JPH10116399A - 駐車位置確認装置 - Google Patents

駐車位置確認装置

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Publication number
JPH10116399A
JPH10116399A JP28901496A JP28901496A JPH10116399A JP H10116399 A JPH10116399 A JP H10116399A JP 28901496 A JP28901496 A JP 28901496A JP 28901496 A JP28901496 A JP 28901496A JP H10116399 A JPH10116399 A JP H10116399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking
vehicle
information
ticket
storage means
Prior art date
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Pending
Application number
JP28901496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Iwamatsu
浩志 岩松
Kiyoshi Nomura
潔 野村
Hayaaki Koizumi
早秋 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28901496A priority Critical patent/JPH10116399A/ja
Publication of JPH10116399A publication Critical patent/JPH10116399A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場のどの場所に車両を止めているかを容
易に知ることができるようにした駐車位置確認装置を提
供すること。 【解決手段】 駐車券101は、自車情報記憶手段102と自
車情報案内手段103と駐車情報受信手段104を備えてい
る。駐車券発行時刻記録手段105は駐車券101を発行した
時刻を自車情報記憶手段102及び駐車情報記憶装置108に
記録する。駐車位置判定手段107は、車両検出手段106か
ら送られてくるデータを用いて、駐車場に入場した車両
がどの駐車領域に駐車したか判定し、結果を駐車情報記
憶手段108に記録する。駐車情報記憶手段108の内容は規
定されたタイミングで駐車情報送信手段109によって駐
車情報受信手段104に送られる。駐車情報受信手段104は
自車情報記憶手段102に駐車位置情報を記録する。自車
情報記憶手段102の内容は自車情報案内手段103によって
確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が自車の駐
車位置を容易に確認できる駐車位置確認装置に関し、特
に利用者が入場後に任意の駐車領域に駐車しても、容易
に駐車位置を確認できる駐車位置確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の駐車位置確認装置としては、特開
平7−49998号公報に記載されるようなものが知ら
れており、それによれば予め空き駐車領域を確認してお
き、駐車場利用車両の入場時にその車両が駐車するべき
駐車領域に設置された送受信装置と交信できる携帯端末
を受け取るという方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の方式では、利用者は駐車場への入場時に管理者
に指定された場所、もしくは入場時に空き駐車領域とし
て提示された中から利用者が選択した場所に駐車する必
要があり、駐車するべき駐車領域付近まで移動した際に
車両の大きさや利用者の運転技術では駐車困難な場所だ
と判明した場合や、駐車するべき駐車領域への移動中に
利用者にとって条件のよい空き駐車領域が発生した場合
でも、入場時に指定された場所もしくは入場時に利用者
が選択した場所以外には駐車することは許されていなか
った。
【0004】本発明は前記した従来の問題点を解決する
もので、利用者が入場後に任意の駐車領域に駐車して
も、容易に駐車位置を確認できる駐車位置確認装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに本発明は、駐車位置判定手段により車両が駐車した
位置を識別した後に駐車券に対して駐車した位置を記録
するようにしたものである。
【0006】このようにすることにより、利用者が入場
後に任意の駐車領域に駐車しても、駐車券に書き込まれ
た内容から容易に駐車位置を確認することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも駐車券発行時刻と駐車位置を含む各種情
報を記憶するための自車情報記憶手段と該自車情報記憶
手段の内容を利用者に案内する自車情報案内手段と後記
する駐車情報送信手段が送信した駐車位置情報を受信し
前記自車情報記憶手段に記録するための駐車情報受信手
段とを備えた駐車券と、後記する駐車位置判定手段によ
り得られた駐車位置と後記する駐車券発行時刻記録手段
により得られた前記駐車券の発行時刻とを対応させて記
憶する駐車情報記憶手段と、車両の存在位置を検出する
ための車両検出手段と、前記車両検出手段の結果をもと
に車両がどの駐車領域に駐車したか判定する駐車位置判
定手段と、前記駐車券内に備えられた自車情報記憶手段
及び前記駐車情報記憶手段に前記駐車券の発行時刻を記
録する駐車券発行時刻記録手段と、前記駐車情報記憶手
段の内容を前記駐車券内に備えられた駐車情報受信手段
に送信する駐車情報送信手段とを有することを特徴とす
る駐車位置確認装置としたものであり、利用者が入場後
に任意の駐車領域に駐車しても、容易に駐車位置を確認
できるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、前記自
車情報記憶手段の内容を利用者に案内する前記自車情報
案内手段に代えて、前記自車情報記憶手段の内容を記号
で表示する自車情報表示手段を有することを特徴とする
請求項1記載の駐車位置確認装置としたものであり、利
用者が入場後に任意の駐車位置に駐車しても、容易に駐
車位置を確認できるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、少なく
とも駐車券発行時刻と駐車位置を含む各種情報を記憶す
るための自車情報記憶手段と該自車情報記憶手段の内容
を利用者に案内する自車情報案内手段と後記する駐車情
報送信手段が送信した駐車位置情報を受信し前記自車情
報記憶手段に記録するための駐車情報受信手段とを備え
た駐車券と、前記駐車券内に備えられた自車情報記憶手
段及び後記する駐車情報記憶手段にある時点からの入場
車数をID番号として記録するための車両ID記録手段
と、車両の存在位置を検出するための車両検出手段と、
前記車両検出手段の結果をもとに車両がどの駐車領域に
駐車したか判定する駐車位置判定手段と、前記駐車位置
判定手段により得られた駐車領域と前記車両ID記録手
段により得られたID番号とを対応させて記憶する駐車
情報記憶手段と、前記駐車情報記憶手段の内容を前記駐
車券内に備えられた駐車情報受信手段に送信する駐車情
報送信手段とを有することを特徴とする駐車位置確認装
置としたものであり、利用者が入場後に任意の駐車領域
に駐車しても、容易に駐車位置を確認できるという作用
を有する。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、前記自
車情報記憶手段の内容を利用者に案内する前記自車情報
案内手段に代えて、前記自車情報記憶手段の内容を記号
で表示する自車情報表示手段を有することを特徴とする
請求項3記載の駐車位置確認装置としたものであり、利
用者が入場後に任意の駐車領域に駐車しても、容易に駐
車位置を確認できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、駐車券
と、前記駐車券及び後記する駐車情報記憶手段に前記駐
車券の発行時刻を記録する駐車券発行時刻記録手段と、
車両の存在位置を検出するための車両検出手段と、前記
車両検出手段の結果をもとに車両がどの駐車領域に駐車
したか判定する駐車位置判定手段と、前記駐車券の発行
時刻と前記駐車位置判定手段により得られた駐車位置と
を対応させて記憶する駐車情報記憶手段と、前記駐車情
報記憶手段の内容を後記する駐車情報受信手段に送信す
る駐車情報送信手段と、前記駐車情報送信手段が送信し
た情報を受信するための駐車情報受信手段と、前記駐車
情報受信手段が受信した内容を前記駐車券に記録する駐
車情報記録手段とを有することを特徴とする駐車位置確
認装置としたものであり、利用者が入場後に任意の駐車
領域に駐車しても、容易に駐車位置を確認できるという
作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図14を用いて説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態の駐車位置確認装置の構成を説明する機
能ブロック図である。図1において、駐車券発行時刻記
録手段105は駐車券101を発行した時刻を駐車券101内に
備えられた自車情報記憶手段102と駐車情報記憶手段108
に記録する機能を有する。車両検出手段106は駐車場に
入場した車両の通過軌跡を検出する機能を有する。駐車
位置判定手段107は車両検出手段106の情報をもとに駐車
券101を発行した時刻に入場した車両がどの駐車領域に
駐車したか判定する機能を有する。駐車情報記憶手段10
8は駐車券101を発行した時刻と駐車位置判定手段107の
判定結果とを対応させて記憶する機能を有する。駐車情
報送信手段109は駐車情報記憶手段108の内容を駐車券10
1内に備えられた駐車情報受信手段104に送信する機能を
有する。駐車券101内に備えられた駐車情報受信手段104
は駐車情報送信手段109から送られた内容を受信し、駐
車券101内に備えられた自車情報記憶手段102に記録する
機能を有する。駐車券101内に備えられた自車情報記憶
手段102は駐車券発行時刻と駐車情報受信手段104が受信
した内容を記憶する機能を有する。駐車券101内に備え
られた自車情報案内手段103は自車情報記憶手段102の内
容を利用者に案内する機能を有する。
【0014】図2は、図1における駐車券101の詳細な
構成を示したものであり、ケース201の材質はプラスチ
ックなどである。電源装置202は駐車券に内蔵されてい
る各装置に電源を供給するものであり、たとえばリチウ
ムイオン電池などである。通信端子203は駐車券発行時
刻を入力するときの通信端子であり、たとえば金メッキ
された数枚の金属片などからできており、ケース外から
接触可能に配置されている。記憶装置204は通信端子203
から入力された情報や電波受信装置206から入力された
情報を記憶しておくための装置であり、不揮発性メモリ
などで構成されている。演算処理装置205は記憶装置に
入力された情報が正しいか判定したり、不必要な情報と
必要な情報を取捨選択したりするための装置であり、C
PUなどで構成されている。電波受信装置206は駐車し
た位置の情報を受け取るための装置であり、例えば、あ
る周波数のFM波を受信し、ディジタルデータに変換す
る機器などで構成されている。液晶パネル207は記憶装
置に記憶されている駐車位置情報などを表示するための
装置であり、液晶などで構成されている。
【0015】図3は、本発明の駐車位置確認装置を適用
した駐車場の具体例を示すものである。カメラ303及び
カメラ304は鉄柱などにより駐車場上方に設置されてお
り、駐車場内の全ての場所及び入り口付近が少なくとも
1つのカメラで撮影されるように配置されている。カメ
ラ303及びカメラ304は管理室308内のホストコンピュー
タ305に接続されており、既知の画像処理手法などによ
って車両の通過軌跡を知ることができる。
【0016】車両が駐車場入り口付近に進入すると、カ
メラ304とホストコンピュータ305により車両が駐車場入
り口に来たことが認識され、ホストコンピュータ305よ
り駐車券発行機301へ駐車券発行命令が送信される。駐
車券発行機301は駐車券309内の記憶装置に駐車券発行時
刻、例えば、10時15分30秒を記録し、駐車券309を発行
する。駐車券発行時刻はホストコンピュータ305にも送
信され、ホストコンピュータ305に結合される記憶装置3
06に記録される。
【0017】利用者が駐車券309を受け取ると遮断機302
が開く。カメラ304により車両が完全に駐車場内に入場
したことがカメラ304とホストコンピュータ305により確
認されると、遮断機302が閉じる。車両が駐車するまで
の軌跡はカメラ303及びカメラ304とホストコンピュータ
305により把握されており、駐車場内を複数の車両が移
動していても、ある時刻に入場した車両がどこにいるか
認識可能になっている。
【0018】車両が空き駐車領域、例えば、B3に駐車し
たことがカメラ303及びカメラ304とホストコンピュータ
305により確認されると、ホストコンピュータ305は記憶
装置306に駐車券発行時刻10時15分30秒に対応する駐車
領域番号B3を図9のように記録する。
【0019】駐車券発行時刻と駐車領域番号はホストコ
ンピュータ305に接続されたミニFM局307より図10の
ように発信される。ミニFM局307の周波数は駐車券309
内の電波受信装置が受信できる周波数と同じ周波数に設
定されており、ミニFM局307の出力は少なくとも駐車
場内で正しく受信できるように設定されている。
【0020】駐車券309内の受信装置はミニFM局307よ
り送信された情報を受け取り、駐車券309内の記憶装置
に記録する。駐車券309内の記憶装置には駐車券発行時
刻10時15分30秒というデータが書き込まれているため、
駐車券発行時刻10時15分30秒に対応する駐車領域番号B3
以外のデータは記録しなくてもよい。記録された情報は
随時表示可能になっており、駐車位置の確認ができるよ
うになっている。
【0021】図11には情報表示の具体例が示されてお
り、液晶パネル1101に駐車位置がB3であることが表示さ
れる。なお、ここでは液晶パネルを用いたが、音源装置
とスピーカを用いて、音声により駐車位置を案内しても
構わない。
【0022】図9は、図3の記憶装置306における記録
の具体例を示すものである。時刻フィールド901は8バ
イトの固定長であり、各車両に駐車券を発行した時刻が
書き込まれている。駐車位置フィールド902は3バイト
の固定長であり、駐車券を発行した時刻に入場した車両
がどの駐車領域に駐車したか書き込まれている。存在フ
ィールド903は1バイトの固定長であり、車両が駐車し
た際に”1”が書き込まれ、車両が退場した場合に”
0”が書き込まれる。この例では9時50分23秒に駐車券
を発行された車両はA5に駐車し、すでに退場しているこ
とがわかる。また10時01分45秒に駐車券を発行された車
両はA10に駐車し、現在も駐車中であることがわかる。
【0023】図10は、図3の記憶装置306において図
9のように記録されている場合に図3のミニFM局307
から送信される文字列の具体例を示したものである。開
始文字列1001はデータの先頭を表すための文字列であ
り、ここでは”START”という5バイトの文字列を用い
ている。時刻フィールド1002,1005,1008は駐車券の発
行時刻であり、8バイトの固定長である。駐車位置フィ
ールド1003,1006,1009は駐車領域番号であり、3バイ
トの固定長である。
【0024】時刻フィールド1002と駐車位置フィールド
1003、時刻フィールド1005と駐車位置フィールド1006、
時刻フィールド1008と駐車位置フィールド1009はそれぞ
れ対応しており、例えば、10時01分45秒に駐車券を発行
された車両は、駐車領域番号A10に駐車していることを
示している。区切り文字列1004,1007は1バイトの固定
長であり、時刻フィールドと駐車位置フィールドの対応
をわかりやすくするために入れられている。終了文字列
1010はデータの終了を表しており、ここでは”END”と
いう3バイトの文字列を用いている。なお、すでに退場
している車両の情報は送信しないため、図9において9
時50分23秒に駐車券を発行された車両の情報は、送信文
字列の中に含まれていない。
【0025】以上のように本発明の第1の実施の形態の
駐車位置確認装置によれば、カメラとホストコンピュー
タによって車両の入場時刻と駐車領域を判定し、ミニF
M局によって駐車した位置を駐車券に送信することによ
り、利用者が入場後に任意の駐車領域に駐車しても、容
易に駐車位置を確認することができる。
【0026】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態の駐車位置確認装置の構成を説明する機
能ブロック図である。図4において、車両ID記録手段
405は現在入場した車両がある時点からの何台目の入場
車かを車両のID番号として駐車情報記憶手段408に記
録する機能を有する。車両検出手段406は駐車場に入場
した車両の通過軌跡を検出する機能を有する。駐車位置
判定手段407は車両検出手段406の情報をもとにあるID
番号の車両がどの駐車領域に駐車したか判定する機能を
有する。駐車情報記憶手段408は車両のID番号と駐車
位置判定手段407の判定結果とを対応させて記憶する機
能を有する。駐車情報送信手段409は駐車情報記憶手段4
08の内容を駐車券401内に備えられた駐車情報受信手段4
04に送信する機能を有する。駐車券401内に備えられた
駐車情報受信手段404は駐車情報送信手段409から送られ
た内容を受信し、駐車券401内に備えられた自車情報記
憶手段402に記録する機能を有する。駐車券401内に備え
られた自車情報記憶手段402は駐車情報受信手段404が受
信した内容を記憶する機能を有する。駐車券401内に備
えられた自車情報案内手段403は自車情報記憶手段402の
内容を利用者に案内する機能を有する。
【0027】図4における駐車券401の詳細な構成は、
図2に示したものと同じなのでその詳細な構成の説明を
省略することにする。
【0028】本発明の第2の実施の形態の駐車位置確認
装置を適用した駐車場の具体例を、前記した図3を用い
て前記第1の実施の形態と同様に説明する。カメラ303
及びカメラ304は鉄柱などにより駐車場上方に設置され
ており、駐車場内の全ての場所及び入り口付近が少なく
とも1つのカメラで撮影されるように配置されている。
カメラ303及びカメラ304は管理室308内のホストコンピ
ュータ305に接続されており、既知の画像処理手法など
によって車両の通過軌跡を知ることができる。車両が駐
車場入り口付近に進入すると、カメラ304とホストコン
ピュータ305により、車両が駐車場入り口に来たことが
認識され、ホストコンピュータ305より駐車券発行機301
へ駐車券発行命令が送信される。
【0029】駐車券発行機301は駐車券309内の記憶装置
にその日何台目の入場車か、例えば、16台目ということ
をID番号として記録し、駐車券309を発行する。ID
番号はホストコンピュータ305に結合される記憶装置306
に記録される。利用者が駐車券309を受け取ると遮断機3
02が開く。カメラ304により車両が完全に駐車場内に入
場したことがカメラ304とホストコンピュータ305により
確認されると、遮断機302が閉じる。
【0030】車両が駐車するまでの軌跡はカメラ303及
びカメラ304とホストコンピュータ305により把握されて
おり、駐車場内を複数の車両が移動していても、あるI
D番号の車両がどこにいるか認識可能になっている。車
両が空き駐車領域に駐車したことがカメラ303及びカメ
ラ304とホストコンピュータ305により確認されると、ホ
ストコンピュータ305は記憶装置306に車両のID番号16
に対応する駐車領域番号B3を図12のように記録する。
【0031】車両のID番号と駐車領域番号はホストコ
ンピュータ305に接続されたミニFM局307より図13の
ように発信される。ミニFM局307の周波数は駐車券309
内の電波受信装置が受信できる周波数と同じ周波数に設
定されており、ミニFM局307の出力は少なくとも駐車
場内で正しく受信できるように設定されている。
【0032】駐車券309内の電波受信装置はミニFM局3
07より送信された情報を受け取り、駐車券309内の記憶
装置に記憶されているID番号に対応した駐車位置情報
を駐車券309内の記憶装置に記録する。駐車券309内の記
憶装置にはID番号16というデータが書き込まれている
ため、ID番号16に対応する駐車領域番号B3以外のデー
タは記録しなくてもよい。
【0033】記録された情報は随時表示可能になってお
り、駐車位置の確認ができるようになっている。図11
には情報表示の具体例が示されており、液晶パネル1101
に駐車位置はB3であることが表示されている。なお、こ
こでは液晶パネルを用いたが、音源装置とスピーカを用
いて、音声により駐車位置を案内しても構わない。
【0034】図12は、図3の記憶装置306における記
録の具体例を示すものである。ID番号フィールド1201
は8バイトの固定長であり、右詰めで各車両のID番号
が書き込まれている。駐車位置フィールド1202は3バイ
トの固定長で、前方8バイトで表されているID番号の
車両がどの駐車領域に駐車したか書き込まれている。存
在フィールド1203は1バイトの固定長であり、車両が駐
車した際に”1”が書き込まれ、車両が退場した場合
に”0”が書き込まれる。この例ではID番号13の車両
はA5に駐車し、すでに退場していることがわかる。また
ID番号14の車両はA10に駐車し、現在も駐車中である
ことがわかる。
【0035】図13は、図3の記憶装置306において図
12のように記録されている場合に図3のミニFM局30
7から送信される文字列の具体例を示したものである。
開始文字列1301はデータの先頭を表すための文字列であ
り、ここでは”START”という5バイトの文字列を用い
ている。ID番号フィールド1302,1305,1308は車両の
ID番号であり、8バイトの固定長である。駐車位置フ
ィールド1303,1306,1309は駐車領域番号であり、3バ
イトの固定長である。
【0036】ID番号フィールド1302と駐車位置フィー
ルド1303、ID番号フィールド1305と駐車位置フィール
ド1306、ID番号フィールド1308と駐車位置フィールド
1309はそれぞれ対応しており、例えば、ID番号14の車
両は、駐車領域番号A10に駐車していることを示してい
る。区切り文字列1304,1307は1バイトの固定長であ
り、時刻フィールドと駐車位置フィールドの対応をわか
りやすくするために入れられている。終了文字列1310は
データの終了を表しており、ここでは”END”という3
バイトの文字列を用いている。なお、すでに退場してい
る車両の情報は送信しないため、図12においてID番
号13の車両の情報は、送信文字列の中に含まれていな
い。
【0037】以上のように本発明の第2の実施の形態の
駐車位置確認装置によれば、カメラとホストコンピュー
タによって車両の駐車領域を判定し、ミニFM局によっ
て駐車した位置を駐車券に送信することにより、利用者
が入場後に任意の駐車領域に駐車しても、容易に駐車位
置を確認することができる。
【0038】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態の駐車位置確認装置の構成を説明する機
能ブロック図である。図5において、駐車券発行時刻記
録手段502は駐車券501を発行した時刻を駐車券501と駐
車情報記録手段503に記録する機能を有する。車両検出
手段504は駐車場に入場した車両の通過軌跡を検出する
機能を有する。駐車位置判定手段505は車両検出手段504
の情報をもとに駐車券501を発行した時刻に入場した車
両がどの駐車領域に駐車したか判定する機能を有する。
駐車情報記憶手段503は駐車券501を発行した時刻と駐車
位置判定手段505の判定結果とを対応させて記憶する機
能を有する。駐車情報送信手段506は駐車情報記憶手段5
03の内容を駐車情報受信手段507に送信する機能を有す
る。駐車情報受信手段507は駐車情報送信手段506から送
られた内容を駐車情報記録手段508に伝える機能を有す
る。駐車情報記録手段508は駐車情報受信手段507が受信
した内容を駐車券に記録する機能を有する。
【0039】図6は、駐車位置印字装置の斜視図(a)
及び側面図(b)を示したものであり、駐車場を所有す
るスーパーマーケットのレジの隣などに備え付けて使用
する。ケース601は上部に駐車券602を差し込むための穴
があいており、材質はプラスチックなどである。駐車券
602には駐車券が発行された時刻などが書き込まれてお
り、材質は紙などである。伝送線603はホストコンピュ
ータとの情報伝送を行なうためのケーブルである。駐車
券センサ604は駐車券が駐車位置印字装置に挿入された
ことを認識するための装置であり、例えば、圧力センサ
などで構成されている。駐車券発行な時刻読み取り装置
605は駐車券の発行時刻を読みとるための装置であり、
例えば、光学センサなどで構成されている。送受信装置
606は駐車券の情報を送信したり、駐車位置情報を受信
したりするための装置であり、伝送線603に接続されて
いる。印字装置607は送受信装置606が受信した駐車位置
情報を駐車券に書き込むための装置であり、印字ヘッド
などから構成されている。
【0040】図7は、駐車位置印字装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。ステップ701において
駐車券602の挿入が駐車券センサ604により確認される
と、ステップ702において、駐車券602に記録された駐車
券発行時刻が駐車券発行時刻読み取り装置605により確
認される。つぎに、ステップ703において、駐車券発行
時刻が伝送線603を介してホストコンピュータに送られ
る。ホストコンピュータにおいては駐車券発行時刻に対
応した駐車位置情報を駐車位置印字装置に送信する。駐
車位置印字装置は、ステップ704において駐車位置情報
を受信する。ステップ705において、受信された駐車位
置情報が駐車券602に印字される。
【0041】図8は、本発明の第3の実施の形態の駐車
位置確認装置を適用した駐車場の具体例を示すものであ
る。カメラ803及びカメラ804は鉄柱などにより駐車場上
方に設置されており、駐車場内の全ての場所及び入り口
付近が少なくとも1つのカメラで撮影されるように配置
されている。カメラ803及びカメラ804は管理室808内の
ホストコンピュータ805に接続されており、既知の画像
処理手法などによって車両の通過軌跡を知ることができ
る。車両が駐車場入り口付近に進入すると、カメラ804
とホストコンピュータ805により、車両が駐車場入り口
に来たことが認識され、ホストコンピュータ805より駐
車券発行機801へ駐車券発行命令が送信される。
【0042】駐車券発行機801は駐車券に駐車券発行時
刻、例えば、10時15分30秒を記録し、駐車券809を発行
する。駐車券発行時刻はホストコンピュータ805にも送
信され、ホストコンピュータ805に結合される記憶装置8
06に記録される。利用者が駐車券809を受け取ると遮断
機802が開く。カメラ804により車両が完全に駐車場内に
入場したことがカメラ804とホストコンピュータ805によ
り確認されると、遮断機802が閉じる。
【0043】車両が駐車するまでの軌跡は、カメラ803
及びカメラ804とホストコンピュータ805により把握され
ており、駐車場内を複数の車両が移動していても、ある
時刻に入場した車両がどこにいるか認識可能になってい
る。車両が空き駐車領域、例えば、B3に駐車したことが
カメラ803及びカメラ804とホストコンピュータ805によ
り確認されると、記憶装置806に駐車券発行時刻10時15
分30秒に対応する駐車領域番号B3を図9のように記録す
る。
【0044】ここで示した駐車場はスーパーマーケット
810の駐車場であり、利用者は車両の駐車後スーパーマ
ーケットへ移動する。利用者がスーパーマーケット810
で買い物などを済ませた後、レジ付近に設置してある駐
車位置印字装置807に駐車券809を挿入すると、駐車位置
印字装置807はホストコンピュータ805に、駐車券809の
発行時刻10時15分30秒に対応した駐車位置を問い合わせ
る。
【0045】ホストコンピュータ805から返信された駐
車券809の発行時刻10時15分30秒に対応した駐車位置B3
は駐車券809に印字される。図14はその印字の具体例
を示すものであり、駐車券1401の中央部にある駐車位置
印字フィールド1402に駐車位置B3が印字されているのが
わかる。
【0046】図9は、図8の記憶装置806における記録
の具体例であり、図3の記憶装置306における記録の具
体例と共通するものである。時刻フィールド901には各
車両に駐車券を発行した時刻が書き込まれている。駐車
位置フィールド902には駐車券を発行した時刻に入場し
た車両がどの駐車領域に駐車したか書き込まれている。
存在フィールド903には車両が駐車した際に”1”が書
き込まれ、車両が退場した場合に”0”が書き込まれ
る。この例では9時50分23秒に駐車券を発行された車両
はA5に駐車し、すでに退場していることがわかる。また
10時01分45秒に駐車券を発行された車両はA10に駐車
し、現在も駐車中であることがわかる。
【0047】以上のように本発明の第3の実施の形態の
駐車位置確認装置によれば、カメラとホストコンピュー
タによって車両の入場時刻と駐車領域を判定し、駐車位
置を駐車位置印字装置によって駐車券に印字することに
より、利用者が入場後に任意の駐車領域に駐車しても、
容易に駐車位置を確認することができる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、駐車位置判定手段により車両が駐車した位置を識別
した後に駐車券に対して駐車した位置を記録するように
したことにより、利用者が入場後に任意の駐車位置に駐
車しても駐車券に書き込まれた内容から容易に駐車位置
を確認することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の駐車位置確認装置
の構成を説明する機能ブロック図、
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態における駐
車券の詳細な構成を示す図、
【図3】本発明の第1及び第2の実施の形態の駐車位置
確認装置を適用した駐車場の具体例を示す図、
【図4】本発明の第2の実施の形態の駐車位置確認装置
の構成を説明する機能ブロック図、
【図5】本発明の第3の実施の形態の駐車位置確認装置
の構成を説明する機能ブロック図、
【図6】(a)本発明の第3の実施の形態における駐車
位置印字装置の斜視図、 (b)本発明の第3の実施の形態における駐車位置印字
装置の側面図、
【図7】本発明の第3の実施の形態における駐車位置印
字装置の動作を説明するためのフローチャートを示す
図、
【図8】本発明の第3の実施の形態の駐車位置確認装置
を適用した駐車場の具体例を示す図、
【図9】本発明の第1及び第3の実施の形態における記
憶装置が記録する記録の具体例を示す図、
【図10】本発明の第1の実施の形態におけるミニFM
局が送信するデータ文字列の具体例を示す図、
【図11】本発明の第1及び第2の実施の形態における
駐車券の駐車位置表示の具体例を示す図、
【図12】本発明の第2の実施の形態における記憶装置
が記録する記録の具体例を示す図、
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるミニFM
局が送信するデータ文字列の具体例を示す図、
【図14】本発明の第3の実施の形態における駐車券へ
の駐車位置印字の具体例を示す図である。
【符号の説明】
101、309、401、501、602、809、1401 駐車券 102、402 自車情報記憶手段 103、403 自車情報案内手段 104、404 駐車情報受信手段 105、502 駐車券発行時刻記録手段 106、406、504 車両検出手段 107、407、505 駐車位置判定手段 108、408、503 駐車情報記憶手段 109、409、506 駐車情報送信手段 201 駐車券のケース 202 電源装置 203 通信端子 204 駐車券内の記憶装置 205 演算処理装置 206 電波受信装置 207、1101 液晶パネル 301、801 駐車券発行機 302、802 遮断機 303、304、803、804 カメラ 305、805 ホストコンピュータ 306、806 記憶装置 307 ミニFM局 308、808 管理室 405 車両ID記録手段 507 駐車情報受信手段 508 駐車情報記録手段 601 駐車位置印字装置のケース 603 伝送線 604 駐車券センサ 605 駐車券発行時刻読み取り装置 606 送受信装置 607 印字装置 807 駐車位置印字装置 810 スーパーマーケット 901 時刻フィールド 902、1202 駐車位置フィールド 903、1203 存在フィールド 1001、1301 開始文字列 1002 時刻フィールド(1) 1003、1303 駐車位置フィールド(1) 1004、1304 区切り文字列(1) 1005 時刻フィールド(2) 1006、1306 駐車位置フィールド(2) 1007、1307 区切り文字列(2) 1008 時刻フィールド(3) 1009、1309 駐車位置フィールド(3) 1010、1310 終了文字列 1201 ID番号フィールド 1302 ID番号フィールド(1) 1305 ID番号フィールド(2) 1308 ID番号フィールド(3) 1402 駐車位置印字フィールド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも駐車券発行時刻と駐車位置と
    を含む各種情報を記憶するための自車情報記憶手段と該
    自車情報記憶手段の内容を利用者に案内する自車情報案
    内手段と後記する駐車情報送信手段が送信した駐車位置
    情報を受信し前記自車情報記憶手段に記録するための駐
    車情報受信手段とを備えた駐車券と、 後記する駐車位置判定手段により得られた駐車位置と後
    記する駐車券発行時刻記録手段により得られた前記駐車
    券の発行時刻とを対応させて記憶する駐車情報記憶手段
    と、 車両の存在位置を検出するための車両検出手段と、 前記車両検出手段の結果をもとに車両がどの駐車領域に
    駐車したか判定する駐車位置判定手段と、 前記駐車券内に備えられた自車情報記憶手段及び前記駐
    車情報記憶手段に前記駐車券の発行時刻を記録する駐車
    券発行時刻記録手段と、 前記駐車情報記憶手段の内容を前記駐車券内に備えられ
    た駐車情報受信手段に送信する駐車情報送信手段と、 を有することを特徴とする駐車位置確認装置。
  2. 【請求項2】 前記自車情報記憶手段の内容を利用者に
    案内する前記自車情報案内手段に代えて、前記自車情報
    記憶手段の内容を記号で表示する自車情報表示手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の駐車位置確認装
    置。
  3. 【請求項3】 少なくとも駐車券発行時刻と駐車位置と
    を含む各種情報を記憶するための自車情報記憶手段と該
    自車情報記憶手段の内容を利用者に案内する自車情報案
    内手段と後記する駐車情報送信手段が送信した駐車位置
    情報を受信し前記自車情報記憶手段に記録するための駐
    車情報受信手段とを備えた駐車券と、 前記駐車券内に備えられた自車情報記憶手段及び後記す
    る駐車情報記憶手段にある時点からの入場車数をID番
    号として記録するための車両ID記録手段と、 車両の存在位置を検出するための車両検出手段と、 前記車両検出手段の結果をもとに車両がどの駐車領域に
    駐車したか判定する駐車位置判定手段と、 前記駐車位置判定手段により得られた駐車領域と前記車
    両ID記録手段により得られたID番号とを対応させて
    記憶する駐車情報記憶手段と、 前記駐車情報記憶手段の内容を前記駐車券内に備えられ
    た駐車情報受信手段に送信する駐車情報送信手段と、 を有することを特徴とする駐車位置確認装置。
  4. 【請求項4】 前記自車情報記憶手段の内容を利用者に
    案内する前記自車情報案内手段に代えて、前記自車情報
    記憶手段の内容を記号で表示する自車情報表示手段を有
    することを特徴とる請求項3記載の駐車位置確認装置。
  5. 【請求項5】 駐車券と、 前記駐車券及び後記する駐車情報記憶手段に前記駐車券
    の発行時刻を記録する駐車券発行時刻記録手段と、 車両の存在位置を検出するための車両検出手段と、 前記車両検出手段の結果をもとに車両がどの駐車領域に
    駐車したか判定する駐車位置判定手段と、 前記駐車券の発行時刻と前記駐車位置判定手段により得
    られた駐車位置とを対応させて記憶する駐車情報記憶手
    段と、 前記駐車情報記憶手段の内容を後記する駐車情報受信手
    段に送信する駐車情報送信手段と、 前記駐車情報送信手段が送信した情報を受信するための
    駐車情報受信手段と、 前記駐車情報受信手段が受信した内容を前記駐車券に記
    録する駐車情報記録手段と、 を有することを特徴とする駐車位置確認装置。
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