JPH10109522A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH10109522A
JPH10109522A JP28130096A JP28130096A JPH10109522A JP H10109522 A JPH10109522 A JP H10109522A JP 28130096 A JP28130096 A JP 28130096A JP 28130096 A JP28130096 A JP 28130096A JP H10109522 A JPH10109522 A JP H10109522A
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drain
evaporator
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suction port
air
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Yuki Izawa
友樹 井澤
Masanari Shiroyama
勝成 城山
Ryosaku Akimoto
良作 秋元
Sadahiko Tanaka
貞彦 田中
Shigeharu Ishii
重治 石井
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部に複数の吹出口2、3、19下部に吸込口
25を具備するケーシング1内に吸込口25から水平に吸込
まれた空気を上方へ指向させる空気流路を形成し、この
空気流路中にエバポレータ4、エアミックスダンパ6、
ヒータ5及び複数の吹出口2、3、19を選択的に切り換
える吹出モード切換ダンパ10を配設してなる車両用空気
調和装置において、車両の傾斜時エバポレータ4から滴
下したドレンが吸込口25からブロアケースに逆流してそ
こから漏洩滴下することにより周辺を汚損するのを防止
する。 【解決手段】 エバポレータ4をその吸込口25側が高く
なるように傾斜させて設置するとともにケーシング1の
底面1fをエバポレータ4の傾斜と同様に傾斜させてその
最下位置にドレン排出口30を設けるとともに吸込口25側
に車両の傾斜時に逆流するドレンを捕集するドレン補集
部31を底面1fから陥没させて設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用車に好適な車両
用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は図2ないし図4に示す車両
用空気調和装置について特願平7−310726号によ
り特許出願した。図2は図3のA−A線に沿う断面図、
図3は図2のB−B線に沿う断面図、図4は吹出モード
切換ダンパの斜視図である。
【0003】センターコンソール内に埋設されるケーシ
ング1の内部にはエバポレータ4、エアミックスダンパ
6、ヒータ5、吹出モード切換ダンパ10が配設されてい
る。
【0004】エバポレータ4はケーシング1の下部に水
平に取り付けられている。エアミックスダンパ6はガイ
ド26に案内されてスライド自在にエバポレータ4の上方
に配設されている。ヒータ5はケーシング1内の片側に
偏寄して若干傾斜した姿勢でエアミックスダンパ6の上
方に配設されている。吹出モード切換ダンパ10はヒータ
5の上方のエアミックス領域に水平軸まわりに回転可能
に配設されている。
【0005】このダンパ10は、図4に示すように、全体
として中空樽状をなし、その円筒部10a には周方向に所
定の間隔を隔ててデフロスト出口12とフェース出口13と
常時エアミックスダンパ領域に連通する取入口11が形成
され、その両端板10b 、10cにはそれぞれ扇形状のフー
ト出口14が形成されるとともにその中央部に回転軸15が
突設されている。この回転軸15はケーシング1の左右両
側壁1b、1cに軸承されている。
【0006】ケーシング1に形成された突出部16a 、16
b 、16c は円筒部10a の外周面に周方向に所定の間隔を
隔てて近接することによってシール部を構成している。
ケーシング1の上面1aには突出部16a と16b との間に位
置するようにフェース吹出口2が形成され、突出部16b
と16c との間に位置するようにデフロスト吹出口3が形
成され、ケーシング1の左右両側壁1b、1cにはそれぞれ
フート出口14と整合しうるフート吹出口19が形成されて
いる。
【0007】フェース吹出口2に連通するようにフェー
スダクト21が、デフロスト吹出口3に連通するようにデ
フロストダクト22が、フート吹出口19に連通するように
フートダクト23がそれぞれ連結されている。
【0008】しかして、空気調和装置の運転時、図示し
ないブロアケースに内蔵されたブロアによって付勢され
た車室内空気又は及び外気が吸込口25からケーシング1
内下部に水平に流入し、エバポレータ4を流過する過程
で冷媒と熱交換することによって冷却される。
【0009】この空気はエアミックスダンパ6によって
分流せしめられ、エアミックスダンパ6の片側に形成さ
れたヒータ通路28を流過した空気はヒータ5に入りここ
でエンジン冷却水と熱交換することによって加熱された
後、エアミックスダンパ6の他側に形成されたバイパス
通路27を流過した空気とエアミックス領域で合流混合す
ることにより所定温度の調和空気となる。
【0010】この調和空気はダンパ10の取入口11を通っ
てその内部に入り、ダンパ10を回転軸15まわりに回転す
ることによって選択された吹出口2、3、19のいずれか
1又は2から吹き出される。
【0011】即ち、ダンパ10が図2に示す回転角度位置
を占めている場合には、調和空気はフェース出口13、フ
ェース吹出口2、フェースダクト21を通って車室内乗員
の上半身に向かって吹き出される。
【0012】ダンパ10を図2において反時計方向に若干
回動すると、フェース出口13が部分的に閉塞され、か
つ、フート出口14が部分的にフート吹出口19に整合する
ので、調和空気の一部がフェース吹出口2から吹き出さ
れると同時に残部がフート出口14、フート吹出口19、フ
ートダクト23を通って車室内乗員の足元に向かって吹き
出される。
【0013】ダンパ10を更に反時計方向に回動すると、
フェース出口13とフェース吹出口2との連通が遮断さ
れ、フート出口14のみがフート吹出口19と整合するの
で、調和空気はフート吹出口19のみから吹き出される。
【0014】ダンパ10を更に回動すると、フート出口14
とフート吹出口19とが部分的に整合すると同時にデフロ
スト出口12がデフロスト吹出口3と部分的に連通するの
で、調和空気の一部がフート吹出口19から吹き出される
と同時に残部がデフロスト出口12、デフロスト吹出口
3、デフロストダクト22を通ってフロントガラス等の内
面に向かって吹き出される。
【0015】ダンパ10を更に回動すると、フート出口14
とフート吹出口19との整合が遮断され、デフロスト出口
12のみがデフロスト吹出口3に整合するので、調和空気
はデフロスト吹出口3のみから吹き出される。
【0016】エバポレータ4の表面に結露したドレンは
ケーシング1の底面に滴下し、その片隅に設けられたド
レン排出口29から排出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、車両が左右に大きく傾斜したとき、ドレンがケー
シング1内底部から吸込口25を通ってブロアケース内に
逆流してそこから漏洩して滴下することによってその周
辺を汚損するという問題があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、上部に複数の吹出口、下部に吸込口を具備する
ケーシング内に上記吸込口から水平に吸込まれた空気を
上方へ指向させる空気流路を形成し、この空気流路中に
エバポレータ、エアミックスダンパ、ヒータ及び上記複
数の吹出口を選択的に切り換える吹出モード切換ダンパ
を配設してなる車両用空気調和装置において、上記エバ
ポレータをその吸込口側が高くなるように傾斜させて設
置するとともに上記ケーシングの底面を上記エバポレー
タの傾斜と同様に傾斜させてその最下位置にドレン排出
口を設けるとともに上記吸込口側に車両の傾斜時に逆流
するドレンを補集するドレン補集部を上記底面から陥没
させて設けたことを特徴とする車両用空気調和装置にあ
る。
【0019】他の特徴とするところは、上記ドレン補集
部の入口に上記吸込口側から上記底面と面一に伸びる遮
風板を設けたことにある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示され
ている。エバポレータ4はその吸込口25側が次第に高く
なるように傾斜させてケーシング1内下部に設置されて
いる。ケーシング1の底面1fはエバポレータ4と同様に
吸込口25側が次第に高くなるように傾斜せしめられ、そ
の最下位置にドレン排出口30が設けられ、吸込口25側に
はドレン補集部31が底面1fから陥没するように形成され
ている。
【0021】このドレン補集部31の入口には吸込口25側
から底面1fと面一に所定長さ伸長する遮風板32が突設さ
れている。ドレン排出口30及びドレン補集部31の底に設
けられたドレンポート33にはそれぞれ図示しないドレン
パイプが接続されている。他の構成は図2ないし図4に
示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符
号を付してその説明を省略する。
【0022】しかして、エバポレータ4が傾斜している
ので、このエバポレータ4の表面に結露したドレンは円
滑にケーシング1の底面1fに滴下する。
【0023】車両が水平状態のとき、ドレンは底面1f上
を流下してドレン排出口30からドレンパイプを経て排出
される。吸込口25からケーシング1内下部に流入した空
気は遮風板32により案内されて底面1fに沿って流れるの
で、ドレン補集部31に流入することなく、従って、圧力
損失が増大することはない。
【0024】車両が左右に大きく傾いたとき、ドレンは
底面1f上を逆流してドレン補集部31内に入り、ドレンポ
ート33及びドレンパイプを経て排出される。
【0025】
【発明の効果】本発明においては、エバポレータをその
吸込口側が高くなるように傾斜させて設置するとともに
ケーシングの底面をエバポレータの傾斜と同様に傾斜さ
せてその最下位置にドレン排出口を設けたため、エバポ
レータの表面に結露したドレンを円滑にケーシングの底
面に滴下させることができるとともにこのドレンをケー
シングの底面上を流下させてドレン排出口から円滑に排
出することができる。
【0026】そして、底面の吸込側に車両の傾斜時に逆
流するドレンを補集するドレン補集部を底面から陥没さ
せて設けたため、車両の傾斜時、底面上を逆流するドレ
ンはドレン補集部に補集されるので、ドレンがブロアケ
ース内に流入してそこから漏洩滴下することによって周
辺を汚損するのを防止できる。
【0027】ドレン補集部の入口に吸込口側から底面と
面一に伸びる遮風板を設ければ、逆流するドレンの捕集
を妨げることなく吸込口から吸い込まれる空気の流過抵
抗が増大するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】従来の車両用空気調和装置を示す第3図のA−
A線に沿う断面図である。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図4】従来の車両用空気調和装置の吹出モード切換ダ
ンパの斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2、3 吹出口 25 吸込口 4 エバポレータ 5 ヒータ 6 エアミックスダンパ 10 吹出モード切換ダンパ 1f 底面 30 ドレン排出口 31 ドレン捕集部 32 遮風板 33 ドレンポート
フロントページの続き (72)発明者 城山 勝成 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 秋元 良作 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 田中 貞彦 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 石井 重治 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に複数の吹出口、下部に吸込口を具
    備するケーシング内に上記吸込口から水平に吸込まれた
    空気を上方へ指向させる空気流路を形成し、この空気流
    路中にエバポレータ、エアミックスダンパ、ヒータ及び
    上記複数の吹出口を選択的に切り換える吹出モード切換
    ダンパを配設してなる車両用空気調和装置において、 上記エバポレータをその吸込口側が高くなるように傾斜
    させて設置するとともに上記ケーシングの底面を上記エ
    バポレータの傾斜と同様に傾斜させてその最下位置にド
    レン排出口を設けるとともに上記吸込口側に車両の傾斜
    時に逆流するドレンを補集するドレン補集部を上記底面
    から陥没させて設けたことを特徴とする車両用空気調和
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ドレン補集部の入口に上記吸込口側
    から上記底面と面一に伸びる遮風板を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の車両用空気調和装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2275294A1 (en) 2009-07-14 2011-01-19 Keihin Corporation Drain pan
WO2017145620A1 (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
KR20180114398A (ko) * 2017-04-10 2018-10-18 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치
US10434843B2 (en) 2015-03-03 2019-10-08 Denso Corporation Air-conditioning unit for vehicle

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KR20180114398A (ko) * 2017-04-10 2018-10-18 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

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