JPH0935361A - 移動体搭載用音響機器の盗難防止装置 - Google Patents
移動体搭載用音響機器の盗難防止装置Info
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- JPH0935361A JPH0935361A JP7203801A JP20380195A JPH0935361A JP H0935361 A JPH0935361 A JP H0935361A JP 7203801 A JP7203801 A JP 7203801A JP 20380195 A JP20380195 A JP 20380195A JP H0935361 A JPH0935361 A JP H0935361A
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- Japan
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- panel
- main body
- theft
- backup power
- power supply
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用者が移動体から離れる際にパネルを裏面
装着可能として機器の盗難防止機能の設置を強調し、盗
難防止効果を高めた移動体設置用音響機器の盗難防止装
置を提供する。 【構成】 単にパネルを本体から取外し携帯すれば着脱
パネルシステムとして利用でき、パネルを本体に対して
裏面装着すれば機器の盗難が防止されていることを強調
できる。又、バックアップ電源の供給開始に伴い機器の
通常動作を禁止し、予め登録されている暗証コ−ドが入
力されない限り機器の通常動作を禁止するので確実に盗
難が防止できる。しかも、パネルが取り外されている場
合は着脱パネル方式と暗証番号の併用により、更に盗難
防止効果が高められる。又、バックアップ電源が断ち切
られてから盗難防止状態が解除されるまでパネルが本体
に施錠されるためパネルのみの盗難、並びに盗難防止効
果がさらに高まる。
装着可能として機器の盗難防止機能の設置を強調し、盗
難防止効果を高めた移動体設置用音響機器の盗難防止装
置を提供する。 【構成】 単にパネルを本体から取外し携帯すれば着脱
パネルシステムとして利用でき、パネルを本体に対して
裏面装着すれば機器の盗難が防止されていることを強調
できる。又、バックアップ電源の供給開始に伴い機器の
通常動作を禁止し、予め登録されている暗証コ−ドが入
力されない限り機器の通常動作を禁止するので確実に盗
難が防止できる。しかも、パネルが取り外されている場
合は着脱パネル方式と暗証番号の併用により、更に盗難
防止効果が高められる。又、バックアップ電源が断ち切
られてから盗難防止状態が解除されるまでパネルが本体
に施錠されるためパネルのみの盗難、並びに盗難防止効
果がさらに高まる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、船舶、カ−ト、
オ−トバイ、自転車、ベビ−カ、三輪車、耕転機、フォ
−クリフト、トラクタ−、飛行機、ヘリコプタ、等の移
動体に搭載されるテ−ププレ−ヤ、受信機、或いはコン
パクトディスクやミニディスクに代表されるディスクプ
レ−ヤ、等の音響機器の盗難を防止する移動体搭載用音
響機器の盗難防止に関する。
オ−トバイ、自転車、ベビ−カ、三輪車、耕転機、フォ
−クリフト、トラクタ−、飛行機、ヘリコプタ、等の移
動体に搭載されるテ−ププレ−ヤ、受信機、或いはコン
パクトディスクやミニディスクに代表されるディスクプ
レ−ヤ、等の音響機器の盗難を防止する移動体搭載用音
響機器の盗難防止に関する。
【０００２】
【従来の技術】今般、移動体用音響機器の盗難防止を図
る方法として、大別して（１）実開平３−９１８５０号
に代表される機器自体を移動体に対して着脱可能とし、
使用者が移動体を離れる際に、機器自体を持ち歩き盗難
防止を図るテ−クアウェイシステム、（２）特開平２−
３０６８３９号に代表される機器に予め設定された暗証
番号と一致する暗証番号を入力して初めて機器の正常動
作を可能とする暗証コ−ド方式盗難防止システム、
（３）特開平５−１０１６２７に代表される機器の前面
パネルを本体に対し着脱可能にし、使用者が移動体を離
れる際にパネルを持ち歩くことにより盗難を防止する着
脱パネルシステム、とがある。
る方法として、大別して（１）実開平３−９１８５０号
に代表される機器自体を移動体に対して着脱可能とし、
使用者が移動体を離れる際に、機器自体を持ち歩き盗難
防止を図るテ−クアウェイシステム、（２）特開平２−
３０６８３９号に代表される機器に予め設定された暗証
番号と一致する暗証番号を入力して初めて機器の正常動
作を可能とする暗証コ−ド方式盗難防止システム、
（３）特開平５−１０１６２７に代表される機器の前面
パネルを本体に対し着脱可能にし、使用者が移動体を離
れる際にパネルを持ち歩くことにより盗難を防止する着
脱パネルシステム、とがある。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】さて、上記各システム
には一長一短あり、例えば、（１）のテ−クアウェイシ
ステムは本体を持ち歩く為、盗難には完璧であるが機器
が大きく持ち歩きに支障があり、（２）の暗証コ−ド方
式は本体を持ち歩く手間はないが、盗人が何等かの方法
で暗証コ−ドを知れば盗難防止効果はなく、また暗証コ
−ドを忘れると真の使用者であっても使用不可となる。
又、（３）の着脱パネルシステムは上記（１）（２）の
長所をとったシステムで現在主流となっているが、パネ
ルが小さいと使用者がパネルを紛失してしまったり、逆
にパネルを大型化すると持ち運びに支障をきたす恐れが
あった。又、盗人は何等かの方法で同種のパネルを入手
できれば通常に使用可能となり、盗難防止効果の面で完
全でなかった。
には一長一短あり、例えば、（１）のテ−クアウェイシ
ステムは本体を持ち歩く為、盗難には完璧であるが機器
が大きく持ち歩きに支障があり、（２）の暗証コ−ド方
式は本体を持ち歩く手間はないが、盗人が何等かの方法
で暗証コ−ドを知れば盗難防止効果はなく、また暗証コ
−ドを忘れると真の使用者であっても使用不可となる。
又、（３）の着脱パネルシステムは上記（１）（２）の
長所をとったシステムで現在主流となっているが、パネ
ルが小さいと使用者がパネルを紛失してしまったり、逆
にパネルを大型化すると持ち運びに支障をきたす恐れが
あった。又、盗人は何等かの方法で同種のパネルを入手
できれば通常に使用可能となり、盗難防止効果の面で完
全でなかった。
【０００４】
【発明の目的】従って、本発明は上記従来技術の課題に
鑑みて成されたものであり、第一の目的は使用者が移動
体から離れる際にパネルを裏面装着可能として機器の盗
難防止設置を強調し、盗難防止効果を高めた移動体設置
用音響機器の盗難防止装置の提供にあり、又第２の目的
は機器についてユ−ザの好みにより暗証コ−ド方式で盗
難防止を図るか、着脱パネル方式で盗難防止を図るかの
自由度を持たせ、着脱パネル方式で盗難防止を選択した
時に、暗証コ−ド方式による盗難防止を併用可能とし
て、着脱パネルによる盗難防止効果を高めた移動体搭載
用音響機器の盗難防止装置の提供にある。
鑑みて成されたものであり、第一の目的は使用者が移動
体から離れる際にパネルを裏面装着可能として機器の盗
難防止設置を強調し、盗難防止効果を高めた移動体設置
用音響機器の盗難防止装置の提供にあり、又第２の目的
は機器についてユ−ザの好みにより暗証コ−ド方式で盗
難防止を図るか、着脱パネル方式で盗難防止を図るかの
自由度を持たせ、着脱パネル方式で盗難防止を選択した
時に、暗証コ−ド方式による盗難防止を併用可能とし
て、着脱パネルによる盗難防止効果を高めた移動体搭載
用音響機器の盗難防止装置の提供にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による移動体搭載用音響機器の盗難防止装置
は本体と、該本体前面の収納凹所に着脱可能なパネル部
材と、を備えた音響機器において、上記パネルは表面並
びに裏面に操作キ−を有し、且つ、上記収納凹所を上記
パネルを表面前方に向けて装着可能、且つ裏面を前方に
向けて装着可能に構成したことを第１の要旨としてい
る。
め、本発明による移動体搭載用音響機器の盗難防止装置
は本体と、該本体前面の収納凹所に着脱可能なパネル部
材と、を備えた音響機器において、上記パネルは表面並
びに裏面に操作キ−を有し、且つ、上記収納凹所を上記
パネルを表面前方に向けて装着可能、且つ裏面を前方に
向けて装着可能に構成したことを第１の要旨としてい
る。
【０００６】又、上記本体は上記パネルの裏面装着を検
出する手段と、バックアップ電源の供給開始を監視する
バックアップ電源監視手段と、上記バックアップ電源監
視手段によりバックアップ電源の供給開始が検出され且
つ、上記電源スイッチ又はアクセサリ電源オン時に機器
の通常動作を禁止する通常動作禁止手段と、この通常動
作禁止状態中、予め設定された暗証番号とキ−により入
力された暗証番号とを照合する手段と、該照合手段が番
号の一致を判定した際に禁止状態を解除する禁止解除手
段と、を備えたことを第２の要旨としている。
出する手段と、バックアップ電源の供給開始を監視する
バックアップ電源監視手段と、上記バックアップ電源監
視手段によりバックアップ電源の供給開始が検出され且
つ、上記電源スイッチ又はアクセサリ電源オン時に機器
の通常動作を禁止する通常動作禁止手段と、この通常動
作禁止状態中、予め設定された暗証番号とキ−により入
力された暗証番号とを照合する手段と、該照合手段が番
号の一致を判定した際に禁止状態を解除する禁止解除手
段と、を備えたことを第２の要旨としている。
【０００７】更に、上記本体から上記パネルを取り外さ
れるのを阻止すべく施錠するパネルロック手段と、上記
バックアップ電源監視手段により、バックアップ電源の
供給開始が検出された際に上記パネルロック手段を動作
させるパネルロック作動手段と、を有する事を第３の要
旨としている。
れるのを阻止すべく施錠するパネルロック手段と、上記
バックアップ電源監視手段により、バックアップ電源の
供給開始が検出された際に上記パネルロック手段を動作
させるパネルロック作動手段と、を有する事を第３の要
旨としている。
【０００８】
【作用】上記第１の要旨により単にパネルを本体から取
外し携帯すれば着脱パネルシステムとして利用でき、パ
ネルを本体に対し裏面装着すれば機器の盗難が防止され
ていることを強調できる。
外し携帯すれば着脱パネルシステムとして利用でき、パ
ネルを本体に対し裏面装着すれば機器の盗難が防止され
ていることを強調できる。
【０００９】又、本発明第２の要旨によりバックアップ
電源の供給開始に伴い機器の通常動作を禁止し、予め登
録されている暗証コ−ドが入力されない限り機器の通常
動作を禁止するので確実に盗難が防止できる。しかも、
パネルが取り外されている場合は着脱パネル方式と暗証
コ−ド方式の併用により、更に盗難防止効果が高められ
る。
電源の供給開始に伴い機器の通常動作を禁止し、予め登
録されている暗証コ−ドが入力されない限り機器の通常
動作を禁止するので確実に盗難が防止できる。しかも、
パネルが取り外されている場合は着脱パネル方式と暗証
コ−ド方式の併用により、更に盗難防止効果が高められ
る。
【００１０】又、本発明第３の要旨によりバックアップ
電源が断ち切られてから盗難防止状態が解除されるまで
パネルが本体に施錠されるためパネルのみの盗難防止効
果がさらに高まる。
電源が断ち切られてから盗難防止状態が解除されるまで
パネルが本体に施錠されるためパネルのみの盗難防止効
果がさらに高まる。
【００１１】
【実施例】以下図１〜図８に示す本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明の機器斜視図、図２は本体のロッ
ク爪部の拡大断面図、図３、４、５は、パネル下面図、
前面図、裏面図、図６は、本発明実施例の回路ブロック
図、図７は、端子切替部の詳細図、図８は、マイコンの
動作フロ−チャ−ト図である。
する。図１は、本発明の機器斜視図、図２は本体のロッ
ク爪部の拡大断面図、図３、４、５は、パネル下面図、
前面図、裏面図、図６は、本発明実施例の回路ブロック
図、図７は、端子切替部の詳細図、図８は、マイコンの
動作フロ−チャ−ト図である。
【００１２】図１〜図５の様にパネル１は、通常の機器
動作状態で使用される正面（図４）と、暗証番号の照合
による盗難モ−ドを解除する時等に使用する裏面（図
５）を有し、正面には、比較的凸状の操作キ−２と表示
部３、ディスク挿入口４等を備え、裏面には、正面の挿
入口４に連なる挿入口４aと、１から５のコ−ド入力キ
−５、並びに盗難防止機能を示す文字部６を備えてい
る。
動作状態で使用される正面（図４）と、暗証番号の照合
による盗難モ−ドを解除する時等に使用する裏面（図
５）を有し、正面には、比較的凸状の操作キ−２と表示
部３、ディスク挿入口４等を備え、裏面には、正面の挿
入口４に連なる挿入口４aと、１から５のコ−ド入力キ
−５、並びに盗難防止機能を示す文字部６を備えてい
る。
【００１３】又、図３のようにパネル下面には左右側面
から夫々均等な位置にロック爪溝７a、ロック溝７b有
し、且つ下面中央は左右対称な複数の接触子からなるコ
ネクタ端子８を備えている。更に、パネル一方の側面に
は凸部９が形成されている。
から夫々均等な位置にロック爪溝７a、ロック溝７b有
し、且つ下面中央は左右対称な複数の接触子からなるコ
ネクタ端子８を備えている。更に、パネル一方の側面に
は凸部９が形成されている。
【００１４】図１に戻り、本体１０の正面にはパネル１
の正面を前方に向けて、あるいはパネル裏面を前方に向
けて何れも装着可能な収納凹所１１が形成され、この凹
所１１左右一方側面にはパネルの凸部９に係合する溝部
１２が形成され、凹所１１下側面中央にはパネルのコネ
クタ端子８に接触する端子１３が配置されている。更
に、下側面の一端側にはパネル１のロック溝７a、７bを
選択的にロックするロック爪１４が進退自在に配置され
ている。
の正面を前方に向けて、あるいはパネル裏面を前方に向
けて何れも装着可能な収納凹所１１が形成され、この凹
所１１左右一方側面にはパネルの凸部９に係合する溝部
１２が形成され、凹所１１下側面中央にはパネルのコネ
クタ端子８に接触する端子１３が配置されている。更
に、下側面の一端側にはパネル１のロック溝７a、７bを
選択的にロックするロック爪１４が進退自在に配置され
ている。
【００１５】このロック爪１４は図２の様にパネル１の
どちらの面を前面にしても本体凹１１挿入時にロック溝
７a、７bをロックし、しかもロックリリ−スレバ−１５
を操作することによりレバ−先端の傾斜部１５aがロッ
ク爪１４のピン１４aに当り、ロック爪１４を軸１６を
中心に下方回動させ、パネル１のロックを解除できる。
どちらの面を前面にしても本体凹１１挿入時にロック溝
７a、７bをロックし、しかもロックリリ−スレバ−１５
を操作することによりレバ−先端の傾斜部１５aがロッ
ク爪１４のピン１４aに当り、ロック爪１４を軸１６を
中心に下方回動させ、パネル１のロックを解除できる。
【００１６】又、ロック爪付近の本体１内には電源の通
電時に作動棒１７aを引き込む電磁プランジャ１７が配
置され電源が通電されていない状態で作動棒１７aがロ
ック爪１４の下面に当接しロックリリ−スレバ−１５に
よるロック爪１４の回動を阻止している。勿論電磁プラ
ンジャ１７の通電時には作動棒１７aはロック爪１４に
は当接しないためロックリリ−スレバ−１５の押し込み
によりパネル１のロックは解除される。
電時に作動棒１７aを引き込む電磁プランジャ１７が配
置され電源が通電されていない状態で作動棒１７aがロ
ック爪１４の下面に当接しロックリリ−スレバ−１５に
よるロック爪１４の回動を阻止している。勿論電磁プラ
ンジャ１７の通電時には作動棒１７aはロック爪１４に
は当接しないためロックリリ−スレバ−１５の押し込み
によりパネル１のロックは解除される。
【００１７】他方、本体凹所１１の正面のロック爪１４
近傍にはパネルの凸状操作キ−２を受け入れる釦収納用
凹部１８、並びにパネル装着時にパネル１を前方に付勢
する板バネ１９を備えるとともに、釦収納用凹部１８中
央にはパネル１を裏面を前方に向けて装着した際を検出
する裏面装着検出スイッチ２０が配置されている。
近傍にはパネルの凸状操作キ−２を受け入れる釦収納用
凹部１８、並びにパネル装着時にパネル１を前方に付勢
する板バネ１９を備えるとともに、釦収納用凹部１８中
央にはパネル１を裏面を前方に向けて装着した際を検出
する裏面装着検出スイッチ２０が配置されている。
【００１８】図６は、回路ブロック図で本体１０のマイ
コン２１には車輌のバッテリに直結されたバックアップ
電源２２、キ−スイッチ２３を介してバッテリに接続さ
れたＡＣＣ電源２４、が供給されると共に裏面装着検出
スイッチ２０が接続されている。
コン２１には車輌のバッテリに直結されたバックアップ
電源２２、キ−スイッチ２３を介してバッテリに接続さ
れたＡＣＣ電源２４、が供給されると共に裏面装着検出
スイッチ２０が接続されている。
【００１９】リレ−回路２５はマイコン２１に制御され
るチュ−ナ回路２６、ディスク再生回路２７に電源を供
給する経路に介装され、マイコン２１の後述する盗難モ
−ド動作時にマイコン出力により遮断される。
るチュ−ナ回路２６、ディスク再生回路２７に電源を供
給する経路に介装され、マイコン２１の後述する盗難モ
−ド動作時にマイコン出力により遮断される。
【００１９】ミュ−ト回路２８はチュ−ナ回路２６、デ
ィスク再生回路２７等のオ−ディオソ−ス源からモ−ド
スイッチ２９を介して供給される音声経路に介装され、
同様に盗難モ−ド作動時にマイコン出力により音声を遮
断する。
ィスク再生回路２７等のオ−ディオソ−ス源からモ−ド
スイッチ２９を介して供給される音声経路に介装され、
同様に盗難モ−ド作動時にマイコン出力により音声を遮
断する。
【００２０】端子切替部３０は、本体１０のマイコン２
１とパネル１に配置され、キ−の読み込み、表示制御を
行う従属マイコン３１との間の電気的接続の為の端子１
３とマイコン２１との間に介装され、パネル裏面装着時
に端子の接続を左右対称部分で切り替える回路である。
図７はその１例で裏面装着スイッチ２０の検出状態に応
じてマイコン２１が端子ａとｂとを切り替える構成とな
っている。
１とパネル１に配置され、キ−の読み込み、表示制御を
行う従属マイコン３１との間の電気的接続の為の端子１
３とマイコン２１との間に介装され、パネル裏面装着時
に端子の接続を左右対称部分で切り替える回路である。
図７はその１例で裏面装着スイッチ２０の検出状態に応
じてマイコン２１が端子ａとｂとを切り替える構成とな
っている。
【００２１】図８はマイコンの動作フロ−チャ−トで、
まずバックアップ電源の立上り信号が監視され、即ち機
器が車両から取り外された後に再度車両に設置されたこ
とを監視し（Ｓ１）、バックアップ電源立上り後にＡＣ
Ｃ電源オン又はパワ−オン等により電源がオンされる
（Ｓ２）と、リレ−２５のオフ、ミュ−ト２８のオン等
による盗難モ−ドを動作させる（Ｓ３）。
まずバックアップ電源の立上り信号が監視され、即ち機
器が車両から取り外された後に再度車両に設置されたこ
とを監視し（Ｓ１）、バックアップ電源立上り後にＡＣ
Ｃ電源オン又はパワ−オン等により電源がオンされる
（Ｓ２）と、リレ−２５のオフ、ミュ−ト２８のオン等
による盗難モ−ドを動作させる（Ｓ３）。
【００２２】そして、裏面装着検出スイッチがオンかチ
ェックされ（Ｓ４）、裏面装着でない場合には電磁プラ
ンジャ１７を励磁し（Ｓ５）、パネルの着脱を可能とす
る。逆に裏面装着されていると端子切替部３０の端子を
ｂ側に切り替え（Ｓ６）、続いて電磁プランジャ１７の
励磁を解除し、これにより突出した作動棒１７aにより
リリ−スレバ−１５の押し込み操作をロックする（Ｓ
７）。従って、パネルは裏面装着状態でロックされる。
ェックされ（Ｓ４）、裏面装着でない場合には電磁プラ
ンジャ１７を励磁し（Ｓ５）、パネルの着脱を可能とす
る。逆に裏面装着されていると端子切替部３０の端子を
ｂ側に切り替え（Ｓ６）、続いて電磁プランジャ１７の
励磁を解除し、これにより突出した作動棒１７aにより
リリ−スレバ−１５の押し込み操作をロックする（Ｓ
７）。従って、パネルは裏面装着状態でロックされる。
【００２３】この状態において、パネル裏面のコ−ド入
力キ−５から４桁のコ−ド入力が有るかチェックされ
（Ｓ８）、４桁のコ−ドが入力されると入力されたコ−
ドを一時的にＲＡＭ３２に記憶し、ＲＯＭ３３に設定さ
れているコ−ドとＲＡＭ３２に記憶されたコ−ドとが、
一致するか比較され（Ｓ９）、一致すれば電磁プランジ
ャ１７を励磁し、パネルのロックを解除する（Ｓ１０）
と共に、Ｓ３で設定された盗難モ−ドは解除（リレ−２
５のオン／ミュ−ト回路２８オフ）される（Ｓ１１）。
力キ−５から４桁のコ−ド入力が有るかチェックされ
（Ｓ８）、４桁のコ−ドが入力されると入力されたコ−
ドを一時的にＲＡＭ３２に記憶し、ＲＯＭ３３に設定さ
れているコ−ドとＲＡＭ３２に記憶されたコ−ドとが、
一致するか比較され（Ｓ９）、一致すれば電磁プランジ
ャ１７を励磁し、パネルのロックを解除する（Ｓ１０）
と共に、Ｓ３で設定された盗難モ−ドは解除（リレ−２
５のオン／ミュ−ト回路２８オフ）される（Ｓ１１）。
【００２４】そして、最後に裏面装着スイッチが、オン
されているかチェック（Ｓ１２）され、裏面装着でなけ
れば端子切替部３０の端子をａ側に切り替え（Ｓ１３）
通常にチュ−ナやディスク再生信号をオ−デイオ出力部
３４から出力させる通常動作にはいる。尚、この通常動
作中にバックアップ電源が切断されないまま即ち、Ｓ１
でバックアップ電源の立上り信号がないままＡＣＣ電源
オフからオン、又はパワ−スイッチのオフからオンされ
ると（Ｓ１４）この場合はＳ３の盗難モ−ドには入らず
にＳ１２を介して直接通常動作に移行する。 〔００２６】
されているかチェック（Ｓ１２）され、裏面装着でなけ
れば端子切替部３０の端子をａ側に切り替え（Ｓ１３）
通常にチュ−ナやディスク再生信号をオ−デイオ出力部
３４から出力させる通常動作にはいる。尚、この通常動
作中にバックアップ電源が切断されないまま即ち、Ｓ１
でバックアップ電源の立上り信号がないままＡＣＣ電源
オフからオン、又はパワ−スイッチのオフからオンされ
ると（Ｓ１４）この場合はＳ３の盗難モ−ドには入らず
にＳ１２を介して直接通常動作に移行する。 〔００２６】
【発明の効果】以上の１の本発明によれば、使用者が移
動体から離れる際にパネルを裏面装着すれば盗難防止機
能の設置を強調でき、盗難を未然に防止できる。又、第
２の本発明によれば機器についてユ−ザの好みにより暗
証コ−ド方式で盗難防止を図るか、ＤＣＰ方式で盗難防
止を図るかの自由度を持たせることが可能で、ＤＣＰ方
式で盗難防止を選択した時に、暗証コ−ド方式による盗
難防止併用可能として、ＤＣＰによる盗難防止効果を高
められる。更に、第３の本発明によれば万一盗難された
場合パネルを裏面装着状態にロックする為、盗人が装置
を通常に使用するのをパネルの裏面ロックというかたち
でも防止でき盗難防止効果は更に高まる。
動体から離れる際にパネルを裏面装着すれば盗難防止機
能の設置を強調でき、盗難を未然に防止できる。又、第
２の本発明によれば機器についてユ−ザの好みにより暗
証コ−ド方式で盗難防止を図るか、ＤＣＰ方式で盗難防
止を図るかの自由度を持たせることが可能で、ＤＣＰ方
式で盗難防止を選択した時に、暗証コ−ド方式による盗
難防止併用可能として、ＤＣＰによる盗難防止効果を高
められる。更に、第３の本発明によれば万一盗難された
場合パネルを裏面装着状態にロックする為、盗人が装置
を通常に使用するのをパネルの裏面ロックというかたち
でも防止でき盗難防止効果は更に高まる。
【図１】本発明の機器斜視図である。
【図２】本体のロック爪部の拡大断面図である。
【図３】パネル下面図である。
【図４】パネル前面図である。
【図５】パネル裏面図である。
【図６】本発明実施例の回路ブロック図である。
【図７】端子切替部の詳細図である。
【図８】マイコンの動作フロ−チャ−ト図である。
１ パネル １０ 本体 １１ 凹所 １２ 溝部 １３ 端子 １４ ロック爪 １５ ロックリリ−スレバ− １７ 電磁プランジャ− ２１ マイコン ２２ バックアップ電源 ２４ ＡＣＣ電源 ２５ リレ−回路 ２６ チュ−ナ回路 ２７ ディスク再生回路 ２８ ミュ−ト回路 ２９ モ−ドスイッチ ３０ 端子切替部 ３２ ＲＡＭ ３３ ＲＯＭ
Claims (5)
- 【請求項１】 本体と、該本体前面の収納凹所に着脱可
能なパネル部材と、を備えた音響機器において、 上記パネルは表面並びに裏面に操作キ−を有し、 且つ、上記収納凹所を上記パネルを表面前方に向けて装
着可能、且つ裏面を前方に向けて装着可能に構成したこ
とを特徴とする移動体搭載用音響機器の盗難防止装置。 - 【請求項２】 上記本体は上記パネルの裏面装着を検出
する手段と、 バックアップ電源の供給開始を監視する電源監視手段
と、 上記バックアップ電源監視手段によりバックアップ電源
の供給開始が検出され且つ、上記主電源スイッッチ又は
アクセサリ電源オン時に機器の通常動作を禁止する通常
動作禁止手段と、 この通常動作禁止状態中、予め設定された暗証番号とキ
−により入力された暗証番号とを照合する手段と、 該照合手段が番号の一致を判定した際に禁止状態を解除
する禁止解除手段と、を備えたことを特徴とする請求項
１記載の移動搭載用音響機器の盗難防止装置。 - 【請求項３】 上記パネルの側面と上記本体の収納凹所
側面とにパネルと本体との電気的接続端子を設けたこと
を特徴とする上記請求項１又は請求項２に記載の移動体
搭載用音響機器の盗難防止装置。 - 【請求項４】 上記本体から上記パネルを取り外される
のを阻止すべく施錠するパネルロック手段と、 上記バックアップ電源監視手段によりバックアップ電源
の供給開始が検出された際に上記パネルロック手段を動
作させるパネルロック作動手段と、を有することを特徴
とする上記請求項２項に記載の移動体搭載用音響機器の
盗難防止装置。 - 【請求項５】 上記電気的接続端子は上記パネル、並び
に上記収納凹所左右側面から等しい距離の上側面又は下
側面に夫々に配置され、 且つ、上記電気的接続端子には左右対称位置の端子を入
れ替える端子切り替えスイッチが接続され、上記裏面装
着検出手段に基づき上記端子切り替えスイッチを切り替
える端子切り替え手段を有する上記請求項３に記載の移
動体搭載用音響機器の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7203801A JPH0935361A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 移動体搭載用音響機器の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7203801A JPH0935361A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 移動体搭載用音響機器の盗難防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935361A true JPH0935361A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16479969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7203801A Pending JPH0935361A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 移動体搭載用音響機器の盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0935361A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2763904A1 (fr) * | 1997-05-27 | 1998-12-04 | Peugeot | Platine multifonctions pour systeme electronique embarque a bord d'un vehicule automobile |
| JP2007200174A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 車載用電子機器 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP7203801A patent/JPH0935361A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2763904A1 (fr) * | 1997-05-27 | 1998-12-04 | Peugeot | Platine multifonctions pour systeme electronique embarque a bord d'un vehicule automobile |
| JP2007200174A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 車載用電子機器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040416 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |