JP3048935B2 - 無線基地局保守システム - Google Patents

無線基地局保守システム

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JP3048935B2
JP3048935B2 JP8256925A JP25692596A JP3048935B2 JP 3048935 B2 JP3048935 B2 JP 3048935B2 JP 8256925 A JP8256925 A JP 8256925A JP 25692596 A JP25692596 A JP 25692596A JP 3048935 B2 JP3048935 B2 JP 3048935B2
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健治 小畠
恵満 桐原
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NEC Communication Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線基地局保守シス
テムに関し、特に無線基地局とその無線基地局に接続さ
れた制御局とを含む移動体通信網における無線基地局の
ハードウェア的保守後の正常性確認のための無線基地局
保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の、無線基地局とその無線基
地局に接続されている制御局から成る無線基地局保守シ
ステムの制御機能を説明するためのブロック図である。
【0003】制御局20には保守者が保守作業を行うた
めの保守用端末機212が設置されている。保守制御部
211は、保守用端末機212から入力された保守コマ
ンドを保守実行のための制御用信号に変換する。そして
信号送受信部201は、保守制御部211と伝送回線X
との間に介在して無線基地局10との制御信号の送受信
を行う。
【0004】次に、無線基地局10においては、信号送
受信部101は伝送回線Xを介して制御局20の信号送
受信部201との間で制御信号の送受信を行う。そして
保守制御部102は、入力された制御信号を解析して実
行すべき保守動作を判断する。また、試験呼び出し制御
部103は、アンテナ107からアンテナ108へ向け
ての無線により試験呼び出し用移動無線機105の呼び
出しを行い、その応答を信号線Bを通して入力される。
【0005】次に、動作について説明する。無線基地局
10においてハードウェア的な障害が発生した場合に、
無線基地局10が自律的に自局の障害発生を制御局20
へ通知できる場合には、装置状態管理部104で収集あ
るいは検出した障害状況を信号送受信部101を介して
制御局20へ送信する。そして、その障害通知を受けた
制御局20では、保守制御部211でその障害内容を分
析し保守用端末機212を介して制御局20に居る保守
者へ無線基地局10の障害発生状況を知らせる。また、
無線基地局10が自局の障害発生を自律的に制御局20
へ通知できない場合には、制御局20から周期的に、ま
たは保守者により手動で無線基地局10内の装置状態の
読み出しを行い、その障害を検出する。このときの周期
的な装置状態の読み出しは保守制御部211から行わ
れ、また保守者の手動による装置状態の読み出しは保守
用端末機212から行われる。
【0006】このようにして、制御局20で無線基地局
10内のハードウェア障害が検出されると、無線基地局
10には保守者が常駐しない為、基地局保守担当者が無
線基地局10へ出向いて該当するハードウェアの修理ま
たは交換が行われる。このときの修理または交換後の正
常性の確認は制御局20から制御局保守担当者により保
守用端末機212からの保守コマンド投入によって、試
験呼び出し用移動無線機105の呼び出しテスト、ある
いは装置状態管理部104を介してのハードウェア状態
読み出し等の正常性確認のテストが行われる。この無線
基地局10の正常性の確認テストは、無線基地局10の
障害発生時の他に、ハードウェアおよびソフトウェアの
ヴァージョンアップ時にも行われる。
【0007】従来のこの種の先行技術としては、特開平
3−70321号公報の「基地無線機の遠隔測定方法」
があるが、ここでは、無線基地局とその無線基地局に接
続される制御局とを含む移動体通信網の保守において、
制御局からの保守オペレーションによる保守作業を実現
させることを目的として作られている。このため、無線
基地局から制御局を介しての保守オペレーションによる
保守は実現できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、無線
基地局の正常性確認のテストは制御局から制御局の保守
者によって行われるため、無線基地局へ出向いた基地局
保守担当者単独では行えないことである。
【0009】その理由は、無線基地局のハードウェア障
害修理後,ハードウェア増減設時,あるいはハードウェ
ア/ソフトウェアのヴァージョンアップ時の正常性の確
認テストには、無線基地局単体で行う内容のものと制御
局を含んだネットワークを通してシステム的に行う内容
のものとがあって、その両方の正常性を確認してはじめ
て成立するが、ネットワークを通しての正常性の確認テ
ストは制御局からのみ行えるようになっているからであ
る。
【0010】第2の問題点は、無線基地局の装置規模が
大きくなってしまうことである。
【0011】その理由は、従来のやり方で無線基地局の
保守を自局のみで行う場合には、保守者に対するユーザ
インタフェース装置を設置しなくてはならず、その分必
要装置数が多くなってしまうためである。
【0012】従って、本発明の第1の目的は、無線基地
局の正常性の確認テストを無線基地局へ出向いた基地局
保守担当者単独でも実現できるようにすることである。
また、本発明の第2の目的は、小型化が求められる移動
体通信網としての簡易型携帯電話交換網における無線基
地局の装置規模を簡略化して小さくすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による無線基地局
保守システムは、無線基地局とその無線基地局に接続さ
れる制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認
の保守テストを行う移動体通信網における無線基地局保
守システムにおいて、前記無線基地局が有する保守パネ
ルにより前記保守テストの実行指示信号を前記制御局に
送信し、前記制御局は前記実行指示信号を受信し、保守
動作を行なう保守コマンドを前記無線基地局に送信し、
前記無線基地局は受信した前記保守コマンドを実行し保
守結果を前記制御局に送信し、前記保守結果を受信した
前記制御局は保守診断結果を前記無線基地局に送信し前
記保守パネルに通知することを特徴としている。
【0014】無線基地局とその無線基地局に接続される
制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の保
守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守シ
ステムにおいて、前記保守テストの実行指示信号を出力
し、保守診断結果を表示する保守パネルと; 前記無線基地局内の装置の動作状態を管理し装置状態情
報を出力する装置状態管理部と; 試験呼び出しを移動無線機に無線送信し前記移動無線機
から前記試験呼び出しの応答信号を受け、呼び出し応答
情報を出力する試験呼び出し制御部と; 前記装置状態情報、前記呼び出し応答情報および前記実
行指示信号を入力し保守結果として出力し、かつ保守コ
マンドおよび保守診断結果を入力する保守制御部と; 前記保守コマンドおよび保守診断結果を受信し、前記保
守結果を送信する第1の信号送受信部と; を有する無線基地局と、前記保守コマンドおよび前記保
守診断結果を送信し、前記保守結果および前記実行指示
信号を受信する第2の信号送受信部と; 前記実行指示信号から保守動作を命令する保守コマンド
に変換する保守信号受信部と; 前記保守コマンドを入出力するコマンド受付部と; このコマンド受付部が出力する前記保守コマンドによる
試験実行要求を行なう試験実行部と; この試験実行部が実施した前記保守診断結果を前記第2
の信号送受信部に出力する試験結果送信部と; を有する制御局とを備えたことを特徴としている。
【0015】無線基地局とその無線基地局に接続される
制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の保
守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守シ
ステムにおいて、前記無線基地局地点の保守連絡用電話
機から公衆回線を通して前記保守テストの実行指示信号
を前記制御局に送信し、前記制御局は前記実行指示信号
を受信し、これを保守動作を行なう保守コマンドに変換
して前記無線基地局に送信し、前記無線基地局は受信し
た前記保守コマンドを実行し保守結果を前記制御局に送
信し、前記保守結果を受信した前記制御局は保守診断結
果を音声信号に変換し、前記公衆回線を通して前記保守
連絡用電話機に通知することを特徴としている。
【0016】無線基地局とその無線基地局に接続される
制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の保
守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守シ
ステムにおいて、前記保守テストの実行指示を音声情報
により公衆回線を通して前記制御局に出力する保守連絡
用電話機と; 前記無線基地局内の装置の動作状態を管理し装置状態情
報を出力する装置状態管理部と; 試験呼び出しを移動無線機に無線送信し前記移動無線機
から、前記試験呼び出しの応答信号を受け、呼び出し応
答情報を出力する試験呼び出し制御部と; 前記装置状態情報および前記呼び出し応答情報を入力し
保守結果として出力し、かつ保守コマンドを入力する保
守制御部と; 前記保守コマンドを受信し、前記保守結果を送信する第
1の信号送受信部と; を有する無線基地局と、前記公衆回線を通して前記音声
情報の送受を行なうトランクと; 前記保守連絡用電話機の制御コードを前記トランクを介
して受信する制御コード受信部と; 前記制御コードを保守コマンドに変換する制御コード保
守コマンド変換部と; 変換された保守コマンドを入出力するコマンド受付部
と; 前記保守コマンドを送出し、前記無線基地局からの保守
結果を入力し判断する試験実行部と; 前記保守コマンドを送信し、前記保守結果を受信する第
2の信号送受信部と; 前記試験実行部からの保守診断結果を出力する試験結果
送信部と; 前記保守診断結果信号を音声に変換し、前記トランクお
よび前記公衆回線を通して前記保守連絡用電話機に音声
通報する音声変換部と; を有する制御局とを備えたことを特徴としている。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1を参照すると、保守制御部102は保
守用パネル106からの試験実行スイッチ1062によ
る指示信号を入力されて実施すべき保守動作を制御局2
0へ命令するための信号を作成する。信号送受信部10
1と201とは無線基地局10と制御局20との間で送
受信される信号の送信および受信を行う。保守信号受信
部202は信号送受信部201を介して入力される無線
基地局10からの保守動作を命令するための信号を制御
局20から実施する保守コマンドへ変換する。そしてコ
マンド受付部205はその保守コマンドを試験実行部2
03へ転送し、試験実行部203でその保守コマンドに
従ったテストを実施する。テスト実行の要求は試験実行
部203から出力され、信号送受信部201および伝送
回線Xを通して無線基地局10へ通知される。信号送受
信部101および保守制御部102を介してこの通知を
受信した試験呼び出し制御部103は、アンテナ107
からアンテナ108へ向けての無線により試験呼び出し
用移動無線機105の呼び出しを行い、その応答を信号
線Bを通して入力される。装置状態管理部104は、無
線基地局10内の各装置状態を収集する。そして、保守
制御部102は、制御局20からの要求に応じてこの装
置状態管理部104から読み出した装置状態情報と、試
験呼び出し制御部103からの呼び出し応答情報とを信
号送受信部101を介して制御局20へ送信する。試験
結果送信部204は、無線基地局10に対して行った保
守動作のテスト結果を判定し、その判定結果を無線基地
局10内の保守パネル106へ通知する。保守用パネル
106は、試験実行スイッチ1062による試験開始の
指示および試験結果表示用ランプ1061に対して試験
結果の表示を行う。
【0022】次にシステムの動作について図1および図
2を併せて参照して説明する。尚、( )内は図2にお
けるフローチャートの枠の番号および信号の流れの番号
を表わす。
【0023】無線基地局10を保守する基地局保守担当
者は、無線基地局10のハードウェア修理,ハードウェ
ア増減設,あるいはハードウェア/ソフトウェアのバー
ジョンアップを行った後に、これら処置の正常性を確認
するために、保守用パネル106内の試験実行スイッチ
1062の押下の操作(305)により正常性確認テス
トの実施を指示する。この保守パネル106からの指示
信号は保守制御部102に入力されてこの指示信号によ
る保守動作の内容を解析し、それによって制御局20に
対する保守動作の実施要求の信号が送出される(30
1)。これにより制御局20の保守信号受信部202で
は、無線基地局10から要求された保守動作を制御局2
0側から実施する保守コマンドに変換する。そして実行
すべき保守コマンドが決定するとコマンド受付部205
がそのコマンドを試験実行部203へ転送し、試験実行
部203がこのコマンドに従って要求された保守を実行
する(306、302)。
【0024】他方、制御局20からこの保守実行の信号
を受信した無線基地局10は、保守制御部102におい
てその保守内容を分析し、その保守内容が通話試験の場
合には、試験呼び出し制御部103から試験呼び出し用
移動無線機105を呼び出す事で通話の正常性を確認
し、またその保守内容が無線基地局10の装置状態の確
認の場合には、装置状態管理部104に収集された無線
基地局10の予め決められた各各の装置状態情報を読み
出して制御局20へ送出する(303)。そして、この
無線基地局10からの装置状態情報は試験実行部203
に入力されて判断され、その判断結果はテスト結果とし
て試験結果送信部204から信号送受信部201を介し
て無線基地局10へ通知される(304)。そして、そ
の通知されたテスト結果は、保守パネル106の試験結
果表示用ランプ1061へ点灯させることにより無線基
地局10へ出向いている基地局保守担当者に知らされる
(307)。
【0025】続いて本発明の第2の実施例について図面
を参照して説明する。
【0026】図3を参照すると、保守連絡用電話機21
0は無線基地局10の設置現場付近に存在(無い場合に
は基地局保守担当者が持参)し、無線基地局10に対す
る保守の実施をこの保守連絡用電話機210により公衆
網Aを通して制御局20へ通話し指示する。つまり公衆
網Aおよび保守連絡用電話機210は、無線基地局10
の設置現場付近から制御局20に対しての、無線基地局
10への保守実施の指示を行う際の通信手段となる。
【0027】制御局20において、トランク209は、
公衆網Aを通して保守連絡用電話機210との間で通話
および音声情報の送受信を行う。PBコード受信部20
7は、保守連絡用電話機210から送出されるPB信号
をトランク209を介して受信し、PB/コマンド変換
部206へ出力する。PB/コマンド変換部206は、
PBコード受信部207からのPBコードを制御局20
で実施する保守コマンドへ変換する。そしてコマンド受
付部205はその変換された保守コマンドを試験実行部
203へ転送し、試験実行部203でその保守コマンド
に従って無線基地局10の保守を実施する。
【0028】信号送受信部101および201は無線基
地局10と制御局20との間を送受信される信号の送信
および受信を行う。保守制御部102は制御局20から
の保守実施の内容を分析し、その分析内容に応じて装置
状態管理104および試験呼び出し制御部103を制御
する。試験呼び出し制御部103は保守制御部102に
制御されてアンテナ107からアンテナ108へ向けて
無線により試験呼び出し用移動無線機105を呼び出
す。これに応じて試験呼び出し用移動無線機105は試
験呼び出し制御部103へ信号線Bを通して応答を返送
し、そしてこの応答を試験呼び出し制御部103が保守
制御部102へ送出する。
【0029】制御局20の試験結果送受信部204で
は、無線基地局10から送出されたテスト結果を信号送
受信部201を介して試験実行部203が受信して判断
し、その判断結果をテスト結果として試験結果送信部2
04を介して音声変換部208へ送出する。そして音声
変換部208は無線基地局10でのテスト結果を音声に
変換してトランク209および公衆網Aを通して保守連
絡用電話機210へ送信し、無線基地局10へ出向いて
いる基地局保守担当者へ知らせる。
【0030】次にシステムの動作について図3および図
4を併せて参照して説明する。尚、( )内は図4にお
けるフローチャートの枠の番号および信号の流れの番号
を表わす。
【0031】無線基地局10を保守する基地局保守担当
者は、無線基地局10のハードウェア修理,ハードウェ
ア増減設,あるいはハードウェア/ソフトウェアのバー
ジョンアップを行った後に、これら処置の正常性を確認
するために、保守連絡用電話機210を公衆網Aを通し
て制御局20に接続し(308)、保守連絡用電話機2
10からPB信号を制御局20に対して送信する(30
9)。このときのPB信号はあらかじめ決められた保守
動作の内容と対応している。この保守動作と対応したP
B信号を受信(301)した制御局20では、そのPB
信号を制御局20から実施する保守コマンドに変換す
る。そして実行すべき保守コマンドが決定すると、その
保守コマンドをコマンド受付部205を介して試験実行
部203へ転送し、この転送された保守コマンドに基づ
いて試験実行部203が要求された保守を実行する(3
06、302)。
【0032】他方、制御局20からこの保守実行の信号
を受信した無線基地局10は、保守制御部102におい
てその保守内容を分析し、その保守内容が通話試験の場
合には、試験呼び出し部103から試験用移動無線機1
05を呼び出す事で通話の正常性を確認し、またその保
守内容が無線基地局10の装置状態の確認の場合には、
装置状態管理部104に収集された無線基地局10の予
め決められた各各の装置状態情報を読み出して制御局2
0へ送出する(303)。無線基地局10でのテスト結
果は試験実行部203において判断され、かつ音声変換
部208で音声に変換されて、トランク209および公
衆網Aを通して保守連絡用電話機210へ無線基地局1
0のテスト結果を送信して基地局保守担当者へ知らせる
(304、310)。
【0033】以上説明したように、無線基地局とその無
線基地局に接続される制御局とで構成される移動体通信
網における無線基地局保守システムにおいて、無線基地
局のハードウェア修理,ハードウェア増減設,あるいは
ハードウェア/ソフトウェアのバージョンアップを行っ
た後の動作の正常性の確認テストは、従来では制御局か
らの保守コマンドと制御局からの保守オペレーションに
より実現することが必要であったが、本発明によれば無
線基地局からの保守オペレーションにより制御局からの
保守コマンドを実行することができるため、無線基地局
において単独の基地局保守担当者によって正常性確認等
の無線基地局保守が可能となる。従って、保守者の為の
ユーザインタフェース装置を設ける必要がない為、無線
基地局の装置規模が大きくならないで済む。
【0034】
【発明の効果】第1の効果は、無線基地局の保守を基地
局保守担当者が無線基地局において単独に行えることで
ある。このため、無線基地局の保守は制御局からの保守
形態に無関係に実施することが出来る。
【0035】その理由は、制御局から実施する保守コマ
ンドを、無線基地局または無線基地局が設置された場所
付近から保守連絡用電話機により投入することが出来、
さらに実行した保守コマンドによるテスト結果をその保
守連絡用電話機で知ることが出来るためである。
【0036】第2の効果は、無線基地局の装置規模を大
規模化しないで済むことである。
【0037】その理由は、無線基地局に対して制御局か
ら行う保守制御機能を、無線基地局が制御局から実施す
る保守コマンドで実現するため、無線基地局に保守制御
機能等のユーザインタフェース装置を設ける必要がなく
なるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の無線基地局保守システ
ムを示すブロック図である。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】本発明の第二の実施例の無線基地局保守システ
ムを示すブロック図である。
【図4】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】従来の無線基地局保守システムを示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 無線基地局 20 制御局 101 信号送受信部 102 保守制御部 103 試験呼び出し制御部 104 装置状態管理部 105 試験呼び出し用移動無線機 106 保守用パネル 201 信号送受信部 202 保守信号受信部 203 試験実行部 204 試験結果送信部 205 コマンド受付部 206 PB/コマンド変換部 207 PBコード受信部 208 音声変換部 209 トランク 210 保守連絡用電話機 211 保守制御部 212 保守用端末機 1061 試験結果表示用ランプ 1062 試験実行スイッチ A 公衆網 B 信号線 X 伝送回線 Y 公衆回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局とその無線基地局に接続され
    る制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の
    保守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守
    システムにおいて、前記無線基地局が有する保守パネルにより前記保守テス
    トの実行指示信号を前記制御局に送信し、前記制御局は
    前記実行指示信号を受信し、保守動作を行なう保守コマ
    ンドを前記無線基地局に送信し、前記無線基地局は受信
    した前記保守コマンドを実行し保守結果を前記制御局に
    送信し、前記保守結果を受信した前記制御局は保守診断
    結果を前記無線基地局に送信し前記保守パネルに通知す
    ることを特徴とする無線基地局保守システム。
  2. 【請求項2】 無線基地局とその無線基地局に接続され
    る制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の
    保守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守
    システムにおいて、 前記保守テストの実行指示信号を出力し、保守診断結果
    を表示する保守パネルと; 前記無線基地局内の装置の動作状態を管理し装置状態情
    報を出力する装置状態管理部と; 試験呼び出しを移動無線機に無線送信し前記移動無線機
    から前記試験呼び出しの応答信号を受け、呼び出し応答
    情報を出力する試験呼び出し制御部と; 前記装置状態情報、前記呼び出し応答情報および前記実
    行指示信号を入力し保守結果として出力し、かつ保守コ
    マンドおよび保守診断結果を入力する保守制御部と; 前記保守コマンドおよび保守診断結果を受信し、前記保
    守結果を送信する第1の信号送受信部と; を有する無線基地局と、 前記保守コマンドおよび前記保守診断結果を送信し、前
    記保守結果および前記実行指示信号を受信する第2の信
    号送受信部と; 前記実行指示信号から保守動作を命令する保守コマンド
    に変換する保守信号受信部と; 前記保守コマンドを入出力するコマンド受付部と; このコマンド受付部が出力する前記保守コマンドによる
    試験実行要求を行なう試験実行部と; この試験実行部が実施した前記保守診断結果を前記第2
    の信号送受信部に出力する試験結果送信部と; を有する制御局とを備えたことを特徴とする無線基地局
    保守システム。
  3. 【請求項3】 無線基地局とその無線基地局に接続され
    る制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の
    保守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守
    システムにおいて、 前記無線基地局地点の保守連絡用電話機から公衆回線を
    通して前記保守テストの実行指示信号を前記制御局に送
    信し、前記制御局は前記実行指示信号を受信し、これを
    保守動作を行なう保守コマンドに変換して前記無線基地
    局に送信し、前記無線基地局は受信した前記保守コマン
    ドを実行し保守結果を前記制御局に送信し、前記保守結
    果を受信した前記制御局は保守診断結果を音声信号に変
    換し、前記公衆回線を通して前記保守連絡用電話機に通
    知することを特徴とする無線基地局保守システム。
  4. 【請求項4】 無線基地局とその無線基地局に接続され
    る制御局とで構成されて前記無線基地局の正常性確認の
    保守テストを行う移動体通信網における無線基地局保守
    システムにおいて、 前記保守テストの実行指示を音声情報により公衆回線を
    通して前記制御局に出力する保守連絡用電話機と; 前記無線基地局内の装置の動作状態を管理し装置状態情
    報を出力する装置状態管理部と; 試験呼び出しを移動無線機に無線送信し前記移動無線機
    から、前記試験呼び出しの応答信号を受け、呼び出し応
    答情報を出力する試験呼び出し制御部と; 前記装置状態情報および前記呼び出し応答情報を入力し
    保守結果として出力し、かつ保守コマンドを入力する保
    守制御部と; 前記保守コマンドを受信し、前記保守結果を送信する第
    1の信号送受信部と; を有する無線基地局と、 前記公衆回線を通して前記音声情報の送受を行なうトラ
    ンクと; 前記保守連絡用電話機の制御コードを前記トランクを介
    して受信する制御コード受信部と; 前記制御コードを保守コマンドに変換する制御コード保
    守コマンド変換部と; 変換された保守コマンドを入出力するコマンド受付部
    と; 前記保守コマンドを送出し、前記無線基地局からの保守
    結果を入力し判断する試験実行部と; 前記保守コマンドを送信し、前記保守結果を受信する第
    2の信号送受信部と; 前記試験実行部からの保守診断結果を出力する試験結果
    送信部と; 前記保守診断結果信号を音声に変換し、前記トランクお
    よび前記公衆回線を通して前記保守連絡用電話機に音声
    通報する音声変換部と; を有する制御局とを備えたことを特徴とする無線基地局
    保守システム。
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