JPH10114082A - インクカートリッジ - Google Patents

インクカートリッジ

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Publication number
JPH10114082A
JPH10114082A JP28755396A JP28755396A JPH10114082A JP H10114082 A JPH10114082 A JP H10114082A JP 28755396 A JP28755396 A JP 28755396A JP 28755396 A JP28755396 A JP 28755396A JP H10114082 A JPH10114082 A JP H10114082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
container
ink cartridge
paper
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP28755396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yasutomi
英雄 保富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP28755396A priority Critical patent/JPH10114082A/ja
Publication of JPH10114082A publication Critical patent/JPH10114082A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジ中におけるインクが消費
された後、このインクカートリッジの容器を分解させた
り焼却したりすることが簡単に行なえ、従来のインクカ
ートリッジのように容器の処分が問題になるということ
がなく、環境汚染等の問題も生じないようにする。 【解決手段】 この発明のインクカートリッジにおいて
は、紙11を主体とする容器10内にインク1を収容さ
せると共に、この容器10内におけるインク1を外部に
供給するインク供給口13と、空気をこの容器内に導入
させる空気導入口14とを開口可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
記録装置等の記録ヘッドにインクを供給するのに使用す
るインクカートリッジに係り、使用後における容器の処
分が容易に行なえるインクカートリッジに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録装置にお
いて記録ヘッドからインクを吐出させて記録を行なうに
あたっては、一般にインクを収容させたインクカートリ
ッジから記録ヘッドにインクを供給するようにしてい
た。
【0003】ここで、このようなインクカートリッジに
おいて、インクを収容させる容器として、従来において
は、一般にプラスチックで成形したものが使用されてい
た。
【0004】しかし、このようにプラスチックで成形し
た容器を用いたインクカートリッジの場合、インクを使
用した後における容器の処分が問題となった。すなわ
ち、このようにプラスチックで成形された容器の場合、
これを分解したり、焼却したりすることが困難であり、
一般に燃えないゴミとして処分されており、環境汚染等
の問題が生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、インクジ
ェット記録装置等における記録ヘッドにインクを供給す
るのに使用するインクカートリッジにおける上記のよう
な問題を解決することを課題とするものであり、インク
カートリッジ中におけるインクが消費された後、この容
器を分解させたり焼却したりすることが簡単に行なえ、
従来のインクカートリッジのようにその容器の処分が問
題になるということがなく、環境汚染等の問題も生じな
いようにすることを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明におけるインク
カートリッジにおいては、上記のような課題を解決する
ため、紙を主体とする容器内にインクを収容させると共
に、この容器内におけるインクを外部に供給するインク
供給口と、空気をこの容器内に導入させる空気導入口と
を開口可能に設けるようにしたのである。
【0007】ここで、この発明におけるインクカートリ
ッジのように、インクを収容させる容器を紙を主体とす
る材料で構成した場合、このインクカートリッジ内にお
けるインクを使用した後、この容器を焼却したり分解す
ることが簡単に行なえ、また再生紙として使用すること
もでき、従来のプラスチックで成形された容器のように
使用後における処分が問題になるということがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
インクカートリッジを添付図面に基づいて具体的に説明
する。
【0009】この実施形態のインクカートリッジにおい
ては、インクを収容させる容器を構成する材料として、
紙を主体とした材料を用いるようにし、例えば、牛乳パ
ック等のように厚手の紙を用いると共に、この容器内に
収容されたインクが容器に浸透するのを抑制するため、
少なくともこの紙の片面にナイロン,ポリエチレン,ポ
リエチレンテレフタレート等の合成樹脂フィルムやアル
ミニウム箔等のコート層を設けたり、また紙の片面にワ
ックス等を塗布することが好ましい。
【0010】そして、図1及び図2に示す実施形態のイ
ンクカートリッジにおいては、中空の直方体状に形成さ
れた容器10内にインク1を収容させるようにし、この
容器10の底面部にインク1を外部に供給するためのイ
ンク供給口13を開口可能に設けると共に、その上面部
に容器10内に空気を導入させる空気導入口14を開口
可能に設けるようにしている。
【0011】ここで、この実施形態のインクカートリッ
ジにおいては、上記の容器10を構成する材料に、厚手
の紙11の片面に合成樹脂フィルムからなるコート層1
2をラミネートさせたものを用い、図2に示すように、
紙11の片面にラミネートされたコート層12が容器1
0の内壁側に位置するようにし、この容器10内に収容
されたインク1が容器10に浸透しないようにしてい
る。但し、上記のように紙11の片面にワックスを塗布
し、このようにワックスが塗布された面を容器10の内
壁側に位置させるようにして、容器10内に収容された
インク1が容器10に浸透するのを抑制することも可能
である。
【0012】また、この実施形態におけるインクカート
リッジにおいては、上記の容器10が圧力によって簡単
につぶれるのを抑制するため、図2に示すように、イン
ク供給口13が設けられた底面部と、空気導入口14が
設けられた上面部との間における側面部において対向す
る2つの側面部を2層構造にしている。なお、この容器
10の強度をさらに高めるため、4つの側面部を2層構
造にしたり、さらに多層構造にすることも可能である。
【0013】また、この実施形態におけるインクカート
リッジにおいては、上記のように容器10の底面部や上
面部にインク供給口13や空気導入口14を開口可能に
設けるにあたり、図2及び図3に示すように、インク供
給口13や空気導入口14に対応する部分における紙1
1を除去してコート層12が露出するようにし、これら
のインク供給口13や空気導入口14が簡単に開口でき
るようにしている。
【0014】ここで、インク供給口13や空気導入口1
4を簡単に開口できるように設ける方法は、特に上記の
ような方法に限定されず、例えば、図4に示すように、
コート層12上における紙11にインク供給口13や空
気導入口14に対応した形状でミシン目を設けるように
したり、またコート層12をなくして、図5に示すよう
にインク供給口13や空気導入口14を設ける部分の紙
11の厚みを薄くすることも可能である。
【0015】また、上記の容器10内への空気の導入が
十分に行なわれるようにするため、上記の空気導入口1
4を容器10の上面部に複数設けるようにすることも可
能である。
【0016】また、この実施形態におけるインクカート
リッジにおいては、容器10を中空の直方体状に形成し
たが、この容器10の形状も特にこのようなものに限定
されず、例えば、図6に示すように、中空の円筒状に形
成するようにしても良い。
【0017】次に、上記の実施形態におけるインクカー
トリッジを使用して記録ヘッド(図示せず)にインクを
供給する場合について説明する。
【0018】ここで、上記のインクカートリッジから記
録ヘッドにインクを供給するにあたっては、このインク
カートリッジを、図7に示すようなインク供給容器20
に収容させるようにする。
【0019】ここで、このインク供給容器20において
は、その上面の蓋部21に、上記のインクカートリッジ
の容器10の上面部に設けられた空気導入口14に刺し
込んで空気導入口14を開口させる空気導入管22を設
ける一方、このインク供給容器20の下部においては、
インク1を含浸するスポンジ等のインク保持部材23を
収容させたインク保持室24を設け、このインク保持室
24の底部にインク1を記録ヘッドに導くインク供給管
25を設けると共に、このインク保持室24の上部に上
記の容器10の底面部に設けられたインク供給口13に
刺し込んでこのインク供給口13を開口させるインク導
入管26を設けている。
【0020】そして、このインク供給容器20の上部側
における収容部27に上記のインクカートリッジを収容
させ、上記のように容器10の底面部に設けられたイン
ク供給口13に上記のインク導入管26を刺し込んでイ
ンク供給口13を開口させ、容器10内に収容されたイ
ンク1をこのインク導入管26を通してインク保持室2
4に導き、このインク1をインク保持室24に収容され
たインク保持部材23に含浸させるようにすると共に、
このインク供給容器20の蓋部21を閉じ、この蓋部2
1に設けられた空気導入管22を容器10の上面部に設
けられた空気導入口14に刺し込んで空気導入口14を
開口させ、この空気導入管22を通して空気をこのイン
クカートリッジの容器10内に供給させるようにする。
【0021】このようにすると、インクカートリッジの
容器10内に空気が供給されてこの容器10内が負圧に
なるということがなく、容器10内に収容されたインク
1が上記のようにインク導入管26を通してインク保持
室24に安定して供給されるようになる。
【0022】そして、このようにインク保持室24にお
けるインク保持部材23に保持されたインク1が上記の
インク供給管25を通して記録ヘッドに供給されるよう
になる。
【0023】また、このようにしてインクカートリッジ
の容器10内に収容されたインク1がインク保持室24
に供給されて使用され、この容器10内におけるインク
1がなくなった場合には、上記のインク供給容器20か
らこのインクカートリッジを取り出し、新たなインクカ
ートリッジを上記の場合と同様にしてインク供給容器2
0内に収容させる。
【0024】ここで、上記のようにインク1が消費され
て空になったインクカートリッジについては、その容器
10が上記のように紙11を主体とする材料で構成され
ているため、このインクカートリッジをそのまま廃棄し
た場合であっても、次第にこの容器10を構成する紙が
分解して消滅し、またこのインクカートリッジを他の燃
えるゴミ等と一緒に焼却して処理することもでき、更に
このインクカートリッジの容器10を構成する紙を再生
させて使用することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
インクカートリッジにおいては、インクを収容させる容
器を紙を主体とする材料で構成するようにしたため、こ
のインクカートリッジ内におけるインクを使用した後、
このインクカートリッジを焼却したり分解することが簡
単に行なえ、また再生紙として使用することもでき、従
来のプラスチックで成形された容器のように使用後にお
ける処分が問題になるということがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るインクカートリッ
ジの概略斜視図である。
【図2】同実施形態に係るインクカートリッジの断面説
明図である。
【図3】同実施形態に係るインクカートリッジにおい
て、インク供給口(空気導入口)の部分を拡大した断面
説明図である。
【図4】同実施形態に係るインクカートリッジにおい
て、インク供給口(空気導入口)の変更例を示した断面
説明図である。
【図5】同実施形態に係るインクカートリッジにおい
て、インク供給口(空気導入口)の他の変更例を示した
断面説明図である。
【図6】この発明のインクカートリッジにおいて、容器
の形状を変更させた変更例の概略斜視図である。
【図7】同実施形態に係るインクカートリッジをインク
供給容器に収容させて使用する状態を示した断面説明図
である。
【符号の説明】 1 インク 10 容器 11 紙 13 インク供給口 14 空気導入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙を主体とする容器内にインクが収容さ
    れると共に、この容器内におけるインクを外部に供給す
    るインク供給口と、空気をこの容器内に導入させる空気
    導入口とが開口可能に設けられてなることを特徴とする
    インクカートリッジ。
JP28755396A 1996-10-09 1996-10-09 インクカートリッジ Pending JPH10114082A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28755396A JPH10114082A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 インクカートリッジ

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JP28755396A JPH10114082A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 インクカートリッジ

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JPH10114082A true JPH10114082A (ja) 1998-05-06

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ID=17718842

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JP28755396A Pending JPH10114082A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 インクカートリッジ

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JP (1) JPH10114082A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7625079B2 (en) 2005-03-30 2009-12-01 Fujifilm Corporation Ink tank and ink-jet recording apparatus
JP2013129101A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Seiko Epson Corp 液体収容体
US8657427B2 (en) 2011-12-16 2014-02-25 Seiko Epson Corporation Liquid container

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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