JPH10116154A - 入力検出装置 - Google Patents

入力検出装置

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JPH10116154A
JPH10116154A JP27006796A JP27006796A JPH10116154A JP H10116154 A JPH10116154 A JP H10116154A JP 27006796 A JP27006796 A JP 27006796A JP 27006796 A JP27006796 A JP 27006796A JP H10116154 A JPH10116154 A JP H10116154A
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JP
Japan
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key
voltage
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time
key input
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JP27006796A
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Takeshi Minami
猛 南
Yoshihiro Iwaguchi
佳弘 岩口
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成で操作性を向上させることの
できる安価なキー入力検出装置を提供する。 【解決手段】 本キー入力検出装置では、キーの押下に
基づいて出力される電圧状態を判定するタイミングを、
基準時刻からの時間間隔t1、t2のように変化させる
ことができる。このように変化させることにより、操作
者のキー入力に対するキー操作感度を変えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネルによ
るキー入力を検出する入力検出装置に関し、特に、複写
機、プリンタ、イメージリーダなどの画像処理装置に設
けられた、タッチパネルの入力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機などの操作パネルに
は、液晶表示装置やCRT表示装置の表示画面上に入力
のためのキーを1つまたは複数個表示させ、表示画面上
のキーの表示された部分を操作者が指などで押下するこ
とによって、そのキーのキー入力を行うように制御され
たタッチパネルが用いられている。
【0003】このようなタッチパネルでは、キーの押下
時に上電極と下電極が接触し、ある抵抗値を持った状態
で導通し(以下、上電極と下電極との導通状態における
抵抗値をON抵抗値と呼ぶ)、この抵抗値を電圧に換算
したキー押下電圧と、予め決められた基準電圧値とを比
較することでタッチパネルの押下を検出している。
【0004】上記のようなON抵抗値は、操作者のキー
の押下力の違いによって変化するものである。このON
抵抗値の変化により、操作者によっては、タッチパネル
がONしづらいと感じたり、あるいは、簡単にONして
しまうと感じたりすることがある。また、ON抵抗値
は、湿度の変化によって変化するものである。装置の使
用環境の湿度によって操作感覚が変わるという不具合が
生じることがある。
【0005】図14は、従来のタッチパネルのタッチキ
ーマトリクス230のキーONを検出する回路を示す図
であり、図15は図14に示すキーONを検出する回路
での、キースキャン信号KS1〜KS8、キー入力信号
KI1〜KI6のタイミングを示す図である。図14、
図15はそれぞれ後述する図4、図6に対応し、同等の
機能を有する部分には同様の符号を付している。
【0006】キーON検出回路は、タッチキーマトリク
ス230、外部拡張インタフェース209、抵抗器R1
〜R6等からなる。タッチキー19の押下によって、キ
ー入力信号KI1が外部インタフェース209に入力さ
れる。入力信号KI1は上記の基準電圧と比較され、タ
ッチキー19の押下が検出される。
【0007】前述のような不具合を解消するために、基
準電圧を可変にしこの基準電圧を変化させる制御方法が
知られている。この方法は、キー押下電圧をA/D変換
し、これとソフト的に設定された基準電圧とを比較し、
キーの入力を検出するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、多数のキーが配置されたタッチパネルの入力
制御に適応する場合、回路構成が複雑で高価なものとな
ってしまう。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、簡単な回路構成で操
作性を向上させることのできる安価なキー入力検出装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電圧の状態を判定することによりキー入力を検出す
る入力検出装置であり、キー入力は所望の押下力でキー
が押下されることにより実行される。
【0011】本入力検出装置は、所望の押下力を有する
キー入力に基づいて電圧を出力する電圧出力手段と、所
望の時間間隔を設定する設定手段と、設定手段によって
設定される時間間隔に従って、電圧出力手段によって出
力される電圧の状態を判定する判定手段とを含んでい
る。
【0012】請求項1に記載の発明によると、所望の時
間間隔が設定され、この時間間隔に従って、所望の押下
力を有するキー入力に基づいて出力される電圧の状態が
判定される。所望の時間間隔を設定すると操作者のキー
入力の押下力に応じてキー入力が判定され、これによ
り、簡単な回路構成で操作性を向上することのできる安
価な入力検出装置が提供できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、電圧の状態を判
定することによりキー入力を検出する入力検出装置であ
り、キー入力は所望の押下力でキーが押下されることに
より実行される。
【0014】本入力検出装置は、所望の押下力を有する
キー入力に基づいて電圧を出力する電圧出力手段と、湿
度を検知する検知手段と、検知手段によって検知される
湿度に基づいて、所定の時間間隔を設定する設定手段
と、設定手段によって設定される時間間隔に従って、電
圧出力手段によって出力される電圧の状態を判定する判
定手段とを含んでいる。
【0015】請求項2に記載の発明によると、検知され
る湿度に基づいて所定の時間間隔が設定され、この時間
間隔に従って、所望の押下力を有するキー入力に基づい
て出力される電圧の状態が判定される。操作者のキー入
力の押下力と湿度とに応じてキー入力が判定され、これ
により、簡単な回路構成で操作性を向上することのでき
る安価な入力検出装置が提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の1
つである操作パネルOPを有する、複写システム1の概
略構成を示す模式的断面図である。
【0017】複写システム1は、複写機本体1A、消耗
品の収容庫を兼ねる本体載置台1B、ADF装置1C、
給紙ユニット1D、および、ソータ1Eから構成され
る。これらのうち、ADF装置1C、給紙ユニット1
D、および、ソータ1Eは、オプション装置であり、そ
れぞれ必要に応じて独立に複写機本体1Aに装着され
る。したがって、この図1は、フル装備状態の複写シス
テム1を示している。
【0018】複写機本体1Aは、周知の電子写真プロセ
スを実行するための必須の機構からなる。すなわち、複
写機本体1Aの中央部付近には、反時計方向に回転駆動
されつつ、光学系20による露光を受ける感光体ドラム
2が配置され、その周囲には、イレーサランプ3、帯電
チャージャ5、現像器6、転写チャージャ8、分離チャ
ージャ9、および、ブレード式のクリーニング装置10
が設けられている。感光体ドラム2の表面には、光学系
20からの露光によって潜像が形成され、現像器6によ
って現像されてトナー像が形成される。
【0019】光学系20は、複写機本体1Aの上面とな
る原稿台ガラス11上に載置された原稿を露光し走査す
るために設けられたもので、露光ランプ21、ミラー2
2〜25、および、投影レンズ26などからなる。
【0020】複写機本体1Aの左側面には、手動で用紙
を供給するための手差し給紙口31、給紙カセット42
が装着された上段給紙口32、および、給紙ユニット1
Dから用紙を給紙するための下段給紙口33が設けられ
ている。
【0021】複写に際しては、選択された1つの給紙口
31、32、33から用紙が複写機本体1Aの内部に供
給される。感光体ドラム2からトナー像を転写された用
紙は搬送ベルト13によって定着ローラ対14へ送ら
れ、トナー像の定着の後に排出ローラ15によって複写
機本体1Aの外部に送り出される。
【0022】給紙ユニット1Dでは、下段給紙口33が
給紙ホッパー51〜53のいずれかから繰り出された用
紙を複写機本体1A内に供給するように構成されてい
る。各給紙ホッパー51〜53には、それぞれ互いにサ
イズの異なる用紙が収容可能である。
【0023】ソータ1Eは、排紙トレイ551と多数の
ビン531とを有し、多数頁(多数枚)からなる原稿を
複写する場合に、ソートまたはグルーピングといった用
紙の仕分けを行なう。
【0024】ADF装置1Cは、トレイ304に積まれ
た原稿を1枚ずつ繰り出す原稿給紙部310、原稿ガラ
ス11上の所定位置に原稿を載置するための原稿搬送部
320、および、両面原稿の表裏を反転する表裏反転部
330からなる。
【0025】なお、ソータ1EおよびADF装置1Cの
動作は、後述する操作パネルOPの操作によって指定す
ることができる。
【0026】図2は、複写機本体1Aの上面に設けられ
た、操作パネルOPの構成を示す平面図である。
【0027】操作パネルOPには、液晶タッチパネル9
1、置数を入力するためのテンキー群92、置数を標準
値「1」に戻すためのクリアキー93、設定されている
各モードを標準値に戻すためのパネルリセットキー9
4、コピー動作を中止させるためのストップキー95、
コピー動作を開始させるためのスタートキー96が設け
られている。
【0028】液晶タッチパネル91によって、JAM発
生、サービスマンコール発生またはペーパエンプティ発
生などの複写システム1における種々の状態、複写濃
度、複写倍率または複写用紙などの動作モード、およ
び、その他の種々の情報が表示されるとともに、各動作
モードの選択のための入力が行われる。
【0029】図2に示す液晶タッチパネル91には、
「濃度」・「倍率」・「用紙」・「基本」・「原稿・コ
ピー」・「仕上げ」・「製本」を設定するための各キー
K1〜K7が表示されている。これらのキーK1〜K7
は、横長の長方形状に表示されている。操作者がキーK
1〜K7のいずれかを押すことによって、つまり、画面
上のキーK1〜K7が表示される部分のいずれかに指な
どを接触させることによって、接触したキーのキー入力
が行われそのキーの機能が実行される。液晶タッチパネ
ル上のこれらのキーは、後述する画面ROM205に格
納された画面データに基づいて表示される。
【0030】図3は、本複写システムの制御部の構成を
示すブロック図である。制御部200は、複写システム
1の全体を制御する第1のCPU201、および、主と
して光学系20による原稿の走査を制御する第2のCP
U202を中心に構成されている。これらのCPU20
1とCPU202とは、必要に応じてシリアル通信をし
つつ互いに同期を取りながら制御を行なっている。
【0031】CPU201には、制御プログラム等が格
納されている制御ROM203、変数データを格納する
ための電池バックアップされている制御RAM204、
液晶タッチパネル91に表示を行なうための画面データ
が格納されている画面ROM205、液晶タッチパネル
91の表示部分を構成するLCDモジュール220の制
御を行なうためのLCDコントローラ208、液晶タッ
チパネル91に表示しているデータを保持するためのV
−RAM206、CPU201とLCDコントローラ2
08からV−RAM206へのアドレス指定をセレクト
するためのマルチプレクサ207、および、外部拡張イ
ンタフェース209が接続されている。これらはデコー
ダ210を介してCPU201からチップセレクトされ
る。
【0032】また、外部拡張インタフェース209に
は、作像系センサからの入力、メインモータ、各種クラ
ッチ等の作像系駆動部への出力、操作パネルOP上のタ
ッチキーマトリクス230と外部キーマトリクス240
へのデコード出力、外部キーマトリクスからの入力、キ
ー検出回路250を介して出力されるタッチキーマトリ
クス230からの入力、キー検出回路250への基準信
号出力が接続されている。さらに、湿度センサ260が
タッチキーマトリクス230の周辺に配置されており、
その出力は図示しないCPU1のアナログポートに出力
される。
【0033】図4は、タッチキーマトリクス230のキ
ーONを検出する回路を示す図である。
【0034】キーON検出回路は、図3で示したよう
に、タッチキーマトリクス230、キー検出回路25
0、外部拡張インタフェース209、抵抗器R1〜R6
等からなる。
【0035】キーマトリクス230は、個々のタッチキ
ー1〜48から構成される。また、キーマトリクス23
0は、外部拡張インタフェース209の出力ポートPO
1〜PO8からキーON判定のためのキースキャン信号
KS1〜KS8を入力し、キー入力信号KI1〜KI6
をキー検出回路250へ出力する。キーマトリクス23
0とキー検出回路250との間の抵抗器R1〜R6は、
キー入力信号KI1〜KI6の電圧を確定するために設
けられる。
【0036】キー検出回路250は、基準電圧KB0を
発生する基準電圧発生回路257、基準電圧KB0とキ
ーマトリクス230から入力したキー入力信号KI1〜
KI6とを比較し比較電圧KI1’〜KI6’を外部拡
張インタフェース209の入力ポートPI1〜PI6へ
出力する電圧比較器251〜256から構成される。
【0037】図5は、図4に示すタッチキー19による
入力を説明するための図である。図5(a)はタッチキ
ー19が押されていない状態を示す断面図であり、図5
(b)はタッチキー19が押されている状態を示す断面
図である。
【0038】タッチキー19は、上ガラス基板301、
下ガラス基板302、上透明電極303、下透明電極3
04、表面保護フィルム305、ドットスペーサ307
等とから構成される。上透明電極303は外部拡張イン
タフェース209の出力ポートPO5に接続されてお
り、下透明電極304は外部拡張インタフェース209
の入力ポートPI1に接続されている。
【0039】指などにより、力Fが加えられると、上ガ
ラス301がたわみ、上透明電極303と下透明電極3
04とが接触し導通することにより、出力ポートPO5
から出力されるキースキャン信号KS5が入力ポートP
I1にキー入力信号として入力され、この時の電圧でタ
ッチキー19が押されたことが判定される。
【0040】図6は図4に示すキーON検出回路での、
キースキャン信号KS1〜KS8、キー入力信号KI1
〜KI6、比較電圧KI1’〜KI6’のタイミングを
示す図であり、図7は図6に示す信号の波形の詳細を示
す図である。これらの図で、特に、基準電圧KB0は、
予め定められた一定の時間内は最小から最大に単調に増
加し、一定時間が経過すると最小に戻る、のこぎり刃状
の電圧である。
【0041】一定のタイミングで入出力される図4に示
したキースキャン信号KS1〜KS8、のこぎり刃状の
基準信号KB0に対し、タッチキー19を押すことによ
って、キー入力信号KI1、基準電圧KB0、比較電圧
KI1’が変化する。
【0042】タッチキー(タッチスイッチ)19が押さ
れた場合、キースキャン信号KS5がタッチスイッチ1
9を経由しキー入力信号KI1が出力される。さらに、
電圧比較器251により、この信号電圧は基準電圧KB
0と比較され、比較電圧KI1’が入力ポートPI1に
入力される。
【0043】また、タッチキー19が押された場合、前
述のような押下力により変化するON抵抗が発生するた
め、タッチキー19を介してのキー入力信号KI1の波
形は、キーが弱く押されたとき、キーが普通に押された
とき、キーが強く押されたときによって異なり、これら
のON抵抗はキーの押下力によって連続的に変化する。
図7のキー入力信号KI1において、弱く押されたとき
の波形501、普通に押されたときの波形502、強く
押されたときの波形503は、これらを示している。
【0044】これらのようなキー入力信号KI1と基準
電圧KB0とは比較器251によって比較される。基準
電圧KB0により入力電圧KI1が大きい間比較電圧K
I1’は最小となり、押下力の違いは比較電圧KI1’
のLow電圧パルス幅の違いとして外部拡張インタフェ
ース209に入力される。外部拡張インタフェース20
9では、このパルス電圧が予め定められたタイミングで
読み込まれ、電圧値によりキーON判定が行われる。
【0045】図8は、比較電圧の電圧パルス幅と読み込
みタイミングの違いによる、キーONの判定の違いを説
明するための図である。ここで、t1、t2を測り始め
る図8内の基準時刻は、後に図10を用いて説明する内
部タイマT2=0なる時刻である。
【0046】読み込みタイミングをt1とする場合、強
く押されたときの電圧波形はキーONと判定されるが、
普通に押されたときの電圧波形と弱く押されたときの電
圧波形とはキーOFFと判定される。読み込みタイミン
グをt1より長くt2とする場合では、普通に押された
ときの電圧波形でもキーONと判定される。
【0047】このように読み込みタイミングを速くする
ことで押下力の強いときのみキーONを受け付け、読み
込みタイミングを遅くすることで押下力の弱いときにも
キーONを受け付けるようになり、液晶タッチパネル9
1のタッチキー1〜48の操作感度の調整が可能とな
る。
【0048】図9は、キーONの読み込みタイミングを
操作者が設定するための液晶パネル91の画面を示す図
である。
【0049】設定キー601を押下することにより5段
階のキー操作感度の設定が可能であり、その設定値はキ
ー感度表示部602〜606に表示される。また、ここ
で設定されたキー感度は、感度の大きいほうからK1、
K2、K3、K4、K5としてキー反応コードKSとし
て、電池バックアップされた制御RAM204(図3参
照)に格納される。
【0050】図10は、キーONを判定する処理の制御
の手順を示すフローチャートである。
【0051】まず、ステップ#1(以下、#1と略す)
で、タッチキー1〜48の読み込みタイミング時間T1
が設定される。続いて、#2で内部カウンタT2がクリ
アされ、#3でカウント開始タイミングであるか否かが
判断される。カウント開始タイミングではないと判断さ
れると(#3にて、NO)、カウント開始タイミングま
で処理は#3に止まる。
【0052】カウント開始タイミングになると(#3に
て、YES)、内部カウンタT2はカウントを開始し、
#4で、この内部カウンタのカウント値T2が読み込み
タイミング時間T1に一致するか否かが判断される。カ
ウント値T2がタイミング時間T1に一致しないと判断
されると(#4にて、NO)、カウント値T2がタイミ
ング時間T1に一致するまで処理は#4に止まる。
【0053】カウント値T2がタイミング時間T1に一
致すると(#4にて、YES)、外部拡張インタフェー
ス209のキー入力ポートPI1〜PI6からポート電
圧V1が読み込まれる。続いて、#5で、ポート電圧V
1がLow確定電圧より小さいか否かが判断される。ポ
ート電圧V1がLow確定電圧Vthより小さい場合
(#5にて、YES)、キーONされていることが認識
され、ポート電圧V1がLow確定電圧Vthより大き
い場合(#6にて、NO)、キーOFF(キーONされ
ていないこと)が認識される。これらの処理の後、本ル
ーチンは終了する。
【0054】図11は、図10に示す#1のキーONの
読み込み時間を設定する処理の制御の手順を示すフロー
チャートである。
【0055】まず、#11で、図9を用いて説明した、
キー反応コードKSが制御RAM204から読み込まれ
る。続いて、#12〜#15では、キー反応コードKS
が判断され、#16〜#20で、このキー反応コードK
Sに対応する読み込み時間がT1として設定される。こ
こで、t3>t4>t5>t6>t7であるとし、キー
反応コードKSのK1〜K5には、t3〜t7をそれぞ
れ対応させる。これらの処理の後、本ルーチンは終了す
る。
【0056】以上に説明したような、操作パネルOPと
制御部200と制御の手順とにより、簡単な回路構成で
操作性を向上させることのできる安価なキー入力検出装
置が提供される。
【0057】図12は、湿度補正を行う場合の、キーO
Nの読み込みのタイミングを説明するための図である。
以下では、図6、図7、図8と同様に、入力電圧KI1
が変化することを例に取り説明する。また、t8、t9
を測り始める図12内の基準時刻は、図10を用いて説
明した内部タイマT2=0なる時刻である。
【0058】タッチキー1〜48は同じ押下力で押され
た場合でも、これらのタッチスイッチによるON抵抗は
湿度が高いとき、湿度が低いときによって異なる。図1
2のキー入力電圧KI1において、湿度が高いときの波
形701、湿度が低いときの波形702は、これらを示
している。
【0059】これらのタッチスイッチのONによる電圧
値を基準電圧KB0と比較することにより、湿度変化に
よるON抵抗の違いは、比較電圧KI1’のLow電圧
のパルス幅の違いとして外部拡張インタフェース209
に入力される。外部拡張インタフェース209では、こ
のパルス電圧が予め定められたタイミングで読み込ま
れ、電圧値によりキーON判定が行われる。
【0060】図12に示す比較電圧KI1’を参照し
て、読み込みタイミングをt8とする場合、湿度が高い
ときの電圧波形はキーONと判定されるが、湿度が低い
ときの電圧波形はキーOFFと判定される。読み込みタ
イミングをt8より長いt9とする場合では、湿度が低
いときの電圧波形もキーONと判定される。
【0061】さらに、上記のような読み込みタイミング
をタッチパネル周辺に配置された湿度センサ260(図
3参照)の出力に応じて、湿度が高いと検知されたとき
は読み込みタイミングを遅くし、湿度が低いと検知され
たときは読み込みタイミングを早くすることで湿度に対
するタッチパネルのキー操作感度が自動補正可能とな
る。
【0062】図13は、湿度補正を行う場合の、図10
に示す#1のキーONの読み込み時間を設定する制御の
手順を示すフローチャートである。ここで、湿度センサ
260による出力結果は湿度の高い順にH1〜H3の3
段階で湿度コードHTとして、このいずれかが制御RA
M204(図3参照)に格納されている。
【0063】まず、#21で、湿度コードHTが制御R
AM204から読み込まれる。続いて、#22、#23
では、湿度コードHTが判断され、#24〜#26で、
この湿度コードHTに対応する読み込み時間がT1とし
て設定される。ここで、t10>t11>t12である
とし、湿度コードHTのH1〜H3には、t10〜t1
2をそれぞれ対応させる。これらの処理の後、本ルーチ
ンは終了する。
【0064】以上に説明したような、操作パネルOPと
制御部200と制御の手順とにより、簡単な回路構成で
操作性を向上させることのできる安価なキー入力検出装
置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つである操作パネルO
Pを有する、複写システム1の概略構成を示す模式的断
面図である。
【図2】複写機本体1Aの上面に設けられた、操作パネ
ルOPの構成を示す平面図である。
【図3】本複写システムの制御部の構成を示すブロック
図である。
【図4】タッチキーマトリクス230のキーONを検出
する回路を示す図である。
【図5】図4に示すタッチキー19による入力を説明す
るための図である。
【図6】図4に示すキーON検出回路での、キースキャ
ン信号KS1〜KS8、キー入力信号KI1〜KI6、
比較電圧KI1’〜KI6’のタイミングを示す図であ
る。
【図7】図6に示す信号の波形の詳細を示す図である。
【図8】比較電圧の電圧パルス幅と読み込みタイミング
の違いによる、キーONの判定の違いを説明するための
図である。
【図9】キーONの読み込みタイミングを操作者が設定
するための液晶パネル91の画面を示す図である。
【図10】キーONを判定する処理の制御の手順を示す
フローチャートである。
【図11】図10に示す#1のキーONの読み込み時間
を設定する処理の制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】湿度補正を行う場合の、キーONの読み込み
のタイミングを説明するための図である。
【図13】湿度補正を行う場合の、図10に示す#1の
キーONの読み込み時間を設定する制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図14】従来のタッチパネルのタッチキーマトリクス
230のキーONを検出する回路を示す図である。
【図15】図14に示すキーON検出回路での、キース
キャン信号KS1〜KS8、キー入力信号KI1〜KI
6のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
91 タッチパネル 257 基準電圧発生回路 251〜256 電圧比較器 260 湿度センサ 209 外部拡張インタフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧の状態を判定することによりキー入
    力を検出する入力検出装置であって、 所望の押下力でキーが押下されることにより、キー入力
    は実行され、 前記所望の押下力を有する前記キー入力に基づいて、電
    圧を出力する電圧出力手段と、 所望の時間間隔を設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定される時間間隔に従って、前
    記電圧出力手段によって出力される電圧の状態を判定す
    る判定手段とを含む、入力検出装置。
  2. 【請求項2】 電圧の状態を判定することによりキー入
    力を検出する入力検出装置であって、 所望の押下力でキーが押下されることにより、キー入力
    は実行され、 前記所望の押下力を有する前記キー入力に基づいて、電
    圧を出力する電圧出力手段と、 湿度を検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知される湿度に基づいて、所定
    の時間間隔を設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定される時間間隔に従って、前
    記電圧出力手段によって出力される電圧の状態を判定す
    る判定手段とを含む、入力検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004529567A (ja) * 2001-04-26 2004-09-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 装着式タッチパッド装置
JP2007200336A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Samsung Electronics Co Ltd 表示装置及び感知信号処理装置
CN102354265A (zh) * 2011-06-28 2012-02-15 埃派克森微电子(上海)股份有限公司 按键检测装置及方法
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JP2021069053A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム

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