JPH10118371A - 伸縮性輪状生地の供給装置及び縫着補助装置並びに縫着方法及び首ゴム付き衣服 - Google Patents

伸縮性輪状生地の供給装置及び縫着補助装置並びに縫着方法及び首ゴム付き衣服

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JPH10118371A
JPH10118371A JP27844196A JP27844196A JPH10118371A JP H10118371 A JPH10118371 A JP H10118371A JP 27844196 A JP27844196 A JP 27844196A JP 27844196 A JP27844196 A JP 27844196A JP H10118371 A JPH10118371 A JP H10118371A
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良夫 福井
Masao Takayama
正雄 高山
Kenichi Sugino
健一 杉野
Shigeo Hayata
茂夫 早田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸首シャツ等において、襟ぐりの曲率半径
は、前身頃と後身頃とで異なっている。そのため、身生
地Wに首ゴムGを縫着するときに、首ゴムGを一定の張
力に保ったまま、全周の縫着を行うと、前身頃に対応す
る部分で首ゴムGに波打ち等の不具合が生じていた。 【解決手段】 後身頃に対して首ゴムGを縫着するとき
は、首ゴムGに弛みが出ない程度に生地受けローラ3を
ミシン1から遠ざけておき、肩継ぎ部を経て前身頃と首
ゴムGとを縫着するときには、生地受けローラ3を更に
ミシン1から遠ざけるようにする。これにより、首ゴム
Gに対して、前身頃と後身頃とで異なる張力を作用させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮性を有した輪
状生地(以下、「首ゴム」と称する場合がある)をミシ
ンへ供給するための供給装置と、この輪状生地をミシン
によって身生地等の縫着相手生地と縫着する場合に用い
る縫着補助装置と、輪状生地を縫着相手生地に対して縫
着してゆく場合の縫着方法と、この縫着方法によって縫
製された首ゴム付き衣服とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャツ等の上衣の縫製では、身生地にお
ける襟ぐり部分や袖口、或いは腹部近傍となる裾等の筒
状部に、伸縮性の輪状生地を縫着することがある。ま
た、ズボン等の下衣の縫製でも、身生地におけるウエス
ト部や裾口等の筒状部に、伸縮性の輪状生地を縫着する
ことがある。このような輪状生地は、メリヤス丸編機や
横式編機等によって編成したゴム編組織等とされてお
り、特に周方向に沿って豊富な伸縮性を有している。
【0003】輪状生地は、身生地への取付状態で輪が縮
んでいること、即ち、弾性による復元作用が殆ど生じて
いない状態にするものであるから、身生地と輪状生地と
の縫着時には、輪状生地をその輪が広がるように周方向
へ伸ばしておく必要がある。従来、輪状生地をその輪が
広がるように伸ばすには、輪状生地をミシンの縫着作業
部(フリーアーム)へ嵌め付けてから、このまわりに身
生地の筒状部を被せたうえで、作業者が輪状生地の一部
を径方向外方へ引っ張るというふうにして行っていた。
【0004】なお、ミシンに対し、縫着作業部の側方へ
回転自在なフリーローラを固定的に設けておき、作業者
が輪状生地内へ両手を差し入れてこれを広げるようにし
て、この輪状生地を縫着作業部とフリーローラとの間に
掛け渡し、その後の縫着に供するようにしたものもあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】作業者が輪状生地を手
作業で伸ばしながら縫着を行う作業では、輪状生地を引
っ張る力の程度として、作業者ごとに個人差が生じるこ
とは必定であり、しかも一人の作業者による作業の中で
も製品ごとのバラツキが生じていた。のみならず、1本
の輪状生地においても、その周位置によって伸び量が異
なるということが起こることもあった。このようになる
と、縫着後の輪状生地が不均一な縮みかたをして、製品
全体としての見栄えや、着心地を害するという欠点に繋
がっていた。
【0006】また、輪状生地をその輪が広がるように伸
ばしつつ、身生地との縫着を行うという作業自体、手間
を要するばかりでなく、高度な熟練を要していた。とこ
ろで、図12に示すように丸首部を備えたシャツ等の衣
服では、身生地の襟ぐりとして形成されるカーブが、後
身頃と前身頃とで曲率半径や周長が異なっている。その
ため、後身頃では、襟ぐりに沿ったX方向への伸びが豊
富であるのに対して、前身頃では、襟ぐりに沿ったY方
向への伸びが乏しいということが生じている。
【0007】従って、このような事情を有した襟ぐり全
周に対して、首ゴム等の輪状生地に一定の伸び量を与え
ながら縫着しても、前身頃に対応する部分で輪状生地に
左右非対称となる撓みやシワが発生することがあった。
言うまでもなく、このような撓みやシワが発生したもの
は、製品としての見栄えや着心地を悪くさせ、その程度
が大きければ不良品となることもあった。
【0008】そこで、本出願人は、このような場合に
は、後身頃に対応させて輪状生地を周方向へ伸ばす量
と、前身頃に対応させて輪状生地を周方向へ伸ばす量と
を、それぞれに適切となるように異ならせればよいとい
うことに想到した。しかし、作業者が輪状生地を手作業
で伸ばしながら縫着を行うという従来の方法はもとよ
り、ミシンの縫着作業部とその側方のフリーローラとの
間へ輪状生地を掛け渡すようにする場合でも、上記のよ
うに縫着途中で輪状生地の伸ばし量を変えるということ
は、実質的に不可能であった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、身生地の筒状部に対し、伸縮性を有した輪状
生地を周方向に均一な伸び状態にさせて、縫着に供する
ことが、迅速、簡単、且つバツラキなく行えるようにし
た伸縮性輪状生地の供給装置を提供すること目的とす
る。また本発明は、丸首シャツの首周りへ首ゴムを縫着
するときのように、輪状生地をその周方向で伸ばし量を
変えながら身生地に縫着させるといったことが極めて簡
単に行えるようにした縫着補助装置及び縫着方法を提供
することを目的とする。
【0010】更に本発明は、首周りにおいて左右非対称
となる撓みやシワ等の発生を防止でき、もって見栄えや
着心地を良好にできる首ゴム付き衣服を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る伸縮性輪状生地の供給装置では、ミシン側に設
ける生地受け部と、これに対応する生地渡し部とを有し
たものとする。生地受け部は、ミシンの縫着作業部へセ
ットされる輪状生地を、その輪が広がる状態に保持でき
ると共に、この保持した輪状生地が周回移動するのを許
容できるものである。これに対し、生地渡し部は、複数
本の回転自在な渡しローラを有したものである。これら
渡しローラは、輪状生地が生地受け部に保持される状態
よりも、径小となる状態に、輪状生地を保持できる。ま
た、この状態から渡しローラのうち1本又は複数本を移
動させることにより、輪状生地を、生地受け部に保持さ
れる状態よりも径大となる状態にできる。
【0012】すなわち、生地渡し部に保持させた輪状生
地を径大にしてこれを生地受部の外側へ嵌め、その後、
生地渡し部において輪状生地を径小にすることで、この
輪状生地を生地受け部へ送り渡すことが可能となる。そ
して、この送り渡し時において、生地渡し部で輪状生地
を径大にしたり径小にしたりする場合には、その渡しロ
ーラが回転自在であることに伴い、輪状生地の周方向移
動を適度に許容することになる。そのため、これによっ
て輪状生地は周方向に均一に伸ばされ、生地受け部へ送
り渡された状態でも、均一な伸び状態が保持されるよう
になる。
【0013】そして、このような生地渡し部に対し、生
地吊り部を付設すると、生地受け部に対する輪状生地の
セット作業を極めて容易化できることになる。この生地
吊り部は、輪状生地が弾性に抗して広げられていない状
態のまま、引っ掛け保持できるようにしたもので、且
つ、開閉機構により、輪状生地を横開きの輪形状へ変形
できるようになっている。従って、この横開き状態とし
た輪状生地を、生地渡し部の全渡しローラまわりへ外嵌
め可能としている。
【0014】この生地吊り部では、引っ掛けられる輪状
生地の前後方向位置付けを一定にできるように、下すぼ
み状の傾斜を設けておくとよい。本発明に係る伸縮性輪
状生地の縫着補助装置では、上記したような生地受け部
を主要構成とするものである。この場合、生地受け部に
おいても複数本の受けローラを有したものとすることが
必須とされる。そして、これら受けローラのうち、縫着
作業部に対する生地送り方向の上流側で隣接するように
なる受けローラは、輪状生地の輪を径大にしたり、径小
にしたりできるように、移動可能な構成とされ、且つこ
の移動が段階的に行えるようになっている。
【0015】このような構成であれば、ミシンの縫着作
業部において縫着が進行する途中でも、生地受部の受け
ローラを段階的に移動させて、輪状生地の周方向伸ばし
量を変化させることができるようになる。本発明に係る
伸縮性輪状生地の縫着方法では、ミシンの縫着作業部ま
わりに伸縮性輪状生地を保持させ、該輪状生地の輪中へ
回転自在な受けローラを差し入れて、該受けローラを縫
着作業部から遠ざかる方向へ移動させて輪状生地の輪を
弛まない程度に広げ、次に輪状生地まわりへ縫着相手生
地を当接させつつ輪状生地を周方向へ送って上記縫着作
業部で所定範囲の縫着を行い、該範囲の縫着終了後に前
記受けローラを再び縫着作業部から遠ざかる方向へ移動
させて輪状生地の輪を積極的に広げたうえで、輪状生地
を周方向に送りつつ上記縫着作業部での縫着を続けるよ
うにする。
【0016】すなわち、輪状生地が首ゴムとされ、縫着
相手生地が身生地とされる場合であれば、輪状生地をそ
の輪が弛まない程度に広げた最初の段階では、縫着相手
生地における後身頃の部分と輪状生地との縫着を行う。
そして、この後身頃から前身頃へ移る時点、即ち、肩継
ぎ部を乗り越える時点で、輪状生地の輪を積極的に広げ
るようにする。そして、この状態のまま、縫着相手生地
における前身頃の部分と輪状生地における残る部分とを
縫着させるようにする。
【0017】上記の縫着方法によって縫製された本発明
に係る首ゴム付き衣服では、身生地において、後身頃に
形成される襟ぐりよりも前身頃に形成される襟ぐりの曲
率半径が小さくなされていたとしても、襟ぐり全周に沿
って縫着される輪状生地は、後身頃に対応する襟ぐりに
対しては弛みの生じない程度の張りをもって縫着され、
前身頃に対応する襟ぐりに対しては所定の伸びが付与さ
れた状態で縫着されていることになる。そのため、輪状
生地に左右非対称となる撓みやシワが発生することがな
く、製品としての見栄えや着心地が良好となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図2は、ミシン1を核として構成
された首ゴム付き衣服の自動縫製装置を概略的に示した
平面図である。この自動縫製装置において、ミシン1が
有する縫着作業部(フリーアーム)2の一方側方には上
下2本の受けローラ3が設けられており、これら受けロ
ーラ3と縫着作業部2における他側面部との3点(図1
参照)で、首ゴム等の輪状生地Gを輪状に保持できるよ
うになっている。そして、上下の受けローラ3は、ミシ
ン1の縫着作業部2に対して近接・離反方向へ移動可能
となっており、これによって生地受け部5が構成されて
いる。
【0019】また、ミシン1の前方側には、生地受け部
5に対応する範囲を含んで左右移動可能とされた生地渡
し部6が設けられている。上記生地受け部5において、
上下の受けローラ3の移動は、その離反距離又は近接距
離が段階的に切り換え可能とされており、これによって
生地受け部5は、本発明に係る縫着補助装置8を構成し
ている。
【0020】また、この生地受け部5と生地渡し部6と
の組み合わせにおいて、本発明に係る供給装置9が構成
されている。なお、この供給装置9としての生地受け部
5の構成上、受けローラ3が段階的に移動可能であるか
否かは必須でない。また、この供給装置9として、生地
渡し部6には、ミシン1に隣接した位置で当初、輪状生
地Gを位置決め保持する生地吊り部10が付設され、生
地渡し部6の更に前方側には、身生地等の縫着相手生地
Wの裾等をさばいて、もつれないようにするための生地
さばき部12が設けられている。
【0021】上記生地受け部5の受けローラ3は、軸心
部にベアリング等の軸受具(図示略)が内蔵されてお
り、回転自在となっている。また、縫着作業部2の他側
面側には、図1に示すようにその上下隅部に回転自在な
反転誘導ローラ14が設けられている。従って、これら
受けローラ3と縫着作業部2とに対して掛け渡される輪
状生地Gは、周回移動が可能な状態とされる。
【0022】図3に示すように受けローラ3は、摺動保
持枠16によって左右動自在に設けられたローラブラケ
ット17に対して設けられており、このローラブラケッ
ト17は、ベルト伝動手段18を介してモータ19によ
り走行駆動される。このモータ19にはステッピングモ
ータが用いられ、送り方向や送り量を所望に応じて正確
に変更可能となっている。これにより、受けローラ3の
段階的移動を可能にしている。
【0023】なお、ミシン1において縫着が行われると
き、輪状生地Gは下側の受けローラ3から上側の受けロ
ーラ3を経てミシン1へ向かうように周回移動するが、
この移動方向から見て、上側の受けローラ3の直ぐ下流
となる部分には生地係合具20(図3にのみ示した)が
設けられており、輪状生地Gを直進走行させることが安
定的に行われるようになっている。
【0024】図2に示すように、受けローラ3とミシン
1との間には、生地端操作装置23が設けられている。
この生地端操作装置23は、ロータリーエッジガイド装
置24と、この直ぐ上流側に隣接状に設けられる押し出
し部25と、この更に上流側に隣接状に設けられる引き
戻し部26とを有している。ロータリーエッジガイド装
置24は、図1及び図4に示すように生地安定板28
と、これの上部で生地送り方向に沿って回転可能な生地
送りローラ29とを有し、且つこの生地送りローラ29
の外周面で、生地送り方向と直交する方向へ回転可能に
設けられた複数の生地端制御ローラ30を有している。
この生地端制御ローラ30を所定方向へ所定量だけ回転
させることで、ミシン1に対する縫着相手生地Wの出入
り度合(前後方向位置付け)を調節可能にしている。生
地送りローラ29の回転駆動構造、及び生地端制御ロー
ラ30の回転駆動構造の詳細は、本出願人の先願である
実公平4−1909号公報に記載の通りである。
【0025】この生地送りローラ29は、流体圧シリン
ダ等の駆動具32によって駆動される上下揺動機構33
によって昇降可能とされ、輪状生地Gや縫着相手生地W
がセットされていないときには、跳ね上げ状態で退避さ
れる。また、生地安定板28は、流体圧シリンダ等の駆
動具34により、生地送りローラ29の真下位置とそれ
より後方との間を、前後動可能とされている。従って、
輪状生地Gや縫着相手生地Wがセットされていないとき
には後方で退避される。
【0026】このように生地送りローラ29及び生地安
定板28を退避動可能にすることにより、生地受け部5
に対する輪状生地Gや縫着相手生地Wの取り付け及び取
り外しが容易且つ迅速に行えるものとなる。押し出し部
25は、図5に示すように先が上下二股状に割れた押圧
具35を、流体圧シリンダ等の駆動具36によって前後
動させるようになったもので、押圧具35の上下方向中
心が、輪状生地G及び縫着相手生地Wの走行高さに合わ
せられている。この押し出し部25は、輪状生地Gと縫
着相手生地Wとの縫着が1周したときに、これらをミシ
ン1の縫着作業部2から手前側へ強制的に押し出させる
(即ち、これによって縫着を強制停止させる)ような場
合に使用される。
【0027】引き戻し部26は、図4に示すように揺動
アーム38によって保持された係止片39を、ロータリ
シリンダ等の駆動具40によって下向きに揺動させて、
生地受け部5にセットされた輪状生地Gや縫着相手生地
Wの手前側を引っ掛けるようになっている。この引き戻
し部26は、ロータリーエッジガイド装置24の生地安
定板28が退避位置から前進する等して、輪状生地G等
に不都合な押し出し力が作用するような場合に、輪状生
地G等が生地受け部5から外れるのを防止するうえで使
用される。
【0028】ミシン1(図2参照)の前方側に設けられ
た前記生地渡し部6は、図6に示すように左右動可能に
設けられた左右動台42と、この左右動台42の上部で
前後動可能に設けられた前後動台43と、この前後動台
43の上部に設けられた輪形変更装置44とを有してい
る。前後動台43は、ロッドレスシリンダ等の駆動具4
6によってガイドバー等で構成された摺動保持枠47に
沿った前後動が可能とされている。また左右動台42に
ついてもこれと略同じような構造により、その左右動が
可能とされている。なお、駆動具46にはロッドレスタ
イプ以外の流体圧シリンダや巻き掛け駆動機構等を採用
することが可能であり、摺動保持枠47についてもリニ
ヤガイドやガイドホイール等を採用することが可能であ
る。
【0029】輪形変更装置44は、待機側の上下2本の
渡しローラ50と、移動側の上下2本の渡しローラ51
と、この移動側渡しローラ51を待機側渡しローラ50
の右方へ近接・離反動自在に保持する摺動保持枠52
と、移動側渡しローラ51の移動用駆動具53とを有し
ている。図例では、摺動保持枠52としてガイドバーが
用いられ、駆動具53としてロッドレスシリンダが用い
たものを示しているが、その他の構造を採用することも
勿論可能である。
【0030】渡しローラ50,51は、いずれも軸心部
にベアリング等の軸受具(図示略)が内蔵されており、
回転自在となっている。待機側渡しローラ50の上下方
向外法寸法は、ミシン1における縫着作業部2の肉厚寸
法より大きく形成され、また移動側渡しローラ51の上
下方向内法寸法、即ち、ローラ51の相互間隔は、生地
受け部5における上下の受けローラ3の上下方向外法寸
法より大きく形成されている。
【0031】ミシン1(図2参照)に隣接して設けられ
た前記生地吊り部10は、図7に示すように下端部をフ
ック部55とする左右一対のフックアーム56と、これ
らフックアーム56を相互近接・離反可能に保持する開
閉機構57(図8参照)と、フックアーム56をこの開
閉機構57ごと上下動させる昇降機構58とを有してい
る。
【0032】フックアーム56は線材を折り曲げて形成
したもので、下方へゆくほど前後方向に下すぼみとなる
傾斜が設けられている。そして、フック部55では、輪
状生地Gの幅方向寸法と略同等になっている。従って、
このフックアーム56へ輪状生地Gを引っ掛けると、輪
状生地Gが下位置へゆくほど、その前後方向の位置ズレ
許容量が狭くなってゆき、最終的に、フック部55に達
した位置付けは一義的なものとなる。
【0033】開閉機構57は、図8に示すようにフック
アーム56の上端部に設けられるスライド片59と、こ
のスライド片59を左右動自在にガイドする上下2本の
ガイドバー60と、このガイドバー60の両端部を保持
する昇降枠体61と、この昇降枠体61によりその前面
部で上下動自在に保持されるカム板62と、このカム板
62を上下動させる流体圧シリンダ等の駆動具63とを
有している。
【0034】スライド片59には、その前部へ向けてカ
ムフォロワー64が突設されており、カム板62には、
このカムフォロワー64を嵌合可能な傾斜溝65が形成
されている。この傾斜溝65は、左右のものがハの字状
に末広がりとなる配置となっている。従って、駆動具6
3の駆動によりカム板62を上昇させると、カムフォロ
ワー64が傾斜溝65に沿って左右両外側へ移動し、反
対にカム板62を下降させると、カムフォロワー64が
傾斜溝65に沿って内側へ移動する。これにより、フッ
クアーム56は開閉する。
【0035】昇降機構58(図7参照)は、開閉機構5
7の昇降枠体61に連結された昇降ブロック68を、ガ
イドバー69によって昇降自在に保持させつつ、ロッド
レスシリンダー等の駆動具70により昇降駆動させるよ
うになっている。上記生地渡し部6及び生地吊り部10
(図2参照)の前方側に設けられた前記生地さばき部1
2は、図9に示すように昇降保持手段73と横送り手段
74とを有している。
【0036】昇降保持手段73は、線材を半円周状にア
ール成形した生地受け部80と、この生地受け部80を
下部退避位置とその上方位置とへ移動させる流体圧シリ
ンダ等の駆動具81とを有している。この生地受け部8
0を上昇させると、生地受け部5(図2参照)に縫着相
手生地Wをセットしたときに、丁度、この縫着相手生地
Wの裾部分をミシン1の縫着作業部2と同じような高さ
に保持できるようになっている。これにより、縫着相手
生地Wに暴れや絡みが生じないようになるので、縫着作
業が安定して行える。
【0037】横送り手段74は、摺動保持枠83によっ
て左右動自在に保持された移動ブロック84に、L型に
折曲された係止バー85がその一端側を立ち上がらせた
状態で取り付けられており、移動ブロック84が流体圧
シリンダ等の駆動具(図示略)によって移動駆動される
ようになったものである。この横送り手段74で逢着相
手生地Wを押圧して(図15参照)、生地受け部80に
収納させて、生地Wの垂れ下がりを防止している。
【0038】ところで、図1及び図2に示すようにミシ
ン1には、縫着作業部2に対する生地吊り部10側の隣
接部に、生地押さえ具90が設けられている。この生地
押さえ具90は、押圧ヘッド91を流体圧シリンダ等の
駆動具92によって縫着作業部2の側面へ当接させたり
離反させたりできるようになったものである。この生地
押さえ具90は、生地渡し部6が生地受け部5へ輪状生
地Gを送り渡した後、暫時的に、輪状生地Gを縫着作業
部2の側面へ押さえつけるようになっており、生地渡し
部6の渡しローラ50,51を輪状生地Gから引き抜く
際の共連れを防止している。従って、輪状生地Gが縫着
作業部2側に確実に残されるようになる。
【0039】次に、このような構成の自動縫製装置を用
いて、首ゴム付き衣服を縫製する方法を説明する。従っ
て、輪状生地Gは首ゴムであり、縫着相手生地Wは身生
地である。まず、図10に示すように作業者により、輪
状生地Gを生地吊り部10に対して引っ掛ける。これに
より輪状生地Gは、フックアーム56の下部で一義的な
位置決めがなされる。そして、生地吊り部10は、生地
渡し部6の渡しローラ50,51に対応する高さまでフ
ックアーム56を下降させる。
【0040】次に、図11に示すように生地吊り部10
はフックアーム56を開脚させ、輪状生地Gを横開きの
輪形状へ変形させる。そして、生地渡し部6は、この輪
状生地Gの輪中へ渡しローラ50,51を差し込ませ、
次に図12に示すように移動側渡しローラ51を待機側
渡しローラ50から離反させる方向へ移動させる。この
とき、渡しローラ50,51はいずれも回転自在である
ため、それらの自由回転によって輪状生地Gの伸びは邪
魔されることがない。その結果、輪状生地Gには、その
全周に均一な張力が作用することになる。
【0041】次に、生地吊り部10は、フックアーム5
6を閉脚させると同時に、これを若干下降させる。これ
により、輪状生地Gは生地吊り部10から生地渡し部6
へと送り渡される。この後、生地渡し部6は、渡しロー
ラ50,51を相互離反させた状態のまま、生地吊り部
10から離れる方向へ前進し、そのまま、ミシン1へ向
けて横移動する。生地吊り部10は元の待機状態へと上
昇復帰する。
【0042】次に、図13に示すようにミシン1の正面
部へ達した生地渡し部6は、待機側渡しローラ50が縫
着作業部2の左側となり、移動側渡しローラ51が受け
ローラ3の右側となるような配置とした状態で、ミシン
1へ向けて移動する。言うまでもなく、このとき生地受
け部5の受けローラ3は、ミシン1に対して最も近接し
た位置で待機している。従って、輪状生地Gは、ミシン
1の縫着作業部2を経由した状態で生地受け部5まわり
へ嵌め入れられることになる。
【0043】次に、生地受け部5において、上下の受け
ローラ3が、生地渡し部6の移動側渡しローラ51の上
下間を通り抜けて、縫着作業部2から遠ざかる方向へ所
定量移動する。これにより、輪状生地Gはその周方向に
弛みが生じない程度の張り具合とされる。このとき、受
けローラ3はいずれも回転自在であり、また縫着作業部
2にも反転誘導ローラ14が設けられているので、それ
らの自由回転によって輪状生地Gの伸びは邪魔されるこ
とがない。その結果、ここでも、輪状生地Gの全周に均
一な張力が作用した状態が維持されることになる。
【0044】そして、図14に示すようにミシン1の作
業縫着部2に対して、その側方の生地押え具90が輪状
生地Gを押え付けた状態になり、この後、生地渡し部6
がミシン1から離れるべく前進する。従って、輪状生地
Gは生地渡し部6から生地受け部5へと送り渡される。
その後、生地押え具90が輪状生地Gの押圧を解除し、
また生地渡し部6が復帰方向へと横移動して待機位置へ
戻る。
【0045】また、図1及び図4に関して説明したよう
に、生地端操作装置23において、引き戻し部26が作
動して係止片39により輪状生地Gの手前側を引っ掛け
るようにしたうえで、ロータリーエッジガイド装置24
の生地安定板28が輪状生地Gの上面に沿って前進す
る。これにより、輪状生地Gのセットは完了する。
【0046】次に、図15に示すように作業者により、
生地受け部5に対して保持された輪状生地Gまわりに、
縫着相手生地Wを被せる。このとき、ミシン1の縫着作
業部2では、縫着相手生地Wの後身頃を縫いはじめる位
置が針位置に一致するようにセットする。また、縫着相
手生地Wの裾部分を、生地さばき部12の昇降保持手段
73に保持させて、横送り手段74によって生地Wの裾
部分を生地受け部80に収納して、垂れ下がりを防止し
て、暴れや絡み等が生じないようにする。
【0047】そして、作業者がこの場を立ち去るのを検
出器(図示略)が検出するか、又は作業者が適宜スイッ
チ操作等を操作すると、まず、図1に示すようにロータ
リーエッジガイド装置24の生地送りローラ29が下降
して生地安定板28との間で縫着相手生地Wを挟み込む
ようになり、続いてミシン1において縫着作業が開始さ
れる。
【0048】この間、作業者は、次の作業サイクルの準
備として、生地吊り部10に対して新たな輪状生地Gを
セットすればよい。ここで、縫着作業が進み、後身頃の
縫着が終わって肩継ぎ部を通過するときには、生地受け
部5において受けローラ3が更に縫着作業部2から遠ざ
かる方向へ移動し、これによって輪状生地Gの輪を広く
して、その周方向に作用する張力を強めるようにする。
なお、後身頃の縫着が終了する時点の検出は、縫着開始
時からの運針数を計数すること等により、行うことがで
きる。
【0049】このようにして輪状生地Gと縫着相手生地
Wとの縫着が一周すると、生地端操作装置23の押し出
し部25(図5参照)が作動して、縫着済みの輪状生地
G及び縫着相手生地Wをミシン1から前方へ押し出すよ
うになり、その後、糸切りや空環の切除等が自動的に行
われる。最後に、生地さばき部12の昇降保持手段73
が下降して縫着相手生地Wの裾部分を解放する。これに
よって、この自動縫製装置における一連の縫着作業が全
て完了する。
【0050】ところで、本発明は、上記実施形態に限定
されるものではない。例えば、生地受け部5における受
けローラ3の段階的移動は、三段階以上で行うことも可
能である。
【0051】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る伸縮性輪状生地の供給装置では、身生地の筒状部に
対し、伸縮性を有した輪状生地を周方向に均一な伸び状
態にさせて、縫着に供することが、迅速、簡単、且つバ
ツラキなく行えるようになった。
【0052】また本発明に係る縫着補助装置及び縫着方
法では、丸首シャツの首周りへ首ゴムを縫着するときの
ように、輪状生地をその周方向で伸ばし量を変えながら
身生地に縫着させるといったことが極めて簡単に行える
ようになった。更に本発明に係る首ゴム付き衣服では、
首周りにおいて左右非対称となる撓みやシワ等の発生を
防止し、見栄えや着心地を良好にできるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は輪状生地と縫着相手生地との縫着状況を
模式的に示す正面図である。
【図2】図2は本発明に係る供給装置及び縫着補助装置
を含めた全体として構成される自動縫製装置を示す平面
図である。
【図3】図3は受けローラの移動構造を示す斜視図であ
る。
【図4】図4は生地端操作装置の一部を示す斜視図であ
る。
【図5】図5は生地端操作装置の押し出し部を示す側面
図である。
【図6】図6は生地渡し部を示す斜視図である。
【図7】図7は生地渡し部に付設される生地吊り部を示
す斜視図である。
【図8】図8は生地吊り部の開閉機構を説明する正面図
である。
【図9】図9は生地渡し部に付設される生地さばき部を
示す正面断面図である。
【図10】図10は縫着作業の開始時を説明する斜視図
である。
【図11】図11は縫着作業の第2ステップを説明する
斜視図である。
【図12】図12は縫着作業の第3ステップを説明する
斜視図である。
【図13】図13は縫着作業の第4ステップを説明する
斜視図である。
【図14】図14は縫着作業の第5ステップを説明する
斜視図である。
【図15】図15は縫着作業の最終段階を説明する斜視
図である。
【図16】図16は首ゴム付き衣服の一部を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 ミシン 2 縫着作業部 3 受けローラ 5 生地受け部 6 生地渡し部 8 縫着補助装置 9 供給装置 10 生地吊り部 50 渡しローラ(待機側) 51 渡しローラ(移動側) 57 開閉機構 W 縫着相手生地 G 伸縮性輪状生地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉野 健一 京都府綾部市井倉新町石風呂1番地 グン ゼ株式会社京都研究所内 (72)発明者 早田 茂夫 京都府宮津市惣262番地 グンゼ株式会社 アパレル事業本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン(1)の縫着作業部(2)へセッ
    トされる伸縮性輪状生地(G)をその輪が広がる状態に
    保持しつつ周回移動可能にする生地受け部(5)と、該
    生地受け部(5)まわりへ輪状生地(G)を掛け渡す生
    地渡し部(6)とを有し、少なくとも上記生地渡し部
    (6)は複数本の回転自在な渡しローラ(50,51)
    を有しており、これら渡しローラ(50,51)相互が
    輪状生地(G)を生地受け部(5)による保持状態より
    も径大な状態と径小な状態とに拡縮できるように移動可
    能とされていることを特徴とする伸縮性輪状生地の供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記生地渡し部(6)には、渡しローラ
    (50,51)に保持される前の輪状生地(G)をその
    輪が弾性に抗して広げられていない状態のまま引っ掛け
    保持する生地吊り部(10)が付設されており、該生地
    吊り部(10)には、引っ掛けられる輪状生地(G)の
    前後方向位置付けを矯正させる下すぼみ状の傾斜が設け
    られていると共に、位置決め後の輪状生地(G)を上記
    生地渡し部(6)の全渡しローラ(50,51)まわり
    へ外嵌め可能とすべく横開きの輪形状へ変形させる開閉
    機構(57)が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の伸縮性輪状生地の供給装置。
  3. 【請求項3】 ミシン(1)に対してその縫着作業部
    (2)まわりに伸縮性輪状生地(G)を保持して周回移
    動可能にする生地受け部(5)が設けられており、該生
    地受け部(5)は複数本の受けローラ(3)を有してお
    り、縫着作業部(2)に対する生地送り方向の上流側に
    隣接した少なくとも1本の受けローラ(3)は、輪状生
    地(G)の輪を拡縮すべく縫着作業部(2)に対して段
    階的に近接・離反可能になっていることを特徴とする伸
    縮性輪状生地の縫着補助装置。
  4. 【請求項4】 ミシン(1)の縫着作業部(2)まわり
    に伸縮性輪状生地(G)を保持させ、該輪状生地(G)
    の輪中へ回転自在な受けローラ(3)を差し入れて、該
    受けローラ(3)を縫着作業部(2)から遠ざかる方向
    へ移動させて輪状生地(G)をその輪が弛まない程度に
    広げ、次に輪状生地(G)まわりへ縫着相手生地(W)
    を当接させつつ輪状生地(G)を周方向へ送って上記縫
    着作業部(2)で所定範囲の縫着を行い、該範囲の縫着
    終了後に前記受けローラ(3)を更に縫着作業部(2)
    から遠ざかる方向へ移動させて輪状生地(G)の輪を積
    極的に広げたうえで、輪状生地(G)を周方向に送りつ
    つ上記縫着作業部(2)での縫着を続けることを特徴と
    する伸縮性輪状生地の縫着方法。
  5. 【請求項5】 輪状生地(G)が首ゴムとされ、縫着相
    手生地(W)が身生地とされる場合であって、輪状生地
    (G)の輪を弛まない程度に広げた最初の段階では輪状
    生地(G)と縫着相手生地(W)の後身頃との縫着を行
    い、該後身頃から前身頃へ移る時点で輪状生地(G)の
    輪を積極的に広げ、この状態で輪状生地(G)と縫着相
    手生地(W)の前身頃との縫着を行うようにすることを
    特徴とする請求項4記載の伸縮性輪状生地の縫着方法。
  6. 【請求項6】 後身頃に形成される襟ぐりよりも前身頃
    に形成される襟ぐりの曲率半径が小さくなされた身生地
    と、該身生地の襟ぐり全周に沿って縫着される伸縮性輪
    状生地(G)とを有し、該輪状生地(G)は、後身頃に
    対応する襟ぐりに対しては弛みの生じない程度の張りを
    もって縫着され、前身頃に対応する襟ぐりに対しては所
    定の伸びが付与された状態で縫着されていることを特徴
    とする首ゴム付き衣服。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101859120B1 (ko) * 2017-05-16 2018-05-23 한국생산기술연구원 밴드 장력 자동 조절 봉제 장치 및 이를 이용한 밴드 봉제 방법

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