JPH10105548A - ページ調整方法 - Google Patents

ページ調整方法

Info

Publication number
JPH10105548A
JPH10105548A JP8254471A JP25447196A JPH10105548A JP H10105548 A JPH10105548 A JP H10105548A JP 8254471 A JP8254471 A JP 8254471A JP 25447196 A JP25447196 A JP 25447196A JP H10105548 A JPH10105548 A JP H10105548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pages
document data
page
data arrangement
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8254471A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Tsujita
禎光 辻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8254471A priority Critical patent/JPH10105548A/ja
Publication of JPH10105548A publication Critical patent/JPH10105548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め指定されたページ数に収まる文書の作成
を迅速に行うことが可能な技術を提供する。 【解決手段】 文書の作成処理または編集処理により入
力された文書データのページ数を調整するページ調整方
法であって、入力された文書データを収めるページ数を
指定し、文書データ配置パラメータを参照して前記入力
された文書データのページ数を計算し、前記指定された
ページ数が前記計算されたページ数と異なる場合に前記
文書データ配置パラメータの値を変更し、前記指定され
たページ数と前記変更された文書データ配置パラメータ
を参照して計算されたページ数とを一致させるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の文字から成
る文書のページ数を調整するページ調整方法に関し、特
に、ワードプロセッサによって入力された文書の行間
隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書
データをページ中に配置する文書データ配置パラメータ
を調整することにより前記文書のページ数を予め指定さ
れた特定のページ数に一致させるページ調整方法に適用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサや文書編集用の
ソフトウェアを備えたパーソナルコンピュータを使用し
て文書を作成することが多くなってきている。
【0003】従来のワードプロセッサ等を用いて文書を
作成する場合には、入力する文字の文字サイズや行間
隔、ページ中の余白等を指定することにより、ページ中
に配置される文書データのフォーマットを調整すること
が可能である。
【0004】一方、前記従来のワードプロセッサ等を用
いて文書を作成する場合に、予め定められたページ数に
文書が収まる様に文書の作成を行いたい場合がある。
【0005】前記従来のワードプロセッサ等を用いて作
成された文書を予め定められたページ数に収める1つの
方法として、前記入力された文字の文字サイズや行間
隔、ページ中の余白等を指定を変更するフォーマットの
調整を繰り返す方法が挙げられる。
【0006】前記従来のワードプロセッサにおいて入力
された文字の文字サイズや行間隔、ページ中の余白等を
指定を変更するフォーマットの調整を繰り返すことによ
って、予め定められたページ数での文書の作成が一応可
能となるが、試行錯誤を繰り返すことになる為、予め定
められたページ数での文書の作成には時間を要してい
た。
【0007】また、文書サイズに最適の用紙サイズを自
動選択して印刷を行う印刷処理装置については、特開平
6−115209号に記載されている。
【0008】その概要は、印刷対象文書の書式から用紙
サイズ情報を抽出する文書用紙サイズ情報取得手段と、
前記用紙サイズ情報と印刷装置で印刷可能な用紙サイズ
とから最適な印刷用紙サイズを決定する印刷用紙サイズ
決定手段と、前記決定された印刷用紙サイズ情報ととも
に所定のページ記述言語形式で前記印刷対象文書を印刷
装置に送信する処理手段とを備えるものである。
【0009】前記の特開平6−115209号公報に記
載の技術では、ユーザの指定なしに文書サイズに最適の
用紙サイズが自動選択された後に印刷出力が実行され、
また、最適の用紙サイズが得られない時には、余白やデ
ータの欠けが生じない印刷出力が実行される印刷処理装
置を提供している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0011】すなわち、従来のワードプロセッサや印刷
処理装置では、作成された文書のページ数は入力された
文字数や、行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段
落間隔等の値によって決定されており、作成された文書
を予め指定されたページ数に収める機能がない為、作成
者が意図するページ数に文書を収めるには、作成者が前
記行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等
を調整する必要があるという問題があった。
【0012】例えば、前記従来のワードプロセッサや印
刷処理装置において、作成された文書を1ページに収め
て印刷を行いたい場合には、前記文書の作成者が前記行
間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等を調
整し、印刷を行ったときに1ページに収まる様に文書を
編集する必要がある。
【0013】また、前記従来のワードプロセッサや印刷
処理装置において、印刷時に1ページに収まる様に編集
されていた文書に更に編集を加え、編集後の文書が2ペ
ージ目に数行はみ出してしまった場合に、それに気づか
ずに印刷を行うと、当然結果は2枚の紙となって出力さ
れ、作成者の意図するものとは異なった結果となってし
まうという問題があった。
【0014】本発明の目的は、予め指定されたページ数
に収まる文書の作成を迅速に行うことが可能な技術を提
供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、特定の文書データ配
置パラメータから優先的に変更を加えることによって予
め指定されたページ数に収まる文書の作成を行うことが
可能な技術を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、文書データをページ
中に配置したときのバランスを損なうことなく予め指定
されたページ数に収まる文書の作成を行うことが可能な
技術を提供することにある。
【0017】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0019】(1)文書の作成処理または編集処理によ
り入力された文書データのページ数を調整するページ調
整方法であって、入力された文書データの文書データ配
置パラメータの値を変更することにより、前記入力され
た文書データのページ数を予め指定されたページ数に一
致させるものである。
【0020】前記ページ調整方法では、文書を作成、編
集および印刷する為のワードプロセッサ等の処理におい
て、入力された文書を収めるページ数を指定し、ディス
プレイ装置に表示される文書データのページ数や印刷時
における文書データの印刷枚数が指定のページ数に収ま
る様に、文書データをページ中に配置するパラメータで
ある文書データ配置パラメータを自動的に調整する。
【0021】前記ページ調整方法では、まず、入力され
た文書を収めるページ数を指定した後、行間隔、文字サ
イズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書データ配置
パラメータを参照して前記入力された文書のページ数を
計算する。
【0022】次に、前記指定されたページ数と前記計算
されたページ数とを比較し、前記指定されたページ数が
前記計算されたページ数と異なる場合には、前記行間
隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書
データ配置パラメータの値を変更する。
【0023】前記文書データ配置パラメータの値を変更
した後、前記指定されたページ数と前記変更された文書
データ配置パラメータを参照して計算されたページ数と
を比較し、前記指定されたページ数と前記計算されたペ
ージ数とが一致するまで前記文書データ配置パラメータ
を調整する。
【0024】例えば、前記ページ調整方法において、ユ
ーザが作成した1ページと数行にわたる様な文書を1ペ
ージに収めたい場合には、その文書の文書データ配置パ
ラメータである行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及
び段落間隔等の値を減少させて、1ページに収まる文書
を作成する。
【0025】従来のワードプロセッサや印刷処理装置で
は、人手により文字サイズ、行間隔等を調整して希望す
るページに文書を収めていたが、前記ページ調整方法に
より、より早く確実に希望するページの文書を作成する
ことができる。
【0026】また、前記従来のワードプロセッサや印刷
処理装置において、印刷時に1ページに収まる様に編集
されていた文書に更に編集を加え、編集後の文書が2ペ
ージ目に数行はみ出してしまった場合等の手違いによる
枚数の増加を防ぐことにより、印刷時のむだ紙を少なく
することができ、印刷用紙の節約も可能となる。
【0027】以上の様に、前記ページ調整方法によれ
ば、文書データを配置するページ数が特定のページ数と
なる様に文書データ配置パラメータを変更するので、予
め指定されたページ数に収まる文書の作成を迅速に行う
ことが可能である。
【0028】(2)前記(1)に記載されたページ調整
方法において、変更が許可された文書データ配置パラメ
ータを前記優先順位に従って変更するものである。
【0029】前記ページ調整方法では、予め前記行間
隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書
データ配置パラメータに変更を許可するかどうか示す情
報や変更を行う優先順位を設定しておく。
【0030】前記指定されたページ数と前記計算された
ページ数とを比較したときに、前記指定されたページ数
が前記計算されたページ数と異なる場合には、変更が許
可された文書データ配置パラメータを前記優先順位に従
って変更する。
【0031】前記ページ調整方法において、前記指定さ
れたページ数が前記計算されたページ数と異なる場合に
変更する文書データ配置パラメータとしては、行間隔、
文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の複数の文
書データ配置パラメータがあるが、文書データ配置パラ
メータによっては、その値の変更により著しく読み難く
なる場合がある。
【0032】例えば、文書データ配置パラメータとして
文字サイズを変更して文字の横の長さを変化させた場合
には、文字の形状が変化することにより判読が困難とな
ることが考えられる。
【0033】そこで、前記ページ調整方法では、複数の
文書データ配置パラメータに変更を許可するかどうかを
示す情報や変更を行う優先順位を設定し、変更が許可さ
れた文書データ配置パラメータを前記優先順位に従っ
て、前記文書データ配置パラメータの調整を行う。
【0034】以上の様に、前記ページ調整方法によれ
ば、変更が許可された文書データ配置パラメータを優先
順位に従って変更するので、特定の文書データ配置パラ
メータから優先的に変更を加えることによって予め指定
されたページ数に収まる文書の作成を行うことが可能で
ある。
【0035】(3)前記(1)または(2)に記載され
たページ調整方法において、ページ中への配置時のバラ
ンスを考慮したバランス許容範囲内でページ調整を行う
ものである。
【0036】前記ページ調整方法では、予め前記行間
隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書
データ配置パラメータに、文書データをページ中へ配置
したときのバランスを考慮したバランス許容範囲を設定
する。
【0037】前記指定されたページ数と前記計算された
ページ数とを比較したときに、前記指定されたページ数
が前記計算されたページ数と異なる場合には、前記設定
されたバランス許容範囲内で変更を行う。
【0038】前記ページ調整方法において、前記指定さ
れたページ数が前記計算されたページ数と異なる場合に
変更する文書データ配置パラメータである、行間隔、文
字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等には、物理的
に調整可能な範囲である調整可能範囲が存在するが、前
記調整可能範囲の限度まで文書データ配置パラメータの
値を変更すると、他の文書データ配置パラメータとのバ
ランスが損なわれ、前記変更により著しく読み難くなる
場合がある。
【0039】そこで、前記ページ調整方法では、前記文
書データ配置パラメータにページ中への配置時のバラン
スを考慮したバランス許容範囲を設定し、前記バランス
許容範囲内で前記文書データ配置パラメータの調整を行
う。
【0040】以上の様に、前記ページ調整方法によれ
ば、文書データ配置パラメータの変更を行う際にページ
中への配置時のバランスを考慮した特定の許容範囲内で
の変更を行うので、文書データをページ中に配置したと
きのバランスを損なうことなく予め指定されたページ数
に収まる文書の作成を行うことが可能である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のページ調整方法
において、文書の作成処理または編集処理により入力さ
れた文書データを配置するページ数を予め指定されたペ
ージ数に調整する一実施形態のページ調整方法を実施す
る実施装置について説明する。
【0042】図1は、本実施形態のページ調整方法を実
施する実施装置の概略構成を示す図である。図1におい
て、110はCPU、120はキーボード、130はデ
ィスプレイ装置、140は印刷装置、150はメモリ、
151は編集制御部、152は文書データバッファ、1
53はページ数計算部、154は自動調整部、155は
調整用パラメータ保持部、156は印刷装置制御部であ
る。
【0043】図1に示す様に、本実施形態のページ調整
方法を実施する実施装置は、CPU110と、キーボー
ド120と、ディスプレイ装置130と、印刷装置14
0と、メモリ150と、編集制御部151と、文書デー
タバッファ152と、ページ数計算部153と、自動調
整部154と、調整用パラメータ保持部155と、印刷
装置制御部156とを有している。
【0044】また、図1に示す様に、本実施形態のペー
ジ調整方法を実施する実施装置では、ページ調整処理全
体を制御するCPU110と、文書データの入力を行う
キーボード120と、入力された文書データや文書デー
タ配置パラメータを表示するディスプレイ装置130
と、印刷装置制御部156からの情報を受けて印刷を行
う印刷装置140と、ページ調整処理を行う各処理部を
格納するメモリ150とを接続している。
【0045】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置のメモリ150には、編集制御部151と、文書
データバッファ152と、ページ数計算部153と、自
動調整部154と、調整用パラメータ保持部155と、
印刷装置制御部156とが格納されている。
【0046】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の編集制御部151は、キーボード120等の入
力装置を介して入力されたユーザの指示により、ワード
プロセッサとしての文書作成、編集、保存等の制御を行
う制御部である。
【0047】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の文書データバッファ152は、キーボード12
0等の入力装置を介して入力された文書データや、編集
制御部151により編集中の文書データを格納するバッ
ファである。
【0048】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置のページ数計算部153は、行間隔、文字サイ
ズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書データをペー
ジ中に配置する文書データ配置パラメータを参照し、編
集制御部151によって編集された文書データが占める
ページ数を計算する処理部である。
【0049】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の自動調整部154は、編集制御部151からの
命令により行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段
落間隔等の指定の文書データ配置パラメータを参照して
文書データの自動調整を行う処理部である。
【0050】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の調整用パラメータ保持部155は、自動調整部
154での調整に用いられる行間隔、文字サイズ、文字
間隔、余白及び段落間隔等の文書データ配置パラメータ
の情報を保持する保持部であり、印刷装置制御部156
は、印刷装置140を制御する制御部である。
【0051】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置では、まず、ユーザが作成した文書データに対し
てページ数を指定し、ページ数の自動調整を要求する
と、編集制御部151が、ページ数計算部153により
計算されたページ数と、ユーザの指定したページ数を比
較する。
【0052】前記ユーザが指定したページ数とページ数
計算部153により計算されたページ数とが一致した場
合には、編集制御部151はページ数調整の為の処理を
行わないものとする。
【0053】前記ユーザの指定したページ数がページ数
計算部153により計算されたページ数よりも少ない場
合、或いは、前記ユーザの指定したページ数よりもペー
ジ数計算部153により計算されたページ数の方が少な
い場合には、編集制御部151は、自動調整部154に
対してページ数の自動調整を要求する。
【0054】ページ数の自動調整の要求を受けた自動調
整部154は、調整用パラメータ保持部155を参照し
て、予めユーザによって指定された行間隔、文字サイ
ズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書データ配置パ
ラメータを変更することによりページ数の調整を行う。
【0055】前記文書データ配置パラメータとしては、
行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等が
考えられ、また、これらのうち、変更を望まない文書デ
ータ配置パラメータについては、変更を許可しない設定
が行えるものとする。
【0056】ここで、自動調整部154により調整され
た文書データのページ数をページ数計算部153により
計算し、ユーザが指定したページ数になるまで、行間
隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書
データ配置パラメータの変更、調整を繰り返す。
【0057】この際、同じ文書データ配置パラメータを
続けて変更するのではなく、文書データとしてのバラン
スが崩れない様に、対象となる各文書データ配置パラメ
ータを少しずつ変化させるものとする。
【0058】また、文字が極端に小さくなったり、印刷
装置140の印刷可能範囲の外に文章がはみ出したりす
るといった、明らかにおかしな文書構成になる様なこと
は避けなければならない。
【0059】その為の文字の最小値や、印刷可能範囲と
いった情報も、オペレーティングシステムや印刷装置制
御部156等から取得して調整用パラメータ保持部15
5に保持しておき、制限範囲を超える様な場合にはユー
ザに実行の確認を取ることも可能とする。
【0060】図2は、本実施形態のページ調整方法を実
施する実施装置の自動調整部154の概略構成を示す図
である。図2において、200は全体調整部、201は
行間隔調整部、202は文字サイズ調整部、203は文
字間隔調整部、204は余白調整部、205は段落間隔
調整部である。
【0061】図2に示す様に、本実施形態のページ調整
方法を実施する実施装置の自動調整部154は、全体調
整部200と、行間隔調整部201と、文字サイズ調整
部202と、文字間隔調整部203と、余白調整部20
4と、段落間隔調整部205とを有している。
【0062】また、図2に示す様に、本実施形態のペー
ジ調整方法を実施する実施装置の自動調整部154で
は、全体調整部200に、行間隔調整部201と、文字
サイズ調整部202と、文字間隔調整部203と、余白
調整部204と、段落間隔調整部205とが接続されて
いる。
【0063】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の自動調整部154の全体調整部200は、調整
用パラメータ保持部155を参照し、各文書データ配置
パラメータの自動調整を行う優先順位に従って、行間隔
の調整を行う行間隔調整部201、文字サイズの調整を
行う文字サイズ調整部202、文字間隔の調整を行う文
字間隔調整部203、ページ余白の調整を行う余白調整
部204及び段落間隔の調整を行う段落間隔調整部20
5への指示を与える調整部である。
【0064】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の調整用パラメータ保持部155では、行間隔、
文字サイズ、文字幅、文字間隔、段落間隔、余白等の調
整できる文書データ配置パラメータを保持しており、そ
れぞれの項目について、ユーザが当該文書データ配置パ
ラメータを自動調整に用いることを許可しているかを示
す調整可否情報、当該文書データ配置パラメータを調整
する優先順位、当該文書データ配置パラメータの極端な
調整を避ける為の文書データ配置パラメータ相互間のバ
ランスを考慮したバランス許容範囲、当該文書データ配
置パラメータの調整可能な範囲を示す調整可能範囲が設
定されている。
【0065】図3は、本実施形態のページ調整方法を実
施する実施装置の調整用パラメータの一例を示す図であ
る。図3において、301は自動調整可否情報、302
は優先順位、303はバランス許容範囲、304は調整
可能範囲である。
【0066】図3に示す様に、本実施形態のページ調整
方法を実施する実施装置の調整用パラメータは、自動調
整可否情報301と、優先順位302と、バランス許容
範囲303と、調整可能範囲304とを有している。
【0067】また、図3に示す様に、本実施形態のペー
ジ調整方法を実施する実施装置の調整用パラメータで
は、行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔
の各文書データ配置パラメータについて、当該文書デー
タ配置パラメータの自動調整を許可するかどうかを示す
自動調整可否情報301と、各文書データ配置パラメー
タの自動調整を行う順位を示す優先順位302と、各文
書データ配置パラメータのバランスを考慮した調整範囲
を示すバランス許容範囲303と、各文書データ配置パ
ラメータの調整可能な範囲を示す調整可能範囲304と
を格納している。
【0068】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の自動調整可否情報301は、特定の文書データ
配置パラメータの自動調整を禁止することを示す情報で
あり、例えば、予め定められた文字サイズの文書等の特
定のフォーマットの文書を作成する場合に、特定の文書
データ配置パラメータの自動調整を禁止するものであ
る。
【0069】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の優先順位302は、自動調整を行う文書データ
配置パラメータの調整順位を設定する情報であり、例え
ば、調整後の文書ができるだけ読み難くならない文書デ
ータ配置パラメータとして行間隔から優先的に自動調整
を行う場合には、行間隔を最初に自動調整する調整順序
を設定するものである。
【0070】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置のバランス許容範囲303は、調整後の文書のバ
ランスを考慮した調整範囲であり、例えば、物理的に調
整可能な範囲である調整可能範囲304の範囲限界付近
で自動調整を行った場合に、調整後の文書が読み難いも
のとなる場合には、調整可能範囲304よりも更に狭い
範囲を設定するものである。
【0071】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置の自動調整部154において、例えば、現在編集
中の文書データが2ページにわたっており、前記文書デ
ータを編集している編集者がこれを1ページに収めたい
場合の自動調整処理を行う際には、まず始めに、前記自
動調整処理の要求は自動調整部154の中の全体調整部
200に渡される。
【0072】自動調整部154の全体調整部200は、
調整用パラメータ保持部155を参照し、自動調整可否
情報301で自動調整が許可された各文書データ配置パ
ラメータの優先順位302に示された順序で、行間隔、
文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔等の文書デー
タ配置パラメータの調整を行う。
【0073】ここで、調整用パラメータ保持部155に
保持された文書データ配置パラメータの優先順位302
で、行間隔の優先順位302が最も高く、行間隔の調整
が最優先であった場合には、行間隔の現在の値と他の文
書データ配置パラメータとのバランスを考慮した行間隔
のバランス許容範囲303とを確認し、バランス許容範
囲内での変更が可能であれば自動調整部154の中の行
間隔調整部201により行間隔の調整を行う。
【0074】例えば、本実施形態のページ調整方法を実
施する実施装置の自動調整部154の行間隔調整部20
1は、現在編集中の2ページの文書データを1ページに
収める場合に現在の行間隔が5ポイントであったとする
ならば、行間隔の値を1ポイント減らし、4ポイントと
する。
【0075】その後、本実施形態のページ調整方法を実
施する実施装置のページ数計算部153は、調整後の行
間隔を含む各文書データ配置パラメータの値を参照して
ページ数を計算し、前記計算されたページ数と前記文書
データを編集している編集者が指定したページ数と比較
して、前記計算されたページ数と前記指定したページ数
が一致していれば、前記文書データの自動調整処理を終
了する。
【0076】また、前記計算されたページ数と前記編集
者が指定したページ数と比較した結果、前記編集者が指
定したページ数が、前記計算された調整後のページ数よ
りも大きい場合には更に前記文書データの自動調整処理
を行う。
【0077】更に前記文書データの自動調整処理を行う
場合には、本実施形態のページ調整方法を実施する実施
装置の全体調整部200は、前記と同様にして調整用パ
ラメータ保持部155を参照し、自動調整の優先順位3
02に基づいて文書データ配置パラメータの調整を行
う。
【0078】ここでは、行間隔の調整が最優先であるの
で、行間隔の調整を行おうとするが、ここで行間隔の調
整を更に行うと、調整後の行間隔の値が他の文書データ
配置パラメータとのバランスを示すバランス許容範囲3
03の許容範囲外となる場合には、調整される文書デー
タ配置パラメータを行間隔の次に優先度の高い文書デー
タ配置パラメータに変更する。
【0079】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置において、行間隔の次に優先度の高い文書データ
配置パラメータが文字サイズである場合には、自動調整
部154の文字サイズ調整部202により、文字サイズ
の調整を行う。
【0080】例えば、現在の文字サイズが10ポイント
であったとするならば、自動調整部154の文字サイズ
調整部202は、それを1ポイント減らし、9ポイント
とする、といった処理を行う。
【0081】その後、前回同様にページ数計算部153
により調整後のページ数を計算し、前記計算したページ
数と前記文書データの編集者が指定したページ数とを比
較して、前記計算されたページ数と前記編集者が指定し
たページ数が一致していれば前記文書データの自動調整
処理を終了する。
【0082】また、前記計算されたページ数と前記編集
者が指定したページ数と比較した結果、依然として前記
編集者が指定したページ数が前記計算された調整後のペ
ージ数よりも大きい場合には、更に前記文書データの自
動調整処理を行う。
【0083】更に前記文書データの自動調整処理を続行
する場合にも、前記と同様にして調整用パラメータ保持
部155を参照し、自動調整の優先順位302及びバラ
ンス許容範囲303の値を考慮しながら調整する文書デ
ータ配置パラメータを適宜変更することにより、文書デ
ータとしての全体のバランスを保ちながら目的の枚数に
文書データを収める様に自動調整を行うことが可能とな
る。
【0084】図4は、本実施形態のページ調整方法を実
施する実施装置のページ調整処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0085】図4に示す様に、本実施形態のページ調整
方法を実施する実施装置のページ調整処理では、予め入
力されている文書データのページ数を指定し、前記指定
されたページ数に前記予め入力された文書データが収ま
る様に、行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び段落
間隔の各文書データ配置パラメータを調整する処理を表
している。
【0086】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置では、まず、ステップ401の処理で、ユーザが
予め作成した文書データに対して希望するページ数をキ
ーボード120等の入力装置を使用して指定し、前記指
定したページ数を変数P1に代入する。
【0087】次に、ステップ402の処理で、前記予め
作成された文書データのページ数を、調整前の行間隔、
文字サイズ、文字間隔、余白及び段落間隔の各文書デー
タ配置パラメータの値を使用してページ数計算部153
により計算し、前記計算された前記文書データの現在の
ページ数を変数P2に代入する。
【0088】ステップ403の処理で、自動調整部15
4の全体調整部200は、優先順位302の最も高い文
書データ配置パラメータを選択し、当該文書データ配置
パラメータの自動調整可否情報301を参照する。
【0089】ステップ404の処理で、自動調整部15
4の全体調整部200は、当該文書データ配置パラメー
タの自動調整可否情報301の内容を調べ、当該文書デ
ータ配置パラメータの調整が許可されているかどうかを
調べる。
【0090】ステップ404の処理で当該文書データ配
置パラメータの自動調整可否情報301の内容を調べた
結果、当該文書データ配置パラメータの調整が許可され
ていない場合には、自動調整部154の全体調整部20
0はステップ405の処理に進み、次の優先度の文書デ
ータ配置パラメータを参照する。
【0091】ステップ404の処理で当該文書データ配
置パラメータの自動調整可否情報301の内容を調べた
結果、当該文書データ配置パラメータの調整が許可され
ている場合には、自動調整部154の全体調整部200
はステップ406の処理に進む。
【0092】ステップ406の処理で、自動調整部15
4の全体調整部200は、行間隔調整部201、文字サ
イズ調整部202、文字間隔調整部203、余白調整部
204または段落間隔調整部205の内の当該文書デー
タ配置パラメータの調整部に制御を移し、当該文書デー
タ配置パラメータの調整部は、ステップ401の処理で
ユーザが指定したページ数P1と、調整用パラメータ保
持部155に保持された各文書データ配置パラメータの
値を使用してページ数計算部153により計算されたペ
ージ数P2とを比較する。
【0093】ステップ406の処理でユーザ指定のペー
ジ数P1とページ数計算部153により計算されたペー
ジ数P2とを比較した結果、ユーザ指定のページ数P1
がページ数計算部153により計算されたページ数P2
よりも大きい場合には、自動調整部154の当該文書デ
ータ配置パラメータの調整部はステップ407の処理に
進む。
【0094】ステップ407の処理で、自動調整部15
4の当該文書データ配置パラメータの調整部は、調整用
パラメータ保持部155に保持された文書データ配置パ
ラメータの数値を読み出した後、前記読み出した文書デ
ータ配置パラメータを増加させる。
【0095】ステップ409の処理で、自動調整部15
4の全体調整部200は、当該文書データ配置パラメー
タの調整部が増加させた値と当該文書データ配置パラメ
ータのバランス許容範囲303の値とを比較し、前記増
加させた文書データ配置パラメータの値がバランス許容
範囲内であるかどうか調べる。
【0096】ステップ409の処理で前記増加させた文
書データ配置パラメータの値とバランス許容範囲303
の値とを比較した結果、前記増加させた文書データ配置
パラメータの値がバランス許容範囲内でない場合には、
自動調整部154の全体調整部200はステップ405
の処理に進み、次の優先度の文書データ配置パラメータ
を参照する。
【0097】ステップ409の処理で前記増加させた文
書データ配置パラメータの値とバランス許容範囲303
の値とを比較した結果、前記増加させた文書データ配置
パラメータの値がバランス許容範囲内である場合には、
自動調整部154の全体調整部200はステップ410
の処理に進む。
【0098】また、ステップ406の処理でユーザ指定
のページ数P1とページ数計算部153により計算され
たページ数P2とを比較した結果、ユーザ指定のページ
数P1がページ数計算部153により計算されたページ
数P2よりも小さい場合には、自動調整部154の当該
文書データ配置パラメータの調整部はステップ408の
処理に進む。
【0099】ステップ408の処理で、自動調整部15
4の当該文書データ配置パラメータの調整部は、調整用
パラメータ保持部155に保持された文書データ配置パ
ラメータの数値を読み出した後、前記読み出した文書デ
ータ配置パラメータを減少させる。
【0100】ステップ409の処理で、自動調整部15
4の全体調整部200は、当該文書データ配置パラメー
タの調整部が減少させた値と当該文書データ配置パラメ
ータのバランス許容範囲303の値とを比較し、前記減
少させた文書データ配置パラメータの値がバランス許容
範囲内であるかどうか調べる。
【0101】ステップ409の処理で前記減少させた文
書データ配置パラメータの値とバランス許容範囲303
の値とを比較した結果、前記減少させた文書データ配置
パラメータの値がバランス許容範囲内でない場合には、
自動調整部154の全体調整部200はステップ405
の処理に進み、次の優先度の文書データ配置パラメータ
を参照する。
【0102】ステップ409の処理で前記減少させた文
書データ配置パラメータの値とバランス許容範囲303
の値とを比較した結果、前記減少させた文書データ配置
パラメータの値がバランス許容範囲内である場合には、
自動調整部154の全体調整部200はステップ410
の処理に進む。
【0103】ステップ410の処理で、ページ数計算部
153は、前記予め作成された文書データのページ数
を、調整後の行間隔、文字サイズ、文字間隔、余白及び
段落間隔の各文書データ配置パラメータの値を使用して
ページ数計算部153により計算し、前記計算された前
記文書データの現在のページ数を変数P2に代入する。
【0104】ステップ411の処理で、自動調整部15
4の全体調整部200は、ステップ401の処理でユー
ザが指定したページ数P1と、ステップ410の処理で
調整後の各文書データ配置パラメータの値を使用してペ
ージ数計算部153により計算されたページ数P2とを
比較する。
【0105】ステップ411の処理でユーザ指定のペー
ジ数P1とページ数計算部153により計算されたペー
ジ数P2とを比較した結果、ユーザ指定のページ数P1
とページ数計算部153により計算されたページ数P2
とが等しくない場合には、自動調整部154の全体調整
部200はステップ405の処理に進み、再び調整を行
う。
【0106】ステップ411の処理でユーザ指定のペー
ジ数P1とページ数計算部153により計算されたペー
ジ数P2とを比較した結果、ユーザ指定のページ数P1
とページ数計算部153により計算されたページ数P2
とが等しくなった場合には、自動調整部154の全体調
整部200はページ数の調整処理を終了する。
【0107】図5は、本実施形態のページ調整方法を実
施する実施装置のページ数計算処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0108】図5に示す様に、本実施形態のページ調整
方法を実施する実施装置のページ数計算処理では、ペー
ジ数計算部153により行間隔、文字サイズ、文字間
隔、余白及び段落間隔等の文書データ配置パラメータを
参照してページ数を計算する処理を表している。
【0109】本実施形態のページ調整方法を実施する実
施装置のページ数計算部153は、まず、ステップ50
1の処理で、調整用パラメータ保持部155に保持され
た余白の値と用紙サイズとから、印刷装置140の印刷
領域の大きさとして印刷幅と印刷長を計算する。
【0110】次に、ステップ502の処理で、ページ数
計算部153は、文書データとして予め入力されている
文字があるかどうかを調べ、予め入力されている文字が
ある場合には、ステップ503の処理に進む。
【0111】ステップ503の処理で、ページ数計算部
153は、調整用パラメータ保持部155に保持されて
いる文字サイズの値を参照し、前記参照した文字サイズ
の値を文字幅の値として行方向の長さを示す変数に加算
する。
【0112】ステップ504の処理で、ページ数計算部
153は、調整用パラメータ保持部155に保持されて
いる文字間隔の値を参照し、前記参照した文字間隔の値
を行方向の長さを示す変数に加算する。
【0113】ステップ505の処理で、ページ数計算部
153は、ステップ501の処理で計算した印刷幅とス
テップ503の処理およびステップ504の処理で加算
した行方向の長さとを比較する。
【0114】ステップ505の処理で印刷幅と行方向の
長さとを比較した結果、行方向の長さが印刷幅よりも小
さい場合にはステップ502の処理に戻り、行方向の長
さが印刷幅以上である場合には、ページ数計算部153
はステップ506の処理に進む。
【0115】ステップ506の処理で、ページ数計算部
153は、行方向の長さを示す変数の値を初期化した
後、調整用パラメータ保持部155に保持されている文
字サイズの値を参照し、前記参照した文字サイズの値を
列方向の長さを示す変数に加算する。
【0116】ステップ507の処理で、ページ数計算部
153は、調整用パラメータ保持部155に保持されて
いる行間隔の値を参照し、前記参照した行間隔の値を列
方向の長さを示す変数に加算する。
【0117】ステップ508の処理で、ページ数計算部
153は、ステップ501の処理で計算した印刷長とス
テップ506の処理およびステップ507の処理で加算
した列方向の長さとを比較する。
【0118】ステップ508の処理で印刷長と列方向の
長さとを比較した結果、列方向の長さが印刷長よりも小
さい場合にはステップ502の処理に戻り、列方向の長
さが印刷長以上である場合には、ページ数計算部153
はステップ509の処理に進む。
【0119】ステップ509の処理で、ページ数計算部
153は、列方向の長さを示す変数の値を初期化した
後、ページ数を示す変数に「1」を加算した後、ステッ
プ502の処理に戻る。
【0120】ステップ502の処理で、ページ数計算部
153は、文書データとして予め入力されている文字の
内、ページ数の計算処理で用いられていない文字が残っ
ているかどうかを調べ、ページ数の計算処理に用いられ
ていない文字がない場合には、ページ数計算処理を終了
する。
【0121】以上説明した様に、本実施形態のページ調
整方法を実施する実施装置によれば、文書データを配置
するページ数が特定のページ数となる様に文書データ配
置パラメータを変更するので、予め指定されたページ数
に収まる文書の作成を迅速に行うことが可能である。
【0122】また、本実施形態のページ調整方法を実施
する実施装置によれば、変更が許可された文書データ配
置パラメータを優先順位に従って変更するので、特定の
文書データ配置パラメータから優先的に変更を加えるこ
とによって予め指定されたページ数に収まる文書の作成
を行うことが可能である。
【0123】また、本実施形態のページ調整方法を実施
する実施装置によれば、文書データ配置パラメータの変
更を行う際にページ中への配置時のバランスを考慮した
特定の許容範囲内での変更を行うので、文書データをペ
ージ中に配置したときのバランスを損なうことなく予め
指定されたページ数に収まる文書の作成を行うことが可
能である。
【0124】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0125】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0126】(1)文書データを配置するページ数が特
定のページ数となる様に文書データ配置パラメータを変
更するので、予め指定されたページ数に収まる文書の作
成を迅速に行うことが可能である。
【0127】(2)変更が許可された文書データ配置パ
ラメータを優先順位に従って変更するので、特定の文書
データ配置パラメータから優先的に変更を加えることに
よって予め指定されたページ数に収まる文書の作成を行
うことが可能である。
【0128】(3)文書データ配置パラメータの変更を
行う際にページ中への配置時のバランスを考慮した特定
の許容範囲内での変更を行うので、文書データをページ
中に配置したときのバランスを損なうことなく予め指定
されたページ数に収まる文書の作成を行うことが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のページ調整方法を実施する実施装
置の概略構成を示す図である。
【図2】本実施形態のページ調整方法を実施する実施装
置の自動調整部154の概略構成を示す図である。
【図3】本実施形態のページ調整方法を実施する実施装
置の調整用パラメータの一例を示す図である。
【図4】本実施形態のページ調整方法を実施する実施装
置のページ調整処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】本実施形態のページ調整方法を実施する実施装
置のページ数計算処理の処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
110…CPU、120…キーボード、130…ディス
プレイ装置、140…印刷装置、150…メモリ、15
1…編集制御部、152…文書データバッファ、153
…ページ数計算部、154…自動調整部、155…調整
用パラメータ保持部、156…印刷装置制御部、200
…全体調整部、201…行間隔調整部、202…文字サ
イズ調整部、203…文字間隔調整部、204…余白調
整部、205…段落間隔調整部、301…自動調整可否
情報、302…優先順位、303…バランス許容範囲、
304…調整可能範囲。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の作成処理または編集処理により入
    力された文書データのページ数を調整するページ調整方
    法であって、 入力された文書データを収めるページ数を指定し、文書
    データ配置パラメータを参照して前記入力された文書デ
    ータのページ数を計算し、前記指定されたページ数が前
    記計算されたページ数と異なる場合に前記文書データ配
    置パラメータの値を変更し、前記指定されたページ数と
    前記変更された文書データ配置パラメータを参照して計
    算されたページ数とを一致させることを特徴とするペー
    ジ調整方法。
  2. 【請求項2】 前記文書データ配置パラメータに変更を
    許可するかどうか示す情報及び変更を行う優先順位を設
    定し、前記文書データ配置パラメータを変更する際に変
    更が許可された文書データ配置パラメータを前記優先順
    位に従って変更することを特徴とする請求項1に記載さ
    れたページ調整方法。
  3. 【請求項3】 前記文書データ配置パラメータにページ
    中への配置時のバランスを考慮したバランス許容範囲を
    設定し、前記文書データ配置パラメータを変更する際に
    前記設定されたバランス許容範囲内で変更を行うことを
    特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載さ
    れたページ調整方法。
JP8254471A 1996-09-26 1996-09-26 ページ調整方法 Pending JPH10105548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8254471A JPH10105548A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ページ調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8254471A JPH10105548A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ページ調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10105548A true JPH10105548A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17265508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8254471A Pending JPH10105548A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ページ調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10105548A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178683A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Brother Ind Ltd ラベル編集装置、プログラム、および記録媒体
US7865353B2 (en) 2005-03-22 2011-01-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Translation device, image processing device, translation method, and recording medium
JP2013054527A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
CN112270159A (zh) * 2020-10-28 2021-01-26 掌阅科技股份有限公司 信息插入方法、电子设备及存储介质

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178683A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Brother Ind Ltd ラベル編集装置、プログラム、および記録媒体
JP4678183B2 (ja) * 2004-12-21 2011-04-27 ブラザー工業株式会社 ラベル編集装置、プログラム、および記録媒体
US7865353B2 (en) 2005-03-22 2011-01-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Translation device, image processing device, translation method, and recording medium
JP2013054527A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US9256581B2 (en) 2011-09-02 2016-02-09 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, and storage medium for storing program
CN112270159A (zh) * 2020-10-28 2021-01-26 掌阅科技股份有限公司 信息插入方法、电子设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10105548A (ja) ページ調整方法
JPH1074265A (ja) 印刷制御装置及び方法、並びに印刷制御プログラムを記憶した記憶媒体
JPH05266013A (ja) 文書の頁圧縮処理方法
JP2005092426A (ja) プリンタおよびプリンタジョブ生成プログラム
JPH0581247A (ja) 文書整形方法
JP2761237B2 (ja) ワードプロセッサーにおける文章の分割禁則処理方法
JPH07160683A (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
JPS6020233A (ja) 欧邦混在文処理装置
JP2005032098A (ja) 帳票作成方法、帳票作成プログラム、帳票作成装置
JPH08132703A (ja) 文字出力方法及びその装置
JP2659209B2 (ja) 文字処理装置および文字処理方法
JPH04111116A (ja) 文字処理装置
JP2016103096A (ja) 情報処理装置、プログラム、制御方法
JPS62297924A (ja) 統合文書印刷システム
JPH06266702A (ja) 文書処理装置
JPH05165824A (ja) 情報処理装置
JPH03122762A (ja) 文書処理装置
JPH0535734A (ja) 情報処理装置
EP0710920A2 (en) Character processing device
JPH06124283A (ja) 情報処理装置
JPH0535736A (ja) 情報処理装置
JPS63217463A (ja) 文書作成装置
JPS61197269A (ja) 出力装置
JPH0387278A (ja) 印刷制御システム
JPH02257272A (ja) 文書処理装置