JPH10115208A - エンジンにおける潤滑用オイルミスト生成装置 - Google Patents

エンジンにおける潤滑用オイルミスト生成装置

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JPH10115208A
JPH10115208A JP8268469A JP26846996A JPH10115208A JP H10115208 A JPH10115208 A JP H10115208A JP 8268469 A JP8268469 A JP 8268469A JP 26846996 A JP26846996 A JP 26846996A JP H10115208 A JPH10115208 A JP H10115208A
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engine
chamber
crankshaft
oil reservoir
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友大 平野
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康武 龍
Shinji Katayama
伸二 片山
Mitsuo Shiga
光男 志賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの如何なる運転姿勢においても、そ
の油溜室の潤滑油を常に確実に飛散させて潤滑用のオイ
ルミストを生成し得る構造簡単な装置を提供する。 【解決手段】 油溜室22を、両端に環状の隅角部22
a,22bを有する筒状に形成する一方、それら隅角部
22a,22bに先端をそれぞれ近接させる二枚の飛散
羽根25a,25bを有するオイルスリンガ25をクラ
ンク軸13に嵌し、エンジンEの如何なる運転姿勢で
も、オイルスリンガ25の回転時、二枚の飛散羽根25
a,25bの少なくとも一方により油溜室22の潤滑油
を飛散させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン内部の潤
滑のためのオイルミストを、エンジン本体に設けられた
油溜室の潤滑油を飛散させて生成する、エンジンにおけ
る潤滑用オイルミスト生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、エンジンにおける潤滑用オ
イルミスト生成装置として、エンジン本体内に油溜室を
設け、この油溜室に貯留する潤滑油を飛散させてオイル
ミストを生成するオイルスリンガをクランク軸又はそれ
に連動する回転軸に固着し、エンジンの如何なる運転姿
勢でも油溜室の潤滑油を飛散させ得るようにしたものを
既に提案している(特願平7−327665号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記提案
のものは、エンジンの如何なる運転姿勢でも油溜室の潤
滑油を飛散させ得るようにするために、オイルスリンガ
を大小二対の飛散羽根で構成しているので、構造が複雑
でコスト高となる嫌いがある。
【0004】本発明は、かゝる点に鑑みてなされたもの
で、構造簡単なオイルスリンガにより、エンジンの如何
なる運転姿勢でも油溜室の潤滑油を飛散させ得る有効な
エンジンにおける潤滑用オイルミスト生成装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジン本体内に油溜室を設け、この油
溜室に貯留する潤滑油を飛散させてオイルミストを生成
するオイルスリンガをクランク軸又はそれに連動する回
転軸に固着してなる、エンジンにおける潤滑用オイルミ
スト生成装置において、油溜室を、オイルスリンガの回
転軸線を中心とする円形隅角部を両端に有する筒状に形
成し、オイルスリンガを、クランク軸又はそれに連動す
る回転軸に嵌着されるボスと、このボスから延出して先
端を油溜室の一方の隅角部と他方の隅角部とに近接させ
る二枚の飛散羽根とから構成し、エンジンの如何なる運
転姿勢でもこれら飛散羽根の少なくとも一方により油溜
室の潤滑油を飛散させるようにしたことを特徴とする。
この特徴によれば、僅か二枚の飛散羽根により油溜室の
潤滑油を常に確実に飛散させて、良好なオイルミストを
生成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明の潤滑装置を備えたハンドヘ
ルド型四サイクルエンジンの一使用例を示す斜視図、図
2はその四サイクルエンジンの縦断正面図、図3〜図9
は図2の3−3線〜9−9線断面図である。
【0008】先ず、図1に示すように、ハンドヘルド型
の四サイクルエンジンEは、例えば動力トリマTの動力
源として、その駆動部に取付けられる。動力トリマT
は、その作業状態によりカッタを色々の方向に向けて使
用されるので、その都度エンジンEも大きく傾けられ、
あるいは逆さにされ、その運転姿勢は一定しない。
【0009】図2及び図3において、上記エンジンEの
エンジン本体1には、その前後に気化器2及び排気マフ
ラ3がそれぞれ取付けられ、気化器2の吸気道入口には
エアクリーナ4が装着される。またエンジン本体1の下
面には燃料タンク5が取付けられる。気化器2は、エン
ジンEの後述するクランク室の圧力脈動を利用して燃料
タンク5から燃料を汲上げ、余剰燃料を該タンク5に還
流させるダイヤフラムポンプを備えており、どのような
姿勢でもエンジンEの吸気ポートに燃料を供給すること
ができる。
【0010】図2及び図3において、エンジン本体1
は、ヘッド一体型のシリンダブロック6と、このシリン
ダブロック6の下端面に接合されるクランクケース7と
からなっている。シリンダブロック6は、ピストン8を
収容する単一のシリンダ9を中心部に備え、その外周に
は多数の冷却フィン10を備える。
【0011】クランクケース7は、上下一対のケース半
体7a,7bを、それらの周縁に並ぶ複数のボルト11
により相互に接合してなるもので、ピストン8にコンロ
ッド12を介して連接するクランク軸13が両ケース半
体7a,7b間で次のように支持される。
【0012】即ち、上部ケース半体7aは、その天井壁
から垂下する左右一対の上部ジャーナル壁14,14′
を一体に有し、また下部ケース半体7bは、その底壁か
ら立上って上部ジャーナル壁14,14′と対向する左
右一対の下部ジャーナル支持壁15,15′を一体に有
し、左側の上、下部ジャーナル支持壁14,15により
クランク軸13の左側のジャーナル部がプレーンベアリ
ング16を介して挟持され、右側の上、下部ジャーナル
支持壁14′,15′によりクランク軸13の右側のジ
ャーナル部がボールベアリング17を介して挟持され
る。上、下部ジャーナル支持壁14,14′;15,1
5′には、プレーンベアリング16又はボールベアリン
グ17を間に置いて並んでクランクケース7を上下に貫
通する合計四本のボルト孔18が穿設されており、これ
らボルト孔18を貫通する四本のスタッドボルト19が
シリンダブロック6の下端面に植込まれている。これら
スタッドボルト19の、クランクケース7下面から突出
した各下端にナット20が螺締され、これによって上、
下部ジャーナル支持壁14,14′;15,15′が相
互に結合されると共に、シリンダブロック6及びクラン
クケース7も相互に結合される。
【0013】このような結合構造は、シリンダブロック
6外周の冷却フィン10と何等干渉しないので、冷却フ
ィン10の枚数、広さ等を自由に選択することができ、
エンジンEの空冷効果を充分に高めることができる。ま
たクランクケース7のクランク軸13に対する支持剛性
をも高めることができる。
【0014】クランクケース7の両端壁には、クランク
軸13の貫通部分にオイルシール21,21′が装着さ
れる。
【0015】クランクケース7の内部には、前記上、下
部ジャーナル支持壁14,14′;15,15′によ
り、図2で左側の油溜室22と中央のクランク室23と
右側の動弁室24とに区画され、クランク室23にはク
ランク軸13のクランク部13aが配置される。油溜室
22は、クランク室23側端部に小径の環状隅角部22
a、その反対側端部に大径の環状隅角部22bを有する
段付きの円筒状もしくは多角筒状に形成されていて、規
定量の潤滑油Oを貯留しており、この潤滑油を飛散させ
るオイルスリンガ25がクランク軸13に固着される。
【0016】図2及び図4に示すように、オイルスリン
ガ25は、クランク軸13に嵌着されるボス25cと、
その外周から互いに半径方向反対側へ延出する二枚の飛
散羽根25a,25bとからなっており、一方の飛散羽
根25aの先端は前記小径の隅角部22aに近接するよ
うに屈曲し、他方の飛散羽根25bの先端は前記小径の
隅角部22bに近接するように屈曲している。而して、
クランク軸13によりオイルスリンガ25が回転される
と、エンジンEが如何なる運転姿勢にあっても、オイル
スリンガ25の飛散羽根25a,25bの少なくとも何
れか一方は、油溜室22の潤滑油Oを飛散させ、常にオ
イルミストを生成することができる。
【0017】動弁室24は、シリンダブロック6の一側
部を通ってその頭部まで延びており、この動弁室24の
上部は、シリンダブロック6の頭部に接合されるヘッド
カバー26により開閉可能になっている。
【0018】図2及び図5に示すように、シリンダブロ
ック6の頭部には、前記気化器2及び排気マフラ3に連
なる吸、排気ポート27,28が形成されると共に、こ
れら吸、排気ポート27,28を開閉する吸、排気弁2
9,30が設けられ、これら吸、排気弁29,30を開
閉駆動する動弁装置31が動弁室24に配設される。
【0019】この動弁装置31は、クランク軸13に固
着される駆動タイミングギヤ32と、シリンダブロック
6及びクランクケース7の接合面間に支持された支軸3
4に回転自在に支承されて駆動タイミングギヤ32から
2分の1の減速比で駆動される被動タイミングギヤ33
と、この被動タイミングギヤ33の一端に一体に連設さ
れたカム35と、このカム35により揺動されるべく、
シリンダブロック6に設けられたカムフォロワ軸36に
支持される一対のカムフォロワ37,38と、シリンダ
ブロック6の頭部に設けられたロッカ軸39により支持
されてそれぞれ一端を前記吸、排気弁29,30の弁頭
に当接させる一対のロッカアーム40,41と、これら
ロッカアーム40,41の他端に前記カムフォロワ3
7,38をそれぞれ連接させる一対のプッシュロッド4
2,43と、吸、排気弁29,30をそれぞれ閉弁方向
へ付勢する弁ばね44,45とからなっており、ピスト
ン8の吸気行程時に吸気弁29を開き、排気行程時に排
気弁30を開くことができる。
【0020】油溜室22及びクランク室23間は、クラ
ンク軸13に穿設した通孔46を介して連通される。そ
の際、通孔46の油溜室22への開口部は、該室22の
中心部に配置され、該室22の潤滑油Oの貯留量は、エ
ンジンEのどのような傾斜、倒立状態でも、上記開口部
が油中に沈まないように設定される。
【0021】図2及び図7に示すように、クランクケー
ス7の下面には、前記動弁室24に連なる弁室47が形
成され、この弁室47は弁孔48を介してクランク室2
3の底部と連通する。この弁室47には弁孔48を開閉
する制御弁としての一方向弁49が設けられ、この一方
向弁49はクランク室23の圧力脈動に応動するもの
で、その減圧時に弁孔48を閉じ、昇圧時にそれを開く
ようになっている。
【0022】またクランクケース7の下面には、図7に
示すように弁室47を取囲むU字状の油戻し室50が形
成される。この油戻し室50は、互いに極力離れて配置
される一対のオリフィス51を介して動弁室24の底部
と連通する一方、一対の通孔46を介して油溜室22と
も連通する。通孔46の総合断面積は、オリフィス51
の総合断面積よりも十分に大きく設定される。
【0023】上記弁室47及び油戻し室50は、クラン
クケース7の下面に形成された凹部を底板53により閉
鎖することにより形成されるもので、その底板53は前
記スタッドボルト19及びナット20によりクランクケ
ース7に共締めされる。
【0024】動弁室24の上部は、ヘッドカバー26の
一側壁にそれを貫通するように取付けられたゴム製のブ
リーザチューブ54を介して前記エアクリーナ4内部と
連通する。その際、ブリーザチューブ54の動弁室24
への開口端は、動弁室24に所定長さ突入するように配
置される。したがって、エンジンEの如何なる運転姿勢
においても、動弁室24に多少とも溜る油のブリーザチ
ューブ54への流出を防ぐことができる。
【0025】図2、図8及び図9に示すように、ヘッド
カバー26には、その外周に嵌合するアウタカバー55
が結合される。これらカバー26,55の天井壁間には
扁平な最上部室56が画成され、該室56は、ヘッドカ
バー26の天井壁の対角位置に穿設された一対のオリフ
ィス57(望ましくは四隅に穿設される)を介して動弁
室24と連通する。また最上部室56はシリンダブロッ
ク6及びクランクケース7に穿設された1本の油路58
を介して前記油戻し室50とも連通する。油路58は、
前記一対のオリフィス57の総合断面積よりも大きい断
面積を有する。
【0026】以上において、オリフィス51,57、最
上部室56、油路58、油戻し室50及び通孔46は、
動弁室24から油溜室22へ潤滑油を戻すための還流路
Lを構成するもので、この還流路Lの油溜室22への開
口部、即ち通孔52の出口端部は、油溜室22の前後及
び左右方向中央部に、且つ上下方向中央部より下方に配
置される。これにより図10(A)及び(B)に示すよ
うに、動弁室24が油溜室22の下方へくるようなエン
ジンEの横倒しあるいは倒立状態では、該開口部が油溜
室22の貯留油面の上方に露出するようになっている。
【0027】而して、エンジンEの運転中、クランク軸
13の回転により油溜室22においてオイルスリンガ2
5が潤滑油Oを飛散させてオイルミストを生成すると、
ピストン8の上昇運動によりクランク室23が減圧した
とき、そのオイルミストは通孔46を通してクランク室
23に吸入され、クランク部13a及びピストン8周り
を潤滑する。次いでピストン8の下降運動によりクラン
ク室23が昇圧すると、一方向弁49の開弁により上記
オイルミストはクランク室23で発生したブローバイガ
スと共に弁孔48から弁室47、したがって動弁室24
へ供給され、該室24でオイルミストとブローバイガス
の分離が行われる。そしてオイルミストは動弁装置31
の各部を潤滑し、ブローバイガスはブリーザチューブ5
4を通してエアクリーナクリーナ4へ排出される。
【0028】ところで、クランク室23の圧力は、ピス
トン5の昇降運動により、正圧、負圧を交互に繰返すよ
うに脈動し、その正圧時には一方向弁49が開いてその
正圧を弁室47側へ放出し、負圧時には一方向弁49が
閉じて弁室47からの正圧の逆流を阻止するので、クラ
ンク室23の圧力は平均的には負圧状態に保たれる。
【0029】一方、相互に連なる動弁室24及び弁室4
7はブリーザチューブ54を介して大気圧状態のエアク
リーナ4内部に連通しているので、両室24,47の圧
力は略大気圧となっている。
【0030】また油溜室22は、通孔46を介してクラ
ンク室23に連通しているので、油溜室22の圧力はク
ランク室23と同圧又はそれより若干高い圧力となる。
【0031】油戻し室50は、通孔52を介して油溜室
22と連通する一方、オリフィス51を介して動弁室2
4とも連通しているので、油戻し室50の圧力は油溜室
22と同圧またはそれより若干高い圧力となる。
【0032】最上部室56は、油路58を介して油戻し
室50と連通する一方、オリフィス57を介して動弁室
24とも連通するので、最上部室50の圧力は油戻し室
50と同圧又はそれより若干高い圧力となる。
【0033】上記各室の圧力の高低関係は次式により表
わすことができる。
【0034】Pc≦Po≦Pr≦Pt<Pv 但し、Pc:クランク室23の圧力 Po:油溜室22の圧力 Pr:油戻し室50の圧力 Pt:最上部室56の圧力 Pv:動弁室24の圧力 その結果、エンジンの運転中は次のような経路で圧力の
流れが生じる。
【0035】
【外1】
【0036】したがって、動弁室24に送られたオイル
ミストは上記圧力経路を経て油溜室22に還流し、また
動弁室24で液化した油はオリフィス51を経て油戻し
室50、油溜室22へと還流する。そして、このような
オイルミスト及び液化した油の還流はエンジンEをどの
ように傾斜させた場合でも支障無く行われる。
【0037】またエンジンEの倒立運転状態では最上部
室56が動弁室24の下方にくるので、動弁室24で液
化した油はオリフィス57を通して最上部室24に流入
し、油路58を通して油戻し室50に吸上げられ、油溜
室22に還流する。
【0038】このようにエンジンEの傾斜、倒立など、
どのような運転姿勢においても、エンジンE内部で潤滑
油の循環が絶間無く行われ、良好な潤滑状態を常に確保
することができる。したがって動力トリマTのあらゆる
方向での作業に耐えることができる。しかも潤滑油の循
環にはクランク室23の圧力脈動を利用しているから、
高価なオイルポンプは不要である。
【0039】作業後、エンジンEの運転を停止して動力
トリマTを放置する場合、図10(A)及び(B)に示
すように、エンジンEが横倒し、或は倒立の状態に置か
れることがあるが、そのような状態では動弁室24に連
なる還流油路Lの油溜室22への開口部、即ち通孔52
の出口端が油溜室22内の貯留潤滑油Oの油面上方に露
出することになるので、油溜室22内の潤滑油Oが上記
還流油路Lを逆流して動弁室24へ浸入することを防ぐ
ことができる。したがって動弁室24からブリーザチュ
ーブ54への潤滑油の漏出を未然に回避し得る。
【0040】再び図2において、前記クランク軸13
の、動弁室24側の外端部には、フライホイールマグネ
トー59の冷却羽根60付ロータ61が固着され、この
ロータ61と協働する点火コイル62はシリンダブロッ
ク6に固着される。また上記ロータ61と作業機用駆動
軸63との間に遠心クラッチ64が介装される。この遠
心クラッチ64は、ロータ61に拡径可能に軸支された
複数のクラッチシュー65と、これを縮径方向に付勢す
るクラッチばね66と、クラッチシュー65を取囲んで
駆動軸63に固着されるクラッチドラム67とからなっ
ており、ロータ61が所定回転数以上で回転すると、ク
ラッチシュー65が拡径してクラッチドラム67の内周
面に圧接し、クランク軸13の出力トルクを駆動軸63
に伝達するようになる。
【0041】エンジン本体1には、そのヘッド部及びフ
ライホイールマグネトー59を覆うと共に、それとの間
に冷却風通路68を画成するシュラウド69が取付けら
れ、遠心クラッチ64とシュラウド69との間に上記通
路68の入口68iが環状に設けられ、これと反対側の
シュラウド69に出口68oが設けられる。
【0042】而して、ロータ61の回転時には、冷却羽
根60によって生起された風が冷却風通路68を流れて
エンジンEの各部を冷却する。
【0043】前記油溜室22側のクランクケース7外側
面には、クランク軸13をクランキングし得る公知のリ
コイル式スタータ70が取付けられる。このスタータ7
0は、その操作性の観点から前記シュラウド69の外面
より突出するように配設されるもので、これが前記油溜
室22の外側に隣接配置されることにより、スタータ7
0の内側にデッドスペースができず、エンジンEのコン
パクト化に寄与し得る。
【0044】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計
変更が可能である。例えばオイルスリンガ25をクラン
ク軸13に連動する他の回転軸により回転させることも
できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、油溜室
を、オイルスリンガの回転軸線を中心とする円形隅角部
を両端に有する筒状に形成し、オイルスリンガを、クラ
ンク軸又はそれに連動する回転軸に嵌着されるボスと、
このボスから延出して先端を油溜室の一方の隅角部と他
方の隅角部とにそれぞれ近接させる二枚の飛散羽根とか
ら構成し、エンジンの如何なる運転姿勢でもこれら飛散
羽根の少なくとも一方により油溜室の潤滑油を飛散させ
るようにしたので、僅か二枚の飛散羽根により油溜室の
潤滑油を常に確実に飛散させて、良好なオイルミストを
生成することができ、したがって簡単な構造をもって常
にエンジンの良好な潤滑に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエンジンを備えた動弁ト
リマの使用状態説明図
【図2】上記エンジンの縦断正面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】図2の7−7線断面図
【図8】図2の8−8線断面図
【図9】図2の9−9線断面図
【図10】エンジンの横倒し状態(A)及び倒立状態
(B)での油溜室内の貯留油面と還流路との位置関係を
示す断面図
【符号の説明】
E・・・・・エンジン O・・・・・潤滑油 1・・・・・エンジン本体 13・・・・クランク軸 22・・・・油溜室 22a・・・一方ん隅角部 22b・・・他方の隅角部 25・・・・オイルスリンガ 25a・・・一方の飛散羽根 25b・・・他方の飛散羽根 25c・・・ボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 光男 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体(1)内に油溜室(22)
    を設け、この油溜室(22)に貯留する潤滑油(O)を
    飛散させてオイルミストを生成するオイルスリンガ(2
    5)をクランク軸(13)又はそれに連動する回転軸に
    固着してなる、エンジンにおける潤滑用オイルミスト生
    成装置において、 油溜室(22)を、オイルスリンガ(25)の回転軸線
    を中心とする環状隅角部(22a,22b)を両端に有
    する筒状に形成し、オイルスリンガ(22)を、クラン
    ク軸(13)又はそれに連動する回転軸に嵌着されるボ
    ス(25c)と、このボス(22c)から延出して先端
    を油溜室(22)の一方の隅角部(22a)と他方の隅
    角部(22b)とに近接させる二枚の飛散羽根(25
    a,25b)とから構成し、エンジン(E)の如何なる
    運転姿勢でもこれら飛散羽根(25a,25b)の少な
    くとも一方により油溜室(22)の潤滑油(O)を飛散
    させるようにしたことを特徴とする、エンジンにおける
    潤滑用オイルミスト生成装置。
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