記アッパーパネルが位置決め手段にて位
置決めされた状態で接合された自動車用ルーフ側縁部構
造としたことを特徴としている。
【0020】かかる構成によれば、ルーフサイドレール
アウタのアッパーパネルとロアーパネルとを組み付ける
には、ロアーパネルの上側にアッパーパネルを載せ、こ
のロアーパネルとアッパーパネルとを位置決め手段によ
り位置決めし、この状態で、両者をスポット溶接して固
定する。
【0021】このようにルーフサイドレールアウタを2
分割し、ロアーパネルの上側にアッパーパネルを載せて
溶接するようにしているため、アッパーパネルのロアー
パネル側端末を確認することができ、ここを目安として
両者をスポット溶接することにより、溶接作業性を向上
させることができる。
【0022】また、従来では、ルーフドリップ5とルー
フサイドレールアウタ4との間のシールを行うためペイ
ントシール7が施されていたが、この発明では、ルーフ
サイドレールアウタのロアーパネルにルーフドリップ部
を一体に形成することにより、そのペイントシール7は
必要なく、ペイントシールは1箇所のみで良く、塗布作
業を簡単にできると共に、材料費も削減できる。また、
上向き作業のペイントシール7を廃止できるため、より
作業性を向上させることができる。
【0023】さらに、ロアーパネルの取付け面にドリッ
プモールディングが取り付けられると共に、このロアー
パネルのルーフドリップ部にルーフパネルの側縁部が固
定されているため、ルーフパネルとドリップモールディ
ングとを所定の位置関係に設定でき、従来のように段差
が生じず、フラッシュサーフェース化を図ることがで
き、外観品質の向上を図ることができる。
【0024】請求項2に記載された発明によれば、請求
項1に記載の構成に加え、前記位置決め手段は、前記ロ
アーパネルの、前記ドリップモールディングの取付け面
と、前記ルーフドリップ部との間が、前記取付け面の上
端部から車内側に折曲され、該折曲面と前記取付け面と
に、前記アッパーパネルの面方向の異なる2面が面接触
することにより位置決めされていることを特徴としてい
る。
【0025】かかる構成によれば、面方向の異なる2面
を互いに面接触させることにより、従来のようにロケー
トピンで位置決めする場合より、正確に位置決めするこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態つい
て説明する。
【0027】図1及び図2は、この発明の実施の形態を
示すものである。
【0028】まず構成を説明すると、図1中符号1は車
体のルーフパネルで、このルーフパネル1の側縁部1a
には、下側に車両前後方向に沿ってルーフサイドレール
22が配設されている。
【0029】このルーフサイドレール22は、車室内側
に位置するルーフサイドレールインナ23と車外側に位
置するルーフサイドレールアウタ24とにより閉断面構
造に形成されている。
【0030】このルーフサイドレールインナ23には、
上側フランジ部23a及び下側フランジ部23bが形成
される一方、ルーフサイドレールアウタ24は、アッパ
ーパネル25とロアーパネル26とに二分割されてい
る。
【0031】このアッパーパネル25は、上部に、前記
ルーフサイドレールインナ23の上側フランジ部23a
と接合される上側フランジ部25aが形成されている。
【0032】また、ロアーパネル26は、下部に、前記
ルーフサイドレールインナ23の下側フランジ部23b
と接合される下側フランジ部26aが形成され、上部
に、ルーフパネル1の側縁部1aの端末部1bが接合さ
れるルーフドリップ部26bが車外側に延設されて形成
されている。更に、このルーフドリップ部26bと下側
フランジ部26aとの間に、ルーフドリップ部26bを
車外側から覆うドリップモールディング8が取り付けら
れる取付け面26cが形成されている。このドリップモ
ールディング8はリテーナ9とスポット溶接により予め
一体とされ、このリテーナ9がビス10により、その取
付け面26cに取り付けられている。そして、このリテ
ーナ9には、ドアガラス11との間をシールするウエザ
ストリップ12が装着されている。
【0033】そして、そのロアーパネル26の車内側に
アッパーパネル25が位置決め手段にて位置決めされた
状態で接合されている。
【0034】具体的には、ロアーパネル26の、ドリッ
プモールディング8の取付け面26cと、ルーフドリッ
プ部26bとの間には、取付け面26cの上端部から車
内側に折曲された折曲面26dが形成されている。一
方、アッパーパネル25の車外側部分には、その折曲面
26dに面接触する第1面25bと、前記ロアーパネル
26の取付け面26cに面接触する第2面25cとが略
直角に折曲されて形成されている。このように、アッパ
ーパネル25とロアーパネル26とは、面方向の異なる
2面が互いに面接触することにより位置決めされ、これ
らで位置決め手段が構成されている。
【0035】そして、このアッパーパネル25とロアー
パネル26とが部位ハでスポット溶接されている。
【0036】さらに、ロアーパネル26のルーフドリッ
プ部26bに、ルーフパネル側縁部1aの端末部1bが
部位ロでスポット溶接されている。
【0037】さらにまた、このルーフドリップ部26b
とルーフパネル側縁部1aの端末部1bとの間のシール
性を確保するため、ルーフパネル側縁部1aの端末部1
bに沿ってペイントシール6が塗布されている。
【0038】なお、図1中符号13はウエルトである。
【0039】次に、かかる構造の組付け工程について説
明する。
【0040】まず、図2に示すように、サブアッセンブ
リー工程で、ロアーパネル26の上側にアッパーパネル
25を載せ、このロアーパネル26の取付け面26c
に、アッパーパネル25の第2面25cを、又、ロアー
パネル26の折曲面26dに、アッパーパネル25の第
1面25bを面接触させて、治具28の上に載置する。
このように異なる方向の2面を互いに面接触させること
により、従来のようにロケートピン15aで位置決めす
るよりも確実に位置決めすることができる。
【0041】この状態で、部位ハをスポット溶接するこ
とにより、アッパーパネル25とロアーパネル26とを
所定の位置関係で固定できる。
【0042】また、この部位ハをスポット溶接する場合
には、表側に、アッパーパネル25の部位ハ近傍の端末
が見えるため、この端末を目安として、従来よりも簡単
にスポット溶接することができる。
【0043】その後、ボディサイドアッセンブリー工程
で、組み付けられたルーフサイドレールアウタ24と、
ルーフサイドレールインナ23とを上側フランジ部23
a,25a、下側フランジ部23b,26aでそれぞれ
スポット溶接する。
【0044】次いで、ボディメインアッセンブリー工程
で、ルーフドリップ部26bとルーフパネル端末部1b
とを部位ロでスポット溶接する。このルーフパネル1を
組み付ける工程においては、従来の図6に示すものと同
様に、第1治具16及び第2治具17を矢印方向に移動
させて、ルーフサイドレールインナ23及びアウタ24
の下側フランジ部23b,26aを挟持すると共に、第
3治具18を矢印方向に移動させてルーフパネル1を押
えた状態で位置決めしてルーフドリップ部26bとルー
フパネル1とを部位ロでスポット溶接する。この位置決
め箇所は、ルーフパネル1の側縁部1aに2箇所づつ計
4箇所である。
【0045】次いで、塗装工程で、ルーフパネル1とル
ーフドリップ部26bとの間のシール性を確保するた
め、ルーフパネル端末部1bの端末に沿ってペイントシ
ール6が塗布されている。従来では、ルーフドリップ5
とルーフサイドレールアウタ4との間のシールを行うた
めペイントシール7が施されていたが、この発明では、
ルーフサイドレールアウタ24のロアーパネル26にル
ーフドリップ部26bを一体に形成することにより、そ
のペイントシール7は必要なく、ペイントシール6は1
箇所のみで良く、塗布作業を簡単にできると共に、材料
費も削減できる。また、上向き作業のペイントシール7
を廃止できるため、より作業性を向上させることができ
る。
【0046】その後、車両組立工程で、ドリップモール
ディング8,リテーナ9及びウエザストリップ12をサ
ブアッセンブリしたものをロアーパネル26の取付け面
26cにビス10止めする。この場合、ドリップモール
ディング8が固定されたロアーパネル26にルーフドリ
ップ部26bが一体に形成されており、このルーフドリ
ップ部26bにルーフパネル1の端末部1bを溶接する
ことにより、ドリップモールディング8とルーフパネル
1の一般面とを所定の位置関係とすることができ、従来
のように段差Hが生じず、フラッシュサーフェース化を
図ることができる。
【0047】なお、位置決め手段としては、上記の他
に、例えばアッパーパネルとロアーパネルの一方に突起
を他方にこの突起に嵌合して両者の位置決めを行う凹部
を形成しても良いことは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載された発明によれば、ルーフサイドレールアウタを2
分割し、ロアーパネルの上側にアッパーパネルを載せて
溶接するようにしているため、アッパーパネルのロアー
パネル側の端末を確認することができ、ここを目安とし
てスポット溶接することにより、溶接作業性を向上させ
ることができる。
【0049】また、従来では、ルーフドリップ5とルー
フサイドレールアウタ4との間のシールを行うためペイ
ントシール7が施されていたが、この発明では、ルーフ
サイドレールアウタのロアーパネルにルーフドリップ部
を一体に形成することにより、そのペイントシール7は
必要なく、ペイントシールは1箇所のみで良く、塗布作
業を簡単にできると共に、材料費も削減できる。また、
上向き作業のペイントシール7を廃止できるため、より
作業性を向上させることができる。
【0050】さらに、ロアーパネルの取付け面にドリッ
プモールディングが取り付けられると共に、このロアー
パネルのルーフドリップ部にルーフパネルの側縁部が固
定されているため、ルーフパネルとドリップモールディ
ングとを所定の位置関係に設定でき、従来のように段差
が生じず、フラッシュサーフェース化を図ることができ
る。
【0051】請求項2に記載された発明によれば、請求
項1に記載の効果に加え、面方向の異なる2面を互いに
面接触させることにより、従来のようにロケートピンで
位置決めする場合より、正確に位置決めすることができ
る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す図4に相当する断
面図である。
【図2】同実施の形態を示すアッパーパネルとロアーパ
ネルとの接合状態を示す断面図である。
【図3】自動車の斜視図である。
【図4】従来例を示す図3のA−A線に沿う断面図であ
る。
【図5】従来例を示す図2に相当する断面図である。
【図6】同従来例を示すルーフパネルの溶接状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 1a 側縁部 1b 端縁部 22 ルーフサイドレール 23 ルーフサイドレールインナ 23a 上側フランジ部 23b 下側フランジ部 24 ルーフサイドレールアウタ 25 アッパーパネル 25a 上側フランジ部 25b 第1面 25c 第2面 26 ロアーパネル 26a 下側フランジ部 26b ルーフドリップ部 26c 取付け面 26d 折曲面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体ルーフの両側縁部に車両前後方向に
    沿ってルーフサイドレールが配設され、該ルーフサイド
    レールは、車室内側に位置するルーフサイドレールイン
    ナと車外側に位置するルーフサイドレールアウタとの上
    側フランジ部同士,下側フランジ部同士が互いに接合さ
    れて閉断面構造に形成され、 前記ルーフサイドレールアウタは、アッパーパネルとロ
    アーパネルとに二分割され、 該アッパーパネルは、上部に、前記ルーフサイドレール
    インナの上側フランジ部と接合される上側フランジ部が
    形成され、 前記ロアーパネルは、下部に、前記ルーフサイドレール
    インナの下側フランジ部と接合される下側フランジ部が
    形成され、上部に、ルーフパネルの側縁部の端末部が接
    合されるルーフドリップ部が車外側に延設されて形成さ
    れ、更に、該ルーフドリップ部と下側フランジ部との間
    に、前記ルーフドリップ部を車外側から覆うドリップモ
    ールディングが取り付けられる取付け面が形成され、 該ロアーパネルの車内側に前記アッパーパネルが位置決
    め手段にて位置決めされた状態で接合されたことを特徴
    とする自動車用ルーフ側縁部構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記ロアーパネル
    の、前記ドリップモールディングの取付け面と、前記ル
    ーフドリップ部との間が、前記取付け面の上端部から車
    内側に折曲され、該折曲面と前記取付け面とに、前記ア
    ッパーパネルの面方向の異なる2面が面接触することに
    より位置決めされていることを特徴とする請求項1記載
    の自動車用ルーフ側縁部構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100320850B1 (ko) * 1999-12-30 2002-01-18 이계안 자동차의 서라운드 몰딩 및 그 제조방법
CN100333954C (zh) * 2003-12-01 2007-08-29 铃木株式会社 车顶无模压车身构造

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