JPH10114812A - 抗菌性軟質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

抗菌性軟質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH10114812A
JPH10114812A JP9241814A JP24181497A JPH10114812A JP H10114812 A JPH10114812 A JP H10114812A JP 9241814 A JP9241814 A JP 9241814A JP 24181497 A JP24181497 A JP 24181497A JP H10114812 A JPH10114812 A JP H10114812A
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antibacterial agent
antibacterial
polyurethane foam
pts
flexible polyurethane
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JP9241814A
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Toru Okuyama
透 奥山
Yasuo Kamimura
保雄 神村
Kuniaki Yasunaga
邦明 安永
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Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ポリオール、有機イソシアネート、触媒
及び発泡剤を含む発泡原料を用いて軟質ポリウレタンフ
ォームを製造するに当り、上記発泡原料中に無機系抗菌
剤を添加すると共に、触媒として有機アミン単独又は有
機アミンと錫化合物を使用すると共に、該錫化合物とし
て4価の錫化合物又は抗菌剤1重量部に対し1重量部以
下の割合で2価の錫化合物を用いて、抗菌剤が分散した
軟質ポリウレタンフォームを得ることを特徴とする抗菌
性軟質ポリウレタンフォームの製造方法。 【効果】 本発明によれば、抗菌力が高く、しかも抗菌
力の持続時間が長い抗菌性軟質ポリウレタンフォームを
製造することができ、得られたポリウレタンフォーム中
に分散している抗菌剤が無機系のものであるため、耐性
菌を作らず、安全性の高いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性を有する軟
質ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、台所用クリーナー、ボディースポンジ、化粧品用パ
フ、フィルターエレメント、マットレスなど、種々の用
途に軟質ポリウレタンフォームが利用されているが、こ
れらの用途に軟質ポリウレタンフォームを使用する場
合、抗菌性が要求されることが多い。
【0003】このような場合、軟質ポリウレタンフォー
ムに抗菌性を付与する方法としては、軟質ポリウレタン
フォームに特有の連通気泡構造を応用し、連通気泡内に
抗菌剤を含浸させるなどの方法が考えられるが、この方
法は単に連通気泡内に抗菌剤を入れ込むだけであるた
め、連通気泡内から流出し易く、抗菌効果の持続性に問
題がある。
【0004】このため、持続的に抗菌効果を発揮する軟
質ポリウレタンフォーム製品が望まれる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
良好な抗菌効果を長期間に亘り安定して保持する抗菌性
軟質ポリウレタンフォームの製造方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行なっ
た結果、ポリオール、有機イソシアネート、触媒及び発
泡剤を含む軟質ポリウレタンフォーム発泡原料に無機系
抗菌剤、特に銀,銅,亜鉛等の粉末状金属イオン抗菌
剤、好ましくは金属イオンをゼオライトに担持させたも
のを添加し、該抗菌剤と一体発泡させることにより、軟
質ポリウレタンフォーム中に抗菌剤が一体に分散し、優
れた抗菌効果を有し、しかも効果の持続性を有する軟質
ポリウレタンフォームが得られることを知見した。
【0007】即ち、本発明者らの検討によると、軟質ポ
リウレタンフォーム発泡原料に抗菌剤を添加して発泡さ
せる場合、有機系の抗菌剤を使用すると、抗菌剤が失活
し、抗菌剤本来の抗菌力が殆んど失なわれたり、或いは
初期の抗菌力は有するが、溶出により効果が持続しない
等の問題があり、更に有機系の抗菌剤は耐性菌を作るお
それがある。
【0008】ところが、無機系抗菌剤、特に上述したよ
うなゼオライトに担持された金属イオン抗菌剤の場合に
は、軟質ポリウレタンフォーム発泡原料中に添加し、同
時発泡しても、得られた軟質ポリウレタンフォームは良
好な抗菌力を有すると共に、抗菌力の持続性が高く、し
かも安全性も高く、耐性菌を作るおそれもなく、従って
台所用クリーナー、ボディースポンジ、化粧品用パフ、
フィルターエレメント、マットレスなどの用途に好適に
用いることができることを知見したものである。
【0009】更に、通常軟質ポリウレタンフォームを得
る場合、触媒としては有機アミンと2価の錫化合物とを
併用するものであるが、本発明者らの検討によると、特
に金属イオン抗菌剤を軟質ポリウレタンフォーム発泡原
料に添加し、発泡させる場合は、触媒として2価の錫化
合物を通常の使用量において用いると金属イオン抗菌剤
が失活し易く、このため有効な抗菌効果を発揮させる点
から、触媒としては有機アミンを単独で使用するか、又
は錫触媒を用いる場合は4価の錫化合物或いは少量、即
ち抗菌剤1重量部に対し1重量部以下の割合で2価の錫
化合物を用い、これを有機アミンと併用することが必要
であることを見出し、木発明をなすに至った。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
【0011】本発明に係る抗菌性軟質ポリウレタンフォ
ームの製造方法は、ポリオール、有機イソシアネート、
触媒及び発泡剤を含む発泡原料を用いて軟質ポリウレタ
ンフォームを製造するに当り、上記発泡原料中に無機系
抗菌剤を添加すると共に、触媒として有機アミン単独又
は有機アミンと錫化合物を使用すると共に、該錫化合物
として4価の錫化合物又は抗菌剤1重量部に対し1重量
部以下の割合で2価の錫化合物を用いて、抗菌剤が分散
した軟質ポリウレタンフォームを得ることを特徴とする
ものである。
【0012】ここで、ポリオール、有機イソシアネー
ト、発泡剤としては、通常軟質ポリウレタンフォームの
製造に使用されるものであればいずれのものも使用し
得、またその配合量も通常の配合量とすることができ、
更に軟質ポリウレタンフォームの製造に通常用いられる
他の成分を配合しても何ら差支えない。
【0013】具体的には、ポリオールとしては、ポリエ
ーテルポリオール、ポリエステルポリオールのいずれも
用いることができる。ポリエーテルポリオールとして
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ショ糖等の多価アルコールのアルキレンオキシド付
加物、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、エ
チレンジアミン等のアルキレンオキシド付加物、スチレ
ン、アクリロニトリル等のグラフトタイプポリマーポリ
オール等が例示され、ポリエステルポリオールとしては
マロン酸、コハク酸、アジピン酸等の脂肪族カルボン酸
或いはフタル酸、テレフタル酸等の芳香族カルボン酸又
はそれらの混合物とエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール等の脂肪族グリコール
或いはトリメチロールプロパン、グリセリン等のトリオ
ールとから重合して得られる末端にヒドロキシル基を有
するポリエステルポリオール、或いはラクトンの開環重
合で得られるポリカプロラクトン等のポリエステルポリ
オールが例示される。なお、ポリオールとしては分子量
600〜6000、特に1000〜5000のものが好
ましい。
【0014】有機イソシアネートとしては2個以上のイ
ソシアネート基を同一分子中に含有する有機化合物であ
って、脂肪族系及び芳香族系イソシアネート、ポリイソ
シアネート単量体、混合物及びそれらの変性物が包含さ
れる。脂肪族イソシアネートとしてはヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、メチル
シクロヘキサンジイソシアネート等があり、芳香族イソ
シアネートとしてはトリレンジイソシアネート(2.4
および/または2.6異性体)、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ビトリレンジイソシアネート等が例示さ
れる。なお、有機イソシアネートの使用量はポリオール
100重量部に対して15〜70重量部とすることが好
ましい。
【0015】発泡剤としては、水(有機イソシアネート
との反応で炭酸ガスを生成する)を使用するが、必要に
応じてトリクロロモノフルオロメタン、メチレンクロラ
イド等の低沸点の有機化合物や、空気、二酸化炭素等の
気体も使用することができる。
【0016】更に本発明の効果を逸脱しない限り、ハロ
ゲン化リン酸エステル等の難燃剤、酸化防止剤、可塑
剤、充填剤及び着色剤等の助剤を配合し得る。
【0017】一方、触媒としては、有機アミン、錫触媒
を使用するものであるが、有機アミンを単独使用する
か、又は有機アミンと錫触媒とを用い、かつ、この場合
錫触媒として4価の錫化合物もしくは後述する抗菌剤1
重量部に対し1重量部以下、好ましくは0.7重量部以
下の割合で2価の錫化合物を用いるものである。なお、
有機アミンの使用量はポリオール100重量部に対し
0.1〜10重量部、4価の錫化合物の使用量は0.1
〜2重量部、特に0.1〜1重量部とすることが好適で
ある。また、有機アミンとしては、トリエチレンジアミ
ン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、テ
トラメチル−1,4−ブタンジアミン、ジメチルエタノ
ールアミン、ジエチルエタノールアミン、トリエチルア
ミン、ジメチルベンジルアミン、トリエタノールアミ
ン、1,8−ジアザシクロ(5.4.0)ウンデセン−
7、ビス−(2−ジメチルアミノエチル)エーテル,ト
リメチルアミノエチルピペラジン,メチルヒドロキシエ
チルピペラジン,N,N,N’,N’−テトラメチルヘ
キサメチレンジアミン,N,N,N’,N’−テトラメ
チルプロピレンジアミン,N,N,N’,N’,N”−
ペンタメチルジエチレントリアミン,N−トリオキシエ
チレン−N,N−ジメチルアミン,N,N,N’−トリ
メチルアミノエチルエタノールアミン等が使用し得、4
価の錫化合物としては、ジブチルチンジラウレート、ジ
ブチルチンジアセテート等、2価の錫化合物としてはス
タナスオクテート、スタナスオレエート等が用いられ
る。
【0018】軟質ポリウレタンフォーム発泡原料に添加
される抗菌剤としては、無機系のものであればよいが、
特に銀,銅,亜鉛等の金属イオン抗菌剤が好ましく、こ
れらを適宜な担体に担持させた粉末状のもの、中でも
銀,銅,亜鉛等の金属イオンをゼオライトに担持させた
ものが、抗菌剤として最も好適に用いられる。このよう
な抗菌剤として特開昭60−181002号公報に記載
されたものが使用でき、市販品としてゼオミック (商品
名、シナネンニューセラミック社製)が好ましく使用で
きる。即ち、この抗菌剤は、例えば硝酸銀等の銀塩,硝
酸銅等の銅塩及び塩化亜鉛,硝酸亜鉛等の亜鉛塩から選
ばれる少なくとも1種の水溶性塩を溶解することにより
得られる銀イオン,銅イオン及び亜鉛イオンの少なくと
も1種を含む溶液に天然ゼオライト又は合成ゼオライト
を混合し、該ゼオライト中に含まれるイオン交換可能な
金属イオンの一部又は全部を銀イオン,銅イオン及び亜
鉛イオンと交換することにより得られるものである。こ
の場合、銀の含有量は全体の0.0006〜4重量%、
銅の含有量は全体の0.03〜10重量%、亜鉛の含有
量は全体の0.04〜14重量%とすることが好まし
い。また、上記金属イオンを活性炭に担持させたものも
使用できる。
【0019】これらの無機系抗菌剤は粉末状で用いるこ
とが好ましいが、この場合その平均粒径は0.1〜10
μmとすることが好適である。
【0020】また、これら無機系抗菌剤の使用量は、軟
質ポリウレタンフォーム製品の用途などに応じ、適宜選
定し得るが、ポリオール100重量部に対し0.1重量
部以上、特に0.1〜3重量部とすることが好ましい。
【0021】上述した無機系抗菌剤を配合した軟質ポリ
ウレタンフォーム発泡原料を用いて抗菌性軟質ポリウレ
タンフォームを得る場合の方法は限定されず、ワンショ
ット法でもプレポリマー法でもよく、また発泡条件も通
常の条件を採用し得る。例えば、ワンショット法におい
ては、ポリオール類,イソシアネート,水,アミン触
媒,錫触媒,抗菌剤やその他の助剤等がそれぞれ別個の
ストリームとして発泡機の混合室に導入され、混合室内
で瞬時に高速で撹拌混合された後、連続的に流れてくる
コンベア上に吐出され、発泡硬化を終了することにより
製造される。また、プレポリマー法の場合は、あらかじ
めポリオールに過剰の当量のイソシアネートを添加して
反応させることにより末端にイソシアネート基を有する
プレポリマーを製造しておき、このプレポリマーを上記
ワンショット法のイソシアネートの代りに用いてワンシ
ョット法と同様の方法で製造される。
【0022】本発明によって得られた軟質ポリウレタン
フォームは各種用途に使用し得、例示すると台所用クリ
ーナー,ボディースポンジ,化粧品用パフ、フィルター
エレメント、マットレスなどが挙げられるが、勿論これ
に制限されるものではない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、抗菌力が高く、しかも
抗菌力の持続時間が長い抗菌性軟質ポリウレタンフォー
ムを製造することができ、得られたポリウレタンフォー
ム中に分散している抗菌剤が無機系のものであるため、
耐性菌を作らず、安全性の高いものである。
【0024】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に示すが、本発明は下記の実施例に制限されるもので
はない。なお、下記の例において、部は重量部を示す。
【0025】〔実施例1,2、比較例1〕抗菌剤として
銀及び亜鉛イオンを担持したゼオライト(商品名ゼオミ
ックAZ10N,シナネンニューセラミック社製;Ag
3.65重量%,Zn6.35重量%含有)を使用し、
表1に示す配合処方の発泡原料を用いて常法により軟質
ポリウレタンフォームを製造した。この場合、ポリオー
ル,TDI,トリエチレンジアミンをあらかじめ水に溶
解した溶液,L−6202,錫触媒,トリクロロモノフ
ルオロメタン,抗菌剤をそれぞれ別個のストリームによ
って所定の流量(ポリオール流量50kg/m3基準)
で発泡機の混合室に導入し、4500RPMにて高速撹
拌した後、これを連続的に流れてくるコンベアー(21
00mm)上に吐出してポリウレタンフォームを製造し
た。なお、表1中のトリオールとしては、グリセリンに
プロピレンオキサイド及びエチレンオキサイドを付加し
て重合させたものを用いた。
【0026】次に、得られたポリウレタンフォームの抗
菌力を下記方法により調べた。結果を表1に併記する。抗菌力試験方法(シェークフラスコ法) 滅菌生理食塩水40mlを300ml容3角コルベンに
入れ、これに大腸菌を1ml当り約10万個接種し、2
0℃に保持して振とうし、経時的に菌数を測定する。表
1の数値は振とう液1ml当りの細菌数を示す。なお、
検体は2×2×5cmの大きさに切断したものについ
て、一辺を約5mmに細切し、小塊として供試した。
【0027】
【表1】
【0028】〔実施例3、比較例2〕実施例1,2と同
じ抗菌剤を使用し、表2に示す配合処方の発泡原料を用
いて実施例1,2と同様の方法で軟質ポリウレタンフォ
ームを製造した。但し、ポリエステルポリオールの流量
は40kg/m3とし、コンベアの幅は1100mmと
した。
【0029】次に得られたポリウレタンフォームの抗菌
力を実施例1,2と同じ方法で調べた。なお、本例では
大腸菌のみでなくぶどう状球菌,緑膿菌に対する抗菌力
も調べた。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】〔抗菌剤の製造例〕平均粒子径1.6μm
の合成A型ゼオライト(1.03Na2O・Al23
1.91SiO2 ZH2O)の乾燥粉末0.91kgに
対してAgNO3−Zn(NO32混合液〔0.11M
AgNO3:0.98MZn(NO32〕約1.8L及
び水を加えて全容量を約3.2Lに保った。この場合、
水溶液相のpHを4.1に調整した。次に、得られたス
ラリー含有液を25℃付近で6時間撹拌した。イオン交
換終了後ゼオライト相を濾過し、引き続きそれの水洗を
実施してゼオライト相中に過剰に存在する銀イオンと銅
イオンを除去した。次に、水洗を終了したゼオライトを
減圧下に乾燥した後、乾燥品を超微粉砕機を用いて粉砕
してから分級し、微細粒子の部分を採取した。
【0032】このようにして得られたゼオライトは平均
粒径1.1μm,比表面積718 2 /gであり、1.
48重量%の銀、6.82重量%の亜鉛を含有するもの
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C08G 18/00 101:00)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオール、有機イソシアネート、触媒
    及び発泡剤を含む発泡原料を用いて軟質ポリウレタンフ
    ォームを製造するに当り、上記発泡原料中に無機系抗菌
    剤を添加すると共に、触媒として有機アミン単独又は有
    機アミンと錫化合物を使用すると共に、該錫化合物とし
    て4価の錫化合物又は抗菌剤1重量部に対し1重量部以
    下の割合で2価の錫化合物を用いて、抗菌剤が分散した
    軟質ポリウレタンフォームを得ることを特徴とする抗菌
    性軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  2. 【請求項2】 無機系抗菌剤として粉末状の金属イオン
    抗菌剤を使用した請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属イオン抗菌剤が銀、銅又は亜鉛イオ
    ン抗菌剤である請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 金属イオン抗菌剤として金属イオンがゼ
    オライトに担持されたものを用いた請求項2又は3記載
    の製造方法。
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