JPH10117536A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JPH10117536A
JPH10117536A JP28194796A JP28194796A JPH10117536A JP H10117536 A JPH10117536 A JP H10117536A JP 28194796 A JP28194796 A JP 28194796A JP 28194796 A JP28194796 A JP 28194796A JP H10117536 A JPH10117536 A JP H10117536A
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JP
Japan
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seedling
divided
seedling mounting
connecting means
fitting
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JP28194796A
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Inventor
Takeo Kuboshita
竹男 久保下
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割自在に構成された苗載せ台の下部の連結
手段の操作を走行機体の運転座席から行えるようにす
る。 【解決手段】 分割苗載せ台13L,13Rの下部位置
に夫々の分割苗載せ台同士を連結する状態と分離を許す
状態とに切換自在に備えた連結手段L5を操作するロッ
ド状の操作具105を、その操作端部を苗載せ台13の
上面位置に位置する状態で苗載せ台13の苗載せ面の側
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、苗植付装置を左右
方向の中間位置で分割し、その分割物の縦向き姿勢の軸
芯周りでの回動で、その横方向を走行機体の前後方向に
向かわせる格納姿勢と、該苗植付装置の分割を行わず苗
植付作業が可能な作業姿勢とに切換自在に構成した田植
機の改良に関し、詳しくは、苗植付装置を構成する苗載
せ台の左右の2部材への分離を許す状態と、この2部材
を連結する状態とに切換自在な連結手段の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成された田植機と
して特開平8‐130933号公報に示されるものが存
在し、この従来例では、苗載せ台が左右の2部材で構成
されると共に、夫々を連結する連結手段(従来例の明細
書中の連結部材D)が該苗載せ台の上下位置の2箇所に
備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例に記載された田
植機について考えるに、苗植付装置を格納姿勢に切換え
る場合には、苗載せ台の2箇所の連結手段を解除操作す
る必要がある。しかし、苗載せ台の複数箇所の連結手段
の連結を解除する操作は作業者にとって煩わしい面があ
り改善の余地がある。特に、従来例のように苗植付装置
を格納姿勢に切換える場合に該苗植付装置を上限まで上
昇させるものでは苗載せ台の上部位置の連結手段の連結
解除操作を作業者が走行機体の運転座席の位置から行
い、苗載せ台下部位置の連結手段の連結解除操作を地上
に下りた作業者が苗植付装置の後方位置から行う必要が
ある。同様に、格納姿勢に切換えた苗植付装置を作業姿
勢に復元する際にも同様の操作を必要とするものとなり
改善の余地がある。
【0004】本発明の目的は、苗載せ台の左右の2部材
を連結する連結手段の操作を簡便に行い得る田植機を合
理的に構成する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は冒頭に記したように、苗植付装置を左右方向
の中間位置で分割し、その分割物の縦向き姿勢の軸芯周
りでの回動で、その横方向を走行機体の前後方向に向か
わせる格納姿勢と、該苗植付装置の分割を行わず苗植付
作業が可能な作業姿勢とに切換自在に構成した田植機に
おいて、前記苗植付装置に備えられる苗載せ台を、左右
の分割苗載せ台に分離自在に構成すると共に、この分割
苗載せ台の下部位置に夫々の分割苗載せ台同士を連結す
る状態と分離を許す状態とに切換自在な連結手段を備
え、この連結手段を操作する操作具を、その操作端部を
苗載せ台の上面位置に位置する状態で苗載せ台の苗載せ
面の側に配置してある点にあり、その作用は次の通りで
ある。
【0006】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記連結手段が前記分割苗載せ台の分割面
の対向する面夫々の位置に配置され、かつ、苗載せ面と
直交する方向に嵌合用の開口を有する嵌合部材と、夫々
の嵌合部材の嵌合用の開口に対して同時に嵌合する連結
部材とを備えて構成されている点にあり、その作用は次
の通りである。
【0007】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
1又は2において、前記操作具を押し引き操作型のロッ
ドで構成すると共に、このロッドを苗載せ台に対して操
作不能状態に保持する保持機構を備えている点にあり、
その作用は次の通りである。
【0008】本発明の第4の特徴(請求項4)は請求項
1において、前記苗載せ台と平行姿勢に配置された回動
操作型の操作軸を左右方向の中央位置で2部材に分割自
在に構成すると共に、この2部材の連結位置に回動操作
力を伝える嵌合手段を配置し、この嵌合手段による2部
材の連結時の2部材の相対回動姿勢を変更する調節部を
前記嵌合手段に備えている点にあり、その作用は次の通
りである。
【0009】本発明の第5の特徴(請求項5)は請求項
4において、前記操作軸が、苗植付装置に備えられた植
付機構に対する苗載せ台の上下位置の調節で植付機構の
植付爪が苗載せ台から苗を切出す量の調節を行う苗取り
量調節軸に構成されている点にあり、その作用は次の通
りである。
【0010】〔作用〕上記第1の特徴によると、苗植付
装置を格納姿勢に切換える際には、分割苗載せ台の下部
位置の連結手段の連結解除の操作を操作具を介して苗載
せ台の上部位置から行えるものとなり、作業者が地上に
下りる必要がなく、これと同様に格納姿勢の苗植付装置
を作業姿勢に復元する際に連結手段を連結状態に切換る
操作も作業者が地上に下りることなく行えるものとな
る。
【0011】上記第2の特徴によると、嵌合部材の開口
に対して苗載せ面と直交する方向から連結部材を挿入し
て嵌合させることで連結手段が連結状態となり、この連
結部材を苗載せ面と直交する方向に抜き出すことで連結
手段の連結が解除されるもととなる。つまり、連結手段
が連結状態にある状態で分割苗載せ台の横移動方向に沿
って分離する力が作用した場合でも、この力の作用方向
は連結部材の作動方向と直交する方向であるので連結が
解除されることはなく、又、この連結手段は嵌合部材と
連結部材との嵌合によって連結状態を維持するので嵌合
精度を高めるだけでガタツキを発生させることもない。
【0012】上記第3の特徴によると、苗載せ台の下部
の連結手段の連結を解除する際にも、連結手段を連結状
態に切換る場合にもロッドを介して操作し得るものとな
り、又、保持機構でロッドを操作不能状態に苗載せ台に
保持することで連結手段を連結状態に維持できるものと
なる。
【0013】上記第4の特徴によると、例えば、長期の
使用によって操作軸を構成する2部材の相対回動姿勢に
ズレを生じた場合でも調節手段によって2部材の相対回
動姿勢を適正な姿勢に変更調節できるものとなる。
【0014】上記第5の特徴によると、操作軸としての
苗取り量調節軸は苗載せ台の重量の作用で該軸を構成す
る2部材の相対回動姿勢にズレを発生させ易いものであ
るが、調節手段によって適正な姿勢に変更調節できるも
のとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、ステアリング
操作される駆動型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2
を備えた走行機体3の前部にエンジン4を搭載すると共
に、この走行機体3の後部にエンジン4からの動力が伝
えられる静油圧式の無段変速装置5、及び、ミッション
ケース6を配置し、又、走行機体3の中央部に運転座席
7を配置し、走行機体3の後端部に対しアクチュエータ
としての油圧シリンダ8で駆動昇降するリンク機構9を
介して苗植付装置Aを連結して乗用型の田植機を構成す
る。
【0016】前記運転座席7の右側部に苗植付装置Aの
昇降制御と植付クラッチ(図示せず)の入り切り操作と
を行う昇降レバー10を備え、又、機体前部位置には前
記無段変速装置5の変速操作を行う変速レバー11を備
えている。尚、前記植付クラッチCは、前記ミッション
ケース6に内蔵され、このミッションケース6から苗植
付装置Aに対して動力を伝える伝動軸12が決まった回
転位相にある場合にのみ切り操作を許容して苗植付装置
Aの植付アーム(後述する)が圃場との接触を回避した
姿勢で動力を遮断するよう構成されている。
【0017】苗植付装置Aはマット状苗Wを載置する苗
載せ台13、前記伝動軸12からの動力が伝えられる左
右一対の伝動ケース14,14、この伝動ケース14か
らチェーンケース15を介して伝えられる動力で回転す
るロータリケース16、このロータリケース16に一対
ずつ備えられた植付アーム17、センタフロート18C
と一対のサイドフロート18S,18Sとで成るの整地
フロート18(図6、図7を参照)夫々を備えて8条植
用に構成されると共に、該苗植付装置Aの後端位置には
施肥装置Bを備え、作業時には苗載せ台13に載置され
たマット状苗Wの下端から苗を植付アーム17が1株ず
つ切出して圃場面に植え付けると同時に、植付けた苗の
近傍の圃場面下に施肥装置Bで肥料を供給するよう構成
されている。
【0018】又、この施肥装置Bは走行機体3の前部位
置に配置した肥料タンク75からのペースト状肥料を可
撓性ホース76を介してポンプ77へ送り、複数のノズ
ル78を介して圃場面下に供給するよう構成されてい
る。図20〜図22に示すように、肥料タンク75は横
幅方向への寸法より前後方向への寸法が大きく設定さ
れ、その後部位置の横向き姿勢に支軸79周りで揺動自
在に支持されることで図21に示すように、前部が上方
に向かう縦姿勢に切換得るよう構成されている。又、肥
料タンク75の前部位置の外側部には横向き姿勢の支軸
80周りで倒伏姿勢と起立姿勢とに切換自在な支柱81
を備え、この肥料タンク75の前部上面の供給口にはキ
ャップ82を螺合保持する雄ネジ部75Aが形成され、
前部下面の排出口にはキャップ82を螺合保持する雄ネ
ジ部75A、及び、排出口内面に雌ネジ部75Bが形成
されている。
【0019】そして、この肥料タンク75に肥料を供給
する場合には、前記支柱81を起立姿勢にしておき、タ
ンク75の供給口のキャップ82を取外し、この供給口
の雄ネジ部75Aに肥料袋83の送出し口の雌ネジ部
(図示せず)とを螺合させた状態で、肥料袋83の底側
を支柱81の上端のクランプ81Aで締め付け保持する
ことで、粘性が高く供給するに時間を要するペースト状
肥料を作業者が肥料袋83の底部を持ち上げる作業を長
時間行うことなく供給できるものとなっている。又、肥
料タンク75からの肥料を抜き出す場合には、肥料タン
ク75を縦姿勢に設定して肥料が漏れ出さない状態で排
出口のキャップ82を取外し、この排出口の雌ネジ部7
5Bに回収袋84の受入れ口の雄ネジ部84Aを螺合さ
せた後、肥料タンク75を元の水平姿勢に復元すること
で、前述と同様に粘性が高く排出するに時間を要するペ
ースト状肥料を簡便な操作で回収袋84に回収し得るも
のとなっている。
【0020】図3及び図4に示すように、リンク機構9
は単一のトップリンク9Tと左右一対のロアーリンク9
L,9L夫々の後端を縦リンク9Vで連結して成り、こ
の縦リンク9Vに対して着脱自在に構成された中間フレ
ーム19(着脱の構造は詳述せず)の下端位置に対して
前後向き姿勢のローリング軸芯Y周りでローリング自在
に苗植付装置Aが連結支持されている。
【0021】この田植機では苗植付装置Aの左右方向で
の中央位置で4条ずつの分割物AL,ARに2分割自在
に構成してある。つまり、図2〜図5に示すように、中
間フレーム19に対してローリング軸芯Y周りでローリ
ング自在に連結する主フレーム20の両端位置に縦向き
姿勢の第1軸芯X1と同軸芯に第1軸21を回転不能に
配置し、この第1軸21に回動自在に支持された筒状部
材22に円筒状のフレーム部材23を固定し、このフレ
ーム部材23の揺動端に縦向き姿勢の第2軸芯X2と同
軸芯で、かつ、このフレーム部材23に対して回動自在
となるよう筒軸24に内嵌状態に第2軸25を配置し、
この第2軸25周りで回動自在に左右のチャンネル状の
ブラケット26を支持し、更に、このブラケット26に
連結するプレート27を介して前記伝動ケース14、支
持フレーム28を支持し、これにより苗植付装置Aの左
右の分割物AL,ARが縦向き姿勢の軸芯周りで姿勢変
更自在に支持されている。又、この主フレーム20の左
右両端位置には前方に向けて突出する姿勢の規制部材2
9を左右一対備え、苗植付装置Aの上昇時には、該規制
部材29,29の前端を左右のロアーリンク9L,9L
の下面に近接させてローリング作動を規制するようにな
っている。
【0022】図5に示すように、苗植付装置Aを作業姿
勢に設定した姿勢で、鉛直方向を基準に前記第1軸芯X
1、第2軸芯X2夫々の上端側を走行機体3の前方側に
向かう方向に傾斜させてあり、又、第2軸芯X2と同軸
芯で、かつ、ブラケット26と一体回転するよう苗載せ
台13を支持する支柱状フレーム30を連結固定してい
る。又、図3に示すように、前記支持フレーム28に対
して前記チェーンケース15の基端部を連結してあり、
チェーンケース15の上面に前記苗載せ台13を左右方
向の移動自在に支持する摺動レール31,31を配置し
てある。
【0023】前記伝動軸12からの動力が伝えられるベ
ベルケース33を前記ローリング軸芯Yより右側に変位
した位置に配置してあり、このベベルケース33から左
右方向に分岐して取出した動力を伝動ケースに伝える伝
動系に対してクラッチを介装してある。このクラッチは
ベベルケース33の出力軸の側に配置され、かつ、軸方
向にスライド操作自在なシフト部材34と、伝動ケース
14の入力軸に支持された咬合部材35とで構成され、
シフト部材34に形成された咬合爪(図示せず)と咬合
部材35に形成された咬合爪(図示せず)とは特定の回
転位相でのみ咬合する。
【0024】又、左側の伝動ケース14の動力で回転駆
動される螺軸36の螺旋溝に係入するコマ(図示せず)
の移動力を左側の分割苗載せ台13Lの反苗載せ面側に
伝える移動部材37を備えて苗載せ台13の横送り機構
Dを構成してある。尚、支持フレーム28の外端部には
摺動レール31の外端部を保護するよう摺動レール31
の外端を周り込む形状の保護フレーム38が連結固定さ
れている。尚、苗載せ台13は左右の分割苗載せ台13
L,13R夫々が後記するように連結されることで、こ
の横送り機構Dからの動力で摺動レール31,31上を
一体的に横方向に往復移動する。
【0025】図2に示すように、前記ローリング軸芯Y
より上部位置の中間フレーム19に対してアクチュエー
タとしての電動型のローリングモータMで駆動されるネ
ジ軸39に螺合する移動体40を備え、この移動体40
と前記支柱状フレーム30との間に、延長ロッド41
と、ローリングバネ42とを介装してあり、又、中間フ
レーム19の上端に固設された左右一対の係合ロッド4
3,43と、苗載せ台の反苗載せ面側の左右位置に配置
されたブラケット44との間に延長ロッド45と、戻し
バネ46を介装してある。又、前記ローリングモータM
は、一方の支柱状フレーム30に備えたローリングセン
サSからの信号に基づいて走行機体3の側に設けた制御
装置(図示せず)が、該センサSが水平状態を検出する
方向に向けて駆動し、この駆動時にはローリングバネ4
2、戻しバネ46の緩衝機能によって円滑なローリング
作動が行われるようになっている。
【0026】この田植機では、図2及び図5に示すよう
に、左右の分割物AL,ARを第1軸芯X1、第2軸芯
X2周りで連動して回動させるよう、左右夫々の第1軸
芯上に遊転支承したプレート48,48同士をロッド
(図示せず)を介して互いに逆方向に回動操作するよう
連動連係すると共に、夫々のプレート48,48とフレ
ーム部材23,23とをロッド49,49を介して連結
し、又、このプレート48と一体回転する大径のスプロ
ケット50と、前記支柱状フレーム30と一体回転する
小径のスプロケット51とを無端チェーン52を介して
連動連係して連動操作系を構成している。この連動操作
系は一方のフレーム部材23を第1軸芯X1周りで内方
に回動操作した場合には、他方のフレーム部材23がそ
の第1軸芯X1周りで内方に回動すると同時に、第2軸
芯X2,X2周りでブラケット26,26に支持された
系がフレーム部材23,23の回動速度の2倍の速度で
逆方向に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方に
向かう側に回動するようになっている。
【0027】図10及び図11に示すように、前記摺動
レール31を苗載せ台13の苗載せ面に沿う縦方向に位
置変更できるよう、該摺動レール31に連結された縦向
き姿勢の軸部材54をチェーンケース15にスライド移
動自在に支持してあり、又、チェーンケース15の上面
位置に横向き姿勢の苗取り量調節軸55を備え、この苗
取り量調節軸55に一体形成したアーム部材56の揺動
端を摺動レール下面の係合部材57に係合させ、該苗取
り量調節軸55に苗取り量調節レバー58を備え、この
苗取り量調節レバー58との係合で、その操作位置を保
持するレバーガイド59を備えて苗取り量調節系が構成
され、この系では苗取り量調節レバー58を揺動操作し
た場合には、その操作量と対応しただけ摺動レール31
と一体的に苗載せ台13が上下方向に変位する結果、苗
載せ台13に載置したマット状苗Wと植付アーム17に
備えた植付爪17Aとの相対的な位置関係の変化から植
付作動時に植付爪17Aがマット状苗Wから切出す苗の
量を調節できるものとなっている。
【0028】又、支持フレーム28の下面に対して屈伸
リンク60を介して整地フロート18の前部を支持する
と共に、チェーンケース15の下面に横向き姿勢で回動
自在に植付深さ調節軸61を備え、この植付深さ調節軸
61に連結したアーム62の揺動端に整地フロート18
の後部を横向き姿勢の軸体63周りで揺動自在に支持し
てあり、この植付深さ調節軸61に植付深さ調節レバー
64を備え、この植付深さ調節レバー64との係合で、
その操作位置を保持するレバーガイド65を備えて植付
深さ調節系が構成され、この系では植付深さ調節レバー
64を操作した場合には、その操作量と対応しただけ整
地フロート18が上下方向に変位する結果、植付アーム
17に備えた植付爪17Aが圃場面に突入する量を変更
して苗の植付深さを調節できるものとなっている。
【0029】図10に示すように、苗取り量調節軸5
5、植付深さ調節軸61夫々を左右の2部材に分離自在
な2部材55L,55R,61L,61Rで構成すると
共に、2部材55L,55R,61L,61Rを連結す
る嵌合手段E,Eを備えている。この嵌合手段Eは図1
9に示すように、一方の内端のプレート67に固設した
係合部材68と、中間部材70(調節部の一例)を介し
て回動姿勢が調節自在に構成された被係合部材71とで
構成されている。又、中間部材70には軸芯を中心とす
る円弧状の長孔70Aが形成され、この長孔70Aを挿
通するボルト72の締め付けでプレート69に対して中
間部材70を所定の回動姿勢に設定維持できるものとな
っている。そして、この嵌合手段Eは後述するように苗
植付装置Aの格納姿勢への切換時には苗取り量調節軸5
5、植付深さ調節軸61夫々の分割を許容すると共に、
例えば、長期に亘る使用によって2部材55L,55
R,61L,61Rの相対回動姿勢がズレを生じた場合
でも中間部材70の姿勢変更で2部材55L,55R,
61L,61Rの相対的な回動姿勢と適正なものに設定
できるものとなっている。
【0030】又、図2に示すように、この苗植付装置A
では左右の分割苗載せ台13L,13Rの後面を支持す
る横長姿勢のフレーム体87,87同士を連結する第1
連結手段L1を備え、支柱状フレーム30,30の上端
部に連結する横長姿勢の左右のサポートフレームに8
8,88同士を連結する第2連結手段L2を備え、主フ
レーム20に対して左右の支持フレーム28,28の姿
勢を保持する第3連結手段L3を備え、左右の摺動レー
ル31,31同士を連結する第4連結手段L4を備え、
分割苗載せ台13L,13Rを苗載せ面の側の下部位置
に連結する第5連結手段L5を備えて分割物AL,AR
を作業姿勢に保持できるよう構成されている。更に、格
納操作は後述するが、図4に示す如く苗植付装置Aを格
納姿勢に設定された際に、この格納姿勢を維持するた
め、前記規制部材29,29と保護フレーム38,38
との間に第6連結手段L6が備えられている。
【0031】前記第1連結手段L1は、図12に示すよ
うに一方のフレーム体87に備えた鉤状の係合片89
と、他方のフレーム体87に備えた揺動型のレバー90
で操作される被係合片91とでバックル型に構成されて
いる。又、第2連結手段L2は、図13に示すように一
方のサポートフレーム88の端部に固設した筒状部材9
2に備えた鉤状の係合片89と、他方のサポートフレー
ム88に備えた揺動型のレバー90で操作される被係合
片91とでバックル型に構成されている。又、この第2
連結手段L2では連結状態で筒状部材92の内面に他方
のサポートフレーム88が内嵌して連結姿勢を維持する
ものとなっている。
【0032】第3連結手段L3は、図2及び図14
(イ)、(ロ)、(ハ)に示すように、前記左右の支持
フレーム28,28夫々の前面位置に連結固定された横
長姿勢で丸パイプ状の係合部材93,93と、下側の主
フレーム20の下部フレーム20Bに横向き姿勢で揺動
自在に支持した軸体94の左右位置に対して後方に突出
する形態に連結したロック部材95,95と、このロッ
ク部材95,95を係合方向に付勢するバネ96と、一
方のロック部材95に連結したロック解除レバー97と
で構成され、夫々のロック部材95の上面側には係合部
材93に下方から係合する凹状の係合部95Aを形成し
てある。
【0033】第4連結手段L4は、図15に示すように
一方の摺動レール31の下面の支持部材98に対して横
方向に出退自在に備えたロックピン99と、この支持部
材98に備えた係合片89と、他方の摺動レール31の
下面に支持され、ロックピン99が嵌入する嵌合孔を有
する嵌合部材100と、揺動型のレバー90で操作され
る被係合片91とで位置決め状態でロックするバックル
型に構成されている。
【0034】第5連結手段L5は、図16〜図18に示
すように一方の分割苗載せ台13L,13Rの分割面の
夫々に配置され、苗載せ面と直交する方向に開口101
Aが形成された左右の嵌合部材101と、この開口10
1Aの開口幅と等しい厚みで一方の分割苗載せ台に対し
て、嵌合部材101の上方位置に配置した横向き姿勢の
支軸102周りで揺動自在に支持された板状の連結部材
103と、この連結部材103の揺動端側位置に連結軸
104周りで揺動自在に、その下端が連結された操作ロ
ッド105と、この操作ロッド105の上端位置を保持
するよう一方の分割苗載せ台の支持された保持部材10
6とで構成され、操作ロッド105の上端にはグリップ
105Aを備え、このグリップ105Aに環状溝105
Bが形成され、保持部材106には環状溝105Bに係
入する開口縁を有する凹部106Aが形成されている。
【0035】このように第5連結手段L5が形成された
ことから、連結を行う場合には分割苗載せ台13L,1
3Rの分割面同士を連結位置に設定した状態で操作ロッ
ド105を下方に押し下げることで夫々の嵌合部材10
1,101の開口101A,101Aに対して連結部材
103が挿入されて嵌合状態に達し連結が完了するもの
となり、この連結状態で操作ロッド105の上端を保持
部材106の側に操作することで保持部材106の凹部
106Aの開口縁にグリップ105Aの環状溝105B
が嵌まり込んで操作ロッド105の操作が不能な状態で
保持されるものとなっている。又、連結を解除する場合
には操作ロッド105の上端を保持部材106から分離
する方向に持ち上げた状態で、該操作ロッド105を上
方に引き上げ操作することで101,101の開口10
1A,101Aから連結部材103が分離して苗載せ台
13の分割が許容されるものとなっている。
【0036】第6連結手段L6は、図4に示すように保
護フレーム38の側に備えた係合片89と、規制部材2
9の側に備えた揺動型のレバー90で操作される被係合
片91とでバックル型に構成されている。
【0037】このような構成から苗植付装置Aを格納す
る場合には、昇降レバー10の操作で苗植付装置Aを上
限まで上昇させ、図6に示す如く横送り機構Dの駆動力
で苗載せ台13を左側の端部位置に送って停止し、苗取
り量調節レバー58を取り量を最大位置にセットし、植
付深さ調節レバー64を最浅位置にセットする。次に、
右側の(図2上では紙面左側の)戻しバネ46の延長ロ
ッド45を係合ロッド43から分離する。この後、第1
連結手段L1、及び、第2連結手段L2の連結を解除
し、ベベルケース33の出力軸に備えたクラッチを切り
操作し(操作は詳述せず)、又、第3連結手段L3のロ
ック解除レバー97をロック解除位置の保持し、次に、
第4連結手段L4の連結を解除し、第4連結手段L4の
連結を解除し、更に第5連結手段L5の連結を解除す
る。
【0038】尚、右側の戻しバネ46の延長ロッド45
を係合ロッド43から分離する操作は、後に行う右側の
分割苗載せ台13Rの人為的な移動操作を容易にするた
めであり、クラッチを切り操作するとシフト部材34と
咬合部材35が完全に分離して、後に行う分割物AL,
ARの回動操作を妨げることがない。
【0039】この後、図7に示すように、人為操作力で
右側の分割苗載せ台13Rを右側の作動端まで移動させ
た後、人為操作でいずれか一方の分割物を回動操作する
と、図8に示すように、前記左右のプレート48,48
が互い逆方向に回動し、この回動力が左右のフレーム部
材23,23に伝えられる結果、第1軸芯X1,X1周
りでの回動でフレーム部材23,23の後端側が走行機
体3の内方に向けて揺動すると同時に、第2軸芯X2,
X2周りでブラケット26,26に支持された系がフレ
ーム部材23,23の回動速度の2倍の速度で逆方向
に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方に向かう
側に回動するものとなる。
【0040】又、この格納姿勢への回動時には同図に示
す如く、左右の分割苗載せ台13L,13Rの内端上部
の角部13E,13Eが接近するものの、平面視で分割
苗載せ台13L,13Rが互いに離間する位置で回動す
るので、夫々の角部13E,13Eの接触を回避した回
動が可能となっており、回動の終了によって図9に示す
如く、格納姿勢に達する。この格納姿勢に達すると図1
1に示す如く、左右の第6連結手段L6を連結操作する
ことで左右の分割物AL,ARの離間方向への回動が阻
止され格納操作が完了する。
【0041】この格納姿勢では図9に示す如く、左右夫
々の分割苗載せ台13L,13Rが摺動レール31,3
1上で走行機体3の側に近接する位置で、その上端縁同
士が近接状態で平行する姿勢に達するので苗植付装置A
全体の重量を走行機体3の側に寄せて田植機全体の重量
バランスを向上させると共に、苗植付装置Aの横方向へ
の寸法を縮小するものとなっている。
【0042】そして、この格納姿勢の苗植付装置Aを作
業姿勢に復元する際には、第3連結手段L3のロック解
除レバー97をロック位置に復元操作し、左右の第6連
結手段L6の連結を解除し、左右の分割物AL,ARを
復元方向へ回動操作すると、左右の係合部材93,93
と左右のロック部材95,95とが同時に係合位置に達
し、バネ96の付勢力で該第3連結手段L3が自動的に
連結状態に達するものとなる。更に、第4連結手段L4
を連結操作し、第2連結手段L2を連結操作し、ベベル
ケース33の出力軸に備えたクラッチを入り状態に復元
操作し、更に、右側の分割苗載せ台13Rを左側の分割
苗載せ台13Lの側まで移動させた後、第5連結手段L
5を連結操作し、この第5連結手段L5の操作ロッド1
05の上端部を保持部材106に係合させ、第1連結手
段L1を連結操作し、分離状態の右側の戻しバネ46の
延長ロッド45を係合ロッド43に係合させることで苗
植付装置Aが作業姿勢に復元して作業可能な状態に達す
る。
【0043】このように、本発明では苗植付装置Aが2
つの分割物AL,ARに分割自在に構成されるものの、
複数箇所に備えた連結手段の連結によって夫々の分割物
AL,ARを強固に連結して作業姿勢に維持することを
可能にしており、又、この複数の連結手段のうち苗載せ
台13を連結する第5連結手段L5を操作ロッド105
を介して上方位置から操作できるよう構成したことか
ら、作業者は運転座席7の位置から連結を解除する操作
と連結を行う操作とを行えるものとなり、楽な操作を可
能にするものとなっている。特に、第5連結手段L5が
連結状態にある場合には操作ロッド105と保持部材1
06との係合で連結状態を安定的に保持し得るものとな
っている。
【0044】
【発明の効果】従って、苗載せ台の左右の2部材を連結
する連結手段の連結側への操作、連結を解除する側への
操作を走行機体に搭乗した位置から簡便に行い得る田植
機が合理的に構成されたのである(請求項1)。又、単
純な構造でありながらガタツキを発生させることなく強
固な連結状態を維持し得る連結手段が構成され(請求項
2)、ロッドと保持機構とを用いた単純な構造であり乍
ら連結手段の容易な操作と、連結状態の保持とを可能に
するものとなり(請求項3)、苗植付装置と共に分割自
在に構成された操作軸の夫々の相対回動姿勢を適正に維
持でき(請求項4)、その操作軸が苗取り用調節軸であ
っても同様に夫々の相対回動姿勢を適正に維持できるも
のとなった(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】苗植付装置中央部の正面図
【図3】作業姿勢の苗植付装置の概略を表す平面図
【図4】格納姿勢の苗植付装置の概略を表す平面図
【図5】第1軸芯、第2軸芯の系の配置を示す側面図
【図6】苗載せ台を端部に寄せた状態の田植機の平面図
【図7】苗載せ台を分割した状態の田植機の平面図
【図8】分割した苗植付装置を回動させた状態の田植機
の平面図
【図9】苗植付装置を格納姿勢に設定した状態の田植機
の平面図
【図10】苗取り量調節系、植付深さ調節系の概略の平
面図
【図11】苗取り量調節系、植付深さ調節系の側面図
【図12】第1連結手段の平面図
【図13】第2連結手段の正面図
【図14】第3連結手段の連結直前、連結時、連結解除
時を表す側面図
【図15】第4連結手段の縦断後面図
【図16】第5連結手段の分解斜視図
【図17】第5連結手段の縦断後面図
【図18】第5連結手段の連結状態と非連結状態とを表
す縦断側面図
【図19】嵌合手段の分解斜視図
【図20】肥料タンクへの肥料の供給状態を示す側面図
【図21】肥料タンクを縦姿勢に設定した状態の側面図
【図22】肥料タンクと回収袋との連結状態を表す縦断
側面図
【符号の説明】
3 走行機体 13 苗載せ台 13L,13R 分割苗載せ台 17A 植付爪 55 苗取り量調節軸 70 調節部 101 嵌合部材 101A 開口 103 連結部材 105 操作具 106 保持機構 AL,AR 分割物 L5 連結手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗植付装置を左右方向の中間位置で分割
    し、その分割物の縦向き姿勢の軸芯周りでの回動で、そ
    の横方向を走行機体の前後方向に向かわせる格納姿勢
    と、該苗植付装置の分割を行わず苗植付作業が可能な作
    業姿勢とに切換自在に構成した田植機であって、 前記苗植付装置に備えられる苗載せ台を、左右の分割苗
    載せ台に分離自在に構成すると共に、この分割苗載せ台
    の下部位置に夫々の分割苗載せ台同士を連結する状態と
    分離を許す状態とに切換自在な連結手段を備え、この連
    結手段を操作する操作具を、その操作端部を苗載せ台の
    上面位置に位置する状態で苗載せ台の苗載せ面の側に配
    置してある田植機。
  2. 【請求項2】 前記連結手段が前記分割苗載せ台の分割
    面の対向する面夫々の位置に配置され、かつ、苗載せ面
    と直交する方向に嵌合用の開口を有する嵌合部材と、夫
    々の嵌合部材の嵌合用の開口に対して同時に嵌合する連
    結部材とを備えて構成されている請求項1記載の田植
    機。
  3. 【請求項3】 前記操作具を押し引き操作型のロッドで
    構成すると共に、このロッドを苗載せ台に対して操作不
    能状態に保持する保持機構を備えている請求項1又は2
    記載の田植機。
  4. 【請求項4】 前記苗載せ台と平行姿勢に配置された回
    動操作型の操作軸を左右方向の中央位置で2部材に分割
    自在に構成すると共に、この2部材の連結位置に回動操
    作力を伝える嵌合手段を配置し、この嵌合手段による2
    部材の連結時の2部材の相対回動姿勢を変更する調節部
    を前記嵌合手段に備えている請求項1記載の田植機。
  5. 【請求項5】 前記操作軸が、苗植付装置に備えられた
    植付機構に対する苗載せ台の上下位置の調節で植付機構
    の植付爪が苗載せ台から苗を切出す量の調節を行う苗取
    り量調節軸に構成されている請求項4記載の田植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002084840A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Iseki & Co Ltd 苗植装置の苗タンク
JP2009247308A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機

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