JPH1179697A - フォークリフトの安全装置 - Google Patents

フォークリフトの安全装置

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JPH1179697A
JPH1179697A JP24850397A JP24850397A JPH1179697A JP H1179697 A JPH1179697 A JP H1179697A JP 24850397 A JP24850397 A JP 24850397A JP 24850397 A JP24850397 A JP 24850397A JP H1179697 A JPH1179697 A JP H1179697A
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JP
Japan
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switch
seat
side brake
warning
worker
Prior art date
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Pending
Application number
JP24850397A
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English (en)
Inventor
Katsunori Shinya
勝徳 新屋
Motomu Ishikawa
求 石川
Teruyuki Aira
輝幸 姶良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、作業者がサイドブレーキをかけ
忘れて運転席を離れることを効果的に防止することがで
きるフォークリフトの安全装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 作業者がサイドブレーキをかけずにシー
トを離れると、サイドブレーキスイッチ16が閉成した
ままシートスイッチ15も閉成されるので、バッテリ1
7から警告ブザー9及び警告灯11に電流が流れ、警告
ブザー9から警報が発せられると共に警告灯11が点灯
して作業者にサイドブレーキのかけ忘れを知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フォークリフト
の安全装置に係り、特に作業者がサイドブレーキをかけ
忘れて運転席を離れることを防止するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトを用いた荷役作業にあた
っては、例えばパレット上で荷崩れが発生したり、フォ
ーク幅を変更する際等に、作業者が運転席を離れて作業
を行わなければならない場合がある。このような場合に
備えてフォークリフトにはサイドブレーキが設けられて
おり、車両の暴走等を回避するために、作業者はサイド
ブレーキをかけた上で運転席から離れる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
の不注意等により万一サイドブレーキをかけ忘れると、
オートマチック車では暴走、マニュアル車では傾斜地で
の暴走等を引き起こしかねないという問題があった。こ
の発明はこのような問題点を解消するためになされたも
ので、作業者がサイドブレーキをかけ忘れて運転席を離
れることを効果的に防止することができるフォークリフ
トの安全装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフォーク
リフトの安全装置は、サイドブレーキがかけられたか否
かを検知するサイドブレーキスイッチと、運転席のシー
トに作業者が座っているか否かを検知するシートスイッ
チと、これらサイドブレーキスイッチ及びシートスイッ
チによりサイドブレーキをかけずに作業者がシートから
離れたことを検知すると警告を発する警告装置とを備え
たものである。
【0005】さらに、所定の遅延時間が設定された遅延
リレーをシートスイッチに接続し、サイドブレーキをか
けずに作業者がシートを離れてから遅延時間が経過する
までは警告装置が作動しないように構成することもでき
る。また、フットブレーキが踏み込まれたか否かを検知
するフットブレーキスイッチと、アクセルが踏み込まれ
たか否かを検知するアクセルスイッチとを備え、これら
フットブレーキスイッチ及びアクセルスイッチによりフ
ットブレーキ及びアクセルのいずれかが踏み込まれてい
ることを検知したときには警告装置が作動しないように
構成してもよい。警告装置としては、警告ブザーまたは
警告灯または警告ブザー及び警告灯の双方を用いること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1にこの発明の実施の形態1に係る安
全装置を備えたフォークリフトを示す。機台1の前部に
立設されたマスト2に沿ってフォーク3が昇降自在に設
けられている。機台1の中央部には運転席4が区画さ
れ、この運転席4にシート5が設置されると共にシート
5の前方にステアリング6が配置されている。また、運
転席4にはサイドブレーキレバー7と図示しないフット
ブレーキ及びアクセルが設けられている。さらに、運転
席4の前面プロテクタ8に警告ブザー9が取り付けられ
ると共に運転席4上部のヘッドガード10に警告灯11
が取り付けられている。
【0007】図2に示されるように、シート5の腰掛け
部分の内部には、複数のスプリング12によりプレート
13が弾性支持され、このプレート13の上にスポンジ
14が設けられると共にプレート13の端部にシートス
イッチ15の作動ピンが係合している。シートスイッチ
15は常閉スイッチであって、シート5に作業者が座っ
ていないときには閉成しており、シート5に作業者が座
ると、図3に示されるように作業者の体重によりプレー
ト13がスプリング12の付勢力に抗して下降し、これ
に連動してシートスイッチ15が開成する。作業者がシ
ート5を離れると、プレート13はスプリング12の付
勢力によって持ち上げられ、シートスイッチ15は再び
閉成する。
【0008】また、図4に示されるように、サイドブレ
ーキレバー7にサイドブレーキスイッチ16の作動ピン
が係合している。サイドブレーキスイッチ16は常閉ス
イッチであって、サイドブレーキをかけていないときに
は閉成しており、作業者がサイドブレーキレバー7を引
いてサイドブレーキをかけると、サイドブレーキスイッ
チ16が開成する。サイドブレーキレバー7を押し返し
てサイドブレーキを解除すると、サイドブレーキスイッ
チ16は再び閉成する。
【0009】これらシートスイッチ15及びサイドブレ
ーキスイッチ16は、フォークリフトを始動させるため
の図示しないメインスイッチの投入により、図5に示さ
れるようにバッテリ17に直列に接続され、さらにサイ
ドブレーキスイッチ16とバッテリ17との間に警告ブ
ザー9と警告灯11とが互いに並列に接続される。
【0010】このように構成された実施の形態1に係る
安全装置の動作について説明する。作業者がシート5の
腰掛け部分に座ってメインスイッチを投入すると、バッ
テリ17にシートスイッチ15、サイドブレーキスイッ
チ16、警告ブザー9及び警告灯11が接続されるが、
作業者がシート5に座っているので、シートスイッチ1
5が開成し、警告ブザー9及び警告灯11から警告が発
せられることはない。作業者はシート5に座った状態で
フォークリフトの走行及び荷役作業を行うが、例えばパ
レット上で荷崩れが発生したり、フォーク幅を変更する
際等には、作業者は運転席4を離れて作業を行うことと
なる。このとき、作業者はサイドブレーキレバー7を引
いてサイドブレーキをかけた後に、シート5から離れ
る。サイドブレーキをかけることによりサイドブレーキ
スイッチ16が開成するので、その後作業者がシート5
を離れてシートスイッチ15が閉成しても、警告ブザー
9及び警告灯11から警告は発せられない。
【0011】ここで、作業者の不注意等により万一サイ
ドブレーキをかけ忘れてシート5を離れると、サイドブ
レーキスイッチ16が閉成したままシートスイッチ15
も閉成されるので、バッテリ17から警告ブザー9及び
警告灯11に電流が流れ、警告ブザー9から警報が発せ
られると共に警告灯11が点灯する。これにより、作業
者はサイドブレーキのかけ忘れを認知し、すぐにサイド
ブレーキをかけることができる。このようにして、サイ
ドブレーキのかけ忘れによる暴走等を防止することが可
能となる。
【0012】パレット上の荷崩れを直したり、フォーク
幅を変更した後、作業者が運転席4に戻ってシート5に
座ると、シートスイッチ15が開成するので、その後サ
イドブレーキを解除しても、警告ブザー9及び警告灯1
1から警告は発せられず、フォークリフトの走行及び荷
役作業を続けることができる。
【0013】実施の形態2.図6に実施の形態2に係る
安全装置の回路を示す。この回路は、図5に示した実施
の形態1の回路において、シートスイッチ15の代わり
に遅延リレー18の常開接点19をサイドブレーキスイ
ッチ16とバッテリ17との間に接続すると共にシート
スイッチ15と遅延リレー18の励磁コイル20をバッ
テリ17に直列に接続したものである。遅延リレー18
は、例えば数秒間の遅延時間tが設定された遅延回路2
1を内蔵しており、遅延時間tが経過するまで励磁コイ
ル20が励磁され続けて初めて接点19が閉じるように
構成されている。すなわち、励磁コイル20に励磁電流
が一旦流れても、遅延時間tが経過するまでの間に励磁
電流が停止されれば接点19は開いたままとなる。
【0014】このような遅延リレー18がシートスイッ
チ15に接続されているため、例えば走行中にフットブ
レーキを踏み込む際や路面の凹凸等により作業者の腰が
瞬間的にシート5上に浮いてシートスイッチ15が閉成
したとしても、すぐに作業者の腰がシート5に戻って数
秒間に設定された遅延時間tが経過するまでの間にシー
トスイッチ15が再び開成し、遅延リレー18の接点1
9は開いたままとなる。従って、警告ブザー9及び警告
灯11から誤って警告が発せられることが防止される。
【0015】なお、サイドブレーキをかけずに作業者が
シート5を離れた場合には、まずシートスイッチ15が
閉成し、さらに遅延時間tが経過した後に接点19が閉
じる。このとき、サイドブレーキスイッチ16は閉成し
ているので、バッテリ17から警告ブザー9及び警告灯
11に電流が流れ、これらが作動してサイドブレーキの
かけ忘れを作業者に知らせる。
【0016】実施の形態3.図7に実施の形態3に係る
安全装置の回路を示す。この回路は、図5に示した実施
の形態1の回路において、シートスイッチ15とバッテ
リ17との間にフットブレーキスイッチ22とアクセル
スイッチ23とを直列に接続したものである。フットブ
レーキスイッチ22はフットブレーキが踏み込まれたと
きに開成する常閉スイッチであり、アクセルスイッチ2
3はアクセルが踏み込まれたときに開成する常閉スイッ
チである。このようなフットブレーキスイッチ22及び
アクセルスイッチ23をシートスイッチ15及びサイド
ブレーキスイッチ16と共に直列に接続したので、例え
ば走行中にフットブレーキを踏み込む際や路面の凹凸等
により作業者の腰が瞬間的にシート5上に浮いてシート
スイッチ15が閉成しても、フットブレーキ及びアクセ
ルのいずれかが踏み込まれていれば、フットブレーキス
イッチ22及びアクセルスイッチ23の一方が開成する
ため、警告ブザー9及び警告灯11から誤って警告が発
せられることが防止される。
【0017】なお、サイドブレーキをかけずに作業者が
シート5を離れた場合には、シートスイッチ15、サイ
ドブレーキスイッチ16、フットブレーキスイッチ22
及びアクセルスイッチ23の全てが閉成するため、バッ
テリ17から警告ブザー9及び警告灯11に電流が流れ
て警告が発せられる。
【0018】上述した実施の形態1〜3においては、警
告ブザー9及び警告灯11の双方を警告装置として用い
たが、これに限るものではなく、警告ブザー9あるいは
警告灯11のいずれか一方のみでも構わない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サイドブレーキをかけずに作業者が運転席のシート
を離れると、警告装置から警告が発せられるため、サイ
ドブレーキのかけ忘れによる暴走等を防止することがで
きる。このような安全装置をフォークリフトに備えるこ
とにより、作業者にとっては、確実に安全作業の習慣が
身につくこととなる。また、シートスイッチとサイドブ
レーキスイッチを取り付けると共に警告ブザー、警告灯
等からなる警告装置を取り付けてバッテリに接続するだ
けで済むので、既存のフォークリフトを改造して容易に
且つ安価にこの発明に係る安全装置を装備することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る安全装置を備え
たフォークリフトを示す側面図である。
【図2】運転席のシートの内部を示す側面図である。
【図3】運転席のシート内に設けられたシートスイッチ
を示す側面図である。
【図4】サイドブレーキスイッチを示す側面図である。
【図5】実施の形態1に係る安全装置の回路図である。
【図6】実施の形態2に係る安全装置の回路図である。
【図7】実施の形態3に係る安全装置の回路図である。
【符号の説明】
4 運転席 5 シート 7 サイドブレーキレバー 9 警告ブザー 11 警告灯 12 スプリング 13 プレート 14 スポンジ 15 シートスイッチ 16 サイドブレーキスイッチ 17 バッテリ 18 遅延リレー 19 接点 20 励磁コイル 21 遅延回路 22 フットブレーキスイッチ 23 アクセルスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドブレーキがかけられたか否かを検
    知するサイドブレーキスイッチと、 運転席のシートに作業者が座っているか否かを検知する
    シートスイッチと、 前記サイドブレーキスイッチ及び前記シートスイッチに
    よりサイドブレーキをかけずに作業者がシートから離れ
    たことを検知すると警告を発する警告装置とを備えたこ
    とを特徴とするフォークリフトの安全装置。
  2. 【請求項2】 所定の遅延時間が設定された遅延リレー
    を前記シートスイッチに接続し、サイドブレーキをかけ
    ずに作業者がシートを離れてから遅延時間が経過するま
    では前記警告装置が作動しないことを特徴とする請求項
    1に記載のフォークリフトの安全装置。
  3. 【請求項3】 フットブレーキが踏み込まれたか否かを
    検知するフットブレーキスイッチと、アクセルが踏み込
    まれたか否かを検知するアクセルスイッチとを備え、 前記フットブレーキスイッチ及び前記アクセルスイッチ
    によりフットブレーキ及びアクセルのいずれかが踏み込
    まれていることを検知したときには前記警告装置が作動
    しないことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフ
    トの安全装置。
  4. 【請求項4】 前記警告装置は、警告ブザーまたは警告
    灯または警告ブザー及び警告灯の双方からなることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォーク
    リフトの安全装置。
JP24850397A 1997-09-12 1997-09-12 フォークリフトの安全装置 Pending JPH1179697A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101007484B1 (ko) * 2005-12-27 2011-01-12 현대중공업 주식회사 엔진지게차의 안전제어방법
KR101462284B1 (ko) * 2008-12-24 2014-11-14 주식회사 두산 전동 지게차용 전기 주차 브레이크의 안전 제어 시스템 및 그 방법

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KR101007484B1 (ko) * 2005-12-27 2011-01-12 현대중공업 주식회사 엔진지게차의 안전제어방법
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