JP2004018212A - ピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】安全ベルト50を繋ぐセフティバー38と、安全ベルト50がセフティバー38に繋がれているか否かを検出する光センサ70と、安全ベルト50がセフティバー38に繋がれていないことを警報する赤色パトライト及び音声アラームを備えている。安全ベルト50がセフティバー38に繋がれていると、フック部53により投光部70aからの光が遮られ、安全ベルト50がセフティバー38へ繋がれていることが検出される。安全ベルト50がセフティバー38に繋がれていないと、投光部70aからの光は遮られず、安全ベルト50が繋がれていないことが検出され、赤色パトライト及び音声アラームが作動する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、操縦室がフォークと共に上下移動し、高所において荷物を積込み/積降しすることができるピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車体に立設されたマストに沿って上下移動するフォークを有し、このフォークをパレットと呼ばれる荷物搬送用荷台の開口に挿入し、パレットに積まれた荷物をパレットと共に持ち上げて搬送するフォークリフトがある。フォークリフトには、各種形態のものがあり、ラック棚等の高所において、フォークに挿入されたパレットとの間で個別に荷物を積込み/積降しするピッキング作業を行うために、フォークリフトを操縦する操縦室がフォークと一体となって上下移動するものがある。このようなフォークリフトは、ピッキングフォークリフトと呼ばれている。
【0003】
ピッキングフォークリフトは、操縦室が高所に移動するため、ピッキングフォークリフトの操縦室に搭乗する作業者は、操縦室からの落下防止のために安全ベルトを装着するようになっている。そして、ピッキングフォークリフトの操縦室には、安全ベルトを繋ぎ止めておくためのセフティバーが設けられている。安全ベルトは、作業者の胴体等に巻付けて作業者を保持するベルト部を有し、セフティバーに着脱自在に係合されるフック部がワイヤロープを介してベルト部に連結された構造となっている。
【0004】
作業者は、操縦室に搭乗して作業を行うにあたり、安全ベルトのベルト部を自身の胴体等に巻付けて装着すると共にフック部を操縦室のセフティバーに係合する。これにより、安全ベルトは、操縦室に繋ぎ止められ、安全ベルトを装着した作業者は、操縦室からの落下が防止され、安全に作業を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のピッキングフォークリフトにおいては、安全ベルトを装着し忘れたり、安全ベルトの装着を怠った場合、それに対する対策が何ら講じられていないのが実情であった。このため、安全ベルトを装着していない状態で、高所での作業が行われる可能性があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ピッキングフォークリフトの操縦室に搭乗する作業者に安全ベルトの装着を喚起させ、安全ベルトを装着した安全な状態で作業させることができるピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、ピッキングフォークリフトのフォークと共に上下移動可能な操縦室に搭乗する作業者に装着される安全ベルトを繋ぎ止める安全ベルト取付装置において、前記安全ベルトが繋ぎ止められる安全ベルト取付部と、前記安全ベルト取付部に安全ベルトが繋ぎ止められているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段から出力される検出信号に基づき、前記安全ベルトが繋ぎ止められていないときに警報を発する警報手段とを備えたものである。
【0008】
この構成においては、安全ベルトが安全ベルト取付部に繋ぎ止められているか否か検出され、安全ベルトが繋ぎ止められていないときには警報が発せられる。このため、ピッキングフォークリフトの操縦室に搭乗する作業者は、安全ベルトを装着し忘れることがなく、また、安全ベルトの装着が喚起される。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載のピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置において、安全ベルト取付部は、安全ベルトに連結されたフック部が移動自在に係合される棒状部材から成り、検出手段は、棒状部材の一端側から光を投光する投光部と、他端側で投光部からの光を受光する受光部とから成り、フック部が棒状部材に係合されているとき、光が遮光される光センサであるものである。
【0010】
この構成においては、安全ベルトのフック部は、棒状部材に移動自在に係合されるため、安全ベルトは、棒状部材に沿って自由に移動できる。そして、検出手段は、棒状部材の一端側の投光部から他端側の受光部へ光を投光するため、フック部が棒状部材のどの位置に係合されていても、その光が遮光される。これにより、検出手段は、フック部が棒状部材のどの位置に係合されていても、フック部の棒状部材への係合を検出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。図1は、安全ベルト取付装置を備えたピッキングフォークリフトの概略構成を示す。ピッキングフォークリフト1は、車体2に、アウタマスト3及びインナマスト4が立設され、ピッキングフォークリフト1を各種操縦するためのコクピット(操縦室)10を備えている。アウタマスト3は、車体2に固定されており、インナマスト4は、アウタマスト3に沿って昇降するようになっている。車体2には、油圧駆動されるリフトシリンダ5がインナマスト4に隣接して設けられており、インナマスト4は、リフトシリンダ5の動作により昇降動作される。また、車体2の下部には、路上を走行するための駆動輪(不図示)及び車輪6が設けられている。
【0012】
コクピット10は、インナマスト4に沿って昇降するようになっている。コクピット10は、インナマスト4と共に昇降するシーブ(不図示)を介して、チェーン(不図示)により車体2と連結されており、インナマスト4が上昇すると、シーブがインナマスト4と共に上昇することにより、チェーンに牽引されて上昇する。インナマスト4が下降すると、シーブが下降し、コクピット10も下降する。
【0013】
このコクピット10は、1対のコクピット支柱20が床部30に立設され、コクピット支柱20の間に壁部35が設けられている。コクピット支柱20及び床部30には、コクピット10を区画し操縦者の落下を防止するガードバー36が取付けられ、コクピット支柱20の上部には、操縦者の頭上を防護するヘッドガード37が設けられている。ガードバー36は、操縦者のコクピット10への乗降のために、一部取外せるようになっている。コクピット10の床部30には、略水平に伸びる1対のフォーク40が固設されている。このフォーク40は、荷物搬送用のパレット(不図示)の開口に挿入し、パレットに積まれた荷物をパレットと共に持ち上げるためのものである。フォーク40は、コクピット10に固設されているため、コクピット10と共に昇降する。これにより、フォーク40が挿入されたパレットもコクピット10と共に昇降し、コクピット10に搭乗する作業者により、高所において、パレットとの間で個別に荷物を積込み/積降しするピッキング作業が行われる。
【0014】
さらに、コクピット10のヘッドガード37には、セフティバー(安全ベルト取付部)38が設けられている。セフティバー38は、コクピット10に搭乗する作業者が落下防止のために装着する安全ベルトを繋ぎ止めておくためのものである。セフティバー38は、略水平に延びる棒状部材から成り、取付部材39a、39bによりヘッドガード37に取付けられている。セフティバー38には、投光部70a及び受光部70bから成る透過型光センサ(検出手段)70が設けられている。光センサ70は、作業者に装着される安全ベルトがセフティバー38に繋ぎ止められているか否かを検出するものである。投光部70aは、セフティバー38の一端側に配置されており、セフティバー38に沿って光を投光し、受光部70bは、セフティバー38の他端側に配置されており、投光部70aからの光を受光するようになっている。
【0015】
ピッキングフォークリフト1を各種操縦するための操縦装置60が、コクピット10の壁部35に配置されている。操縦装置60には、キー挿入部61が設けられており、キー挿入部61に操縦キー(不図示)を挿入することにより、ピッキングフォークリフト1の各種動作が可能な状態になる。そして、キー挿入部61に操縦キーを挿入した状態で操縦装置60を操作することにより、ピッキングフォークリフト1の走行やコクピット10の昇降動作が行われる。
【0016】
さらには、コクピット10の壁部35の側方には、取付アームを介して、黄色パトライト81、赤色パトライト(警報手段)82、及び音声アラーム(警報手段)83が設置されている。黄色パトライト81は、黄色光ライトを発光し、ピッキングフォークリフト1が作業中であることを周囲に注意するものである。赤色パトライト82は、赤色光ライトを発光し、安全ベルトがセフティバー38に繋ぎ止められていないことを警報するものである。また、音声アラーム83は、例えば「安全ベルトを着けて下さい」等の合成音による音声を発し、安全ベルトがセフティバー38に繋ぎ止められていないことを警報するものである。上記セフティバー38、光センサ70、赤色パトライト82、及び音声アラーム83は、安全ベルト取付装置を構成している。
【0017】
図2は、上記コクピット10に搭乗する作業者が装着する安全ベルト及び光センサ70を示す。安全ベルト50は、作業者の胴体等に巻付けて作業者を保持するベルト部51と、ベルト部51に一端が連結されたワイヤロープ52と、ワイヤロープ52の他端に設けられたフック部53とから成っている。フック部53は、セフティバー38に引掛けて、セフティバー38に係合される係合片53aと、この係合片53aをセフティバー38に着脱するために係合片53aに回動自在に軸支される回動片53bとから成っている。安全ベルト50は、フック部53をセフティバー38に係合することによりコクピット10に繋ぎ止められ、ベルト部51を装着した作業者のコクピット10からの落下を防止する。このとき、セフティバー38が略水平に延びる棒状部材から成っているため、安全ベルト50のフック部53は、セフティバー38に係合した状態で移動自在になっている。
【0018】
光センサ70は、セフティバー38の一端側に投光部70aが配置され、他端側に受光部70bが配置されている。セフティバー38の一端側の取付部材39aには、セフティバー38の反対側に保持部71aが形成されており、投光部70aは、この保持部71aにより保持されている。一方、セフティバー38の他端側の取付部材39bには、セフティバー38の反対側に保持部71bが形成されており、受光部70bは、この保持部71bにより保持されている。
【0019】
セフティバー38の上方表面付近の取付部材39aに開孔72aが形成されており、投光部70aから投光された光は、開孔72aを通るようになっている。一方、取付部39bにも、セフティバー38の上方表面付近に開孔72bが形成されており、受光部70bには、開孔72bを通った光が入射するようになっている。そして、投光部70aは、投光する光の光軸が、開孔72a及び開孔72bを通る軸と一致するように設置されている。これにより、投光部70aから投光された光は、開孔72aを通った後、セフティバー38の上方表面付近をセフティバー38に沿って進み、開孔72bを通って受光部70bで受光される。
【0020】
上記安全ベルト取付装置において、安全ベルト50のフック部53がセフティバー38に係合されると、フック部53の係合片53aが開孔72aから開孔72bへの光路を遮ることになり、投光部70aからの光は、係合片53aにより遮光され、受光部70bで受光されなくなる。また、安全ベルト50のフック部53がセフティバー38に係合されていないと、開孔72aから開孔72bへの光路は遮られることがなく、投光部70aからの光は、受光部70bで受光される。なお、フック部53の係合片53aは、開孔72aから開孔72bへの光路を遮ることができるように、セフティバー38の径方向の厚みが大きく形成されている。
【0021】
このように、受光部70bは、安全ベルト50のフック部53がセフティバー38に係合されていないとき投光部70aからの光を受光し、フック部53がセフティバー38に係合されているとき投光部70aからの光を受光しない。光センサ70は、これら受光部70bの受光状態に基づいて、安全ベルト50がセフティバー38に繋ぎ止められているか否かを検出する。赤色パトライト82及び音声アラーム83は、光センサ70からの検出信号に基づいて動作し、安全ベルト50がセフティバー38に繋ぎ止められていないときに警報を発する。
【0022】
次に、安全ベルト取付装置の電気的ブロック構成を図3に示す。安全ベルト取付装置100は、ピッキングフォークリフト1の各種電装装置に電圧を供給する車載バッテリ90に、キースイッチ62を介して接続されている。キースイッチ62は、上記操縦装置60のキー挿入部61に操縦キーが挿入されるとオンするスイッチである。安全ベルト取付装置100は、バッテリ90からの電圧を受けて、24[v]の電圧を生成するDC−DCコンバータ91を備えている。DC−DCコンバータ91には、上記光センサ70の投光部70a及び受光部70bに加え、DC−DCコンバータ91からの電圧を中継する中継器84が接続されている。中継器84には、上記黄色パトライト81、赤色パトライト82、及び音声アラーム83が接続されている。
【0023】
光センサ70の受光部70bとDC−DCコンバータ91との間には、リレーコイル92aが接続されている。リレーコイル92aに対しては、2つのリレー接点92b−1、92b−2が設けられており、リレー接点92b−1は、赤色パトライト82と中継器84との間に接続されており、リレー接点92b−2は、音声アラーム83と中継器84との間に接続されている。これら2つのリレー接点92b−1、92b−2は、共に常閉接点であり、リレーコイル92aが通電していない状態では、接点が閉じてオン状態を維持し、リレーコイル92が通電することで接点が開いてオフ状態になる。また、DC−DCコンバータ91は、キースイッチ62がオン、すなわちキー挿入部61に操縦キーが挿入されることで、バッテリ90からの電圧供給を受け、投光部70a、受光部70b、及び中継器84に電圧を供給する。
【0024】
光センサ70の投光部70aは、DC−DCコンバータ91からの電圧供給を受けて動作し、光を投光する。受光部70bは、DC−DCコンバータ91からの電圧供給を受けて動作し、投光部70bからの光を受光する。受光部70bは、遮光時オンタイプのものであり、投光部70aからの光が遮光されて、投光部70aからの光を受光していないときにオンになる。リレーコイル92aは、受光部70bがオンになると電圧が印加され、これにより、リレー接点92b−1及び92b−2を開いてオフ状態にする。
【0025】
黄色パトライト81は、中継器84からの電圧供給を受けて作動する。赤色パトライト82は、中継器84からの電圧供給を受けて作動し、リレー接点92b−1が開いてオフ状態になると、中継器84からの電圧供給が断たれて作動停止する。また、音声アラーム83は、中継器84からの電圧供給を受けて作動し、リレー接点92b−2が開いてオフ状態になると、中継器84からの電圧供給が断たれて作動停止する。黄色パトライト81は、作動状態において黄色光ライトを発光し、赤色パトライト82は、作動状態において赤色光ライトを発光する。また、音声アラーム83は、作動状態において「安全ベルトを着けて下さい」等の合成音による音声を発する。
【0026】
上記のように構成されたピッキングフォークリフト1において、操縦装置60のキー挿入部61に操縦キーが挿入されると、キースイッチ62がオンして、バッテリ90からDC−DCコンバータ91に電圧が供給される。これにより、DC−DCコンバータ91から中継器84を介して黄色パトライト81に電圧が供給され、黄色パトライト81が作動して、黄色光ライトが発光される。また、これと同時に、DC−DCコンバータ91から光センサ70の投光部70a及び70bにも電圧が供給され、投光部70aが光を投光し、受光部70bが投光部70aからの光を受光する。
【0027】
このとき、安全ベルト50のフック部53がセフティバー38に係合されていなければ、投光部70aからの光が受光部70bで受光され、受光部70bがオフであり、リレーコイル92aが動作せず、リレー接点92b−1及び92b−2はオン状態のままである。これにより、DC−DCコンバータ91から中継器84を介して、赤色パトライト82、及び音声アラーム83に電圧が供給され、これら赤色パトライト82、及び音声アラーム83が作動する。すなわち、赤色パトライト82が赤色光ライトを発光し、また、音声アラーム83が「安全ベルトを着けて下さい」等の音声を発する。
【0028】
いま、安全ベルト50のフック部53がセフティバー38に係合されると、フック部53により投光部70aから受光部70bへの光が遮られ、受光部70bがオンとなり、リレーコイル92aに電圧が印加され、リレーコイル92aが動作して、リレー接点92b−1及び92b−2をオフ状態とする。これにより、赤色パトライト82及び音声アラーム83は、中継器84からの電圧供給が断たれて作動停止する。
【0029】
一方、安全ベルト50のフック部53がセフティバー38から外されると、投光部70aからの光が受光部70bで受光され、受光部70bがオフとなり、リレーコイル92aが動作を停止し、リレー接点92b−1及び92b−2をオン状態に戻す。これにより、赤色パトライト82及び音声アラーム83は、中継器84からの電圧供給を受けて、再び作動する。
【0030】
このように本実施形態においては、安全ベルト50のフック部53をセフティバー38に係合して繋ぎ止めていないときには、赤色パトライト82の赤色光ライト、及び音声アラーム83の「安全ベルトを着けて下さい」等の音声により、警報が発せられる。これにより、ピッキングフォークリフト1のコクピット10に搭乗する作業者は、安全ベルト50を装着し忘れることがなく、また、安全ベルト50の装着が喚起される。
【0031】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態において、透過型の光センサ70に代えて、反射型の光センサや、静電容量センサ、感圧センサ等を用いて、安全ベルト50のフック部53のセフティバー38への係合を検出するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、安全ベルトが安全ベルト取付部に繋ぎ止められていないときには警報が発せられるため、ピッキングフォークリフトの操縦室に搭乗する作業者に安全ベルトの装着を喚起させ、安全ベルトを装着した安全な状態で作業させることができる。
【0033】
請求項2の発明によれば、安全ベルトに連結されたフック部が棒状部材に移動自在に係合されるため、安全ベルトは、棒状部材に沿って自由に移動し、これにより、安全ベルトを装着する作業者の作業範囲が広くなる。そして、検出手段は、棒状部材の一端側から光を投光する投光部と、他端側で投光部からの光を受光する受光部とから成る光センサであるため、フック部が棒状部材のどの位置に係合されていても、フック部の棒状部材への係合を検出でき、これにより、警報を適確に発することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による安全ベルト取付装置を備えたピッキングフォークリフトの概略構成を示した斜視図。
【図2】同ピッキングフォークリフトで使用される安全ベルト及びその繋ぎ止め状態の検出構成を示す斜視図。
【図3】同ピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置の電気的ブロック構成図。
【符号の説明】
1 ピッキングフォークリフト
10 コクピット(操縦室)
38 セフティバー(安全ベルト取付部)
40 フォーク
50 安全ベルト
53 フック部
70 光センサ(検出手段)
70a 投光部
70b 受光部
82 赤色パトライト(警報手段)
83 音声アラーム(警報手段)
100 安全ベルト取付装置
Claims (2)
- ピッキングフォークリフトのフォークと共に上下移動可能な操縦室に搭乗する作業者に装着される安全ベルトを繋ぎ止める安全ベルト取付装置において、
前記安全ベルトが繋ぎ止められる安全ベルト取付部と、
前記安全ベルト取付部に安全ベルトが繋ぎ止められているか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段から出力される検出信号に基づき、前記安全ベルトが繋ぎ止められていないときに警報を発する警報手段と
を備えたことを特徴とするピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置。 - 前記安全ベルト取付部は、安全ベルトに連結されたフック部が移動自在に係合される棒状部材から成り、
前記検出手段は、前記棒状部材の一端側から光を投光する投光部と、他端側で前記投光部からの光を受光する受光部とから成り、前記フック部が前記棒状部材に係合されているとき、光が遮光される光センサであることを特徴とする請求項1に記載のピッキングフォークリフトの安全ベルト取付装置。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080408 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |