JPH10109747A - 遊技機製造用搬送ライン切替装置 - Google Patents

遊技機製造用搬送ライン切替装置

Info

Publication number
JPH10109747A
JPH10109747A JP26320196A JP26320196A JPH10109747A JP H10109747 A JPH10109747 A JP H10109747A JP 26320196 A JP26320196 A JP 26320196A JP 26320196 A JP26320196 A JP 26320196A JP H10109747 A JPH10109747 A JP H10109747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
flow
block
workpiece
processing target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26320196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3578567B2 (ja
Inventor
Hatsumi Takahashi
初実 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP26320196A priority Critical patent/JP3578567B2/ja
Publication of JPH10109747A publication Critical patent/JPH10109747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3578567B2 publication Critical patent/JP3578567B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数列で搬送される加工対象品の流れの自動
修正を図り、生産効率を向上する。 【解決手段】 第1〜第4センサー15〜18,20〜
23が搬送機構1のA・Bライン2,3で搬送される加
工対象品4の流れ状況を検出し、その検出結果を入力し
た制御部31が加工対象品4の流れ状況に偏りを生じた
と判断すると、切替ユニット32のチャック部34bが
流れの多いラインの加工対象品4を保持して上昇し、ス
ライドベース33fが流れの少ないライン側に横移動し
た後、チャック部34bが下降して流れの少ないライン
に加工対象品4を供給することにより、切替ユニット3
2が流れの多い列より流れの少ない列に加工対象品4を
自動的に移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機等の
遊技機を製造する際に、遊技基板や遊技基板に意匠図の
描かれた遊技盤等のような加工対象品を複数列で平均的
に流すように、加工対象品の流れを自動修正する搬送ラ
イン切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機メーカーでは、ベニヤ板のよ
うな遊技基板の片側表面に意匠図の描かれたセルシート
を結合するセル貼工程、事後工程での作業の位置決めと
なる基準孔やガイドレールの取付用孔を切削加工する多
軸穴空工程、遊技釘や遊技機能部品取付用の下穴を押し
空けるゲージプレス工程、遊技機能部品取付用の開口を
切削加工するルーター工程、遊技釘を打ち込む釘打工
程、ガイドレールや遊技機能部品を取り付ける組立工
程、遊技機能部品が正常に動作するかを検査する検査工
程等を順に経て遊技盤(ゲージ盤)を製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような遊技機製造
工程を自動化する場合、遊技基板や遊技盤等のような加
工対象品を複数列で搬送すると共に、加工装置の上流側
で加工対象品に外形、厚さ、反り等の検査を行って、規
格外の加工対象品を搬送ラインより取り除いて加工装置
に供給しないようにして、生産の健全化を図ることが考
えられる。しかし、規格外の加工対象品が特定の列だけ
より取り除かれて、加工対象品の流れの多い列と、加工
対象品の流れの少ない列とが発生するというように、複
数列の加工対象品の流れにむらを生じ、生産効率が悪く
なる可能性がある。
【0004】そこで、この発明は、複数列で搬送される
加工対象品の流れ状況を検出し、その流れ状況に偏りが
生じた場合に、流れの多い列の加工対象品を流れの少な
い列に移送して、加工対象品の流れの自動修正を図り、
生産効率を向上することができる遊技機製造用搬送ライ
ン切替装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の搬送ライン切
替装置は、パチンコ機等の遊技機の遊技基板や遊技基板
に意匠図の描かれた遊技盤等の加工対象品を複数列で搬
送する搬送機構と、この搬送機構で搬送される加工対象
品の複数列の流れ状況を検出しその流れ状況に偏りが生
じた際に流れの多い列から流れの少ない列に加工対象品
を移送する切替手段と、を備えたことを特徴としてい
る。この請求項1の構成によれば、搬送機構により複数
列で搬送される加工対象品の流れ状況に偏りを生じた場
合、流れの多い列より流れの少ない列に加工対象品を自
動的に移送することにより、複数列で加工対象品を平均
的に流して、生産効率を向上することができる。搬送機
構を搬送方向の上流側から下流側に加工対象品を1個づ
つ収容し得る広さを有する複数のブロックに区分し、切
替手段が各ブロック毎での加工対象品の有無を検出する
センサーと、上流側のブロックに対応して設置した切替
ユニットと、各センサーからの検出信号により加工対象
品の複数列の流れ状況を検出しその流れ状況に偏りが生
じた際に各ブロック毎の搬送・停止を制御すると共に切
替ユニットを流れの多い列から流れの少ない列に加工対
象品を移送するように動作する制御部とを備えれば、加
工対象品を複数列で1個づつ搬送方向に順次搬送する動
作に合わせて、それらの流れの状況を逐一検出し、その
流れの状況に偏りを発生する毎に、加工対象品の流れを
停止した状態で、流れの多い列より流れの少ない列に加
工対象品を適切に移送することができる。切替ユニット
を複数列に跨がって横架されて搬送方向と直交する横方
向に往復移動する横移動機構と、これに昇降可能に設け
られた把持機構とより構成すれば、装置の小型化を図る
ことができる。下流側のブロックに搬送機構による複数
列の加工対象品の搬送を規制したり許容するラインスト
ッパーを個別に設けると共に、当該ブロックよりも下流
側に加工対象品の有無を検出するセンサーを設け、当該
ブロックよりも下流側の加工装置からの材料受入信号と
当該ブロックに対応するセンサーからの加工対象品有検
出信号とのアンド条件により各ラインストッパーを搬送
許容動作し、当該ブロックよりも下流側のセンサーから
の加工対象品有検出後の無動作により各ラインストッパ
ーを搬送規制動作させれば、複数列の加工対象品を下流
側の加工装置に1個づつ間欠的に移送することができ
る。センサーを非接触型により形成すれば、接触型セン
サーを使用した場合よりも検出精度の向上を図ることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜4は一実施形態を示してい
る。図1において、搬送機構1は、Aライン2とBライ
ン3というような複数列で複数の加工対象品4を搬送方
向Xに順次搬送するもので、相対峙するコンベアフレー
ム5A,5B,5CにA・Bライン2,3に個別に割付
けられた複数のローラー6,7が搬送方向Xに並列に配
置された第1ブロック8、第2ブロック9、第3ブロッ
ク10、第4ブロック11等のように、上流側から下流
側に区分された複数のブロックを有している。各ブロッ
ク8〜11はA・Bライン2,3毎で加工対象品4を1
個づつ収容し得る広さを持っている。コンベアフレーム
5A,5B,5CにはA・Bライン2,3での加工対象
品4を搬送方向Xに誘導する左・中・右ガイドレール1
2,13,14を備えている。Aライン2側の複数のロ
ーラー6とBライン3側の複数のローラー7はコンピュ
ータを備えた制御部31により回転・停止を各ブロック
8〜11毎及びA・Bライン2,3毎に制御される。
【0007】A・Bライン2,3は、各ライン2,3に
対応して各ブロック8〜11での加工対象品4の有無を
検出する第1センサー15,20、第2センサー16,
21、第3センサー17,22、第4センサー18,2
3、各ライン2,3に対応して第4ブロック11よりも
下流側での加工対象品4の有無を検出する第5センサー
19,24、各ライン2,3に対応して第4ブロック1
1から下流側への加工対象品4の搬送を規制するライン
ストッパー25,26、切替ユニット32の設けられた
第2ブロック9の下流側に隣接する第3ブロック10で
各ライン2,3に対応する加工対象品4の搬送を規制す
るブロックストッパーとしてのプッシャー28,29、
第2ブロック9でBライン3に対応する加工対象品4の
搬送を規制するブロックストッパーとしてのプッシャー
30を備えている。第1〜第5センサー15〜24は加
工対象品4の有無検出に相当するオン・オフ信号を制御
部31に出力する。第1〜第5センサー15〜24は光
反射型のような非接触型になっている。
【0008】各ラインストッパー25,26は、第4ブ
ロック11のローラー6,7とそれよりも下流側のロー
ラー6,7との間において、図1のb図に示す設置基準
35にアクチュエーターとして取り付けられたラインス
トッパーシリンダー25a,26aにより、加工対象品
4の搬送路上に突出して加工対象品4の搬送を規制する
上昇限度位置と、当該搬送路上より没入して加工対象品
4の搬送を許容する下降限度位置とに昇降する。
【0009】この実施形態の搬送機構1では、第4ブロ
ック11よりも下流側に設置された例えば意匠図の描か
れたセルシートをベニヤ板のような遊技基板に接着剤で
結合する図外のセル貼装置からの材料受入信号と第4セ
ンサー18からのオン信号とのアンド条件による制御部
31からの出力で、Aライン2のラインストッパー25
が下降限度位置に下降、停止し、前記材料受入信号と第
4センサー23からのオン信号とのアンド条件による制
御部31からの出力で、Bライン3のラインストッパー
26が下降限度位置に下降、停止する。各ラインストッ
パー25,26が下降する際の制御部31からの出力
で、第4ブロック11のローラー6,7が搬送動作を開
始し、第1〜第3ブロック8〜10のローラー6,7が
搬送動作を停止している。この第4ブロック11の搬送
動作で搬出された加工対象品4を各第5センサー19,
24が検出してオン動作した後のオフ動作による制御部
31からの出力で、下降限度位置のラインストッパー2
5又はラインストッパー26が上昇限度位置に上昇、停
止する。このラインストッパー25,26の上昇限度位
置への停止後の制御部31からの出力で、第1〜第4ブ
ロック8〜11のローラー6,7が搬送動作を同方向に
同一速度で開始する。そして、加工対象品4がA・Bラ
イン2,3の何れか一方の第4ブロック11に入り、該
当する第4センサー18,23の一方がオン動作してか
ら当該加工対象品4がラインストッパー25,26に当
接するまでの経過時間後の制御部31からの出力で、第
4ブロック11のローラー6,7が搬送動作を停止す
る。これと並行し、A・Bライン2,3の両方の第3ブ
ロック10に加工対象品4が不在で、第3センサー1
7,22の両方がオフ動作の場合は、制御部31からの
出力で、前記第1〜第3ブロック8〜10のローラー
6,7が搬送動作を続行する。逆に、A・Bライン2,
3の何れか一方の第3ブロック10に加工対象品4が入
り、該当する第3センサー17,22の一方がオン動作
してから当該加工対象品4が第3ブロック10に位置す
るまでの経過時間後の制御部31からの出力で、前記第
1〜第3ブロック8〜10のローラー6,7が搬送動作
を停止する。
【0010】第2ブロック9に付設した切替ユニット3
2は、制御部31が各第1〜第4センサー15〜18,
20〜23からのオン・オフ信号によりA・Bライン
2,3間での加工対象品4の流れ状況を検出し、その流
れ状況に偏りを生じたと判断した際、制御部31からの
出力で、A・Bライン2,3の中で流れの多いラインか
ら流れの少ないラインに加工対象品4を移送するもので
あって、図1のb図に示すように、A・Bライン2,3
に跨がって横架されて搬送方向Xと直交する横方向Yに
往復移動する横移動機構33と、これに昇降可能に設け
られた把持機構34とを備えている。
【0011】横移動機構33は搬送機構1の外側で設置
基準35に立設された左右一対の支柱33a,33bに
スプロケット33c,33dを取り付け、各スプロケッ
ト33c,33dに巻掛けられたチェーン33eにスラ
イドベース33fを結合し、スプロケット33c,33
dの何れか一方に連結した図外のモーターを制御部31
からの出力で回転駆動することにより、スライドベース
33fをAライン2の真上とBライン3の真上との2位
置間で横方向Yに往復動作する。スライドベース33f
はその往復移動の際、図外のガイドレールに摺接係合し
て上下方向への振動が規制されている。
【0012】把持機構34はスライドベース33fに昇
降アクチュエーターとして取り付けられたチャックシリ
ンダー34aを制御部31からの出力で昇降駆動するこ
とにより、チャックシリンダー34aに結合されたチャ
ック部34bを搬送方向X及び横方向Yに直交する上下
方向Zに昇降する。チャック部34bはチャックシリン
ダー34aのピストンロッドに結合されたリフトベース
34cに設けられた複数の吸着パッド34dを有する。
リフトベース34cはスライドベース33fに図外のガ
イドポストとこれに摺接係合するスライダーとからなる
カイド機構により振れ止めされている。チャック部34
bは、吸着パッド34dに図外のバルブを介して接続さ
れた真空ポンプのような真空発生源が稼動中において、
図外のバルブが制御部31からの出力で開動作すること
により、吸着パッド34dが外気を吸引する動作で加工
対象品4を吸引吸着して保持する一方、当該バルブが制
御部31からの出力で閉動作及び吸着パッド34d側へ
の大気開放動作することにより、前記吸着パッド34d
の加工対象品4への吸引吸着を解放する。
【0013】例えば、図1のb図に実線で示すように、
Aライン2に加工対象品4が存在し、Bライン3に加工
対象品4が不在である場合、切替ユニット32のチャッ
ク部34bが実線示より下降してAライン2に存在する
加工対象品4を吸引吸着して保持した後に上昇復帰す
る。引き続き、スライドベース33fがAライン2の真
上の位置からBライン3の真上の位置に横移動して、チ
ャック部34bに保持された加工対象品4をBライン3
の真上に運搬する。その位置で、チャック部34bが下
降し、その加工対象品4がローラー7に到着するか又は
近傍に位置したら、チャック部34bの吸引吸着を大気
開放することにより、加工対象品4をBライン3のロー
ラー7に仮想線で示すように搭載した後に、チャック部
34bが上昇復帰する。これにより、切替ユニット32
が加工対象品4をAライン2よりBライン3に移送す
る。
【0014】この実施形態の動作例を図2〜4を参照し
ながら説明する。図2〜4において、説明を簡明にする
ことから、Aライン2の第1ブロック8に対応する加工
対象品4を表現する場合は符号A1を、Aライン2の第
2ブロック9に対応する加工対象品4を表現する場合は
符号A2を、Aライン2の第3ブロック10に対応する
加工対象品4を表現する場合は符号A3を、Aライン2
の第4ブロック11に対応する加工対象品4を表現する
場合はA4を、Bライン3の第1ブロック8に対応する
加工対象品4を表現する場合は符号B1を、Bライン3
の第2ブロック9に対応する加工対象品4を表現する場
合は符号B2を、Bライン3の第3ブロック10に対応
する加工対象品4を表現する場合は符号B3を、Bライ
ン3の第4ブロック11に対応する加工対象品4を表現
する場合は符号B4を、加工対象品を示す算用数字
「4」の後にハイフン「−」を介在させて添付する。
【0015】図2は搬送機構1の各ライン2,3の各ブ
ロック8〜11の全部に加工対象品4が存在する正常な
搬送状態を示している。この場合には、先ず、ラインス
トッパー25,26が下降すると共に第4ブロック11
のローラー6,7が正転駆動を開始し、加工対象品4−
A4,4−B4が同時に搬送方向Xに移動する。そし
て、第5センサー19,24がオン動作した後にオフ動
作することにより、ラインストッパー25,26が上昇
すると共に、第1〜第3ブロック8〜10のローラー
6,7が正転駆動を開始し、加工対象品4−A1〜4−
A3,4−B1〜4−B3が同時に搬送方向Xに移動
し、搬送方向Xの先頭の加工対象品4−A3,4−B3
がラインストッパー25,26に当接して第4ブロック
11に停止する。この加工対象品4−A3,4−B3に
上流側の加工対象品4−A1,4A−2,4−B1,4
−B2が当接して第2・第3ブロック9,10に停止す
る。又、第1ブロック8にはその上流側より図外の新た
な加工対象品が各ライン2,3毎に搬入する。
【0016】即ち、双方のラインストッパー25,26
の下降動作と第4ブロック11のローラー6,7の正転
駆動とにより、加工対象品4−A4,4−B4が下流側
に順次搬送される。これらの加工対象品4−A4,4−
B4がラインストッパー25,26を通過した後に、双
方のラインストッパー25,26が上昇すると共に、第
1〜第3ブロック8〜10のローラー6,7が正転駆動
することにより、加工対象品4−A1〜4−A3,4−
B1〜4−B3が搬送方向Xに移動する。そして、先頭
の加工対象品4−A3,4−B3が上昇限度位置のライ
ンストッパー25,26に当接して停止することによ
り、各加工対象品4−A1〜4−A3,4−B1〜4−
B3及び図外の新たな加工対象品が第1〜第4ブロック
8〜11に停止することを繰り返す。
【0017】換言するならば、ラインストッパー25,
26が下流側に設置された図外の装置からの材料受入信
号と第4センサー18,23とのアンド条件で下降し、
同ラインストッパー25,26が第5センサーからのオ
ン信号からオフ信号への立ち下がりで上昇する毎に、第
4ブロック11から加工対象品4−A4,4−B4を下
流側の図外の装置の材料受入信号に同期して下流側に搬
出できる。
【0018】次に、Aライン2を優先ラインと設定し、
Aライン2に加工対象品4が不在で、Bライン3の第3
・第4ブロック10,11の双方に加工対象品4−B
3,4−B4が存在するか、又はBライン3の第4ブロ
ック11にだけ加工対象品4−B4が存在する、加工対
象品4の流れに偏りを生じた場合を図3を参照しながら
説明する。
【0019】図3はAライン2に加工対象品4が不在
で、Bライン3の第4ブロック11にだけ加工対象品4
−B4が存在する場合を示している。この場合には、A
ライン2の第1〜第4センサー15〜18及びBライン
3の第1〜第3センサー20〜22がオフ動作で、Bラ
イン3の第4センサー23がオン動作である状態が、図
1に示す制御部31に予め設定された所定時間継続する
ことで、制御部31がA・Bライン2,3相互での加工
対象品4の流れ状況に偏りを生じたと判断する。する
と、ラインストッパー25,26の或る昇降動作から次
の昇降動作までの間において、先ず、Bライン3の第2
〜第4ブロック9〜11のローラー7が逆転駆動して加
工対象品4−B4を搬送方向Xとは逆方向に移送する。
そして、プッシャー30が前進停止して第4ブロック1
1から逆送された加工対象品4−B4を点線で示すよう
に第2ブロック9に止める。これと並行に、上記ローラ
ー7の逆転駆動が停止する。引き続き、切替ユニット3
2が動作して加工対象品4−B4を第2ブロック9のB
ライン3からAライン2に一点鎖線で示すように移送す
る。その後、Aライン2の第2〜第4ブロック9〜11
のローラー6が正転駆動して上記Bライン3からAライ
ン2に移送された加工対象品4−B4を搬送方向Xに搬
送する。これにより、当該加工対象品4−B4が上昇位
置のラインストッパー25に当接してAライン2の第4
ブロック11に仮想線で示すように移送される。
【0020】図4はラインストッパー25,26の或る
昇降動作から次の上昇動作までの間において、Aライン
2の第1センサー15がオン又はオフ動作で、Aライン
2の第2〜第4センサー16〜18がオン動作で、Bラ
イン3の第1〜第4センサー20〜23がオフ動作して
おり、制御部31がA・Bライン2,3相互での加工対
象品4の流れ状況に偏りを生じたと判断した場合を示し
ている。この場合には、先ず、切替ユニット32が動作
して加工対象品4−A2を第2ブロック9のAライン2
からBライン3に仮想線で示すように移送する。次に、
Bライン3の第2〜第4ブロック9〜11のローラー7
が正転し、上記Aライン2からBライン3に移送された
加工対象品4−A2が仮想線で示すように第2ブロック
9から第4ブロック11に移送されて上昇位置のライン
ストッパー26に当接する。又、Aライン2の第1ブロ
ック8に加工対象品4−A1が存在する場合は、Aライ
ン2の第1ブロック8のローラー6が正転し、当該加工
対象品4−A1が第1ブロック8から第2ブロック9に
移動する。
【0021】要するに、この実施形態によれば、第1〜
第4センサー15〜18,20〜23と制御部31と切
替ユニット32とからなる切替手段が、搬送機構1でA
・Bライン2,3による複数列で搬送される加工対象品
4の流れ状況を検出し、その流れ状況に偏りを生じた場
合、流れの多い列より流れの少ない列に加工対象品4を
移送するので、A・Bライン2,3に加工対象品4を平
均的に流して、生産効率を向上することができる。
【0022】前記プッシャ28〜30は、上流側の加工
対象品4が下流側の加工対象品4に衝突する直前に前進
動作し、中ガイドレール13との協働で上流側の加工対
象品4を挟むことにより、搬送機構1で搬送される加工
対象品4の慣性を規制するように使用すれば、上下流間
での加工対象品4の衝突を回避することができる。
【0023】又、複数のローラー6,7をA・Bライン
2,3毎及び第1〜第4ブロック8〜11毎に個別に駆
動制御しているので、A・Bライン2,3の第1〜第4
ブロック8〜11において、ラインストッパー25,2
6又はプッシャー28〜30の働きにより、加工対象品
4の流れが規制された状態下でのローラー6,7の過搬
送駆動を停止して、加工対象品4のローラー6,7との
擦過を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態を示す平面図。
【図2】 同実施形態の切替ユニットを示す正面図。
【図3】 同実施形態の作用説明図。
【図4】 同実施形態の異なる作用説明図。
【符号の説明】
1 搬送機構、2 Aライン、3 Bライン、4 加工
対象品、8〜11 第1〜第4ブロック、15〜18,
20〜23 第1〜第4センサー(切替手段)、31
制御部(切替手段)、32 切替ユニット(切替手
段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機等の遊技機の遊技基板や遊技
    基板に意匠図の描かれた遊技盤等の加工対象品を複数列
    で搬送する搬送機構と、この搬送機構で搬送される加工
    対象品の複数列の流れ状況を検出しその流れ状況に偏り
    が生じた際に流れの多い列から流れの少ない列に加工対
    象品を移送する切替手段と、を備えたことを特徴とする
    遊技機製造用搬送ライン切替装置。
JP26320196A 1996-10-03 1996-10-03 遊技機製造用搬送ライン切替装置 Expired - Fee Related JP3578567B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26320196A JP3578567B2 (ja) 1996-10-03 1996-10-03 遊技機製造用搬送ライン切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26320196A JP3578567B2 (ja) 1996-10-03 1996-10-03 遊技機製造用搬送ライン切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10109747A true JPH10109747A (ja) 1998-04-28
JP3578567B2 JP3578567B2 (ja) 2004-10-20

Family

ID=17386191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26320196A Expired - Fee Related JP3578567B2 (ja) 1996-10-03 1996-10-03 遊技機製造用搬送ライン切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3578567B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038741A (ja) * 2001-07-27 2003-02-12 Soei Koki Kk 遊技機搬送装置
CN104803160A (zh) * 2014-01-23 2015-07-29 苏州瀚川机电有限公司 一种高速送料机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038741A (ja) * 2001-07-27 2003-02-12 Soei Koki Kk 遊技機搬送装置
CN104803160A (zh) * 2014-01-23 2015-07-29 苏州瀚川机电有限公司 一种高速送料机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3578567B2 (ja) 2004-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101227746B1 (ko) 판유리 절단설비
KR20150105204A (ko) 자루의 공급방법 및 자루공급장치
JPH0767033B2 (ja) 自動装着装置
CN110562563B (zh) 一种芯片卷绕机
JPH0964148A (ja) ウェーハリングの供給・返送装置
JP3578567B2 (ja) 遊技機製造用搬送ライン切替装置
JPWO2004093514A1 (ja) 基板搬送方法および装置
JPH10180670A (ja) 板状物の取り出し方法および装置
KR960006348B1 (ko) Nc 루터 자동 가공 시스템
JP5213365B2 (ja) 整列装置
JP3701411B2 (ja) 遊技機製造用釘打装置
JP3734572B2 (ja) 遊技機製造用加工対象品表裏反転装置
JP5096051B2 (ja) 整列装置
JPH05191086A (ja) 基板供給装置
JPS6312518A (ja) 自動組立用搬送装置
JPH08157027A (ja) ベルト式真空吸着搬送装置
KR200332150Y1 (ko) 샌드위치 패널 적재장치
JP3620951B2 (ja) 遊技機製造用釘打装置
JP4819597B2 (ja) 表面実装機
JP2004200670A (ja) 電子部品のボンディング装置およびボンディング方法
JP2640341B2 (ja) 搬送装置
JP2872681B2 (ja) 板状ワークの情報付与搬送装置
JP2004298653A (ja) 遊技機製造用向替装置
JP3633738B2 (ja) 遊技機製造用遊技盤の反り検査装置
JP2876552B2 (ja) カード状ワークの搬送印字方法及び搬送印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040713

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees