JP4312361B2 - 光ディスク、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、著作権を保護すべきコンテンツ情報を記録するための光ディスクと、その光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のマルチメディア社会において、CD−ROMやDVD等の光ディスクの普及は目覚ましいものがある。一方、光ディスクの普及と相まって、これを違法にコピーして著作権者の利益を奪ういわゆる海賊版ROMディスクが登場し、急速にその割合を増やしつつある。光ディスクの違法コピーは、通常、正規の光ディスクを購入し、ディスクドライブで再生してマスターテープを作り、これを基にして通常のディスク製造方法と同様の方法で大量生産することにより可能となる。
【0003】
このような違法コピーを未然に防止するために、専用のプレーヤでなければ再生できないように工夫された光ディスクもある。このようなものとして、例えば主情報を一定の符号化手段で記録しておくとともに、鏡面領域等に主情報の復号化手段を示すキー情報をバーコードシンボルで記憶しておき、再生装置がそのキー情報を読み取ってその情報で示される符号化方式で主情報を復号化して再生する方式が特開平7−85574号公報において開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これらのコピー防止方法は、通常の光ディスクプレーヤでは再生できないという非常に優れた利点を有してはいるが、再生という操作を伴わないコピー、すなわち光ディスクの面に刻まれた信号の凹凸を物理的にそのまま転写するようなコピー手段には無力であり、対抗できない。このようなコピー方法では、再生手段を一切必要とせず、オリジナルの光ディスクの信号を如何に高度にかつ複雑にしても、そのまま光ディスクの凹凸情報を写し取れるので、意味のないものになってしまう。
【0005】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、光ディスクの面に刻まれた信号の凸凹を物理的にそのまま転写するようなコピー手段に対抗できる光ディスク、その光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光ディスクは、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有し、
上記第2の領域に記録されるピットは、上記変調方式で決まる最長のピット長さよりも長く、かつピットの中央部のエッジが端部のエッジに比べてゆるやかに傾斜していることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る光ディスクは、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有し、
上記第2の領域に記録されるピットは、上記変調方式で決まる最長のピット長さよりも長く、かつピットの中央部のエッジが端部のエッジに比べてゆるやかに傾斜していることを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る光ディスク再生方法は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて第1の領域を再生して第1の領域の再生信号を出力するステップと、
上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて第2の領域を再生して第2の領域の再生信号を出力するステップと、
上記第1の領域の再生信号に基づいて、反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
上記第2の領域の再生信号に基づいて、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
上記第1の領域を再生するステップは、デフォーカス状態で上記第1の領域を再生することを特徴とする。
【0015】
さらに、本発明に係る光ディスク再生方法は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて第1の領域を再生して第1の領域の再生信号を出力するステップと、
上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて第2の領域を再生して第2の領域の再生信号を出力するステップと、
上記第1の領域の再生信号に基づいて、反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
上記第2の領域の再生信号に基づいて、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
上記第1の領域を再生するステップは、隣接する2つのトラックの間の領域をトラッキングすることにより上記第1の領域を再生することを特徴とする。
【0016】
また、本発明に係る光ディスク再生方法は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
上記第1の領域の再生信号に基づいて反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
上記第2の領域の再生信号から所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
上記反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップは、隣接する2つのトラックにおいて反射膜が除去されたことを検出することを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明に係る光ディスク再生方法は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて第1の領域を再生して第1の領域の再生信号を出力するステップと、
上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて第2の領域を再生して第2の領域の再生信号を出力するステップと、
上記第1の領域の再生信号に基づいて、反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
上記第2の領域の再生信号に基づいて、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
上記反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップは、隣接する2つのトラックにおいて反射膜が除去されたことを検出することを特徴とする。
【0018】
本発明に係る光ディスク再生装置は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
上記第1と第2の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え
上記第2の領域検出回路は、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第2のしきい値で比較して第2の比較結果信号を出力する第2の比較器と、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第3のしきい値で比較して第3の比較結果信号を出力する第3の比較器と、
上記第2の比較結果信号と上記第3の比較結果信号との論理演算を行って上記論理演算の結果信号を出力する論理演算回路とを備えたことを特徴とする。
【0019】
また、本発明に係る光ディスク再生装置は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第1の検出ウィンドウ信号を生成する第1の検出ウィンドウ生成回路と、
上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第2の検出ウィンドウ信号を生成する第2の検出ウィンドウ生成回路と、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
上記第1の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第1の検出信号と、上記第2の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第2の検出信号とに基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え
上記第2の領域検出回路は、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第2のしきい値で比較して第2の比較結果信号を出力する第2の比較器と、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第3のしきい値で比較して第3の比較結果信号を出力する第3の比較器と、
上記第2の比較結果信号と上記第3の比較結果信号との論理演算を行って上記論理演算の結果信号を出力する論理演算回路とを備えたことを特徴とする。
【0021】
また、本発明に係る光ディスク再生装置は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
上記第1と第2の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え、
上記第1の領域検出回路は、上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明に係る光ディスク再生装置は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第1の検出ウィンドウ信号を生成する第1の検出ウィンドウ生成回路と、
上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第2の検出ウィンドウ信号を生成する第2の検出ウィンドウ生成回路と、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
上記第1の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第1の検出信号と、上記第2の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第2の検出信号とに基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え、
上記第1の領域検出回路は上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを特徴とする。
【0024】
本発明に係る光ディスク再生方法は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップと、
上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップは上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを含むことを特徴とする。
【0025】
また、本発明に係る光ディスク再生方法は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップと、
上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップは
上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、所定のセクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第1のデータ数と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、上記セクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第2のデータ数とが実質的に一致するか否かに基づいて、上記第1の領域を検出したか否かを判断するステップを含むことを特徴とする。
【0026】
本発明に係る光ディスク再生装置は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する検出手段と、
上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する判断手段とを備え
上記検出手段は、上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを特徴とする。
【0028】
また、本発明に係る光ディスク再生装置は、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する検出手段と、
上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する判断手段とを備え、
上記検出手段は上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、所定のセクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第1のデータ数と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、上記セクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第2のデータ数とが実質的に一致するか否かに基づいて、上記第1の領域を検出したか否かを判断することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る光ディスク、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置について説明する。ここで、光ディスクとは、CD、ビデオCD、CD−ROM、CD−R、CD−RW、MD、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RWなどの光ディスク又は光磁気ディスクを含む。
【0030】
第1の実施形態.
図1は、本発明に係る第1の実施形態の光ディスク1の平面構造を示す平面図であり、図2は、図1の光ディスク1の断面構造を示す断面図である。また、図3は、図1の光ディスク1における第1の領域2の断面構造を示す断面図であり、図4は、図1の光ディスク1における第2の領域3の拡大図であって、長ピット107の平面構造を示す平面図である。
【0031】
図1は、光ディスク1全体の情報記録領域の平面構造を示しており、制御情報を記録するためのリードイン領域111と、コンテンツ制御情報やコンテンツデータからなるコンテンツ情報を記録するためのユーザデータ記録領域であるデータ記録領域112と、リードアウト領域113とから構成されており、光ディスク1は、その中央部に回転駆動孔1hを有し、その内側から順次、リードイン領域111と、データ記録領域112と、リードアウト領域113とが配置されている。ここで、データ記録領域112において、詳細後述する第1の領域2が光ディスク1の径方向に長手方向を有するように延在する一方、詳細後述する第2の領域3が光ディスク1の周方向(又は円周方向)に長手方向を有するように延在する。
【0032】
光ディスク1は図2に示すように、透明光ディスク基板100と、光ディスク基板102とを張り合わせて作成される。レプリカに基づいて凹凸のピットが形成されるように成形して作成した透明光ディスク基板100の一方の面上に、アルミ又は金などの反射膜101を公知のスパッタリング法を用いて形成する。次いで、別の工程で作成した光ディスク基板102の一方の面と、この反射膜101が形成された透明光ディスク基板100の面とを紫外線硬化樹脂の接着層103を介して張り合わせた後、当該張り合わせた光ディスク基板100,102に対して紫外線を照射することにより、上記接着層103を硬化させてこれら2枚の光ディスク基板100,102を強固に接着し、その結果、光ディスク1が作成される。
【0033】
図3は、図1の光ディスク1において、上記の反射膜101を部分的に除去してなる無反射部106を有する第1の領域2の断面構造を示す。この作成方法は、国際出願に係る国際公開番号WO96/16401号公報に開示されており、当該公報を参照して、この作成方法について、図5を参照して簡単に説明する。図2を参照して上述した方法により完成された光ディスク1に対して、その透明光ディスク基板100側から、YAGパルスレーザ104で発生されたパルスレーザ光を、集光レンズ105により反射膜101に集束させるように照射することにより、反射膜101を部分的に除去し、その結果、第1の領域2において、無反射部106を形成する。
【0034】
図6は、図1の光ディスク1の無反射部106の領域を再生したときの再生信号の信号波形(周方向の長さに対する反射光の強度に比例する)であって、図6(a)は変調度が低い場合の再生信号の信号波形の波形図であり、図6(b)は変調度が高い場合の再生信号の信号波形の波形図であり、図6(c)は変調度が高くかつデフォーカス状態での再生信号の信号波形の波形図である。図5を参照して上述したように構成された光ディスク1の第1の領域2を光ディスク再生装置を用いて再生すると、図6に示すように周期的に変化するRF信号を含む再生信号の信号波形が得られる。変調度が低い場合、周期的に変化するRF信号の暗レベル(RF信号の包絡線の最も暗部のレベルであり、下エンベロープレベルともいう。)が十分に下がらないので、図6(a)に示すように、無反射部106の領域では、RF信号の下エンベロープレベルよりも所定のレベルシフト量だけ低いレベルである第1のスライスレベルをしきい値として用いて比較することにより、無反射部106の存在を判別することができる。
【0035】
また、変調度が高い場合、図6(b)に示すように、RF信号の下エンベロープレベルは十分に下がり、無反射部106の出力レベルと差がなくなり、検出は容易ではなくなくなる。しかしながら、このときは、光ディスク1に対して照射するレーザ光のスポットがデフォーカス状態となるように、光ディスク再生装置の光学ピックアップである光学ヘッドを制御することにより、再生されたRF信号の下エンベロープレベルが上昇して、無反射部106の領域における再生信号レベルとの有意な差ができるので、無反射部106の領域を容易に検出することができる。実際には、光ディスク1上のレーザ光のスポットをデフォーカス状態にして光ディスク1に記録された情報を再生しようとすると、再生信号からアナログ処理部内のPLL回路により生成される再生クロック信号を生成することができなくなる場合もあるので、デフォーカス状態にする直前に、PLL回路をホールドして、再生クロック信号を直前の状態でホールドして再生するようにアナログ処理部を制御する場合も生じる。
【0036】
さらには、光学系のトラッキングを、光ディスク1上の隣接する2つのトラックの間の領域にあわせて、すなわち、2つのトラックの間の領域をトラッキングすることにより、第1の領域2を再生するようにしてもよい。この場合も、同様に、無反射部106以外の領域でのRF信号の暗レベルである下エンベロープレベルが上昇するが、RF信号のクロストークにより再生クロック信号を生成できなくなる。このため、トラック間にトラッキングさせる直前の再生クロックを直前の状態でホールドして再生する。
【0037】
図7は、本発明に係る第1の実施形態で用いる第1の領域検出回路23aの構成を示すブロック図である。この第1の領域検出回路23aは、データスライサ4と、下エンベロープ検出回路5と、レベルシフト回路6と、コンパレータ7とを備えて構成される。
【0038】
図7において、光ディスク1から再生された再生信号に対してアナログ信号処理を実行するアナログ処理部20(図16参照。)から出力される再生信号は、データスライサ4、コンパレータ7の第1の入力端子、及び下エンベロープ検出回路5に入力される。データスライサ4は、光ディスク1からアナログ処理部20を介して再生される再生信号を、所定のしきい値を用いて2値化することにより、ディジタルデータである2値化再生信号に変換して出力する。一方、下エンベロープ検出回路5は、入力される再生信号から再生信号の包絡線の最も下側のレベルである下エンベロープレベルを検出して、当該下エンベロープレベルを有する下エンベロープ信号をレベルシフト回路6に出力する。次いで、レベルシフト回路6は、入力される下エンベロープ信号の下エンベロープレベルを、所定のレベルシフト量(図6(a)及び図6(c)参照。)だけ下方にレベルシフトさせた後、レベルシフト後の上述の第1のスライスレベルを有するしきい値信号をコンパレータ7の第2の入力端子に出力する。さらに、コンパレータ7は、第1の入力端子に入力される再生信号を、第2の入力端子に入力される、第1のスライスレベルを有するしきい値信号と比較して、再生信号のレベルが第1のスライスレベルよりも低いときに、すなわち、無反射部106の領域のときに、ローレベルの信号を無反射部検出信号として出力する。このようにして、反射膜が部分的に除去された第1の領域2における無反射部106の領域を容易に検出することができる。
【0039】
次いで、所定の変調方式で定められた最大ピット長よりも長く、すなわち、上記変調方式を満足する凹凸のピットとは異なる長さを有する凹凸の長ピット107を形成した第2の領域3について説明する。この第2の領域3には、図4及び図8の平面構造に示すように、例えばユーザデータが通常にデータ記録領域112に記録される場合のピット長が3T〜14T(ここで、Tは1つの再生クロック信号に対応する長さである。)とすると、100T程度に相当する周方向に平行な長手方向の長さを有する長ピット107が形成されている。また、図9は、図8の長ピット107の断面構造を示す図であって、図9(a)は長ピット107の中央部に位置する図8のA−A’面における断面図であり、図9(b)は長ピット107の端部に位置する図8のB−B’面における断面図である。
【0040】
図9(a)及び図9(b)に示すように、この長ピット107の断面構造は、円周方向である長手方向の中央部(長手方向の両端部の中間に位置する部分をいう。)に近づくにつれて、長ピット107の断面のエッジの曲率が大きくなり、その中央部の断面は図9(a)に示す断面形状を有する。また、長ピット107の両端部の断面は図9(b)に示す断面形状を有する。このような断面形状を有する長ピット107は、光ディスク1の透明光ディスク基板100の成形条件を公知の通り適切に設定することで、容易に形成することができる。
【0041】
この第2の領域3に記録された情報を周方向で再生した場合の再生信号の信号波形を図11(a)に示す。ここで、図11(a)、図11(b)及び図11(c)の横軸は、光ディスク1へのレーザ光のスポットを定速で移動させて第2の領域3に記録された情報を周方向で再生したときの、周方向の長さに対応する経過時間である。
【0042】
図11(a)に示すように、光ディスク1へのレーザ光のスポットを、長ピット107の一端から、長ピット107の長手方向の中央部に周方向で移動させるにつれて、再生信号のレベルが明レベルに向かって緩やかな傾斜で上昇した後、長ピット107の長手方向の中央部において再生信号のレベルが、長ピット107の領域中で最も明るい明レベルとなる。さらに、光ディスク1へのレーザ光のスポットを、長ピット107の中央部から、長ピット107の他端部に周方向で移動させるにつれて、再生信号のレベルが暗レベルに向かって緩やかな傾斜で下降する。このように長ピット107の領域で再生信号のレベルが変化するのは、図9(a)に示したように、長ピット107の中央部において、干渉の起こる長ピット107のエッジ部の曲率が大きくなっているので、実質的なピット深さDが規定のλ/4(ここで、λは光学ヘッド18からのレーザ光の平均波長である。)になっておらず、再生信号のレベルが明レベルに上昇しているためである。
【0043】
次いで、この第2の領域3を識別する方法について図10、図11(a)、図11(b)及び図11(c)を参照して説明する。図10は、本発明に係る第1の実施形態で用いる第2の領域検出回路24aの構成を示すブロック図である。また、図11は、図10の第2の領域検出回路24aにおける第2の領域の検出する方法を示す図であって、図11(a)は長ピット107の領域を含む領域の再生信号の信号波形を示す波形図であり、図11(b)は明レベルに近い図10の第1のしきい値電圧V1thを用いたときのコンパレータ8の出力信号CV1の信号波形を示す波形図であり、図11(c)は暗レベルに近い図10の第2のしきい値電圧V2thを用いたときのコンパレータ9の出力信号CV2の信号波形を示す波形図である。
【0044】
図10において、第2の領域検出回路24aは、データスライサ4と、2つのコンパレータ8,9と、2つのしきい値電圧発生器8a,9aと、2つのカウンタ10,11と、正規長ピット判別回路12とを備えて構成される。図10において、図7と同様のものについては同一の符号を付している。
【0045】
図10において、光ディスク1から再生された再生信号に対してアナログ信号処理を実行するアナログ処理部20(図16参照。)から出力される再生信号は、データスライサ4及び2つのコンパレータ8及び9の各第1の入力端子に入力される。データスライサ4は、光ディスク1からアナログ処理部20を介して再生される再生信号を、所定のしきい値を用いて2値化することにより、ディジタルデータである2値化再生信号に変換して出力する。一方、コンパレータ8の第2の入力端子には、しきい値電圧発生器8aからの第1のしきい値電圧V1thが入力され、コンパレータ8は、第1の入力端子に入力される再生信号を、明レベルに近い第1のしきい値電圧V1thと比較して、比較結果信号をカウンタ10に出力する。ここで、コンパレータ8は、再生信号のレベルが第1のしきい値電圧V1th以上であるときに、ハイレベルの比較結果信号を出力する一方、その他の場合に、ローレベルの比較結果信号を出力する。また、コンパレータ9の第2の入力端子には、しきい値電圧発生器9aからの第2のしきい値電圧V2thが入力され、コンパレータ9は、第1の入力端子に入力される再生信号を、暗レベルに近い第2のしきい値電圧V2thと比較して、比較結果信号をカウンタ11に出力する。ここで、コンパレータ9は、再生信号のレベルが第2のしきい値電圧V2th以上であるときに、ハイレベルの比較結果信号を出力する一方、その他の場合に、ローレベルの比較結果信号を出力する。
【0046】
各カウンタ10,11はそれぞれ、入力される比較結果信号がハイレベルである有効期間において、再生信号からアナログ処理部20により再生されるチャンネルビットクロック信号pckを計数して、計数結果の時間データ(比較結果信号がハイレベルである図11(b)の時間T1、図11(c)の時間T2に対応する。)を正規長ピット判別回路12に出力する。次いで、正規長ピット判別回路12は、図11(c)の時間T2が所定の第1のしきい値時間以上であって、かつ時間T2の始まり(長ピット107の領域における時間T2のハイレベルの比較結果信号のパルスの立ち上がり)から時間T1の始まり(長ピット107の領域における時間T1のハイレベルの比較結果信号のパルスの立ち上がり)までの時間が所定の第2のしきい値時間以上であるとき、長ピット107の存在、すなわち第2の領域3の存在を検出したと判断して、長ピット検出信号を出力する。
【0047】
所定の変調方式を用いて変調された信号で光ディスク1上に記録された通常のピットにおいては、暗レベルから明レベルへの変化は急激であり、その時間はほぼ一定であるが、上記長ピット107においては、暗レベルから明レベルへの変化は通常のピットのそれに比べて緩やかな傾斜で徐々に変化するので、上述した方法を用いて、すなわち、図10の第2の領域検出回路24aを用いて長ピット107又は第2の領域3を容易に検出することができる。
【0048】
このように構成した光ディスク1を、海賊版業者がいわゆるRFコピーした場合について説明する。ここで述べる「RFコピー」とは、光ディスク1から再生される再生信号であるRF信号を使用してスタンパを作成し、そのスタンパを用いて複製の光ディスクを作成するものである。
【0049】
この光ディスク1をこのようにして作成した場合について、図12を用いて説明する。図12は、各光ディスクに対して無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図の表であって、図12(a)は本発明に係る第1の実施形態である正規の光ディスク1における無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図であり、図12(b)はRFコピーにより作成された第1の海賊版の光ディスクにおける無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図であり、図12(c)は第1の海賊版の光ディスクを成形条件を変えて作成した第2の海賊版の光ディスクにおける無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図である。
【0050】
一般に、無反射部106の再生信号をそのままRFコピーして作成した海賊版の光ディスクにおいては、その無反射部106の部分が長ピットとして記録される。また正規の光ディスクの長ピット107の部分は、ピットの有無として判断されるので、海賊版では、長ピット107の長さが短くなったように記録される。
【0051】
従って、図12に示すように、海賊版の光ディスクに記録された情報を再生した場合、正規の光ディスクでの第1の領域2に相当する領域では、RF信号は長い時間の暗レベル信号を含むので、あたかも長ピット107が形成されるようになる。但し、成形条件により、暗レベルに落ち着いて連続する再生信号の信号波形(図12(b)における無反射部106の領域の欄参照。)か、あるいは正規の光ディスクの第2の領域3と同じような再生信号の信号波形(図12(c)における無反射部106の領域の欄参照。)が得られる。
【0052】
また、正規の光ディスクの第2の領域3に相当する部分は、短い暗レベルに挟まれた長い明レベルとして再生されるが、このRF信号を用いてスタンパを作成して、海賊版の不正な光ディスクを複製すると、正規の長ピット107に比べて短いピットができ、暗レベルから明レベルへの変化も、正規の光ディスクの長ピット107に比べては急峻なものとなる(図12(b)及び図12(c)における長ピット107の領域の欄参照。)。このように、無反射部106の再生信号と、長ピット部107の再生信号の組み合わせにより、正規の光ディスク1を判別し、光ディスク1の再生の可否を判断することができる。
【0053】
以上説明したように、本実施形態によれば、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域2と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域3と設けることにより、海賊版の光ディスクの識別を容易にし、光ディスクに記録された情報を再生することの可否を判断することができ、著作権者の権利を保護する光ディスク1を提供することができる。
【0054】
第2の実施形態.
図13は、本発明に係る第2の実施形態の光ディスク1aの平面構造を示す平面図である。この第2の実施形態に係る光ディスク1aは、第1の実施形態に係る光ディスク1において、BCA(バーストカッティングエリア)13と言われる記録領域を有し、このBCA13において、第1の領域の位置情報を第1の領域の位置情報記録領域13aに格納するとともに、第2の領域の位置情報を第2の領域の位置情報記録領域13bに格納したことを特徴としている。光ディスク1aにおいて、その他の構成については、第1の実施形態に係る光ディスク1と同様である。この第2の実施形態に係る光ディスク1aに記録された情報を再生するときに、このBCA13内の第1の領域の位置情報記録領域13a及び第2の領域の位置情報記録領域13bに記録された位置情報に基づいて、正規の光ディスク1aであるか否かの判別をより容易にするものである。
【0055】
図14は、本発明に係る第2の実施形態で用いる第1の領域検出回路23の構成を示すブロック図であり、図14において図7の第1の領域検出回路23aと同様のものについては同様の符号を付しており、その詳細な説明を省略する。なお、本実施形態では、BCA13には、無反射部106が存在するアドレス及び長ピット107が存在するアドレスが書き込まれており、このアドレスは、ID番号とクロック数とからなる位置情報を含む。図14において、第1の領域検出回路23は、データスライサ4と、下エンベロープ検出回路5と、レベルシフト回路6と、コンパレータ7とに加えて、ウィンドウ生成回路14と、カウンタ15と、ラッチ16と、BCA再生回路31と、アンドゲート32とを備えて構成される。
【0056】
BCA再生回路31は、光ディスク1a内のBCA13に記録された情報データを再生し、特に、ID番号とクロック数からなる位置情報のアドレスを再生してウィンドウ生成回路14に出力する。次いで、ウィンドウ生成回路14は、BCA13に記録され、BCA13からBCA再生回路31により再生された位置情報から、無反射部106を検出するためのウィンドウ信号を生成してアンドゲート32の第2の入力端子に出力する。すなわち、ウィンドウ生成回路14は、アナログ処理部20から出力される再生信号と、BCA再生回路31からの位置情報に基づいて、再生信号に含まれるアドレスと、上記位置情報のアドレスとを比較して、一致したときハイレベルのウィンドウ信号を出力してウィンドウを有効とする一方、一致しないときは、ローレベルのウィンドウ信号を出力してウィンドウを無効とする。一方、カウンタ15は、アナログ処理部20からのリセット信号に基づいてその計数値が0にリセットされた後、再生信号からアナログ処理部20により生成される再生クロックであるチャンネルビットクロック信号pckを計数し、計数値のデータをラッチ16に出力する。ここで、計数値のデータは、リセット信号でリセットされた時点からの周方向の位置情報を示す。
【0057】
コンパレータ7からの無反射部検出信号はアンドゲート32の第1の入力端子に入力され、アンドゲート32は入力される2つの信号がともにハイレベルのときのみハイレベルの信号をラッチ16に出力する。従って、アンドゲート32は、コンパレータ7により無反射部106が検出されかつBCA13からの位置情報と再生信号の位置情報が一致するとき、ハイレベル信号をラッチ16に出力し、これに応答して、ラッチ16は、カウンタ15から出力される計数値のデータを、ウィンドウ生成回路14から生成されるウィンドウの有効期間中の無反射部検出信号でラッチして正しい検出位置情報として出力する。
【0058】
図15は、本発明に係る第2の実施形態で用いる第2の領域検出回路24の構成を示すブロック図であり、図15において図14及び図10の第2の領域検出回路24aと同様のものについては同様の符号を付している。第2の実施形態に係る第2の領域検出回路24は、データスライサ4と、2つのコンパレータ8,9と、2つのしきい値電圧発生器8a,9aと、2つのカウンタ10,11と、正規長ピット判別回路12とに加えて、BCA再生回路31と、ウィンドウ生成回路14をさらに備えて構成されたことを特徴としている。図15において、図14のBCA再生回路31及びウィンドウ生成回路14と同様に、BCA13からBCA再生回路31により再生された位置情報から、長ピット107を検出するためのウィンドウ信号を生成して各カウンタ10,11に出力し、ハイレベルのウィンドウ信号がカウンタ10,11に入力されているときのみ、ウィンドウを開いてその区間でのみカウンタ10,11を動作させ、正規長ピット判別回路12で判別する。
【0059】
さらに、図14の第1の領域検出回路23と、図15の第2の領域検出回路24とを用いて、正規の光ディスク1aを判別する方法について説明する。
【0060】
まず、光ディスク1aに記録されたコンテンツ情報を再生する前に、BCA13に記録された位置情報をBCA再生回路31を用いて読み出し、その位置情報に基づいて光学ヘッド18(図16参照。)をシークをさせ、第1の領域2に記録された情報を再生する。再生信号から無反射部106を検出する方法は、第1の実施形態と同じであるので、ここでは省略するが、位置情報に記録された位置に長ピット107が存在するか否かの判別も加わるために、より著作権保護の強度が増す。さらに、BCA13に記録された位置情報をBCA再生回路31を用いて読み出し、その位置情報に基づいて光学ヘッド18(図16参照。)をシークをさせ、第2の領域3に記録された情報を再生する。そして、再生信号から長ピット107の正当性を判別する。この第1の領域2及び第2の領域3の各再生信号からの検出信号により、光ディスク1aの正規性を判断して、光ディスク1aの再生の可否を判断することができる。これにより、いわゆるRFコピーを防止することができ、より強固に著作権を保護することができる。
【0061】
本実施形態において、第1の領域2の位置情報記録領域13a及び第2の領域3の位置情報記録領域13bに記録される位置情報は例えばアドレスを含み、具体的には、図14及び図15に示すように、位置情報は、ID番号などのアドレスと、セクタ先頭からのチャネルビットクロック信号pckのクロック数とにより特定できるものである。ここで、第1の領域2の位置情報記録領域13a及び第2の領域3の位置情報記録領域13bに記録される位置情報は、上記のアドレスに限らず、無反射部106と長ピット107の各位置を特定できる他の種類の位置情報であってもよい。
【0062】
以上説明したように、本実施形態によれば、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク1a上に、反射膜を部分的に除去した無反射部106を形成した第1の領域2と、所定の変調方式を満足するピットとは異なる長ピット107を記録した第2の領域3とを有するとともに、光ディスク1a上の第1の領域2の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域13aと、光ディスク1a上の第2の領域3の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域13bとを、例えばBCA13内に設け、第1の領域2に形成された無反射部106と、第2の領域3に形成された長ピット107の識別を、第1の領域の位置情報記録領域13a及び第2の領域の位置情報記録領域13bに記録された各位置情報に基づいて、これらの領域2,3の位置を特定することにより、より容易に、かつ高速に正規の光ディスク1aの識別を行い、光ディスク1aの再生の可否を判断することができる。
【0063】
第3の実施形態.
図16は、本発明に係る第3の実施形態で用いる光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。この第3の実施形態に係る光ディスク再生装置は、光学ヘッド18と、ヘッドアンプ19と、アナログ処理部20と、光ディスクコントローラ21と、サーボ制御回路22と、第1の領域検出回路23と、第2の領域検出回路24と、システムコントローラ25と、処理メモリ40とを備えて構成される。なお、図16において、光ディスク1は第2の実施形態に係る光ディスク1aであってもよい。
【0064】
図16において、スピンドルモータ17は、光ディスク1を所定の回転数で回転させる。光学ヘッド18は、レーザダイオードとフォトディテクタとを含み、いわゆる光学ピックアップで構成される。光学ヘッド18で再生される再生信号は信号増幅を行うヘッドアンプ19を介してアナログ処理部20に入力される。また、アナログ処理部20は、AGC、イコライズ、データスライス、PLLなどの機能を有し、入力されるアナログの再生信号に対してこれらの所定のアナログ処理を実行して、処理後のアナログ信号を光ディスクコントローラ21、第1の領域検出回路23および第2の領域検出回路24に出力する。さらに、光ディスクコントローラ21は、再生信号のデータを復調し、誤り訂正処理などを行う。またさらに、サーボ制御回路22は、スピンドルモータ17及び光学ヘッド18を制御することにより、フォーカスやトラッキングなどのサーボ制御を行う。
【0065】
第1の領域検出回路23は、例えば第2の実施形態に係る図14の回路であって、アナログ処理部20から出力される再生信号に基づいて、反射膜が部分的に除去された無反射部106を有する第1の領域2を検出して検出位置情報を出力する。なお、第1の領域検出回路23は、第1の実施形態に係る図7の第1の領域検出回路23aであってもよい。また、第2の領域検出回路24は、例えば第2の実施形態に係る図15の回路であって、アナログ処理部20から出力される再生信号に基づいて、所定の変調方式を満足するピットとは異なり、上記変調方式を満足しない長さの長ピット107が形成された第2の領域3を検出して長ピット検出信号を出力する。なお、第2の領域検出回路24は、第1の実施形態に係る図10の第2の領域検出回路24aであってもよい。さらに、システムコントローラ25は、処理メモリ40を用いて、図16の光ディスク再生装置の全体の動作の制御を行う制御装置である。
【0066】
このように構成された光ディスク再生装置の動作について、図17を参照して説明する。図17は、図16の光ディスク再生装置で用いる第1の領域2を検出する方法を示す図であって、光ディスク1上での周方向に対する各トラックと、第1の領域2との関係を示す拡大平面図である。本実施形態においては、無反射部106が形成された第1の領域2の位置情報はBCA13に予め格納されているものとし、その内容は第1の領域2が含まれるセクタのセクタアドレスと、セクタ先頭からのデータ数(又はクロック数)とする。さらに、長ピット107が形成された第2の領域3の検出は、第2の実施形態に係る第2の領域検出回路24を用いた方法と同じなので、ここでは説明を省略する。
【0067】
図18及び図19は、図16のシステムコントローラ25によって実行される第1の領域の検出判断処理を示すフローチャートである。
【0068】
図18のステップS1において、まず、BCA13からデータを読み出すようにサーボ制御回路22及び光ディスクコントローラ21を制御し、BCA13から読み出された第1の領域2の位置情報を読み出して処理メモリ40に格納する。次いで、ステップS2において、処理メモリ40に格納された位置情報に基づいて、図17に示すように、当該第1の領域2を含むセクタアドレスID(n)を含む、第n番目のトラックにシークするように、サーボ制御回路22に指令した後、セクタアドレスID(n)を含むトラックにシークし、そのトラックを再生する。さらに、ステップS3において、再生中に第1の領域2を検出したか否かが判断され、YESとなるまでステップS3の処理を繰り返し、YESとなったとき、ステップS4において、検出されたセクタのアドレスとセクタ先頭からのデータ数を含む検出位置情報を第1の領域検出回路23で検出し、当該検出された検出位置情報を読み込む。次いで、ステップS5において、上記第1領域検出回路23で検出された検出位置情報と、処理メモリ40に先に格納された第1の領域2の位置情報と照合し、ステップS6において一致するか否かが判断される。ステップS6で一致しないときは(ステップS6でNO)、再度第1の領域2を検出するために、ステップS2に戻り上述の処理を繰り返す。一方、ステップS6で一致するときは(ステップS6でYES)、ステップS7において、図17に示すように、同一のトラック(n番目のトラック)をトレースするようにサーボ制御回路22を制御し、ステップS8において同じセクタアドレスID(n)を検出したか否かが判断され、検出するまでステップS8の処理を繰り返し、ステップS8で同一のセクタアドレスID(n)を検出したときは、図19のステップS9に進む。
【0069】
図19のステップS9において、隣接した次のトラックに光学ヘッド18をジャンプさせるようにサーボ制御回路22を制御し、このとき、クロック数を第1の領域検出回路23で計数しているので、少なくともアナログ処理部20に含まれるPLL回路はホールドさせて、PLL回路が追従しないようにしておく。この実施形態では、図17に示すように、n+1番目のトラックである隣接したトラックでも同様に第1の領域2が第1の領域検出回路23で検出されるかどうかを確認する。第n番目のトラックにあるセクタアドレスID(n)からの上記第1の領域検出回路23で検出された第1の領域2までのデータ数(又はクロック数)と、第n番目のトラックにあるセクタアドレスID(n)から隣接するトラックに存在する(上記第1の領域検出回路23で検出された)第1の領域2までのデータ数(又はクロック数)はほぼ等しいので、第1の領域検出回路23で検出されるデータ数はほぼ一致するはずである。両者の検出されたデータ数がほぼ等しければ、反射膜を除去することにより作成された第1の領域2であるとシステムコントローラ25は判断する。この具体的な処理は、ステップS10からステップS13までの処理である。
【0070】
次いで、ステップS10において、第n番目のトラックにあるセクタアドレスID(n)からの第1領域2までのデータ数(又はクロック数)と、第n番目のトラックにあるセクタアドレスID(n)から隣接する第(n+1)番目のトラックに存在する第1領域2までのデータ数(又はクロック数)とを比較し、ステップS11において実質的に一致するか否かが判断される。ここで、クロック信号に対応してデータが存在するので、データ数を計数してもよいし、クロック数を計数してもよい。また、実質的に一致するか否かの基準は、2ないし3クロックなどの数クロック(又は数個のデータ)以内であれば、これら2つのデータ数が実質的に一致すると判断する。ステップS11でYESであるときは、ステップS12において反射膜を除去することにより形成された第1の領域2であると判断して当該第1の領域の検出判断処理を終了する。一方、ステップS11でNOであるときは、ステップS13において第1の領域2でないと判断して当該第1の領域の検出判断処理を終了する。
【0071】
図18及び図19を参照して説明した、第1の領域の検出判断処理では、第1の領域2の径方向の大きさはトラックピッチ程の大きさで作成できず、少なくとも複数のトラックにまたがって存在することを利用するものである。本実施形態では、システムコントローラ25は、この第1の領域の検出判断処理に加えて、第2の実施形態の説明で述べたように、第2の領域検出回路24を用いた、第2の領域の検出結果をも加えて判断することにより、当該光ディスクに記録された情報を再生することの可否を判断して、より正確に正規の光ディスクを判断することができる。
【0072】
以上説明したように、反射膜を除去した第1の領域2をあるセクタを基準に検出し、そのセクタからのデータ数又はクロック数を隣接トラックでも第1の領域2を検出することにより、例えば再生系と記録系とを同期運転して作成されるRFコピーと言われる海賊版に対しても、その両者の回転精度に非常に厳しいものが要求されるので、容易に正規の光ディスクを認識することができる。
【0073】
変形例.
以上の実施形態においては、第1の領域検出回路23又は23aと、第2の領域検出回路24又は24aとを備えているが、本発明はこれに限らず、いずれか一方の領域検出回路のみを備えてもよい。
【0074】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と設けることにより、海賊版の光ディスクの識別を容易にし、光ディスクに記録された情報を再生することの可否を判断するので、著作権者の権利を保護することができる。
【0075】
また、上記光ディスクにおいて、第1の領域の位置情報を記録する第1の領域の位置情報記録領域と第2の領域の位置情報を記録する第2の領域の位置情報記録領域とをさらに備えることにより、第1の領域の位置情報及び第2の領域の位置情報とに基づいて、これらの領域を特定することができるので、これらの領域における識別を高速にかつより容易に行うことができ、実用上のメリットは大きい。
【0076】
さらに、上記反射膜を除去した第1の領域を検出する際に、隣接トラックにおいても再度検出することにより、光ディスクに記録された情報を再生することの可否を判断するので、著作権者の権利を保護することができるとともに、海賊版に対してより強い防止策を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態の光ディスク1の平面構造を示す平面図である。
【図2】 図1の光ディスク1の断面構造を示す断面図である。
【図3】 図1の光ディスク1における第1の領域2の断面構造を示す断面図である。
【図4】 図1の光ディスク1における第2の領域3の拡大図であって、長ピット107の平面構造を示す平面図である。
【図5】 図1の光ディスク1において無反射部106を形成する方法を示す断面図及びブロック図である。
【図6】 図1の光ディスク1の無反射部106の領域を再生したときの再生信号の信号波形(周方向の長さに対する反射光の強度に比例する)であって、(a)は変調度が低い場合の再生信号の信号波形の波形図であり、(b)は変調度が高い場合の再生信号の信号波形の波形図であり、(c)は変調度が高くかつデフォーカス状態での再生信号の信号波形の波形図である。
【図7】 本発明に係る第1の実施形態で用いる第1の領域検出回路23aの構成を示すブロック図である。
【図8】 図1の光ディスク1の第2の領域3において形成された長ピット107の平面構造を示す平面図である。
【図9】 図8の長ピット107の断面構造を示す図であって、(a)は長ピット107の中央部に位置する図8のA−A’面における断面図であり、(b)は長ピット107の端部に位置する図8のB−B’面における断面図である。
【図10】 本発明に係る第1の実施形態で用いる第2の領域検出回路24aの構成を示すブロック図である。
【図11】 図10の第2の領域検出回路24aにおける第2の領域の検出する方法を示す図であって、(a)は長ピット107の領域を含む領域の再生信号の信号波形を示す波形図であり、(b)は図10の第1のしきい値電圧V1thを用いたときのコンパレータ8の出力信号CV1の信号波形を示す波形図であり、(c)は図10の第2のしきい値電圧V2thを用いたときのコンパレータ9の出力信号CV2の信号波形を示す波形図である。
【図12】 各光ディスクに対して無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図の表であって、(a)は本発明に係る第1の実施形態である正規の光ディスク1における無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図であり、(b)は第1の海賊版の光ディスクにおける無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図であり、(c)は第2の海賊版の光ディスクにおける無反射部106の領域及び長ピット107の領域を再生したときの再生信号の信号波形を示す波形図である。
【図13】 本発明に係る第2の実施形態の光ディスク1aの平面構造を示す平面図である。
【図14】 本発明に係る第2の実施形態で用いる第1の領域検出回路23の構成を示すブロック図である。
【図15】 本発明に係る第2の実施形態で用いる第2の領域検出回路24の構成を示すブロック図である。
【図16】 本発明に係る第3の実施形態で用いる光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【図17】 図16の光ディスク再生装置で用いる第1の領域2を検出する方法を示す図であって、光ディスク1上での周方向に対する各トラックと、第1の領域2との関係を示す拡大平面図である。
【図18】 図16のシステムコントローラ25によって実行される第1の領域の検出判断処理の第1の部分を示すフローチャートである。
【図19】 図16のシステムコントローラ25によって実行される第1の領域の検出判断処理の第2の部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1a…光ディスク、
1h…回転駆動孔、
2…第1の領域、
3…第2の領域、
4…データスライサ、
5…下エンベロープ検出回路、
6…レベルシフト回路、
7…コンパレータ、
8,9…コンパレータ、
8a,9a…しきい値電圧発生器、
10,11…カウンタ、
12…正規長ピット判別回路、
13…バーストカッティングエリア(BCA)、
13a…第1の領域の位置情報記録領域、
13b…第2の領域の位置情報記録領域、
14…ウィンドウ生成回路、
15…カウンタ、
16…ラッチ、
17…スピンドルモータ、
18…光学ヘッド、
19…ヘッドアンプ、
20…アナログ処理部、
21…光ディスクコントローラ、
22…サーボ制御回路、
23,23a…第1の領域検出回路、
24,24a…第2の領域検出回路、
25…システムコントローラ、
31…BCA再生回路、
32…アンドゲート、
40…処理メモリ、
100…透明光ディスク基板、
101…反射膜、
102…光ディスク基板、
103…接着層、
104…YAGパルスレーザ、
105…集光レンズ、
106…無反射部、
107…長ピット、
111…リードイン領域、
112…データ記録領域、
113…リードアウト領域。

Claims (14)

  1. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有し、
    上記第2の領域に記録されるピットは、上記変調方式で決まる最長のピット長さよりも長く、かつピットの中央部のエッジが端部のエッジに比べてゆるやかに傾斜していることを特徴とする光ディスク。
  2. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有し、
    上記第2の領域に記録されるピットは、上記変調方式で決まる最長のピット長さよりも長く、かつピットの中央部のエッジが端部のエッジに比べてゆるやかに傾斜していることを特徴とする光ディスク。
  3. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
    上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて第1の領域を再生して第1の領域の再生信号を出力するステップと、
    上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて第2の領域を再生して第2の領域の再生信号を出力するステップと、
    上記第1の領域の再生信号に基づいて、反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
    上記第2の領域の再生信号に基づいて、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
    上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
    上記第1の領域を再生するステップは、デフォーカス状態で上記第1の領域を再生することを特徴とする光ディスク再生方法。
  4. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
    上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて第1の領域を再生して第1の領域の再生信号を出力するステップと、
    上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて第2の領域を再生して第2の領域の再生信号を出力するステップと、
    上記第1の領域の再生信号に基づいて、反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
    上記第2の領域の再生信号に基づいて、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
    上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
    上記第1の領域を再生するステップは、隣接する2つのトラックの間の領域をトラッキングすることにより上記第1の領域を再生することを特徴とする光ディスク再生方法。
  5. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
    上記第1の領域の再生信号に基づいて反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
    上記第2の領域の再生信号から所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
    上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
    上記反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップは、隣接する2つのトラックにおいて反射膜が除去されたことを検出することを特徴とする光ディスク再生方法。
  6. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
    上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて第1の領域を再生して第1の領域の再生信号を出力するステップと、
    上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて第2の領域を再生して第2の領域の再生信号を出力するステップと、
    上記第1の領域の再生信号に基づいて、反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップと、
    上記第2の領域の再生信号に基づいて、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットであることを検出するステップと、
    上記2つの検出するステップの検出結果に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
    上記反射膜が部分的に除去された領域であることを検出するステップは、隣接する2つのトラックにおいて反射膜が除去されたことを検出することを特徴とする光ディスク再生方法。
  7. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
    上記第1と第2の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え
    上記第2の領域検出回路は、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第2のしきい値で比較して第2の比較結果信号を出力する第2の比較器と、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第3のしきい値で比較して第3の比較結果信号を出力する第3の比較器と、
    上記第2の比較結果信号と上記第3の比較結果信号との論理演算を行って上記論理演算の結果信号を出力する論理演算回路とを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  8. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
    上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第1の検出ウィンドウ信号を生成する第1の検出ウィンドウ生成回路と、
    上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第2の検出ウィンドウ信号を生成する第2の検出ウィンドウ生成回路と、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
    上記第1の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第1の検出信号と、上記第2の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第2の検出信号とに基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え
    上記第2の領域検出回路は、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第2のしきい値で比較して第2の比較結果信号を出力する第2の比較器と、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号を所定の第3のしきい値で比較して第3の比較結果信号を出力する第3の比較器と、
    上記第2の比較結果信号と上記第3の比較結果信号との論理演算を行って上記論理演算の結果信号を出力する論理演算回路とを備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  9. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
    上記第1と第2の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え
    上記第1の領域検出回路は、上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを特徴とする光ディスク再生装置。
  10. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域と、所定の変調方式を満足するピットとは異なるピットを記録した第2の領域と、上記第1の領域のディスク上の位置情報が記録された第1の領域の位置情報記録領域と、上記第2の領域のディスク上の位置情報が記録された第2の領域の位置情報記録領域とを有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
    上記第1の領域の位置情報記録領域に記録された第1の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第1の検出ウィンドウ信号を生成する第1の検出ウィンドウ生成回路と、
    上記第2の領域の位置情報記録領域に記録された第2の領域のディスク上の位置情報に基づいて、第2の検出ウィンドウ信号を生成する第2の検出ウィンドウ生成回路と、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する第1の領域検出回路と、
    上記第2の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第2の領域を検出して第2の検出信号を出力する第2の領域検出回路と、
    上記第1の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第1の検出信号と、上記第2の検出ウィンドウ信号の有効区間内における上記第2の検出信号とに基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する再生可否判断手段とを備え
    上記第1の領域検出回路は、上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを特徴とする光ディスク再生装置。
  11. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップと、
    上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
    上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップは、上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを含むことを特徴とする光ディスク再生方法。
  12. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生方法であって、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップと、
    上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断するステップとを含み、
    上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力するステップは、
    上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、所定のセクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第1のデータ数と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、上記セクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第2のデータ数とが実質的に一致するか否かに基づいて、上記第1の領域を検出したか否かを判断するステップを含むことを特徴とする光ディスク再生方法。
  13. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する検出手段と、
    上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する判断手段とを備え
    上記検出手段は、上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号とに基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力することを特徴とする光ディスク再生装置。
  14. 所定の変調方式で変調された信号を凸凹のピットで記録した光ディスク上に、反射膜を部分的に除去した第1の領域を有する光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置であって、
    上記第1の領域を再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて、上記第1の領域を検出して第1の検出信号を出力する検出手段と、
    上記第1の検出信号に基づいて、上記光ディスクの再生の可否を判断する判断手段とを備え
    上記検出手段は、上記第1の領域を含むトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、所定のセクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第1のデータ数と、上記第1の領域を含みかつ上記トラックと隣接するトラックを再生したときの光ディスクからの再生信号に基づいて計数された、上記セクタアドレスから上記検出された第1の領域までの第2のデータ数とが実質的に一致するか否かに基づいて、上記第1の領域を検出したか否かを判断することを特徴とする光ディスク再生装置。
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