JPH10109670A - トレーラの連結状態確認装置 - Google Patents

トレーラの連結状態確認装置

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JPH10109670A
JPH10109670A JP26610796A JP26610796A JPH10109670A JP H10109670 A JPH10109670 A JP H10109670A JP 26610796 A JP26610796 A JP 26610796A JP 26610796 A JP26610796 A JP 26610796A JP H10109670 A JPH10109670 A JP H10109670A
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trailer
lock
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Sadaaki Akagi
完精 赤城
Toshiaki Aizawa
利明 相澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速レバーをバックに入れなくてもトレーラ
の連結状態を確認し得る確認装置を提供する。 【解決手段】 トレーラ側のキングピンをトラクタ側の
カプラがロックした時にオンとなるヨークスイッチ30
(カプラロックスイッチ)と、リレー33を構成する電
磁コイル34とを電源32に対し直列に接続し、該電源
32とスイッチ30との間より分岐した回路に、トラク
タ側からトレーラ側へ制動系統を繋いだ時にオンとなる
トレーラピックアップスイッチ8と、電磁コイル34の
励磁によりオフとなる常時閉の接点35と、トラクタの
運転室に新たに設けたカプラアンロックインジケータラ
ンプ36(警報器)とを直列に接続する。このようにす
れば、スイッチ8がオンとなっている状態でスイッチ3
0がオフとなった時にランプ36が点灯し、運転者に異
常を知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーラの連結状
態確認装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示す如く、牽引側のトラクタ1と
被牽引側のトレーラ2との間の連結は、昇降式のアウト
リガー3を立てて前方部分を支えたトレーラ2に対しト
ラクタ1を後退させ、該トラクタ1のシャシフレーム4
の後方上面に設置したカプラ5と、前記トレーラ2の前
方下面に備えたキングピン6とをロックさせて行うよう
にしており、前記カプラ5とキングピン6とのロックが
完了した後には、トレーラ2側のブレーキ操作をトラク
タ1側から行い得るようにする為に、トラクタ1側のエ
アタンク7からトレーラピックアップスイッチ8及びコ
ック9を介して導いたエアホース10をトレーラ2側に
接続して制動系統を繋ぎ、更には、図示しないジャンパ
ーケーブルもトレーラ2側に接続して電気系統を繋ぎ、
前記エアホース10を接続してコック9の開操作により
連通状態が確立した時にオンとなるトレーラピックアッ
プスイッチ8によって、トレーラ2を連結したことによ
る電気的な負荷変化に応じてウインカータイミング等を
自動補正し、トレーラ2側の全ての操作をトラクタ1側
から支障なく行い得るようにした上で前記アウトリガー
3を格納して発進するようにしている。
【0003】ここで、前記カプラ5の具体的な構造につ
いて図5に示す底面図により説明すると、トラクタ1の
シャシフレーム4に固定した左右一対のブラケット11
の上面に、図示しないピンを介してサドル12がピッチ
ング揺動可能に装着されており、該サドル12の略中央
部には、ピン13を介して左右一対のジョー14が水平
方向に開閉自在に設けられ、また、サドル12の前部中
央には、ヨークシャフト15が前後方向に摺動自在に配
設されており、該ヨークシャフト15の後端に固定した
二股状のヨーク16により前記ジョー14が左右から閉
鎖位置に挟み込まれてロックされるようになっている。
【0004】尚、17はヨークシャフト15を後方に付
勢してヨーク16をジョー14に係合保持させるスプリ
ング、18はリリースレバー19によって揺動されるカ
ムプレート、20はカムプレート18のカム溝21とヨ
ークシャフト15とを係合保持させるヨークピンであ
り、リリースレバー19をスプリング22の付勢力に抗
して矢印方向に引き出すことにより、カムプレート18
を側方に回動してカム溝21とヨークピン20との摺動
案内作用によりスプリング17の付勢力に抗してヨーク
シャフト15を前方へ移動させ、ヨーク16をジョー1
4から離脱させ得るようにしてある。
【0005】また、23はレバー24を操作した際にの
みカムプレート18の回動を許容するロックプレートで
あり、図6に示す如く、側方に回動したロックプレート
23は、前方に移動したヨーク16に当接してその復帰
が阻止されるようになっているが、スプリング25によ
り復帰方向に付勢されるようにしてある。
【0006】一方、前記サドル12の中央部後端には、
ピン26を介してロックガード27の基端が傾動自在に
枢着され、且つ該ロックガード27はスプリング28に
より上方に傾動する方向に付勢されており、ジョー14
によりキングピン6が挾持されている時は、図7に示す
如く、キングピン6の下端による押し下げ作用を受けて
ジョー14の下方に傾動して保持されるが、キングピン
6が挾持されていない時は、図8に示す如く、スプリン
グ28の付勢力でジョー14の間に突入することにより
ジョー14が不用意に閉じることを防止するようにして
ある。
【0007】而して、図6及び図8に示す状態から、ト
レーラ2を連結すべくトラクタ1を後退させてジョー1
4間にキングピン6を侵入させると、図7に示す如く、
キングピン6の下端によってロックガード27がジョー
14の下方へと押し下げられ、更にトラクタ1を後退さ
せると、図5に示す如く、キングピン6による押圧作用
を受けてジョー14が閉鎖回動されると共に、ヨーク1
6が係合作動されてリリースレバー19が没入され、ロ
ックプレート23が回動復帰されて前記ジョー14が閉
鎖位置にロックされることになる。
【0008】このようにして連結が行われるトラクタ1
とトレーラ2との連結状態を確認する為の従来手段とし
ては、図9に示す如く、トラクタ1の後退時に変速レバ
ーをバック(後退)に入れることによりオンとなるリバ
ーススイッチ29と、カプラ5のヨーク16がロック位
置まで移動した時にオンとなるヨークスイッチ30と、
運転室のカプラロックインジケータランプ31とを電源
32に対し直列に接続し、リバーススイッチ29とヨー
クスイッチ30とが共にオンとなった時にカプラロック
インジケータランプ31を点灯し得るようにしたものが
ある。
【0009】このようにすれば、トラクタ1とトレーラ
2とを連結する際に、該トレーラ2に向けてトラクタ1
を後退させることによりリバーススイッチ29がオンと
なり、カプラ5とキングピン6とがロックした際にヨー
クスイッチ30がオンとなって運転室のカプラロックイ
ンジケータランプ31が点灯されるので、このカプラロ
ックインジケータランプ31の点灯によって、トラクタ
1とトレーラ2とが正常に連結されたことを確認するこ
とができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、斯かる
従来手段においては、連結完了後において変速レバーを
バック以外にシフトするとカプラロックインジケータラ
ンプ31が消灯してしまい、運転者が意図的に変速レバ
ーをバックに入れて確認動作を行わない限りトラクタ1
とトレーラ2との連結状態を確認することができないと
いう不具合があった。
【0011】この為、駐車中に第三者による悪戯でカプ
ラ5のロックが故意に解除されたとしても、運転者はカ
プラ5のロックが解除されていることに気付かないでト
ラクタ1を発進させてしまう虞れがあった。
【0012】また、キングピン6がカプラ5に確実にロ
ックされていない不完全連結時や、キングピン6がカプ
ラ5に入らない連結失敗時において、運転者がカプラロ
ックインジケータランプ31の点灯確認を怠り、キング
ピン6が当然にしてカプラ5にロックされたものと思い
込んで直ちに変速レバーをバック以外にシフトしてしま
ったような場合に、運転者はカプラロックインジケータ
ランプ31が始めから点灯していなかったにも拘わら
ず、変速レバーをシフトしたことによりカプラロックイ
ンジケータランプ31が消灯したものと勘違いして異常
に気付かないままトラクタ1を発進させてしまう虞れが
あった。
【0013】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、変速レバーをバックに入れなくてもトレーラの連結
状態を確認し得るようにすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、トレーラ側のキングピンをトラクタ側のカプ
ラがロックした時にオンとなるカプラロックスイッチ
と、トラクタ側からトレーラ側へ制動系統を繋いだ時に
オンとなるトレーラピックアップスイッチと、警報器と
を備え、前記トレーラピックアップスイッチがオンとな
っている状態で前記カプラロックスイッチがオフとなっ
た時に前記警報器に通電されるよう電気回路を構成した
ことを特徴とするトレーラの連結状態確認装置、に係る
ものである。
【0015】而して、このようなトレーラの連結状態確
認装置によれば、トラクタとトレーラとを連結する際
に、カプラとキングピンとが正常にロックしてトラクタ
とトレーラとが連結されると、カプラロックスイッチが
オンとなるので、その後でトラクタ側からトレーラ側へ
制動系統が繋がれてトレーラピックアップスイッチがオ
ンとなっても警報器は作動せず、運転者はトレーラの連
結が異常なく行われたことを確認できる。
【0016】また、カプラとキングピンとが正常にロッ
クしておらず、トラクタとトレーラとが異常連結となっ
ている場合には、カプラロックスイッチがオフとなった
ままなので、その後でトラクタ側からトレーラ側へ制動
系統が繋がれてトレーラピックアップスイッチがオンと
なると警報器が作動して警報が発せられ、運転者は変速
レバーをバックに入れなくてもトレーラが異常連結とな
っていることを確認できる。
【0017】更に、本発明の請求項2に記載の発明は、
カプラのヨークがロック位置まで移動した時にオンとな
るヨークスイッチと、カプラのロックガードがロック位
置まで傾動した時にオンとなるロックガードスイッチ
と、変速レバーをバックに入れることによりオンとなる
リバーススイッチと、トラクタ側からトレーラ側へ制動
系統を繋いだ時にオンとなるトレーラピックアップスイ
ッチと、トラクタのパーキングブレーキを掛けた時にオ
ンとなるパーキングブレーキスイッチと、カプラロック
インジケータランプと、カプラアンロックインジケータ
ランプと、警報ブザーとを備え、リバーススイッチがオ
ンの状態でヨークスイッチ及びロックガードスイッチの
両方がオンとなった時にカプラロックインジケータラン
プに通電され、また、ヨークスイッチ及びロックガード
スイッチの何れか一方がオンとなった時にカプラアンロ
ックインジケータランプ及び警報ブザーに通電され、こ
の状態に継続してパーキングブレーキスイッチがオンと
なった時に警報ブザーに対してのみ通電が断たれ、ま
た、ヨークスイッチ及びロックガードスイッチの両方が
オフとなり且つトレーラピックアップスイッチがオンと
なった時にカプラアンロックインジケータランプのみに
通電され、この状態に継続してパーキングブレーキスイ
ッチがオフとなった時に警報ブザーに対しても通電され
るよう電気回路を構成したことを特徴とするトレーラの
連結状態確認装置、にも係るものである。
【0018】而して、このようなトレーラの連結状態確
認装置によれば、トラクタとトレーラとを連結する際
に、該トレーラに向けトラクタを後退させると、リバー
ススイッチがオンとなり、カプラとキングピンとが正常
にロックしてトラクタとトレーラとが連結されると、ヨ
ークスイッチ及びロックガードスイッチがオンとなって
カプラロックインジケータランプが点灯するので、運転
者はトレーラの連結が異常なく行われたことを確認でき
る。
【0019】また、ヨークスイッチ及びロックガードス
イッチの何れか一方がオンとなった時には、カプラに対
するキングピンの前後位置又は高さ位置が不適切でキン
グピンとカプラとが不完全な連結となっているものと考
えられ、カプラアンロックインジケータランプが点灯し
且つ警報ブザーが鳴るので、運転者はトレーラが異常連
結されていることを確認できる。
【0020】このとき、運転者がトラクタから降りて異
常連結の原因を調べる為に変速レバーをニュートラルに
戻してパーキングブレーキを掛けると、パーキングブレ
ーキスイッチがオンとなって警報ブザーが鳴り止むが、
カプラアンロックインジケータランプは点灯し続ける。
【0021】尚、このように、ヨークスイッチ及びロッ
クガードスイッチの何れか一方がオンの状態でパーキン
グブレーキスイッチがオンとなった時にカプラアンロッ
クインジケータランプが点灯するシステムは、駐車中に
第三者による悪戯でカプラのロックが故意に解除された
場合にも同じ条件として成立するので、運転者は変速レ
バーをバックに入れなくてもトレーラの連結に異常が生
じたことに気付くことになる。
【0022】また、トラクタとトレーラとを連結する際
に、トレーラが連結されるはずの位置までトラクタを後
退させたにも拘わらずヨークスイッチ及びロックガード
スイッチの両方がオフとなったままである時には、キン
グピンがカプラに対し正常にも異常にも入らない連結失
敗の状態になっているものと考えられるが、この時点で
はカプラアンロックインジケータランプは点灯せず、運
転者が連結失敗に気付かずにトラクタ側から制動系統を
繋いだ時にトレーラピックアップスイッチがオンとなっ
てカプラアンロックインジケータランプが点灯し、更
に、そのまま運転者がパーキングブレーキを解除して発
進しようとすると、パーキングブレーキスイッチがオフ
となって警報ブザーも鳴ることになる。
【0023】尚、このように、ヨークスイッチ及びロッ
クガードスイッチの両方がオフとなり且つトレーラピッ
クアップスイッチがオンとなった時にカプラアンロック
インジケータランプのみが点灯し、更に斯かる状態に継
続してパーキングブレーキスイッチがオフとなった時に
警報ブザーが鳴るシステムは、トレーラを切り離す際に
制動系統を切り離し忘れて発進しようとした場合にも同
じ条件として成立するので、制動系統を切り離し忘れた
ままパーキングブレーキを解除して発進させようとする
と警報ブザーが鳴り(カプラアンロックインジケータラ
ンプも点灯)、運転者が制動系統の切り離し忘れに気付
くことになる。
【0024】また、先に説明した如く、駐車中に第三者
による悪戯でカプラのロックが故意に解除された場合に
は、ヨークスイッチがオフとなりカプラアンロックイン
ジケータランプが点灯して運転者に異常を知らせるが、
万一、運転者がカプラアンロックインジケータランプの
点灯に気付かずにトラクタを発進しようとしたとして
も、前述した連結失敗及び制動系統の切り離し忘れの場
合と同じ条件が成立し、パーキングブレーキを解除する
とパーキングブレーキスイッチがオフとなって直ちに警
報ブザーが鳴るので、運転者は変速レバーをバックに入
れなくてもトレーラの連結に異常が生じたことに必ず気
付くことになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0026】図1は本発明を実施する形態の一例を示す
もので、図1に図示されていないものに関しては、従来
技術を説明する際に用いた図4及び図5を参照すること
とする。
【0027】本形態例においては、従来のリバーススイ
ッチ29に替えて、既存のトレーラピックアップスイッ
チ8を、カプラ5のヨーク16がロック位置まで移動し
た時にオンとなるヨークスイッチ30(カプラロックス
イッチ)と連動させるようにしており、具体的には、ヨ
ークスイッチ30と、リレー33を構成する電磁コイル
34とを電源32に対し直列に接続し、該電源32と前
記ヨークスイッチ30の間より分岐した回路に、トレー
ラピックアップスイッチ8と、前記リレー33を構成し
且つ前記電磁コイル34の励磁によりオフとなる常時閉
の接点35と、トラクタ1の運転室に新たに設けたカプ
ラアンロックインジケータランプ36(警報器)とを直
列に接続してトレーラ2の連結状態確認装置を構成する
ようにしている。
【0028】即ち、トラクタ1にトレーラ2を連結する
際には、トレーラ2側のブレーキ操作をトラクタ1側か
ら行い得るようにする為に、トラクタ1側からエアホー
ス10を接続して制動系統を必ず繋ぐことになるので、
該エアホース10を接続してコック9の開操作により連
通状態が確立した時に必ずオンとなり、前記エアホース
10を切り離した時に必ずオフとなるトレーラピックア
ップスイッチ8を利用すれば、トラクタ1にトレーラ2
が連結されているか否かを判断することが可能となる。
【0029】尚、連結前のトレーラ2にはブレーキが掛
かっており、トラクタ1側からエアホース10を接続し
て制動系統を繋いだ上でブレーキを解除しない限り発進
することができないので、トレーラ2を連結したトラク
タ1がエアホース10を接続しないまま発進してしまう
ことはない。
【0030】而して、トラクタ1とトレーラ2とを連結
する際に、カプラ5とキングピン6とがロックしてトラ
クタ1とトレーラ2とが連結されると、ヨークスイッチ
30がオンとなってリレー33の電磁コイル34が励磁
されることにより常時閉の接点35がオフとなり、その
後でトラクタ1側からのエアホース10の接続が成され
てトレーラピックアップスイッチ8がオンとなっても前
記接点35は開いたまま保持されるので、運転室のカプ
ラアンロックインジケータランプ36が消灯し続け、運
転者はトレーラ2の連結が異常なく行われたことを確認
できる。
【0031】この時、トレーラピックアップスイッチ8
がオンとなってエアホース10の接続が確認されている
にも拘わらずヨークスイッチ30がオフとなっている場
合には、カプラ5のジョーが開いたままの異常連結とな
っているものと考えられ、このような場合には、リレー
33の電磁コイル34が非励磁となって常時閉の接点3
5が閉じ、カプラアンロックインジケータランプ36が
点灯するので、運転者は変速レバーをバックに入れなく
てもトレーラ2が異常連結となっていることを確認でき
る。
【0032】従って上記形態例によれば、変速レバーを
バックに入れなくてもトレーラ2の連結状態を確認する
ことができ、しかも、トレーラ2が異常連結となってい
ることを積極的に運転者に知らせることができるので、
運転者が異常に気付かないままトラクタ1を発進させて
しまうことを確実に防止でき、安全性を大幅に向上する
ことができる。
【0033】尚、本形態例においては、トレーラ2側の
キングピン6をトラクタ1側のカプラ5がロックした時
にオンとなるカプラロックスイッチとして、従来と同様
のヨークスイッチ30を採用しているが、これに替えて
後述する如きロックガードスイッチ42等を採用しても
良く、また、カプラアンロックインジケータランプ36
を警報器として採用しているが、これに替えて、或い
は、これに加えて後述する如き警報ブザー37を採用し
ても良い。
【0034】図2は本発明の他の形態例を示すもので、
本形態例においては、トラクタ1の運転室内に、警報ブ
ザー37と、カプラロックインジケータランプ31と、
カプラアンロックインジケータランプ36とを夫々配設
し、これらの作動をトラクタ1の適宜位置に配設したコ
ントローラ38から出力される指令信号39,40,4
1により制御し得るようにしてある。
【0035】また、前記コントローラ38には、カプラ
5のヨーク16がロック位置まで移動した時にオンとな
るヨークスイッチ30と、カプラ5のロックガード27
がロック位置まで傾動した時にオンとなるようカプラ5
内に設けたロックガードスイッチ42と、トラクタ1側
からトレーラ2側へエアホース10を接続してコック9
の開操作により連通状態が確立した時にオンとなるトレ
ーラピックアップスイッチ8と、トラクタ1の後退時に
変速レバーをバックに入れることによりオンとなるリバ
ーススイッチ29と、トラクタ1のパーキングブレーキ
を掛けた時にオンとなるパーキングブレーキスイッチ4
3とが接続されており、これら各スイッチからのオンオ
フ信号44,45,46,47,48が前記コントロー
ラ38に入力されるようになっている。
【0036】図3は前述したコントローラ38に接続さ
れる各種機器類やスイッチ類の具体的な回路構成の一例
を示すもので、トラクタ1のエンジンを始動することに
よりオンとなるキースイッチ49と、ヒューズ50と、
カプラアンロックインジケータランプ36と、コントロ
ーラ38とが電源32に対し直列に接続されている。
【0037】また、前記キースイッチ49及びヒューズ
50の間と前記コントローラ38とがヒューズ51を介
して結線され、該ヒューズ51と前記コントローラ38
の間より分岐した回路に対し、該コントローラ38に並
列に接続されたヨークスイッチ30及びロックガードス
イッチ42と、前記コントローラ38に単独で接続され
た警報ブザー37とが夫々結線されている。
【0038】更に、前記コントローラ38には、トレー
ラピックアップスイッチ8と、リバーススイッチ29
と、カプラロックインジケータランプ31と、パーキン
グブレーキスイッチ43とが夫々個別に接続されてい
る。
【0039】前記コントローラ38においては、リバー
ススイッチ29がオンの状態でヨークスイッチ30及び
ロックガードスイッチ42の両方がオンとなった時にカ
プラロックインジケータランプ31に電源32から通電
が成され、ヨークスイッチ30及びロックガードスイッ
チ42の何れか一方がオンとなった時にカプラアンロッ
クインジケータランプ36及び警報ブザー37に電源3
2から通電が成され、更に斯かる状態に継続してパーキ
ングブレーキスイッチ43がオンとなった時に警報ブザ
ー37に対してのみ通電が断たれ、ヨークスイッチ30
及びロックガードスイッチ42の両方がオフとなり且つ
トレーラピックアップスイッチ8がオンとなった時にカ
プラアンロックインジケータランプ36のみに電源32
から通電が成され、更に斯かる状態に継続してパーキン
グブレーキスイッチ43がオフとなった時に警報ブザー
37に対しても通電が成されるようになっている。
【0040】而して、トラクタ1とトレーラ2とを連結
する際に、該トレーラ2に向けトラクタ1を後退させる
とリバーススイッチ29がオンとなり、カプラ5とキン
グピン6とが正常にロックしてトラクタ1とトレーラ2
とが連結されるとヨークスイッチ30及びロックガード
スイッチ42がオンとなって運転室のカプラロックイン
ジケータランプ31が従来と同様に点灯するので、運転
者はトレーラ2の連結が異常なく行われたことを確認で
きる。
【0041】また、ヨークスイッチ30及びロックガー
ドスイッチ42の何れか一方がオンとなった時には、カ
プラ5に対するキングピン6の前後位置又は高さ位置が
不適切でキングピン6とカプラ5とが不完全な連結とな
っているものと考えられ、カプラアンロックインジケー
タランプ36が点灯し且つ警報ブザー37が鳴るので、
運転者はトレーラ2が異常連結されていることを確認で
きる。
【0042】このとき、運転者がトラクタ1から降りて
異常連結の原因を調べる為に変速レバーをニュートラル
に戻してパーキングブレーキを掛けると、パーキングブ
レーキスイッチ43がオンとなって警報ブザー37が鳴
り止むが、カプラアンロックインジケータランプ36は
点灯し続ける。
【0043】尚、このように、ヨークスイッチ30及び
ロックガードスイッチ42の何れか一方がオンの状態で
パーキングブレーキスイッチ43がオンとなった時にカ
プラアンロックインジケータランプ36が点灯するシス
テムは、駐車中に第三者による悪戯でカプラ5のロック
が故意に解除された場合にも同じ条件として成立するの
で、運転者は変速レバーをバックに入れなくてもカプラ
アンロックインジケータランプ36の点灯によりトレー
ラ2の連結に異常が生じたことに気付くことになる。
【0044】また、トレーラ2が連結されるはずの位置
までトラクタ1を後退させたにも拘わらずヨークスイッ
チ30及びロックガードスイッチ42の両方がオフとな
ったままである時には、キングピン6がカプラ5に対し
正常にも異常にも入らない連結失敗の状態になっている
ものと考えられるが、この時点ではカプラアンロックイ
ンジケータランプ36は点灯せず、運転者が連結失敗に
気付かずにトラクタ1側からのエアホース10の接続が
成された時にトレーラピックアップスイッチ8がオンと
なってカプラアンロックインジケータランプ36が点灯
し、更に、そのまま運転者がパーキングブレーキを解除
し発進しようとすると、パーキングブレーキスイッチ4
3がオフとなって警報ブザー37も鳴ることになる。
【0045】尚、このように、ヨークスイッチ30及び
ロックガードスイッチ42の両方がオフとなり且つトレ
ーラピックアップスイッチ8がオンとなった時にカプラ
アンロックインジケータランプ36のみが点灯し、更に
斯かる状態に継続してパーキングブレーキスイッチ43
がオフとなった時に警報ブザー37が鳴るシステムは、
トレーラ2を切り離す際にエアホース10を切り離し忘
れて発進しようとした場合にも同じ条件として成立する
ので、エアホース10を切り離し忘れたままパーキング
ブレーキを解除して発進させようとすると警報ブザー3
7が鳴り(カプラアンロックインジケータランプ36も
点灯)、運転者がエアホース10の切り離し忘れに気付
くことになる。
【0046】また、先に説明した如く、駐車中に第三者
による悪戯でカプラ5のロックが故意に解除された場合
には、ヨークスイッチがオフとなりカプラアンロックイ
ンジケータランプ36が点灯して運転者に異常を知らせ
るが、万一、運転者がカプラアンロックインジケータラ
ンプ36の点灯に気付かずにトラクタ1を発進しようと
したとしても、前述した連結失敗及びエアホース10の
切り離し忘れの場合と同じ条件が成立し、パーキングブ
レーキを解除するとパーキングブレーキスイッチ43が
オフとなって直ちに警報ブザー37が鳴るので、運転者
は変速レバーをバックに入れなくてもトレーラ2の連結
に異常が生じたことに必ず気付くことになる。
【0047】従って、本形態例においても、変速レバー
をバックに入れなくてもトレーラ2の連結状態を確認す
ることができ、しかも、トレーラ2が異常連結となって
いることを積極的に運転者に知らせることができるの
で、運転者が異常に気付かないままトラクタ1を発進さ
せてしまうことを確実に防止でき、安全性を大幅に向上
することができる。
【0048】また、特に本形態例においては、カプラ5
に対するキングピン6の前後位置が不適切である場合を
ヨークスイッチ30により検出し、カプラ5に対するキ
ングピン6の高さ位置が不適切である場合をロックガー
ドスイッチ42により検出することができるので、トレ
ーラ2が異常連結となっていることを一層確実に検出す
ることができる。
【0049】更に、本形態例においては、カプラアンロ
ックインジケータランプ36の点灯に加え、警報ブザー
37による警報音によっても効果的に運転者に異常を知
らせるようにしてあるので、運転者が異常に気付かない
ままトラクタ1を発進させてしまうことを一層確実に防
止でき、しかも、運転者に不快感を与え周囲環境にも迷
惑な警報ブザー37の警報音を、変速レバーをバックか
ら外してパーキングブレーキを掛けることにより直ちに
鳴り止ませることができるので、運転者は異常発生に対
し冷静に対処することができる。
【0050】また、本形態例においては、トレーラ2を
切り離す際にエアホース10を切り離し忘れて発進しよ
うとした場合にも警報ブザー37が鳴る(カプラアンロ
ックインジケータランプ36も点灯)ので、運転者がエ
アホース10を切り離し忘れたままトレーラ2を切り離
してトラクタ1を発進させてしまうことも防止できる。
【0051】尚、本発明のトレーラの連結状態確認装置
は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、電気
回路の構成は図示する例に限定されないこと、その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】上記した本発明のトレーラの連結状態確
認装置によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得
る。
【0053】(I)本発明の請求項1又は2に記載の発
明によれば、変速レバーをバックに入れなくてもトレー
ラの連結状態を確認することができ、しかも、トレーラ
が異常連結となっていることを積極的に運転者に知らせ
ることができるので、運転者が異常に気付かないままト
ラクタを発進させてしまうことを確実に防止でき、安全
性を大幅に向上することができる。
【0054】(II)本発明の請求項2に記載の発明に
よれば、カプラに対するキングピンの前後位置が不適切
である場合をヨークスイッチにより検出し、カプラに対
するキングピンの高さ位置が不適切である場合をロック
ガードスイッチにより検出することができるので、トレ
ーラが異常連結となっていることを一層確実に検出する
ことができる。
【0055】(III)本発明の請求項2に記載の発明
によれば、カプラアンロックインジケータランプの点灯
に加え、警報ブザーによる警報音によっても効果的に運
転者に異常を知らせるようにしてあるので、運転者が異
常に気付かないままトラクタを発進させてしまうことを
一層確実に防止でき、しかも、運転者に不快感を与え周
囲環境にも迷惑な警報ブザーの警報音を、変速レバーを
バックから外してパーキングブレーキを掛けることによ
り直ちに鳴り止ませることができるので、運転者は異常
発生に対し冷静に対処することができる。
【0056】(IV)本発明の請求項2に記載の発明に
よれば、トレーラを切り離す際に制動系統を切り離し忘
れて発進しようとした場合にも警報ブザーが鳴る(カプ
ラアンロックインジケータランプも点灯)ので、運転者
が制動系統を切り離し忘れたままトレーラを切り離して
トラクタを発進させてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の他の形態例を示す概略図である。
【図3】本発明の他の形態例を示す回路図である。
【図4】トラクタ及びトレーラの連結前の状態を示す概
略図である。
【図5】図4のカプラのロック状態を示す底面図であ
る。
【図6】図5のカプラの開放状態を示す底面図である。
【図7】図5のロックガードの側面図である。
【図8】図6のロックガードの側面図である。
【図9】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 トレーラ 5 カプラ 6 キングピン 8 トレーラピックアップスイッチ 16 ヨーク 27 ロックガード 29 リバーススイッチ 30 ヨークスイッチ(カプラロックスイッ
チ) 31 カプラロックインジケータランプ 36 カプラアンロックインジケータランプ
(警報器) 37 警報ブザー(警報器) 42 ロックガードスイッチ(カプラロックス
イッチ) 43 パーキングブレーキスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーラ側のキングピンをトラクタ側の
    カプラがロックした時にオンとなるカプラロックスイッ
    チと、トラクタ側からトレーラ側へ制動系統を繋いだ時
    にオンとなるトレーラピックアップスイッチと、警報器
    とを備え、 前記トレーラピックアップスイッチがオンとなっている
    状態で前記カプラロックスイッチがオフとなった時に前
    記警報器に通電されるよう電気回路を構成したことを特
    徴とするトレーラの連結状態確認装置。
  2. 【請求項2】 カプラのヨークがロック位置まで移動し
    た時にオンとなるヨークスイッチと、カプラのロックガ
    ードがロック位置まで傾動した時にオンとなるロックガ
    ードスイッチと、変速レバーをバックに入れることによ
    りオンとなるリバーススイッチと、トラクタ側からトレ
    ーラ側へ制動系統を繋いだ時にオンとなるトレーラピッ
    クアップスイッチと、トラクタのパーキングブレーキを
    掛けた時にオンとなるパーキングブレーキスイッチと、
    カプラロックインジケータランプと、カプラアンロック
    インジケータランプと、警報ブザーとを備え、 リバーススイッチがオンの状態でヨークスイッチ及びロ
    ックガードスイッチの両方がオンとなった時にカプラロ
    ックインジケータランプに通電され、また、ヨークスイ
    ッチ及びロックガードスイッチの何れか一方がオンとな
    った時にカプラアンロックインジケータランプ及び警報
    ブザーに通電され、この状態に継続してパーキングブレ
    ーキスイッチがオンとなった時に警報ブザーに対しての
    み通電が断たれ、また、ヨークスイッチ及びロックガー
    ドスイッチの両方がオフとなり且つトレーラピックアッ
    プスイッチがオンとなった時にカプラアンロックインジ
    ケータランプのみに通電され、この状態に継続してパー
    キングブレーキスイッチがオフとなった時に警報ブザー
    に対しても通電されるよう電気回路を構成したことを特
    徴とするトレーラの連結状態確認装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035052A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Caterpillar Japan Ltd トーイングトラクタにおけるインターロック機構
JP2010137689A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Ud Trucks Corp トレーラの脱落防止装置

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