JPH0545977U - 回転コネクタ - Google Patents

回転コネクタ

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JPH0545977U
JPH0545977U JP096986U JP9698691U JPH0545977U JP H0545977 U JPH0545977 U JP H0545977U JP 096986 U JP096986 U JP 096986U JP 9698691 U JP9698691 U JP 9698691U JP H0545977 U JPH0545977 U JP H0545977U
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    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R35/02Flexible line connectors without frictional contact members
    • H01R35/025Flexible line connectors without frictional contact members having a flexible conductor wound around a rotation axis

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転コネクタの固定ピンによる固定が確実
で、使用前における固定状態の解除を明確に知ることが
できる回転コネクタを提供する。 【構成】 互いに回転自在に組付けられ、内部に環状の
空間を形成する回転ケース10と固定ケース11、環状
の空間内に渦巻状に巻回して収容される可撓性を有する
フラットケーブル20、両ケース10,11の夫々に設
けた取付部10c,11d間に跨がって着脱自在に取付
けられ両ケースの回転を規制する固定ピン30とを有
し、フラットケーブル20の巻き締り、巻き緩みにより
回転ケース10の固定ケース11に対する回転を許容す
る回転コネクタ1。固定ピン30に、取付部11dから
の離脱を規制すると共に、固定ピン30を強制的に離脱
させる所定の応力により破断あるいは変形する離脱規制
部30dを一体に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本考案は回転ケースと固定ケースとの回転を規制する固定ピンを備 えた回転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
回転コネクタは、限定された回転回数の範囲内で相対的に回転する回転部材と 固定部材との間で、電気信号、光信号あるいは電力等を伝送する可撓性を有する 伝送体のコネクタ装置として使用される。この回転コネクタは、互いに回転自在 に組付けられ、内部に環状の空間を形成する回転ケース及び固定ケース内に、渦 巻状に巻回した可撓性を有するフラットケーブルを収容したもので、前記フラッ トケーブルの巻き締り、巻き緩みにより前記回転ケースの固定ケースに対する回 転を許容している。
【0003】 この回転コネクタは、組立て製造後、左右方向への同一回転回数が確保される ように、フラットケーブルを巻き締り、巻き緩みの中立位置に調節した状態で固 定され、例えば、自動車のステアリング装置に組付けるときは、ハンドルを直進 位置に設定した状態で取付けられる。これにより、ステアリング装置の適正な作 動を確保している。
【0004】 ここにおいて、回転コネクタを中立位置に固定する手段としては、従来、スナ ップフィットと呼ばれる係止爪を有する固定ピンを回転ケースと固定ケースの夫 々に設けた取付部間に跨がって着脱自在に取付けたり、封印シールを両ケース間 に跨るっように貼付したりする手段が知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、回転コネクタを固定する手段として固定ピンを用いる場合、固定ピ ンの着脱が容易であることから、誰でも簡単に回転コネクタの固定状態を解除で きる。このため、製造時に中立位置に調整して出荷しても、車両に組付けるまで の間にいたずらや事故等によって固定状態が解除され、フラットケーブルの中立 位置への調整が乱された場合には、その事実を一見して簡単に判別することがで きなかった。従って、この状態で回転コネクタを車両に組付けると、ステアリン グ装置の適正な作動が阻害されることがあるという問題があった。
【0006】 一方、封印シールを用いた場合には、剥がれや破断によって中立位置に調整し た回転コネクタにいたずら等の作為的な行為が行われた事実を発見することがで き、誤って車両に組付けることを防止することができる。しかしながら、封印シ ールは、熱や輸送中の振動等によって剥離したり、破断し易い。このため、事故 あるいは作為的な剥離等、いずれの場合にあっても再度中立位置への調整を行わ なければならず、封印シールによる固定は好ましい手段ではなかった。
【0007】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、回転コネクタの固定ピンによる固 定が確実で、組立後における固定状態の解除を明確に知ることができる回転コネ クタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば上記目的を達成するため、互いに回転自在に組付けられ、内部 に環状の空間を形成する回転ケースと固定ケース、前記環状の空間内に渦巻状に 巻回して収容される可撓性を有するフラットケーブル、前記両ケースの夫々に設 けた取付部間に跨がって着脱自在に取付けられ両ケースの相対回転を規制する固 定ピンとを有し、前記フラットケーブルの巻き締り、巻き緩みにより前記回転ケ ースの固定ケースに対する回転を許容する回転コネクタにおいて、前記固定ピン に、前記取付部からの離脱を規制すると共に、該固定ピンを強制的に離脱させる 所定の応力により破断あるいは変形する離脱規制部を一体に設けた構成としたも のである。
【0009】
【作用】 固定ピンの離脱方向に所定の応力が作用すると、離脱規制部が破断あるいは変 形し、固定状態が人為的に解除された事実が分かる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図18に基づいて詳細に説明する。 回転コネクタ1は、図1に示すように、互いに回転自在に組付けられ、内部に 環状の空間を形成する回転ケース10と固定ケース11、前記環状の空間内に収 容される可撓性を有するフラットケーブル20(図2参照)、ケース10,11 の相対回転を規制する固定ピン30とを有している。
【0011】 回転ケース10は、内筒軸部10aと上フランジ10bとを有しており、上フ ランジ10bには、固定ピン30を取付ける取付部10c,10cが設けられ、 取付部10c,10cと対向する位置には接続部10dが設けられている。 固定ケース11は、車体側に取付固定されるケースで、外筒部11aの下部に は、適宜箇所に複数の取付フランジ11bと、接続部11cが設けられ、外筒部 11aの側壁には、取付部10c,10cと共に固定ピン30を取付ける取付部 となる挿着部11dが一体に設けられている。この挿着部11dは、後述する固 定ピン30のヒンジ部30cを容易に切断可能なように、図2に示すように、下 部が鋭利なテーパ状に形成されている。ここにおいて、挿着部11d下部のテー パ状の部分は、角度が概ね30〜90゜が適切である。
【0012】 フラットケーブル20は、電気信号、光信号あるいは電力等を伝送する伝送体 で、例えば、平行に配列した平角状の複数の電気導体を絶縁体で被覆したもので ある。このケーブル20は、渦巻状に巻回して両ケース10,11によって形成 される前記環状の空間内に収容され、内端は接続部10dで外部電線12と、ま た外端は接続部11cで外部電線13と、夫々接続される。
【0013】 固定ピン30は、互いに回転自在に組付けられる両ケース10,11の相対回 転を規制するもので、合成樹脂により、図1及び図2に示すように、係止片30 a、係止片30aと直交する挿着片30b、ヒンジ部30c及び離脱規制部30 dを一体成型したもので、取付部10c,10cと挿着部11dとの間に跨がっ て着脱自在に取付けられる。
【0014】 係止片30aは、取付部10c,10c間に配置されて回転ケース10の固定 ケース11に対する相対回転を規制する。挿着片30bは、固定ケース11の挿 着部11dに装着して固定ピン30を回転コネクタ1に取付ける部分で、上端に はフランジ部30eが設けられると共に、略中間位置にはロック爪を有するロッ ク部30fが形成されている。ヒンジ部30cは、挿着片30bと離脱規制部3 0dとの間を連結する部分で、挿着部11d下部のテーパ状の部分によって容易 に切断可能なように、この部分のみが薄肉に形成されている。離脱規制部30d は、取付部10c,10cと挿着部11dとの間に取付けた固定ピン30の離脱 を規制する部分で、ロック部30fの前記ロック爪が係合するロック孔30gが 設けられている。
【0015】 ここで、ヒンジ部30cは、断面積を変更することで、作用する引き抜き力に よって破断する強度を適宜変更することができ、断面積としては概略0.4〜2.0 mm2 に設定することが好ましい。 本考案の回転コネクタ1は、上記のように構成されており、先ず、回転ケース 10と固定ケース11とによって形成される環状の空間内にフラットケーブル2 0を渦巻状に巻回して収容すると共に、両ケース10,11を組付ける。
【0016】 次いで、両ケース10,11内に収容したフラットケーブル20を、巻き締り と巻き緩みの中立位置に調整し、固定ピン30を、離脱規制部30d側から固定 ケース11の挿着部11dに挿通し、図2に示すように、係止片30aを取付部 10c,10c間に配置する。 次に、離脱規制部30dをヒンジ部30cから外方へ折曲げ、図3に示すよう に、ロック孔30gにロック部30fを係合させて、固定ピン30を回転コネク タ1に取付ける。これにより、固定ピン30は挿着部11dに固定され、所定の 引き抜き力が作用しない限り、回転コネクタ1から外れることがない。
【0017】 このようにして、回転コネクタ1は組立てが完了すると共に、固定ピン30が 挿着部11dに固定されて回転ケース10の固定ケース11に対する相対回転が 規制される。 従って、回転コネクタ1は、所定の引き抜き力が作用しない限り、輸送等に際 して回転ケース1から固定ピン30が簡単に外れることはなく、フラットケーブ ル20が組立て時の中立位置に保持される。
【0018】 そして、使用に際しては、固定ピン30をフランジ部30eを持って上方へ所 定の力で引き抜けば、ヒンジ部30cが、図4に示すように、挿着部11dで切 断され、回転ケース10と固定ケース11との固定状態が解除される。 従って、回転コネクタ1は、固定ピン30のヒンジ部30cの破断の有無によ り、組立て後における固定状態の解除の有無を確認することができ、固定ピン3 0は封印機能をも有していることになる。
【0019】 次に、以下に本考案の変形例を説明するが、前記実施例と同一の構成部分には 同一の符合を付して詳細な説明を省略する。 図5及び図6は、本考案の第一の変形例を説明するもので、固定ピン32は、 係止片32a、係止片32aと直交する挿着片32b及び挿着片の下部両側に、 夫々薄肉のヒンジ部32cを介してロック爪32d,32dが一体に設けられて いる。
【0020】 従って、回転コネクタ1の組立てに際し、固定ピン32の挿着片32bをロッ ク爪32d,32dと共に挿着部11dに挿通すると、係止片32aが取付部1 0c,10c間に配置されると共に、ロック爪32d,32dが挿着部11dの 下部に係止される。 これにより、回転コネクタ1は、所定の引き抜き力で固定ピン32を挿着部1 1dから引き抜かない限り、回転ケース10と固定ケース11とが固定状態に保 持される。そして、回転コネクタ1は、組立て後、固定ピン32を挿着部11d から引き抜いて両ケース10,11の固定状態を解除したときには、各ヒンジ部 32cが変形したり、各ロック部32dがヒンジ部32cで破断されるので、当 該事実が容易に分かる。
【0021】 次に、本考案の第二の変形例を図7乃至図10に基づいて説明する。本変形例 においては、図7及び図8に示すように、固定ケース11の挿着部11dが、2 条のガイド片によって形成され、前記ガイド片は下部を外側に折り曲げた形状に 形成されている。また、固定ピン34は、係止片34aと直交する挿着片34b の下部側を二股に分岐させると共に、外側に向けてL字形に折り曲げた折曲部3 4c,34cが設けられている。
【0022】 従って、本変形例においては、固定ピン34は、回転ケース10と固定ケース 11とを固定すべく、挿着片34bを挿着部11dに挿通すると、挿着部11d の下部が外側に折れ曲がって形状が一致していることから、折曲部34c,34 cが弾性変形し、係止片34aが取付部10c,10c間に配置されて回転コネ クタ1に無理なく取付けることができる。
【0023】 一方、回転ケース10と固定ケース11との固定状態を解除したい場合等に、 定ピン固定ピン34を、挿着部11dから引き抜くときは、各折曲部34cが挿 着部11dの下部に引っ掛かって抵抗が大きくなる。この抵抗に抗して固定ピン 34を所定の引き抜き力で無理に引き抜くと、図9及び図10に示すように、各 折曲部34cが挿着部11dによって永久変形されてしまう。
【0024】 このため、本変形例においても、回転コネクタ1の組立て後における固定ピン 34の引き抜きは、折曲部34c,34cの変形の有無により一目瞭然に知るこ とができる。 また、本考案の第三の変形例を図11乃至図14に基づいて説明する。本変形 例においては、図11に示すように、固定ケース11の挿着部11dが2条のガ イド片によって形成されている。また、固定ピン36は、図12に示すように、 係止片36a、係止片36aと直交する挿着片36b及び挿着片36bの下端に 薄肉のヒンジ部36cを介して封印キー36dが一体に形成され、挿着片36b の中央には上下方向に装着溝36eが設けられている。
【0025】 ここで、挿着片36bは下部両側に挿着部11dに係止して抜け止めとなる係 止爪36f,36fが突設されている。また、装着溝36eは、封印キー36d を係止して装着するための溝である。 本変形例においては、固定ピン36は、装着溝36eに封印キー36dを装着 した状態で回転コネクタ1に取付けられ、回転ケース10と固定ケース11との 相対回転を固定する。
【0026】 そして、回転コネクタ1の組立て後に、両ケース10,11の固定状態を解除 したいときは、封印キー36dを上方に所定の力で引き上げる。すると、固定ピ ン36は、挿着片36bの係止爪36f,36fが挿着部11dに係止している ことから、封印キー36dのみが挿着片36bの装着溝36eに沿って引き上げ られる。
【0027】 これに伴って、挿着片36b下部のヒンジ36cが引っ張られて破断し、固定 ピン36は、封印キー36dが挿着片36bから外れる。これにより、挿着片3 6bは、装着溝36eの下部からヒンジ36cが除去されて二股形状になる。こ のため、固定ピン36は、係止爪36f,36fを持って挿着片36bの幅を狭 めれば、各係止爪36fと挿着部11dとの係止が解除され、上方へ引き上げれ ば、回転コネクタ1から簡単に外すことができる。
【0028】 従って、本変形例においても、回転コネクタ1の組立て後における固定ピン3 6の引き抜きに伴う回転ケース10と固定ケース11との固定の解除があった事 実を、封印キー36dの有無により判断できる。 更に、本考案の第四の変形例を図15乃至図18に基づいて説明する。本変形 例においては、図16に示すように、挿着部11dが2条のガイド片によって形 成されている。また、固定ピン38は、図15及ぶ図17に示すように、係止片 38a、中央に縦方向に延びる薄肉部38bを有する挿着片38c、挿着片38 cの下端に連設されて上方に立ち上がる封印キー38dが一体に形成され、挿着 片38cの下部両側には係止爪38e,38eが設けられている。
【0029】 本変形例においては、固定ピン38は、挿着片38cを挿着部11dに挿通し て、回転コネクタ1に取付けられ、回転ケース10と固定ケース11との相対回 転を固定する。 そして、回転コネクタ1の組立て後に、両ケース10,11の固定状態を解除 したいときは、封印キー38dを上方に所定の力で引き上げる。すると、固定ピ ン38は、挿着片38cの係止爪36e,36eが挿着部11dに係止している ことから、図18に示すように、応力に弱い薄肉部38bが挿着片38cから破 断され、封印キー38dと共に引き上げられる。
【0030】 このため、挿着片38cは、下部側が二股に分離される結果、係止爪38e, 38eを持って挿着片38cの幅を狭めれば、各係止爪38eと挿着部11dと の係止が解除され、上方へ引き上げれば、回転コネクタ1から簡単に外すことが できる。 従って、本変形例においても、回転コネクタ1の組立て後における固定ピン3 8の引き抜きに伴う回転ケース10と固定ケース11との固定の解除があった事 実を、薄肉部38bの挿着片38cからの破断の有無により判断できる。
【0031】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案の回転コネクタにおいては、フラットケ ーブルを巻き締りと巻き緩みの中立状態に保持でき、輸送等の使用前における固 定ピンによる回転ケースと固定ケースとの固定が確実で、組立後における固定状 態の解除を明確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転コネクタの斜視図である。
【図2】図1の回転コネクタにおいて、固定ピンを固定
していないときにおける右半部分の断面正面図である。
【図3】図1の回転コネクタにおいて、固定ピンで固定
したときの右半部分の断面正面図である。
【図4】図1の回転コネクタにおいて、作用する引き抜
き力によって固定ピンがヒンジ部から破断された状態を
示す右半部分の断面正面図である。
【図5】本考案の第一の変形例の要部を示すもので、固
定ピンで固定された回転コネクタの右半部分の断面正面
図である
【図6】図5の固定ピンを側面から見た側面図である。
【図7】本考案の第二の変形例の要部を示すもので、固
定ピンで固定された回転コネクタの右半部分の断面正面
図である。
【図8】図7の固定ピンを側面から見た側面図である。
【図9】図7の固定ピンを回転コネクタから引き抜くと
きの固定ピンの要部を示す側面図である
【図10】図9の要部を正面側から見た断面正面図であ
る。
【図11】本考案の第三の変形例の要部を示すもので、
固定ピンで固定された回転コネクタの要部を示す斜視図
である。
【図12】図11の回転コネクタの要部を示す右半部分
の断面正面図である。
【図13】図12の固定ピンを側面から見た側面図であ
る。
【図14】図13のXIV −XIV 線に沿った断面図であ
る。
【図15】本考案の第四の変形例の要部を示すもので、
固定ピンの正面図である。
【図16】図15の固定ピンを固定ケースの取付部に取
付けた状態を示す側面図である。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿った断面図であ
る。
【図18】固定ピンが破断された状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 回転コネクタ 10 回転ケース 11 固定ケース 20 フラットケーブル 30 固定ピン 30d 離脱規制部 32 固定ピン 32d ロック爪(離脱規制部) 34 固定ピン 34c 折曲部(離脱規制部) 36 固定ピン 36d 封印キー(離脱規制部) 38 固定ピン 38d 封印キー(離脱規制部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに回転自在に組付けられ、内部に環
    状の空間を形成する回転ケースと固定ケース、前記環状
    の空間内に渦巻状に巻回して収容される可撓性を有する
    フラットケーブル、前記両ケースの夫々に設けた取付部
    間に跨がって着脱自在に取付けられ両ケースの相対回転
    を規制する固定ピンとを有し、前記フラットケーブルの
    巻き締り、巻き緩みにより前記回転ケースの固定ケース
    に対する回転を許容する回転コネクタにおいて、前記固
    定ピンに、前記取付部からの離脱を規制すると共に、該
    固定ピンを強制的に離脱させる所定の応力により破断あ
    るいは変形する離脱規制部を一体に設けたことを特徴と
    する回転コネクタ。
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