JPH10108525A - ノッターにおける保護装置 - Google Patents

ノッターにおける保護装置

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JPH10108525A
JPH10108525A JP26086096A JP26086096A JPH10108525A JP H10108525 A JPH10108525 A JP H10108525A JP 26086096 A JP26086096 A JP 26086096A JP 26086096 A JP26086096 A JP 26086096A JP H10108525 A JPH10108525 A JP H10108525A
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JP
Japan
Prior art keywords
knotter
string
sensor rod
basket
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26086096A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yasumura
幸司 安村
Noriaki Matsuoka
紀明 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体後進時等における紐バスケットの接当物
との接当による破損を簡潔な構成によって的確に回避す
る。 【解決手段】 走行機体に載置される脱穀部7の後方に
ノッター1を設けるとともに、このノッター1の下方位
置に紐バスケット5を装備してなるノッターの、上記紐
バスケット5に付勢機構55を介してこの紐バスケット
5の後方に向けて回動可能に突出付勢されるセンサ杆5
3を設け、このセンサ杆53の前方側への作動姿勢によ
って警報装置52等の安全装置を作動させるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンバイン等に走行
作業に装着されるノッターの紐バスケット部等における
保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンバインに搭載された脱穀部の
後方に設置されるノッターは、結束紐を繰出可能に収容
する紐バスケットをこのノッターの後方から下方に突出
させて吊下げて設けた装置が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような吊装手段
によってノッターの下方の空間部を有効利用して吊下げ
た状態に紐バスケットを設けることによって、ノッター
本体を大型化させることなく、具合よく設置することが
できる。しかし、反面、機体を後進したり回向走行する
際に地上から高く突出した畦等の接当物に紐バスケット
が接当し易くなっており、オペレータがこれに気がつか
ないで破損等を生じたり作業を行い難くする等の問題が
ある。
【0004】この問題点を解消するために機体の後方に
向けてプロテクター枠としてのバンパーを設けると構造
が複雑となる上に、重量も増大したりコスト高になる等
の欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題を解
決するために本発明のノッターにおける保護装置は、走
行機体に載置される脱穀部7の後方にノッター1を設け
るとともに、このノッター1の下方位置に紐バスケット
5を装備してなるノッターにおいて、付勢機構55を介
して、この紐バスケット5の後方に向けて回動可能に突
出付勢されるセンサ杆53を設け、このセンサ杆53の
前方側への作動姿勢によって警報装置52等の安全装置
を作動させるようにしている。
【0006】また、センサ杆53を紐バスケット5の外
側を覆うプロテクターとして兼ねさせるように構成する
のが良い。更に、上記センサ杆53が作動させるスイッ
チを、ノッター1に設置される紐張具51のスイッチ5
Sを兼用して構成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態に係わるノッター1について説明する。図1、
図2は、コンバイン(走行機体)における排わらカッタ
ー2の後方に設けられたノッター1の左側面図及び背面
図を示している。
【0008】ノッター1は、ニードル部3と結節部4を
設けた結束装置6と、根揃え装置8とを備えており、脱
穀部7側からノッター1の排わら排出経路9内に送られ
た排わらを、その株端を後述するように根揃え装置8に
よって揃えながら、上記排出経路9内の集束位置に集束
し、排わらが所定量集束されると、従来と同様にこの排
出経路9を挟んで下方に設けられたニードル部3のニー
ドル11によって結束紐が上方に設けられた結節部4の
結束機構12側に供給されるとともに、この結束機構1
2がニードル11と連動して動作し、この結束紐を用い
て上記集束された排わらを結束し、その後、結節部4側
に設けられているスイーパー13等によって、この結束
された排わらを機外に放出する構造になっている。
【0009】次に、結束装置6の構造について説明す
る。ノッターフレーム14を備えたノッター1内におけ
る排わらの排出経路9を挟んだ下方には、上記ニードル
部3を備えたニードル部ケース16が、また、上方には
上記結節部4を備えた結節部ケース17がそれぞれ設け
られている。この構造により、脱穀のため穂先基準で脱
穀部7に搬送された刈取穀稈が脱穀された後、ノッター
1の排わら排出経路9内に排わらとして送られ、この排
わらはその株端が根揃え装置8によって叩き揃えられ、
株元基準で排出経路9内の集束位置に集束された後、結
束装置6によって結束され、機体の後方への放出作業が
行なわれる。このときニードル部3のニードル11には
結束用の結束紐が接続されており、ニードル11の動作
によって結束紐が結束機構12に供給され排わらの結束
が行なわれる。
【0010】次に上記結束紐のニードル部3、即ちニー
ドル11へ接続する工程について説明する。一般的に、
結束紐Hはロール状に巻取り形成されたロール状紐T
(紐玉)となっており、この紐玉Tの端部が予め所定の
経路を通ってニードル部3側に引き出されている。そし
てニードル11に結束紐Hとして接続され、この結束紐
Hはニードル11の動作に従って結束に必要な量だけ紐
玉から繰り出される。なお、紐玉Tは、後述するように
ニードル部3側に取り付けられた紐バスケット5に収容
されてノッター1側に設けられる。
【0011】次に、上記紐玉を収容する紐バスケット5
の取付構造について説明する。図3、4に示すように紐
バスケット5は、ノッターフレーム14から後方に向け
て枠組みされた取付枠14aに紐玉Tを上下方向姿勢で
支持するように縦向きに取付支持し、紐バスケット5の
側枠5aに開口した繰出孔5bから結束紐Hを引き出し
て従来の結束装置と同様に紐ブレーキ50、紐張具5
1、導通管11aを経てニードル11に連通して供給す
るようにしている。
【0012】上記紐張具51は、基部を側枠5aに取付
けられたねじりスプリングの延長した腕杆の先端で、紐
ブレーキ50と導通管11a間の結束紐Hを引掛けて下
方に引下げることにより弛み取りを行なうようにしてい
る。そして紐切れを生じた場合には点線で示すようにス
プリングの力で下方に変姿し、後述するセンサ機構5k
に設けたスイッチ5S(図3)に接当してブザー等の警
報装置(安全装置)52を図5に示す回路で作動させて
オペレーターに報知するようにしている。この警報によ
りオペレーターは紐切れ等の事態の発生を知ることがで
き、即時機能停止を行なうように対処することができ
る。
【0013】上記センサ機構5kは、側枠5aの紐張具
51の近傍に突設された支軸5cに前記スイッチ5Sを
固着するブラケット53a(図4)と、紐バスケット5
の後方下方に向けて延出し、その端部を内向きに曲成し
て紐バスケット5の後方をガードするセンサ杆(セン
サ)53とを一体的に形成した状態で回動可能に軸支し
ている。
【0014】また、このセンサ杆53は、その下部に枢
支した作動杆54を張りスプリング54aを嵌挿させ
て、側枠5aに突設したブラケット5d(図3)にスラ
イド可能に嵌挿支持させた付勢機構55で、後方に向け
て張り出し付勢するとともに、その回動量の規制をノッ
ターフレーム14から紐バスケット5の側方を通して保
護するよう延設した保護枠56によって行なうようにし
ており、その先端部に内向きに突設した後杆56aでセ
ンサ杆53の通常時における後方へ突出する姿勢を前記
スプリング54aに抗して位置決め規制している。
【0015】また、このセンサ杆53が畦等の接当物に
接当して前方に押動される際の作動姿勢を、前杆56b
によって点線で示すように安定よく確実に規制するよう
に構成して接当物が紐バスケット5に直接的に接当する
ことによる破損等を良好に防止することができるように
している。そしてこの際、センサ杆53が点線の作動姿
勢に回動するとスイッチ5Sはブラケット53aを介し
て紐張り状態の紐張具51に接当してONされるように
しており、これによって上記したと同様に警報装置52
を作動させてオペレーターに接当物との接当の異常事態
の発生を報知することができるようにしている。
【0016】なお、センサ杆53は、紐バスケット5の
側面に取付けるだけでなく、ノッターフレーム14等に
取付けてもよく、紐バスケット5の動きを感知するもの
であれば、直接に接触感知する形式のものでも、光セン
サーや磁気センサーを使用した非接触形のものでもよ
い。以上のように構成したノッター1は、紐切れ時にお
ける紐張具52の作動による警報作動を行うと共に、特
に機体の後方あるいは後方下部の接当物との接当時にお
けるセンサ杆53の作動姿勢による警報作動とを、1つ
のスイッチ5Sを共用して行なうようにしたので、簡潔
な構成でセンサ機構5kを、廉価に製作することができ
る。
【0017】また、センサ機構5kを構成するセンサ杆
53によって紐バスケット5の後方でプロテクター機能
を兼ねさせるようにしたので、紐バスケット5の保護を
簡潔な構成で、軽量化を図りながら的確に行なうことが
できる等の利点がある。尚、図5に示すように上記セン
サ機構5kの回路中に、走行変速レバー(不図示)が後
進位置に操作されると、エンジンの燃料供給カット用の
ソレノイド57をON状態にするレバースイッチ58を
前述のスイッチ5Sと直列に設けており、このスイッチ
5SがON状態に作動されるときにソレノイド57をO
Nさせて燃料供給を停止し、エンジンを即時停止するこ
とができる安全装置52aを構成することができる。
【0018】従って、機体の走行及びノッター1を停止
させた状態で、結束紐Hの交換及び接当物との衝突回避
手段を簡単かつ速やかに行なうことができる。なお、5
9は脱穀部操作レバーが入操作されることによりON状
態に切換えられるスイッチである。
【0019】
【発明の効果】機体の後進時等において紐バスケットが
接当物に接当しようとすると、センサ杆が付勢機構に抗
して前方側に変位して安全装置を的確に作動するので、
紐バスケットの破損を防止することができるとともに、
運転作業を良好に行なうことができる。
【0020】また、センサ杆は紐バスケットに接当する
際にプロテクター枠に兼ねられていることにより紐バス
ケットを簡単な構成で保護することができるとともに、
安全装置の作動を紐張具のスイッチを兼ねて行なうよう
にしているので、保護装置を簡潔な構成で、しかも低コ
ストに製作することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノッターの作業状態を示す側面図である。
【図2】ノッターの背面図である。
【図3】紐バスケットの側面図である。
【図4】センサ機構の要部を示す平面図である。
【図5】センサ機構の回路図である。
【符号の説明】
1 ノッター 5 紐バスケット 5S スイッチ 7 脱穀部 14 ノッターフレーム 51 紐張具 52 警報装置 53 センサ杆 55 付勢機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に載置される脱穀部7の後方に
    ノッター1を設けるとともに、このノッター1の下方位
    置に紐バスケット5を装備してなるノッターにおいて、
    付勢機構55を介してこの紐バスケット5の後方に向け
    て回動可能に突出付勢されるセンサ杆53を設け、この
    センサ杆53の前方側への作動姿勢によって警報装置5
    2等の安全装置を作動させるように構成したノッターに
    おける保護装置。
  2. 【請求項2】 センサ杆53を紐バスケット5の外側を
    覆うプロテクターとして兼ねさせた請求項1のノッター
    における保護装置。
  3. 【請求項3】 上記センサ杆53が作動させるスイッチ
    を、ノッター1に設置される紐張具51のスイッチ5S
    を兼用した請求項1又は2記載のノッターにおける保護
    装置。
JP26086096A 1996-10-01 1996-10-01 ノッターにおける保護装置 Pending JPH10108525A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115336462A (zh) * 2022-08-12 2022-11-15 农业农村部南京农业机械化研究所 一种青稞割捆机断绳报警装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115336462A (zh) * 2022-08-12 2022-11-15 农业农村部南京农业机械化研究所 一种青稞割捆机断绳报警装置
CN115336462B (zh) * 2022-08-12 2024-02-06 农业农村部南京农业机械化研究所 一种青稞割捆机断绳报警装置

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