JP2005196664A - 車載装置及び自動料金支払システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両を利用するユーザが簡単に自動料金支払システムを利用することができるようにする。
【解決手段】 自動料金支払サービスを提供する施設に設けられた通過制御装置との間で無線通信を行う車載装置において、携帯端末と接続する通信インターフェース部と、該通信インターフェース部に接続された携帯端末の認証を行うセキュリティ部と、車両に関する情報を格納する記憶部と、上記通過制御装置との間でデータの交信を行う通信制御部と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両を利用する施設のための自動料金支払いシステムに関し、特に有料道路の通行料の支払に好適な自動料金支払いシステムに関する。
車両の利用者のための自動料金支払システムとしてETCシステム(Electronic Toll Collection System)が知られている。このシステムでは、料金所に設置したアンテナと車両に搭載した車載装置の間で無線通信を行い、現金による料金の支払を行うことなく、料金所を通行することができる。ユーザは、車両の運転を開始する時、自身の個人情報が記録されたICカードを車載装置に挿入する。料金所は、ICカードよりユーザ情報を読み出し、ユーザ認証を行う。ユーザが正当であると判定した場合には、車両の通過を許可し、通行料及び経路を含む料金情報を車載装置及び料金管理サーバに送信する。車載装置は、受信した料金情報をICカードに書き込む。料金管理サーバは、ユーザが契約しているクレジット会社との間で通行料の決済を行う。
料金所は、入口と出口の2箇所に設けられる場合と、入口の1箇所に設けられる場合があるが、データの流れは基本的には同一である。車両の利用者のための自動料金支払システムとして、ETCシステムばかりでなく、駐車場等の料金支払サービスも知られている。このような自動料金支払システムは、ガソリンスタンド、パーキングエリア内のレストラン等にて利用されることが提案されている。
特開2001-243513号公報には、「携帯端末を利用する有料道路料金自動支払い装置及び方法」が記載されている。この公報には、携帯端末の基地局アンテナを使用して専用無線機の無い自動料金支払い装置が記述されている。しかしながら、基地局アンテナによる携帯端末の位置特定精度を向上させ、かつ携帯端末の電池消耗や電源切断などによる利用時の混乱を避ける仕組みが必要である。
特開2001-243513号公報
従来の自動現金支払システムでは、ユーザは、クレジット会社との間でICカードの契約を行う必要がある。ICカードの契約が完了するまで時間がかかり、それまでは、車載装置を使用することができない。
更に、ICカードには、個人情報、金銭情報等が書き込まれており、盗難又は他人の不正使用を防止する必要がある。従って、ユーザは、ICカードを使用しないときには、財布等に収納して管理しなければならない。また、使用前に、ICカードを車載装置に挿入し、使用後にICカードを車載装置から取り出さなければならない。
本発明の目的は、車両を利用するユーザが自動料金支払システムを簡単に利用することができるようにすることにある。
本発明によると、自動料金支払サービスを提供する施設に設けられた通過制御装置との間で無線通信を行う車載装置において、携帯端末と接続する通信インターフェース部と、該通信インターフェース部に接続された携帯端末の認証を行うセキュリティ部と、車両に関する情報を格納する記憶部と、上記通過制御装置との間でデータの交信を行う通信制御部と、を有する。
本発明によると、車両を利用するユーザが自動料金支払システムを簡単に利用することができる。
図1は本発明による自動料金支払システムの概念を示す図である。本例の自動料金支払システムは、ユーザの車両10の搭載された車載装置11とユーザが使用する携帯端末12と有料道路の料金所に設けられた通過制御装置21と通過制御装置に接続された料金管理サーバ22とユーザが契約するクレジット会社等の金融機関23及び携帯電話会社24を含む。本例によると、従来の自動料金支払システムと比較してICカードの代わりに、携帯端末12を使用する点が異なる。車載装置11と携帯端末12の間は、以下に、詳細に説明するが、有線又は無線にて接続される。
携帯端末12には、ICカードに格納される情報と同様な情報、即ち、ユーザの個人情報、金融機関情報、履歴情報等が格納されている。ユーザの個人情報には、ユーザの識別番号、氏名、生年月日等が含まれる。金融機関情報には、契約先の金融機関の名称、契約番号、識別番号、口座番号、暗証番号等が含まれる。履歴情報には、料金所の使用履歴、課金履歴、決済履歴等が含まれる。料金所の使用履歴には、入口及び出口の料金所の名称及び時間が含まれる。
ユーザは、先ず、車載装置11の初期設定を行う。この初期設定は、従来の車載装置の場合と同様であり、車両登録番号、料金種別等の車両情報を登録する。初期設定が行われた車載装置11を車両10に搭載する。ユーザは、自動料金支払システムを利用するとき、車載装置11にICカードの代わりに携帯端末12を接続する。
車両が有料道路の料金所を通過するとき、車載装置11は、車載装置自身に格納された車両情報と携帯端末12から取得したユーザ情報及び金融機関情報を通過制御装置21に送信する。料金所は、車載装置11から送信されたユーザ情報よりユーザ認証を行う。ユーザが正当であると判定した場合には、車両の通過を許可し、通行料及び経路を含む料金情報を車載装置及び料金管理サーバに送信する。車載装置は、受信した料金情報を携帯端末12に書き込む。料金管理サーバ22は、ユーザが契約している金融機関23又は携帯電話会社24との間で通行料の決済を行う。本例によると、金融機関23は、ユーザの通行料を、携帯電話の使用料と共に決済する。
図2及び図3を参照して、携帯端末12を車載装置11にケーブルにより接続する方法を説明する。本例では、携帯端末12と車載装置11の間はケーブル13により接続されている。図3の信号表は、ケーブル13を介して車載装置11から携帯端末12へ伝送される信号を示す。ここでは、正負の電源、電源スイッチ信号、送信データ及び受信データの5個の信号が伝送される。従って、ケーブル13の両端には5個の端子が設けられている。
本例では、第1及び第2の端子を介して、車載装置11から携帯端末12へ電源が供給される。従って、携帯端末12自身の電池を使用する必要がない。このため、車載装置11と携帯端末12の間の通信中に、携帯端末の電池切れは起こらない。また、第3の端子を介して、車載装置11から携帯端末12へ電源スイッチ信号を送信することにより、携帯端末12の電源を強制的にオンオフする。これにより、車載装置11と携帯端末12の間の通信中に、携帯端末12の電源が不正に切断されることが防止される。さらに、車載装置11は、第4の端子を介して、携帯端末12へ自動料金支払システムの使用履歴を送信し、第5の端子を介して、携帯端末12からユーザの個人情報等を受信する。
図4を参照して本発明による車載装置11及び携帯端末12の構成を説明する。車載装置11は、携帯端末に対する有線又は無線の接続インターフェースを提供し携帯端末接続検出スイッチを有する通信インターフェース部101、携帯端末12に電源を供給し携帯端末12に対する電源オンオフ信号を生成する電源供給部102、液晶ディスプレイ等の表示部103、ユーザが各種の命令を入力する入力部104、車両登録番号、料金種別等の車両情報を格納する記憶部105、車載装置11の各部を制御する制御部106、通過制御装置21との間で電波を送受信するアンテナ部107、アンテナ部107を介した通信を制御する通信制御部108、及び、ユーザの認証、課金制御等を行うセキュリティ部109を有する。
セキュリティ部109は、SAM(Secure Application Module)と称される1チップ化したモジュールによって構成してよい。SAMは、車載装置11と通過制御装置21の両者に設けられ、両者間の交信によってセキュリティ機能を実現する。SAMによって実行されるセキュリティ機能には、ユーザの正当性を認証する認証機能、車載装置11と通過制御装置21の間を交信するデータの暗号化機能等が含まれる。SAMは、周知の技術であり、ここでは詳細な説明は省略する。
アンテナ部107及び通信制御部108は、通過制御装置21との間で、DSRC(Dedicated Short-Range Communication)と称される専用狭域無線通信を行う。このDSRCの周波数帯域は5.8GHzであり、送受信周波数間隔は40MHz、通信方式はTDMA(Time Division Multiple Access)/FDD(Frequency Division Duplex)であり、変調方式はASK(Amplitude Shift Keying)である。また、通信領域は、地上高1m、進行方向4m、斜線幅方向3mの範囲であり、対応車両速度は停止状態から80km/hまでである。
携帯端末12は、車載装置11に対する有線又は無線の接続インターフェースを提供する通信インターフェース部201、車載装置11から供給された電源を制御する電源制御部202、液晶ディスプレイ等の表示部203、ユーザが各種の命令を入力する入力部204、ユーザの個人情報、金融機関情報等を格納する記憶部205、携帯端末12の各部を制御するマイクロコンピュータ206、高周波部207、及び、ベースバンド部208を有する。高周波部207及びベースバンド部208によって携帯電話の機能が提供される。
図5を参照して、携帯端末12を車載装置11にケーブル13によって接続する処理を説明する。例えば、ユーザが、エンジンキーを挿入したとき、車載装置11の電源がオンになる。ステップS501にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、ユーザがケーブル13によって、携帯端末12を車載装置11に接続したことを検出する。ステップ502にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、携帯端末接続検出スイッチをオンにする。車載装置11の電源供給部102は、携帯端末12に電源オンスイッチ信号を送信し、電源を供給する。ステップS503にて、制御部106は、セキュリティ部109に携帯端末12の接続を通知する。ステップS504にて、セキュリティ部109は、携帯端末12の認証を行う。即ち、セキュリティ部109は、携帯端末12の記憶部205に記憶されたユーザ情報を読み出し、読み出した識別番号と自身の記憶部105に登録された識別番号とを照合し、携帯端末12が正当なユーザのものであるか否かを判定する。携帯端末12が正当なユーザのものであると判定したなら、ステップS505にて、制御部106は通信制御部108に、自動料金支払システムの利用が可能な状態であることを通知する。それにより、携帯端末12と車載装置11はケーブル13を介して通信が可能になる。ステップS506にて、制御部106は通信インターフェース部101に対してリセット解除を命令する。
図6を参照して、携帯端末12を車載装置11に近距離無線通信によって接続する処理を説明する。先ず、ステップS601にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、携帯端末12に対して、接続要求信号を無線送信する。例えば、ユーザが、エンジンキーを挿入したとき、車載装置11は、携帯端末12に対して、接続要求信号を送信する。接続要求信号には、携帯端末12の識別信号が含まれる。ステップS602にて、車載装置11は、携帯端末12から接続許可信号を受信する。ステップS603にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、携帯端末接続検出スイッチをオンにする。車載装置11の電源供給部102は、携帯端末12に電源オンスイッチ信号を送信する。ステップS604にて、制御部106は、セキュリティ部109に携帯端末12の接続を通知する。ステップS605にて、セキュリティ部109は、携帯端末12の認証を行う。即ち、セキュリティ部109は、携帯端末12からユーザ情報を受信し、受信した識別番号と自身の記憶部105に登録された識別番号を照合し、携帯端末12が正当なユーザのものであるか否かを判定する。携帯端末12が正当なユーザのものであると判定したなら、ステップS606にて、制御部106は通信制御部108に、自動料金支払システムの利用が可能な状態であることを通知する。それにより、携帯端末12と車載装置11は無線通信が可能になる。ステップS607にて、制御部106は通信インターフェース部101に対してリセット解除を命令する。
図7を参照して、携帯端末12と車載装置11の間の近距離無線通信を切断する処理を説明する。先ず、車載装置11から切断する場合を説明する。ステップS701にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、携帯端末12に対して、切断要求信号を無線送信する。例えば、ユーザが、エンジンキーを停止したとき、車載装置11は、携帯端末12に対して、切断要求信号を送信する。ステップS702にて、車載装置11は、携帯端末12から切断許可信号を受信する。ステップS703にて、制御部106は、セキュリティ部109に切断許可信号の受信を通知する。ステップS704にて、セキュリティ部109は、切断許可信号の認証を行う。切断許可信号が正当なものであると判定したなら、ステップS705にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、携帯端末接続検出スイッチをオフにする。車載装置11は、電源オフ信号を携帯端末12に送信する。それにより、携帯端末12と車載装置11は無線通信が切断される。ステップS706にて、制御部106は通信制御部108に、自動料金支払システムの利用が不可能な状態であることを通知する。ステップS707にて、制御部106は通信インターフェース部101に対してリセットを命令する。
次に、携帯端末12から切断する場合を説明する。ステップS801にて、携帯端末12の通信インターフェース部201は、車載装置11に対して、切断要求信号を無線送信する。ステップS802にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、携帯端末12からの切断要求信号を受信する。制御部106は、セキュリティ部109に切断要求信号の受信を通知する。ステップS803にて、セキュリティ部109は、切断要求信号の認証を行う。切断許可信号が正当なものであると判定したなら、ステップS804にて、車載装置11の通信インターフェース部101は、携帯端末接続検出スイッチをオフにする。車載装置11は、電源オフ信号を携帯端末12に送信する。それにより、携帯端末12と車載装置11は無線通信が切断される。ステップS805にて、制御部106は通信制御部108に、自動料金支払システムの利用が不可能な状態であることを通知する。ステップS806にて、制御部106は通信インターフェース部101に対してリセットを命令する。
図8を参照して、車両が有料道路の料金所を進入するときの車載装置の動作を説明する。ステップS901にて、車載装置11は、携帯端末12が接続されているか否かを判定する。携帯端末12が接続されている場合には、ステップS902に進み、携帯端末12が接続されていない場合には、ステップS905に進む。ステップS905にて、表示部103に、「携帯端末が接続されていません。」の文字を表示する。ステップS902にて、車載装置11のアンテナ部107は、料金所の通過制御装置21に、進入許可要求を送信する。車載装置11のアンテナ部107は、例えば、料金所から送信された予告信号を受信することにより、料金所に近づいたことを検知してよい。
ステップS903にて、車載装置11の通信制御部108は、通過制御装置21から進入許可信号を受信したか否かを判定する。進入許可信号を受信した場合には、ステップS904に進み、進入許可信号を受信しない場合には、ステップS906に進む。ステップS906にて、表示部103に、「進入が許可されていません。」の文字を表示する。ステップS904にて、車載装置11の通信制御部108は、アンテナ部107を介して、通過制御装置21との間で、データの交信を行う。ステップS904の詳細は、後に、図9を参照して説明する。
図9を参照して、本発明による料金所に設けられた通過制御部21の処理を説明する。本例では、有料道路の入口と出口の2箇所に料金所が設置されている。ステップS1001にて、車載装置11は有料道路の入口に設けられた料金所の通過制御部21に進入許可信号を送信する。上述にように、車載装置11のアンテナ部107は、例えば、料金所から送信された予告信号を受信することにより、料金所に近づいたことを検知してよい。ステップS1002にて、通過制御装置21は、車載装置11から送信されたユーザ情報から、ユーザ認証を行う。ステップS1003にて、通過制御装置21は、車載装置11から送信された車両情報及び料金所に設けられた車両検出装置からの車両情報より、車種を判別する。ステップS1004にて、通過制御装置21は、入口情報及び車両情報を車載装置11に送信し、ゲートを開ける。ステップS1005にて、車載装置11は、入口情報及び車両情報を受信する。ステップS1006にて、車載装置11は、入口情報及び車両情報を携帯端末12の記憶部205に記憶する。こうして車両は有料道路の入口の料金所を通過する。
ステップS1007にて、車載装置11は有料道路の出口に設けられた料金所の通過制御装置21に進入許可信号を送信する。ステップS1008にて、通過制御装置21は、車載装置11から送信されたユーザ情報から、ユーザ認証を行う。ステップS1009にて、通過制御装置21は、車載装置11から送信された車両情報及び料金所に設けられた車両検出装置からの車両情報より、車種を判別する。ステップS1010にて、通過制御装置21は、車載装置11から送信された入口情報から料金を計算する。ステップS1011にて、通過制御装置21は、経路情報及び料金情報を車載装置11及び料金管理サーバ22に送信し、ゲートを開ける。ステップS1012にて、料金管理サーバ22は、金融機関との間で課金処理を行う。ステップS1013にて、車載装置11は経路情報及び料金情報を受信する。ステップS1014にて、車載装置11は、経路情報及び料金情報を携帯端末12の記憶部205に記憶する。
図10を参照して、本発明による料金所に設けられた通過制御部21の処理を説明する。本例では、有料道路の入口又は出口の1箇所に料金所が設置されている。ステップS1101にて、車載装置11は有料道路に設けられた料金所の通過制御部21に進入許可信号を送信する。上述にように、車載装置11のアンテナ部107は、例えば、料金所から送信された予告信号を受信することにより、料金所に近づいたことを検知してよい。ステップS1102にて、通過制御装置21は、車載装置11から送信されたユーザ情報から、ユーザ認証を行う。ステップS1103にて、通過制御装置21は、車載装置11から送信された車両情報及び料金所に設けられた車両検出装置からの車両情報より、車種を判別する。ステップS1104にて、通過制御装置21は、車種に基づいて料金を計算する。ステップS1105にて、通過制御装置21は、通過情報及び料金情報を車載装置11及び料金管理サーバ22に送信し、ゲートを開ける。ステップS1106にて、料金管理サーバ22は、金融機関との間で課金処理を行う。ステップS1107にて、車載装置11は通過情報及び料金情報を受信する。ステップS1108にて、車載装置11は、通過情報及び料金情報を携帯端末12の記憶部205に記憶する。
図11は、携帯端末12を利用してユーザが自動料金支払システムを利用した明細を得る方法を説明する。ステップS1201にて、携帯端末12はインターネットに接続する。ステップS1202にて、自動料金支払システムのサイトにアクセスする。ステップS1203にて、認証番号を送信し、ユーザの利用状況を表示させる。
上述の例では、本発明による自動料金支払システムを有料道路の通行料の支払に適用したが、本発明は、有料道路の通行料の支払に限定されるものではなく、例えば、駐車場、ドライブスルーサービス等に適用可能である。
本発明によると、有料施設の料金課金に関するクレジットカードの新規契約が不要となり契約時の利用者負担が軽減される。車載装置との接続機能を持つ携帯端末を所持していれば自動料金支払システムを、利用できるため、ICカードの煩雑な操作も無く、車載装置の普及に繋がることが期待出来る。
また、車載装置と通過制御装置間の通信は、ID情報を伴う通過確認に限定されるため、通過制御装置ならびに車載装置の仕様が簡素化され、準備期間の短縮および製品開発コストを削減できる。これにより、製品コストも低減される。更に、料金算出の演算は料金管理サーバに統一されるため、サービスは安定し信頼性も保たれる。
以上本発明の例を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者に容易に理解されよう。
本発明による自動料金支払システムの概念を示す図である。 本発明による携帯端末と車載装置をケーブルにより接続した例を示す図である。 本発明による携帯端末と車載装置の間を交信する信号の例を示す図である。 本発明による携帯端末と車載装置の内部構成の例を示す図である。 本発明による携帯端末を車載装置にケーブルによって接続する処理を説明する図である。 本発明による携帯端末を車載装置に近距離無線通信によって接続する処理を説明する図である。 本発明による携帯端末と車載装置の間の通信を切断する処理を説明する図である。 本発明による自動料金支払システムを利用して車両が有料道路の料金所を進入するときの車載装置の動作を説明する図である。 本発明による自動料金支払システムを利用して車両が有料道路の2箇所の料金所を進入するときの処理の流れを説明する図である。 本発明による自動料金支払システムを利用して車両が有料道路の1箇所の料金所を進入するときの処理の流れを説明する図である。 本発明による自動料金支払システムを利用したユーザが携帯端末より自動料金支払システムの利用明細を入手する処理の流れを説明する図である。
符号の説明
10…車両、11…車載装置、12…携帯端末、21…通過制御装置、22…料金管理サーバ、23…金融機関、24…携帯電話会社、101…通信インターフェース部、102…電源供給部、103…表示部、104…入力部、105…記憶部、106…制御部、107…アンテナ部、108…通信制御部、109…セキュリティ部、201…通信インターフェース部、202…電源制御部、203…表示部、204…入力部、205…記憶部、206…マイクロコンピュータ、207…高周波部、208…ベースバンド部

Claims (9)

  1. 自動料金支払サービスを提供する施設に設けられた通過制御装置との間で無線通信を行う車載装置において、携帯端末と接続する通信インターフェース部と、該通信インターフェース部に接続された携帯端末の認証を行うセキュリティ部と、車両に関する情報を格納する記憶部と、上記通過制御装置との間でデータの交信を行う通信制御部と、を有することを特徴とする車載装置。
  2. 請求項1記載の車載装置において、上記携帯端末と上記通信インターフェース部はケーブルによって接続されることを特徴とする車載装置。
  3. 請求項2記載の車載装置において、上記ケーブルを介して上記携帯端末に電源を供給する電源供給部を有することを特徴とする車載装置。
  4. 請求項3記載の車載装置において、上記電源供給部は携帯端末へ強制的に電源を供給するための電源オン信号と強制的に電源の供給を停止する電源オフ信号を送信することを特徴とする車載装置。
  5. 請求項1記載の車載装置において、上記携帯端末と上記通信インターフェース部は近距離無線通信によって接続されることを特徴とする車載装置。
  6. 自動料金支払サービスを提供する施設に設けられた通過制御装置と車両に搭載された車載装置と、を有する自動料金支払システムにおいて、
    上記車載装置は、携帯端末と接続する通信インターフェース部と、該通信インターフェース部に接続された携帯端末の認証を行うセキュリティ部と、車両に関する情報を格納する記憶部と、上記通過制御装置との間でデータの交信を行う通信制御部と、を有し、上記車両が上記施設を利用するとき、上記通信制御部は上記記憶部に記憶された車両情報と上記携帯端末から取得したユーザの個人情報とを上記通過制御装置に送信することを特徴とする自動料金支払システム。
  7. 請求項6記載の自動料金支払システムにおいて、上記携帯端末と上記通信インターフェース部はケーブルにより接続されることを特徴とする自動料金支払システム。
  8. 請求項6記載の自動料金支払システムにおいて、上記施設の利用履歴及び料金は、上記携帯端末に記録されると共に上記通過制御装置を介して料金管理サーバに送信されることを特徴とする自動料金支払いシステム。
  9. 請求項6の自動料金支払いシステムにおいて、上記該施設の利用料金は上記携帯端末の利用料金とともに決済されることを特徴とする自動料金支払いシステム。
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