JPH10112375A - リヤウインドガラスの熱線構造 - Google Patents
リヤウインドガラスの熱線構造Info
- Publication number
- JPH10112375A JPH10112375A JP8284627A JP28462796A JPH10112375A JP H10112375 A JPH10112375 A JP H10112375A JP 8284627 A JP8284627 A JP 8284627A JP 28462796 A JP28462796 A JP 28462796A JP H10112375 A JPH10112375 A JP H10112375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- heating wire
- stop lamp
- hot wire
- mount stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハイマウントストップランプのレンズに対向
するガラス面部分を省電力及び意匠性を配慮して加温し
得るリヤウインドガラスの熱線構造を提供する。 【解決手段】 最下位置の熱線10をハイマウントスト
ップランプ3の上方位置に設定すると共に、ハイマウン
トストップランプ3のレンズ3aに対向するガラス面部
分に、レンズ3aの周縁に沿ったレンズ周縁用熱線部1
1を形成し、そのレンズ3aの上周縁に沿った部分及び
最下位置の熱線10のそれぞれの車幅方向中央部間に、
レンズ周縁用熱線部11に電流を入出力させる入出力用
熱線部12を形成する。
するガラス面部分を省電力及び意匠性を配慮して加温し
得るリヤウインドガラスの熱線構造を提供する。 【解決手段】 最下位置の熱線10をハイマウントスト
ップランプ3の上方位置に設定すると共に、ハイマウン
トストップランプ3のレンズ3aに対向するガラス面部
分に、レンズ3aの周縁に沿ったレンズ周縁用熱線部1
1を形成し、そのレンズ3aの上周縁に沿った部分及び
最下位置の熱線10のそれぞれの車幅方向中央部間に、
レンズ周縁用熱線部11に電流を入出力させる入出力用
熱線部12を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス面に車幅方
向へ複数条の熱線がプリントされると共に、リヤパーセ
ルシェルフに、ハイマウントストップランプが配置され
ているリヤウインドガラスの熱線構造に関するものであ
る。
向へ複数条の熱線がプリントされると共に、リヤパーセ
ルシェルフに、ハイマウントストップランプが配置され
ているリヤウインドガラスの熱線構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4はリヤウインドガラス1の両端部間
に設けられた結線部9a、9b間に車幅方向へ複数条の
熱線9がプリントされたこの種の熱線構造を示すもの
で、ハイマウントストップランプ3の後方からの視認性
を加温により確保するために、そのレンズ3aに対向す
るガラス面部分にも熱線9がリヤウインドガラス1の下
端部分まで車幅方向へプリントすることが行われてい
る。また、実開昭60−186256号公報によれば、
レンズ面に対向するガラス面部分の結露を一層確実に防
止するために、その領域の熱線の配置密度を側方の単線
よりも高くすることが提案されている。
に設けられた結線部9a、9b間に車幅方向へ複数条の
熱線9がプリントされたこの種の熱線構造を示すもの
で、ハイマウントストップランプ3の後方からの視認性
を加温により確保するために、そのレンズ3aに対向す
るガラス面部分にも熱線9がリヤウインドガラス1の下
端部分まで車幅方向へプリントすることが行われてい
る。また、実開昭60−186256号公報によれば、
レンズ面に対向するガラス面部分の結露を一層確実に防
止するために、その領域の熱線の配置密度を側方の単線
よりも高くすることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱線を
リヤウインドガラスの下端部分まで車幅方向の全域へプ
リントすることは、車室内からの視界確保上はリヤシー
ト等の陰になるために敢えて必要でない場合がある。こ
のような場合でもハイマウントストップランプの視認性
を確保するために、熱線を車幅方向全域へプリントする
と、省電力の点でも好ましくなく、またレンズ面に単に
ラインが重なるのでは意匠的も好ましくなく、さらに熱
線の配置密度を高くすると、見掛け上も好ましくなく、
逆に点灯時の発光面を狭くする。
リヤウインドガラスの下端部分まで車幅方向の全域へプ
リントすることは、車室内からの視界確保上はリヤシー
ト等の陰になるために敢えて必要でない場合がある。こ
のような場合でもハイマウントストップランプの視認性
を確保するために、熱線を車幅方向全域へプリントする
と、省電力の点でも好ましくなく、またレンズ面に単に
ラインが重なるのでは意匠的も好ましくなく、さらに熱
線の配置密度を高くすると、見掛け上も好ましくなく、
逆に点灯時の発光面を狭くする。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、ハイマ
ウントストップランプのレンズに対向するガラス面部分
を省電力及び意匠性を配慮して加温し得る冒頭に述べた
類のリヤウインドガラスの熱線構造を提供することを目
的とする。
ウントストップランプのレンズに対向するガラス面部分
を省電力及び意匠性を配慮して加温し得る冒頭に述べた
類のリヤウインドガラスの熱線構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、ガラス面に車幅方向へ複数条の熱線がプ
リントされると共に、ガラス面の中央下部を通して視認
されるように、リヤパーセルシェルフにハイマウントス
トップランプが配置されているリヤウインドガラスの熱
線構造において、最下位置の熱線をハイマウントストッ
プランプの上方位置に設定すると共に、ハイマウントス
トップランプのレンズに対向するガラス面部分に、レン
ズの周縁に沿ったレンズ周縁用熱線部を形成し、このレ
ンズ周縁用熱線部のレンズの上周縁に沿った部分及び最
下位置の熱線のそれぞれの車幅方向中央部間に、レンズ
周縁用熱線部に電流を入出力させる入出力用熱線部を形
成したことを特徴とする。
成するために、ガラス面に車幅方向へ複数条の熱線がプ
リントされると共に、ガラス面の中央下部を通して視認
されるように、リヤパーセルシェルフにハイマウントス
トップランプが配置されているリヤウインドガラスの熱
線構造において、最下位置の熱線をハイマウントストッ
プランプの上方位置に設定すると共に、ハイマウントス
トップランプのレンズに対向するガラス面部分に、レン
ズの周縁に沿ったレンズ周縁用熱線部を形成し、このレ
ンズ周縁用熱線部のレンズの上周縁に沿った部分及び最
下位置の熱線のそれぞれの車幅方向中央部間に、レンズ
周縁用熱線部に電流を入出力させる入出力用熱線部を形
成したことを特徴とする。
【0006】ハイマウントストップランプのレンズに対
向するガラス面部分は、最下位置の熱線に接続する入出
力用熱線部を経由して給電され、かつレンズの周縁に沿
った線模様の熱線で加温される。
向するガラス面部分は、最下位置の熱線に接続する入出
力用熱線部を経由して給電され、かつレンズの周縁に沿
った線模様の熱線で加温される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施
の形態の一例によるリヤウインドガラスの熱線構造を説
明する。リヤウインドガラス1の両端部の結線部9a間
には複数条の熱線9が車幅方向へプリントされると共
に、リヤパーセルシェルフ2にはハイマウントストップ
ランプ3が配置されている。
の形態の一例によるリヤウインドガラスの熱線構造を説
明する。リヤウインドガラス1の両端部の結線部9a間
には複数条の熱線9が車幅方向へプリントされると共
に、リヤパーセルシェルフ2にはハイマウントストップ
ランプ3が配置されている。
【0008】複数条の熱線9の内、最下位置の熱線10
はハイマウントストップランプ3の僅かに上方に位置設
定されると共に、そのレンズ3aに対向するガラス面部
分1aには、レンズ3aの周縁の僅かに内側寄りに沿っ
た方形状のレンズ周縁用熱線部11が熱線9、10と同
一線幅に形成されている。
はハイマウントストップランプ3の僅かに上方に位置設
定されると共に、そのレンズ3aに対向するガラス面部
分1aには、レンズ3aの周縁の僅かに内側寄りに沿っ
た方形状のレンズ周縁用熱線部11が熱線9、10と同
一線幅に形成されている。
【0009】レンズ3aの上周縁に沿った上側のレンズ
周縁用熱線部11の車幅方向中央部分は隙間を置いて分
離されると共に、最下位置の熱線10の同様に隙間をお
いて分離された車幅方向中央部に向けて互に平行に上昇
して接続し、2本の入出力用熱線部12が形成されてい
る。
周縁用熱線部11の車幅方向中央部分は隙間を置いて分
離されると共に、最下位置の熱線10の同様に隙間をお
いて分離された車幅方向中央部に向けて互に平行に上昇
して接続し、2本の入出力用熱線部12が形成されてい
る。
【0010】熱線構造の給電時には、最下位置の熱線1
0を一方の結線部9aから他方の結線部9aに流れる電
流は、途中で入出力用熱線部12の一方からレンズ周縁
用熱線部11に流入し、入出力用熱線部12の他方及び
残り半分の熱線10を経由して他方の結線部9aにリタ
ーンする。
0を一方の結線部9aから他方の結線部9aに流れる電
流は、途中で入出力用熱線部12の一方からレンズ周縁
用熱線部11に流入し、入出力用熱線部12の他方及び
残り半分の熱線10を経由して他方の結線部9aにリタ
ーンする。
【0011】その際、ガラス面部分1aは熱線部11の
発熱により結露が防止され、ハイマウントストップラン
プ3の視認性が確保される。図1で見て、熱線10の全
長が単に車幅方向へ横断するのに比べて約30%長くな
ることにより電流は約30%減少するが、ガラス面部分
1aの加熱に有効な熱線長が約3倍になるために、単に
車幅方向へ横断する1本の熱線よりも発熱量は僅かに増
加する。
発熱により結露が防止され、ハイマウントストップラン
プ3の視認性が確保される。図1で見て、熱線10の全
長が単に車幅方向へ横断するのに比べて約30%長くな
ることにより電流は約30%減少するが、ガラス面部分
1aの加熱に有効な熱線長が約3倍になるために、単に
車幅方向へ横断する1本の熱線よりも発熱量は僅かに増
加する。
【0012】図3は別の実施の形態を示すもので、ハイ
マウントストップランプのレンズ23、33が台形もし
くは両端が半円状の長方形に形成されている場合も、そ
の周縁に沿ってレンズ周縁用熱線部21、31を形成す
る。
マウントストップランプのレンズ23、33が台形もし
くは両端が半円状の長方形に形成されている場合も、そ
の周縁に沿ってレンズ周縁用熱線部21、31を形成す
る。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明によれば、リヤパーセルシ
ェルフ上のハイマウントストップランプの側方の熱線を
廃止し、ストップランプレンズの周縁に対向するガラス
面部分に上方から熱線を案内することにより、省電力下
でストップランプレンズに対向するガラス面部分が加熱
され、しかもレンズの周縁に沿った線模様となるために
意匠性も向上する。
ェルフ上のハイマウントストップランプの側方の熱線を
廃止し、ストップランプレンズの周縁に対向するガラス
面部分に上方から熱線を案内することにより、省電力下
でストップランプレンズに対向するガラス面部分が加熱
され、しかもレンズの周縁に沿った線模様となるために
意匠性も向上する。
【図1】本発明の実施の形態による熱線構造を備えたリ
ヤウインドガラスの正面図である。
ヤウインドガラスの正面図である。
【図2】同リヤウインドガラス部分の断面図である。
【図3】別の実施の形態によるリヤウインドガラスの熱
線構造を示す正面図である。
線構造を示す正面図である。
【図4】従来の熱線構造を備えたリヤウインドガラスの
正面図である。
正面図である。
1 リヤウインドガラス 1a ガラス面部分 2 リヤパーセルシェルフ 3 ハイマウントストップランプ 3a、23、33 レンズ 10 最下位置の熱線 11、21、31 レンズ周縁用熱線部 12 入出力用熱線部
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス面に車幅方向へ複数条の熱線がプ
リントされると共に、ガラス面の中央下部を通して視認
されるように、リヤパーセルシェルフにハイマウントス
トップランプが配置されているリヤウインドガラスの熱
線構造において、 最下位置の熱線をハイマウントストップランプの上方位
置に設定すると共に、前記ハイマウントストップランプ
のレンズに対向するガラス面部分に、前記レンズの周縁
に沿ったレンズ周縁用熱線部を形成し、 このレンズ周縁用熱線部の前記レンズの上周縁に沿った
部分及び最下位置の熱線のそれぞれの車幅方向中央部間
に、前記レンズ周縁用熱線部に電流を入出力させる入出
力用熱線部を形成したことを特徴とするリヤウインドガ
ラスの熱線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8284627A JPH10112375A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | リヤウインドガラスの熱線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8284627A JPH10112375A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | リヤウインドガラスの熱線構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10112375A true JPH10112375A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17680922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8284627A Pending JPH10112375A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | リヤウインドガラスの熱線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10112375A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019017246A1 (ja) * | 2017-07-18 | 2019-01-24 | Agc株式会社 | 車両用窓ガラス |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP8284627A patent/JPH10112375A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019017246A1 (ja) * | 2017-07-18 | 2019-01-24 | Agc株式会社 | 車両用窓ガラス |
JPWO2019017246A1 (ja) * | 2017-07-18 | 2020-07-30 | Agc株式会社 | 車両用窓ガラス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |