JPH10105848A - 感知器 - Google Patents
感知器Info
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- JPH10105848A JPH10105848A JP25981696A JP25981696A JPH10105848A JP H10105848 A JPH10105848 A JP H10105848A JP 25981696 A JP25981696 A JP 25981696A JP 25981696 A JP25981696 A JP 25981696A JP H10105848 A JPH10105848 A JP H10105848A
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- sensor
- base
- sensor cover
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 感知器カバーのベースへの係合を確実に行う
ことができ、以て、施工性の優れた感知器を提供するこ
と。 【解決手段】 天井面への取付用のベース1と、検知対
象の所定事態の変化を感知するための感知ヘッド22を
有している感知器カバー21と、を備えた感知器であっ
て、互いに所定方向に相対回転させて着脱自在に係合す
るツイストロック用の係合手段として、感知器カバー2
1は周縁部より内方に向けて突出する係合凸部23を有
するとともにベース1は周壁13外面に係合凸部23に
対応する凹部14とこの凹部14に隣接する係合凹部1
5とを有する感知器において、感知器カバー21は、回
転係合するときに周壁13の内面に当接してベース1へ
の取着をガイドするガイド部24を有する。
ことができ、以て、施工性の優れた感知器を提供するこ
と。 【解決手段】 天井面への取付用のベース1と、検知対
象の所定事態の変化を感知するための感知ヘッド22を
有している感知器カバー21と、を備えた感知器であっ
て、互いに所定方向に相対回転させて着脱自在に係合す
るツイストロック用の係合手段として、感知器カバー2
1は周縁部より内方に向けて突出する係合凸部23を有
するとともにベース1は周壁13外面に係合凸部23に
対応する凹部14とこの凹部14に隣接する係合凹部1
5とを有する感知器において、感知器カバー21は、回
転係合するときに周壁13の内面に当接してベース1へ
の取着をガイドするガイド部24を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感知器に関し、特
に、天井への取付用のベースに感知ヘッドを回転係合し
て取り付ける構造を備えた感知器に関する。
に、天井への取付用のベースに感知ヘッドを回転係合し
て取り付ける構造を備えた感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火災感知器として、例えば図4に
示す煙感知器のような、天井面に設置するための取付用
のベース1と、所定事態の変化に相当する、所定区域の
火災により生ずる煙の発生、を感知するための感知器本
体2とを備える構成のものが提案されている。この煙感
知器のような火災感知器は、自動火災報知設備である受
信機から配線されて天井裏に敷設された、感知器回線の
信号配線がベース1に接続される。
示す煙感知器のような、天井面に設置するための取付用
のベース1と、所定事態の変化に相当する、所定区域の
火災により生ずる煙の発生、を感知するための感知器本
体2とを備える構成のものが提案されている。この煙感
知器のような火災感知器は、自動火災報知設備である受
信機から配線されて天井裏に敷設された、感知器回線の
信号配線がベース1に接続される。
【0003】感知器本体2の、感知ヘッド22を有して
いる感知器カバー21には、感知ヘッド22からベース
1に設けられている電気接続手段である係合片12、1
2と係合する電気接続手段である、係合ばね(図示せ
ず)が設けられている。そして、ベース1と感知器本体
2とを互いに所定方向に相対回転させて、感知器カバー
21とベースボディ11に設けられている、着脱自在に
係合するツイストロック用の係合手段により係合される
とともに、電気的に接続される。
いる感知器カバー21には、感知ヘッド22からベース
1に設けられている電気接続手段である係合片12、1
2と係合する電気接続手段である、係合ばね(図示せ
ず)が設けられている。そして、ベース1と感知器本体
2とを互いに所定方向に相対回転させて、感知器カバー
21とベースボディ11に設けられている、着脱自在に
係合するツイストロック用の係合手段により係合される
とともに、電気的に接続される。
【0004】詳しくは、図5(a)に示す感知器カバー
21には、図5(b)のB−B断面図に示すように、周
縁部より内方に向けて突出する係合凸部23を有すると
ともに、図6(a)に示すベースボディ11には、図6
(b)のB−B断面図に示すように、周壁13の外面
に、係合凸部23に対応する凹部14とこの凹部14に
隣接する係合凹部15と有している。なお、このものに
おいては、係合凸部23と凹部14とは、周縁の対応す
る3カ所に1乃至3つがそれぞれ形成され、ベース1と
感知器本体2とが所定の位置関係にて取着されて係合さ
れるようになっている。
21には、図5(b)のB−B断面図に示すように、周
縁部より内方に向けて突出する係合凸部23を有すると
ともに、図6(a)に示すベースボディ11には、図6
(b)のB−B断面図に示すように、周壁13の外面
に、係合凸部23に対応する凹部14とこの凹部14に
隣接する係合凹部15と有している。なお、このものに
おいては、係合凸部23と凹部14とは、周縁の対応す
る3カ所に1乃至3つがそれぞれ形成され、ベース1と
感知器本体2とが所定の位置関係にて取着されて係合さ
れるようになっている。
【0005】上記の煙感知器は、まず、ベース1に、信
号配線をベースボディ11の中央部の開口16に挿通し
て係合片12、12に端子ねじ12a、12aによって
接続し、取付孔17によってスイッチボックス等の取付
部に固着して天井面に設置する。次いで、感知器本体2
を、感知器カバー21の係合凸部23をそれぞれ対応す
る凹部14に係合させてベース1に取着し、互いに所定
方向に相対回転して図6(b)に示すように、係合凸部
23を係合凹部15に係合して固着する。なお、感知器
本体2をベース1から取り外す場合には、係合するとき
とは反対方向に回転させ離脱することができる。
号配線をベースボディ11の中央部の開口16に挿通し
て係合片12、12に端子ねじ12a、12aによって
接続し、取付孔17によってスイッチボックス等の取付
部に固着して天井面に設置する。次いで、感知器本体2
を、感知器カバー21の係合凸部23をそれぞれ対応す
る凹部14に係合させてベース1に取着し、互いに所定
方向に相対回転して図6(b)に示すように、係合凸部
23を係合凹部15に係合して固着する。なお、感知器
本体2をベース1から取り外す場合には、係合するとき
とは反対方向に回転させ離脱することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の煙感
知器は、簡単な構造によって感知ヘッド22の係合ばね
と取付ベース1の係合片12との電気的接続及び感知器
本体2の着脱を容易に行うことができ、結線作業性が良
くてメンテナンスのし易いものである。しかしながら上
記の構造は、図7に示すように、施工時に、感知器本体
2が係合凸部23の1カ所のみ係合し傾いて取着されて
回動されることがあった。そして、ベースボディ11の
周壁13の上面と感知器カバー21の周縁とが当接する
とともに、一カ所の係合凸部23のみが係合凹部15に
係合することによって、当該係合凸部23が折損するこ
ととなった。
知器は、簡単な構造によって感知ヘッド22の係合ばね
と取付ベース1の係合片12との電気的接続及び感知器
本体2の着脱を容易に行うことができ、結線作業性が良
くてメンテナンスのし易いものである。しかしながら上
記の構造は、図7に示すように、施工時に、感知器本体
2が係合凸部23の1カ所のみ係合し傾いて取着されて
回動されることがあった。そして、ベースボディ11の
周壁13の上面と感知器カバー21の周縁とが当接する
とともに、一カ所の係合凸部23のみが係合凹部15に
係合することによって、当該係合凸部23が折損するこ
ととなった。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、感知器カバーのベースへ
の係合を確実に行うことができ、以て、施工性の優れた
感知器を提供することにある。
で、その目的とするところは、感知器カバーのベースへ
の係合を確実に行うことができ、以て、施工性の優れた
感知器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の感知器は、天井面への取付用のベー
スと、検知対象の所定事態の変化を感知するための感知
ヘッドを有している感知器カバーと、を備えた感知器で
あって、互いに所定方向に相対回転させて着脱自在に係
合するツイストロック用の係合手段として、感知器カバ
ーは周縁部より内方に向けて突出する係合凸部を有する
とともにベースは周壁外面に該係合凸部に対応する凹部
とこの凹部に隣接する係合凹部とを有する感知器におい
て、前記感知器カバーは、回転係合するときに前記周壁
の内面に当接してベースへの取着をガイドするガイド部
を有することとしている。これにより、感知器カバーが
ガイド部にガイドされベースに取着されるものとなる。
に、請求項1記載の感知器は、天井面への取付用のベー
スと、検知対象の所定事態の変化を感知するための感知
ヘッドを有している感知器カバーと、を備えた感知器で
あって、互いに所定方向に相対回転させて着脱自在に係
合するツイストロック用の係合手段として、感知器カバ
ーは周縁部より内方に向けて突出する係合凸部を有する
とともにベースは周壁外面に該係合凸部に対応する凹部
とこの凹部に隣接する係合凹部とを有する感知器におい
て、前記感知器カバーは、回転係合するときに前記周壁
の内面に当接してベースへの取着をガイドするガイド部
を有することとしている。これにより、感知器カバーが
ガイド部にガイドされベースに取着されるものとなる。
【0009】また、請求項2記載の感知器は、請求項1
記載のガイド部を、ベースへの取着時に周壁内面に当接
するとともに回動時にはその当接が離れるよう成してい
る。これにより、回動時には係合凸部のみにて回動がガ
イドされるものとなる。
記載のガイド部を、ベースへの取着時に周壁内面に当接
するとともに回動時にはその当接が離れるよう成してい
る。これにより、回動時には係合凸部のみにて回動がガ
イドされるものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の感知器の一実施の
形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0011】図1は、感知器の斜視図で、(a)はベー
スの下方斜視図、(b)は感知器本体の上方斜視図であ
る。図2は、図1に示す感知器の感知器本体を示す図
で、(a)は下方からみた平面図、(b)は要部である
ガイド部を示す周縁部B−B断面図、(c)はC−C断
面図である。図3は、図1に示す感知器のベースを示す
図で、(a)は下方からみた平面図、(b)は要部であ
るガイド部との関係を説明するための周縁部B−B断面
図である。
スの下方斜視図、(b)は感知器本体の上方斜視図であ
る。図2は、図1に示す感知器の感知器本体を示す図
で、(a)は下方からみた平面図、(b)は要部である
ガイド部を示す周縁部B−B断面図、(c)はC−C断
面図である。図3は、図1に示す感知器のベースを示す
図で、(a)は下方からみた平面図、(b)は要部であ
るガイド部との関係を説明するための周縁部B−B断面
図である。
【0012】この感知器は、従来例にて説明した火災感
知器と同様の煙感知器で、従来例と同じく、ベース1
と、感知器本体2とを備えている。ベース1は、従来例
と同一の天井面への取付用の部材で、ベースボディ11
と、信号線を接続するための端子ねじ12a、12aが
螺着されている電気接続手段である係合片12、12と
を有している。
知器と同様の煙感知器で、従来例と同じく、ベース1
と、感知器本体2とを備えている。ベース1は、従来例
と同一の天井面への取付用の部材で、ベースボディ11
と、信号線を接続するための端子ねじ12a、12aが
螺着されている電気接続手段である係合片12、12と
を有している。
【0013】ベースボディ11は、例えばABS樹脂材
料等の合成樹脂材料により、円状のベースボディ11の
外形寸法より僅かに小さい外形寸法を持っている周壁1
3と、信号配線を挿通するための底面中央部の開口16
と、この開口を挟んだ直線上の、ベース1を天井面に設
けられているスイッチボックス等の取付部に固着するた
めの取付孔17と、を有して一面開口の円筒状に形成さ
れている。周壁13には、後述する感知器本体2の感知
器カバー21に形成された係合凸部23に対応し、ベー
ス1と感知器本体2とを所定の位置関係にて取着するた
めの凹部14と、この凹部14に隣接する係合凹部15
とが形成されている。
料等の合成樹脂材料により、円状のベースボディ11の
外形寸法より僅かに小さい外形寸法を持っている周壁1
3と、信号配線を挿通するための底面中央部の開口16
と、この開口を挟んだ直線上の、ベース1を天井面に設
けられているスイッチボックス等の取付部に固着するた
めの取付孔17と、を有して一面開口の円筒状に形成さ
れている。周壁13には、後述する感知器本体2の感知
器カバー21に形成された係合凸部23に対応し、ベー
ス1と感知器本体2とを所定の位置関係にて取着するた
めの凹部14と、この凹部14に隣接する係合凹部15
とが形成されている。
【0014】係合凹部15は、ベース1と感知器本体2
とを互いに所定方向に相対回転させて着脱自在に係合す
る、ベース1側のツイストロック用の係合手段に相当す
る部分で、周壁13の円形状の外形と同一中心を持って
所定寸法の段差曲面を形成する曲率半径にて形成された
凹部14に連なる曲面状に形成されている。この係合凹
部15は、周壁13の円周の所定箇所に所定の幅を持っ
て形成され、従って、この係合凹部15の幅に見合って
周壁13の外形の円形形状と同一中心を持って周壁内方
に突出する段差面の、凸曲面15aが周壁13の内面側
に形成されている。
とを互いに所定方向に相対回転させて着脱自在に係合す
る、ベース1側のツイストロック用の係合手段に相当す
る部分で、周壁13の円形状の外形と同一中心を持って
所定寸法の段差曲面を形成する曲率半径にて形成された
凹部14に連なる曲面状に形成されている。この係合凹
部15は、周壁13の円周の所定箇所に所定の幅を持っ
て形成され、従って、この係合凹部15の幅に見合って
周壁13の外形の円形形状と同一中心を持って周壁内方
に突出する段差面の、凸曲面15aが周壁13の内面側
に形成されている。
【0015】感知器本体2は、感知器カバー21と、こ
の感知器カバー21に図示していない所定の取付構造に
て固着されている感知ヘッド22とを有している。感器
ヘッド22は、この煙感知器の検知対象である所定事態
の変化に相当する、所定区域の火災により生ずる煙の発
生を感知するため、投光器からの光が煙によって散乱さ
れ受光器に入る散乱光光量が変化するのを感知するため
の感知室及び感知回路等を内部に有し、外面には、煙導
入窓及び感知器カバー21に設けられている係合ばね2
5と接続される接続部22a等を有している。
の感知器カバー21に図示していない所定の取付構造に
て固着されている感知ヘッド22とを有している。感器
ヘッド22は、この煙感知器の検知対象である所定事態
の変化に相当する、所定区域の火災により生ずる煙の発
生を感知するため、投光器からの光が煙によって散乱さ
れ受光器に入る散乱光光量が変化するのを感知するため
の感知室及び感知回路等を内部に有し、外面には、煙導
入窓及び感知器カバー21に設けられている係合ばね2
5と接続される接続部22a等を有している。
【0016】感知器カバー21は、例えばABS樹脂材
料等の合成樹脂材料により、ベースボディ11の外形寸
法と略同一の外形寸法を持っている略円錐台状の、上底
面の感知ヘッド22を取り付けるための図示していない
取付構造を有する円状の開口と、下底面の周縁部より内
方に向けて突出する係合凸部23と、ガイド部24と、
係合ばね25を固着する所定の固着構造とを有して両面
開口の中空円錐台状に形成されている。
料等の合成樹脂材料により、ベースボディ11の外形寸
法と略同一の外形寸法を持っている略円錐台状の、上底
面の感知ヘッド22を取り付けるための図示していない
取付構造を有する円状の開口と、下底面の周縁部より内
方に向けて突出する係合凸部23と、ガイド部24と、
係合ばね25を固着する所定の固着構造とを有して両面
開口の中空円錐台状に形成されている。
【0017】係合凸部23は、前記係合凹部15に係合
する感知器カバー21側の係合手段に相当する部分で、
前記凹部14に対応する位置に凹部14より僅かに小さ
い幅寸法と僅かに小さい段差とをもって形成されてい
る。そして、感知器カバー21をベースボディ11に取
着するときに係合凸部23の先端面が凹部14の底面に
当接し、さらに回動時には係合凹部15の曲面に当接し
て、感知器カバー21とベースボディ11とを係合する
ときに位置決め及びガイドをする。
する感知器カバー21側の係合手段に相当する部分で、
前記凹部14に対応する位置に凹部14より僅かに小さ
い幅寸法と僅かに小さい段差とをもって形成されてい
る。そして、感知器カバー21をベースボディ11に取
着するときに係合凸部23の先端面が凹部14の底面に
当接し、さらに回動時には係合凹部15の曲面に当接し
て、感知器カバー21とベースボディ11とを係合する
ときに位置決め及びガイドをする。
【0018】ガイド部24は、感知器カバー21をベー
スボディ11に回転係合するときに感知器カバー21の
取着をガイドするもので、感知器カバー21の内面に、
所定の高さのコ字状を有して形成されている。このガイ
ド部24は、図3にて破線及び二点鎖線で示すように、
感知器カバー21のベースボディ11への取着時には、
周壁13の内面である凸曲面15aに当接するとともに
矢印Aの方向への回動時には該当接が離れる、感知器カ
バー21の内面上の所定位置に所定高さを持って設けら
れている。従って、回動時には係合凸部23の先端面の
みが位置決めとして作用することとなる。なお、このも
のにおいても、従来例のものと同様に、上記係合凸部2
3と凹部14とは、感知器カバー21とベースボディ1
1との周縁の対応する3カ所に1乃至3つがそれぞれ形
成され、ベース1と感知器本体2とが所定の位置関係に
て取着されて係合されるようになっている。また、係合
するときとは反対方向に回転させ離脱させるときに、ガ
イド部24を凸曲面15aに当接し易くするために周壁
13内面のR指示部にはアール状の面取りが施されてい
る。
スボディ11に回転係合するときに感知器カバー21の
取着をガイドするもので、感知器カバー21の内面に、
所定の高さのコ字状を有して形成されている。このガイ
ド部24は、図3にて破線及び二点鎖線で示すように、
感知器カバー21のベースボディ11への取着時には、
周壁13の内面である凸曲面15aに当接するとともに
矢印Aの方向への回動時には該当接が離れる、感知器カ
バー21の内面上の所定位置に所定高さを持って設けら
れている。従って、回動時には係合凸部23の先端面の
みが位置決めとして作用することとなる。なお、このも
のにおいても、従来例のものと同様に、上記係合凸部2
3と凹部14とは、感知器カバー21とベースボディ1
1との周縁の対応する3カ所に1乃至3つがそれぞれ形
成され、ベース1と感知器本体2とが所定の位置関係に
て取着されて係合されるようになっている。また、係合
するときとは反対方向に回転させ離脱させるときに、ガ
イド部24を凸曲面15aに当接し易くするために周壁
13内面のR指示部にはアール状の面取りが施されてい
る。
【0019】係合ばね25は、前記係合片12、12と
係合する電気的接続手段で、係合片12、12の係合部
分と対応する位置に、固着鋲部品等の所定の固着構造に
より固着されている。そして、接続片25a、25aに
より前記感知ヘッド22の接続部22aによって半田付
け等により接続されることによって、感知ヘッド22の
内部の感知器回路と接続されている。この係合ばね25
は、例えば2枚のばね間にて係合片12を狭持し、ベー
ス1と感知器本体2とが所定の位置関係にて係合された
ときの電気的接続とともに、着脱自在に係止する機械的
な係止機能も有している。
係合する電気的接続手段で、係合片12、12の係合部
分と対応する位置に、固着鋲部品等の所定の固着構造に
より固着されている。そして、接続片25a、25aに
より前記感知ヘッド22の接続部22aによって半田付
け等により接続されることによって、感知ヘッド22の
内部の感知器回路と接続されている。この係合ばね25
は、例えば2枚のばね間にて係合片12を狭持し、ベー
ス1と感知器本体2とが所定の位置関係にて係合された
ときの電気的接続とともに、着脱自在に係止する機械的
な係止機能も有している。
【0020】以上説明した煙感知器は、従来例のものと
同じく、まず、ベース1に、信号配線をベースボディ1
1の中央部の開口16に挿通して係合片12、12に端
子ねじ12a、12aによって接続し、取付孔17によ
ってスイッチボックス等の取付部に固着して天井面に設
置する。次いで、感知器本体2が、感知器カバー21の
係合凸部23をそれぞれ対応する凹部14に係合させる
とともに、ガイド部24のコ字状の連結部分を周壁13
の内面側である凸曲面15aに当接させてガイドさせな
がらベース1に取着する。そして、図3の矢印Aの方向
に向け回動するときには凸曲面15aとの当接が離れ、
係合凸部23が係合凹部15に係合してベース1に着脱
自在に係合する。なお、感知器本体2をベース1から取
り外す場合には、係合するときとは反対方向に回転させ
離脱させるが、このときに前記R部のアール状の面取り
にて、ガイド部24を容易に凸曲面15aに再度当接さ
せることができ、容易に離脱し得るものとなる。
同じく、まず、ベース1に、信号配線をベースボディ1
1の中央部の開口16に挿通して係合片12、12に端
子ねじ12a、12aによって接続し、取付孔17によ
ってスイッチボックス等の取付部に固着して天井面に設
置する。次いで、感知器本体2が、感知器カバー21の
係合凸部23をそれぞれ対応する凹部14に係合させる
とともに、ガイド部24のコ字状の連結部分を周壁13
の内面側である凸曲面15aに当接させてガイドさせな
がらベース1に取着する。そして、図3の矢印Aの方向
に向け回動するときには凸曲面15aとの当接が離れ、
係合凸部23が係合凹部15に係合してベース1に着脱
自在に係合する。なお、感知器本体2をベース1から取
り外す場合には、係合するときとは反対方向に回転させ
離脱させるが、このときに前記R部のアール状の面取り
にて、ガイド部24を容易に凸曲面15aに再度当接さ
せることができ、容易に離脱し得るものとなる。
【0021】以上説明した煙感知器によると、感知器カ
バー21がガイド部24にガイドされベース1に取着さ
れるものとなるので、感知器カバー21のベース1への
取着にて、従来例のように傾いて取着係合されることが
なくて確実に行うことができ、以て、施工性の優れたも
のとなる。また、回動時は係合凸部23のみにて回動が
ガイドされるものとなるので、ガイド部24の形成の寸
法バラツキによってガイド部24が周壁13の内面に当
接することがなく、回動トルクが大きくならないので施
工性を低下させることがない。
バー21がガイド部24にガイドされベース1に取着さ
れるものとなるので、感知器カバー21のベース1への
取着にて、従来例のように傾いて取着係合されることが
なくて確実に行うことができ、以て、施工性の優れたも
のとなる。また、回動時は係合凸部23のみにて回動が
ガイドされるものとなるので、ガイド部24の形成の寸
法バラツキによってガイド部24が周壁13の内面に当
接することがなく、回動トルクが大きくならないので施
工性を低下させることがない。
【0022】なお、上記の実施の形態の説明において、
煙感知器を例示して説明したが本発明はそのもののみに
限定するものでなく、例えば火災感知用の熱感知器、防
犯用の人体検知器等であっても良い。また、ガイド部
を、ベースへの取着時に周壁内面に当接するとともに回
動時にはその当接が離れるよう成したものを例示して説
明したが、本発明はそのものに限定するものでなく、ガ
イド部がベースへの取着をガイドするのみであっても良
い。
煙感知器を例示して説明したが本発明はそのもののみに
限定するものでなく、例えば火災感知用の熱感知器、防
犯用の人体検知器等であっても良い。また、ガイド部
を、ベースへの取着時に周壁内面に当接するとともに回
動時にはその当接が離れるよう成したものを例示して説
明したが、本発明はそのものに限定するものでなく、ガ
イド部がベースへの取着をガイドするのみであっても良
い。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の感知器は、感知器カバー
がガイド部にガイドされベースに取着されるものとなる
ので、感知器カバーのベースへの取着にて、従来例のよ
うに傾いて取着係合されることがなくて確実に行うこと
ができ、以て施工性の優れたものとなる。
がガイド部にガイドされベースに取着されるものとなる
ので、感知器カバーのベースへの取着にて、従来例のよ
うに傾いて取着係合されることがなくて確実に行うこと
ができ、以て施工性の優れたものとなる。
【0024】また、請求項2記載の感知器は、請求項1
記載のものの効果に加え、回動時は係合凸部のみにて回
動がガイドされるものとなるので、ガイド部の形成の寸
法バラツキによってガイド部が周壁の内面に当接するこ
とがなく、回動トルクが大きくならないので施工性を低
下させることがない。
記載のものの効果に加え、回動時は係合凸部のみにて回
動がガイドされるものとなるので、ガイド部の形成の寸
法バラツキによってガイド部が周壁の内面に当接するこ
とがなく、回動トルクが大きくならないので施工性を低
下させることがない。
【図1】本発明の感知器の一実施の形態を示す斜視図
で、(a)はベースの下方斜視図、(b)は感知器本体
の上方斜視図である。
で、(a)はベースの下方斜視図、(b)は感知器本体
の上方斜視図である。
【図2】図1に示す感知器の感知器本体を示す図で、
(a)は下方からみた平面図、(b)は要部であるガイ
ド部を示す周縁部B−B断面図、(c)はC−C断面図
である。
(a)は下方からみた平面図、(b)は要部であるガイ
ド部を示す周縁部B−B断面図、(c)はC−C断面図
である。
【図3】図1に示す感知器のベースを示す図で、(a)
は下方からみた平面図、(b)は要部であるガイド部と
の関係を説明するための周縁部B−B断面図である。
は下方からみた平面図、(b)は要部であるガイド部と
の関係を説明するための周縁部B−B断面図である。
【図4】従来例の感知器の下方からみた斜視図である。
【図5】従来例の感知器の感知器本体を示す図で、
(a)は下方からみた平面図、(b)はB−B断面図で
ある。
(a)は下方からみた平面図、(b)はB−B断面図で
ある。
【図6】従来例の感知器のベースを示す図で、(a)は
下方からみた平面図、(b)は係合部の係合関係を説明
するための周縁部B−B断面図である。
下方からみた平面図、(b)は係合部の係合関係を説明
するための周縁部B−B断面図である。
【図7】従来例の施工不具合を説明する説明図である。
1 ベース 13 周壁 14 凹部 15 係合凹部(係合手段) 2 感知器本体 21 感知器カバー 22 感知ヘッド 23 係合凸部(係合手段) 24 ガイド部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】 天井面への取付用のベースと、検知対象
の所定事態の変化を感知するための感知ヘッドを有して
いる感知器カバーと、を備えた感知器であって、互いに
所定方向に相対回転させて着脱自在に係合するツイスト
ロック用の係合手段として、感知器カバーは周縁部より
内方に向けて突出する係合凸部を有するとともにベース
は周壁外面に該係合凸部に対応する凹部とこの凹部に隣
接する係合凹部とを有する感知器において、 前記感知器カバーは、回転係合するときに前記周壁の内
面に当接してベースへの取着をガイドするガイド部を有
することを特徴とする感知器。 - 【請求項2】 前記ガイド部を、ベースへの取着時に周
壁内面に当接するとともに回動時にはその当接が離れる
よう成したことを特徴とする請求項1記載の感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25981696A JPH10105848A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25981696A JPH10105848A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 感知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10105848A true JPH10105848A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17339402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25981696A Pending JPH10105848A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10105848A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004206280A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 検知器 |
KR100976486B1 (ko) * | 2003-09-16 | 2010-08-18 | 엘지전자 주식회사 | 디스크의 착탈이 가능한 디스크 카트리지 |
JP2013246449A (ja) * | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Nittan Co Ltd | 火災感知器および分離用治具 |
JP2015191562A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 能美防災株式会社 | 火災警報器 |
JP2018185736A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | ホーチキ株式会社 | 警報装置 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25981696A patent/JPH10105848A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004206280A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 検知器 |
KR100976486B1 (ko) * | 2003-09-16 | 2010-08-18 | 엘지전자 주식회사 | 디스크의 착탈이 가능한 디스크 카트리지 |
JP2013246449A (ja) * | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Nittan Co Ltd | 火災感知器および分離用治具 |
JP2015191562A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 能美防災株式会社 | 火災警報器 |
JP2018185736A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | ホーチキ株式会社 | 警報装置 |
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