JPH1010602A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JPH1010602A JPH1010602A JP8165721A JP16572196A JPH1010602A JP H1010602 A JPH1010602 A JP H1010602A JP 8165721 A JP8165721 A JP 8165721A JP 16572196 A JP16572196 A JP 16572196A JP H1010602 A JPH1010602 A JP H1010602A
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- JP
- Japan
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- circuit
- power supply
- impedance state
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- power
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路構成を大規模化させることなく作動開始
時の巨大な突入電流の発生を防止することができる電子
機器を提供する。 【解決手段】 電源を供給するカメラ1のDC−DCコ
ンバータ41と、供給された電源により作動するアクセ
サリ例えばファインダ10内の回路46との間の電源供
給路に、電源供給開始から遅延して高インピーダンス状
態から低インピーダンス状態に遷移する突入電流防止回
路50を設けて、電源供給開始時には高インピーダンス
状態の突入電流防止回路50を介してDC−DCコンバ
ータ41から比較的少ない電流をファインダ10に供給
し、しかる後低インピーダンス状態に遷移した突入電流
防止回路50を介して作動に十分な電流を供給する。
時の巨大な突入電流の発生を防止することができる電子
機器を提供する。 【解決手段】 電源を供給するカメラ1のDC−DCコ
ンバータ41と、供給された電源により作動するアクセ
サリ例えばファインダ10内の回路46との間の電源供
給路に、電源供給開始から遅延して高インピーダンス状
態から低インピーダンス状態に遷移する突入電流防止回
路50を設けて、電源供給開始時には高インピーダンス
状態の突入電流防止回路50を介してDC−DCコンバ
ータ41から比較的少ない電流をファインダ10に供給
し、しかる後低インピーダンス状態に遷移した突入電流
防止回路50を介して作動に十分な電流を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関し、
特に本体と着脱自在のアクセサリを有するとともに、本
体からアクセサリに対して電源を供給する電子機器に関
するものである。
特に本体と着脱自在のアクセサリを有するとともに、本
体からアクセサリに対して電源を供給する電子機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラなどの電子機器では高機能
化が進んでおり、電子機器本体にアクセサリを装着する
ことにより、様々な用途への対応を可能としている。電
子機器本体は当然のこと、アクセサリ自体の回路規模も
巨大化する傾向にあるため、本体からアクセサリへの電
源供給にも考慮が必要である。以下では、電子機器の実
例としてカメラを取り上げて説明を行う。カメラには、
その内部回路を安定作動させるために、DC−DCコン
バータが装備され、装填した電池からの電流を安定化し
た後、内部回路に供給している。
化が進んでおり、電子機器本体にアクセサリを装着する
ことにより、様々な用途への対応を可能としている。電
子機器本体は当然のこと、アクセサリ自体の回路規模も
巨大化する傾向にあるため、本体からアクセサリへの電
源供給にも考慮が必要である。以下では、電子機器の実
例としてカメラを取り上げて説明を行う。カメラには、
その内部回路を安定作動させるために、DC−DCコン
バータが装備され、装填した電池からの電流を安定化し
た後、内部回路に供給している。
【0003】またカメラに装着されるアクセサリとして
は、ファインダ、データバックなど各種存在し、いずれ
のアクセサリもカメラ本体の高機能化に伴って電子化が
行われており、内部に大規模な電子回路を有している。
従来、このようなアクセサリの電源は、カメラ本体の電
池から前述のDC−DCコンバータを介して供給するも
のとなっており、またアクセサリ側の回路については、
外乱ノイズを除去して安定作動を保つために、その電源
ライン上には大容量のコンデンサが設けられていた。
は、ファインダ、データバックなど各種存在し、いずれ
のアクセサリもカメラ本体の高機能化に伴って電子化が
行われており、内部に大規模な電子回路を有している。
従来、このようなアクセサリの電源は、カメラ本体の電
池から前述のDC−DCコンバータを介して供給するも
のとなっており、またアクセサリ側の回路については、
外乱ノイズを除去して安定作動を保つために、その電源
ライン上には大容量のコンデンサが設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子機器では、作動開始に応じて本体の電池
からDC−DCコンバータを介して複数のアクセサリに
電源供給を開始するものとなっているため、各アクセサ
リが有する大容量のコンデンサに対して一斉に突入電流
が供給され、DC−DCコンバータが停止し正常な電流
供給が行われなくなるという問題点があった。
うな従来の電子機器では、作動開始に応じて本体の電池
からDC−DCコンバータを介して複数のアクセサリに
電源供給を開始するものとなっているため、各アクセサ
リが有する大容量のコンデンサに対して一斉に突入電流
が供給され、DC−DCコンバータが停止し正常な電流
供給が行われなくなるという問題点があった。
【0005】また、DC−DCコンバータの出力電流容
量を増大させて、常時、突入電流分を供給可能とすると
いう解決策も考えられるが、DC−DCコンバータの回
路構成が大規模化し、電子機器の小型軽量化の障害とな
るという問題点があった。本発明はこのような課題を解
決するためのものであり、回路構成を大規模化させるこ
となく作動開始時の巨大な突入電流の発生を防止するこ
とができる電子機器を提供することを目的としている。
量を増大させて、常時、突入電流分を供給可能とすると
いう解決策も考えられるが、DC−DCコンバータの回
路構成が大規模化し、電子機器の小型軽量化の障害とな
るという問題点があった。本発明はこのような課題を解
決するためのものであり、回路構成を大規模化させるこ
となく作動開始時の巨大な突入電流の発生を防止するこ
とができる電子機器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による電子機器は、電源回路からアク
セサリへ電源を供給するための電源供給路上に設けら
れ、電源回路からの電源供給開始時には所定の高インピ
ーダンス状態となり、しかる後に所定の低インピーダン
ス状態に遷移する突入電流防止回路を備えるものであ
る。したがって、電源回路からの電源供給開始時には突
入電流防止回路が所定の高インピーダンス状態となって
電流が抑制され、しかる後に突入電流防止回路が所定の
低インピーダンス状態に遷移してアクセサリに対して作
動に十分な電流が供給される。
るために、本発明による電子機器は、電源回路からアク
セサリへ電源を供給するための電源供給路上に設けら
れ、電源回路からの電源供給開始時には所定の高インピ
ーダンス状態となり、しかる後に所定の低インピーダン
ス状態に遷移する突入電流防止回路を備えるものであ
る。したがって、電源回路からの電源供給開始時には突
入電流防止回路が所定の高インピーダンス状態となって
電流が抑制され、しかる後に突入電流防止回路が所定の
低インピーダンス状態に遷移してアクセサリに対して作
動に十分な電流が供給される。
【0007】また、突入電流防止回路は、高インピーダ
ンス状態をなす受動素子と、この受動素子に並列接続さ
れ導通した場合に低インピーダンス状態をなす能動素子
と、電源供給開始時には能動素子を非導通とし所定時間
後に導通状態とする遅延手段とを備えることものであ
る。したがって、遅延手段により、電源供給開始時には
能動素子が非導通となって受動素子により高インピーダ
ンス状態となり、所定時間後に能動素子が導通状態とな
って低インピーダンス状態となる。
ンス状態をなす受動素子と、この受動素子に並列接続さ
れ導通した場合に低インピーダンス状態をなす能動素子
と、電源供給開始時には能動素子を非導通とし所定時間
後に導通状態とする遅延手段とを備えることものであ
る。したがって、遅延手段により、電源供給開始時には
能動素子が非導通となって受動素子により高インピーダ
ンス状態となり、所定時間後に能動素子が導通状態とな
って低インピーダンス状態となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は一般的なカメラの説明図であり、
ここでは、電子機器として図1に示すような一眼レフカ
メラを例に説明する。装着されたレンズ2を通過した被
写体像は、スクリーン8上に焦点を結ぶ。その像はファ
インダ10の接眼部11より視認される。ファインダ1
0としては、図示したファインダ10の他、用途に合わ
せて形態あるいは機能の異なるファインダが用意されて
おり、アクセサリの1つとしてカメラ1(本体)に対し
て自在に脱着できる。
して説明する。図1は一般的なカメラの説明図であり、
ここでは、電子機器として図1に示すような一眼レフカ
メラを例に説明する。装着されたレンズ2を通過した被
写体像は、スクリーン8上に焦点を結ぶ。その像はファ
インダ10の接眼部11より視認される。ファインダ1
0としては、図示したファインダ10の他、用途に合わ
せて形態あるいは機能の異なるファインダが用意されて
おり、アクセサリの1つとしてカメラ1(本体)に対し
て自在に脱着できる。
【0009】カメラ1には、コマンドダイアル4が突出
する形状で設けられ、モードダイアル6の操作と同様
に、各種撮影条件の選択設定が可能である。設定された
撮影条件、例えば露出条件などはLCD5上に表示さ
れ、シャッタボタン3を押すことにより装填したフィル
ムへの露光が行われる。スクリーン8後方の複数の接点
7は、ファインダ10下端凸部の複数の接点12(図示
せず)と当接し、これら複数の接点を介してカメラ1か
らファインダ10へ電源の供給および各種信号の授受が
行われる。
する形状で設けられ、モードダイアル6の操作と同様
に、各種撮影条件の選択設定が可能である。設定された
撮影条件、例えば露出条件などはLCD5上に表示さ
れ、シャッタボタン3を押すことにより装填したフィル
ムへの露光が行われる。スクリーン8後方の複数の接点
7は、ファインダ10下端凸部の複数の接点12(図示
せず)と当接し、これら複数の接点を介してカメラ1か
らファインダ10へ電源の供給および各種信号の授受が
行われる。
【0010】次に、図2を参照して、図1に示したカメ
ラの動作を説明する。図2はカメラおよびファインダを
示すブロック図である。まずファインダ10において、
接点12を経由して供給される電源がインターフェース
回路22に印加されると、CPU21が作動を行い、測
光回路20からの測光信号をインターフェース回路22
を介して接点12から送出する。
ラの動作を説明する。図2はカメラおよびファインダを
示すブロック図である。まずファインダ10において、
接点12を経由して供給される電源がインターフェース
回路22に印加されると、CPU21が作動を行い、測
光回路20からの測光信号をインターフェース回路22
を介して接点12から送出する。
【0011】一方、カメラ1内のCPU26には、まず
接点7とインターフェース回路28を介して受信した前
述の測光信号が入力される。またインターフェース回路
25を経由してフィルム感度検出回路23からのフィル
ム感度信号、シャッタボタン3あるいは作動シーケンス
に関わるスイッチを含めたスイッチ群24、コマンドダ
イアル4内に設けられた2つのスイッチの信号が入力さ
れる。
接点7とインターフェース回路28を介して受信した前
述の測光信号が入力される。またインターフェース回路
25を経由してフィルム感度検出回路23からのフィル
ム感度信号、シャッタボタン3あるいは作動シーケンス
に関わるスイッチを含めたスイッチ群24、コマンドダ
イアル4内に設けられた2つのスイッチの信号が入力さ
れる。
【0012】CPU26は、前述の測光信号などや各種
スイッチの状態に応じて、インターフェース回路28を
介してLCD5に露光条件などの表示、シャッタ29を
開閉して所定時間の露光、絞り30の開口径を可変して
透過光量の制御、巻上げモータ31を回転させてフィル
ムの巻き上げ巻き戻しを行う。またCPU26は、メモ
リ27とのデータ授受により、LCD5に表示すべき各
種条件の記憶、再生を実行する。
スイッチの状態に応じて、インターフェース回路28を
介してLCD5に露光条件などの表示、シャッタ29を
開閉して所定時間の露光、絞り30の開口径を可変して
透過光量の制御、巻上げモータ31を回転させてフィル
ムの巻き上げ巻き戻しを行う。またCPU26は、メモ
リ27とのデータ授受により、LCD5に表示すべき各
種条件の記憶、再生を実行する。
【0013】図3は本発明の一実施の形態による電子機
器の一部を示す回路図であり、接点7および12を介し
てカメラ1からファインダ10へ電源を供給する回路部
分を示している。カメラ1内部に装着されている電池4
0はDC−DCコンバータ41に接続されており、シャ
ッタボタン3の作動に応じて所定の安定電圧がDC−D
Cコンバータ41から電源ライン44上に出力される。
電源ライン44には、カメラ1内の回路42、外乱ノイ
ズ防止用のコンデンサ43、および接点7が接続されて
いる。
器の一部を示す回路図であり、接点7および12を介し
てカメラ1からファインダ10へ電源を供給する回路部
分を示している。カメラ1内部に装着されている電池4
0はDC−DCコンバータ41に接続されており、シャ
ッタボタン3の作動に応じて所定の安定電圧がDC−D
Cコンバータ41から電源ライン44上に出力される。
電源ライン44には、カメラ1内の回路42、外乱ノイ
ズ防止用のコンデンサ43、および接点7が接続されて
いる。
【0014】この接点7と当接するファインダ10内の
接点12と電源ライン45との間には、突入電流防止回
路50が設けられており、電源ライン45にはファイン
ダ10内の回路46と外乱ノイズ防止用のコンデンサ4
7が接続されている。接点12に電源供給が開始される
と、突入電流防止回路50内の抵抗51(能動素子)は
コンデンサ47を所定の時定数によって充電する。
接点12と電源ライン45との間には、突入電流防止回
路50が設けられており、電源ライン45にはファイン
ダ10内の回路46と外乱ノイズ防止用のコンデンサ4
7が接続されている。接点12に電源供給が開始される
と、突入電流防止回路50内の抵抗51(能動素子)は
コンデンサ47を所定の時定数によって充電する。
【0015】ここで、トランジスタ52のエミッタ−ベ
ース間には、エミッタすなわち接点12からベースに対
して電流を供給する抵抗53が接続されているととも
に、これに並列的にコンデンサ54(遅延手段)が接続
されており、ベースと接地電位との間に抵抗55が接続
されている。したがって、接点12への電源供給が開始
された場合には、コンデンサ54によりエミッタ−ベー
ス間電圧の上昇が遅延し、しばらくの間トランジスタ5
2は導通しない。
ース間には、エミッタすなわち接点12からベースに対
して電流を供給する抵抗53が接続されているととも
に、これに並列的にコンデンサ54(遅延手段)が接続
されており、ベースと接地電位との間に抵抗55が接続
されている。したがって、接点12への電源供給が開始
された場合には、コンデンサ54によりエミッタ−ベー
ス間電圧の上昇が遅延し、しばらくの間トランジスタ5
2は導通しない。
【0016】これにより、突入電流防止回路50が高イ
ンピーダスン状態となり、電源ライン45への電流は抵
抗51によって制限されて、電源ライン45の電圧は比
較的緩やかに上昇するものとなる。電源供給の開始から
所定時間が経過しコンデンサ54の充電が完了すると、
ベース電位が上昇してトランジスタ52が完全に導通し
て、突入電流防止回路50が低インピーダンス状態とな
り、電源ライン44および45が低インピーダンスで結
ばれるものとなり、回路46の作動に充分な電流供給が
開始される。
ンピーダスン状態となり、電源ライン45への電流は抵
抗51によって制限されて、電源ライン45の電圧は比
較的緩やかに上昇するものとなる。電源供給の開始から
所定時間が経過しコンデンサ54の充電が完了すると、
ベース電位が上昇してトランジスタ52が完全に導通し
て、突入電流防止回路50が低インピーダンス状態とな
り、電源ライン44および45が低インピーダンスで結
ばれるものとなり、回路46の作動に充分な電流供給が
開始される。
【0017】このように、電源を供給するカメラ1のD
C−DCコンバータ41と、供給された電源により作動
するアクセサリ例えばファインダ10内の回路46との
間の電源供給路に、電源供給開始から遅延して高インピ
ーダンス状態から低インピーダンス状態に遷移する突入
電流防止回路50を設けて、電源供給開始時には高イン
ピーダンス状態の突入電流防止回路50を介してDC−
DCコンバータ41から比較的少ない電流をファインダ
10に供給し、しかる後低インピーダンス状態に遷移し
た突入電流防止回路50を介して動作に十分な電流を供
給するようにしたので、ファインダ10に大容量のコン
デンサ47が接続されている場合でも、作動開始時の巨
大な突入電流の発生を防止することが可能となる。
C−DCコンバータ41と、供給された電源により作動
するアクセサリ例えばファインダ10内の回路46との
間の電源供給路に、電源供給開始から遅延して高インピ
ーダンス状態から低インピーダンス状態に遷移する突入
電流防止回路50を設けて、電源供給開始時には高イン
ピーダンス状態の突入電流防止回路50を介してDC−
DCコンバータ41から比較的少ない電流をファインダ
10に供給し、しかる後低インピーダンス状態に遷移し
た突入電流防止回路50を介して動作に十分な電流を供
給するようにしたので、ファインダ10に大容量のコン
デンサ47が接続されている場合でも、作動開始時の巨
大な突入電流の発生を防止することが可能となる。
【0018】なお、以上の説明において、電子機器とし
てカメラを例に説明し、またアクセサリとしてファイン
ダを例に説明したが、これらに限定されるものではな
い。また、突入電流防止回路をアクセサリ側に設けた場
合について説明したが、電源供給路上であればよく、カ
メラ本体側であってもよい。
てカメラを例に説明し、またアクセサリとしてファイン
ダを例に説明したが、これらに限定されるものではな
い。また、突入電流防止回路をアクセサリ側に設けた場
合について説明したが、電源供給路上であればよく、カ
メラ本体側であってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電源回
路からアクセサリへ電源を供給するための電源供給路上
に突入電流防止回路を設けて、電源回路からの電源供給
開始時には突入電流防止回路が所定の高インピーダンス
状態となって電流を抑制し、しかる後に突入電流防止回
路が所定の低インピーダンス状態に遷移してアクセサリ
に対して作動に十分な電流を供給するようにしたので、
回路構成を大規模化させることなく作動開始時の巨大な
突入電流の発生を防止することができる。また、高イン
ピーダンス状態をなす受動素子と、この受動素子に並列
接続され導通した場合に低インピーダンス状態をなす能
動素子と、電源供給開始時には能動素子を非導通とし所
定時間後に導通状態とする遅延手段とから突入電流防止
回路を構成したので、比較的小規模な回路部品で構成す
ることが可能となり、電子機器の小型軽量化の障害とな
らない。
路からアクセサリへ電源を供給するための電源供給路上
に突入電流防止回路を設けて、電源回路からの電源供給
開始時には突入電流防止回路が所定の高インピーダンス
状態となって電流を抑制し、しかる後に突入電流防止回
路が所定の低インピーダンス状態に遷移してアクセサリ
に対して作動に十分な電流を供給するようにしたので、
回路構成を大規模化させることなく作動開始時の巨大な
突入電流の発生を防止することができる。また、高イン
ピーダンス状態をなす受動素子と、この受動素子に並列
接続され導通した場合に低インピーダンス状態をなす能
動素子と、電源供給開始時には能動素子を非導通とし所
定時間後に導通状態とする遅延手段とから突入電流防止
回路を構成したので、比較的小規模な回路部品で構成す
ることが可能となり、電子機器の小型軽量化の障害とな
らない。
【図1】 一般的な電子機器を示す説明図である。
【図2】 カメラおよびファインダを示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の一実施の形態による電子機器の一部
分を示す回路図である。
分を示す回路図である。
1…カメラ、10…アクセサリ、40…電池、41…D
C−DCコンバータ、42,46…回路、43,47…
コンデンサ、44,45…電源ライン、50…突入電流
防止回路、51…抵抗(受動素子)、52…トランジス
タ(能動素子)、53,55…抵抗、54…コンデン
サ。
C−DCコンバータ、42,46…回路、43,47…
コンデンサ、44,45…電源ライン、50…突入電流
防止回路、51…抵抗(受動素子)、52…トランジス
タ(能動素子)、53,55…抵抗、54…コンデン
サ。
Claims (2)
- 【請求項1】 本体と着脱自在のアクセサリを有すると
ともに、アクセサリに対して電源を供給する電源回路を
本体側に有する電子機器において、 電源回路からアクセサリへ電源を供給するための電源供
給路上に設けられ、電源回路からの電源供給開始時には
所定の高インピーダンス状態となり、しかる後に所定の
低インピーダンス状態に遷移する突入電流防止回路を備
えたことを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子機器において、 突入電流防止回路は、 高インピーダンス状態をなす受動素子と、この受動素子
に並列接続され導通した場合に低インピーダンス状態を
なす能動素子と、電源供給開始時には能動素子を非導通
とし所定時間後に導通状態とする遅延手段とを備えるこ
とを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165721A JPH1010602A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165721A JPH1010602A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1010602A true JPH1010602A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15817815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8165721A Pending JPH1010602A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1010602A (ja) |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8165721A patent/JPH1010602A/ja active Pending
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