JPH10108244A - 無線基地局保守システム - Google Patents

無線基地局保守システム

Info

Publication number
JPH10108244A
JPH10108244A JP8256925A JP25692596A JPH10108244A JP H10108244 A JPH10108244 A JP H10108244A JP 8256925 A JP8256925 A JP 8256925A JP 25692596 A JP25692596 A JP 25692596A JP H10108244 A JPH10108244 A JP H10108244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
base station
radio base
test
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8256925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3048935B2 (ja
Inventor
Kenji Obata
健治 小畠
Shigemitsu Kirihara
恵満 桐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP8256925A priority Critical patent/JP3048935B2/ja
Publication of JPH10108244A publication Critical patent/JPH10108244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3048935B2 publication Critical patent/JP3048935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】無線基地局の正常性確認のテストは、無線基地
局へ出向いた基地局保守担当者単独では行えず、制御局
へ頼らざるを得なかった。 【解決手段】無線基地局10からの保守オペレーション
により制御局20からの保守コマンドを実行する手段
と、無線基地局10が設置されている地点からの公衆網
に接続された保守連絡用電話機210による制御局20
からの保守コマンドを実行する手段とを備える。また、
制御局20からの無線基地局10に対する保守コマンド
による保守実行結果を無線基地局10へ通知および表示
する手段と、無線基地局10が設置されている地点から
の公衆網に接続された保守連絡用電話機210による保
守実行結果を音声で保守連絡用電話機へ通知する手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線基地局保守シス
テムに関し、特に無線基地局とその無線基地局に接続さ
れた制御局とを含む移動体通信網における無線基地局の
ハードウェア的保守後の正常性確認のための無線基地局
保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の、無線基地局とその無線基
地局に接続されている制御局から成る無線基地局保守シ
ステムの制御機能を説明するためのブロック図である。
【0003】制御局20には保守者が保守作業を行うた
めの保守用端末機212が設置されている。保守制御部
211は、保守用端末機212から入力された保守コマ
ンドを保守実行のための制御用信号に変換する。そして
信号送受信部201は、保守制御部211と伝送回線X
との間に介在して無線基地局10との制御信号の送受信
を行う。
【0004】次に、無線基地局10においては、信号送
受信部101は伝送回線Xを介して制御局20の信号送
受信部201との間で制御信号の送受信を行う。そして
保守制御部102は、入力された制御信号を解析して実
行すべき保守動作を判断する。また、試験呼び出し制御
部103は、アンテナ107からアンテナ108へ向け
ての無線により試験呼び出し用移動無線機105の呼び
出しを行い、その応答を信号線Bを通して入力される。
【0005】次に、動作について説明する。無線基地局
10においてハードウェア的な障害が発生した場合に、
無線基地局10が自律的に自局の障害発生を制御局20
へ通知できる場合には、装置状態管理部104で収集あ
るいは検出した障害状況を信号送受信部101を介して
制御局20へ送信する。そして、その障害通知を受けた
制御局20では、保守制御部211でその障害内容を分
析し保守用端末機212を介して制御局20に居る保守
者へ無線基地局10の障害発生状況を知らせる。また、
無線基地局10が自局の障害発生を自律的に制御局20
へ通知できない場合には、制御局20から周期的に、ま
たは保守者により手動で無線基地局10内の装置状態の
読み出しを行い、その障害を検出する。このときの周期
的な装置状態の読み出しは保守制御部211から行わ
れ、また保守者の手動による装置状態の読み出しは保守
用端末機212から行われる。
【0006】このようにして、制御局20で無線基地局
10内のハードウェア障害が検出されると、無線基地局
10には保守者が常駐しない為、基地局保守担当者が無
線基地局10へ出向いて該当するハードウェアの修理ま
たは交換が行われる。このときの修理または交換後の正
常性の確認は制御局20から制御局保守担当者により保
守用端末機212からの保守コマンド投入によって、試
験呼び出し用移動無線機105の呼び出しテスト、ある
いは装置状態管理部104を介してのハードウェア状態
読み出し等の正常性確認のテストが行われる。この無線
基地局10の正常性の確認テストは、無線基地局10の
障害発生時の他に、ハードウェアおよびソフトウェアの
ヴァージョンアップ時にも行われる。
【0007】従来のこの種の先行技術としては、特開平
3−70321号公報の「基地無線機の遠隔測定方法」
があるが、ここでは、無線基地局とその無線基地局に接
続される制御局とを含む移動体通信網の保守において、
制御局からの保守オペレーションによる保守作業を実現
させることを目的として作られている。このため、無線
基地局から制御局を介しての保守オペレーションによる
保守は実現できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、無線
基地局の正常性確認のテストは制御局から制御局の保守
者によって行われるため、無線基地局へ出向いた基地局
保守担当者単独では行えないことである。
【0009】その理由は、無線基地局のハードウェア障
害修理後,ハードウェア増減設時,あるいはハードウェ
ア/ソフトウェアのヴァージョンアップ時の正常性の確
認テストには、無線基地局単体で行う内容のものと制御
局を含んだネットワークを通してシステム的に行う内容
のものとがあって、その両方の正常性を確認してはじめ
て成立するが、ネットワークを通しての正常性の確認テ
ストは制御局からのみ行えるようになっているからであ
る。
【0010】第2の問題点は、無線基地局の装置規模が
大きくなってしまうことである。
【0011】その理由は、従来のやり方で無線基地局の
保守を自局のみで行う場合には、保守者に対するユーザ
インタフェース装置を設置しなくてはならず、その分必
要装置数が多くなってしまうためである。
【0012】従って、本発明の第1の目的は、無線基地
局の正常性の確認テストを無線基地局へ出向いた基地局
保守担当者単独でも実現できるようにすることである。
また、本発明の第2の目的は、小型化が求められる移動
体通信網としての簡易型携帯電話交換網における無線基
地局の装置規模を簡略化して小さくすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による無線基地局
保守システムは、無線基地局とその無線基地局に接続さ
れる制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認
の保守テストを行う移動体通信網における無線基地局保
守システムにおいて、前記制御局が前記無線基地局に対
して行う前記保守テスト時の保守コマンドによる保守オ
ペレーションの実行を、前記無線基地局が前記制御局に
対して前記保守テストの内容を指示することにより行
い、かつ前記保守テストの結果を前記制御局から前記無
線基地局へ送出して通知する。
【0014】本発明による無線基地局保守システムは、
前記無線基地局が前記制御局に対して行う前記保守テス
ト内容の指示を、前記無線基地局内に設けた保守用ツー
ルを介して前記両局間を結ぶ伝送回線を通して行うとと
もに、前記制御局から前記無線基地局へ送出される前記
保守テストの結果を前記伝送回線を通して、かつ前記保
守用ツールを介して通知する。
【0015】本発明による無線基地局保守システムは、
前記無線基地局が前記制御局に対して行う前記保守テス
ト内容の指示を、前記無線基地局地点の公衆電話機ある
いは保守担当者が所持する携帯電話機等保守連絡用電話
機から通話により公衆回線を通して行うとともに、前記
制御局から前記無線基地局へ送出される前記保守テスト
の結果を音声により前記公衆回線を通して、かつ前記保
守連絡用電話機を介して通知する。
【0016】本発明による無線基地局保守システムは、
前記無線基地局から前記制御局に対して送出される前記
保守テスト内容の指示を、前記制御局が前記無線基地局
に対して実行する保守コマンドに変換して前記保守テス
トを実行する。
【0017】本発明による無線基地局保守システムは、
前記無線基地局地点の前記保守連絡用電話機による通話
により前記公衆回線を通して送信されるPBコードとし
ての前記保守テスト内容の指示を前記制御局が前記無線
基地局に対して実行する保守コマンドに変換して前記保
守テストを実行、かつ前記保守テスト結果を音声に変換
して前記制御局から前記公衆回線を通して前記無線基地
局地点の前記保守用電話機へ送信して通知する。
【0018】本発明による無線基地局保守システムは、
前記保守テストの最初に行う前記無線基地局と前記伝送
回線と前記制御局と間の前記無線基地局保守システムの
開通接続テストを、前記保守テスト時と同様、前記無線
基地局からの指示に基づき前記制御局が前記伝送回線を
通して前記無線基地局内に設けられ前記開通テストの為
に本システムに接続される携帯電話機等移動無線機を呼
び出し、かつその移動無線機からの応答を受信確認する
ことにより行う。
【0019】本発明による無線基地局保守システムは、
前記無線基地局内に自局の各装置状態を収集して管理す
る管理手段を設け、前記各装置の状態情報を前記保守テ
スト時と同様、前記無線基地局からの指示に基づき前記
制御局が前記伝送回線を通して前記無線基地局の前記管
理手段から読み出し、かつ解析することによって前記各
装置の障害状況等を検出し、その障害検出結果を前記保
守テスト時と同様、前記無線基地局へ送出して通知す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1を参照すると、保守制御部102は保
守用パネル106からの試験実行スイッチ1062によ
る指示信号を入力されて実施すべき保守動作を制御局2
0へ命令するための信号を作成する。信号送受信部10
1と201とは無線基地局10と制御局20との間で送
受信される信号の送信および受信を行う。保守信号受信
部202は信号送受信部201を介して入力される無線
基地局10からの保守動作を命令するための信号を制御
局20から実施する保守コマンドへ変換する。そしてコ
マンド受付部205はその保守コマンドを試験実行部2
03へ転送し、試験実行部203でその保守コマンドに
従ったテストを実施する。テスト実行の要求は試験実行
部203から出力され、信号送受信部201および伝送
回線Xを通して無線基地局10へ通知される。信号送受
信部101および保守制御部102を介してこの通知を
受信した試験呼び出し制御部103は、アンテナ107
からアンテナ108へ向けての無線により試験呼び出し
用移動無線機105の呼び出しを行い、その応答を信号
線Bを通して入力される。装置状態管理部104は、無
線基地局10内の各装置状態を収集する。そして、保守
制御部102は、制御局20からの要求に応じてこの装
置状態管理部104から読み出した装置状態情報と、試
験呼び出し制御部103からの呼び出し応答情報とを信
号送受信部101を介して制御局20へ送信する。試験
結果送信部204は、無線基地局10に対して行った保
守動作のテスト結果を判定し、その判定結果を無線基地
局10内の保守パネル106へ通知する。保守用パネル
106は、試験実行スイッチ1062による試験開始の
指示および試験結果表示用ランプ1061に対して試験
結果の表示を行う。
【0022】次にシステムの動作について図1および図
2を併せて参照して説明する。尚、( )内は図2にお
けるフローチャートの枠の番号および信号の流れの番号
を表わす。
【0023】無線基地局10を保守する基地局保守担当
者は、無線基地局10のハードウェア修理,ハードウェ
ア増減設,あるいはハードウェア/ソフトウェアのバー
ジョンアップを行った後に、これら処置の正常性を確認
するために、保守用パネル106内の試験実行スイッチ
1062の押下の操作(305)により正常性確認テス
トの実施を指示する。この保守パネル106からの指示
信号は保守制御部102に入力されてこの指示信号によ
る保守動作の内容を解析し、それによって制御局20に
対する保守動作の実施要求の信号が送出される(30
1)。これにより制御局20の保守信号受信部202で
は、無線基地局10から要求された保守動作を制御局2
0側から実施する保守コマンドに変換する。そして実行
すべき保守コマンドが決定するとコマンド受付部205
がそのコマンドを試験実行部203へ転送し、試験実行
部203がこのコマンドに従って要求された保守を実行
する(306、302)。
【0024】他方、制御局20からこの保守実行の信号
を受信した無線基地局10は、保守制御部102におい
てその保守内容を分析し、その保守内容が通話試験の場
合には、試験呼び出し制御部103から試験呼び出し用
移動無線機105を呼び出す事で通話の正常性を確認
し、またその保守内容が無線基地局10の装置状態の確
認の場合には、装置状態管理部104に収集された無線
基地局10の予め決められた各各の装置状態情報を読み
出して制御局20へ送出する(303)。そして、この
無線基地局10からの装置状態情報は試験実行部203
に入力されて判断され、その判断結果はテスト結果とし
て試験結果送信部204から信号送受信部201を介し
て無線基地局10へ通知される(304)。そして、そ
の通知されたテスト結果は、保守パネル106の試験結
果表示用ランプ1061へ点灯させることにより無線基
地局10へ出向いている基地局保守担当者に知らされる
(307)。
【0025】続いて本発明の第2の実施例について図面
を参照して説明する。
【0026】図3を参照すると、保守連絡用電話機21
0は無線基地局10の設置現場付近に存在(無い場合に
は基地局保守担当者が持参)し、無線基地局10に対す
る保守の実施をこの保守連絡用電話機210により公衆
網Aを通して制御局20へ通話し指示する。つまり公衆
網Aおよび保守連絡用電話機210は、無線基地局10
の設置現場付近から制御局20に対しての、無線基地局
10への保守実施の指示を行う際の通信手段となる。
【0027】制御局20において、トランク209は、
公衆網Aを通して保守連絡用電話機210との間で通話
および音声情報の送受信を行う。PBコード受信部20
7は、保守連絡用電話機210から送出されるPB信号
をトランク209を介して受信し、PB/コマンド変換
部206へ出力する。PB/コマンド変換部206は、
PBコード受信部207からのPBコードを制御局20
で実施する保守コマンドへ変換する。そしてコマンド受
付部205はその変換された保守コマンドを試験実行部
203へ転送し、試験実行部203でその保守コマンド
に従って無線基地局10の保守を実施する。
【0028】信号送受信部101および201は無線基
地局10と制御局20との間を送受信される信号の送信
および受信を行う。保守制御部102は制御局20から
の保守実施の内容を分析し、その分析内容に応じて装置
状態管理104および試験呼び出し制御部103を制御
する。試験呼び出し制御部103は保守制御部102に
制御されてアンテナ107からアンテナ108へ向けて
無線により試験呼び出し用移動無線機105を呼び出
す。これに応じて試験呼び出し用移動無線機105は試
験呼び出し制御部103へ信号線Bを通して応答を返送
し、そしてこの応答を試験呼び出し制御部103が保守
制御部102へ送出する。
【0029】制御局20の試験結果送受信部204で
は、無線基地局10から送出されたテスト結果を信号送
受信部201を介して試験実行部203が受信して判断
し、その判断結果をテスト結果として試験結果送信部2
04を介して音声変換部208へ送出する。そして音声
変換部208は無線基地局10でのテスト結果を音声に
変換してトランク209および公衆網Aを通して保守連
絡用電話機210へ送信し、無線基地局10へ出向いて
いる基地局保守担当者へ知らせる。
【0030】次にシステムの動作について図3および図
4を併せて参照して説明する。尚、( )内は図4にお
けるフローチャートの枠の番号および信号の流れの番号
を表わす。
【0031】無線基地局10を保守する基地局保守担当
者は、無線基地局10のハードウェア修理,ハードウェ
ア増減設,あるいはハードウェア/ソフトウェアのバー
ジョンアップを行った後に、これら処置の正常性を確認
するために、保守連絡用電話機210を公衆網Aを通し
て制御局20に接続し(308)、保守連絡用電話機2
10からPB信号を制御局20に対して送信する(30
9)。このときのPB信号はあらかじめ決められた保守
動作の内容と対応している。この保守動作と対応したP
B信号を受信(301)した制御局20では、そのPB
信号を制御局20から実施する保守コマンドに変換す
る。そして実行すべき保守コマンドが決定すると、その
保守コマンドをコマンド受付部205を介して試験実行
部203へ転送し、この転送された保守コマンドに基づ
いて試験実行部203が要求された保守を実行する(3
06、302)。
【0032】他方、制御局20からこの保守実行の信号
を受信した無線基地局10は、保守制御部102におい
てその保守内容を分析し、その保守内容が通話試験の場
合には、試験呼び出し部103から試験用移動無線機1
05を呼び出す事で通話の正常性を確認し、またその保
守内容が無線基地局10の装置状態の確認の場合には、
装置状態管理部104に収集された無線基地局10の予
め決められた各各の装置状態情報を読み出して制御局2
0へ送出する(303)。無線基地局10でのテスト結
果は試験実行部203において判断され、かつ音声変換
部208で音声に変換されて、トランク209および公
衆網Aを通して保守連絡用電話機210へ無線基地局1
0のテスト結果を送信して基地局保守担当者へ知らせる
(304、310)。
【0033】以上説明したように、無線基地局とその無
線基地局に接続される制御局とで構成される移動体通信
網における無線基地局保守システムにおいて、無線基地
局のハードウェア修理,ハードウェア増減設,あるいは
ハードウェア/ソフトウェアのバージョンアップを行っ
た後の動作の正常性の確認テストは、従来では制御局か
らの保守コマンドと制御局からの保守オペレーションに
より実現することが必要であったが、本発明によれば無
線基地局からの保守オペレーションにより制御局からの
保守コマンドを実行することができるため、無線基地局
において単独の基地局保守担当者によって正常性確認等
の無線基地局保守が可能となる。従って、保守者の為の
ユーザインタフェース装置を設ける必要がない為、無線
基地局の装置規模が大きくならないで済む。
【0034】
【発明の効果】第1の効果は、無線基地局の保守を基地
局保守担当者が無線基地局において単独に行えることで
ある。このため、無線基地局の保守は制御局からの保守
形態に無関係に実施することが出来る。
【0035】その理由は、制御局から実施する保守コマ
ンドを、無線基地局または無線基地局が設置された場所
付近から保守連絡用電話機により投入することが出来、
さらに実行した保守コマンドによるテスト結果をその保
守連絡用電話機で知ることが出来るためである。
【0036】第2の効果は、無線基地局の装置規模を大
規模化しないで済むことである。
【0037】その理由は、無線基地局に対して制御局か
ら行う保守制御機能を、無線基地局が制御局から実施す
る保守コマンドで実現するため、無線基地局に保守制御
機能等のユーザインタフェース装置を設ける必要がなく
なるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の無線基地局保守システ
ムを示すブロック図である。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】本発明の第二の実施例の無線基地局保守システ
ムを示すブロック図である。
【図4】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】従来の無線基地局保守システムを示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 無線基地局 20 制御局 101 信号送受信部 102 保守制御部 103 試験呼び出し制御部 104 装置状態管理部 105 試験呼び出し用移動無線機 106 保守用パネル 201 信号送受信部 202 保守信号受信部 203 試験実行部 204 試験結果送信部 205 コマンド受付部 206 PB/コマンド変換部 207 PBコード受信部 208 音声変換部 209 トランク 210 保守連絡用電話機 211 保守制御部 212 保守用端末機 1061 試験結果表示用ランプ 1062 試験実行スイッチ A 公衆網 B 信号線 X 伝送回線 Y 公衆回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局とその無線基地局に接続され
    る制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の
    保守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守
    システムにおいて、 前記制御局が前記無線基地局に対して行う前記保守テス
    ト時の保守コマンドによる保守オペレーションの実行
    を、前記無線基地局が前記制御局に対して前記保守テス
    トの内容を指示することにより行い、かつ前記保守テス
    トの結果を前記制御局から前記無線基地局へ送出して通
    知することを特徴とする無線基地局保守システム。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局が前記制御局に対して行
    う前記保守テスト内容の指示を、前記無線基地局内に設
    けた保守用ツールを介して前記両局間を結ぶ伝送回線を
    通して行うとともに、前記制御局から前記無線基地局へ
    送出される前記保守テストの結果を前記伝送回線を通し
    て、かつ前記保守用ツールを介して通知することを特徴
    とする無線基地局保守システム。
  3. 【請求項3】 前記無線基地局が前記制御局に対して行
    う前記保守テスト内容の指示を、前記無線基地局地点の
    公衆電話機あるいは保守担当者が所持する携帯電話機等
    保守連絡用電話機から通話により公衆回線を通して行う
    とともに、前記制御局から前記無線基地局へ送出される
    前記保守テストの結果を音声により前記公衆回線を通し
    て、かつ前記保守連絡用電話機を介して通知することを
    特徴とする無線基地局保守システム。
  4. 【請求項4】 前記無線基地局から前記制御局に対して
    送出される前記保守テスト内容の指示を、前記制御局が
    前記無線基地局に対して実行する保守コマンドに変換し
    て前記保守テストを実行することを特徴とする請求項
    1,2または3記載の無線基地局保守システム。
  5. 【請求項5】 前記無線基地局地点の前記保守連絡用電
    話機による通話により前記公衆回線を通して送信される
    PBコードとしての前記保守テスト内容の指示を前記制
    御局が前記無線基地局に対して実行する保守コマンドに
    変換して前記保守テストを実行、かつ前記保守テスト結
    果を音声に変換して前記制御局から前記公衆回線を通し
    て前記無線基地局地点の前記保守用電話機へ送信して通
    知することを特徴とする請求項1,2,3または4記載
    の無線基地局保守システム。
  6. 【請求項6】 前記保守テストの最初に行う前記無線基
    地局と前記伝送回線と前記制御局と間の前記無線基地局
    保守システムの開通接続テストを、前記保守テスト時と
    同様、前記無線基地局からの指示に基づき前記制御局が
    前記伝送回線を通して前記無線基地局内に設けられ前記
    開通テストの為に本システムに接続される携帯電話機等
    移動無線機を呼び出し、かつその移動無線機からの応答
    を受信確認することにより行うことを特徴とする請求項
    1,2,3,4または5記載の無線基地局保守システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記無線基地局内に自局の各装置状態を
    収集して管理する管理手段を設け、前記各装置の状態情
    報を前記保守テスト時と同様、前記無線基地局からの指
    示に基づき前記制御局が前記伝送回線を通して前記無線
    基地局の前記管理手段から読み出し、かつ解析すること
    によって前記各装置の障害状況等を検出し、その障害検
    出結果を前記保守テスト時と同様、前記無線基地局へ送
    出して通知することを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5または6記載の無線基地局保守システム。
JP8256925A 1996-09-27 1996-09-27 無線基地局保守システム Expired - Fee Related JP3048935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8256925A JP3048935B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 無線基地局保守システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8256925A JP3048935B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 無線基地局保守システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10108244A true JPH10108244A (ja) 1998-04-24
JP3048935B2 JP3048935B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=17299289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8256925A Expired - Fee Related JP3048935B2 (ja) 1996-09-27 1996-09-27 無線基地局保守システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3048935B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124173A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Oki Electric Ind Co Ltd コールセンタシステムおよびコールセンタシステムの設定処理方法
US7542762B2 (en) 2004-07-21 2009-06-02 Hitachi Communication Technologies, Ltd. Wireless communication system and test method thereof, and access terminal for testing wireless communication system
WO2022176060A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25 日本電信電話株式会社 無線通信監視システム、無線通信監視方法、および監視用装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7542762B2 (en) 2004-07-21 2009-06-02 Hitachi Communication Technologies, Ltd. Wireless communication system and test method thereof, and access terminal for testing wireless communication system
US7996004B2 (en) 2004-07-21 2011-08-09 Hitachi, Ltd. Wireless communication system and test method thereof, and access terminal for testing wireless communication system
JP2007124173A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Oki Electric Ind Co Ltd コールセンタシステムおよびコールセンタシステムの設定処理方法
WO2022176060A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25 日本電信電話株式会社 無線通信監視システム、無線通信監視方法、および監視用装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3048935B2 (ja) 2000-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0730388B1 (en) Communication terminal and system for diagnosing personal communication systems
CA2259616C (en) Method and device for telediagnosis, telemonitoring and teleinitialization of automatic doors, door and gate systems
US6415155B1 (en) Location system and method for identifying position of mobile terminal that can communicate based on repeater in radio zone, and mobile terminal that can communicate based on repeater in radio zone
US7996004B2 (en) Wireless communication system and test method thereof, and access terminal for testing wireless communication system
JP4008078B2 (ja) セルラサービスの検査方法およびそのための装置
JPH08265426A (ja) 技能者のポータブル試験および通信装置に内在するワイヤレス−ワイヤライン通信選択機構
JP3048935B2 (ja) 無線基地局保守システム
JP3012606B1 (ja) 基地局装置、移動局装置及びこれらを用いた移動通信システム、並びに移動通信方法
US7061889B2 (en) System for monitoring CDMA-type mobile terminal and method of doing the same
JP2009130448A (ja) 通信装置、電波品質測定システム、電波品質測定方法およびプログラム
JP3964236B2 (ja) 共同検針システム、検針用親機およびガスメータと電力量計の検針方法
JP3644679B2 (ja) 無線移動通信システム
KR100691377B1 (ko) 이동통신 장치의 원격 감시 제어장치 및 방법
KR100307305B1 (ko) 중계기 감시 장치 및 그 방법
JP4367150B2 (ja) 携帯電話無線基地局装置及びその情報取得及び状態制御方法
JP3142219B2 (ja) 無線電話システム
KR20000044068A (ko) 이동 통신 시스템의 긴급 상황 처리 방법
JP2771483B2 (ja) リモート無線監視制御方式
JP2000049690A (ja) 携帯電話及び中継方法
KR20040054105A (ko) 이동통신 단말기를 이용한 원격 감시 시스템 및 방법
JPH10341197A (ja) 携帯電話機
JP2000022621A (ja) 中継増幅器動作状態監視システム
JPH08102796A (ja) 端末と監視装置との通信方法
JP2001358843A (ja) 遠隔管理システム
JPH11225197A (ja) 自動試験機能付電話機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000229

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees