JPH10258522A - インクタンク - Google Patents
インクタンクInfo
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- JPH10258522A JPH10258522A JP8555197A JP8555197A JPH10258522A JP H10258522 A JPH10258522 A JP H10258522A JP 8555197 A JP8555197 A JP 8555197A JP 8555197 A JP8555197 A JP 8555197A JP H10258522 A JPH10258522 A JP H10258522A
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Abstract
リンタ類用のインクタンク。 【解決手段】 インクを収容するインクケース内に膨縮
可能な袋状部材を配置させ、当該袋状部材内の空間を通
気孔を閉止する剥離シートによって開放自在に封止し、
袋状部材に対面板を組み合わせ、又、インクジェット記
録ヘッドを組み合わせてなるもの。
Description
プリンタ等の記録装置に装填されてインクを供給するイ
ンクタンクの技術分野に属するものである。
収容されたインクが円滑に、しかも有効にプリンタ手段
に供給されることが望まれており、各種の改善工夫がな
されていた。
号公報のもの(公知例)が挙げられる。
インクの消耗に応じて膨張される空気袋を装備させた点
であって、大気と自在に連通しているため支障なく膨張
出来て結果的にインクを良好にヘッド部に供給出来ると
するものである。
は空気袋を利用してインクを供給可能とした点で単にイ
ンクタンクにインクを収容させた形式のものに比較して
インクの供給状態に改善はみられるもの例えばインクタ
ンク内に所定量のインクを均一状に注入する点や均等状
にインクを導出させる点、更には使用前のインクタンク
の移送時のインクの動揺防止による空気袋の破損の防止
等の観点では一層の改善工夫が課題とされていた。
は、空気を封入した袋状部材をインクタンク内に配備す
るようにしてインクを均一状にインクタンク内に装填し
うるものを提供することである。
は、前記の袋状部材により移送時のインクタンク内のイ
ンクの動揺を防ぎ袋状部材の破損を未然防止し、インク
の不用意な漏出を回避しうるものを提供することであ
る。
は、剛性を備えた対面板をインクタンク内のインクに臨
ませるようにしてインクの均質状の導出、供給を可能と
したものを提供することである。
は、インクタンクにインクジェット記録ヘッドを一体状
に組み合わせることによって操作性の向上を図ったもの
を提供することである。
は、使用時に大気と連通させた袋状部材を再度閉止する
ことによってプリンタの位置変更等の際のインクタンク
内のインクの動揺を防ぐことにより袋状部材の破損を防
ぎ、更にはインクの漏れ等の懸念がないものを提供する
ことである。
段は次の通りである。
インクを供給するインクタンクであって、インクを収容
するインクケース内に膨縮可能な袋状部材を配置させ、
当該袋状部材内の空間を開放自在に封止した構成である
ことを特徴とするインクタンク。
向する対面板とで構成されたことを特徴とする前記(1)
記載のインクタンク。
れた構成であることを特徴とする前記(2) 記載のインク
タンク。
面の形状に整合する形状であることを特徴とする前記
(2) 又は(3) 記載のインクタンク。
する手段が蓋に開設した通気孔と、この通気孔を開放可
能に閉止する剥離シートとで構成されてなることを特徴
とする前記(1) 記載のインクタンク。
程度であって、剛性を具備したものであることを特徴と
する前記(2) 乃至(4) 記載のインクタンク。
ロピレン、ポリカーボネートもしくはポリサルフォンの
いずれかから選ばれた単体もしくはその組み合わせの素
材で構成されたことを特徴とする前記(1) 乃至(6) 記載
のインクタンク。
録ヘッドを一体状に組み合わせた構成であることを特徴
とする前記(1) 乃至(7) 記載のインクタンク。
シートによって再び閉止可能としたことを特徴とする前
記(5) 記載のインクタンク。
す複数の実施の形態の各例に基づいて詳しく説明する。
らなる脈動部を備えた負圧発生手段1を内装したインク
取り出し部2を底部に設けたインクケース3の頂部を蓋
4で閉止したものであって、この蓋4には通気孔41を
開設すると共に、この通気孔41を開放可能に閉止する
剥離シート5を蓋4上面には剥離可能に貼設しており、
又この蓋4の下面にはインクケース3内に配備されるよ
うに蛇腹部61を備えた袋状部材6を一体状に連設し、
この袋状部材6が蓋4の通気孔41のみによって開放さ
れうるように構成されている。
縮して袋状部材6の容積が最小の状態になるようにして
通気孔41を剥離シート5によって閉止した蓋4とを用
意し、インクケース3内に図示しない注入手段によって
適量のインクを注入した後、インクケース3上に蓋4を
臨ませ、図1に示すように一体状に組み合わせ、例えば
加熱溶着手段等によってインクケース3と蓋4とを一体
的に連着してインクをインクケース3内に封入すること
によってインクタンク100が形成されるものである。
用する際には負圧発生手段1を備えたインク取り出し部
2をプリンタのインクジェット記録ヘッドに臨ませるよ
うに装着し、次いで剥離シート5を蓋4から引き剥して
通気孔41を開放する。
こととなる。
消費される毎にインクケース3内のインク量は順次減少
され、同時に空虚になったインクケース3内を埋めるよ
うに蛇腹部61が伸長されて袋状部材6が膨大化され、
引き続いてインクがヘッド部に順調に供給されうるもの
である。
内のインクが消耗し尽くされた状態では蛇腹部61は殆
ど伸びきって袋状部材6はインクケース3の底部に接触
するばかりに接近された状態となる。
は、袋状部材6の膨大化に伴ってあたかも付勢されるよ
うにしてインク取り出し部2から導出されるものであっ
て、確実にインクを消費可能とするものである。
シート5によって通気孔41が閉止されているため輸送
時にあっては、インクケース3内のインクは袋状部材6
によって担持されたように支持されていて振動に対して
も安定的に保持され、インクケース3からインクが不用
意に漏出されたり、却って袋状部材6が破損される等の
おそれがないものである。
えば再接着可能な接着剤によって処理しておけばインク
タンク100の使用中にプリンタ類を移動する必要が生
じた場合に再び通気孔41を剥離シート5によって閉止
させることによって袋状部材6を気密状としてインクの
動揺を防止出来るものであって、不用意なインクの漏出
を安全に未然防止出来ることとなって一層高品質なプリ
ント処理が期待しうるものである。
袋状部材6の素材については、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリカーボネードもしくはポリサルフォン等を
単体もしくは、その組み合わせで用いることによってそ
の水密性並びに耐腐食性等の点で安定しており、耐久性
の優れた良好な結果が得られた。
ね実施の形態1のインクタンク100と共通しており、
その相違している点は、袋状部材6Aのインクに対向す
る表面に厚みが0.5〜5.5mm程度のプラスチック
材等で形成された剛性力のある対面板7Aを一体的に連
結した点である。
通しているが対面板7Aがインクケース3A内のインク
に対面されているためインクの供給状態に一層の安定、
確実性を保障出来る点に特徴があると言えるものであ
る。
インクタンク100、100Aと概ね共通しているが、
その相違している点は、インク取り出し部2B上に圧力
発生素子11Bとノズル12Bとの間に圧力室13Bを
形成したインクジェット記録ヘッド10Bを一体的に装
着した点である。
かりでなく、保守性の点でも優れたものである。
の他のインクタンク100A、100Bと相違している
点は、インクタンク100A、100Bにおいて袋状部
材6A、6Bと対面板7A、7Bとを一体状に構成した
が、これらを互いに独立した構成とし、袋状部材6Cと
対面板7Cとを連接状に配備した点であって、インクを
円滑に導出させうる点では変わりなく有効なものであ
る。
状はインクタンク100A、100B、100Cの内底
面に整合し、幾分小さい形状であることがインクの導出
を円滑にする上で望ましいものであることは言うまでも
ないことである。
果は次の通りである。
袋状部材によって支持され、インク流入量が均一化し、
製造時の作業性の向上を図ることが出来、更には輸送時
のインクの安定性を維持出来る。
より確実に導出させて効果的に利用出来る。
利用してインクタンクの耐久性の向上を図ることが出来
る。
ッドを組み込んだため保守性の優れたものが得られる。
に高品質な純性インクのみを利用することとなり、プリ
ンタ類の故障の未然防止をはかり、良質なプリントを期
待出来る。
を封止してインクを安定的に維持し、インクの漏出を防
止してプリンタ等の移動の安全性を確保しうるものであ
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 インクジェットプリンタ記録ヘッドにイ
ンクを供給するインクタンクであって、インクを収容す
るインクケース内に膨縮可能な袋状部材を配置させ、当
該袋状部材内の空間を開放自在に封止した構成であるこ
とを特徴とするインクタンク。 - 【請求項2】 前記袋状部材が蛇腹部と、インクに対向
する対面板とで構成されたことを特徴とする請求項1記
載のインクタンク。 - 【請求項3】 前記袋状部材と前記対面板とが連結され
た構成であることを特徴とする請求項2記載のインクタ
ンク。 - 【請求項4】 前記対面板が前記インクタンクの内底面
の形状に整合する形状であることを特徴とする請求項2
又は3記載のインクタンク。 - 【請求項5】 前記袋状部材の空間を開放自在に封止す
る手段が蓋に開設した通気孔と、この通気孔を開放可能
に閉止する剥離シートとで構成されてなることを特徴と
する請求項1記載のインクタンク。 - 【請求項6】 前記対面板が厚み0.5〜5.0mm程
度であって、剛性を具備したものであることを特徴とす
る請求項2乃至4記載のインクタンク。 - 【請求項7】 前記袋状部材がポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリカーボネートもしくはポリサルフォンのい
ずれかから選ばれた単体もしくはその組み合わせの素材
で構成されたことを特徴とする請求項1乃至6記載のイ
ンクタンク。 - 【請求項8】 前記インクタンクにインクジェット記録
ヘッドを一体状に組み合わせた構成であることを特徴と
する請求項1乃至7記載のインクタンク。 - 【請求項9】 前記蓋に開放された通気孔を前記剥離シ
ートによって再び閉止可能としたことを特徴とする請求
項5記載のインクタンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8555197A JP3397077B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | インクタンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8555197A JP3397077B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | インクタンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10258522A true JPH10258522A (ja) | 1998-09-29 |
JP3397077B2 JP3397077B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=13861979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8555197A Expired - Fee Related JP3397077B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | インクタンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3397077B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100416558B1 (ko) * | 2002-04-02 | 2004-02-05 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터용 잉크 카트리지 |
AU2004200366B2 (en) * | 1999-12-09 | 2006-09-14 | Memjet Technology Limited | Printhead with ink reservoir and breather hole |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP8555197A patent/JP3397077B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU2004200366B2 (en) * | 1999-12-09 | 2006-09-14 | Memjet Technology Limited | Printhead with ink reservoir and breather hole |
KR100416558B1 (ko) * | 2002-04-02 | 2004-02-05 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터용 잉크 카트리지 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3397077B2 (ja) | 2003-04-14 |
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