JPH10109725A - コンベヤ設備 - Google Patents

コンベヤ設備

Info

Publication number
JPH10109725A
JPH10109725A JP26459496A JP26459496A JPH10109725A JP H10109725 A JPH10109725 A JP H10109725A JP 26459496 A JP26459496 A JP 26459496A JP 26459496 A JP26459496 A JP 26459496A JP H10109725 A JPH10109725 A JP H10109725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
movable
article
fixed
conveyors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26459496A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Ishihara
邦彦 石原
Gosuke Takagi
剛輔 高木
Yasuo Saika
康雄 菜花
Fumitaka Tanjiyo
文隆 丹所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOUBUKURO KOSAKUSHO KK
Nittetsu Mining Co Ltd
Kobukuro Iron Works Co Ltd
Original Assignee
KOUBUKURO KOSAKUSHO KK
Nittetsu Mining Co Ltd
Kobukuro Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOUBUKURO KOSAKUSHO KK, Nittetsu Mining Co Ltd, Kobukuro Iron Works Co Ltd filed Critical KOUBUKURO KOSAKUSHO KK
Priority to JP26459496A priority Critical patent/JPH10109725A/ja
Publication of JPH10109725A publication Critical patent/JPH10109725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シップアンローダ等による物品の移載機能を
低下させることなく、コンベヤ休止時の占有スペースを
最小限に抑え、省スペース化を図る。 【解決手段】 各可動コンベヤ31,32,33はそれ
ぞれ、走行用モータによる駆動輪の回転によって、物品
の搬送方向に沿って一直線状に伸長された稼働位置か
ら、固定コンベヤ30と垂直方向に沿って重なる格納位
置まで、岸壁上レール及びコンベヤ上レール上を走行可
能とされる。各可動コンベヤ31,32,33はそれぞ
れ、シップアンローダの位置に対応する位置まで移動し
た状態で、物品をシップアンローダによって船舶から移
載されるとともに、上段の可動コンベヤ31に移載され
た物品を順次最下段の固定コンベヤ30に搬送する。ま
た各可動コンベヤ31,32,33はそれぞれ、休止
時、稼働位置から格納位置に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシップアン
ローダ等の移載装置によって船舶等の輸送機から移載さ
れた物品を搬送する荷役機械のコンベヤ設備に関し、詳
しくは荷役機械の本来の機能を低下させることなく、コ
ンベヤ設備の省スペース化を図るための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の荷役機械におけるコンベヤ設備と
しては、図13に示すように、岸壁90に接岸した船舶
91の荷室92から、移載装置であるシップアンローダ
93を用いて搬送コンベヤ94に物品(図示しない)を
移載するとともに、搬送コンベヤ94によって所定の荷
揚げ場等に搬送するものがある。シップアンローダ93
は、岸壁90において、船体95の長手方向(図13中
上下方向)に沿って移動可能に設けられており、同方向
に移動して船体95に対する位置を荷室92内の物品の
位置に合わせて変えつつ、荷室92から搬送コンベヤ9
4に順次物品を移載する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のコンベヤ設備では、種々の船体95の長手方向寸法
(図13中上下方向寸法)に対応すべく、搬送コンベヤ
94の長さを岸壁90の長さほぼ一杯に設定している。
このため搬送コンベヤ94が、岸壁90において、特に
船体95の長手方向にかなり大きな設置スペースを占有
することとなり、コンベヤ設備の省スペース化が困難で
あるという問題があった。また搬送コンベヤ94の休止
時には、搬送コンベヤ94による占有スペースがデッド
スペースとなり、当該スペースを例えば他の目的に利用
するようなことが全く不可能であった。
【0004】従って、本発明の目的は、移載装置による
物品の移載機能を低下させることなく、コンベヤ休止時
の占有スペースを最小限に抑えることができ、省スペー
ス化を図ることができるコンベヤ設備を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、所
定の方向に沿って移動可能に設けられ、輸送機から物品
を移載する移載装置と、物品を所定の方向に搬送可能な
固定コンベヤと、固定コンベヤと一部を除いて垂直方向
に沿って重ならない位置から、固定コンベヤと垂直方向
に沿ってほぼ重なる位置まで移動可能に設けられ、移載
装置の位置に対応する位置まで移動した状態で、物品を
移載装置によって輸送機から移載されるとともに、移載
された物品を固定コンベヤに搬送する可動コンベヤとを
備えたことを特徴とするコンベヤ設備により達成され
る。
【0006】又、好ましくは前記可動コンベヤが、固定
コンベヤより所定量ずつ高い位置に複数段に設けられて
おり、各段の可動コンベヤはそれぞれ、移載装置の位置
に対応する位置まで移動した状態で、物品を移載装置に
よって輸送機から最上段に移載されるとともに、移載さ
れた物品を最上段から順次最下段の固定コンベヤまで搬
送する。
【0007】又、好ましくは前記複数段の可動コンベヤ
のうち、最上段の可動コンベヤには、移載装置によって
移載される物品を最上段の可動コンベヤに導入する物品
導入装置が、移載装置に連動して移動可能に設けられて
おり、物品導入装置と移載装置との位置関係が、最上段
の可動コンベヤに対する物品導入部の相対移動と、各段
の可動コンベヤの移動によって、ほぼ一定に保たれる。
又、好ましくは前記可動コンベヤの移載方向下流端部
が、下流の固定又は可動コンベヤ上に移動自在に支持さ
れており、各可動コンベヤの格納位置における支柱の干
渉等が防止される。
【0008】上記構成のコンベヤ設備によれば、可動コ
ンベヤは、固定コンベヤと一部を除いて垂直方向に沿っ
て重ならない位置から、固定コンベヤと垂直方向に沿っ
てほぼ重なる位置まで移動可能である。可動コンベヤ
は、移載装置の位置に対応する位置まで移動した状態
で、物品を移載装置によって輸送機から円滑かつ確実に
移載されるとともに、移載された物品を固定コンベヤに
搬送する。また可動コンベヤは、休止時、固定コンベヤ
と垂直方向に沿ってほぼ重なる位置まで移動される。こ
れにより可動コンベヤによる占有スペースが、固定コン
ベヤによる占有スペースと垂直に重なり、省スペース化
が図られる。
【0009】本発明に係るコンベヤ設備において、固定
コンベヤより所定量ずつ高い位置に複数段に設けられた
可動コンベヤはそれぞれ、固定コンベヤと一部を除いて
垂直方向に沿って重ならない位置から、固定コンベヤと
垂直方向に沿ってほぼ重なる位置まで移動可能である。
各段の可動コンベヤはそれぞれ、移載装置の位置に対応
する位置まで移動した状態で、物品を移載装置によって
輸送機から最上段に移載されるとともに、移載された物
品を最上段から順次下段に固定コンベヤまで搬送する。
また各段の可動コンベヤはそれぞれ、休止時、固定コン
ベヤと垂直方向に沿ってほぼ重なる位置まで移動され
る。これにより各段の可動コンベヤによる占有スペース
が、固定コンベヤによる占有スペースと垂直に重なり、
省スペース化が図られる。
【0010】本発明に係るコンベヤ設備において、固定
コンベヤより所定量ずつ高い位置に複数段に設けられた
可動コンベヤはそれぞれ、固定コンベヤと一部を除いて
垂直方向に沿って重ならない位置から、固定コンベヤと
垂直方向に沿ってほぼ重なる位置まで移動可能である。
各段の可動コンベヤはそれぞれ、移載装置の位置に対応
する位置まで移動した状態で、物品を移載装置によって
輸送機から最上段に移載されるとともに、移載された物
品を最上段から順次下段に固定コンベヤまで搬送する。
また各段の可動コンベヤはそれぞれ、休止時、固定コン
ベヤと垂直方向に沿ってほぼ重なる位置まで移動され
る。これにより各段の可動コンベヤによる占有スペース
が、固定コンベヤによる占有スペースと垂直に重なり、
省スペース化が図られる。複数段の可動コンベヤのう
ち、最上段の可動コンベヤに設けられた物品導入部は、
移載装置によって移載される物品を最上段の可動コンベ
ヤに導入する。物品導入部は、移載装置に連動して移動
可能である。物品導入部と移載装置との位置関係は、最
上段の可動コンベヤに対する物品導入部の相対移動と、
各段の可動コンベヤの移動によって、ほぼ一定に保たれ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態により、本発明
を説明する。図1〜図3は本発明の第1実施形態である
コンベヤ設備を示す図であり、図1はコンベヤ設備の伸
長状態を示す全体側面図、図2はコンベヤ設備の格納状
態を示す全体側面図、図3は図2のA−A矢視概略図で
ある。また、図4はシップアンローダを示す側面図であ
り、図5は固定コンベヤ及び下段の可動コンベヤを示す
概略側面図、図7は可動コンベヤの走行車輪を示す側面
図である。更に、図7は物品導入装置を示す斜視図、図
8は図7の物品導入装置のB−B矢視断面図、図9はシ
ールベルトの巻取り機構及びコンベヤベルトの駆動機構
を示す側面図である。
【0012】図1〜図4に示すように、物品(図示しな
い)は、岸壁10に接岸した船舶11の荷室12から、
移載装置であるシップアンローダ20によって可動コン
ベヤ31,32,33に移載されるとともに、可動コン
ベヤ31,32,33から固定コンベヤ30を介して所
定の荷揚げ場等に搬送される。
【0013】図1及び図4に示したように、シップアン
ローダ20は岸壁10において、船体13の長手方向
(図1中左右方向、図4中紙面に垂直な方向)に沿って
走行レール21上を移動可能に設けられる。シップアン
ローダ20は、水平面内で360度回転可能なクレーン
部22と、図4中左右方向(図1中紙面に垂直な方向)
に所定量移動可能な排出コンベヤ23を備えている。
【0014】シップアンローダ20は、船体13の長手
方向に移動することにより、船体13に対する長手方向
に沿う位置を荷室12内の物品の位置に合わせた状態
で、クレーン部22のクレーンアーム24によって当該
物品を吊り上げる。物品を吊り上げたシップアンローダ
20は、クレーン部22を水平面内で回転させ、物品を
クレーンアーム24からホッパ23aを介して排出コン
ベヤ23に移載する。そしてシップアンローダ20は、
物品を排出コンベヤ23によって可動コンベヤ31,3
2,33側(図4中左方)に搬送し、後述する物品導入
装置60を介して上段の可動コンベヤ31(図1中最も
右側の可動コンベヤ)に導入する。
【0015】固定コンベヤ30は、岸壁10におけるシ
ップアンローダ20の移動方向に関係なく一定方向(図
1中左方向)に沿って物品を搬送可能である。また可動
コンベヤ31,32,33は、固定コンベヤ30より所
定量ずつ高い位置に複数段(本実施形態では、上段、中
段及び下段の3段)に設けられており、固定コンベヤ3
0における物品の搬送方向と同一方向に沿って物品を搬
送可能である。
【0016】すなわち固定コンベヤ30及び各可動コン
ベヤ31,32,33は、それぞれベルトコンベヤから
なる。固定コンベヤ30及び各可動コンベヤ31,3
2,33においては、それぞれ図3、図5及び図9に示
すように、図3中紙面に垂直な方向に延びるコンベヤベ
ルト34が、キャリアローラ35上で断面凹状に湾曲す
るように支持されている。コンベヤベルト34は、コン
ベヤ駆動モータ36によるベルトプーリ37の回転によ
って図3中紙面に垂直な方向に移動され、載置された物
品を搬送する。
【0017】キャリアローラ35は、物品の搬送方向
(図3中紙面に垂直な方向)に沿って所定の間隔をあけ
て多数配置された水平ローラ38と、各水平ローラ38
の図5中左右両側に、図5中左右上がりに傾斜して配置
された一対の傾斜ローラ39,39とからなる。水平ロ
ーラ38及び傾斜ローラ39はそれぞれ、ブラケット4
0を介してコンベヤフレーム41に回転自在に支持され
る。水平ローラ38及び傾斜ローラ39はそれぞれ、コ
ンベヤベルト34の下面に当接してコンベヤベルト34
の移動に連動して回転しつつ、コンベヤベルト34及び
コンベヤベルト34上の物品を支持する。コンベヤ駆動
モータ36は、図9に示すように、コンベヤフレーム4
1に固定されており、チェーン42等を介してベルトプ
ーリ37を回転駆動する。
【0018】図1〜図3、図6及び図9を参照すると、
可動コンベヤ31,32,33はそれぞれ、コンベヤフ
レーム41の長手方向両端部(図1中左右両端部)に配
置された走行車輪43,44を、岸壁上レール50及び
コンベヤ上レール51上で転動させることにより、長手
方向に走行可能である。
【0019】コンベヤフレーム41の移載上流端部(図
1中右端部)に配置された走行車輪44(図6参照)は
それぞれ、コンベヤフレーム41の下面に固定された支
柱45の下端部に、回転自在に支持される。支柱45の
下端部に支持された走行車輪44のうち、図6中右側の
走行車輪44a(以下、駆動輪44aという)はそれぞ
れ、走行用モータ46によって減速機47及びチェーン
48を介して回転駆動される。コンベヤフレーム41の
移載下流端部(図1中左端部)に配置された走行車輪4
3b(図9)はそれぞれ、コンベヤフレーム41の下面
にブラケット49を介して回転自在に支持される。岸壁
上レール50は、岸壁10上に図1中左右方向に沿って
設置されている。コンベヤ上レール51はそれぞれ、中
段及び下段の可動コンベヤ32,33、固定コンベヤ3
0のコンベヤフレーム41上に、長手方向(図1中左右
方向)に沿って設置されている。
【0020】各可動コンベヤ31,32,33はそれぞ
れ、駆動輪44aを走行用モータ46によって回転駆動
されることにより、物品の搬送方向に沿って一直線状に
伸長された図1に示す位置(以下、稼働位置という)か
ら、固定コンベヤ30と垂直方向に沿って重なる図2に
示す位置(以下、格納位置という)まで、岸壁上レール
50及びコンベヤ上レール51上を走行する。
【0021】各可動コンベヤ31,32,33はそれぞ
れ、稼働位置と格納位置の間において、岸壁上レール5
0及びコンベヤ上レール51上をシップアンローダ20
の位置に対応する位置まで走行した状態で、物品をシッ
プアンローダ20によって船舶11の荷室12から上段
の可動コンベヤ31に移載されるとともに、移載された
物品を上段から順次下段の固定コンベヤ30まで搬送す
る。また、各可動コンベヤ31,32,33はそれぞ
れ、格納位置において、占有スペースを固定コンベヤ3
0による占有スペースに垂直に重ねることで、省スペー
ス化を達成する。
【0022】図1、図2、図7及び図8に示したよう
に、物品導入装置60は、シップアンローダ20によっ
て移載される物品を、移動フレーム61内方に設けられ
たシュート62を介して、上段の可動コンベヤ31上に
導入する。物品導入装置60の移動フレーム61には、
開口63が形成されており、開口63には、シップアン
ローダ20の排出コンベヤ23先端部が遊挿されてい
る。また移動フレーム61の下部四隅近傍には、走行車
輪64が回転自在に支持されている。走行車輪64は、
上段の可動コンベヤ31のコンベヤフレーム41上に設
置された走行レール65上を転動する。
【0023】物品導入装置60は、移動フレーム61の
走行車輪64を走行レール65上で転動させることによ
り、シップアンローダ20に連動して走行レール65上
を移動可能である。すなわち物品導入装置60は、シッ
プアンローダ20の移動に伴って排出コンベヤ23が図
8中左右方向に移動した際、排出コンベヤ23を開口6
3の図8中左側内面又は右側内面に、排出コンベヤ23
に設けられた衝撃吸収ゴム又は緩衝器66を介して当接
・押圧されることにより、シップアンローダ20に連動
して図8中左右方向に移動する。これにより物品導入装
置60は、上段の可動コンベヤ31に対して長手方向
(図1中左右方向)に相対移動する。
【0024】物品導入装置60は、シップアンローダ2
0の排出コンベヤ23との相対位置関係が上段の可動コ
ンベヤ31に対する長手方向に沿う相対移動と、上段、
中段及び下段の各可動コンベヤ31,32,33の長手
方向に沿う移動によって、ほぼ一定に保たれる。
【0025】すなわち物品導入装置60は、各可動コン
ベヤ31,32,33の稼働位置において、シップアン
ローダ20の移載方向下流(図1中左方)への移動に連
動して、上段の可動コンベヤ31の移載方向上流端部か
ら下流端部(図1中右端部から左端部)まで走行レール
65上を移載方向下流に移動する。物品導入装置60
が、上段の可動コンベヤ31の移載方向下流端部まで達
し、当該箇所に設けられたセンサ(図示しない)が物品
導入装置60を検知すると、上段の可動コンベヤ31
は、中段の可動コンベヤ32と垂直方向に沿って重なる
位置まで、駆動輪44aの回転によって岸壁上レール5
0及びコンベヤ上レール51上を移載方向下流へ走行す
る。このとき物品導入装置60は、上段の可動コンベヤ
31に対して移載方向上流(図1中右方)に相対移動す
ることにより、シップアンローダ20との相対位置関係
が保たれる。
【0026】また物品導入装置60が、シップアンロー
ダ20の移載方向下流への更なる移動に連動して、走行
レール65上を再び移載方向下流に移動し、再び上段の
可動コンベヤ31の移載方向下流端部まで達すると、上
段及び中段の可動コンベヤ31,32はそれぞれ、下段
の可動コンベヤ33と垂直方向に沿って重なる位置ま
で、駆動輪44aの回転によって岸壁上レール50及び
コンベヤ上レール51上を移載方向下流に走行する。こ
のとき物品導入装置60は、上段の可動コンベヤ31に
対して移載方向上流に相対移動することにより、シップ
アンローダ20との位置関係が保たれる。
【0027】更に物品導入装置60が、シップアンロー
ダ20の移載方向下流への更なる移動に連動して、走行
レール65上を再び移載方向下流に移動し、再び上段の
可動コンベヤ31の移載方向下流端部まで達すると、上
段、中段及び下段の各可動コンベヤ31,32,33は
それぞれ、固定コンベヤ30と垂直方向に沿って重なる
格納位置まで、駆動輪44aの回転によって岸壁上レー
ル50及びコンベヤ上レール51上を移載方向下流へ走
行する。このとき物品導入装置60は、上段の可動コン
ベヤ31に対して走行レール65上を移載方向上流に相
対移動することにより、シップアンローダ20との相対
位置関係が保たれる。
【0028】一方、物品導入装置60は、各可動コンベ
ヤ31,32,33の格納位置において、シップアンロ
ーダ20の移載方向上流(図1中右方)への移動に連動
して、上段の可動コンベヤ31の移載方向下流端部から
上流端部(図1中左端部から右端部)まで走行レール6
5上を移載方向上流に移動する。物品導入装置60が、
上段の可動コンベヤ31の移載方向上流端部まで達し、
当該箇所に設けられたセンサ(図示しない)が物品導入
装置60を検知すると、上段の可動コンベヤ31は、中
段の可動コンベヤ32と一部を除いて垂直方向に沿って
重ならない位置まで、駆動輪44aの回転によって岸壁
上レール50及びコンベヤ上レール51上を移載方向上
流へ走行する。このとき物品導入装置60は、上段の可
動コンベヤ31に対して移載方向下流(図1中左方)に
相対移動することにより、シップアンローダ20との相
対位置関係が保たれる。
【0029】そして同様に、物品導入装置60が、シッ
プアンローダ20の移載方向上流への更なる移動に連動
し、上段の可動コンベヤ31の移載方向上流端部まで順
次達すると、固定コンベヤ30及び各可動コンベヤ3
1,32,33はそれぞれ、互いに一部を除いて垂直方
向に沿って重ならない伸長位置まで、順次移載方向上流
へ走行する。
【0030】更に、図1〜図3、図5、図7、図8及び
図9に示すように、固定コンベヤ30及び各可動コンベ
ヤ31,32,33において、コンベヤベルト34の上
方にはそれぞれ、防水及び防塵のためのシールベルト7
0が設けられている。上段の可動コンベヤ31におい
て、シールベルト70は、物品導入装置60に設けられ
た複数のベンドローラ67に巻回されており、長手方向
一端部(図1中左端部)がコンベヤフレーム41の長手
方向一端部近傍に固定されると共に長手方向他端部が重
錘69等の緊張装置に連結され、一定の張力を以て張設
されている。ベンドローラ67はそれぞれ、物品導入装
置60の移動フレーム61における上端部近傍及び下端
部近傍に、ブラケット68を介して回転自在に支持され
ている(図7及び図8参照)。
【0031】すなわち上段の可動コンベヤ31のシール
ベルト70は、内面(図8中下面)を移動フレーム61
の上端部近傍のベンドローラ67に当接して巻回される
とともに、外面(図8中上面)を移動フレーム61の下
端部近傍のベンドローラ67に当接して巻回されてお
り、コンベヤベルト34上面から垂直方向に所定の間隔
をあけて、かつ、物品導入装置60の移動フレーム61
の外面を側面視矩形状に取り囲むように張設されてい
る。したがって物品導入装置60は、ベンドローラ67
を回転させつつ、シールベルト70の内方(図8中下
方)に潜るようにして走行レール65上を移動する。
【0032】固定コンベヤ30及び可動コンベヤ32,
33において、各シールベルト70は、移載方向下流端
部(図1中左端部)が各コンベヤフレーム41の移載方
向下流端部に固定されるとともに、移載方向上流端部
(図1中右端部)がそれぞれ上流に位置する可動コンベ
ヤ32,33及び可動コンベヤ31の各コンベヤフレー
ム41の移載方向下流端部に設けたシールベルト巻取機
71(図9参照)に巻回されている。
【0033】そこで、固定コンベヤ30及び可動コンベ
ヤ32,33のシールベルト70はそれぞれ、各可動コ
ンベヤ32,33及び可動コンベヤ31の移動に伴っ
て、シールベルトプーリ72を介してシールベルト巻取
機71に巻き取られ、又は繰り出されつつ、コンベヤベ
ルト34上面から垂直方向に沿って所定の間隔をあけて
張設される。
【0034】すなわち固定コンベヤ30及び可動コンベ
ヤ32,33のシールベルト70はそれぞれ、各可動コ
ンベヤ32,33及び可動コンベヤ31が移載方向下流
(図1中左方)に移動した際、移動に合わせてシールベ
ルト巻取機71に巻き取られる。また、各シールベルト
70はそれぞれ、各可動コンベヤ32,33及び可動コ
ンベヤ31が移載方向上流(図1中右方)に移動した
際、移動に合わせてシールベルト巻取機71から繰り出
される。これにより各シールベルト70はそれぞれ、各
可動コンベヤ32,33及び可動コンベヤ31の位置に
かかわらず、常時所定の張力を保たれてコンベヤベルト
34の上方を覆っている。
【0035】次に、本第1実施形態におけるコンベヤ設
備の作用を説明する。各可動コンベヤ31,32,33
の図1に示す稼働位置において、シップアンローダ20
のクレーン部22によって船舶11の荷室12から吊り
出された物品は、シップアンローダ20の排出コンベヤ
23によって物品導入装置60を介して上段の可動コン
ベヤ31に移載される。そして物品は、上段の可動コン
ベヤ31から中段及び下段の可動コンベヤ32,33を
介して固定コンベヤ30に搬送され、更に固定コンベヤ
30によって所定の荷揚げ場等に搬送される。
【0036】すなわち各可動コンベヤ31,32,33
の稼働位置において、船体13に対するシップアンロー
ダ20の位置を荷室12内の物品の位置に合わせるた
め、シップアンローダ20が上段の可動コンベヤ31の
範囲内で移載方向下流(図1中左方)に移動されると、
排出コンベヤ23先端部が開口63に遊挿されている物
品導入装置60は、シップアンローダ20に連動して同
一方向にほぼ同一量だけ移動する。この状態で物品は、
シップアンローダ20の排出コンベヤ23から物品導入
装置60を介して上段の可動コンベヤ31に、円滑かつ
確実に移載される。
【0037】シップアンローダ20が更に移載方向下流
(図1中左方)に移動され、物品導入装置60が上段の
可動コンベヤ31における移載方向下流端部まで達する
と、上段の可動コンベヤ31は、中段の可動コンベヤ3
2と垂直に重なる位置まで走行する。このとき上段の可
動コンベヤ31は、シップアンローダ20及び物品導入
装置60の位置に関係なく走行するが、物品導入装置6
0は、上段の可動コンベヤ31に対して移載方向上流
(図1中右方)に相対移動することにより、シップアン
ローダ20との相対位置関係が保たれる。
【0038】上段の可動コンベヤ31が中段の可動コン
ベヤ32と垂直に重なった状態で、シップアンローダ2
0が更に移載方向下流に移動され、物品導入装置60が
再び上段の可動コンベヤ31における移載方向下流端部
まで達すると、上段及び中段の可動コンベヤ31,32
はそれぞれ、下段の可動コンベヤ33と垂直に重なる位
置まで走行する。このとき上段及び中段の可動コンベヤ
31,32はそれぞれ、シップアンローダ20及び物品
導入装置60の位置に関係なく走行するが、物品導入装
置60は、上段の可動コンベヤ31に対して移載方向上
流に相対移動することにより、シップアンローダ20と
の相対位置関係が保たれる。
【0039】上段及び中段の可動コンベヤ31,32が
下段の可動コンベヤ33と垂直に重なった状態で、シッ
プアンローダ20が更に移載方向下流に移動され、物品
導入装置60が再び上段の可動コンベヤ31における移
載方向下流端部まで達すると、上段、中段及び下段の各
可動コンベヤ31,32,33はそれぞれ、固定コンベ
ヤ30と垂直に重なる位置まで走行する。このとき上
段、中段及び下段の可動コンベヤ31,32,33はそ
れぞれ、シップアンローダ20及び物品導入装置60の
位置に関係なく走行するが、物品導入装置60は、上段
の可動コンベヤ31に対して移載方向上流に相対移動す
ることにより、シップアンローダ20との相対位置関係
が保たれる。
【0040】一方、各可動コンベヤ31,32,33の
格納位置において、シップアンローダ20が移載方向上
流に移動され、物品導入装置60が上段の可動コンベヤ
31における移載方向上流端部まで順次達すると、固定
コンベヤ30及び各可動コンベヤ31,32,33はそ
れぞれ、互いに一部を除いて垂直方向に沿って重ならな
い伸長位置まで、順次移載方向上流へ走行する。このと
き物品導入装置60は、上段の可動コンベヤ31に対し
て移載方向下流に相対移動することにより、シップアン
ローダ20との相対位置関係が保たれる。
【0041】即ち、各可動コンベヤ31,32,33の
図2に示す格納位置においては、各可動コンベヤ31,
32,33による占有スペースが、固定コンベヤ30に
よる占有スペースとほぼ垂直に重なる。したがって、コ
ンベヤ設備の省スペース化が達成される。
【0042】図10は本発明の第2実施形態に係るコン
ベヤ設備の伸長状態を示す全体側面図であり、図11は
図10のコンベヤ設備の格納状態を示す全体側面図、図
12は図11のC−C矢視概略図である。
【0043】本第2実施形態において、各可動コンベヤ
31,32,33にはそれぞれ、中間支柱80が各コン
ベヤフレーム41の長手方向ほぼ中央に設けられてお
り、各中間支柱80の下端部には、走行車輪81が、回
転自在に支持されている。該走行車輪81は、支柱45
に支持された走行車輪44が走行する岸壁上レール5
0,50よりも幅方向外側(図12中左右両側)に設置
された岸壁上レール82,82上を走行する。その他の
構成及び作用については、上記第1実施形態と同様であ
る。
【0044】以上のような上記各実施形態によれば、シ
ップアンローダ20による可動コンベヤ31,32,3
3への物品の移載機能を低下させることなく、また複雑
な制御等を必要とすることなく、コンベヤ休止時の占有
スペースを最小限に抑えることができる。これにより、
岸壁10におけるコンベヤ設備の省スペース化を図るこ
とができる。
【0045】すなわちコンベヤ休止時、可動コンベヤ3
1,32,33を図1及び図10に示す稼働位置から図
2及び図11に示す格納位置に移動させることにより、
コンベヤ休止時の占有スペースを最小限に抑えることが
でき、省スペース化を図ることができる。しかも、物品
導入装置60及び各可動コンベヤ31,32,33はそ
れぞれ、シップアンローダ20の位置に対応する位置ま
で移動した状態で、物品をシップアンローダ20によっ
て船舶11の荷室12から移載されるとともに、移載さ
れた物品を固定コンベヤ30に搬送する。したがって、
シップアンローダ20による上段の可動コンベヤ31へ
の物品の移載を円滑かつ確実に行うことができ、シップ
アンローダ20の本来の機能を低下させることがない。
【0046】また物品導入装置60とシップアンローダ
20との相対位置関係が、上段の可動コンベヤ31に対
する物品導入装置60の相対移動と、各可動コンベヤ3
1,32,33の移動によって、ほぼ一定に保たれる。
したがって、シップアンローダ20による上段の可動コ
ンベヤ31への物品の移載を円滑かつ確実に行うことが
できるとともに、例えばシップアンローダ20及び各可
動コンベヤ31,32,33の位置検出等を行う必要が
なく、シップアンローダ20の位置検出に基づく各可動
コンベヤ31,32,33の位置制御等の複雑な制御を
行う必要もない。
【0047】更にシップアンローダ20の排出コンベヤ
23は、物品導入装置60の移動フレーム61の開口6
3に遊嵌されるだけであり、連結又は固定されないの
で、開口63に対する排出コンベヤ23の所定量の変位
が許容される。したがって、シップアンローダ20と物
品導入装置60との位置誤差、例えばシップアンローダ
20の走行レール21と物品導入装置60の走行レール
65との水平誤差(レベル差)及び平行度の違いから生
じる位置誤差を、許容することができる。加えて、固定
コンベヤ30及び各可動コンベヤ31,32,33を休
止させてシップアンローダ20のみを稼働させる際、シ
ップアンローダ20の排出コンベヤ23を、物品導入装
置60の移動フレーム61の開口63から離脱するよう
に移動させるだけで、シップアンローダ20単独での稼
働が容易に実現する。
【0048】更に、上記第1実施形態では、可動コンベ
ヤ31,32,33の各コンベヤフレーム41の移載方
向下流端部(図1中左端部)に支持された走行車輪43
が、下流の固定コンベヤ30及び可動コンベヤ32,3
3の各コンベヤ上レール51上を走行し、かつ、移載方
向上流端部の支柱45に支持された走行車輪44が、岸
壁上レール50上を走行する。また、上記第2実施形態
では、可動コンベヤ31,32,33の各コンベヤフレ
ーム41の移載方向下流端部(図10中左端部)に支持
された走行車輪43が、下流の固定コンベヤ30及び可
動コンベヤ32,33の各コンベヤ上レール51上を走
行し、かつ、移載方向上流端部の支柱45に支持された
走行車輪44が、岸壁上レール50上を走行する。更に
中間支柱80に支持された走行車輪81が、支柱45に
支持された走行車輪44の岸壁上レール50よりもコン
ベヤフレーム41の幅方向外側(図10中左右両側)に
設置された岸壁上レール82上を走行する。
【0049】したがって、各可動コンベヤ31,32,
33の格納位置における走行車輪43,44,81の干
渉等を確実に防止することができる。また、可動コンベ
ヤ31,32,33の段数を更に増やした場合でも、岸
壁上レール50又は82をこれ以上増やす必要がなく、
岸壁上レールの敷設コストを低減できる。尚、本発明の
コンベヤ設備は、上記各実施形態の構成に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採り
うることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可動コン
ベヤは、固定コンベヤと一部を除いて垂直方向に沿って
重ならない位置から、固定コンベヤと垂直方向に沿って
ほぼ重なる位置まで移動可能に設けられ、移載装置の位
置に対応する位置まで移動した状態で、物品を移載装置
によって輸送機から移載されるとともに、移載された物
品を固定コンベヤに搬送する。そこで、移載装置による
物品の移載機能を低下させることなく、コンベヤ休止時
の占有スペースを最小限に抑えることができる。これに
より、コンベヤ設備の省スペース化を図ることができ
る。
【0051】更に本発明によれば、複数段に設けられた
可動コンベヤはそれぞれ、固定コンベヤと一部を除いて
垂直方向に沿って重ならない位置から、固定コンベヤと
垂直方向に沿ってほぼ重なる位置まで移動可能であり、
移載装置の位置に対応する位置まで移動した状態で、物
品を移載装置によって輸送機から最上段に移載されると
ともに、移載された物品を最上段から順次下段の固定コ
ンベヤまで搬送する。また複数段の可動コンベヤのう
ち、最上段の可動コンベヤには、移載装置によって移載
される物品を最上段の可動コンベヤに導入する物品導入
装置が、移載装置に連動して移動可能に設けられてお
り、物品導入装置と移載装置との位置関係が、最上段の
可動コンベヤに対する物品導入装置の相対移動と、各段
の可動コンベヤの移動によって、ほぼ一定に保たれる。
【0052】そこで、移載装置による物品の移載機能を
低下させることなく、コンベヤ休止時の占有スペースを
最小限に抑えることができる。これにより、コンベヤ設
備の省スペース化を図ることができる。又、移載装置の
位置検出に基づく各可動コンベヤの位置制御等の複雑な
制御を行う必要もない。従って、移載装置による物品の
移載機能を低下させることなく、コンベヤ休止時の占有
スペースを最小限に抑えることができ、省スペース化を
図ることができるコンベヤ設備を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるコンベヤ設備の伸
長状態を示す全体側面図である。
【図2】図1のコンベヤ設備の格納状態を示す全体側面
図である。
【図3】図2のA−A矢視概略図である。
【図4】シップアンローダを示す側面図である。
【図5】固定コンベヤ及び下段の可動コンベヤを示す概
略横断面図である。
【図6】可動コンベヤの走行車輪を示す側面図である。
【図7】物品導入装置を示す斜視図である。
【図8】図7の物品導入装置のB−B矢視断面図であ
る。
【図9】シールベルトの巻取り機構及びコンベヤベルト
の駆動機構を示す要部側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るコンベヤ設備の
伸長状態を示す全体側面図である。
【図11】図10のコンベヤ設備の格納状態を示す全体
側面図である。
【図12】図11のC−C矢視概略図である。
【図13】従来のコンベヤ設備を示す平面図である。
【符号の説明】
10 岸壁 11 輸送機(船舶) 12 荷室 13 船体 20 移載装置(シップアンローダ) 21 シップアンローダの走行レール 23 排出コンベヤ 30 固定コンベヤ 31 可動コンベヤ(上段の可動コンベヤ) 32 可動コンベヤ(中段の可動コンベヤ) 33 可動コンベヤ(下段の可動コンベヤ) 34 コンベヤベルト 41 コンベヤフレーム 44 走行車輪 60 物品導入装置 65 物品導入装置の走行レール 70 シールベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菜花 康雄 福岡県嘉穂郡庄内町大字有安958−23 株 式会社幸袋工作所内 (72)発明者 丹所 文隆 福岡県嘉穂郡庄内町大字有安958−23 株 式会社幸袋工作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に沿って移動可能に設けら
    れ、輸送機から物品を移載する移載装置と、 物品を所定の方向に搬送可能な固定コンベヤと、 固定コンベヤと一部を除いて垂直方向に沿って重ならな
    い位置から、固定コンベヤと垂直方向に沿ってほぼ重な
    る位置まで移動可能に設けられ、移載装置の位置に対応
    する位置まで移動した状態で、物品を移載装置によって
    輸送機から移載されるとともに、移載された物品を固定
    コンベヤに搬送する可動コンベヤとを備えたことを特徴
    とするコンベヤ設備。
  2. 【請求項2】 前記可動コンベヤが、固定コンベヤより
    所定量ずつ高い位置に複数段に設けられており、各段の
    可動コンベヤはそれぞれ、移載装置の位置に対応する位
    置まで移動した状態で、物品を移載装置によって輸送機
    から最上段に移載されるとともに、移載された物品を最
    上段から順次最下段の固定コンベヤまで搬送することを
    特徴とする請求項1記載のコンベヤ設備。
  3. 【請求項3】 前記複数段の可動コンベヤのうち、最上
    段の可動コンベヤには、移載装置によって移載される物
    品を最上段の可動コンベヤに導入する物品導入装置が、
    移載装置に連動して移動可能に設けられており、物品導
    入装置と移載装置との位置関係が、最上段の可動コンベ
    ヤに対する物品導入部の相対移動と、各段の可動コンベ
    ヤの移動によって、ほぼ一定に保たれることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のコンベヤ設備。
  4. 【請求項4】 前記可動コンベヤの移載方向下流端部
    が、下流の固定又は可動コンベヤ上に移動自在に支持さ
    れており、各可動コンベヤの格納位置における支柱の干
    渉等が防止されることを特徴とする請求項1乃至3の何
    れか1項記載のコンベヤ設備。
JP26459496A 1996-10-04 1996-10-04 コンベヤ設備 Pending JPH10109725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26459496A JPH10109725A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 コンベヤ設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26459496A JPH10109725A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 コンベヤ設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10109725A true JPH10109725A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17405480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26459496A Pending JPH10109725A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 コンベヤ設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10109725A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109305510A (zh) * 2018-11-16 2019-02-05 江苏锐特自控科技有限公司 一种可伸缩传送带引桥
CN115246571A (zh) * 2021-04-27 2022-10-28 宝钢物流(江苏)有限公司 一种到港货物自动运输转送装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109305510A (zh) * 2018-11-16 2019-02-05 江苏锐特自控科技有限公司 一种可伸缩传送带引桥
CN115246571A (zh) * 2021-04-27 2022-10-28 宝钢物流(江苏)有限公司 一种到港货物自动运输转送装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10109725A (ja) コンベヤ設備
JP3832745B2 (ja) 天井走行車システム
JP4338598B2 (ja) 物品を搬送するための搬送システム
JP4126559B2 (ja) 天井走行車システム
JP4289200B2 (ja) 搬送設備
JP2007227760A (ja) 搬送車
KR200232821Y1 (ko) 화물 상하 이송용 콘베이어장치
JPH04354792A (ja) 天井走行車
JP2003267545A (ja) 荷の搬送方向転向装置
JP2514540B2 (ja) 垂直搬送コンベヤ装置
JPH08282835A (ja) コンベヤ設備
JPH07271438A (ja) 無人搬送装置及びこれに用いる無人搬送車
KR101482277B1 (ko) 벨트 컨베이어에 구비되는 벨트 지지 장치
JPH04235822A (ja) 天井走行型搬送車の昇降装置
JPH09315530A (ja) コンベア装置
JP3306318B2 (ja) 搬出コンベア装置
JPH0558403A (ja) 自動倉庫設備
JPH0672518A (ja) 荷積用コンベア
JP3454339B2 (ja) 物品移載装置
JP2775994B2 (ja) 搬送装置
JP2800367B2 (ja) 搬送装置
JPH08175622A (ja) 保管装置
JP2775993B2 (ja) 搬送装置
JPH0643053Y2 (ja) 搬送ローラテーブル装置
KR20020075023A (ko) 벨트 컨베이어의 운송물 회수장치