JPH10341197A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH10341197A
JPH10341197A JP9150766A JP15076697A JPH10341197A JP H10341197 A JPH10341197 A JP H10341197A JP 9150766 A JP9150766 A JP 9150766A JP 15076697 A JP15076697 A JP 15076697A JP H10341197 A JPH10341197 A JP H10341197A
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JP
Japan
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base station
maintenance
control
unit
mode
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JP9150766A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Iwase
充明 岩瀬
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NEC Mobile Communications Ltd
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NEC Mobile Communications Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の基地局に対して位置登録動作や、同期
確立を行う機能を端末に持たせることにより、PHS端
末の動作試験や、PHS基地局の開発、試験、保守を向
上させることを課題とする。 【解決手段】 複数の携帯電話機と複数の基地局とから
なる通信システムに用いられる携帯電話機において、C
PU等からなる制御部と、前記制御部の制御の下で制御
データ等を記憶するメモリと、外部の保守ツールとの通
信を行うシリアルインターフェース部と、前記基地局の
無線区間の送受信を行う送受信部と、ユーザーとの入出
力を司るユーザーインターフェース部と、前記ユーザー
に対して表示する表示部と、を備え、ケーブルで前記保
守ツールを接続して、前記保守ツールの指示により複数
の特定モードを切り換えることを特徴とする。上記特定
モードは保守モードや、テストモード、CSID表示モ
ードである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や、自動
車電話、PHS端末及び基地局の開発や、保守、試験の
為の効率化に係る基地局ねらい打ち機能を有する携帯電
話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機、はセルゾーン単位に
配置された1基地局内ばかりでなく、複数のセルを移動
して、各セルの中心におかれた基地局のアンテナに対し
て送信受信を行い、いつでも、どこでも、誰とでもとい
うユーザの期待に応えている。この種のPHS端末及び
基地局の開発や、保守、試験の効率化に関する技術に
は、例えば特開平8−65229号公報に「無線基地局
保守監視システム」として示されている。その従来技術
を図5を用いて以下に示す。
【0003】図5において、無線基地局31は、無線基
地局制御装置45からの制御により、移動局との呼の接
続制御を行う基地局変復調装置32を備え、更に基地局
保守監視卓39を設けられている。基地局変復調装置3
2には、基地局制御装置45と基地局変復調装置32の
間の入出力通信を機能させる基地局制御装置インターフ
ェース部34と、該インターフェース部34を介して基
地局制御装置45からの制御信号を分離・挿入する分離
挿入部35と、制御信号の下位レイヤを変換し基地局保
守監視卓に接続する保守監視卓インターフェース部36
とを設ける。基地局保守監視卓39の保守監視部40か
ら基地局変復調装置32のモニタを要求すると、基地局
変復調装置32はモニタ動作を行う。すなわち、制御局
の基地局制御装置45が回線44を介して無線基地局3
1の基地局変復調装置32との間で制御信号を送受信し
て移動局との接続制御を行うが、モニタ動作が受け付け
られると、呼の接続制御を行うために送受信される制御
信号は分離挿入部35で分離され、保守監視卓インター
フェイス部36を通って基地局保守監視卓39へ送られ
る。保守監視部40でこの制御信号から必要な情報を編
集して表示される。
【0004】また、基地局変復調装置32と移動局との
間で採受される制御信号も、基地局保守監視卓39に通
知されて、制御信号の内容及び流れを保守監視部40で
監視することができる。基地局変復調装置32から各移
動局との通信に使用される無線チャネルの使用状態や、
電波の品質(受信レベル、受信誤り率等)の測定を基地
局保守監視部卓39から要求すると、基地局変復調装置
32の制御部33から各情報を検出して基地局保守監視
部卓39に通知し、基地局変復調装置32と移動局との
間の伝搬品質の監視を保守監視部40で行うことができ
る。
【0005】更に、制御部3は、基地局変復調装置32
の内部の状態情報や運用情報を定期的または内容が変化
したときに出力され、基地局制御装置45へ送られると
きに分離挿入部35で基地局保守監視部卓39へも分離
され、基地局保守監視部卓39は各情報を受け取ること
により基地局変復調装置32の詳細な状態を監視するこ
とができる。
【0006】また、基地局保守監視卓39の保守監視部
40から制御信号を発生することにより、基地局変復調
装置32から試験用固定局38を用いた呼の接続制御の
試験をすることができる。基地局保守監視卓39は、保
守監視部40で監視情報を受け取って表示すると共に、
操作入力されたコマンドに従い、制御情報を生成して基
地局変復調装置32へ基地局変復調装置インターフェイ
ス部41を介して送信し、制御部33を制御する。この
中には、移動局に対して送られる制御信号も含まれ、移
動局の保守監視を行うことができる。
【0007】また、基地局変復調装置32の電波や試験
用固定局38の電波の品質(周波数特性、電界強度、電
波の広がり等)の測定を制御局の基地局制御装置からで
はなく、無線基地局31でローカルに行うことができ、
この場合基地局変復調装置32のアンテナ46や試験用
固定局38のアンテナ47から電波を送出させ、アンテ
ナ48により測定器43で測定して、基地局保守監視卓
39の保守監視部40で表示する。
【0008】また、基地局保守監視卓39から発生する
監視要求に対し、基地局変復調装置32は制御信号から
必要な情報を保守監視情報として取り出して、基地局保
守監視卓39に送って表示するよう構成する。
【0009】以上の様な構成を持つ従来技術は、無線基
地局内に保守監視機能を設け、より上位の無線基地局制
御装置との間に、保守用インターフェースを追加したも
のである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動無線系のシステムで、基地局における調整や試験、
測定を基地局内だけで行うために、基地局内の装置が大
きくなってしまう問題点があった。また、PHS端末等
の移動局側に特定の基地局に位置登録や待ち受けを行う
機能が無く、周辺の基地局の中で最も電波の強いもの
に、待ち受け動作を行うので、従来の技術では、そのゾ
ーン内の特定の基地局に位置登録動作の試験や、待ち受
け動作が出来ないことである。
【0011】また、同様に、PHS端末等の移動局側に
特定の基地局に位置登録や待ち受けを行う機能が無く、
周辺基地局の中で最も電波の強いものに待ち受け動作を
行うために、従来の技術では基地局の動作、保守チェッ
クを行うことが困難であることである。
【0012】(目的)本発明の目的は、特定の基地局に
対して位置登録動作や、同期確立をおこなう機能を端末
に持たせることにより、PHS端末の動作試験やPHS
基地局の開発、試験、保守を向上させることである。そ
れに伴い開発工程での生産性向上も目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、複数の携帯電話機と複数
の基地局とからなる通信システムに用いられる携帯電話
機において、CPU等からなる制御部と、前記制御部の
制御の下で制御データ等を記憶するメモリと、外部の保
守ツールとの通信を行うシリアルインターフェース部
と、前記基地局の無線区間の送受信を行う送受信部と、
ユーザーとの入出力を司るユーザーインターフェース部
と、前記ユーザーに対して表示する表示部と、を備え、
ケーブルで前記保守ツールを接続して、前記保守ツール
の指示により複数の特定モードを切り換えることを特徴
とする。
【0014】また、上記携帯電話機において、前記特定
モードは保守モードや、テストモード、CSID表示モ
ードであって、前記メモリに前記保守モードや、テスト
モード、CSID表示モードに応じたデータを記憶し、
前記制御部は当該メモリのデータに従って制御すること
を特徴とする。さらに、上記携帯電話機において、前記
CSID表示モードの際に特定の基地局を入力し、当該
基地局の制御チャネル周波数と制御スロットとを前記送
受信部の送信周波数及び受信周波数に設定して待ち受け
状態とし、前記保守モードの際には前記基地局のうち最
も電界の高い基地局に前記制御チャネル周波数と前記制
御スロットとを前記送受信部の送信周波数及び受信周波
数に設定して待ち受け状態とすることを特徴とする。
【0015】より具体的には、図2を参照して、本発明
の携帯電話機による、いわば「基地局ねらい打ち機能」
のPHS端末(図2の7)には、制御部(図2の11)
と、制御データ等を記憶するメモリ(図2の12)と、
外部の保守ツールとの通信を行うシリアルインターフェ
ース部(図2の13)と、無線区間の送受信を行う送受
信部(図2の4)と、無線部(図2の5)と、アンテナ
(図2の6)と、ユーザーインターフェース部(図2の
10)と、表示部(図2の14)とを有する。また、前
記PHS端末はRS232−Cなどのケーブル(図2の
8)で、パソコンなどの保守ツール(図2の9)を接続
できる。以上を特徴とするシステムである。
【0016】[作用]本発明の基地局ねらい打ち機能で
は、本発明のPHS端末にRS232−Cなどのケーブ
ルで接続された保守ツールにてあらかじめ、端末に対し
て保守モードのコマンドを送り本機能の実行を可能な状
態にしておく。保守モード設定が行われたPHS端末は
メモリに、保守モードである事を記憶し、次の電源投入
時にメモリに保持された保守モード情報を読みとり本発
明の機能を可能な状態で動作を行う。本発明の機能を実
行するために、ユーザーインターフェース部に特殊操作
を行うことにより、制御部が認識を行い、送受信部に指
示して、特定の基地局の電波の受信動作を開始させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]本発明の第1の実施形態を、図1を用
いて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に用いる
システムの概要図である。図1を参照して、携帯電話や
自動車電話、データ通信可能な携帯機等の携帯電話機の
一例を示すPHS端末機1は、電源操作キー等のオン入
力により、通常の電源投入時、基地局検索を行い、電波
の強い基地局(この場合、基地局2)に、待ち受け動作
を行う。
【0018】あらかじめ保守用モード設定されたPHS
端末の場合も電源投入時、この動作を行う。また、保守
用モード設定中は、基地局2と基地局15とが同一サー
ビス会社の場合、基地局2と通話中に、PHS端末1の
ユーザが移動して基地局15の近辺に来たときには、自
動的に基地局15との通話に移行する。
【0019】一方、実際に基地局3の試験や保守の為、
又待ち受けさせたい場合に、PHS端末で特定の操作を
行い、特定の基地局3にのみ待ち受けさせる為、基地局
3のCSID(Cell Station IDentification)の入力
を行う。
【0020】この操作を行ったPHS端末は入力された
CSIDの電波(基地局3の電波)しか検索を行わず、
他の基地局には待ち受け動作を行わない。この際、一般
には制御チャネルは基地局の特定はなく、全基地局が2
つの制御チャネル周波数を使用しており、その制御チャ
ネル周波数の複数のスロットで基地局毎のIDを発して
PHS端末に着信させ、その後通話チャネルに移行する
システムであり、待ち受け動作は、当該制御チャネル周
波数とそのスロットとを特定して、基地局とPHS端末
同士の待ち受け状態を維持できる。
【0021】以上のことにより、PHS端末の簡単な機
能追加により、基地局の開発、試験、保守の各工程にて
手軽に動作チェックを行うことが出来る。また、PHS
端末の製造開発に於ける待ち受け試験や、実際のイニシ
ャル動作確認のための位置登録動作の試験も、容易に行
うことができる。
【0022】次に、図2を用いて本実施形態のPHS端
末機の構成と動作を説明する。PHS端末機は、PHS
端末ブロック7中に、CPUを含む制御プログラムに従
って各部を制御する制御部A11と、制御部A11の制
御の下で送信周波数や受信周波数で、TDMA方式の場
合の送信スロットや受信スロット等でアンテナ6に送受
する無線部5と、データ通信の変調方式や音声通信の変
調方式やそれに対応する復調方式等を用いて無線部5に
伝送したり不図示のスピーカやマイク、パソコン等に送
出・受信出力する送受信部4と、制御部A11を介して
必要なデータを格納したり、読み出すメモリA12と、
ユーザー用の操作キー等を含むユーザーインターフェー
ス部10と、液晶や着信警告の振動体等を含む表示部1
4と、RS−232C等のデータの送受信を外部パソコ
ン等と行うシリアルインターフェース部A13とから構
成される。
【0023】つぎに、本実施形態の機能を有効にする為
の動作を説明する。PHS端末ブロック7に接続された
パソコンや特殊治具の保守ツール9から保守モードに入
れる為のコマンドをPHS端末ブロック7に送出する。
保守モードに入れる為のコマンドは、RS−232C等
のケーブル8を通してシリアル信号で送出する。PHS
端末−保守ツール間のシリアルフォーマット例は、図3
に示す。コマンドの機能種類として、保守モードや、テ
ストモード、電界表示、CSID表示等があり、その信
号フォーマットとして、図に示す符号列をPHS端末ブ
ロック7に送出する。
【0024】そのシリアル信号をPHS端末は、シリア
ルインターフェース部A13を通して受信を行い、制御
部A11がその信号内容を例えば保守モード要求の信号
であると認識すると、メモリA12内の不揮発メモリエ
リアに保守モード要求があったことを記憶する。その
後、ユーザーインターフェース部10でユーザーが電源
を入れ直し、再立ち上げを行うと、イニシャライズ処理
の中で、制御部A11は上記のメモリA12の不揮発メ
モリエリアに記憶された保守モード要求の情報を基に、
保守モード機能を有効にする。
【0025】次に、実際の機能の実行の方法を説明す
る。上記の操作によりPHS端末の電源再立ち上げを実
行すると、そのままでは保守モードが有効になっていな
い通常の場合と同様の動作を行う。通常の動作とは、制
御部A11がメモリA12内に記憶してある制御データ
を元に、送受信部4及び無線部5、及びアンテナ6に指
示して、最も電界の高い基地局に待ち受けるための動作
を行う。即ち、送信の際には、当該基地局の制御チャネ
ル周波数に送信周波数を設定し、受信の際には、当該基
地局の送信制御チャネル周波数を受信できるように受信
周波数を設定、待ち受け状態にしておき、次に当該基地
局から通信チャネル周波数が指示された場合にはその指
示に従った通話チャネルの受信周波数や送信周波数に設
定し、受信可能なスロットの指示があれば、そのスロッ
トを受信できるように制御部A11のデータ解析方式等
を設定しておく。
【0026】この状態で本実施形態の機能を動作させる
為に、保守ツール9を用いてユーザーインターフェース
部10にて特殊操作(一般ユーザーには公開されていな
い操作)を行う。例えば図3に示す機能名のコード列を
パソコン等の保守ツール9から受け取る。制御部A11
は特殊操作を認識すると、どの基地局を待ち受けるか決
定を行うため、表示部14に指示して、CSIDの入力
をユーザーに促す。この場合、表示部14の表示例を図
4に示す。ユーザーはユーザーインターフェース部で待
ち受け確認をしたい基地局のCSIDを入力する。この
際、直接当該基地局名をキー入力するか、上下カーソル
の選択で入力する。制御部A11は入力されたCSID
をメモリA12に記憶し、その情報を元に送受信部4、
無線部5、アンテナ6に指示して、指定された基地局の
検索動作を行う。指定された基地局の電波を受信するこ
とが出来たら、その信号に同期確立動作を行い、待ち受
けに入る。
【0027】この待ち受け状態で、基地局は基地局自体
の試験、検査を行うことができ、当該PHS端末機から
所定の制御チャネルや通信チャネルを送信させ、その電
波を受けて、周波数特性、電界強度、電波の広がり、受
信レベル、受信誤り率等の電波の品質の測定や良否の判
断を行い、基地局に複雑な監視装置を不要とし、基地局
の調整や、試験、測定等が容易に行えることとなる。特
に、無線基地局は、マイクロセル的にセルの領域を小さ
くして信号品質の良い通話を実行できるようにしている
が、そのために無線基地局の数が増加し、無線基地局自
身で基地局内の設備の調整、試験、測定を行うよりも、
上記実施形態で説明した待ち受け可能な携帯電話機を用
いることで、実際の市場における試験や調整、測定を迅
速に且つ確実に行うことができる。
【0028】また、PHSにおいて、複数のサービス会
社が別々のPHS端末を市場に出しているが、上記携帯
電話機において、そのサービス会社の特定のセル内又は
セル周辺で、そのセルの略中心位置の基地局を特定する
CSIDを指定することで、特定された基地局の調整等
を実地的に素早くできるという効果も奏し得る。
【0029】[第2実施形態]本発明の第2の実施形態
について図1を参照しつつ説明する。PHS端末機1は
電源ON時、最も電波の強い基地局(例えば、基地局
2)に通常待ち受けを行うが、本実施形態の機能を実現
する際、特殊操作により、自分の待ち受けたい基地局
(例えば、基地局3)のIDを入力する。これによりP
HS端末機1は、それまで待ち受けを行っていた基地局
2への同期をはずし、入力したIDの基地局3への同期
確立を行う。
【0030】以上により、数ある基地局の中から特定の
ものを選び出す機能を、PHS端末機に持たせる事によ
り、他の周辺基地局を停止する事なく、かつ速やかに保
守、試験作業が行える。
【0031】そして、実環境に沿った試験を行う事が出
来る。本実施形態の概要は以下の通りである。PHS端
末機1は通常、周辺基地局の中で最も電波の強い基地局
2に待ち受けを行うが、PHS端末機1に特定の基地局
3に待ち受けを行う機能を持たせることにより、PHS
端末機の設計者が、試験的に待ち受けたい基地局3に強
制的に同期確立を行う。
【0032】この機能を持たせることにより、(1)他
の周辺基地局を停止する事なく、自分で指定した基地局
に待ち受け動作確認が行え、PHS端末機自身の動作チ
ェックを、過去に同一チェックを行った基地局を指定す
ることにより容易に行える。(2)新規開発の基地局
に、待ち受けさせることができ、基地局自体の動作確認
が容易である。(3)PHS端末機自体の試験、保守の
際、待ち受け基地局以外の周辺基地局を停止しないの
で、実環境により近い環境での試験ができる。
【0033】上記実施形態によって、従来技術で説明し
た特開平8−65229号公報の基地局で機能する試
験、検査、測定等は、上述の携帯電話機の機能によっ
て、その基地局の構成を試験固定局等大幅に不要とする
ことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、試験したいPHS基地
局に、強制的に待ち受けまたは位置登録させる事ができ
る様になった為、基地局の開発時の動作チェックまたは
開発後の保守での動作チェックが容易に行えるため、P
HS基地局開発工程での生産性の向上または保守性の向
上に役立つ。
【0035】また、PHS端末の開発に於ける待ち受け
試験や、位置登録動作の試験が容易に行え、PHS端末
開発工程での生産性向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明での実施形態の概略図である。
【図2】本発明でのPHS端末機の構成図である。
【図3】本発明でのPHS端末機に指示する機能のシリ
アル信号表である。
【図4】本発明でのPHS端末機の表示例である。
【図5】従来技術の基地局の概略構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 PHS端末 2 PHS基地局 3 PHS基地局 4 送受信部 5 無線部 6 アンテナ 7 PHS端末ブロック 8 ケーブル 9 保守ツール(パソコン) 10 ユーザーインターフェース部 11 制御部 12 メモリ 13 シニアルインターフェース部 14 表示部 31 無線基地局 32 基地局変復調装置 33 制御部 34 基地局制御装置インターフェース部 35 分離挿入部 36 保守監視卓インターフェース部 37 試験用固定局インターフェース部 38 試験用固定局 39 基地局保守監視卓 40 保守監視部 41 基地局変復調装置インターフェース部 42 送受信間隔計測部 43 測定器 44 回線 45 基地局制御装置 46,47,48 アンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の携帯電話機と複数の基地局とから
    なる通信システムに用いられる携帯電話機において、 CPU等からなる制御部と、前記制御部の制御の下で制
    御データ等を記憶するメモリと、外部の保守ツールとの
    通信を行うシリアルインターフェース部と、前記基地局
    の無線区間の送受信を行う送受信部と、ユーザーとの入
    出力を司るユーザーインターフェース部と、前記ユーザ
    ーに対して表示する表示部と、を備え、ケーブルで前記
    保守ツールを接続して、前記保守ツールの指示により複
    数の特定モードを切り換えることを特徴とする携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯電話機において、
    前記特定モードは保守モードや、テストモード、CSI
    D表示モードであって、前記メモリに前記保守モード
    や、テストモード、CSID表示モードに応じたデータ
    を記憶し、前記制御部は当該メモリのデータに従って制
    御することを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の携帯電話機において、
    前記CSID表示モードの際に特定の基地局を入力し、
    当該基地局の制御チャネル周波数と制御スロットとを前
    記送受信部の送信周波数及び受信周波数に設定して待ち
    受け状態とし、前記保守モードの際には前記基地局のう
    ち最も電界の高い基地局に前記制御チャネル周波数と前
    記制御スロットとを前記送受信部の送信周波数及び受信
    周波数に設定して待ち受け状態とすることを特徴とする
    携帯電話機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436350B1 (ko) * 2001-10-22 2004-06-18 텔슨전자 주식회사 이동전화기의 사용자 인터페이스 시험 방법
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