JPH08255506A - 配線用接続装置 - Google Patents

配線用接続装置

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JPH08255506A
JPH08255506A JP6093895A JP6093895A JPH08255506A JP H08255506 A JPH08255506 A JP H08255506A JP 6093895 A JP6093895 A JP 6093895A JP 6093895 A JP6093895 A JP 6093895A JP H08255506 A JPH08255506 A JP H08255506A
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JP
Japan
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connector
blade
hook
ceiling
embedded rosette
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Pending
Application number
JP6093895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Iwai
秀明 岩井
Taizo Kawajiri
泰三 川尻
Sadao Fukuzawa
貞男 福澤
Osamu Yamada
修 山田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕様違いによる誤った接続を防止して安全性
を高める。 【構成】 250V仕様の埋込ローゼット1の下面に、
100V仕様のソケットの上面部に当接して該ソケット
の引掛け栓刃が栓刃受け口溝4に挿入されるのを阻止す
るための誤接続防止用のリブ16を突設する。250V
仕様のソケット40の上面部にリブ16が挿入されてソ
ケット40の引掛け栓刃46が栓刃受け口溝4に挿入さ
れるのを許容する挿入凹所を設ける。栓刃受け口溝4の
外周側に感電防止用の周壁部を突設させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線用接続装置に関
し、詳しくは天井に取り付けられる埋込ローゼット或い
は引掛シーリングにソケット、プラグ等を接続する構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、栓刃受け口溝を有する埋込ロ
ーゼット(或いは引掛シーリング)と、引掛け栓刃を有
する接続子とを備え、埋込ローゼットを天井に固定し、
接続子の引掛け栓刃を該埋込ローゼットの栓刃受け口溝
の下方から差し込んで接続子を回動させることによって
接続子を埋込ローゼットに機械的に接続すると共に、引
掛け栓刃を埋込ローゼット内の給電端子部に電気的に接
続するようにした配線用接続装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の埋込
ローゼット(或いは引掛シーリング)は、電圧仕様が共
通したプラグやソケットを接続できるだけでなく、電圧
仕様が異なるプラグやソケットも接続可能な形状を有し
ており、実際には250V仕様の埋込ローゼットに10
0V仕様のプラグが接続可能であり、電圧仕様が異なる
器具が誤って接続されるおそれがある。また外国に輸出
された場合、電圧仕様が異なる器具が多いため、例えば
中国のように公称電圧が220V仕様の場合に100V
仕様の器具が誤って接続される可能性がある。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、仕様違いによる誤
った接続を防止して安全性を高めることができる配線用
接続装置を提供するにあり、他の目的とするところは、
接続子の引掛け栓刃を埋込ローゼット或いは引掛シーリ
ングの栓刃受け口溝に挿入する際に給電端子部に接触し
た引掛け栓刃に指が触れるのを防いで感電防止を図るこ
とができる配線用接続装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、栓刃受け口溝4を有する埋込ローゼット
1と、引掛け栓刃46を有する接続子39とを備え、埋
込ローゼット1を天井に固定し、接続子39の引掛け栓
刃46を該埋込ローゼット1の栓刃受け口溝4の下方か
ら差し込んで接続子39を回動させることによって接続
子39を埋込ローゼット1に機械的に接続すると共に、
引掛け栓刃46を埋込ローゼット1内の給電端子部6に
電気的に接続するようにした配線用接続装置において、
埋込ローゼット1の下面側に、該埋込ローゼット1と電
圧仕様が異なる接続子39の上面部に当接して該接続子
39の引掛け栓刃46が栓刃受け口溝4に挿入されるの
を阻止するための誤接続防止用のリブ16が突設され、
該埋込ローゼット1と電圧仕様が共通する接続子39の
上面部に該リブ16が挿入されて接続子39の引掛け栓
刃46が栓刃受け口溝4に挿入されるのを許容する挿入
凹所55が設けられて成ることに特徴を有している。
【0006】また、本発明は、栓刃受け口溝31を有す
る引掛シーリング20と、引掛け栓刃46を有する接続
子39とを備え、引掛シーリング20を天井に固定し、
接続子39の引掛け栓刃46を該引掛シーリング20の
栓刃受け口溝31の下方から差し込んで接続子39を回
動させることによって接続子39を埋込ローゼット1に
機械的に接続すると共に、引掛け栓刃46を埋込ローゼ
ット1内の給電端子部6に電気的に接続するようにした
配線用接続装置において、引掛シーリング20の下面側
に、該引掛シーリング20と電圧仕様が異なる接続子3
9の上面部に当接して該接続子39の引掛け栓刃46が
栓刃受け口溝31に挿入されるのを阻止するための誤接
続防止用のリブ32が突設され、該引掛シーリング20
と電圧仕様が共通する接続子39の上面部に該リブ32
が挿入されて接続子39の引掛け栓刃46が栓刃受け口
溝31に挿入されるのを許容する挿入凹所55が設けら
れて成ることに特徴を有している。
【0007】また、埋込ローゼット1又は引掛シーリン
グ20の栓刃受け口溝4又は31の外周側に感電防止用
の周壁部17又は35を突設させるのが好ましい。
【0008】
【作用】しかして、本発明によれば、埋込ローゼット1
の下面側に、該埋込ローゼット1と電圧仕様が異なる接
続子39の上面部に当接して該接続子39の引掛け栓刃
46が栓刃受け口溝4に挿入されるのを阻止するための
誤接続防止用のリブ16を突設し、該埋込ローゼット1
と電圧仕様が共通する接続子39の上面部に該リブ16
が挿入されて接続子39の引掛け栓刃46が栓刃受け口
溝4に挿入されるのを許容する挿入凹所55を設けたこ
とにより、電圧仕様の違いによって埋込ローゼット1と
接続子39との誤った接続をしてしまう恐れを無くすこ
とができる。
【0009】また、引掛シーリング20の下面側に、該
引掛シーリング20と電圧仕様が異なる接続子39の上
面部に当接して該接続子39の引掛け栓刃46が栓刃受
け口溝31に挿入されるのを阻止するための誤接続防止
用のリブ32を突設し、該引掛シーリング20と電圧仕
様が共通する接続子39の上面部に該リブ32が挿入さ
れて接続子39の引掛け栓刃46が栓刃受け口溝31に
挿入されるのを許容する挿入凹所55を設けたことによ
り、電圧仕様の違いによって引掛シーリング20と接続
子39との誤った接続をしてしまう恐れを無くすことが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例では、100V仕様と250V仕様を
差別化する誤接続防止用のリブ16を備えた埋込ローゼ
ット1を例示する。埋め込みローゼット10は250V
仕様のもので、図2に示すように、一対の取付金具2a
を備えたプレート2と、給電端子部6と、給電端子部6
を収容するボディ5、カバー3とで構成される。給電端
子部6は、ボディ5の上面に開口した配線用孔8に面し
て配置される一対の釦7及び一対の錠ばね9と、各錠ば
ね9に接続される一対の端子板10及び一対の接触ばね
11とを備えており、この給電端子部6をボディ5に収
容した状態で組立てねじ12をカバー3のねじ挿入孔1
3からボディ5のねじ孔14に螺着することで埋込ロー
ゼット1が組立てられる。図2中、15は打込鋲であ
る。
【0011】埋込ローゼット1のカバー3には、だるま
穴状の一対の栓刃受け口溝4が形成されている。各栓刃
受け口溝4は、給電端子部6の一対の接触ばね11に対
応して設けられる給電部用溝を兼ねており、接続子39
を構成するソケット40に設けた一対の引掛け栓刃46
を各栓刃受け口溝4から個別に差し込んでソケット40
を回動させることによって、ソケット40と埋込ローゼ
ット1とが機械的及び電気的に接続されるようになって
いる。このカバー3の下面には、栓刃受け口溝4の内側
寄りにずれた位置に誤接続防止用のリブ16が突設され
ている。このリブ16は、栓刃受け口溝4と同心円状に
形成され、埋込ローゼット1と電圧仕様が共通するソケ
ットやプラグとの接続は許容し、且つ埋込ローゼット1
と電圧仕様が異なるソケットやプラグとの接続を阻止す
るためのものである。
【0012】ここで、埋込ローゼット1と電圧仕様が共
通するソケット40は、図1に示すように、円筒部42
と、円筒部42の上面部44から突出して設けられる略
L字状をした一対の引掛け栓刃46(図4(b))と、
円筒部42の上部外周縁に一体形成されるフランジ部4
3とで構成される。円筒部42の内面側には電球の口金
が接続されるねじ金具41が設けられ、円筒部42の外
面側にはソケット40の回動操作を手で行なう場合の滑
り止め部45が設けられている。本実施例では、円筒部
42のねじ金具41の奥側に円筒部42の上面部44に
開放された開口部41aが形成されており、この開口部
41aが図4(a)に示すように、埋込ローゼット1の
リブ16が挿入可能な大きさを有する挿入凹所55とな
っている。なお、ねじ金具41の奥側を閉塞して、この
閉塞部の上面部にリブ16が挿入可能な溝状或いは円形
状の挿入凹所55を形成するようにしてもよい。
【0013】次に、埋込ローゼット1とソケット40と
を接続する場合の一例を説明する。予め、埋込ローゼッ
ト1のボディ5に開口した配線用孔8(図3(c)、図
4(b))から電源コード(図示せず)を挿入して給電
端子部6の錠ばね9に接続した後に、埋込ローゼット1
を天井に取付け、この埋込ローゼット1の栓刃受け口溝
4の下方からソケット40の引掛け栓刃46を挿入す
る。
【0014】このとき、250V仕様のソケット40の
場合は、図4(a)に示すように、埋込ローゼット1の
下面から突出した誤接続防止用のリブ16が該ソケット
40の挿入凹所55(ネジ金具41の奥側の開口部41
a)に挿入されるので、リブ16に邪魔されることな
く、各引掛け栓刃46を栓刃受け口溝4の下方から夫々
差し込んでソケット40を回動させることができ、ソケ
ット40と埋込ローゼット1とを機械的及び電気的に接
続した後、電球の口金をソケット40のねじ金具41に
締め込むことによって照明器具の取付けを行なうことが
できる。これに対して、100V仕様のソケットの場合
には、本実施例のリブ16が挿入される挿入凹所55に
相当する部位が形成されないため、リブ16が邪魔にな
って100V仕様のソケットが250V仕様の埋込ロー
ゼット1に誤って接続されてしまうおそれがなくなり、
安全性が高められる。しかも、埋込ローゼット1のカバ
ー3の下面にリブ16を突出させるだけで仕様違いによ
る誤った接続を防止でき、且つリブ16はカバー3の作
製時に同時形成することが可能であるので、製造工程が
増加せず、安全性の高い接続構造を安価で実現できると
いう利点がある。
【0015】図5乃至図8は、丸型引掛シーリング20
に誤接続防止用のリブ32を設けた場合を示している。
引掛シーリング20は250V仕様のもので、給電端子
部23と、この給電端子部23を収容するボディ21及
びカバー22とで構成される。給電端子部23は、一対
の端子板24及び一対の接触ばね25と、一方の端子板
24にリード板26を介して接続される端子板27と、
各端子板24,27に取付けられる端子ねじ28とを備
えており、給電端子部23をボディ21に収容した状態
で組立てねじ30をカバー22のねじ挿入孔33からボ
ディ21のねじ孔34に螺着することで引掛シーリング
20が組み立てられる。図6中、29は打込鋲である。
【0016】引掛シーリング20のカバー22には、だ
るま穴状の一対の栓刃受け口溝31が形成されている。
各栓刃受け口溝31は給電端子部23の一対の接触ばね
25に対応して設けられる給電部用溝を兼ねており、ソ
ケット40に設けた一対の引掛け栓刃46を各栓刃受け
口溝31から個別に差し込んでソケット40を回動させ
ることによって、ソケット40と引掛シーリング20と
を機械的及び電気的に接続できるようになっている。こ
のカバー22の下面には、栓刃受け口溝31の内側寄り
にずれた位置に誤接続防止用のリブ32が突設されてい
る。このリブ32は、栓刃受け口溝31と同心円状に形
成され、引掛シーリング20と電圧仕様が共通するソケ
ットやプラグとの接続は許容し、且つ引掛シーリング2
0と電圧仕様が異なるソケットやプラグとの接続を阻止
するためのものである。尚、250V仕様のソケット4
0の構造、及びこのソケット40のねじ金具41の奥側
に挿入凹所55となる開口部41aが形成されている点
は図1乃至図4の実施例と同様であり、従って、250
V仕様の引掛シーリング20に100V仕様のソケット
が誤って接続されてしまう可能性がなく、前記実施例と
同様な作用効果が得られる。尚、本実施例では丸型引掛
シーリング20を例示したが、角型引掛シーリングであ
ってもよいのはいうまでもない。
【0017】本発明の他の実施例を図9乃至図15に示
す。本実施例では、誤接続防止用のリブ16に加えて、
埋込ローゼット1の栓刃受け口溝4の外周側に一対の半
円弧状の感電防止用の周壁部17を突出させると共に、
埋込ローゼット1に接続される接続子39としてプラグ
50を用いた場合を示している。尚、図15中、51は
配線孔、52はカバー部である。他の構成は図1乃至図
4の実施例と同様である。この感電防止用の周壁部17
は、カバー3の下面における栓刃受け口溝4の外周を囲
む位置に突出して設けられ、各周壁部17の高さは誤接
続防止用のリブ16よりも若干高く形成されると共に、
各周壁部17の内側にプラグ50の上面部が挿入可能と
なっている。そして、図13に示すように、プラグ50
の一対の引掛け栓刃46を埋込ローゼット1の一対の栓
刃受け口溝4に挿入する際に、周壁部17の存在によっ
て指が片方の引掛け栓刃46に触れる心配がなく、感電
のおそれが無くなり、安全性が高められ、そのうえ図1
4に示すように、接続後は周壁部17がプラグ50の外
周面を囲むことによって、周壁部17が埃避けとして機
能することとなり、埃による給電端子部23の短絡等を
防止でき、安全性が一層高められるものである。尚、感
電防止用の周壁部17は半円弧状以外に、リング状につ
ながった形状、或いは周方向に分断された形状であって
もよい。
【0018】上記感電防止用の周壁部17を、図16乃
至図19に示すように、丸型引掛シーリング20の栓刃
受け口溝31の外周側に突設させるようにしてもよい。
この実施例では、引掛シーリング20に接続される接続
子39としてソケット40を用いた場合を示している。
感電防止用の周壁部17の形状は図9乃至図15の実施
例と同様であり、周壁部17以外の他の構成は図5乃至
図8の引掛シーリング及びソケットの実施例と同様であ
る。従って、ソケット40の一対の引掛け栓刃46を周
壁部20の一対の栓刃受け口溝31に挿入する際に、周
壁部17の存在によって指が給電端子部6に接続された
引掛け栓刃46に触れる心配がなく、感電防止が図ら
れ、安全性が高められると共に、接続後は周壁部17が
ソケット40の外周面を囲むことによって、埃避けとし
て機能し、埃による給電端子部6の短絡等を防いで安全
性が一層高められるものである。
【0019】なお、前記各実施例では、250V仕様と
100V仕様とについて説明したが、これに限定される
ものではなく、従来例で述べたような中国の公称電圧
(220V仕様)との仕様の違いに対しても当然適用さ
れ得るものである。また、埋込ローゼット1の誤接続防
止用のリブ16、及び引掛シーリング20の誤接続防止
用のリブ32を夫々リング状に形成した場合を説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば複数のリブ
片に分断してもよく、要するに電圧仕様が異なるソケッ
トやプラグが接続されるのを阻止できるものであればよ
く、その形状は問わない。
【0020】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、埋込
ローゼットの下面側に、該埋込ローゼットと電圧仕様が
異なる接続子の上面部に当接して該接続子の引掛け栓刃
が栓刃受け口溝に挿入されるのを阻止するための誤接続
防止用のリブを突設し、該埋込ローゼットと電圧仕様が
共通する接続子の上面部に該リブが挿入されて接続子の
引掛け栓刃が栓刃受け口溝に挿入されるのを許容する挿
入凹所を設けたから、埋込ローゼットの下面に設けた誤
接続防止用のリブを、この埋込ローゼットと電圧仕様が
共通する接続子に設けた挿入凹所に挿入することで、該
埋込ローゼットと電圧仕様が共通する接続子を機械的及
び電気的に接続できる一方で、埋込ローゼットと電圧仕
様が異なる接続子には挿入凹所が形成されないので、該
埋込ローゼットと電圧仕様が異なる接続子を接続できな
くなる。従って、例えば250V仕様の埋込ローゼット
に100V仕様の接続子が誤って接続されてしまう恐れ
がなくなり、しかも埋込ローゼットの下面よりリブを突
出させるだけでよいので、安全性の高い配線接続装置を
安価で作製できるものである。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の埋込ローゼ
ットの栓刃受け口溝の外周側に感電防止用の周壁部を突
設させたから、請求項1記載の効果に加えて、接続子の
引掛け栓刃を埋込ローゼットの栓刃受け口溝に挿入する
際には、周壁部の存在によって給電端子部に接触した引
掛け栓刃に指が触れるのを防止でき、感電防止が図ら
れ、安全性をより高めることができる。
【0022】請求項3の発明は、引掛シーリングの下面
側に、該引掛シーリングと電圧仕様が異なる接続子の上
面部に当接して該接続子の引掛け栓刃が栓刃受け口溝に
挿入されるのを阻止するための誤接続防止用のリブを突
設し、該引掛シーリングと電圧仕様が共通する接続子の
上面部に該リブが挿入されて接続子の引掛け栓刃が栓刃
受け口溝に挿入されるのを許容する挿入凹所を設けたか
ら、引掛シーリングの下面に設けた誤接続防止用のリブ
を、この引掛シーリングと電圧仕様が共通する接続子に
設けた挿入凹所に挿入することで、該引掛シーリングと
電圧仕様が共通する接続子を機械的及び電気的に接続で
きる一方で、引掛シーリングと電圧仕様が異なる接続子
には挿入凹所が形成されていないので、該引掛シーリン
グと電圧仕様が異なる接続子を接続できなくなる。従っ
て、例えば250V仕様の引掛シーリングに100V仕
様の接続子が誤って接続されてしまう恐れがなくなり、
しかも引掛シーリングの下面よりリブを突出させるだけ
でよいので、安全性の高い配線接続装置を安価で作製で
きるものである。
【0023】請求項4の発明は、請求項3の引掛シーリ
ングの栓刃受け口溝の外周側に感電防止用の周壁部を突
設させたから、請求項3記載の効果に加えて、接続子の
引掛け栓刃を引掛シーリングの栓刃受け口溝に挿入する
際には、周壁部の存在によって給電端子部に接触した引
掛け栓刃に指が触れるのを防止でき、感電防止が図ら
れ、安全性をより高めることができる。
【0024】請求項5の発明は、請求項1又は請求項3
の接続子がプラグであるので、埋込ローゼット又は引掛
シーリングに対して電圧仕様の異なるプラグが誤って接
続される可能性を無くすことができる。請求項6の発明
は、請求項1又は請求項3の接続子がソケットであるの
で、埋込ローゼット又は引掛シーリングに対して電圧仕
様の異なるソケットが誤って接続される可能性を無くす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明の一実施例の埋込ローゼ
ットとソケットの分解斜視図及び組立斜視図である。
【図2】同上の埋込ローゼットの分解斜視図である。
【図3】(a)は同上の埋込ローゼットの底面図、
(b)はカバー及び取付金具付きプレートを省略した底
面図、(c)は(b)のA−A線断面図である。
【図4】(a)は同上の埋込ローゼットとソケットとの
接続状態を説明する側面図、(b)は埋込ローゼットの
平面図である。
【図5】(a)(b)は本発明の一実施例の引掛シーリ
ングとソケットの分解斜視図及び組立斜視図である。
【図6】同上の引掛シーリングの分解斜視図である。
【図7】同上の引掛シーリングの底面図である。
【図8】(a)は同上の引掛シーリングのカバーを省略
した底面図、(b)は引掛シーリングとソケットとの接
続状態を説明する側面図である。
【図9】本発明の他の実施例の埋込ローゼットの斜視図
である。
【図10】(a)(b)は同上の埋込ローゼットの底面
図及び側面図である。
【図11】(a)(b)は同上の埋込ローゼットの平面
図及び側断面図である。
【図12】(a)(b)は同上の埋込ローゼットの側面
図、(c)は側断面図である。
【図13】同上の埋込ローゼットとプラグとの接続途中
の状態を説明する側断面図である。
【図14】同上の埋込ローゼットとプラグとの接続完了
状態を説明する側断面図である。
【図15】同上の埋込ローゼットとプラグとの接続完了
状態を示す斜視図である。
【図16】本発明の他の実施例の引掛シーリングの分解
斜視図である。
【図17】(a)(b)は同上の引掛シーリングとソケ
ットとの分解斜視図及び組立斜視図、(c)は(b)の
D−D線断面図である。
【図18】同上の引掛シーリングの分解斜視図である。
【図19】(a)(b)は同上の引掛シーリングとソケ
ットとの分解斜視図及び組立斜視図である。
【符号の説明】
1 埋込ローゼット 4,31 栓刃受け口溝 16,32 リブ 17,35 周壁部 20 引掛シーリング 39 接続子 40 ソケット 50 プラグ 55 挿入凹所
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、本発明は、栓刃受け口溝31を有す
る引掛シーリング20と、引掛け栓刃46を有する接続
子39とを備え、引掛シーリング20を天井に固定し、
接続子39の引掛け栓刃46を該引掛シーリング20の
栓刃受け口溝31の下方から差し込んで接続子39を回
動させることによって接続子39を引掛シーリング20
に機械的に接続すると共に、引掛け栓刃46を引掛シー
リング20内の給電端子部23に電気的に接続するよう
にした配線用接続装置において、引掛シーリング20の
下面側に、該引掛シーリング20と電圧仕様が異なる接
続子39の上面部に当接して該接続子39の引掛け栓刃
46が栓刃受け口溝31に挿入されるのを阻止するため
の誤接続防止用のリブ32が突設され、該引掛シーリン
グ20と電圧仕様が共通する接続子39の上面部に該リ
ブ32が挿入されて接続子39の引掛け栓刃46が栓刃
受け口溝31に挿入されるのを許容する挿入凹所55が
設けられて成ることに特徴を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 修 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栓刃受け口溝を有する埋込ローゼット
    と、引掛け栓刃を有する接続子とを備え、埋込ローゼッ
    トを天井に固定し、接続子の引掛け栓刃を該埋込ローゼ
    ットの栓刃受け口溝の下方から差し込んで接続子を回動
    させることによって接続子を埋込ローゼットに機械的に
    接続すると共に、引掛け栓刃を埋込ローゼット内の給電
    端子部に電気的に接続するようにした配線用接続装置に
    おいて、埋込ローゼットの下面側に、該埋込ローゼット
    と電圧仕様が異なる接続子の上面部に当接して該接続子
    の引掛け栓刃が栓刃受け口溝に挿入されるのを阻止する
    ための誤接続防止用のリブが突設され、該埋込ローゼッ
    トと電圧仕様が共通する接続子の上面部に該リブが挿入
    されて接続子の引掛け栓刃が栓刃受け口溝に挿入される
    のを許容する挿入凹所が設けられて成ることを特徴とす
    る配線用接続装置。
  2. 【請求項2】 埋込ローゼットの栓刃受け口溝の外周側
    に感電防止用の周壁部を突設させたことを特徴とする請
    求項1記載の配線用接続装置。
  3. 【請求項3】 栓刃受け口溝を有する引掛シーリング
    と、引掛け栓刃を有する接続子とを備え、引掛シーリン
    グを天井に固定し、接続子の引掛け栓刃を該引掛シーリ
    ングの栓刃受け口溝の下方から差し込んで接続子を回動
    させることによって接続子を埋込ローゼットに機械的に
    接続すると共に、引掛け栓刃を埋込ローゼット内の給電
    端子部に電気的に接続するようにした配線用接続装置に
    おいて、引掛シーリングの下面側に、該引掛シーリング
    と電圧仕様が異なる接続子の上面部に当接して該接続子
    の引掛け栓刃が栓刃受け口溝に挿入されるのを阻止する
    ための誤接続防止用のリブが突設され、該引掛シーリン
    グと電圧仕様が共通する接続子の上面部に該リブが挿入
    されて接続子の引掛け栓刃が栓刃受け口溝に挿入される
    のを許容する挿入凹所が設けられて成ることを特徴とす
    る配線用接続装置。
  4. 【請求項4】 引掛シーリングの栓刃受け口溝の外周側
    に感電防止用の周壁部を突設させたことを特徴とする請
    求項3記載の配線用接続装置。
  5. 【請求項5】 接続子はプラグであることを特徴とする
    請求項1又は請求項3記載の配線用接続装置。
  6. 【請求項6】 接続子はソケットであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項3記載の配線用接続装置。
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