JPH10117571A - 脱穀選別機の選別制御装置 - Google Patents
脱穀選別機の選別制御装置Info
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- JPH10117571A JPH10117571A JP29965396A JP29965396A JPH10117571A JP H10117571 A JPH10117571 A JP H10117571A JP 29965396 A JP29965396 A JP 29965396A JP 29965396 A JP29965396 A JP 29965396A JP H10117571 A JPH10117571 A JP H10117571A
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- JP
- Japan
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- threshing
- amount
- sheave
- adjusting means
- grain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 二番物に含まれる穀粒量がシーブ角度と唐箕
風量に関係することから、脱穀選別機における二番物に
含まれる穀粒量を検出してシーブ角度と唐箕風量の最適
制御を行う。 【解決手段】 二番還元粒数センサ37により穀粒数と
その時間変化を検出してファジィ推論を行い、シーブ開
閉量とウインド強弱量を出力する。これとシーブポジシ
ョンセンサ38、ウインドポジションセンサ39の信号
を入力してマイクロコンピュータ40によりシーブ開リ
レー41aあるいはシーブ閉リレー41b、ウインド強
リレー42aあるいはウインド弱リレー42bをオンに
する。
風量に関係することから、脱穀選別機における二番物に
含まれる穀粒量を検出してシーブ角度と唐箕風量の最適
制御を行う。 【解決手段】 二番還元粒数センサ37により穀粒数と
その時間変化を検出してファジィ推論を行い、シーブ開
閉量とウインド強弱量を出力する。これとシーブポジシ
ョンセンサ38、ウインドポジションセンサ39の信号
を入力してマイクロコンピュータ40によりシーブ開リ
レー41aあるいはシーブ閉リレー41b、ウインド強
リレー42aあるいはウインド弱リレー42bをオンに
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀選別機におけ
る二番物の穀粒量を検出してシーブ角度と唐箕風量を制
御することにより選別性能を向上するための選別制御装
置に関する。
る二番物の穀粒量を検出してシーブ角度と唐箕風量を制
御することにより選別性能を向上するための選別制御装
置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】コンバインの脱穀選別
機の作業能率を適正に維持するには、脱穀選別機の揺動
回転数、シーブ角度、唐箕風量などを適正に制御する必
要がある。シーブを開いて唐箕ファンを強くすると、選
別できる脱穀物の処理量は増大するが、風に飛ばされて
機外に排出される穀粒量も多くなってしまう。反対に、
シーブを閉じて唐箕ファンを弱くすると、選別される穀
粒量が少なくなって二番物に含まれる穀粒量が多くな
り、脱穀選別機の作業能率が低下する。
機の作業能率を適正に維持するには、脱穀選別機の揺動
回転数、シーブ角度、唐箕風量などを適正に制御する必
要がある。シーブを開いて唐箕ファンを強くすると、選
別できる脱穀物の処理量は増大するが、風に飛ばされて
機外に排出される穀粒量も多くなってしまう。反対に、
シーブを閉じて唐箕ファンを弱くすると、選別される穀
粒量が少なくなって二番物に含まれる穀粒量が多くな
り、脱穀選別機の作業能率が低下する。
【0003】そこで本発明は、二番物に含まれる穀粒量
がシーブ角度と唐箕風量に関係することから、脱穀選別
機における二番物に含まれる穀粒量を検出してシーブ角
度と唐箕風量の最適制御を行うことを目的とする。
がシーブ角度と唐箕風量に関係することから、脱穀選別
機における二番物に含まれる穀粒量を検出してシーブ角
度と唐箕風量の最適制御を行うことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
めに、本発明は以下のように構成した。
【0005】すなわち、脱穀選別機の扱胴の側方に、二
番物を穀稈の供給側に逆送しながら脱穀する二番処理胴
と、この二番処理胴の送出端にのぞむ落下口付近に、二
番物に含まれる穀粒量を検出する二番物穀粒量検出手段
と、前記脱穀選別機の選別室のシーブの角度調節手段及
び唐箕ファンの風量調節手段と、前記穀粒量及びその時
間変化にもとづきファジィ推論によりシーブ角度と唐箕
風量の最適値を決定する演算部と、を設け、前記演算部
の出力側に前記角度調節手段及び風量調節手段を接続し
て、シーブ角度及び唐箕風量を制御することを特徴とす
る選別制御装置である。
番物を穀稈の供給側に逆送しながら脱穀する二番処理胴
と、この二番処理胴の送出端にのぞむ落下口付近に、二
番物に含まれる穀粒量を検出する二番物穀粒量検出手段
と、前記脱穀選別機の選別室のシーブの角度調節手段及
び唐箕ファンの風量調節手段と、前記穀粒量及びその時
間変化にもとづきファジィ推論によりシーブ角度と唐箕
風量の最適値を決定する演算部と、を設け、前記演算部
の出力側に前記角度調節手段及び風量調節手段を接続し
て、シーブ角度及び唐箕風量を制御することを特徴とす
る選別制御装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0007】図1に、本発明を実施したコンバインの側
面図を示す。走行装置20を有するコンバインの車台2
1の前方に、刈取装置22と搬送装置23を設ける。刈
取装置22は、植立穀稈を分草する分草具24と、植立
穀稈を引起す引起しケース25と、植立穀稈を刈取る刈
刃26と、この刈刃26で刈取った穀稈を挟持して後方
に搬送する株元搬送装置27で構成する。この株元搬送
装置27の上方には、株元搬送装置27から搬送されて
くる穀稈を引継いで搬送する搬送装置23を設ける。
面図を示す。走行装置20を有するコンバインの車台2
1の前方に、刈取装置22と搬送装置23を設ける。刈
取装置22は、植立穀稈を分草する分草具24と、植立
穀稈を引起す引起しケース25と、植立穀稈を刈取る刈
刃26と、この刈刃26で刈取った穀稈を挟持して後方
に搬送する株元搬送装置27で構成する。この株元搬送
装置27の上方には、株元搬送装置27から搬送されて
くる穀稈を引継いで搬送する搬送装置23を設ける。
【0008】刈取装置22は、走行伝動装置28の上方
の支点を中心に回転する刈取装置支持フレーム29に連
結することにより上下動自在に構成する。車台21の上
方には、搬送装置23の穀稈を引継いで脱穀装置1に供
給するフィードチェーン13と、脱穀した穀粒を貯溜す
るグレンタンク30を載置する。脱穀装置1の後方に
は、フィードチェーン13より排出する排藁を引継ぐ排
藁チェーン15と、排藁を切断するカッタ16を設け
る。18は切断した藁切れを拡散する拡散体である。
の支点を中心に回転する刈取装置支持フレーム29に連
結することにより上下動自在に構成する。車台21の上
方には、搬送装置23の穀稈を引継いで脱穀装置1に供
給するフィードチェーン13と、脱穀した穀粒を貯溜す
るグレンタンク30を載置する。脱穀装置1の後方に
は、フィードチェーン13より排出する排藁を引継ぐ排
藁チェーン15と、排藁を切断するカッタ16を設け
る。18は切断した藁切れを拡散する拡散体である。
【0009】図2と図3に、脱穀装置1の側面図と平面
図を示す。脱穀装置1の扱室2に扱胴3を設ける。4は
扱胴軸である。扱室2の外側には脱穀物を処理する二番
処理胴5を設ける。5aは二番処理胴軸で、8は二番処
理室である。二番処理室8の後方で、且つ、二番処理胴
軸5aと同じ軸に排塵処理胴6を軸架する。7は排塵処
理室7である。31は扱胴受網、32は二番処理胴受
網、33は排塵処理胴受網である。
図を示す。脱穀装置1の扱室2に扱胴3を設ける。4は
扱胴軸である。扱室2の外側には脱穀物を処理する二番
処理胴5を設ける。5aは二番処理胴軸で、8は二番処
理室である。二番処理室8の後方で、且つ、二番処理胴
軸5aと同じ軸に排塵処理胴6を軸架する。7は排塵処
理室7である。31は扱胴受網、32は二番処理胴受
網、33は排塵処理胴受網である。
【0010】二番処理室8内の二番処理胴の送出端の上
方には、二番処理室8内の脱穀物に含まれる穀粒量を検
出する二番還元粒数センサ(圧電センサ)37を設置す
る。扱室2と二番処理室8と排塵処理室7の下方には、
落下してくる脱穀物を受けて選別する揺動棚9を設置
し、この揺動棚9の下方には、選別風送り方向始端側に
唐箕ファン10を設け、この唐箕ファン10が送風する
選別風の送り方向下手側には一番らせん11を設け、こ
の一番らせん11よりもさらに下手側には二番らせん1
2を設ける。
方には、二番処理室8内の脱穀物に含まれる穀粒量を検
出する二番還元粒数センサ(圧電センサ)37を設置す
る。扱室2と二番処理室8と排塵処理室7の下方には、
落下してくる脱穀物を受けて選別する揺動棚9を設置
し、この揺動棚9の下方には、選別風送り方向始端側に
唐箕ファン10を設け、この唐箕ファン10が送風する
選別風の送り方向下手側には一番らせん11を設け、こ
の一番らせん11よりもさらに下手側には二番らせん1
2を設ける。
【0011】次に、揺動棚9の構成について説明する。
揺動棚9は、選別送り方向の始端側から順に、落下した
脱穀物を後方に移送する移送棚9a、脱穀物を選別する
シーブ9b、及び排塵を機外に移送して放出するストロ
ーラック9cを配列して構成する。このストローラック
9cの下方には、二番物を二番らせん12へ案内する二
番棚先17を設け、この二番棚先17の終端部近傍まで
排塵処理胴6を延長する。
揺動棚9は、選別送り方向の始端側から順に、落下した
脱穀物を後方に移送する移送棚9a、脱穀物を選別する
シーブ9b、及び排塵を機外に移送して放出するストロ
ーラック9cを配列して構成する。このストローラック
9cの下方には、二番物を二番らせん12へ案内する二
番棚先17を設け、この二番棚先17の終端部近傍まで
排塵処理胴6を延長する。
【0012】横断流ファン34は、選別室35内の軽い
塵を機外に排出するためのもので、ストローラック9c
の上方に設置する。このような脱穀装置1において、揺
動棚9の後部(本実施の形態では二番棚先17となって
いるが、ストローラック9cの終端部が突出することも
ある)から拡散体18に至る間に、案内体19を設置す
る。案内体19は揺動棚9側に固定する。また、図3に
示すように、案内体19は排塵処理胴6の途中までしか
横幅がないが、排塵処理胴6より排出する排塵物は揺動
棚9寄りに飛ばされ、案内体19の外にこぼれる心配は
ない。
塵を機外に排出するためのもので、ストローラック9c
の上方に設置する。このような脱穀装置1において、揺
動棚9の後部(本実施の形態では二番棚先17となって
いるが、ストローラック9cの終端部が突出することも
ある)から拡散体18に至る間に、案内体19を設置す
る。案内体19は揺動棚9側に固定する。また、図3に
示すように、案内体19は排塵処理胴6の途中までしか
横幅がないが、排塵処理胴6より排出する排塵物は揺動
棚9寄りに飛ばされ、案内体19の外にこぼれる心配は
ない。
【0013】拡散体18は、図3に示すように、略カッ
タ16の横幅方向の長さと同じに構成する。これは、こ
のカッタ16から落下してくる藁屑も同時に拡散体18
で拡散させるためである。また、拡散体18は、らせん
形状をしていて、排塵物をコンバインの右側方向に跳ね
飛ばす構成とする。これは、コンバインの左側は未刈稈
が存在しているので、その未刈稈に排塵物がかからない
ようにするためである。
タ16の横幅方向の長さと同じに構成する。これは、こ
のカッタ16から落下してくる藁屑も同時に拡散体18
で拡散させるためである。また、拡散体18は、らせん
形状をしていて、排塵物をコンバインの右側方向に跳ね
飛ばす構成とする。これは、コンバインの左側は未刈稈
が存在しているので、その未刈稈に排塵物がかからない
ようにするためである。
【0014】前述のごとく構成された脱穀装置1を搭載
したコンバインにおいて、エンジン(図示しない)から
の動力を走行伝動装置28に入力し、任意の速度に変速
して走行装置20を駆動し、コンバインを前進する。刈
取脱穀作業を行うには、さらに、刈取装置22、供給搬
送装置23および脱穀装置1に、エンジンからの動力を
伝達駆動して作業を行う。このような状態でコンバイン
が前進すると、植立穀稈は分草具24により分草され、
引起しケース25にて引起こされる。その後、刈刃26
にて刈取られ、刈取られた穀稈は、株元搬送装置27に
より後方の搬送装置23の始端部に向かって搬送され
る。
したコンバインにおいて、エンジン(図示しない)から
の動力を走行伝動装置28に入力し、任意の速度に変速
して走行装置20を駆動し、コンバインを前進する。刈
取脱穀作業を行うには、さらに、刈取装置22、供給搬
送装置23および脱穀装置1に、エンジンからの動力を
伝達駆動して作業を行う。このような状態でコンバイン
が前進すると、植立穀稈は分草具24により分草され、
引起しケース25にて引起こされる。その後、刈刃26
にて刈取られ、刈取られた穀稈は、株元搬送装置27に
より後方の搬送装置23の始端部に向かって搬送され
る。
【0015】株元搬送装置27の終端部まで搬送された
穀稈は、後方の搬送装置23の始端部に引継がれる。そ
の後、搬送装置23の終端部まで搬送された穀稈は、脱
穀装置1のフィードチェーン13の始端部に引継がれ、
このフィードチェーン13に引継がれた穀稈は、後方に
搬送されながら、扱胴3により脱穀される。脱穀された
脱穀物の一部は揺動棚9上に落下して、この揺動棚9の
揺動作用と唐箕ファン10からの風選作用により選別さ
れ、穀粒は一番らせん11内へと取り込まれていく。一
番らせん11の穀粒は、グレンタンク30に貯溜され、
一方、脱穀後の排稈は、フィードチェーン13の終端部
から排稈チェーン15の始端部に引継がれて搬送され、
その後、カッタ16に送られて切断され、下方の拡散体
18により拡散されて圃場面に均一に放出される。
穀稈は、後方の搬送装置23の始端部に引継がれる。そ
の後、搬送装置23の終端部まで搬送された穀稈は、脱
穀装置1のフィードチェーン13の始端部に引継がれ、
このフィードチェーン13に引継がれた穀稈は、後方に
搬送されながら、扱胴3により脱穀される。脱穀された
脱穀物の一部は揺動棚9上に落下して、この揺動棚9の
揺動作用と唐箕ファン10からの風選作用により選別さ
れ、穀粒は一番らせん11内へと取り込まれていく。一
番らせん11の穀粒は、グレンタンク30に貯溜され、
一方、脱穀後の排稈は、フィードチェーン13の終端部
から排稈チェーン15の始端部に引継がれて搬送され、
その後、カッタ16に送られて切断され、下方の拡散体
18により拡散されて圃場面に均一に放出される。
【0016】扱室2内の残りの脱穀物は、後方へと搬送
されていくが、その途中において一部の脱穀物は二番処
理室8内に取り込まれていく。この二番処理室8内に取
り込まれた脱穀物は、選別風送り方向上手側に搬送され
ながら、二番処理胴5と二番処理胴受網32の作用で脱
穀されて、下方の揺動棚9上に落下していく。扱胴3と
二番処理胴5と排塵処理胴6は共に、図4と図5の正面
視(選別風上手側から下手側を見て)時計回りで回転す
る構成なので、二番処理胴5の処理歯5aの向きは、脱
穀物を選別風送り方向上手側に送るような向きに固着す
る。他方、排塵処理胴6の排塵処理歯6aは、脱穀物を
選別風送り方向下手側に送るような向きに固着する。図
4は脱穀装置1のS1−S1断面を、図5は脱穀装置1
のS2−S2断面を示す。
されていくが、その途中において一部の脱穀物は二番処
理室8内に取り込まれていく。この二番処理室8内に取
り込まれた脱穀物は、選別風送り方向上手側に搬送され
ながら、二番処理胴5と二番処理胴受網32の作用で脱
穀されて、下方の揺動棚9上に落下していく。扱胴3と
二番処理胴5と排塵処理胴6は共に、図4と図5の正面
視(選別風上手側から下手側を見て)時計回りで回転す
る構成なので、二番処理胴5の処理歯5aの向きは、脱
穀物を選別風送り方向上手側に送るような向きに固着す
る。他方、排塵処理胴6の排塵処理歯6aは、脱穀物を
選別風送り方向下手側に送るような向きに固着する。図
4は脱穀装置1のS1−S1断面を、図5は脱穀装置1
のS2−S2断面を示す。
【0017】前述のように、扱室2内の脱穀物で、揺動
棚9上に落下せず、二番処理室8内にも取り込まれなか
った残りの脱穀物は、排塵処理室7内に取り込み、選別
風送り方向下手側に搬送しながら、排塵処理胴6と排塵
処理胴受網33の相互作用で、さらに脱穀すると共に、
脱穀物をほぐして中に残留する穀粒(いわゆるささり
粒)を取り出し、下方の揺動棚9上に落下させる。
棚9上に落下せず、二番処理室8内にも取り込まれなか
った残りの脱穀物は、排塵処理室7内に取り込み、選別
風送り方向下手側に搬送しながら、排塵処理胴6と排塵
処理胴受網33の相互作用で、さらに脱穀すると共に、
脱穀物をほぐして中に残留する穀粒(いわゆるささり
粒)を取り出し、下方の揺動棚9上に落下させる。
【0018】揺動棚9の揺動作用と唐箕ファン10から
の選別風の作用にもかかわらず、一番らせん11内に取
り込まれなかった残りの穀粒は、他の排塵物と共にさら
に後方に送られ、二番らせん12内へ取り込む。この二
番らせん12に取り込んだ二番物は、二番揚穀筒36に
より二番処理室8の選別風送り方向下手側に還元して、
扱室2からの脱穀物と合流し、その後、選別風送り方向
上手側に搬送しながら、二番処理胴受網32との相互作
用で脱穀処理し、下方の揺動棚9上に落下させる。この
とき、二番処理胴5の処理歯5aによって脱穀物に含ま
れる穀粒が跳ね飛ばされ、二番還元粒数センサ37に当
たる。(穀粒以外の藁くずなどは、跳ねないので二番還
元粒数センサ37には当たらない。)二番還元粒数セン
サ37に当たる穀粒の数に比例して起電力が発生するこ
とから、二番処理室8内の穀粒数を検出する。
の選別風の作用にもかかわらず、一番らせん11内に取
り込まれなかった残りの穀粒は、他の排塵物と共にさら
に後方に送られ、二番らせん12内へ取り込む。この二
番らせん12に取り込んだ二番物は、二番揚穀筒36に
より二番処理室8の選別風送り方向下手側に還元して、
扱室2からの脱穀物と合流し、その後、選別風送り方向
上手側に搬送しながら、二番処理胴受網32との相互作
用で脱穀処理し、下方の揺動棚9上に落下させる。この
とき、二番処理胴5の処理歯5aによって脱穀物に含ま
れる穀粒が跳ね飛ばされ、二番還元粒数センサ37に当
たる。(穀粒以外の藁くずなどは、跳ねないので二番還
元粒数センサ37には当たらない。)二番還元粒数セン
サ37に当たる穀粒の数に比例して起電力が発生するこ
とから、二番処理室8内の穀粒数を検出する。
【0019】図6に、本発明の脱穀選別機の選別制御装
置のブロック図を示す。選別制御装置は、マイクロコン
ピュータ40の入力側に入力インタフェース40aを介
して二番還元粒数センサ37、シーブポジションセンサ
38、及びウインドポジションセンサ39を接続し、出
力側には出力インタフェース40bを介してシーブ開リ
レー41a、シーブ閉リレー41b、ウインド強リレー
42a、及びウインド弱リレー42bを接続する。しか
してシーブ開リレー41a及びシーブ閉リレー41bを
シーブ角度調節手段に、またウインド強リレー42a及
びウインド弱リレー42bを唐箕ファン風量調節手段に
それぞれ接続する。
置のブロック図を示す。選別制御装置は、マイクロコン
ピュータ40の入力側に入力インタフェース40aを介
して二番還元粒数センサ37、シーブポジションセンサ
38、及びウインドポジションセンサ39を接続し、出
力側には出力インタフェース40bを介してシーブ開リ
レー41a、シーブ閉リレー41b、ウインド強リレー
42a、及びウインド弱リレー42bを接続する。しか
してシーブ開リレー41a及びシーブ閉リレー41bを
シーブ角度調節手段に、またウインド強リレー42a及
びウインド弱リレー42bを唐箕ファン風量調節手段に
それぞれ接続する。
【0020】図7に、マイクロコンピュータ40におけ
るファジィ推論部の制御ブロック図を示す。ファジィ推
論部は、二番還元粒数43aとその時間変化43bを入
力して、ファジィ推論44を行い、シーブ開閉量45a
とウインド強弱量45bを出力する。
るファジィ推論部の制御ブロック図を示す。ファジィ推
論部は、二番還元粒数43aとその時間変化43bを入
力して、ファジィ推論44を行い、シーブ開閉量45a
とウインド強弱量45bを出力する。
【0021】図8に、ファジィ推論のルール表を示す。
ファジィ推論は、二番還元粒数43aをPB(多い)、
PS(やや多い)、ZO(ふつう)、NS(やや少
い)、NB(少い)の5ランクと、二番還元粒数の時間
変化43bをPB(増加)、ZO(略同じ)、NB(減
少)の3ランクに分け、二番還元粒数センサ37の出力
がどのランクに属するかをファジィ識別する。識別した
結果、図8のルール表に従ってシーブ開閉量45aとウ
インド強弱量45bを出力する。シーブ開閉量45a
は、PB(設定より開く)、PS(設定よりやや開
く)、ZO(略設定の開度とする)、NS(設定よりや
や閉る)、NB(設定より閉る)の5ランクを出力し、
同様にウインド強弱量45bは、PB(設定より強
く)、PS(設定よりやや強く)、ZO(略設定の強度
とする)、NS(設定よりやや弱く)、NB(設定より
弱く)の5ランクを出力する。なお、ここでのPはポジ
ティブ、Nはネガティブ、Bはビッグ、Sはスモールを
意味する。
ファジィ推論は、二番還元粒数43aをPB(多い)、
PS(やや多い)、ZO(ふつう)、NS(やや少
い)、NB(少い)の5ランクと、二番還元粒数の時間
変化43bをPB(増加)、ZO(略同じ)、NB(減
少)の3ランクに分け、二番還元粒数センサ37の出力
がどのランクに属するかをファジィ識別する。識別した
結果、図8のルール表に従ってシーブ開閉量45aとウ
インド強弱量45bを出力する。シーブ開閉量45a
は、PB(設定より開く)、PS(設定よりやや開
く)、ZO(略設定の開度とする)、NS(設定よりや
や閉る)、NB(設定より閉る)の5ランクを出力し、
同様にウインド強弱量45bは、PB(設定より強
く)、PS(設定よりやや強く)、ZO(略設定の強度
とする)、NS(設定よりやや弱く)、NB(設定より
弱く)の5ランクを出力する。なお、ここでのPはポジ
ティブ、Nはネガティブ、Bはビッグ、Sはスモールを
意味する。
【0022】本発明の選別制御装置は以上のような構成
で、二番還元粒数センサ37により穀粒数を検出し、こ
れとシーブポジションセンサ38、ウインドポジション
センサ39の信号を入力し、マイクロコンピュータ40
により、シーブ開リレー41aあるいはシーブ閉リレー
41b、ウインド強リレー42aあるいはウインド弱リ
レー42bをオンにする。
で、二番還元粒数センサ37により穀粒数を検出し、こ
れとシーブポジションセンサ38、ウインドポジション
センサ39の信号を入力し、マイクロコンピュータ40
により、シーブ開リレー41aあるいはシーブ閉リレー
41b、ウインド強リレー42aあるいはウインド弱リ
レー42bをオンにする。
【0023】本発明の選別制御装置は、二番還元粒数セ
ンサ37を二番処理室8の出口付近に設置して、二番処
理室8に取り込んだ扱室2からの一部の脱穀物と二番処
理室8に還元した二番物に含まれる穀粒量を検出する。
従って、本発明によれば、二番還元粒数センサ37に当
たる穀粒量を検出して脱穀装置1の脱穀選別能力を適確
に把握するので、シーブ角度や唐箕風量などの制御を高
精度に行うことができる。
ンサ37を二番処理室8の出口付近に設置して、二番処
理室8に取り込んだ扱室2からの一部の脱穀物と二番処
理室8に還元した二番物に含まれる穀粒量を検出する。
従って、本発明によれば、二番還元粒数センサ37に当
たる穀粒量を検出して脱穀装置1の脱穀選別能力を適確
に把握するので、シーブ角度や唐箕風量などの制御を高
精度に行うことができる。
【0024】次に、脱穀選別機における二番物の穀粒量
を検出してコンバインの車速を制御する車速制御装置の
例を説明する。この車速制御装置は、図9に示すよう
に、一定時間に一定値以上の穀粒数を検出したときは、
コンバインのエンジンに余裕があっても、その時点でそ
れ以上増速しない。
を検出してコンバインの車速を制御する車速制御装置の
例を説明する。この車速制御装置は、図9に示すよう
に、一定時間に一定値以上の穀粒数を検出したときは、
コンバインのエンジンに余裕があっても、その時点でそ
れ以上増速しない。
【0025】図10に、この車速制御装置のブロック図
を示す。車速制御装置は、マイクロコンピュータ40の
入力側に入力インタフェース40aを介して車速自動ス
イッチ46、二番還元粒数センサ37、エンジン回転セ
ンサ47、HSTポジションセンサ48を接続し、出力
側に出力インタフェース40bを介してHST増速リレ
ー49a、HST減速リレー49bを接続する。
を示す。車速制御装置は、マイクロコンピュータ40の
入力側に入力インタフェース40aを介して車速自動ス
イッチ46、二番還元粒数センサ37、エンジン回転セ
ンサ47、HSTポジションセンサ48を接続し、出力
側に出力インタフェース40bを介してHST増速リレ
ー49a、HST減速リレー49bを接続する。
【0026】この車速制御装置は以上のような構成で、
車速自動スイッチ46がオンのとき、二番還元粒数セン
サ37により穀粒数を検出し、これとエンジン回転セン
サ47、HSTポジションセンサ48の信号を入力して
マイクロコンピュータ40により、HST増速リレー4
9aあるいはHST減速リレー49bをオンにする。
車速自動スイッチ46がオンのとき、二番還元粒数セン
サ37により穀粒数を検出し、これとエンジン回転セン
サ47、HSTポジションセンサ48の信号を入力して
マイクロコンピュータ40により、HST増速リレー4
9aあるいはHST減速リレー49bをオンにする。
【0027】脱穀選別機が処理能力の限界を越えると、
扱胴に藁が絡み付いたり、扱室の壁に藁がぶつかって脱
穀選別ができなくなる。このため、コンバインの車速を
遅くして刈取る量を少なくする必要がある。従来の車速
制御装置はエンジン馬力に余裕があれば、脱穀選別機の
状態に関係なくコンバインの車速を速くしていた。この
車速制御装置によれば、二番物に含まれる穀粒量が多
く、脱穀選別機に負荷がかかっている状態では、従来の
車速制御に制約を設け、脱穀選別機の処理能力の限界を
越えないようにするため、コンバインを増速しない。従
って、脱穀ロスの増加や選別精度の低下を防止できる。
扱胴に藁が絡み付いたり、扱室の壁に藁がぶつかって脱
穀選別ができなくなる。このため、コンバインの車速を
遅くして刈取る量を少なくする必要がある。従来の車速
制御装置はエンジン馬力に余裕があれば、脱穀選別機の
状態に関係なくコンバインの車速を速くしていた。この
車速制御装置によれば、二番物に含まれる穀粒量が多
く、脱穀選別機に負荷がかかっている状態では、従来の
車速制御に制約を設け、脱穀選別機の処理能力の限界を
越えないようにするため、コンバインを増速しない。従
って、脱穀ロスの増加や選別精度の低下を防止できる。
【0028】次に、脱穀選別機における二番物の穀粒量
を検出してシーブ角度と唐箕風量を制御する他に、コン
バインの車速を制御する選別制御装置の例を説明する。
この選別制御装置は、図11に示すように、一定時間に
一定値以上の穀粒数を検出したときは、シーブを開いて
ウインドを強くする。この状態で一定時間経過後も、一
定値以上の穀粒数を検出したときは(シーブやウインド
を調整しても、改善がみられない場合は)、車速を落と
す。
を検出してシーブ角度と唐箕風量を制御する他に、コン
バインの車速を制御する選別制御装置の例を説明する。
この選別制御装置は、図11に示すように、一定時間に
一定値以上の穀粒数を検出したときは、シーブを開いて
ウインドを強くする。この状態で一定時間経過後も、一
定値以上の穀粒数を検出したときは(シーブやウインド
を調整しても、改善がみられない場合は)、車速を落と
す。
【0029】図12に、この選別制御装置のブロック図
を示す。選別制御装置は、マイクロコンピュータ40の
入力側に、入力インタフェース40aを介して、選別自
動スイッチ50、二番還元粒数センサ37、シーブポジ
ションセンサ38、ウインドポジションセンサ39、及
びHSTポジションセンサ48を接続し、出力側に、出
力インタフェース40bを介して、シーブ開リレー41
a、シーブ閉リレー41b、ウインド強リレー42a、
ウインド弱リレー42b、HST増速リレー49a、及
びHST減速リレー49bを接続する。
を示す。選別制御装置は、マイクロコンピュータ40の
入力側に、入力インタフェース40aを介して、選別自
動スイッチ50、二番還元粒数センサ37、シーブポジ
ションセンサ38、ウインドポジションセンサ39、及
びHSTポジションセンサ48を接続し、出力側に、出
力インタフェース40bを介して、シーブ開リレー41
a、シーブ閉リレー41b、ウインド強リレー42a、
ウインド弱リレー42b、HST増速リレー49a、及
びHST減速リレー49bを接続する。
【0030】この選別制御装置は以上のような構成で、
選別自動スイッチ50がオンのとき、二番還元粒数セン
サ37により穀粒数を検出し、これとシーブポジション
センサ38、ウインドポジションセンサ39、及びHS
Tポジションセンサ48の信号を入力して、マイクロコ
ンピュータ40により、シーブ開リレー41aあるいは
シーブ閉リレー41b、ウインド強リレー42aあるい
はウインド弱リレー42b、HST増速リレー49ある
いはHST減速リレー49bをオンにする。
選別自動スイッチ50がオンのとき、二番還元粒数セン
サ37により穀粒数を検出し、これとシーブポジション
センサ38、ウインドポジションセンサ39、及びHS
Tポジションセンサ48の信号を入力して、マイクロコ
ンピュータ40により、シーブ開リレー41aあるいは
シーブ閉リレー41b、ウインド強リレー42aあるい
はウインド弱リレー42b、HST増速リレー49ある
いはHST減速リレー49bをオンにする。
【0031】本来、シーブを開いてウインドを強くする
と、脱穀選別機の揺動棚上の脱穀物の量が減って、二番
物の量も減るはずである。この選別制御装置によれば、
一定時間待っても二番物の量が減らないときは、コンバ
インの車速を落として対処する。従って、シーブやウイ
ンドの調整では対応できないときでも、脱穀選別機の負
荷を軽減して作業能率を適正に維持することができる。
と、脱穀選別機の揺動棚上の脱穀物の量が減って、二番
物の量も減るはずである。この選別制御装置によれば、
一定時間待っても二番物の量が減らないときは、コンバ
インの車速を落として対処する。従って、シーブやウイ
ンドの調整では対応できないときでも、脱穀選別機の負
荷を軽減して作業能率を適正に維持することができる。
【0032】次に、脱穀選別機における二番物の穀粒量
を検出するとき、一定値以上のデータを除外する選別制
御装置について説明する。この選別制御装置は、図13
に示すように、コンバインの車速が低速のとき、検出す
る穀粒量は本来多くないはずであるにもかかわらず一定
値以上の穀粒数を検出したときは、そのデータを除外す
る。さらに、一定値以上の穀粒数を検出する状態が継続
するときは、異常ありとしてブザーなどを鳴動し、異常
を報知する。
を検出するとき、一定値以上のデータを除外する選別制
御装置について説明する。この選別制御装置は、図13
に示すように、コンバインの車速が低速のとき、検出す
る穀粒量は本来多くないはずであるにもかかわらず一定
値以上の穀粒数を検出したときは、そのデータを除外す
る。さらに、一定値以上の穀粒数を検出する状態が継続
するときは、異常ありとしてブザーなどを鳴動し、異常
を報知する。
【0033】図14に、この選別制御装置のブロック図
を示す。選別制御装置は、マイクロコンピュータ40の
入力側に、入力インタフェース40aを介して、二番還
元粒数センサ37、シーブポジションセンサ38、ウイ
ンドポジションセンサ39、シーブダイヤル51、及び
ウインドダイヤル52を接続し、出力側に、出力インタ
フェース40bを介して、シーブ開リレー41a、シー
ブ閉リレー41b、ウインド強リレー42a、及びウイ
ンド弱リレー42bを接続する。
を示す。選別制御装置は、マイクロコンピュータ40の
入力側に、入力インタフェース40aを介して、二番還
元粒数センサ37、シーブポジションセンサ38、ウイ
ンドポジションセンサ39、シーブダイヤル51、及び
ウインドダイヤル52を接続し、出力側に、出力インタ
フェース40bを介して、シーブ開リレー41a、シー
ブ閉リレー41b、ウインド強リレー42a、及びウイ
ンド弱リレー42bを接続する。
【0034】この選別制御装置は以上のような構成で、
コンバインの車速が低速のとき、二番還元粒数センサ3
7により穀粒数を検出し、これとシーブポジションセン
サ38、ウインドポジションセンサ39、シーブダイヤ
ル51、及びウインドダイヤル52の信号を入力して、
マイクロコンピュータ40により、シーブ開リレー41
aあるいはシーブ閉リレー41b、ウインド強リレー4
2aあるいはウインド弱リレー42bをオンにする。
コンバインの車速が低速のとき、二番還元粒数センサ3
7により穀粒数を検出し、これとシーブポジションセン
サ38、ウインドポジションセンサ39、シーブダイヤ
ル51、及びウインドダイヤル52の信号を入力して、
マイクロコンピュータ40により、シーブ開リレー41
aあるいはシーブ閉リレー41b、ウインド強リレー4
2aあるいはウインド弱リレー42bをオンにする。
【0035】コンバインの車速を一定にしても、検出穀
粒量のばらつきが大きいが、この選別制御装置によれ
ば、コンバインの車速を穀粒量の検出条件に加えて条件
に適合しないデータを除外する。従って、穀粒量の検出
精度が向上する。
粒量のばらつきが大きいが、この選別制御装置によれ
ば、コンバインの車速を穀粒量の検出条件に加えて条件
に適合しないデータを除外する。従って、穀粒量の検出
精度が向上する。
【0036】
【発明の効果】脱穀選別機の風選作用による選別能力を
低くすると、二番物の穀粒量が多くなり、選別能力を高
くすると、風に飛ばされて外に排出される穀粒が多くな
る。本発明の選別制御装置は、脱穀選別機における二番
物の穀粒量を検出して、穀粒量とその時間変化からファ
ジィ推論してシーブ角度と唐箕風量の最適制御を行う。
従って、本発明によれば、脱穀選別機の選別精度を高め
ると共に、ロスの少ない脱穀選別処理が可能となる。
低くすると、二番物の穀粒量が多くなり、選別能力を高
くすると、風に飛ばされて外に排出される穀粒が多くな
る。本発明の選別制御装置は、脱穀選別機における二番
物の穀粒量を検出して、穀粒量とその時間変化からファ
ジィ推論してシーブ角度と唐箕風量の最適制御を行う。
従って、本発明によれば、脱穀選別機の選別精度を高め
ると共に、ロスの少ない脱穀選別処理が可能となる。
【図1】本発明を実施したコンバインの側面図である。
【図2】本発明を実施した脱穀装置の側面図である。
【図3】本発明を実施した脱穀装置の平面図である。
【図4】本発明を実施した脱穀装置のS2−S2断面図
である。
である。
【図5】本発明を実施した脱穀装置のS1−S1断面図
である。
である。
【図6】本発明の選別制御装置のブロック図である。
【図7】ファジィ推論部の制御ブロック図である。
【図8】ファジィ推論のルール表である。
【図9】穀粒数と車速の関係を示す図である。
【図10】車速制御装置のブロック図である。
【図11】穀粒数とシーブ、ウインド、HSTポジショ
ンの関係を示す図である。
ンの関係を示す図である。
【図12】選別制御装置のブロック図である。
【図13】穀粒数の時間変化を示す図である。
【図14】選別制御装置のブロック図である。
1 脱穀装置 2 扱室 3 扱胴 4 扱胴軸 5 二番処理胴 6 排塵処理胴 7 排塵処理室 8 二番処理室 9 揺動棚 10 唐箕ファン 11 一番らせん 12 二番らせん 13 フィードチェーン 15 排稈チェーン 16 カッタ 17 二番棚先 18 拡散体 19 案内体 20 走行装置 21 車台 22 刈取装置 23 供給搬送装置 24 分草具 25 引起しケース 26 刈刃 27 株元搬送装置 28 走行伝動装置 29 刈取装置支持フレーム 30 グレンタンク 31 扱胴受網 32 二番処理胴受網 33 排塵処理胴受網 34 横断流ファン 35 選別室 36 二番揚穀筒 37 二番還元粒数センサ 38 シーブポジションセンサ 39 ウインドポジションセンサ 40 マイクロコンピュータ 41 シーブリレー 42 ウインドリレー 43 二番還元粒数とその時間変化 44 ファジィ推論 45 シーブ開閉量とウインド強弱量 46 車速自動スイッチ 47 エンジン回転センサ 48 HSTポジションセンサ 49 HSTリレー 50 選別自動スイッチ 51 シーブダイヤル 52 ウインドダイヤル
Claims (1)
- 【請求項1】 脱穀選別機の扱胴の側方に、二番物を穀
稈の供給側に逆送しながら脱穀する二番処理胴と、 この二番処理胴の送出端にのぞむ落下口付近に、二番物
に含まれる穀粒量を検出する二番物穀粒量検出手段と、 前記脱穀選別機の選別室のシーブの角度調節手段及び唐
箕ファンの風量調節手段と、 前記穀粒量及びその時間変化にもとづきファジィ推論に
よりシーブ角度と唐箕風量の最適値を決定する演算部
と、 を設け、前記演算部の出力側に前記角度調節手段及び風
量調節手段を接続して、シーブ角度及び唐箕風量を制御
することを特徴とする選別制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29965396A JPH10117571A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 脱穀選別機の選別制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29965396A JPH10117571A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 脱穀選別機の選別制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10117571A true JPH10117571A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17875364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29965396A Withdrawn JPH10117571A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 脱穀選別機の選別制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10117571A (ja) |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP29965396A patent/JPH10117571A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |