JPH10106041A - 光ディスクとその識別装置 - Google Patents

光ディスクとその識別装置

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JPH10106041A
JPH10106041A JP8271496A JP27149696A JPH10106041A JP H10106041 A JPH10106041 A JP H10106041A JP 8271496 A JP8271496 A JP 8271496A JP 27149696 A JP27149696 A JP 27149696A JP H10106041 A JPH10106041 A JP H10106041A
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JP
Japan
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optical disk
identification
disk
signal
inspection light
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JP8271496A
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English (en)
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Kazuhisa Ozaki
和久 尾▲崎▼
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正規品と不正コピー品とを容易に判別でき、
しかも複製が困難な光ディスクを提供する。 【解決手段】 2つのディスク基盤1A,1Bを貼り合
わせてなる光ディスク1において、少なくとも1つのデ
ィスク基盤の内側に、透過率の異なるバーコード状の識
別パターン6を放射状に設ける。これにより、検査光を
光ディスクに透過することにより、識別パターンを認識
し、この正否を判断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TVゲームなどの
ゲームディスク等に用いられる光ディスクとその識別装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、再生専用の光ディスクのような
ソフトウエア製品は他媒体や他機種へのコピーが容易で
あり、著作物であるデータでも簡単に複製、改変がで
き、著作権の侵害が起き易い。そのため、ゲームアプリ
ケーションなどのソフトウエアを中心に多数の不正コピ
ー品が横行しており、不正コピーの横行を防止するため
の方法が強く求められているのが現状である。そのた
め、従来よりコピーに対して種々の防止措置が執られて
きており、その1つの方法はソフトウエアに記録媒体自
身にコピーできないような特異な情報を埋め込んでお
き、これに基づいて正規品とコピー品とを判別するとい
ったものである。これらのコピー防止方法は、全てデー
タの信号を分析することによってコピーを防止するもの
である。また、光ディスク等においては、その外観上に
おいても何らかの識別マークなどの印刷等の必要性が求
められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の片面の光ディス
クにおいては、裏面側にそのような識別マークを設けれ
ばよいが、2つのディスク基盤を背中合わせで貼り合わ
せてなる2面のディスクで、しかも、カートリッジに入
っていないような光ディスクあっては、ビデオディスク
のように内径のクランプ面に紙を貼り付ける等の方法し
かなかった。
【0004】しかしながら、近年開発されているDVD
(デジタルビデオディスク)は、2面の貼り合わせ構造
となっており、コンパクトディスクと同一形状なのでク
ランプ面積が非常に小さく、上記したような識別マーク
では文字が見に難く、その機能を十分に発揮し得ない。
また、意匠上から信号面内の大面積部分にその識別文字
や模様等を記入する要求も大きい。本発明は、以上のよ
うな問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案され
たものである。本発明の目的は、正規品と不正コピー品
とを容易に判別でき、しかも複製が困難な光ディスクと
その識別装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に規定する発明
は、2つのディスク基盤を貼り合わせてなる光ディスク
において、少なくとも1つのディスク基盤の内側に、透
過率の異なるバーコード状の識別パターンを放射状に設
けるようにしたものである。請求項3に規定する発明
は、請求項1または2に規定された光ディスクの識別装
置において、検査光を前記光ディスクに向けて射出する
検査光発光手段と、前記光ディスクを透過した前記検査
光を受光する検査光受光手段と、この検査光受光手段か
らの信号に基づいて前記識別パターンに対応する識別デ
ータを抽出する抽出手段と、この識別データに基づいて
前記光ディスクが正規なものであるか否かを判別する判
別手段とを備えるように構成したものである。
【0006】請求項1に規定する光ディスクを、請求項
3に規定する識別装置により検査すると、検査光発光手
段より射出された検査光が、回転中の光ディスクのバー
コード状の識別パターンの部分を透過するとそのパター
ンに応じた強度の透過光が検査光受光手段により検出さ
れる。抽出手段は、この検査光受光手段の出力信号に基
づいて上記識別データを抽出する。判別手段は、この抽
出データに基づいて、これが正規なものであるか否かを
判別し、例えば正規品である時は、再生を行ない、不正
品である場合には、再生を停止して、光ディスクを排出
したりする。
【0007】これにより、正規品と不正品を容易に判別
することが可能となり、不正品の場合には再生を阻止す
ることが可能となる。また、識別パターンを、所定の周
波数で変調させた状態で光ディスクに設けるようにして
もよく、この場合には、上記識別装置にこの変調周波数
成分のみを取り出すフィルタ手段を付加するだけで上記
したと同様な機能を発揮することができ、更に、外乱光
に対する信頼性も向上させることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る光ディスク
とその識別装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。図1は本発明に係る光ディスクを示す部分斜視図、
図2は図1に示す光ディスクの拡大断面図、図3は本発
明の識別装置を示す構成図である。
【0009】図示するようにこの光ディスク1は、DV
Dのように2枚の例えばポリカーボネート樹脂製のディ
スク基盤1A、1Bを、背中合わせにして接着層2によ
り貼り合わせて形成されている。ディスク基盤1A、1
Bの内側面は、これに例えば凹凸状の信号ピット(図示
せず)を設けて、信号面3A、3Bとして構成してお
り、その内側に例えば薄いアルミニウム膜よりなる反射
層4A、4Bを設けている。そして、更にその内側に例
えば紫外線硬化樹脂よりなる保護層5A、5Bを設け、
これらの基盤を接着層2で接合している。ここで、本発
明においては、いずれか一方の基盤、図示例において
は、下側のディスク基盤1B側において、信号面3Bと
反射層4Bとの間に部分的に、透過率の異なるバーコー
ド状の識別パターン6を埋め込んでいる。この識別パタ
ーン6は、図1にも示すように信号面上にディスク回転
方向に円弧状に配列されたバーコードパターンを有して
いる。この識別パターン6は、色素等が含まれており、
読み出しの再生光に対しては、その周辺部の信号面とほ
ぼ同等な反射率を有しており、後述する例えば赤外線L
EDより照射される検査光に対してはその周辺部の信号
面とは異なった透過率を有している。その識別パターン
6は、例えばこの光ディスク固有のロット番号やシリア
ル番号の意味を持たせてある。
【0010】このような識別パターンは、例えば本出願
人が先に開示した特開平7−98889号公報に示され
るような技術で容易に作成することができる。例えば、
識別パターンの材料としては、波長780nmの信号再
生光に対して周辺部の反射層4Bと略同一の反射率を有
し、波長が略850〜900nmの検査光に対しては周
辺部の反射層2と異なる透過率を有する、例えばニッケ
ル添加の銅を用いることができる。尚、この識別パター
ン6は、他方のディスク基盤1A側に設けてもよいし、
両ディスク基盤1A、1Bに設けるようにしてもよい。
【0011】次に、上記光ディスクの正否を判別する識
別装置について説明する。図3に示すようにこの識別装
置7は、再生装置8と併せて設けられる。図示例におい
て、9は再生装置8のピックアップ部であり、回転台
(図示せず)上で回転される光ディスク1に対して再生
光を照射すると共に光ディスク1の記録面からの反射光
を受光する。10はスピンドルモータであり、その回転
軸が上記回転台に連結されて光ディスク1を回転する。
そして、11は例えばマイクロコンピュータ等よりなる
再生制御部であり、上記ピックアップ部9のトラッキン
グやフォーカシング等を制御すると共に、ピックアップ
部9から出力信号を基に再生を行ない、また、上記スピ
ンドルモータ10の回動の制御も行なうようになってい
る。
【0012】一方、識別装置7は、図示例においては、
光ディスク1の上方に、検査光L1を光ディスク1に向
けて射出する検査光発光手段として例えば赤外線LED
12を設けてあり、光ディスク1を挟んでこの反対側に
は上記検査光L1の透過光を検出する検査光受光手段と
して例えばフォトディテクタ13が設けられる。上記赤
外線LED12は、例えば再生装置のディスク蓋体など
に取り付け固定すればよく、光ディスク1の識別パター
ン6の回転軌跡に対応する部分に臨ませて設置されてい
る。この赤外線LED12は、例えば波長が略850〜
900nm程度の赤外光を検査光として出力し、この光
がディスク1を上下に透過してフォトディテクタ9が検
出し得る程度の強い光、例えば100mW〜200mW
の出力光を照射し得るように設定されている。この赤外
線LED12は、本装置の動作全体を制御するマイクロ
コンピュータ14からの指令により動作するLEDドラ
イバ15により駆動される。
【0013】上記フォトディテクタ13の出力は、増幅
器16を介して抽出手段としての例えばコンパレータ1
7に接続されており、上記フォトディテクタ13の出力
信号と基準電圧Vtと比較することにより上記識別パタ
ーン6のパターン形状に対応する識別データを抽出する
ようになっている。そして、このコンパレータ17の出
力は、上記マイクロコンピュータ14の判別手段18に
入力され、ここで、上記識別データが、予めROM等の
記憶部19に記憶されていたディスク固有のIDデータ
と比較され、その正否を判断することになる。ここでの
判断処理は、当然のこととしてソフトウエア上で処理さ
れることになる。そして、この判別手段18における判
断結果は、前記再生装置8の再生制御部11へ入力さ
れ、正否に対応した措置を取るようになっている。
【0014】次に、以上のように構成された光ディスク
及び識別装置の動作について図4も参照しつつ説明す
る。ここで図4は図3中の構成部品の各部のパターン或
いは波長を示しており、図4(A)は光ディスク1に設
けた識別パターン6のパターン形状を示し、図4(B)
はフォトディテクタ13の出力波形を示し、図4(C)
はコンパレータ17の出力波形を示す。
【0015】まず、光ディスク1を再生装置8に装填し
てこれを回転し、再生操作を開始しようとすると、この
再生操作に先立って、識別装置7が作動する。この識別
装置7は、マイクロコンピュータ14の制御下で動作
し、赤外線LED12から回転している光ディスク1の
表面に検査光L1を照射する。この検査光L1は、光デ
ィスク1の識別パターン6のパターン形状の変調を受け
て光ディスク1を透過し、下方に配置したフォトディテ
クタ13により透過光の強度に応じた信号が検出される
ことになる。
【0016】このフォトディテクタ13の出力信号(図
4(B)参照)は、増幅器16にて増幅された後に、抽
出手段のコンパレータ17へ入力されて、ここで適切な
値に設定された閾値を有する基準電圧と比較されて先の
検出信号を2値化する(図4(C)参照)。これによ
り、識別パターンに対応した識別データを抽出すること
が可能となる。ここで得られた2値信号の識別データは
マイクロコンピュータ14に入力されて、判別手段18
にてこの識別データが予め記憶部19に記憶されている
シリアル番号等のIDデータと一致するか否かの処理を
ソフトウエア上で実行する。この場合、一致している場
合には、正規の光ディスクであると判断して、その旨を
再生装置8の再生制御部11に伝え、再生操作を実行す
る。逆に、上記識別データがIDデータと不一致の場合
には、不正の光ディスクであると判断して、その旨を再
生制御部11に伝え、再生操作を停止、或いは中断する
と共に光ディスクを排出する。
【0017】ここでは、再生操作に先立って、光ディス
クの正否を判断する操作を行なったが、これに限らず、
再生動作中において適当回数、正否の判断チェックを行
なうようにしてもよい。このように、この識別装置によ
れば、再生信号に影響を与えることなく光ディスクの正
否の判断を行なうことが可能となる。また、ピックアッ
プ部とは別の光学系で識別パターンを読み取るようにし
ているので、識別パターンの形成エリアはピックアップ
部の可動範囲に限定されず、光ディスク面の記録面及び
記録面以外のどの部分に設けてもよい。更に、装置自体
も赤外線LEDやフォトセンサ等を用いるだけでよく、
コストを抑制できるのみならず、非接触の光学的検出な
ので、埃等に対する信頼性も高くすることができる。
【0018】また、本発明の光ディスクの識別パターン
は、容易に形成することができるので、特別のカッティ
ング装置によりピット列に所定の操作を施すような従来
の方法と異なり、コスト高を招来することなく製造する
ことが可能である。更には、バーコード状の識別パター
ンは、ピット列ほどには細かくないので、読み出しデー
タの転送レートはディスクデータの転送レートよりも遥
かに低く、従って、例えば読み出しデータはマイクロプ
ロセッサが直接そのソフトウエアで読み込むこともで
き、読み出しのためのハードウエアが不要となり、その
分、コスト上において有利である。
【0019】また、この識別パターンは、2面ディスク
の内部に埋め込んで形成されているので、ディスクを剥
がすなどして複製品を作成することは非常に難しくなる
ばかりか、機械的損傷に対する信頼性も高く維持するこ
とができる。上記実施例の光ディスクにおいては、バー
コード形状の識別パターン6に何ら細工をすることなく
これをそのまま形成したが、これを所定の周波数で変調
した状態で形成するようにしてもよい。例えば光ディス
ク1は、図4(A)に示すような識別パターンを所定の
キャリア周波数fcで変調、例えばASK変調(振幅シ
フトキーイング変調)したような形状のパターンが、識
別パターンとして形成される。このような微細パターン
は、フォトリソグラフィー技術を用いた微細加工技術に
より容易に作成することができる。
【0020】このような光ディスク1の正否を判別する
ための識別装置は図5に示すように構成されている。こ
の図5に示す識別装置20が、図3に示す装置と異なる
点は、増幅器16の出力側に所定の周波数、すなわち識
別パターン6を変調したキャリア周波数fcに鋭いピー
クを持つ図6に示すような周波数特性を有するバンドパ
スフィルタ、すなわちフィルタ手段21を設けた点にあ
る。そして、このフィルタ手段21の出力側に、この出
力からキャリア信号を除いて検波を行なう検波器22を
設け、この出力を前記コンパレータ17へ入力してい
る。
【0021】この時の、各部のパターン及び波形を図7
を参照して説明する。図7(A)はキャリア周波数fc
で変調された識別パターンを示し、図7(B)はフォト
ディテクタ13の出力波形を示し、図7(C)はバンド
パスフィルタ21の出力波形を示し、図7(D)は検波
器22の出力波形を示している。この場合、図7(A)
の識別パターンは、図4(A)の識別パターンの論理上
の意味と同一となっており、また、図7(D)に示すパ
ターンは、先の図4(B)に示すパターンと振幅方向が
逆パターンになっているので、コンパレータ17の出力
を正逆反転するように構成すれば、図4(C)に示す出
力パターンと同じ出力パターンを得ることができる。
【0022】図7(A)に示す識別パターンを有する光
ディスク1を回転すると、フォトディテクタ13は図7
(B)に示すような波形を出力する。この出力波形をキ
ャリア周波数fc付近に鋭いピークを持つバンドパスフ
ィルタ21に通すと、図7(C)に示すようにキャリア
周波数付近以外の周波数成分のノイズ成分を除去した信
号になる。更に、これを検波器22に通してキャリア周
波数を除去すると、図7(D)に示すように略2値化さ
れた信号を得ることができ、これを先の実施例と同様に
コンパレータ17により2値化する。尚、この2値化信
号は、前述のように図4(C)の場合と、ハイレベルと
ローレベルが逆転しているので、否定回路等を通した後
に、マイクロコンピュータ14に導入すれば、先の実施
例と同様な論理で制御を行なうことができる。
【0023】このように、光ディスク1の識別パターン
6をベースバンド信号に対して、所定のキャリア周波数
fcで変調した形態にしておくことにより、フォトディ
テクタ13で得られる識別パターン信号のスペクトル
は、図8に示すようにキャリア周波数fcの付近に集ま
り、蛍光灯や商用電源で点滅している電球などから発せ
られるちらついた外乱光スペクトルの範囲外となってこ
れを避けることができる。従って、識別パターン信号ス
ペクトルが外乱光スペクトルと重なることがないので、
光ディスクの正否の判断の信頼性を高めることが可能と
なる。
【0024】また、このASK変調方式は、民生品とし
て広く普及している赤外線リモコン方式と同じである。
従って、ディスク回転速度、バーコード状パターンの間
隔を適当に調節して受光した時のキャリア周波数fc
が、例えば38KHzとなるようにすれば、図5に示す
受光部の回路構成は、大量に市販されている安価な赤外
線リモートコントロール用ICをそのまま使用でき、回
路スペースの減少、データ信頼性の向上及びコストの低
減化に寄与することができる。尚、ここでは検査光とし
て赤外線を用いた場合を例にとって説明したが、これに
限定されず、可視光や紫外光を用いてもよいのは勿論で
ある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
クとその識別装置によれば、次のように優れた作用効果
を発揮することができる。本発明の光ディスクによれ
ば、貼り合わせ形の光ディスクの内部に、透過率の異な
る識別パターンを埋め込むことにより、不正コピーを行
ない難い光ディスクを安価に提供することができる。ま
た、識別パターンを所定の周波数で変調された状態で形
成することにより、変調周波数分だけパターンが微細化
されるので、その間隔が非常に狭くなり、不正コピーを
より行ない難くすることができる。本発明の識別装置に
よれば、簡単なハードウエア構成で上記光ディスクの正
否を判断することができ、また、非接点の光学的検出な
ので、埃などに対する信頼性も向上させることができ
る。また、所定の周波数で変調された識別パターンを検
出する場合には、外乱光ノイズに対して強くでき、光デ
ィスクの正否判断の信頼性を更に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクを示す部分斜視図であ
る。
【図2】図1に示す光ディスクの拡大断面図である。
【図3】本発明の識別装置を示す構成図である。
【図4】図3に示す装置の各部のパターン及び波形を示
す図である。
【図5】本発明の識別装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図6】図5に示す装置に用いるフィルタ手段の周波数
特性を示す図である。
【図7】図5に示す装置の各部のパターン及び波形を示
す図である。
【図8】識別パターンを変調した時の識別パターン信号
のスペクトルを示す図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、1A,1B…ディスク基盤、3A,3
B…信号面、6…識別パターン、7…識別装置、8…再
生装置、9…ピックアップ部、11…再生制御部、12
…赤外線LED(検査光発光手段)、13…フォトディ
テクタ(検査光受光手段)、14…マイクロコンピュー
タ、17…コンパレータ(抽出手段)、18…判別手
段、20…識別装置、21…バンドパスフィルタ(フィ
ルタ手段)、22…検波器、L1…検査光。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのディスク基盤を貼り合わせてなる
    光ディスクにおいて、少なくとも1つのディスク基盤の
    内側に、透過率の異なるバーコード状の識別パターンを
    放射状に設けたことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記識別パターンは、所定の周波数で変
    調された状態で設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に規定された光ディス
    クの識別装置において、検査光を前記光ディスクに向け
    て射出する検査光発光手段と、前記光ディスクを透過し
    た前記検査光を受光する検査光受光手段と、この検査光
    受光手段からの信号に基づいて前記識別パターンに対応
    する識別データを抽出する抽出手段と、この識別データ
    に基づいて前記光ディスクが正規なものであるか否かを
    判別する判別手段とを備えたことを特徴とする光ディス
    クの識別装置。
  4. 【請求項4】 前記識別パターンが、所定の周波数で変
    調されている場合には、前記検査光受光手段からの信号
    に基づいて所定の周波数の信号成分のみを抽出するフィ
    ルタ手段を有することを特徴とする請求項3記載の光デ
    ィスクの識別装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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