JP3012606B1 - 基地局装置、移動局装置及びこれらを用いた移動通信システム、並びに移動通信方法 - Google Patents

基地局装置、移動局装置及びこれらを用いた移動通信システム、並びに移動通信方法

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JP3012606B1
JP3012606B1 JP25858998A JP25858998A JP3012606B1 JP 3012606 B1 JP3012606 B1 JP 3012606B1 JP 25858998 A JP25858998 A JP 25858998A JP 25858998 A JP25858998 A JP 25858998A JP 3012606 B1 JP3012606 B1 JP 3012606B1
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Abstract

【要約】 【課題】複数の移動通信システムのトラフィックを平準
化することにより通信品質を向上させることができる基
地局装置、移動局装置及びこれらを用いた移動通信シス
テム、並びに移動通信方法を提供する。 【解決手段】基地局装置10、111〜113は、トラフ
ィック検出部で検出されたトラフィックを表すデータが
所定値αより大きく、且つ他の移動通信システム20か
らのトラフィックデータが所定値βより小さい場合に、
他の移動通信システムの下で動作すべきことを指示する
システム切替要求を、複数の移動通信システムと通信が
可能な移動局装置301、302に送信する。この移動局
装置301、302は、基地局装置からのシステム切替要
求に応じて他の移動通信システムの下で動作するように
動作モードを切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基地局装置、移動局
装置及びこれらを用いた移動通信システム、並びに移動
通信方法に関し、特に複数の移動通信システムの下で動
作可能な移動局装置が最適な移動通信システムの下で動
作するように切り替える技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、極小セル方式が採用され
たPHS(Personal Handyphone System)、小セル方式
が採用された自動車電話システム、携帯電話システム等
といった種々の移動電話システムが知られている。これ
らの移動電話システムは、それぞれ長所及び短所を有す
る。
【0003】例えば、PHSでは、電波の届く範囲は基
地局から半径100m程度である。従って、広いサービ
スエリアを形成するために、多数の基地局が密に設置さ
れる。その結果、基地局の設置状態によっては電波が届
きにくい地域が発生するという問題がある。一方、この
PHSでは、他の移動電話システムに比べて通話料金が
安いという利点がある。
【0004】これに対し、携帯電話システムでは、電波
の届く範囲が比較的大きい小セル方式が用いられるの
で、上述した電波が届きにくい地域が発生するという問
題は少ない。しかしながら、この携帯電話システムで
は、例えばPHSに比べて通話料金が高いという問題が
ある。
【0005】このような従来の問題を解消するために、
近年、例えばPHS及び携帯電話システムといった2つ
の移動電話システムに適用できるデュアルバンド携帯電
話機が考えられている。以下では、このデュアルバンド
携帯電話機がPHSの移動局として動作する場合を「P
HSモード」といい、携帯電話システムの移動局として
動作する場合を「携帯電話モード」という。
【0006】このデュアルバンド携帯電話機における動
作モードの切り替え、つまり移動通信システムの切り替
えは、従来、デュアルバンド携帯電話機主導で行われて
いる。即ち、このデュアルバンド携帯電話機の制御部
は、デュアルバンド携帯電話機がPHSのサービスエリ
ア内であって携帯電話システムのサービスエリア外に在
る時はPHSモードで動作し、逆に、PHSのサービス
エリア外であって携帯電話システムのサービスエリア内
に在る時は携帯電話モードで動作するように動作モード
を自動的に切り替える。また、デュアルバンド携帯電話
機の制御部は、該デュアルバンド携帯電話機がPHS及
び携帯電話システムの両サービスエリア内に在る時は、
通話料金が安いPHSモードで動作するように動作モー
ドを自動的に切り替える。
【0007】また、このデュアルバンド携帯電話機は、
このような自動切り替えとは独立に、ユーザが所定のボ
タンを操作することにより、PHSモード又は携帯電話
モードの何れかで動作させることができるように構成さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上述したよう
に、デュアルバンド携帯電話機自体の制御によって該デ
ュアルバンド携帯電話機が属する移動通信システムが選
択的に切り替えられている。この際、各移動通信システ
ムの基地局装置のトラフィックは考慮されていない。従
って、例えば携帯電話システムのトラフィックは小さい
のにトラフィックが大きいPHSモードで動作しようと
する事態又はその逆の自体が発生し、通信品質が低下す
るという問題がある。
【0009】なお、通信品質を向上させる技術として、
特開平10−65606号公報に、「ディジタル無線通
信システムおよびディジタル無線通信装置」が開示され
ている。この公報に開示されている発明は、基地局A1
〜C1と端末局A2〜C2とから成り、基地局と端末局
との間および基地局同士間で無線通信を行うディジタル
無線通信システムであって、基地局は、基地局周辺の雑
音に対して伝送誤りが最小となる周波数と畳込み符号と
の組合わせを選択し、選択した組合わせの周波数と畳込
み符号とを用いて通信を行う。
【0010】これにより、通信に使用される誤り訂正符
号が、通信が行われる周囲の電波環境に応じて適切に選
択される。その結果、伝送路誤りが少なくなるので該伝
送路誤りに起因する通信品質の悪化を抑止することがで
きる。しかしながら、このディジタル無線通信システム
では、トラフィックが大きいことに起因する通信品質の
低下を防止することはできない。
【0011】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたものであり、複数の移動通信システ
ムのトラフィックを平準化することにより通信品質を向
上させることができる基地局装置、移動局装置及びこれ
らを用いた移動通信システム、並びに移動通信方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る基地局装置は、上記目的を達成するために、移動局装
置と基地局装置とで成る第1の移動通信システムの該基
地局装置であって、トラフィックを検出するトラフィッ
ク検出部と、第2の移動通信システムのトラフィックを
表すトラフィックデータを受信するトラフィック受信部
と、前記トラフィック検出部で検出されたトラフィック
を表すデータが所定値αより大きく、且つ前記トラフィ
ック受信部で受信された前記トラフィックデータが所定
値βより小さい場合に、前記第2の移動通信システムの
下で動作すべきことを指示するためのシステム切替要求
を該第1の移動通信システムの前記移動局装置に対して
送信する基地局制御部、とを備えている。
【0013】この明細書において「基地局装置」という
文言は、複数の基地局とこれらを制御する交換機を含む
概念である。従って、交換機に接続され、該交換機から
の信号に基づいて電波を送受信する基地局は、単に「基
地局」という。上記トラフィック検出部、トラフィック
受信部及び基地局制御部は、交換機の内部に設けること
ができる。
【0014】この本発明の第1の態様に係る基地局装置
によれば、第1の移動通信システムのトラフィックが大
きく、且つ第2の移動通信システムのトラフィックが小
さい場合に、該第1の移動通信システムに属する移動局
装置にシステム切り替え要求を送ることにより、該移動
局装置を第2の移動通信システムの下で動作させること
ができるので、各移動通信システムのトラフィックを平
準化することが可能になり、その結果、通信品質を向上
させることができる。
【0015】この基地局装置における前記トラフィック
受信部は、前記第2の移動通信システムの基地局装置か
ら前記トラフィックデータを受信するように構成でき
る。
【0016】この場合、当該第1の移動通信システムの
基地局装置に含まれる交換機と第2の移動通信システム
の基地局装置に含まれる交換機とをケーブルで接続し、
これらの間でトラフィックデータを送受するように構成
できる。また、これらの間をケーブルで接続する代わり
に、無線回線で接続してトラフィックデータを送受する
ように構成することもできる。
【0017】また、本発明の第2の態様に係る移動局装
置は、上記と同様の目的で、複数の移動通信システムと
通信が可能な移動局装置と基地局装置とで成る第1の移
動通信システムの該移動局装置であって、基地局装置か
らのシステム切替要求を受信する切替要求受信部と、該
切替要求受信部で受信されたシステム切替要求に応じて
第2の移動通信システムの下で動作するように動作モー
ドを切り替える移動局制御部、とを備えている。
【0018】この本発明の第2の態様に係る移動局装置
によれば、基地局装置からのシステム切替要求に従っ
て、当該移動局装置が属すべき移動通信システムが切り
替えられるので、上述した第1の態様に係る基地局装置
と相俟って、各移動通信システムのトラフィックを平準
化することが可能になり、その結果、通信品質を向上さ
せることができる。
【0019】また、本発明の第3の態様に係る移動通信
システムは、上記と同様の目的で、複数の移動通信シス
テムと通信が可能な移動局装置と基地局装置とを有し、
前記基地局装置は、トラフィックを検出するトラフィッ
ク検出部と、他の移動通信システムのトラフィックを表
すトラフィックデータを受信するトラフィック受信部
と、前記トラフィック検出部で検出されたトラフィック
を表すデータが所定値αより大きく、且つ前記トラフィ
ック受信部で受信された前記トラフィックデータが所定
値βより小さい場合に、前記他の移動通信システムの下
で動作すべきことを指示するためのシステム切替要求を
前記移動局装置に送信する基地局制御部、とを備え前記
移動局装置は、基地局装置からのシステム切替要求を受
信する切替要求受信部と、該切替要求受信部で受信され
たシステム切替要求に応じて他の移動通信システムの下
で動作するように動作モードを切り替える移動局制御
部、とを備えている。
【0020】この移動通信システムを構成する基地局装
置における前記トラフィック受信部は、前記他の移動通
信システムの基地局装置から前記トラフィックデータを
受信するように構成できる。
【0021】更に、本発明の第4の態様に係る移動通信
方法は、上記と同様の目的で、複数の移動通信システム
と通信が可能な移動局装置と基地局装置との間で行われ
る移動通信方法であって、前記基地局装置は、トラフィ
ックを検出し、他の移動通信システムのトラフィックを
表すトラフィックデータを受信し、前記検出されたトラ
フィックを表すデータが所定値αより大きく、且つ前記
トラフィック受信部で受信された前記トラフィックデー
タが所定値βより小さい場合に、前記他の移動通信シス
テムの下で動作すべきことを指示するためのシステム切
替要求を前記移動局装置に送信し、前記移動局装置は、
前記基地局装置からのシステム切替要求を受信し、該受
信されたシステム切替要求に応じて前記他の移動通信シ
ステムの下で動作するように動作モードを切り替える、
ように構成されている。
【0022】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、説明を
簡単にするために、AシステムとBシステムといった2
種類の移動通信システムが、重複するサービスエリアを
有するように配置されている場合について説明するが、
本発明が適用される移動通信システムは3種類以上であ
ってもよい。
【0023】また、Aシステム及びBシステムとして
は、それぞれ例えば自動車電話システム、携帯電話シス
テム、PHS、コードレス電話システム、列車/船舶/
航空機電話システム、衛星移動通信システム、その他の
種々の移動通信システムを用いることができる。
【0024】図1は、本発明の実施の形態に係る移動通
信システムの構成を示す図である。Aシステムは、交換
機10、基地局111〜113、無線通信機131及び1
2から構成されている。交換機10及び基地局111
113は本発明の基地局装置に対応する。
【0025】交換機10は、Aシステムの全体を制御す
る。この交換機10には、基地局111〜113がケーブ
ルで接続されている。基地局111〜113は、それぞれ
所定範囲のゾーン121〜123の内に存在する無線通信
機との間で電波を送受信し、これにより無線通信が行わ
れる。無線通信機131及び132は、Aシステムの基地
局111〜113との間でのみ電波の送受を行うことがで
きる無線通信機である。
【0026】Bシステムは、交換機20、基地局211
〜213、無線通信機231及び232から構成されてい
る。交換機20及び基地局211〜213は本発明の基地
局装置に対応する。
【0027】交換機20は、Bシステムの全体を制御す
る。この交換機20には、基地局211〜213がケーブ
ルで接続されている。基地局211〜213は、それぞれ
所定範囲のゾーン221〜223の内に存在する無線通信
機との間で電波を送受信し、これにより無線通信が行わ
れる。無線通信機231及び232は、Bシステムの基地
局211〜213との間でのみ電波の送受を行うことがで
きる無線通信機である。
【0028】デュアルバンド無線通信機301及び322
は本発明の移動局装置に対応する。このデュアルバンド
無線通信機301及び322は、Aシステムの基地局11
1〜113及びBシステムの基地局211〜213との間で
無線通信を行うことができる。何れのシステムと無線通
信を行うかは、詳細は後述するが、交換機10及び20
によって決定される。
【0029】また、上記交換機10と交換機20との間
は、例えばケーブルで構成される情報交換線40で接続
されている。この情報交換線40では、Aシステム及び
Bシステムの現在のトラフィックを表すデータ(これを
「トラフィックデータ」という)が送受信される。な
お、上記交換機10と交換機20との間は、この情報交
換線40の代わりに、無線回線で接続するように構成す
ることもできる。
【0030】次に、上述した交換機10及び20の構成
を、図2に示したブロック図を参照しながら説明する。
【0031】Aシステムの交換機10は、制御部10
0、トラフィック検出部101及び送受信部102から
構成されている。制御部100は、本発明の基地局制御
部に対応する。この制御部100は、交換機10の全体
ひいてはAシステムの全体を制御するための、例えばコ
ンピュータで構成することができる。
【0032】この制御部100には、基地局111〜1
3及び通信網が接続されている。制御部100は、無
線通信機131及び132並びにデュアルバンド無線通信
機30 1及び302からの電波を受信した基地局111
113から送られてくる信号を通信網に送出する。ま
た、通信網からの信号を基地局111〜113を介して無
線通信機131及び132並びにデュアルバンド無線通信
機301及び302に送出する。これにより、ユーザは、
Aシステムを使用して所望の相手と通信を行うことがで
きるようになっている。
【0033】また、トラフィック検出部101は、制御
部100の制御下にある基地局11 1〜113の現在のト
ラフィックを検出する。ここで検出された現在のトラフ
ィックを表すトラフィックデータは、例えば、Aシステ
ムで処理可能な最大通話数に対する現在の通話数の割合
(%)で表すことができる。このトラフィックデータが
100%以上のときは、発呼及び着呼は待たされること
になる。このトラフィック検出部101で検出されたト
ラフィックデータは、制御部100を介して送受信部1
02に供給される。
【0034】送受信部102は本発明のトラフィック送
受信部に対応する。この送受信部102は、制御部10
0から送られてくるトラフィックデータを変調して情報
交換線40に出力する。また、情報交換線40からの送
られてくるトラフィックデータを復調して制御部100
に供給する。
【0035】Bシステムの交換機20は、制御部20
0、トラフィック検出部201及び送受信部202から
構成されている。制御部200は、本発明の基地局制御
部に対応する。この制御部200は、交換機20の全体
ひいてはBシステムの全体を制御するための、例えばコ
ンピュータで構成することができる。
【0036】この制御部200には、基地局211〜2
3及び通信網が接続されている。制御部200は、無
線通信機231及び232並びにデュアルバンド無線通信
機30 1及び302からの電波を受信した基地局211
213から送られてくる信号を通信網に送出する。ま
た、通信網からの信号を基地局211〜213を介して無
線通信機231及び232並びにデュアルバンド無線通信
機301及び302に送出する。これにより、ユーザは、
Bシステムを使用して所望の相手と通信を行うことがで
きるようになっている。
【0037】また、トラフィック検出部201は、制御
部200の制御下にある基地局21 1〜213の現在のト
ラフィックを検出する。ここで検出された現在のトラフ
ィックを表すトラフィックデータは、上記と同様に、例
えばBシステムで処理可能な最大通話数に対する現在の
通話数の割合(%)で表すことができる。このトラフィ
ック検出部201で検出されたトラフィックデータは、
制御部200を介して送受信部202に供給される。
【0038】送受信部202は本発明のトラフィック送
受信部に対応する。この送受信部202は、制御部20
0から送られてくるトラフィックデータを変調して情報
交換線40に出力する。また、情報交換線40からの送
られてくるトラフィックデータを復調して制御部200
に供給する。
【0039】次に、デュアルバンド無線通信機301
び302の構成を図3に示したブロック図を参照しなが
ら説明する。このデュアルバンド無線通信機は、共通ア
ンテナ300、無線部301、制御部302、受話器3
03、送話器304及び操作部305から構成されてい
る。
【0040】共通アンテナ300は、受信した電波を電
気信号に変換して無線部301に供給する。また、無線
部301から送られてくる信号を電波に変換して空中に
放出する。本発明の切替要求受信部は、この共通アンテ
ナ300と無線部301とから構成されている。
【0041】無線部301は、Aシステム用無線部30
1AとBシステム用無線部301Bとから構成されてい
る。Aシステム用無線部301A及びBシステム用無線
部301Bは、それぞれ共通アンテナ300から送られ
てくる無線周波帯信号から取り出された信号成分を復調
する。この復調により得られた音声データや制御データ
は制御部302に供給される。この制御データには、後
述する「システム切替要求」を表すデータが含まれる。
【0042】また、Aシステム用無線部301AとBシ
ステム用無線部301Bは、制御部302から送られて
くる音声データや制御データを変調して共通アンテナ3
00に供給する。この変調される制御データには、後述
する「システム切替確認」を表す信号が含まれる。上述
した変復調にAシステム用無線部301A及びBシステ
ム用無線部301Bの何れが使用されるかは、後述する
システム切替処理で選択されたシステムに従って決定さ
れる。
【0043】制御部302は本発明の移動局制御部に対
応する。この制御部302は、デュアルバンド無線通信
機の全体を制御する。例えば、このデュアルバンド無線
通信機をAシステムの下で動作させるかBシステムの下
で動作させるかを切り替えるシステム切替制御(詳細は
後述する)を行う。また、無線部301から得られた音
声データを受話器303に供給することにより音声を発
生させる。また、送話器304からの音声データを無線
部301に供給する。更に、操作部305を制御する。
【0044】操作部305は、図示しないスイッチ及び
ディスプレイ装置を含んでいる。スイッチは、例えば電
話番号の入力、各種モードの設定、各種データの登録等
に使用される。また、ディスプレイ装置は、日付、時
刻、既登録データ、電波状態等といったメッセージを文
字や絵で表示する。この操作部305のスイッチを用い
て入力されたデータは制御部302に供給される。ま
た、操作部305のディスプレイ装置には、制御部30
2から表示用データが供給される。
【0045】次に、上記のように構成される移動通信シ
ステムにおけるシステム切替処理を、図4及び図5のフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0046】以下においては、デュアルバンド無線通信
機301は、Aシステムの下で動作するように設定され
ているものとする。また、デュアルバンド無線通信機3
1は、通信を開始する際に、Aシステム及びBシステ
ムの双方との通信が可能であることを、基地局112
介して交換機10に通知しており、その旨を表す情報が
交換機10の記憶装置(図示しない)に記憶されている
ものとする。
【0047】図4は、Aシステムの交換機10の制御部
100で行われるシステム切替処理を示すフローチャー
トである。このシステム切替処理ルーチンは、交換機1
0の全体を制御するためのメイン処理ルーチンから一定
周期でコールされる。従って、このシステム切替処理は
一定周期で実行されることになる。
【0048】このシステム切替処理では、先ず、Aシス
テムのトラフィックが大であるかどうかが調べられる
(ステップS10)。これは、トラフィック検出部10
1で検出されたトラフィックデータが所定値αより大き
いかどうかを調べることにより行われる。ここで、所定
値αとしては、Aシステムで許容できる発呼及び着呼の
待ち時間を考慮した任意の値を用いることができる。こ
のステップS10の処理により、Aシステムの交換機1
0でAシステムのトラフィックを常に監視する機能が実
現されている。
【0049】このステップS10で、Aシステムのトラ
フィックが大でないことが判断されると、交換機10の
負荷が軽いことが認識され、システム切替が行われるこ
となくシステム切替処理は終了する。この場合、デュア
ルバンド無線通信機はAシステムの下での動作を継続す
る。
【0050】一方、上記ステップS10で、Aシステム
のトラフィックが大であることが判断されると、交換機
10の負荷が重いことが認識され、次いで、Bシステム
のトラフィックが大であるかどうかが調べられる(ステ
ップS11)。これは、Bシステムから情報交換線40
を介して送受信部102に送られて来るトラフィックデ
ータが所定値βより大きいかどうかを調べることにより
行われる。
【0051】ここで、所定値βとしては、Bシステムで
許容できる発呼及び着呼の待ち時間を考慮した任意の値
を用いることができる。このステップS11の処理によ
り、Aシステムの交換機10で、Aシステムのトラフィ
ックが大きい場合にBシステムのトラフィックを監視す
る機能が実現されている。
【0052】このステップS11で、Bシステムのトラ
フィックが大であることが判断されると、交換機10及
び交換機20の負荷が双方とも重いことが認識され、シ
ステム切替が行われることなくシステム切替処理は終了
する。この場合もデュアルバンド無線通信機はAシステ
ムの下での動作を継続する。
【0053】一方、上記ステップS11で、Bシステム
のトラフィックが大でないことが判断されると、交換機
20の負荷が軽いことが認識され、次いで、Bシステム
で通信可能な無線通信機、つまりデュアルバンド無線通
信機が存在するかどうかが調べられる(ステップS1
2)。これは、通信を開始する際に交換機10の記憶装
置に格納された、Aシステム及びBシステムの双方との
通信が可能であるかどうかを表す情報を参照することに
より行われる。
【0054】このステップS12で、Bシステムで通信
可能なデュアルバンド無線通信機が存在しないことが判
断されると、システム切替が行われることなくシステム
切替処理は終了する。一方、Bシステムで通信可能なデ
ュアルバンド無線通信機が存在することが判断される
と、次いで、そのBシステムで通信可能なデュアルバン
ド無線通信機301に対し、「システム切替要求」を表
す信号が送信される(ステップS13)。これは、Aシ
ステムの制御部100がシステム切替要求を表すデータ
を作成し、基地局112を介してデュアルバンド無線通
信機301に送信することにより行われる。なお、Aシ
ステムの交換機10は、デュアルバンド無線通信機30
1が基地局212のゾーン内に存在することを常に把握し
ている。
【0055】次いで、デュアルバンド無線通信機301
からの「システム切替確認」を表す信号が受信されたか
どうかが調べられる(ステップS14)。ここで、シス
テム切替確認を表す信号が受信されていないことが判断
されると、受信されるまでこのステップS14を繰り返
し実行しながら待機する。この繰り返し実行の過程で、
システム切替確認を表す信号が受信されたことが判断さ
れると、システム切替処理は終了する。以後は、デュア
ルバンド無線通信機301は、Bシステムの下で動作す
ることになる。
【0056】なお、以上はAシステムで行われるシステ
ム切替処理について説明したが、Bシステムの交換機2
0で行われるシステム切替処理も上記と同様である。
【0057】次に、デュアルバンド無線通信機の制御部
302で行われるシステム切替処理を、図5に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。このシステム切替
処理ルーチンは、デュアルバンド無線通信機の全体を制
御するためのメイン処理ルーチンから一定周期でコール
される。従って、このシステム切替処理は一定周期で実
行されることになる。
【0058】このシステム切替処理では、先ず、「シス
テム切替要求」を表す信号を受信したかどうかが調べら
れる(ステップS20)。これは、共通アンテナ300
で受信された電波が無線部301で復調されることによ
り得られたデータに、システム切替要求を表す制御デー
タが含まれるかどうかを調べることにより行われる。こ
のシステム切替処理ルーチンは一定周期で実行されるの
で、デュアルバンド無線通信機は、「システム切替要
求」を受信したどうかを常に監視することになる。
【0059】このステップS20で、「システム切替要
求」を受信していないことが判断されると、システム切
替が行われることなくシステム切替処理は終了する。一
方、「システム切替要求」を受信したことが判断される
と、次いで、デュアルバンド無線通信機は、現在、シス
テムを切り替えることができる状態にあるかどうかが調
べられる(ステップS21)。例えば、現在通信中であ
るかどうかが調べられる。ここで、システムを切り替え
ることができる状態にないことが判断されると、システ
ム切替が行われることなくシステム切替処理は終了す
る。
【0060】一方、上記ステップS21で、システムを
切り替えることができる状態にあることが判断される
と、次いで、Aシステムの基地局に対して「システム切
替確認」を表す信号を送出する(ステップS22)。即
ち、制御部302は、システム切替確認を表すデータを
生成して無線部301に供給する。無線部301は、該
システム切替確認を表すデータを変調して共通アンテナ
300に供給する。これにより、システム切替確認を表
すデータが共通アンテナ300から電波として放出さ
れ、基地局に送信される。
【0061】次いで、Bシステムで通信を開始する(ス
テップS23)。即ち、Bシステム用無線部301Bが
アクティブにされ、Aシステム用無線部301Aがノン
アクティブにされる。これにより、Aシステムの電波を
送受信する基地局との通信が切断され、Bシステムの電
波を送受信する基地局とBシステムの電波を用いた通信
が開始される。
【0062】以上説明した本発明の実施の形態に係る移
動通信システムによれば、一方の移動通信システムの負
荷が高くなった時に、他方の移動通信システムで通信す
るように、デュアルバンド無線通信機の動作モードが基
地局からの制御信号によって切り替えられる。その結
果、負荷の大きい移動通信システムのトラフィックが軽
減され、複数の移動通信システムのトラフィックが平準
化される。これにより、トラフィックが大きいことに起
因する通信品質の低下を防止できる。
【0063】また、基地局が主導で移動通信システムを
切り替えることにより移動通信システムのトラフィック
を考慮した移動通信システム切替をデュアルバンド無線
通信機に行わせることができるので、移動通信システム
の信頼性も高くなる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数の移動通信システムのトラフィックを平準化するこ
とにより通信品質を向上させることができる基地局装
置、移動局装置及びこれらを用いた移動通信システム、
並びに移動通信方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る移動通信システムの
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る移動通信システムで
使用される交換機の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る移動通信システムで
使用される移動局としてのデュアルバンド無線通信機の
構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示した交換機におけるシステム切替処理
を示すフローチャートである。
【図5】図3に示したデュアルバンド無線通信機におけ
るシステム切替処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 Aシステムの交換機 111〜113 Aシステムの基地局 121〜123 Aシステムのゾーン 131、132 Aシステムの無線通信機 20 Bシステムの交換機 211〜213 Bシステムの基地局 221〜223 Bシステムのゾーン 231、232 Bシステムの無線通信機 301、302 デュアルバンド無線通信機 40 情報交換線 100、200 制御部 101、201 トラフィック検出部 102 202 送受信部 300 共通アンテナ 301 無線部 301A Aシステム用無線部 301B Bシステム用無線部 302 制御部 303 受話器 304 送話器 305 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/26 7/30 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38 H04M 3/00 H04M 3/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動局装置、基地局及び該基地局を制御す
    るための交換機から成る移動通信システムにおける該交
    換機であって、 トラフィックを検出するトラフィック検出部と、他の 移動通信システムのトラフィックを表すトラフィッ
    クデータを受信するトラフィック受信部と、 前記トラフィック検出部で検出されたトラフィックを表
    すデータが所定値αより大きく、且つ前記トラフィック
    受信部で受信された前記トラフィックデータが所定値β
    より小さい場合に、前記他の移動通信システムの下で動
    作すべきことを指示するためのシステム切替要求を前記
    移動局装置に送信するように前記基地局に指示する基地
    局制御部、 とを備えた交換機
  2. 【請求項2】前記トラフィック受信部は、前記他の移動
    通信システムの交換機から前記トラフィックデータを受
    信する請求項1に記載の交換機
  3. 【請求項3】複数の移動通信システムと通信が可能な移
    動局装置、基地局及び該基地局を制御する交換機から成
    る移動通信システムにおける該移動局装置であって、他の移動通信システムの下で動作すべきことを指示する
    システム切替要求であって、前記交換機からの指示に応
    じて前記基地局が送信するシステム切替要求を受信する
    切替要求受信部と、 該切替要求受信部で受信されたシステム切替要求に応答
    して前記他の移動通信システムの下で動作するように動
    作モードを切り替える移動局制御部、 とを備えた移動局装置。
  4. 【請求項4】複数の移動通信システムと通信が可能な移
    動局装置、基地局及び該基地局を制御するための交換機
    を有し、 前記交換機は、 トラフィックを検出するトラフィック検出部と、 他の移動通信システムのトラフィックを表すトラフィッ
    クデータを受信するトラフィック受信部と、 前記トラフィック検出部で検出されたトラフィックを表
    すデータが所定値αより大きく、且つ前記トラフィック
    受信部で受信された前記トラフィックデータが所定値β
    より小さい場合に、前記他の移動通信システムの下で動
    作すべきことを指示するためのシステム切替要求を前記
    移動局装置に送信するように前記基地局に指示する基地
    局制御部、とを備え前記移動局装置は、前記交換機からの指示に応じて前記基地局が送信する前
    システム切替要求を受信する切替要求受信部と、 該切替要求受信部で受信されたシステム切替要求に応答
    して前記他の移動通信システムの下で動作するように動
    作モードを切り替える移動局制御部、とを備えた移動通
    信システム。
  5. 【請求項5】前記トラフィック受信部は、前記他の移動
    通信システムの交換機から前記トラフィックデータを受
    信する請求項4に記載の移動通信システム。
  6. 【請求項6】複数の移動通信システムと通信が可能な移
    動局装置、基地局及び該基地局を制御するための交換機
    を有する移動通信システムにおける移動通信方法であっ
    て、 前記交換機は、 トラフィックを検出し、 他の移動通信システムのトラフィックを表すトラフィッ
    クデータを受信し、 前記検出されたトラフィックを表すデータが所定値αよ
    り大きく、且つ前記受信されたトラフィックデータが所
    定値βより小さい場合に、前記他の移動通信システムの
    下で動作すべきことを指示するためのシステム切替要求
    を前記移動局装置に送信するように前記基地局に指示
    し、 前記移動局装置は、前記交換機からの指示に応じて前記基地局が送信する前
    システム切替要求を受信し、 該受信されたシステム切替要求に応じて前記他の移動通
    信システムの下で動作するように動作モードを切り替え
    る、移動通信方法。
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