JPH10111906A - 情報シンボル印刷媒体、情報シンボル印字装置及び情報シンボル読取装置 - Google Patents

情報シンボル印刷媒体、情報シンボル印字装置及び情報シンボル読取装置

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JPH10111906A
JPH10111906A JP8264345A JP26434596A JPH10111906A JP H10111906 A JPH10111906 A JP H10111906A JP 8264345 A JP8264345 A JP 8264345A JP 26434596 A JP26434596 A JP 26434596A JP H10111906 A JPH10111906 A JP H10111906A
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JP8264345A
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Makoto Sugiyama
誠 杉山
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報シンボルの正確な読取りを可能にする。 【解決手段】読取らせるべきデータをエンコードした2
次元マトリックスコードを各種形態で必要な間隔をおい
て互いに接近して2次元コードラベル上に複数個印字
し、この2次元コードラベル上のイメージを読取った時
に、1個のデコードが成功した時又は規定個数のデコー
ドが成功してデコード結果が一致した時に読取成功とす
る。2次元マトリックスコード中に位置情報が含まれて
いる場合には、その位置情報に基づいて読取位置の調整
制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報シンボルを
印字した情報シンボル印刷媒体、情報シンボルを印刷媒
体に印字する情報シンボル印字装置及び情報シンボル印
刷媒体から情報シンボルを読取る情報シンボル読取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図23は、従来の情報シンボル読取装置
としての固定式リーダの概略構成の一例を示す図であ
る。コンベア装置101上を荷物102が矢印P方向に
搬送される。この荷物102の上面には2次元マトリッ
クスコードが印刷された2次元コードラベル103が貼
付けてあり、コンベア装置101の所定位置に設置され
た光学式透過形の検出センサ104により荷物102の
先端が通過したことを検出し、この検出タイミングから
所定のタイミングで、コンベア装置101上に設置され
た固定カメラ105により2次元コードラベル103上
の2次元マトリックスコードを読取るようになってい
る。
【0003】コントローラ106は、検出センサ104
から検出信号を取込み、この検出信号により固定カメラ
105を制御し、この固定カメラ105により撮影した
イメージを取込み、この取込んだイメージから2次元マ
トリックスコードのイメージを切出してデコード処理
し、このデコード処理により得たコードデータを、ホス
トコンピュータ107等のデータ処理装置へ供給するよ
うになっている。
【0004】図24は、2次元コードラベル103の一
例を示す図である。情報シンボルには、この2次元コー
ドラベル103の例の2次元マトリックスコード以外に
も、図示しないが、その他の各種2次元コード、バーコ
ード等の各種1次元コードがある。この図24中の点線
で示す範囲は、固定カメラ105における読取範囲で、
2次元コードラベル103の荷物102への貼付け方や
荷物102のコンベア装置101上への載置の仕方によ
り、2次元コードラベル103に対して位置が異なるも
ので、第1の場合の読取範囲111では、2次元マトリ
ックスコードが中央に位置しており、この2次元マトリ
ックスコードが正確に読取られる可能性が高い。一方、
第2の場合の読取範囲112では、2次元マトリックス
コードの略半分が入っているだけで、この2次元マトリ
ックスコードを正確に読取ることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の2次元マトリックスコード等の情報シンボルを利用し
たシステムでは、情報シンボルが、情報シンボル読取装
置の読取範囲の中央に位置しなければ正確に読取られる
可能性が低くなり、読取範囲から一部でも外れた位置に
位置すると正確に読取ることはできなくなるという問題
があった。また、情報シンボルに汚れ等が付着していた
り、傷により欠落がある場合にも正確に読取ることはで
きなくなるという問題があった。
【0006】また、情報シンボルと情報シンボル読取装
置との間の距離が不特定の場合には、その距離が長くな
るに応じて、読取範囲が広くなり、見掛上の情報シンボ
ルの大きさが小さく変化する。従って、同じ大きさの情
報シンボルを読取っても、距離が長い場合には、見掛上
の情報シンボルが小さくなり、読取った情報シンボルの
解像度が低下する。このとき、解像度の低下は情報シン
ボルの読取り精度( 読取りの正確性 )の低下となるとい
う問題があった。また、情報シンボルを大きくすると、
距離が短い場合に読取範囲が狭くなり、情報シンボルが
読取範囲からずれやすくなり、正確な読取りができなく
なるという問題があった。
【0007】そこでこの発明は、情報シンボルの正確な
読取りを可能にする情報シンボル印刷媒体を提供するこ
とを目的とする。また、情報シンボルの正確な読取りを
可能にする情報シンボル印字装置を提供することを目的
とする。また、情報シンボルを正確に読取ることができ
る情報シンボル読取装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
複数個の情報シンボルを同一紙面上の予め設定された領
域に印字したものである。請求項2対応の発明は、請求
項1対応の発明において、複数個の情報シンボルは、全
て同一の情報内容を持ち、予め設定された各種形態で印
字したものである。 請求項3対応の発明は、請求項1
対応の発明において、領域内における配置位置を示す位
置情報を付加した情報内容を持つ情報シンボルであるも
のである。
【0009】請求項4対応の発明は、印字手段を備え、
印刷媒体に情報シンボルを印字する情報シンボル印字装
置において、印字する情報を入力する印字情報入力手段
と、この印字情報入力手段により入力された情報に基づ
いて、予め設定された領域に複数個の情報シンボルをそ
れぞれ予め設定された形態で印刷媒体に印字する印字制
御手段とを設けたものである。請求項5対応の発明は、
印字手段を備え、印刷媒体に情報シンボルを印字する情
報シンボル印字装置において、印字する情報を入力する
印字情報入力手段と、この印字情報入力手段により入力
された情報に基づき、しかも、予め設定された領域にお
ける配置位置を示す位置情報を付加した情報内容を持つ
複数個の情報シンボルを配置位置に印字する位置情報付
加印字制御手段とを設けたものである。
【0010】請求項6対応の発明は、情報シンボル印刷
媒体上の情報シンボルを読取る情報シンボル読取装置に
おいて、情報シンボル印刷媒体上に印字された情報シン
ボルが少なくとも2個分含まれる広さの読取範囲を有
し、印刷媒体上に印字されたイメージを読取るイメージ
読取手段と、このイメージ読取手段により読取ったイメ
ージに含まれる情報シンボルを1個ずつ解析する解析手
段と、この解析手段により情報シンボルの解析が成功し
たときに、この成功した解析結果を出力する出力手段と
を設けたものである。
【0011】請求項7対応の発明は、情報シンボル印刷
媒体上の情報シンボルを読取る情報シンボル読取装置に
おいて、情報シンボル印刷媒体上に印字された情報シン
ボルが少なくとも2個分含まれる広さの読取範囲を有
し、印刷媒体上に印字されたイメージを読取るイメージ
読取手段と、このイメージ読取手段により読取ったイメ
ージに含まれる情報シンボルを解析する解析手段と、こ
の解析手段により情報シンボルの解析が成功した結果に
ついて、解析結果どうしを比較し、比較結果から一致性
が確認された解析結果を出力する比較出力手段とを設け
たものである。
【0012】請求項8対応の発明は、情報シンボル印刷
媒体上に印字された情報シンボルを読取る情報シンボル
読取装置において、情報シンボル印刷媒体上に印字され
た情報シンボルが少なくとも2個含まれる広さの読取範
囲を有し、印刷媒体上からイメージを読取るイメージ読
取手段と、このイメージ読取手段により読取ったイメー
ジに含まれる情報シンボルを解析する解析手段と、この
解析手段により情報シンボルの解析が成功した結果から
位置情報が得られた場合には、この位置情報に基づいて
次回の読取位置を補正する次回読取位置補正手段とを設
けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1及び図10を参照して説明する。図1は、この発明を
適用した情報シンボル印刷媒体としての第1の種類の2
次元コードラベル1を示す図である。この2次元コード
ラベル1には、マトリックス状の配置3×3で合計9個
の同一データ内容の同一( 同一形態 )の2次元マトリッ
クスコード2が、少なくとも読取った全体のイメージか
ら2次元マトリックスコードのイメージ部分を切取るの
に必要な間隔( 隣接の2次元マトリックスコードのイメ
ージと区分けできる間隔 )をおいてしかも互いに接近し
て印字されている。
【0014】このような2次元コードラベル1において
は、従来の技術で説明した第1の場合の固定カメラの読
取範囲3には、6個の2次元マトリックスコードが確実
に入っており、第2の場合の読取範囲4には、2個の2
次元マトリックスコードが確実に入っている。従って、
いずれの場合でも、正確に2次元マトリックスコードを
デコードできる可能性が高い。
【0015】単純な計算ではあるが、読取範囲内にある
1個の2次元マトリックスコードのデコード不成功率(
誤読率 )が1/nであった場合、読取範囲内に2個のマ
トリックスコードがある場合には、各2次元マトリック
スコードに対してデコード不成功率は、( 1/n )×(
1/n )=( 1/n2 ) となる。すなわち、デコード不
成功率が低下する。また、図2に示すように、2次元コ
ードラベル1の一部が汚れた場合にも、全く汚れていな
い2次元マトリックスコードが存在する可能性が高く、
そのような2次元マトリックスコードが固定カメラの読
取範囲5の中に入っていれば、2次元マトリックスコー
ドの読取りが可能である。
【0016】このように第1の種類の2次元コードラベ
ルによれば、2次元コードラベル1上に同一データ内容
の同一の2次元マトリックスコードを、切取りに必要な
間隔をおいてしかも互いに接近して複数個配置して印字
していることにより、固定カメラの読取範囲の位置がず
れても、その読取範囲の中に2次元マトリックスコード
が入っている可能性が高く、しかも一部に汚れ等があっ
ても汚れていない2次元マトリックスコードがあり、2
次元マトリックスコードの正確な読取りを可能にするこ
とができる。しかも、読取範囲内に複数個の2次元マト
リックスコードが入っていれば、デコード不成功率が低
下して、より正確な読取りを可能にすることができる。
【0017】図3は、この発明を適用した情報シンボル
印刷媒体としての第2の種類の2次元コードラベル11
を示す図である。この2次元コードラベル11には、略
マトリックス状の配置3×3で合計9個の同一データ内
容の各種サイズ( 形態の1種類 )の2次元マトリックス
コード12-1〜12-9が、少なくとも読取った全体のイ
メージから2次元マトリックスコードのイメージ部分を
切取るのに必要な間隔をおいてしかも互いに接近して印
字されている。
【0018】このような2次元コードラベル11におい
ては、固定カメラと2次元コードラベル11との間の距
離が短く、固定カメラの読取範囲が小さい場合、サイズ
の大きな2次元マトリックスコードは読取範囲から外れ
やすくなるが、サイズの小さな2次元マトリックスコー
ドは読取範囲の中に入っている可能性が比較的に高い。
このとき、2次元コードラベル11上での単位面積当
たりの解像度は高いため、サイズの小さな2次元マトリ
ックスコードでも正確にデコードすることが可能であ
る。
【0019】また、固定カメラと2次元コードラベル1
1との間の距離が長く、固定カメラの読取範囲が大きい
場合、読取範囲の中にサイズの大きな2次元マトリック
スコードが入る可能性が高くなり、2次元コードラベル
11上での単位面積当たりの解像度が低くても、サイズ
の大きな2次元マトリックスコードならば正確にデコー
ドすることが可能である。
【0020】このように第2の種類の2次元コードラベ
ルによれば、2次元コードラベル11上に同一データ内
容の各種サイズ( 形態の1種類 )の2次元マトリックス
コードが、少なくとも読取った全体のイメージから2次
元マトリックスコードのイメージ部分を切取るのに必要
な間隔をおいて、しかも互いに接近して複数個配置して
印字していることにより、固定カメラと2次元コードラ
ベルとの距離の変化による読取範囲の広さ及び解像度の
変化に対して、読取ったイメージの中に適切なサイズの
2次元マトリックスコードが含まれており、2次元マト
リックスコードの正確な読取りを可能にすることができ
る。
【0021】図4は、この発明を適用した情報シンボル
印刷媒体としての第3の種類の2次元コードラベル21
を示す図である。この2次元コードラベル21には、略
マトリックス状の配置3×3で合計9個の同一データ内
容の各種傾き( 形態の1種類 )を持った2次元マトリッ
クスコード22-1〜22-9が、少なくとも読取った全体
のイメージから2次元マトリックスコードのイメージ部
分を切取るのに必要な間隔をおいてしかも互いに接近し
て印字されている。
【0022】このような2次元コードラベル21におい
ては、固定カメラと2次元コードラベル11との位置関
係において、2次元コードラベル上の各種傾きを持つ2
次元マトリックスコードのうち、基本単位であるセグメ
ントの列方向が、固定カメラの撮像素子の配列方向と平
行な又は近似的に平行な2次元マトリックスコードが存
在する。従って、固定カメラに対して2次元コードラベ
ル21が傾いても、固定カメラの撮像素子の配列方向と
平行な又は近似的に平行な2次元マトリックスコードが
読取ったイメージの中に含まれている。
【0023】ここで、固定カメラの撮像素子の配列方向
と2次元マトリックスコードの傾きの関係を説明する。
例えば、固定カメラの撮像素子の配列方向と平行な2次
元マトリックスコード及び45°傾けた2次元マトリッ
クスコードを図5( a )及び図5( b )に示す。この図
5中において点線円で囲んだセグメント23,24のイ
メージと固定カメラの撮像素子との対応を図6( a )及
び図6( b )に示す。この図6( a )及び図6( b )に
おいて、各撮像素子毎にセグメントの占有面積から2値
化してデジタルイメージとしたものを図7( a )及び図
7( b )に示す。
【0024】この図7( a )及び図7( b )に示すよう
に、固定カメラの撮像素子の配列方向と平行な2次元マ
トリックスコードのセグメント23は、ほとんど図7(
a )に示すように、忠実にデジタルイメージに変換され
ているが、固定カメラの撮像素子の配列方向と45°傾
けた2次元マトリックスコードのセグメント24は、図
7( b )に示すように、歪んだデジタルイメージに変換
されてしまい。デコード処理において正確性が低下す
る。
【0025】従って、固定カメラの撮像素子の配列方向
と平行な又は近似的に平行な2次元マトリックスコード
ならば、正確にデコードすることが可能である。
【0026】このように第3の種類の2次元コードラベ
ルによれば、2次元コードラベル21上に同一データ内
容の各種傾き( 形態の1種類 )を持った2次元マトリッ
クスコードが、少なくとも読取った全体のイメージから
2次元マトリックスコードのイメージ部分を切取るのに
必要な間隔をおいてしかも互いに接近して複数個配置し
て印字していることにより、固定カメラに対して2次元
コードラベルが傾いている場合にも、固定カメラの撮像
素子の配列方向と平行な又は近似的に平行な2次元マト
リックスコードが含まれており、2次元マトリックスコ
ードの正確な読取りを可能にすることができる。
【0027】図8は、この発明を適用した情報シンボル
印刷媒体としての第4の種類の2次元コードラベル31
を示す図である。この2次元コードラベル31には、略
マトリックス状の配置3×3で合計9個のそれぞれ配置
位置の位置情報が付加されたデータ内容を持つ2次元マ
トリックスコード32-1〜32-9が、少なくとも読取っ
た全体のイメージから2次元マトリックスコードのイメ
ージ部分を切取るのに必要な間隔をおいてしかも互いに
接近して印字されている。
【0028】それらの2次元マトリックスコード32-1
〜32-9は、例えば左上に配置された2次元マトリック
スコード32-7は、左上であることを示すデータ( R1
C1=1行1列目:位置情報 )が読取らせるべきデータ
( ABC−123456 )の先頭に付加してエンコード
( R1C1,ABC−123456 )されており、右下
に配置された2次元マトリックスコード32-3は、右下
であることを示すデータ( R3C3=3行3列目:位置
情報 )が読取らせるべきデータ( ABC−123456
)の先頭に付加してエンコード( R3C3,ABC−1
23456 )されているものである。
【0029】このような2次元コードラベル31におい
ては、2次元コード読取装置へ読取った2次元マトリッ
クスコードの2次元コードラベル上の位置を知らせるこ
とが可能となる。
【0030】このように第4の種類の2次元コードラベ
ルによれば、2次元コードラベル31上に、この2次元
コードラベル上の配置位置を示すデータが読取らせるべ
きデータに付加してエンコードされた2次元マトリック
スコードが、少なくとも読取った全体のイメージから2
次元マトリックスコードのイメージ部分を切取るのに必
要な間隔をおいてしかも互いに接近して複数個印字して
いることにより、読取装置に対して読取らせるべきデー
タを読取らせることができる。さらに、読取った2次元
マトリックスコードの2次元コードラベル31上の位置
を知らせて、以後の読取範囲の中央に2次元マトリック
スコード群の中央を位置決めすることが簡単となり、2
次元マトリックスコードのより正確な読取りを可能にす
ることができる。
【0031】なお、第1の種類乃至第4の種類の2次元
コードラベルの2次元マトリックスコードを印字する領
域には、2次元マトリックスコードのみを印字した例で
説明したが、この発明はこれに限定されるものではな
く、他のイメージ、例えば文字、記号や全く別の情報を
持つコード等が含まれて印字されても良いものである。
【0032】図9は、この発明を適用した情報シンボル
印字装置として上述した第1の種類乃至第4の種類の2
次元コードラベルを選択的に印字するラベルプリンタの
要部回路構成を示すブロック図である。41は、制御部
本体を構成するCPU(central processing unit )であ
る。
【0033】このCPU41が行う処理のプログラムデ
ータが記憶されたROM(read onlymemory)42、前記
CPU41が処理を行う時に使用する各種メモリのエリ
アが形成されたRAM(random access memory)43、各
種データが記憶保存される不揮発性の又はバッテリーバ
ックアップされたメモリ44、印字データをビットイメ
ージに展開するための印字バッファ45は、それぞれシ
ステムバス46を介して前記CPU41と接続されてい
る。
【0034】また、前記CPU41は前記システムバス
46を介して、印字ヘッド47を制御するヘッドコント
ローラ48、ラベル用紙の搬送等の駆動源としてのモー
タ49を制御するモータコントローラ50、各種操作を
行うと共に各種表示を行う操作パネル51とのデータの
伝送制御を行う操作パネルインターフェイス52、外部
装置( 回線 )とのデータの伝送制御を行う通信インター
フェイス53等と接続されている。前記メモリ44に
は、左上、左中央、左下、中央上、中央、中央下、右
上、右中央、右下を示すデータ( 例えば左上のデータは
R1C1、右下のデータはR3C3である )がテーブル
として記憶された位置コードエリア44-1が形成されて
いる。
【0035】なお、前記操作パネル51は印字情報入力
手段を構成している。
【0036】図10は、前記CPU41が行うラベル発
行処理の流れを示す図である。まず、操作パネル51か
ら入力されたデータ( 対象となる読取装置に読取られる
べきデータ )をエンコードした2次元マトリックスコー
ドのドットイメージをRAM43に作成する。
【0037】次に、操作パネル51における操作に基づ
いて標準モードか否かを判断する。ここで、標準モード
と判断すると、単純複数化処理として、RAM43に作
成したドットイメージをコピーしながら、予め設定され
たピッチでマトリックス状の配置3×3で、例えば図1
に示すような9個の2次元マトリックスコードを含む2
次元コードラベルのドットイメージを印字バッファ45
に展開し、この印字バッファ45に展開されたドットイ
メージに基づいて2次元コードラベルを印字して( 印字
制御手段 )、このラベル発行処理を終了する。
【0038】また、標準モードではないと判断すると、
操作パネル51における操作に基づいてサイズモードか
否かを判断する。ここで、サイズモードと判断すると、
拡大・縮小複数化処理として、RAM43に作成したド
ットイメージを拡大処理又は縮小処理しながら、予め設
定されたピッチで略マトリックス状の配置3×3で、例
えば図3に示すような9個の2次元マトリックスコード
を含む2次元コードラベルのドットイメージを印字バッ
ファ45に展開し、この印字バッファ45に展開された
ドットイメージに基づいて2次元コードラベルを印字し
て( 印字制御手段 )、このラベル発行処理を終了する。
【0039】また、サイズモードではないと判断する
と、操作パネル51における操作に基づいて傾きモード
か否かを判断する。ここで、傾きモードと判断すると、
回転複数化処理として、RAM43に作成したドットイ
メージを予め設定された各種角度( 例えば30°、90
°、135°、240°、270°、315°、…等 )
で回転処理しながら、予め設定されたピッチで略マトリ
ックス状の配置3×3で、例えば図4に示すような9個
の2次元マトリックスコードを含む2次元コードラベル
のドットイメージを印字バッファ45に展開し、この印
字バッファ45に展開されたドットイメージに基づいて
2次元コードラベルを印字して( 印字制御手段 )、この
ラベル発行処理を終了する。
【0040】また、傾きモードではないと判断すると、
操作パネル51における操作に基づいて位置合せモード
か否かを判断する。ここで、位置合せモードと判断する
と、メモリ44の位置コードエリア44-1から2次元コ
ードラベル上の位置を示すコード( 例えば左上、右下、
… )を呼出し、位置合せモードの編集処理として、RA
M43に作成したドットイメージに基づいてそのデータ
にその呼出したコードを付加した2次元マトリックスコ
ードドットイメージを展開しながら、予め設定されたピ
ッチでマトリックス状の配置3×3で、例えば図8に示
すような9個の2次元マトリックスコードを含む2次元
コードラベルのドットイメージを印字バッファ45に展
開し、この印字バッファ45に展開されたドットイメー
ジに基づいて2次元コードラベルを印字して(位置情報
付加印字制御手段 )、このラベル発行処理を終了する。
【0041】また、位置合せモードではないと判断する
と、単一モードの編集処理として、RAM43に作成し
たドットイメージを使用して、1個の2次元マトリック
スコードを含む例えば従来の技術で説明した( 図24参
照 )ような2次元コードラベルのドットイメージを印字
バッファ45に展開し、この印字バッファ45に展開さ
れたドットイメージに基づいて2次元コードラベルを印
字して、このラベル発行処理を終了する。
【0042】このような構成のラベルプリンタにおいて
は、操作パネル51で読取らせるべきデータ( 例えばA
BC−123456 )を入力した後、モードを設定す
る。ここで、標準モードが設定されている場合には、図
1に示すような第1の種類の同一データ内容の同一の複
数個の2次元マトリックスコードが印字された2次元コ
ードラベルが発行される。また、サイズモードが設定さ
れている場合には、図3に示すような第2の種類の同一
データ内容の各種サイズの複数個の2次元マトリックス
コードが印字された2次元コードラベルが発行される。
【0043】また、傾きモードが設定されている場合に
は、図4に示すような第3の種類の同一データ内容の各
種傾きを持つ複数個の2次元コードラベルが発行され
る。また、位置合せモードが設定されている場合には、
図8に示すような第4の種類の位置情報を読取らせるべ
きデータに付加してエンコードした2次元マトリックス
コードが複数個印字された2次元コードラベルが発行さ
れる。上述したいずれのモードも設定されていない場合
には、単一モードとして、図24に示すような従来の2
次元コードラベルが発行される。
【0044】このようにこのラベルプリンタによれば、
操作パネル51により読取らせるべきデータを入力し、
同一データ内容の各種形態の複数個の2次元マトリック
スコードを印字した2次元コードラベル又は位置情報を
付加してエンコードした2次元マトリックスコードを複
数個印字した2次元コードラベルを発行する各種モード
を選択することにより、同一データ内容の各種形態の複
数個の2次元マトリックスコードを印字した2次元コー
ドラベル又は位置情報を付加してエンコードした2次元
マトリックスコードを複数個印字した2次元コードラベ
ルのいずれか所望のものを簡単に発行することができ
る。従って、固定カメラと2次元コードラベルとの位置
関係等の読取条件に応じて2次元マトリックスコードの
正確な読取りを可能にすることができる。
【0045】なお、このラベルプリンタでは、標準モー
ド、サイズモード、傾きモード、位置合せモードが全部
自由に選択できるものについて説明したが、この発明は
これに限定されるものではなく、例えば、それらのモー
ドのうち1つのモードしか備えていないものでも良く、
また、位置合せモードのみがないなど、各種組合わせが
可能である。また、このラベルプリンタでは、2次元コ
ードラベルを印字するラベルプリンタの例で説明した
が、この発明はこれに限定されるものではなく、ラベル
以外の各種印刷媒体に印字する各種プリンタにも適用で
きるものである。
【0046】この発明の第2の実施の形態を図11及び
図12を参照して説明する。
【0047】図11は、この発明を適用した情報シンボ
ル読取装置としての固定式リーダの要部回路構成を示す
ブロック図である。なお、この固定式リーダの概略の構
成は従来の技術( 図23参照 )に示したものと同様であ
る。61は、制御部本体を構成するCPUである。この
CPU61が行う処理のプログラムデータが記憶された
ROM62、前記CPU61が処理を行うときに使用す
る各種メモリのエリアが形成されたRAM63、切出さ
れたシンボルイメージをデコードするためのデコード回
路64、2次元コードデータを処理するホストコンピュ
ータ65等のデータ処理装置と回線を介して接続し、デ
ータの伝送制御を行う通信インターフェイス66は、そ
れぞれシステムバス67を介して前記CPU61と接続
されている。
【0048】また、前記CPU61は前記システムバス
67を介して、2次元コードラベルが貼付けられた物品
を搬送するコンベア装置68及びこのコンベア装置68
で搬送される物品を所定の位置で検出する光学式透過形
の検出センサ69に対して制御信号及び検出信号等の信
号が入出力されるI/O(input/output)ポート70、前
記コンベア装置68の上方に配置され、このコンベア装
置68で搬送される物品の上面に貼付けられた2次元コ
ードラベルのイメージを読取るイメージ読取手段として
の固定カメラ71から出力されたイメージ信号( テレビ
ジョン信号 )をデジタル信号に変換し、2次元マトリッ
クスコードに該当するイメージ部分を切出すイメージ信
号処理回路72等と接続されている。
【0049】なお、従来の技術で説明したコントローラ
は、前記CPU61、前記ROM62、前記RAM6
3、前記デコード回路64、前記通信インターフェイス
66、前記システムバス67、前記I/Oポート70、
前記イメージ信号処理回路72から構成されている。
【0050】図12は、前記CPU61が行う2次元マ
トリックスコード読取処理の流れを示す図である。ま
ず、ステップ1( ST1 )の処理として、検出センサ6
9から出力された検出信号に基づいて、物品が検出され
るまでの待機状態となっている。物品が検出されると、
所定の取込タイミングで、固定カメラ71からイメージ
信号をイメージ信号処理回路72を介して取込み、ステ
ップ2( ST2 )の処理として、イメージ信号処理回路
72で得られたデジタル信号( イメージデータ )から、
まだデコードしていない2次元マトリックスコードに該
当するイメージデータの部分( 以下シンボルイメージと
称する )を切出す( シンボルイメージ切出処理 )。
【0051】このとき、切出せたシンボルイメージが有
るか否かを判断する。ここで、切出せたシンボルイメー
ジがないと判断すると、デコード失敗を報知する信号(
又はデータ )をホストコンピュータ65へ出力し、再び
前述のステップ1の処理へ戻るようになっている。
【0052】また、切出せたシンボルイメージが有ると
判断すると、このシンボルイメージをデコード回路64
を使用してデコード処理する。このとき、このデコード
処理が成功したか否かを判断する( 解析手段 )。ここ
で、デコード処理が成功しなかったと判断すると、再び
前述のステップ2の処理へ戻るようになっている。ま
た、デコード処理が成功したと判断すると、このデコー
ド処理の結果( 2次元マトリックスコードデータ )をホ
ストコンピュータ65へ出力して( 出力手段)、再び前
述のステップ1の処理へ戻るようになっている。
【0053】このような構成の第2の実施の形態におい
ては、前述の第1の種類、第2の種類、第3の種類の2
次元コードラベルを使用することができる。すなわち、
同一データ内容の同一の2次元マトリックスコードが9
個印字された例えば図1に示すような2次元コードラベ
ル、同一データ内容の各種サイズの2次元マトリックス
コードが9個印字された例えば図3に示すような2次元
コードラベル、同一データ内容の各種傾きを持つ2次元
マトリックスコードが9個印字された例えば図4に示す
ような2次元コードラベルを使用することができる。
【0054】このような2次元コードラベルを使用する
と、この2次元コードラベルから固定カメラ71で読取
られたイメージデータから、デコード処理が成功するま
で、デコード処理していないシンボルイメージを1個ず
つ切出してデコードを行う。デコード処理が成功する
と、その時点で、読取成功として、そのデコード結果の
2次元マトリックスコードデータをホストコンピュータ
65に出力し、読取処理を終了する。
【0055】従って、図1に示すような2次元コードラ
ベルを使用した場合には、固定カメラ71の読取範囲と
2次元コードラベルとの位置関係がずれていても、固定
カメラ71の読取範囲に複数個の2次元マトリックスコ
ードが入る可能性が高く、複数個の2次元マトリックス
コードのシンボルイメージをデコードするので、デコー
ド不成功率を著しく低下する。また、図3に示すような
2次元コードラベルを使用した場合には、固定カメラ7
1と2次元コードラベルとの間の距離が変化しても、固
定カメラ71の読取範囲に解像度的に最適なサイズの2
次元マトリックスコードが入っている可能性が高く、デ
コードの読取精度の低下が防止される。また、図4に示
すような2次元コードラベルを使用した場合には、固定
カメラ71の撮像素子列の配列方向に対する2次元コー
ドラベルの傾きがどのような関係であっても、必ず固定
カメラ71の撮像素子列の配列方向と平行な又は近似的
に平行な2次元マトリックスコードが存在して、デコー
ドの読取精度の低下が防止される。
【0056】このように第2の実施の形態によれば、固
定カメラ71により2次元コードラベルから読取ったイ
メージデータから1個ずつ2次元マトリックスコードに
対応するシンボルイメージを切出してデコードし、デコ
ード成功した時点で、読取成功として、デコードして得
た2次元マトリックスコードデータを出力して読取終了
とすることにより、同一データ内容の各種形態の2次元
マトリックスコードが複数個印字された2次元コードラ
ベルから、2次元マトリックスコードを確実に短時間で
しかも正確に読取ることができる。
【0057】この発明の第3の実施の形態を図13を参
照して説明する。なお、この第3の実施の形態は、前述
の第2の実施の形態と要部回路構成は同一であり、異な
る点は、2次元マトリックスコード読取処理の流れであ
るので、同一部材には同一符号を付して、要部回路構成
の説明は省略する。図13は、前記CPU61が行う2
次元マトリックスコード読取処理の流れを示す図であ
る。まず、ステップ3( ST3 )の処理として、検出セ
ンサ69から出力された検出信号に基づいて、物品が検
出されるまでの待機状態となっている。物品が検出され
ると、固定カメラ71からイメージ信号をイメージ信号
処理回路72を介して取込み、RAM63に形成された
カウンタnに数値0を設定する。 次に、ステップ4(
ST4 )の処理として、イメージ信号処理回路72で得
られたデジタル信号( イメージデータ )からまだデコー
ドしていない2次元マトリックスコードに該当するイメ
ージデータの部分( 以下シンボルイメージと称する )を
切出す( シンボルイメージ切出処理 )。
【0058】このとき、切出せたシンボルイメージが有
るか否かを判断する。ここで、切出せたシンボルイメー
ジがないと判断すると、デコード失敗を報知する信号(
又はデータ )をホストコンピュータ65へ出力し、再び
前述のステップ3の処理へ戻るようになっている。ま
た、切出せたシンボルイメージが有ると判断すると、こ
のシンボルイメージをデコード回路64を使用してデコ
ード処理する。このとき、このデコード処理が成功した
か否かを判断する。ここで、デコード処理が成功したと
判断した場合にのみ、カウンタnのカウント値nに対し
て+1の加算更新処理を行う。
【0059】次に、カウンタnのカウント値nが予め(
読取成功規定値として )設定された数値N以上か否かを
判断する。ここで、カウンタnのカウント値nが数値N
以上ではないと判断すると、再び前述のステップ4の処
理へ戻るようになっている。また、カウンタnのカウン
ト値nが数値N以上であると判断すると、成功したデコ
ード処理に得られたN個のデコード結果( 2次元マトリ
ックスコードデータ)を互いに比較し、一致していると
判定できるか否かを判断する。
【0060】ここで、一致している判定できないと判断
すると、デコード失敗を報知する信号( 又はデータ )を
ホストコンピュータ65へ出力し、再び前述のステップ
3の処理へ戻るようになっている。また、一致している
と判定できると判断すると、その一致しているデコード
結果( 2次元マトリックスコードデータ )をホストコン
ピュータ65へ出力して(比較出力手段 )、再び前述の
ステップ3の処理へ戻るようになっている。
【0061】このような構成の第3の実施の形態におい
て、前述の第1の種類、第2の種類、第3の種類の2次
元コードラベルを使用することができるが、基本的に
は、第1の種類の2次元コードラベルが最も効果を得る
ことができる。このような2次元コードラベルを使用す
ると、この2次元コードラベルから固定カメラ71で読
取られたイメージデータから、複数個の2次元マトリッ
クスコードのイメージデータが切出され、予め設定され
た読取成功の規定数値N以上デコードが成功したとき
に、そのN個のデコード結果を比較し、それらのデコー
ド結果が一致していると、読取成功として、その一致し
たデコード結果の2次元マトリックスコードデータをホ
ストコンピュータ65に出力し、読取処理を終了する。
【0062】このように第3の実施の形態によれば、固
定カメラ71により2次元コードラベルから読取ったイ
メージデータから2次元マトリックスコードに対応する
シンボルイメージを切出してデコードし、予め設定され
た読取成功規定数値N以上デコードが成功したときに、
それらN個のデコード結果を比較し、それらのデコード
結果が一致していると、読取成功として、一致したデコ
ード結果の2次元マトリックスコードデータを出力して
読取終了とすることにより、同一データ内容の各種形態
又は同一の2次元マトリックスコードが複数個印字され
た2次元コードラベルから、2次元マトリックスコード
を確実にしかも高い精度で正確に読取ることができる。
【0063】この発明の第4の実施の形態を図14乃至
図19を参照して説明する。なお、この第4の実施の形
態と前述の第2の実施の形態の要部回路構成の違いは、
固定カメラを複数台備えた点で、ほとんどの回路構成は
同一であるので、同一部材には同一符号を付してその説
明は省略する。図14は、この発明を適用した情報シン
ボル読取装置としての固定式リーダの概略構成を示す図
である。
【0064】コンベア装置81上を荷物82が矢印P方
向に搬送される。この荷物82の上面には2次元マトリ
ックスコードが印刷された2次元コードラベル83が貼
付けてあり、前記コンベア装置81の所定位置に設置さ
れた光学式透過形の検出センサ84により前記荷物82
の先端が通過したことを検出し、この検出タイミングか
ら所定のタイミングで、前記コンベア装置81上に設置
された第1の固定カメラ85、第2の固定カメラ86、
第3の固定カメラ87の3台の固定カメラにより、前記
2次元コードラベル83上の2次元マトリックスコード
を読取るようになっている。
【0065】前記3台の固定カメラ85,86,87の
前記コンベア装置81上への読取範囲85-1,86-1,
87-1は、図15に示すように、前記コンベア装置81
の搬送方向Pに対して直交する方向の、前記コンベア装
置81の幅の搬送可能範囲の全域を収めるように重なり
を持ってずれて配列されていると共に、搬送方向Pに所
定量だけずれて配列されている。コントローラ88は、
前記検出センサ84からの検出信号を取込み、この検出
信号により前記固定カメラ85,86,87を制御し、
これらの固定カメラ85,86,87によりそれぞれ撮
影したイメージを必要に応じて取込み、この取込んだイ
メージから2次元マトリックスコードのイメージを切出
してデコード処理し、このデコード処理により得たコー
ドデータをホストコンピュータ89等のデータ処理装置
へ供給するようになっている。
【0066】図16は、固定式リーダの要部回路構成を
示すブロック図である。この固定式リーダは、前記CP
U61、前記ROM62、前記RAM63、前記デコー
ド回路64、前記ホストコンピュータ65、前記通信イ
ンターフェイス66、前記コンベア装置68、前記検出
センサ69、前記I/Oポート70、前記第1の固定カ
メラ85、前記第2の固定カメラ86、前記第3の固定
カメラ87、これら3台の固定カメラ85,86,87
から出力されたイメージ信号( テレビジョン信号 )を択
一的又は選択的又は順番にデジタル信号に変換し、2次
元マトリックスコードに該当するイメージ部分を切出す
イメージ信号処理回路90等から構成されている。な
お、前記RAM63はバッテリーバックアップされてい
る。
【0067】図17は、前記CPU61が行う2次元マ
トリックスコード読取処理の流れを示す図である。ま
ず、検出センサ69から出力された検出信号に基づい
て、物品が検出されるまでの待機状態となっている。物
品が検出されると、RAM63に形成された補正値エリ
アから補正パラメータを呼出し、ステップ11( ST1
1 )の処理として、後述する補正パラメータによるイメ
ージ取込処理を行う。
【0068】このイメージ取込処理を終了すると、ステ
ップ12( ST12 )の処理として、イメージ信号処理
回路90で得られたデジタル信号( イメージデータ )か
ら、まだデコードしていない2次元マトリックスコード
に該当するイメージデータの部分( 以下シンボルイメー
ジと称する )を切出す( シンボルイメージ切出処理 )。
このとき、切出せたシンボルイメージがあるか否かを
判断する。ここで、切出せたシンボルイメージがないと
判断すると、デコード失敗を報知する信号( 又はデータ
)をホストコンピュータ65へ出力し、この2次元マト
リックスコード読取処理を終了するようになっている。
【0069】また、切出せたシンボルイメージが有ると
判断すると、このシンボルイメージをデコード回路64
を使用してデコード処理する。このとき、このデコード
処理が成功したか否かを判断する( 解析手段 )。ここ
で、デコード処理が成功しなかったと判断すると、再び
前述のステップ12の処理へ戻るようになっている。
【0070】また、デコード処理が成功したと判断する
と、このデコード処理の結果( 2次元マトリックスコー
ドの読取らせるべきデータ部分 )をホストコンピュータ
65へ出力する。次に、ステップ13( ST13 )の処
理として、後述する補正パラメータ更新処理を行い、こ
の補正パラメータ更新処理を終了すると、この2次元マ
トリックスコード読取処理を終了するようになってい
る。
【0071】図18は、前記CPU61が前述の2次元
マトリックスコード読取処理のステップ11で行う補正
パラメータによるイメージ取込処理の流れを示す図であ
る。まず、補正パラメータに設定されている固定カメラ
を指定するパラメータに基づいて、指定された固定カメ
ラから出力されるイメージ信号の入力及び信号処理を可
能にする。次に、補正パラメータに設定されている取込
タイミングのパラメータに基づいて、検出センサ69の
検出タイミングからイメージを取込むための取込タイミ
ングを補正する。次に、イメージ信号処理回路90を介
して、指定された固定カメラからイメージ信号を補正し
た取込みタイミングで取込む。このイメージ信号の取込
みが終了すると、この補正パラメータによるイメージ取
込処理を終了するようになっている。
【0072】図19は、前記CPU61が前述の2次元
マトリックスコード読取処理のステップ13で行う次回
読取位置補正手段としての補正パラメータ更新処理の流
れを示す図である。まず、成功したデコード結果の2次
元マトリックスコードに読取るべきデータと共にエンコ
ードされた位置情報( 座標 )を解析する。次に、このデ
コード成功したシンボルイメージの読取範囲における座
標を調査する。次に、上述した2つの座標におけるコン
ベア装置68の搬送方向のずれを計算し、この搬送方向
のずれを補正するための取込タイミングのパラメータを
作成して、RAM63の補正値エリアの補正パラメータ
の1つとして設定する。次に、上述した2つの座標にお
ける搬送方向に直交する方向のずれを計算し、この搬送
方向に直交する方向のずれに基づいて、最適な固定カメ
ラを選択して、その最適な固定カメラを指定するパラメ
ータをRAM63の補正値エリアの補正パラメータの1
つとして設定する。この最適な固定カメラを指定するパ
ラメータの設定を終了すると、この補正パラメータ更新
処理を終了するようになっている。
【0073】このような構成の第4の実施の形態におい
て、前述の第4の種類の2次元コードラベルを使用する
ことができる。すなわち、2次元コードラベル上の位置
情報が読取らせるべきデータに付加されてエンコードさ
れた2次元マトリックスコードが9個印字された例えば
図8に示すような2次元コードラベルを使用することが
できる。RAM63の補正値エリアに記憶された補正パ
ラメータに基づいて、この2次元コードラベルから指定
された固定カメラ( 85又は86又は87 )により予め
設定された取込タイミングで読取られたイメージデータ
からシンボルイメージを切出し、デコード処理が成功し
たシンボルイメージから読取るべきデータと共にそのシ
ンボルイメージ( 2次元マトリックスコードのイメージ
)の2次元コードラベル上の配置位置の情報が読取られ
る。
【0074】この位置情報とそのシンボルイメージの実
際の配置位置とからそれらの座標のずれが補正されるよ
うに補正パラメータが更新される。従って、次の読取り
時には、この更新された補正パラメータに基づいて2次
元マトリックスコードが読取られることになり、指定さ
れた固定カメラの読取範囲の中央に2次元コードラベル
の9個の2次元マトリックスコードの中心がほぼ位置す
るようになる。
【0075】このように第4の実施の形態によれば、コ
ンベア装置81の幅の搬送可能範囲の全域を収めるよう
に重なりを持ってずれて配列されていると共に搬送方向
に所定両だけずれて配列された3台の固定カメラ85,
86,87を備え、補正パラメータに基づいて固定カメ
ラを指定し、イメージの取込タイミングを制御して、2
次元コードラベルから2次元マトリックスコードを読
取、この2次元マトリックスコードから位置情報を読取
って、補正パラメータを更新することにより、次の読取
りにおいて、2次元コードラベルの2次元マトリックス
コードを指定した固定カメラの読取範囲の中央に位置決
めすることができ、2次元マトリックスコードを確実に
しかも高い精度で正確に読取ることができる。
【0076】なお、この第4の実施の形態ではデコード
が成功すると、読取成功として、1つのデコード結果
で、ホストコンピュータ65へ読取るべきデータを出力
し、補正パラメータの更新を行うようになっていたが、
前述の第3の実施の形態のように、規定数だけデコード
成功した時に、デコード結果を比較して、読取るべきデ
ータの一致から読取成功を判定し、一致した読取るべき
データが得られたときに、そのデータをホストコンピュ
ータ65へ出力し、各デコード結果から補正パラメータ
の更新を行うようにしても良いものである。
【0077】この発明の第5の実施の形態を図20乃至
図22を参照して説明する。前述の第4の実施の形態で
は複数台の固定カメラを備えたものについて説明した
が、この第5の実施の形態では、1台の固定カメラをコ
ンベア装置の幅方向( 搬送方向に対して直交する方向 )
に移動させる移動機構を備えたものについて説明する。
従って、この第5の実施の形態も前述の第2の実施の形
態とほとんどの回路構成は同一であるので、同一部材に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0078】図20は、この発明を適用した情報シンボ
ル読取装置としての固定式リーダの要部回路構成を示す
ブロック図である。この固定式リーダは、前記CPU6
1、前記ROM62、前記RAM63、前記デコード回
路64、前記ホストコンピュータ65、前記通信インタ
ーフェイス66、前記コンベア装置68、前記検出セン
サ69、前記I/Oポート70、前記イメージ信号処理
回路70、前記固定カメラ71、この固定カメラ71を
コンベア装置68の幅方向に移動させるための固定カメ
ラ移動機構部72等とから構成されている。この固定カ
メラ移動機構部72は、前記システムバス67を介して
前記CPU61と接続されており、図示しないが、前記
固定カメラ71を支持する部材、この支持部材が決めら
れた位置を移動するためガイド部材、動力源としてのモ
ータ等から構成されている。
【0079】前記CPU61は、図17に示す2次元マ
トリックスコード読取処理を行うが、この2次元マトリ
ックスコード読取処理のステップ11では、図21に示
す補正パラメータによるイメージ取込処理を行い、その
ステップ13では、図22に示す補正パラメータ更新処
理を行う。図21に示す補正パラメータによるイメージ
取込処理では、まず、補正パラメータに設定されている
固定カメラ71の位置補正のパラメータに基づいて、固
定カメラ移動機構部72を制御して、固定カメラ71を
必要に応じて移動させて、固定カメラ71の位置を補正
する。
【0080】次に、補正パラメータに設定されている取
込タイミングのパラメータに基づいて、検出センサ69
の検出タイミングからイメージを取込むための取込みタ
イミングを補正する。次に、イメージ信号処理回路90
を介して、固定カメラからイメージ信号を補正した取込
タイミングで取込む。このイメージ信号の取込みが終了
すると、この補正パラメータによるイメージ取込処理を
終了するようになっている。
【0081】図22に示す次回読取位置補正手段として
の補正パラメータ更新処理では、まず、成功したデコー
ド結果の2次元マトリックスコードに読取るべきデータ
と共にエンコードされた位置情報( 座標 )を解析する。
次に、このデコード成功したシンボルイメージの読取範
囲における座標を調査する。次に、上述した2つの座標
におけるコンベア装置68の搬送方向のずれを計算し、
この搬送方向のずれを補正するための取込タイミングの
パラメータを作成して、RAM63の補正値エリアの補
正パラメータの1つとして設定する。
【0082】次に、上述した2つの座標における搬送方
向に直交する方向のずれを計算し、この搬送方向に直交
する方向のずれに基づいて、この搬送方向に直交する方
向のずれを補正するための固定カメラ71の位置補正の
パラメータを作成して、RAM63の補正値エリアの補
正パラメータの1つとして設定する。この固定カメラ7
1の位置補正のパラメータの設定を終了すると、この補
正パラメータ更新処理を終了するようになっている。
【0083】このような構成の第5の実施の形態におい
て、前述の第4の種類の2次元コードラベル( 例えば図
8参照 )を使用することができる。RAM63の補正値
エリアに記憶された補正パラメータに基づいて、固定カ
メラ71の位置が補正され、この固定カメラ71から予
め設定された取込タイミングで読取られたイメージデー
タからシンボルイメージを切出し、デコード処理が成功
したシンボルイメージから読取るべきデータと共にその
シンボルイメージ(2次元マトリックスコードのイメー
ジ )の2次元コードラベル上の配置位置の情報が読取ら
れる。
【0084】この位置情報とそのシンボルイメージの実
際の配置位置とからそれらの座標のずれが補正されるよ
うに補正パラメータが更新される。従って、次の読取り
時には、この更新された補正パラメータに基づいて2次
元マトリックスコードが読取られることになり、指定さ
れた固定カメラの読取範囲の中央に2次元コードラベル
の9個の2次元マトリックスコードの中心がほぼ位置す
るようになる。
【0085】このように第5の実施の形態によれば、前
述の第4の実施の形態と同様な効果を得ることができ
る。なお、上述した各実施の形態では、2次元マトリッ
クスコードについて説明したが、この発明はこれに限定
されるものではなく、2次元マトリックスコード以外の
他の2次元コードや、バーコード等の1次元コードにも
適用できるものである。
【0086】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
情報シンボルの正確な読取りを可能にする情報シンボル
印刷媒体を提供できる。また、情報シンボルの正確な読
取りを可能にする情報シンボル印字装置を提供できる。
また、情報シンボルを正確に読取ることができる情報シ
ンボル読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の第1の種類の2
次元コードラベルを示す図。
【図2】同実施の形態の2次元コードラベルに汚れた付
着した状態を示す図。
【図3】同実施の形態の第2の種類の2次元コードラベ
ルを示す図。
【図4】同実施の形態の第3の種類の2次元コードラベ
ルを示す図。
【図5】基本状態の2次元マトリックスコードと45°
傾いた2次元マトリックスコードを示す図。
【図6】基本状態の2次元マトリックスコードの1セグ
メントと固定カメラの撮像素子との位置関係及び45°
傾いた1セグメントと撮像素子との位置関係を示す図。
【図7】基本状態の2次元マトリックスコードの1セグ
メントのデジタルイメージ及び45°傾いた1セグメン
トのデジタルイメージを示す図。
【図8】同実施の形態の第4の種類の2次元コードラベ
ルを示す図。
【図9】同実施の形態のラベルプリンタの要部回路構成
を示すブロック図。
【図10】同実施の形態のラベルプリンタで行われるラ
ベル発行処理の流れを示す図。
【図11】この発明の第2の実施の形態の固定式リーダ
の要部回路構成を示すブロック図。
【図12】同実施の形態の固定式リーダで行われる2次
元マトリックスコード読取処理の流れを示す図。
【図13】この発明の第3の実施の形態の固定式リーダ
で行われる2次元マトリックスコード読取処理の流れを
示す図。
【図14】この発明の第4の実施の形態の固定式リーダ
の概略構成を示す図。
【図15】同実施の形態の固定式リーダの固定カメラの
読取範囲を示す図。
【図16】同実施の形態の固定式リーダの要部回路構成
を示すブロック図。
【図17】同実施の形態の固定式リーダで行われる2次
元マトリックスコード読取処理の流れを示す図。
【図18】同実施の形態の固定式リーダで行われる2次
元マトリックスコード読取処理の中の補正パラメータに
よるイメージ取込処理の流れを示す図。
【図19】同実施の形態の固定式リーダで行われる2次
元マトリックスコード読取処理の中の補正パラメータ更
新処理の流れを示す図。
【図20】この発明の第5の実施の形態の固定式リーダ
の要部回路構成を示すブロック図。
【図21】同実施の形態の固定式リーダで行われる2次
元マトリックスコード読取処理の中の補正パラメータに
よるイメージ取込処理の流れを示す図。
【図22】同実施の形態の固定式リーダで行われる2次
元マトリックスコード読取処理の中の補正パラメータ更
新処理の流れを示す図。
【図23】従来例の固定式リーダの概略構成を示す図。
【図24】同従来例の固定式リーダによる読取範囲を示
す図。
【符号の説明】
1,11,21,31…2次元コードラベル、 2,12-1〜12-9,22-1〜22-9,32-1〜32-9
…2次元マトリックスコード、 41,61…CPU、 44-1…位置コードエリア、 45…印字バッファ、 51…操作パネル、 43,63…RAM、 64…デコード回路、 71,85,86,87…固定カメラ、 72…固定カメラ移動機構部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 19/06 G06K 19/00 E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の情報シンボルを同一紙面上の予
    め設定された領域に印字したことを特徴とする情報シン
    ボル印刷媒体。
  2. 【請求項2】 前記複数個の情報シンボルは、全て同一
    の情報内容を持ち、予め設定された各種形態で印字した
    ことを特徴とする請求項1記載の情報シンボル印刷媒
    体。
  3. 【請求項3】 前記領域内における配置位置を示す位置
    情報を付加した情報内容を持つ情報シンボルであること
    を特徴とする請求項1記載の情報シンボル印刷媒体。
  4. 【請求項4】 印字手段を備え、印刷媒体に情報シンボ
    ルを印字する情報シンボル印字装置において、 印字する情報を入力する印字情報入力手段と、 この印字情報入力手段により入力された情報に基づい
    て、予め設定された領域に複数個の情報シンボルをそれ
    ぞれ予め設定された形態で前記印刷媒体に印字する印字
    制御手段とを設けたことを特徴とする情報シンボル印字
    装置。
  5. 【請求項5】 印字手段を備え、印刷媒体に情報シンボ
    ルを印字する情報シンボル印字装置において、 印字する情報を入力する印字情報入力手段と、 この印字情報入力手段により入力された情報に基づき、
    しかも、予め設定された領域における配置位置を示す位
    置情報を付加した情報内容を持つ複数個の情報シンボル
    を前記配置位置に印字する位置情報付加印字制御手段と
    を設けたことを特徴とする情報シンボル印字装置。
  6. 【請求項6】 情報シンボル印刷媒体上の情報シンボル
    を読取る情報シンボル読取装置において、 前記情報シンボル印刷媒体上に印字された情報シンボル
    が少なくとも2個分含まれる広さの読取範囲を有し、前
    記印刷媒体上に印字されたイメージを読取るイメージ読
    取手段と、 このイメージ読取手段により読取ったイメージに含まれ
    る情報シンボルを1個ずつ解析する解析手段と、 この解析手段により情報シンボルの解析が成功したとき
    に、この成功した解析結果を出力する出力手段とを設け
    たことを特徴とする情報シンボル読取装置。
  7. 【請求項7】 情報シンボル印刷媒体上の情報シンボル
    を読取る情報シンボル読取装置において、 前記情報シンボル印刷媒体上に印字された情報シンボル
    が少なくとも2個分含まれる広さの読取範囲を有し、前
    記印刷媒体上に印字されたイメージを読取るイメージ読
    取手段と、 このイメージ読取手段により読取ったイメージに含まれ
    る情報シンボルを解析する解析手段と、 この解析手段により情報シンボルの解析が成功した結果
    について、解析結果どうしを比較し、比較結果から一致
    性が確認された解析結果を出力する比較出力手段とを設
    けたことを特徴とする情報シンボル読取装置。
  8. 【請求項8】 情報シンボル印刷媒体上に印字された情
    報シンボルを読取る情報シンボル読取装置において、 前記情報シンボル印刷媒体上に印字された情報シンボル
    が少なくとも2個含まれる広さの読取範囲を有し、前記
    印刷媒体上からイメージを読取るイメージ読取手段と、 このイメージ読取手段により読取ったイメージに含まれ
    る情報シンボルを解析する解析手段と、 この解析手段により情報シンボルの解析が成功した結果
    から位置情報が得られた場合には、この位置情報に基づ
    いて次回の読取位置を補正する次回読取位置補正手段と
    を設けたことを特徴とする情報シンボル読取装置。
JP8264345A 1996-10-04 1996-10-04 情報シンボル印刷媒体、情報シンボル印字装置及び情報シンボル読取装置 Pending JPH10111906A (ja)

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