JPH10110386A - スプレー型衣料用仕上剤組成物 - Google Patents

スプレー型衣料用仕上剤組成物

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JPH10110386A
JPH10110386A JP8259361A JP25936196A JPH10110386A JP H10110386 A JPH10110386 A JP H10110386A JP 8259361 A JP8259361 A JP 8259361A JP 25936196 A JP25936196 A JP 25936196A JP H10110386 A JPH10110386 A JP H10110386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイロンがけ時に使用し、アイロンすべりの
良好なスプレー型衣料用仕上剤組成物を提供する。 【解決手段】 炭素数13〜200 の多価アルコール 0.1〜
20.0重量%と水溶性ポリマー0.01〜20.0重量%とを含む
ことを特徴とするスプレー型衣料用仕上剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衣料用のスプレー型
仕上剤組成物に関する。更に詳しくは、アイロンがけ時
に使用し、アイロンすべりの良好なスプレー型衣料用仕
上剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
スプレー型衣料用仕上剤は、水溶性ポリマーを主成分と
し、主にアイロンがけの時に衣料に噴霧して使用され
る。
【0003】この時、衣料とアイロンの間の滑りを良好
にするために未変性及び/又は変性されたシリコーンオ
イル又はその乳化物が使用されていた(特許第1555547
号、特開平5−239774号公報)。
【0004】しかしながら、これらシリコーンは高価で
あり、家庭用の衣料用仕上剤組成物に多量に配合するこ
とは不経済であり、又、少量では充分なアイロン滑り効
果が得られない。そこで、安価でかつアイロン滑り性の
良好な衣料用のスプレー型仕上剤組成物が求められてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため、鋭意検討した結果、水溶性ポリマーを配合
したスプレー型仕上剤組成物に、炭素数13〜200 の多価
アルコールを配合することにより、安価で且つアイロン
がけ時にアイロンの滑りが良好になることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、炭素数13〜200 の多価ア
ルコール 0.1〜20.0重量%と水溶性ポリマー0.01〜20.0
重量%とを含むことを特徴とするスプレー型衣料用仕上
剤組成物を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用する多価アルコール
としては、炭素数が13〜200 、好ましくは20〜60、さら
に好ましくは30〜60のものが使用される。これらの例と
してポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等が挙げられる。
【0008】本発明で使用する水溶性ポリマーとして
は、下記 (i)〜(vi)からなる群より選ばれる1種又は2
種以上が挙げられる。
【0009】(i) 化工澱粉 化工澱粉としては、ヒドロキシエチル化澱粉、ヒドロキ
シプロピル化澱粉等のヒドロキシアルキル化澱粉、カル
ボキシメチル化澱粉等のカルボキシアルキル化澱粉、カ
チオン化澱粉及びこれらを過酸化水素、次亜塩素酸ナト
リウム等の酸化剤又は酵素により低粘度化したもの等が
挙げられる。
【0010】化工澱粉を用いる場合は、その置換度は0.
08〜0.3 であるものを用いることが好ましく、特に 0.1
〜0.2 であるものを用いることが好ましい。置換度が0.
08未満のものでは、化工澱粉の変性により、長期間保存
すると沈澱物が生成し、色ものの衣類に使用した時に白
化現象がより激しくなる。また、化工澱粉の置換度が0.
3より大きいものでは、技術的な困難を伴い結果として
高価になるため好ましくない。
【0011】化工澱粉の水溶液の粘度は、過酸化水素、
次亜塩素酸ナトリウムなどの酸化剤又は酵素で化工澱粉
を分解することにより低下可能であり、例えば30℃にお
ける10重量%水溶液では 200センチポイズ(cp)以下の
粘度が良く、これ以上の粘度ではスプレー性が良好でな
く、その結果白化現象が起こりやすくなる。
【0012】(ii)セルロース誘導体 セロルース誘導体としては、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース等のヒドロキシアルキルセルロース、メチル
セルロース、エチルセルロース等のアルキルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、第4級アンモニウム
基を有するカチオン化セルロース等が使用される。この
場合において、置換度〔セルロースの無水グルコース単
位中の水酸基3個のうち、置換基(ヒドロキシアルキル
基、アルキル基、カルボキシメチル基、カチオン基等)
が導入された水酸基の個数〕は 0.2〜1.6 が好ましく、
さらに好ましくは 0.4〜1.2 である。また、本発明の組
成物で使用されるセルロース誘導体は、25℃における1
重量%水溶液での粘度が2000センチポイズ(cp)以下、
好ましくは 200cp以下であることが望ましい。これより
高い粘度では、スプレー性が良好でないため、好ましく
ない。上記の中で特にカルボキシメチルセルロースが好
ましい。
【0013】(iii) 少なくともビニル基及び/又は芳香
族環を有する1種又は2種以上のモノマーを重合して得
られ、且つスルホン酸基を含有するポリマーもしくはそ
の塩 このポリマー(iii) は、例えば以下の(イ)、(ロ)の
方法等によりホモポリマー又はコポリマーとして得られ
る。 (イ)ビニル基及び/又は芳香族環を有し、且つスルホ
ン酸基を有する1種又は2種以上のモノマー(A) を重合
するか、又は該モノマー(A) と共重合可能な他のモノマ
ー(B) とを共重合する。 (ロ)ビニル基及び/又は芳香族環を有し、スルホン酸
基を有しない1種又は2種以上のモノマー(A')を重合し
た後スルホン化するか、又は該モノマー(A')と共重合可
能な他のモノマー(C) とを共重合した後スルホン化す
る。
【0014】上記方法(イ)において使用されるモノマ
ー(A) としては、例えばスチレンスルホン酸、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アリルス
ルホン酸、ビニルスルホン酸、メタリルスルホン酸、ス
ルホプロピルメタクリレート、α−メチルスチレンスル
ホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、ビニルナフタレン
スルホン酸、インデンスルホン酸等、及びこれらの塩が
挙げられる。
【0015】また、モノマー(B) としては、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、ヒド
ロキシエチルアクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリル
酸、エチレン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン、
ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、n−
ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1
−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−
1−ブテン、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、ビニルナフタレン、インデン、ブタジエン、シ
クロペンタジエン、ジシクロペンタジエン等が挙げられ
る。これらの中でもアクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルアクリル酸、
ヒドロキシエチルメタクリル酸等の水溶性モノマー及び
これらのモノマーの塩が好ましい。特にアクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸及びそれらの塩とスチレンが好
ましい。
【0016】(イ)の方法においてポリマー(iii)をコ
ポリマーとして得る場合には、スルホン酸基を有してい
る上記モノマー(A) の割合は、重合に供する全モノマー
中の30モル%以上、好ましくは50モル%以上配合され
る。
【0017】上記モノマー (A)と(B) とを組合せてポリ
マー(iii)(コポリマー)を得る場合には、上記 (A)及び
(B) 中、特にスチレンスルホン酸とアクリル酸ナトリウ
ム、スチレンスルホン酸とスチレンの組合せが好まし
い。
【0018】一方(ロ)の方法により、ポリマー(iii)
をコポリマーとして得る場合には、スルホン酸基を有し
ない上記モノマー(A')は、重合に供する全モノマー中の
60〜100 モル%、特に85〜100 モル%の配合量とするこ
とが好ましい。
【0019】上記(ロ)の方法に於いて使用するモノマ
ー(A')としては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン、ビニルナフタレン、インデン等が挙げら
れ、これらの1種又は2種以上を重合することができ
る。これらの中でも特にスチレンが好ましい。
【0020】また(ロ)の方法においては、モノマー
(A')の1種又は2種以上と、該モノマー(A')と共重合し
得る他のモノマー(C) とを重合することもできる。この
場合、モノマー(C) としては、例えば、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシ
エチルアクリル酸、エチレン、ヒドロキシエチルメタク
リル酸、プロピレン、ブテン、ペンテン、イソプレン、
2−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、2−メチル−
1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル
−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、ブタジエ
ン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン等が挙
げられる。
【0021】上記(ロ)の方法では、例えばポリスチレ
ン、スチレン・エチレンコポリマー、スチレン・ジイソ
ブチレンコポリマー、スチレン・ジシクロペンタジエン
コポリマー、スチレン・ビニルトルエン・α−メチルス
チレン・インデンコポリマーのようなポリマー(これら
の中でもポリスチレンが最も好ましい。)を得た後、得
られたポリマーを更にスルホン化する。スルホン化は、
無水硫酸、クロルスルホン酸、無水硫酸・ルイス塩基錯
体等のスルホン化剤を用い、任意のスルホン化方法を適
用することにより行うことができる。
【0022】スルホン化に際して、ポリマー(iii) のス
ルホン化率(ビニル基及び/又は芳香族環を有するモノ
マーに起因する骨格1個に対して、スルホン酸基が1個
ついている場合をスルホン化率 100%とする。)は、一
層水溶性を向上させて、洗濯の際に容易に除去可能とす
ることに鑑みれば60%以上とすることが好ましく、更に
好ましくは85%以上である。
【0023】このようにして得られたスルホン酸基を含
有するポリマー(iii) は、そのまま本発明の組成物中に
含有することができるが、更に塩として用いることもで
きる。このような塩としては、1価の塩としてリチウ
ム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩、又はモノ、ジもしくはトリエタノールアミ
ン、モルホリン、エチルアミン、ブチルアミン等の有機
アミン塩が挙げられ、2価の塩としてカルシウム、マグ
ネシウム、バリウム等のアルカリ土類金属塩、エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン等の有機アミン塩が
あり、3価の塩としてはアルミニウム塩、ジエチレント
リアミン等の有機アミン塩、又はポリエチレンイミン等
の多価有機アミン等が挙げられる。塩としては特にナト
リウム塩が好ましい。
【0024】本発明に使用されるポリマー(iii) の分子
量は、衣料の風合いをより向上させる為に1000以上であ
ることが望ましく、また粘度を適度なものとして、より
使用勝手の良いものとするためには 600万以下であるこ
とが望ましい。かかる観点から、該ポリマー(iii) の分
子量は1000〜600 万が好ましく、更に好ましくは5000〜
100 万、特に好ましくは1万〜50万である。
【0025】(iv)アクリル酸もしくはメタクリル酸のホ
モポリマー及び/又はアクリル酸もしくはメタクリル酸
と、他のビニル系モノマーから選ばれる1種又は2種以
上とのコポリマーもしくはその塩 本発明に用いられるポリマー(iv)は、アクリル酸もしく
はメタクリル酸のホモポリマー及び/又はアクリル酸も
しくはメタクリル酸と、他のビニル系モノマーから選ば
れる1種又は2種以上とのコポリマーもしくはその塩で
ある。その他のビニル系モノマーとしては、ポリマー(i
ii) のモノマー(B) として例示したものと同じモノマー
が使用できる。ポリマー(iv)の分子量は 100〜100 万、
好ましくは 500〜50万、特に好ましくは1000〜10万であ
る。また、コポリマーの場合における他のビニル系モノ
マーの含有比率はポリマー(iii) のモノマー(B) と同様
であり、使用できる塩もポリマー(iii) で例示したもの
と同様である。
【0026】(v) アクリル酸及び/又はメタクリル酸
と、それらのアルキルエステルから選ばれる1種又は2
種以上とを重合して得られるコポリマーもしくはその塩 本発明に用いられるポリマー(v) は、アクリル酸及び/
又はメタクリル酸と、それらのアルキルエステルから選
ばれる1種又は2種以上とを重合して得られるコポリマ
ーもしくはその塩であり、アルキルエステルのアルキル
基の炭素数は1〜20、好ましくは2〜18である。ポリマ
ー(v) の分子量は、 100〜100 万、好ましくは500 〜50
万、特に好ましくは1000〜10万である。また、アクリル
酸及び/又はメタクリル酸モノマーの含有比率はポリマ
ー(iii) のモノマー(A) と同様であり、使用できる塩も
ポリマー(iii) で例示したものと同様である。
【0027】(vi)N−ビニル−2−ピロリドンのホモポ
リマー及び/又はN−ビニル−2−ピロリドンと、他の
ビニル系モノマーから選ばれる1種又は2種以上とのコ
ポリマーもしくはその塩 本発明に用いられるポリマー(vi)は、N−ビニル−2−
ピロリドンのホモポリマー及び/又はN−ビニル−2−
ピロリドンと、他のビニル系モノマーから選ばれる1種
又は2種以上のコポリマーもしくはその塩である。その
他のビニル系モノマーとしては、ポリマー(iii) のモノ
マー(B) として例示したものと同じモノマーが使用でき
る。ポリマー(vi)の分子量は 100〜100 万、好ましくは
500〜50万、特に好ましくは1000〜10万である。また、
他のビニル系モノマーの含有比率はポリマー(iii) のモ
ノマー(B) と同様であり、使用できる塩もポリマー(ii
i)で例示したものと同様である。
【0028】本発明において、多価アルコールは組成物
中に 0.1〜20.0重量%、好ましくは0.5〜15重量%、さ
らに好ましくは 1.0〜10.0重量%配合される。多価アル
コールが 0.1重量%未満の場合は、充分なアイロン滑り
効果が得られず、20.0重量%を超える場合には、必要以
上に価格が高くなるわりには、アイロン滑り効果の向上
は得られない。
【0029】また、水溶性ポリマーは組成物中に0.01〜
20.0重量%、好ましくは 0.1〜15重量%、さらに好まし
くは 0.3〜10.0重量%配合される。水溶性ポリマーが0.
01重量%未満の場合は、衣料に好ましい風合いを与える
ことができず、20.0重量%を超える場合には、衣料に好
ましくない風合いを与えたり、また組成物の粘度が上昇
し、スプレー性が悪くなる。
【0030】尚、本発明の組成物には多価アルコールと
水溶性ポリマー以外に水が残部(バランス量)として配
合される。さらに、本発明の組成物には、クエン酸、リ
ンゴ酸、安息香酸、酒石酸等の有機酸を組成物中に0〜
10重量%、消泡剤としてのシリコーンを組成物中に0〜
5重量%、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸ナト
リウム、リン酸ナトリウム等の無機塩を0〜10重量%、
エチルアルコール、プロピルアルコール等の低級アルコ
ールを組成物中に0〜20重量%、ポリオキシエチレンア
ルキル(炭素数6〜22)エーテルの如き浸透剤を組成物
中に0〜20重量%配合することができる。また、その他
の蛍光染料、殺菌剤、抗菌剤、香料を、更にエアゾール
として使用する場合には缶腐食防止剤の如き、添加剤を
加えることができる。
【0031】以上説明した本発明のスプレー型衣料用仕
上剤組成物は、内部に充填した液体を外部へ噴霧する装
置を具備した容器にて使用される。このような容器とし
ては、例えばトリガー式容器、ポンプ式容器、エアゾー
ル式容器等が例示される。本発明の組成物をエアゾール
式容器に充填して使用する場合、噴射剤としては液化プ
ロパン、液化ブタン、及びそれらの混合物、又はジメチ
ルエーテルを使用するのが良い。噴射剤と本発明の組成
物との重量比は噴射剤:本発明の組成物=3:97〜40:
60が好ましく、更に好ましくは5:95〜30:70である。
【0032】
【本発明の効果】本発明によれば、アイロンがけ時の滑
り性が良好でかつ安価なスプレー型衣料用仕上剤組成物
を提供することができる。
【0033】
【実施例】
実施例1〜31及び比較例1〜7 水溶性ポリマーとして表1〜5に示すものを用い、表6
及び表7に示すスプレー型衣料用仕上剤組成物を調整
し、下記に示す試験を行った。その結果を表6及び表7
に示す。
【0034】<アイロン滑り性能>上記のように調整し
た仕上剤組成物をトリガー式スプレー容器に入れ、綿10
0%ブロード#60に50%o.w.f.(on the weight of fabri
cs)となるように均一にスプレーし、アイロンの温度目
盛りを綿設定にしてアイロンがけを行った。評価は、下
記の基準で官能評価を5人のパネラーで行い、その平均
点を小数点以下を四捨五入して示した。 良く滑る;+2 やや良く滑る;+1 どららともいえない;0 あまり滑らない;−1 滑らない;−2
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】表3中のポリスチレンの重量平均分子量
は、標準物質として 標準ポリスチレンを用い、分離カ
ラムに東ソー(株)製 TSK G 1000Hx1(7.8mmID ×30c
m)を使用し、紫外線検出器(波長 266nm)を用いて GP
C(Gel Permeation Chromatography、ゲルパーミエイシ
ョンクロマトグラフィー)法により求めた。
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【表7】
【0043】表6及び表7中のポリエチレングリコール
の詳細は以下の通りである。 ポリエチレングリコール(Mw=400) :炭素数14〜18の
ポリエチレングリコールの混合物 ポリエチレングリコール(Mw=600) :炭素数24〜30の
ポリエチレングリコールの混合物 ポリエチレングリコール(Mw=1000) :炭素数42〜48の
ポリエチレングリコールの混合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 101/00 C08L 101/00 C09D 133/02 C09D 133/02 139/06 139/06 D06M 15/263 D06M 15/263

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数13〜200 の多価アルコール 0.1〜
    20.0重量%と水溶性ポリマー0.01〜20.0重量%とを含む
    ことを特徴とするスプレー型衣料用仕上剤組成物。
  2. 【請求項2】 炭素数13〜200 の多価アルコールがポリ
    エーテル型のアルコールである請求項1記載のスプレー
    型衣料用仕上剤組成物。
  3. 【請求項3】 多価アルコールの炭素数が20〜60である
    請求項1又は2記載のスプレー型衣料用仕上剤組成物。
  4. 【請求項4】 水溶性ポリマーが、下記 (i)〜(vi)から
    なる群より選ばれる1種又は2種以上であることを特徴
    とする請求項1〜3の何れか1項に記載のスプレー型衣
    料用仕上剤組成物。 (i) 化工澱粉 (ii)セルロース誘導体 (iii) 少なくともビニル基及び/又は芳香族環を有する
    1種又は2種以上のモノマーを重合して得られ、かつス
    ルホン酸基を含有するポリマーもしくはその塩 (iv)アクリル酸もしくはメタクリル酸のホモポリマー及
    び/又はアクリル酸もしくはメタクリル酸と、他のビニ
    ル系モノマーから選ばれる1種又は2種以上とのコポリ
    マーもしくはその塩 (v) アクリル酸及び/又はメタクリル酸と、それらのア
    ルキルエステルから選ばれる1種又は2種以上とを重合
    して得られるコポリマーもしくはその塩 (vi)N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー及び/
    又はN−ビニル−2−ピロリドンと、他のビニル系モノ
    マーから選ばれる1種又は2種以上とのコポリマーもし
    くはその塩
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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