JPH10107592A - 保持装置および保持回路 - Google Patents

保持装置および保持回路

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JPH10107592A
JPH10107592A JP8262744A JP26274496A JPH10107592A JP H10107592 A JPH10107592 A JP H10107592A JP 8262744 A JP8262744 A JP 8262744A JP 26274496 A JP26274496 A JP 26274496A JP H10107592 A JPH10107592 A JP H10107592A
Authority
JP
Japan
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signal
circuit
output
state
alarm signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8262744A
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English (en)
Inventor
Hidemasa Yamauchi
秀征 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUSHIMA NIPPON DENKI KK
NEC Fukushima Ltd
Original Assignee
FUKUSHIMA NIPPON DENKI KK
NEC Fukushima Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常状態になる前の信号の状態が変化して誤
動作しないように異常状態になる前の状態を保持して、
装置などの信頼性を向上することにある。 【解決手段】 制御信号101と警報信号102を入力
し、2つのNAND回路2,4とEX−OR回路3を備
え、NAND回路2,4の出力をリセット、セット端子
に入力し動作する、ラッチ回路1を備えている。これに
より、警報信号が異常状態を示す時に状態保持出来るよ
うに動作する。従って、異常状態でも、ラッチ回路1が
動作しないため、誤動作も行わない。すなわち、異常時
に警報信号を与えることにより、異常状態が明らかにな
り、論理回路で異常状態を判定できるため、異常状態に
なる前の状態を保持することができ、誤動作も行わない
ため、装置または回路の信頼性を向上することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保持装置および保
持回路に係り、特に、入力信号が異常状態の時に、異常
になる前の状態を保持する保持装置および保持回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】これまでの保持装置では、異なった装置
間を2つの信号A,Bで接続し、その2つの信号により
動作して状態を保持する回路において、トランジスタ−
トランジスタ−レベル(TTL)において、(A,B)
がハイ(H)レベル信号とロー(L)レベル信号の組み
合わせである(H,L),(L,H)の組み合わせで動
作し、(H,H)のときに、前の状態を保持する回路構
成になっている。
【0003】従来の保持装置では、例えば特開平1−9
3916号公報に記載されたものなどがある。この技術
を簡略化して示した回路を図6に示す。図6において、
ラッチ回路160は、NOR回路により構成する。この
ラッチ回路160は、第1および第2の入力信号16
8,169が入力し、第1および第2の出力信号16
6,167が出力する。
【0004】次に、従来の保持装置の動作を説明する
と、図7の真理値表に示すように第1の入力信号168
と、第2の入力信号169の論理の組み合わせにより、
第1の出力信号166と第2の(反転)出力信号167
を出力する。第1の入力信号168がHレベル、第2の
入力信号169がLレベルの時には、第1の出力信号1
66がLレベル、第2の出力信号167がHレベルとな
る。
【0005】したがって、このラッチ回路では、例え
ば、入力信号168がそのままで、第2の入力信号10
9がHレベルに変化しても、第1および第2の出力信号
106,167が変化しないで、前の状態を保持するこ
とができる。この保持回路では、第1および第2の入力
信号168,169が、ともにLレベル信号にならない
ように使用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での保持回路では、故障などにより、2つの信号の組み
合わせが(L,L)となった時に、前の状態を保持した
いのに、保持できないという問題がある。
【0007】すなわち、入力信号168,169の両方
ともLレベル信号になったときに、出力信号が保持でき
ないことがある。その理由として、保持回路は入力信号
に制御されて動作するが、入力信号が異常になったとき
に、異常になる前の状態を保持する場合があるためであ
る。
【0008】図7に示すように、入力信号が異常とな
り、両方とも信号がLレベルになると、前の状態を保持
することができなくなる。保持回路は、制御回路に使用
されることがあり、異常時に異常となる前の状態を保持
できなくなり、誤った制御をしてしまい、装置の信頼性
を低下させてしまうという問題がある。
【0009】本発明の目的は、入力信号が正常の時だけ
動作し、入力信号に異常がある時には、異常となる前の
状態を保持することにより、誤動作しないために、装置
または回路の信頼性を向上する保持装置および保持回路
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御信号と警
報信号の2つの信号により動作し状態を保持する保持回
路において、2つの信号を入力して論理積をとり、反転
信号を出力する第1のNAND回路と、排他的論理和を
とるEX−OR回路と、警報信号とEX−OR回路の出
力信号を入力し論理積をとり反転信号を出力する第2の
NAND回路と、第1のNANDの出力信号をセット端
子に入力し、第2のNAND回路の出力信号をリセット
端子に入力し出力信号を出力するR−S付きラッチ回路
を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明は、制御信号と警報信号を使用する
ことにより、正常状態において警報信号が正常であるこ
とを知らしめ、制御信号によりラッチ回路を動作する。
これにより、異常状態となると、警報信号により異常で
あることがわかり、制御信号によって動作しないように
制御信号をマスクすることにより、異常となる前の状態
を保持することができる。
【0012】また本発明は、2つの信号A,Bの信号A
を動作または保持するための制御信号とし、信号Bを正
常か異常かを判断する情報とし、Bが、例えばHレベル
のとき異常となり、Lレベルのとき正常と判断する回路
を追加し、正常時(A,B)において、(H,L),
(L,L)において動作し、(H,H),(L,H)に
おいて、前の状態を保持する。
【0013】以上に説明したように本発明によれば、異
常時に警報信号を与えることにより、異常状態が明らか
になり、論理回路で異情状態を判定できるため、異常状
態になる前の状態を保持することができ、誤動作しない
ようにすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の保持装置および保
持回路の実施例について図面を参照して詳細に説明す
る。図1に本発明の実施例の保持回路を示す。図1は、
構成図で、図2は、図1の各部の信号波形図である。制
御信号101と警報信号102が入力され、それぞれ第
1のNAND回路2とEX−0R回路3に入力し、第1
のNAND出力信号103とEXOR出力信号104を
出力する。
【0015】第2のNAND回路4は、EX−OR出力
信号104と警報信号102を入力し、第2のNAND
出力信号105を出力する。ラッチ回路1は、第1のN
AND出力信号103をセット端子に入力し、第2のN
AND出力信号105をリセット端子に入力しその論理
により動作し、出力信号106と反転出力信号107を
出力する。なお、ラッチ回路は、入力側にセット端子と
リセット端子を有するものである。
【0016】制御信号101は、LレベルまたはHレベ
ルの論理信号であり、警報信号102は、正常状態の
時、Hレベルとなり、異常状態の時に、Lレベルになる
論理信号である。警報信号102が正常状態では、第1
のNAND回路l0lとEX−OR回路3は、反転回路
となり、制御信号101を反転して、第1のNAND出
力信号103とEX−OR出力信号104をそれぞれ出
力する。このときには、第2のNAND回路4も反転回
路となり、EX−OR出力信号104を反転して、第2
のNAND出力信号105を出力する。
【0017】従って、第1のNAND出力信号103と
第2のNAND出力信号105は、反転の関係になり、
制御信号101がHレベルの時に、第1のNAND出力
信号103がLレベル、第2のNAND出力信号105
がHレベルとなり、制御信号101がLレベルの時、第
1のNAND出力信号103がHレベル、第2のNAN
D出力信号105がLレベルとなる。
【0018】ラッチ回路1は、第1のNAND出力信号
103をセット端子に、第2のNAND出力信号105
をリセット端子に入力するため、第1のNAND出力信
号103、第2のNAND出力信号105と出力信号1
06、反転出力信号107の関係は、表1のようにな
る。この表1により、動作の真理値を表す。
【0019】
【表1】
【0020】一方、警報信号102が異常状態の時は、
警報信号102はLレベルとなり、制御信号101の内
容に拘わらす、第1のNAND出力信号103と第2の
NAND出力信号105は、ともに出力レベルが1とな
るため、ラッチ回路は動作しない。従って、出力信号1
06と反転出力信号107は、異常状態になる前の状態
を保持することができる。
【0021】以上説明したように本実施例では、警報信
号102を使用し、異常時に異常となる前の状態を保持
することができるため、誤動作することがなくなる。ラ
ッチ回路は、図3〜5に示すように、R−Sフリップフ
ロップ回路やNAND回路、反転OR(NOR)回路で
構成することもでき、このような回路構成にすることに
より、好適な変形例の保持回路を提供することができ
る。
【0022】また本実施例の変形実施例として警報信号
102の論理を正常状態と異常状態を本発明の説明の論
理と反対にしても、反転回路を追加すれば実現できる
し、ラッチ回路1のセット端子、リセット端子の入力で
ある第1のNAND出力信号103と第2のNAND出
力信号105を入れ替えても、正常状態の出力信号10
6と反転出力信号107の論理が逆になるだけで、同様
の結果が得られることは、言うまでもない。
【0023】以上に説明した実施例は、制御信号と警報
信号を使用することにより、正常状態において警報信号
が正常であることを知らしめ、制御信号によりラッチ回
路が動作する。これにより、異常状態となると、警報信
号により異常であることがわかり、制御信号によって動
作しないように制御信号をマスクすることにより、異常
となる前の状態を保持することができるようになる。
【0024】これにより、異常時に警報信号を与えるこ
とにより、異常状態が明らかになり、論理回路で異常状
態を判定できるため、あらかじめ異常状態になる前の状
態を保持することができ、誤動作しないようにすること
により、装置の信頼性を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
異常時に警報信号を与えることにより、異常状態が明ら
かになり、論理回路で異常状態を判定できるため、異常
状態になる前の状態を保持することができ、誤動作しな
いようにして装置および回路の信頼性を向上させること
ができるなどの効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保持装置および保持回路の実施例の構
成を示す図である。
【図2】図1における各部の信号波形を示すタイミング
図である。
【図3】変形実施例として、R−Sフリップフロップに
よるラッチ回路を構成する回路図である。
【図4】変形実施例として、NAND回路によるラッチ
回路を構成する回路図である。
【図5】変形実施例として、NOR回路によるラッチ回
路を構成する回路図である。
【図6】従来の保持装置の構成を示す回路図である。
【図7】図6の回路図における真理値表を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ラッチ回路 2 第1のNAND回路 3 EX−OR回路 4 第2のNAND回路 l0l 制御信号 102 警報信号 103 第1のNAND出力信号 104 EX−OR出力信号 105 第2のNAND出力信号 106 出力信号 107 反転出力信号 108 第1の入力信号 109 第2の入力信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号と警報信号の2つの信号により動
    作し、状態を保持する保持装置において、 前記2つの信号を入力し論理積をとり反転信号を出力す
    る第1の論理出力手段と、 排他的論理和出力を出力する排他的論理和出力手段と、 前記警報信号と前記排他的論理和出力に基づいて論理積
    をとり、反転信号を出力する第2の論理出力手段と、 前記第1の論理出力手段の出力信号をセット端子に入力
    し、前記第2の論理出力手段の出力信号をリセット端子
    に入力し、出力信号を出力するラッチ手段と、を備えた
    ことを特徴とする保持装置。
  2. 【請求項2】前記制御信号と前記警報信号を使用して、
    正常状態では前記警報信号により正常に動作させ、前記
    制御信号により前記ラッチ手段を動作させ、異常状態と
    なると前記警報信号により異常を知らせ、前記制御信号
    で前記ラッチ手段が動作しないように前記制御信号をマ
    スクすることにより、異常となる前の状態を前記ラッチ
    手段により保持することを特徴とする請求項1に記載の
    保持装置。
  3. 【請求項3】制御信号と警報信号の2つの信号により動
    作し、状態を保持する保持回路において、 前記2つの信号を入力し論理積をとり反転信号を出力す
    る第1の論理出力回路と、 排他的論理和出力を出力する排他的論理和出力回路と、 前記警報信号と前記排他的論理和出力に基づいて論理積
    をとり、反転信号を出力する第2の論理出力回路と、 前記第1の論理出力回路の出力信号をセット端子に入力
    し、前記第2の論理出力回路の出力信号をリセット端子
    に入力し、出力信号を出力するラッチ回路と、 を備えたことを特徴とする保持回路。
  4. 【請求項4】制御信号と警報信号の2つの信号により、
    動作して状態を保持する保持回路において、 前記制御信号と前記警報信号を使用して、正常状態では
    前記警報信号により正常に動作させ、前記制御信号によ
    り前記ラッチ回路を動作させ、異常状態となると前記警
    報信号により異常を知らせ、前記制御信号により前記ラ
    ッチ回路が応答しないように前記制御信号をマスクし
    て、前記異常となる前の状態を前記ラッチ回路が保持す
    ることを特徴とする請求項3に記載の保持回路。
  5. 【請求項5】制御信号と警報信号の2つの信号により動
    作し、状態を保持する保持回路において、 前記2つの信号を入力し論理積をとり反転信号を出力す
    る第1のNAND回路と、 排他的論理和出力を出力するEX−OR回路と、 前記警報信号と前記EX−OR出力に基づいて論理積を
    とり、反転信号を出力する第2のNAND回路と、 前記第1のNAND回路の出力信号をセット端子に入力
    し、前記第2のNAND回路の出力信号をリセット端子
    に入力し、出力信号を出力するラッチ回路と、 を備えたことを特徴とする保持回路。
  6. 【請求項6】前記ラッチ回路は、リセット−セット入力
    端子を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか
    に記載の保持回路。
JP8262744A 1996-10-03 1996-10-03 保持装置および保持回路 Pending JPH10107592A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010109571A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Sanken Electric Co Ltd ラッチ回路を有する信号処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010109571A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Sanken Electric Co Ltd ラッチ回路を有する信号処理装置

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