JPH10104084A - 多色温度計 - Google Patents

多色温度計

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JPH10104084A
JPH10104084A JP25646296A JP25646296A JPH10104084A JP H10104084 A JPH10104084 A JP H10104084A JP 25646296 A JP25646296 A JP 25646296A JP 25646296 A JP25646296 A JP 25646296A JP H10104084 A JPH10104084 A JP H10104084A
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JP
Japan
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light
optical fiber
wavelength
temperature
measurement
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JP25646296A
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English (en)
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Susumu Miki
晋 三木
Tsuneo Nishida
恒男 西田
Toshiki Nishibayashi
俊樹 西林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受光装置内部に測定対象移動機能を持たせ、受
光装置全体を移動することなく、温度計測対象箇所を変
更可能とする多色温度計を提供すること。 【解決手段】温度測定対象10からの放射光9を検出す
るために集光レンズ11を備えた受光手段(1)と、こ
の受光手段(1)に備えられた前記集光レンズ11の焦
点面における集光像の微小面積の光を抽出するため、そ
の先端の断面が前記焦点面に位置するよう設けられた光
ファイバ2と、この光ファイバ2先端の断面を前記焦点
面の光像範囲内の任意の位置に移動する移動手段(1
2)と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属等高温物
体の表面温度をその物体の分光放射輝度を基に計測する
多色温度計に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種の色温度計である
二色温度計の構成を示す図である。図6に示すようにこ
の種の色温度計は、一般に受光装置1内に、集光装置1
1から光検出器5に至る構成要素が組み込まれている。
すなわち、受光装置1の中には、ハーフミラー151、
レンズ14、ビームスプリッタ152、反射鏡161、
λ1 透過フィルタ191、λ2 透過フィルタ192、反
射鏡162、分光部11、回転セクター12等が備えら
れている。また受光装置1には、光強度加減用フィルタ
13、ファインダ15等が取り付けられている。
【0003】測定対象からの放射光9は集光装置11で
集光される。測定対象のどの部分の光を受光しているか
の確認と焦点合わせは、ハーフミラー151の透過光を
ファインダ15へ導き、目視にて行なう。ハーフミラー
151の反射光、すなわち測定光は、反射鏡161とビ
ームスプリッタ152で各々2光線に分けられる。分け
られた各光線は、それぞれλ1透過フィルタ191およ
びλ2透過フィルタ192で波長λ1と波長λ2の光線
に分光される。
【0004】図7の(a)は、上記した回転セクタ12
の構成と回転セクタ12から光検出器5へ出力される信
号を示す図であり、図7の(b)は、従来の二色温度計
の制御ブロック図である。図7の(a)において、λ1
透過フィルタ191およびλ2透過フィルタ192で分
光された各光は、回転セクタ12に入射する。回転セク
タ12には、光を透過する光透過セクタ121と光を反
射する光反射セクタ122が放射状に交互に配されてい
る。このため、回転セクタ12が回転することで、透過
と反射が繰り返される。そして、両波長の光が同じ光軸
に戻され、かつ波長λ1と波長λ2の光が交互に光検出
器5に入射される。
【0005】光検出器5としてはCCD素子等を用い、
波長λ1および波長λ2の光強度を検出し、処理・演算
装置7で予め測定の上決定している両波長の感度による
補正を行ない、波長λ1のエネルギと波長λ2のエネル
ギとの比を求める。この比を黒体輻射に対するプランク
の法則に当てはめることにより温度を導出し、出力表示
記録装置8にて表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、色温度計として
用いられている二色温度計は、測定対象からの放射光の
特定の二波長の強度を測定し、これらの強度比から黒色
輻射の式を用いて温度を算出している。しかしながら、
従来の二色温度計には以下のような問題点があった。 (1) 受光装置に集光レンズ、光学系、光検出器などを組
み込んでいるため温度計が大型になり、運搬、設置およ
び測定視野変更等の取り扱いが容易でない。また、測定
対象の微小範囲内における異なる箇所の温度を計測する
ためにも温度計全体を動かす必要があるため、精密に位
置調整可能なステージを外部に用意する必要がある。 (2) 温度を二色(二波長)のみの光エネルギから算出し
ているため、僅かなエネルギの検出誤差により温度算出
精度が低下する懸念がある。また、二色の波長が固定さ
れているため、測定温度範囲が狭い。 (3) 二色(二波長)の光エネルギを時間応答性の遅いC
CDで検出する温度計や、二波長の光を一つの検出器で
時間的に交互に検出する温度計が多く、このため1秒未
満の時間応答性に欠ける。
【0007】本発明の目的は、下記の多色温度計を提供
することにある。 (1) 受光装置内部に測定対象移動機能を持たせ、受光装
置全体を移動することなく、温度計測対象箇所を変更可
能とする多色温度計。 (2) 温度の導出を三波長以上の多色放射光強度から行な
うことで、測定精度を向上させるとともに、計測波長を
変更可能とすることで、温度計測範囲を広げる多色温度
計。 (3) 放射光強度を波長毎に高精度かつ高速時間で応答す
る検出器で計測し、温度の1秒未満の短時間変化を計測
可能とする多色温度計。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の多色温度計は以下の如く構成
されている。 (1)本発明の多色温度計は、温度測定対象からの放射
光を検出するために集光レンズを備えた受光手段と、こ
の受光手段に備えられた前記集光レンズの焦点面におけ
る集光像の微小面積の光を抽出するため、その先端の断
面が前記焦点面に位置するよう設けられた光ファイバ
と、この光ファイバ先端の断面を前記焦点面の光像範囲
内の任意の位置に移動する移動手段と、から構成されて
いる。 (2)本発明の多色温度計は上記(1)に記載の温度計
であり、かつ前記光ファイバにより伝送された光を分光
する分光手段と、この分光手段で分光された光をその波
長毎に抽出するために、任意間隔で設けられた少なくと
も三本の光ファイバからなる光ファイバアレイと、この
光ファイバアレイへの入射光波長を変更する変更手段
と、を備える。 (3)本発明の多色温度計は上記(2)に記載の温度計
であり、かつ前記光ファイバアレイから出力される分光
された光を波長毎に検出する光電子増倍管を備える。
【0009】上記手段を講じた結果、それぞれ次のよう
な作用が生じる。 (1)本発明の多色温度計によれば、温度測定対象から
の放射光を検出する集光レンズの焦点面における集光像
の微小面積の光を抽出するため、その先端の断面が前記
焦点面に位置するよう設けられた光ファイバの先端の断
面を前記焦点面の光像範囲内の任意の位置に移動するの
で、前記受光手段全体を移動することなく温度計測対象
箇所を変更でき、光像範囲内における任意の測定対象局
部の温度を測定できる。 (2)本発明の多色温度計によれば、前記光ファイバに
より伝送された光を分光手段で分光し、波長毎に抽出す
るために任意間隔で設けられた少なくとも三本の光ファ
イバからなる光ファイバアレイへの入射光波長を変更可
能とするので、測定温度域を広げることができる。例え
ば低温では長波長の光を利用し、高温では短波長の光を
利用することにより、精度の高い測定が可能な温度域を
広げることができる。 (3)本発明の多色温度計によれば、前記光ファイバア
レイから出力される分光された光を波長毎に検出する光
電子増倍管を備えたので、高感度性かつ高速時間応答性
を有することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る多色温度計の構成を示す図である。図1に示すよう
に、測定対象10からの放射光9を受光装置1の集光レ
ンズ11により結像させる。この結像面すなわち焦点面
に、光ファイバ2の先端部を設置させる。そして、この
結像の内の微小面積の光を光ファイバ2で取り出すこと
により、光ファイバ2のコア直径rで決まる測定対象1
0上の直径Rの径範囲放射光を受光可能になる。なお、
直径Rは次式(1)で表される。
【0011】 R=(s−f)r/f …(1) s:測定対象10と集光レンズ11との間の距離 f:集光レンズ11の焦点距離 このとき、光ファイバ2で測定対象10のどの部分から
の光を受光しているかは、放射光9の一部をハーフミラ
ー14でファインダ13内に導き、観測者が目視にて行
なう。なお、予め光ファイバ2の設置位置とファインダ
13内の目標ポイントとを一致させておくことで、測定
対象10の位置が正確に特定できる。
【0012】光ファイバ2の位置は、受光装置1に組み
込まれた光ファイバ把持移動機構12にて光ファイバ2
の先端部を結像面内の任意の位置に移動することで、設
定できる。このため、最初に設定した光ファイバ2の位
置に対応する計測対象10の箇所と異なる箇所の温度も
計測でき、温度分布が計測可能になる。このとき、光フ
ァイバ2の移動距離lと測定対象10上での計測位置の
移動距離Lとの関係は、次式(2)で表される。
【0013】 L=(s−f)l/f …(2) このように、光ファイバ把持移動機構12を受光装置1
に組み込むことで、測定対象10の異なる箇所の温度
も、受光装置1全体の移動機構を外部に設けることなく
測定できる。
【0014】図2は、分光装置3および光ファイバアレ
イ把持具41の構成を示す断面図である。図2において
図1と同一な部分には同一符号を付してある。図2に示
すように分光装置3では、伝送された光が回折格子31
で分光し、光ファイバアレイ把持具41により分光波長
方向に所定間隔で複数取り付けられたλ1用光ファイバ
421〜λn用光ファイバ42nに入射し、各波長毎の
光が抽出され、それぞれ図1に示すλ1用光電子増倍管
51〜λn用光電子増倍管5nへ伝送される。
【0015】図3の(a)は、光ファイバアレイの構造
を示す図であり、図3の(b)は図3の(a)に示す光
ファイバアレイを構成するλ1用光ファイバ421〜λ
n用光ファイバ42nの断面図である。本実施の形態で
は、光ファイバの数を3本以上設けることで測定点数を
増やしており、従来の二色温度計に比べて計測精度の向
上が図られている。
【0016】図4の(a)は、温度をパラメータとした
波長と放射光強度との関係を示す図である。測定波長域
は図4の(a)に示すように温度が低い領域では、赤外
光が強く、逆に可視から紫外光にかけての光は強度が低
いため、赤外領域の波長を利用することが適当であると
考えられる。しかし、温度が上昇するとこの赤外領域の
光強度の波長に対する強度変化は小さくなり、小さな計
測誤差で測定精度が大きく低下することが懸念される。
このため、高温度になるほど測定波長を短波長域に移し
た方が計測精度が高い。このような理由から、測定温度
域に応じて上記光ファイバへの入射波長域を選択できる
よう、図2に示す回折格子31の角度を回転機構32で
変更できるようにしている。
【0017】上記光ファイバアレイに入射した光は、図
1に示す各λ1用光ファイバ421〜λn用光ファイバ
42nから各測定波長毎に設けられた高感度かつ高速応
答のλ1用光電子増倍管51〜λn用電子増倍管51〜
λnへ伝送し、ここで各波長光強度が電気信号量に変換
され、λ1用信号ケーブル61〜λn用信号ケーブル6
nを介して演算処理装置7に入力される。
【0018】演算処理装置7では、複数の光電子増倍管
51〜5nから入力した光のエネルギ強度を黒色輻射の
式に当てはめ、測定対象の絶対温度を演算する。その演
算結果は、出力表示記録装置8にて表示、記録する。
【0019】図4の(b)は、ある金属表面を電子ビー
ムで加熱したときの各波長における放射光強度の時間に
対する変動を示す図である。図4の(b)では、400
〜600(609)mmの範囲の5波長の計測を実施し
た場合を示している。なお測定に先立ち、各光ファイバ
アレイ(λ1用光ファイバ421〜λn用光ファイバ4
2n)毎の測定波長を、各ファイバの伝送光を別に設け
た分光装置に導くことで正確に校正している。また、各
波長毎の集光レンズ、光ファイバ、分光装置、検出装置
等の感度は、分光放射輝度の分かっている標準ランプ光
源を用い、校正している。図4の(b)に示すように、
20ms周期の放射光の時間変動が明瞭に観測されてい
る。光変換器に用いた光電子増倍管の仕様によれば、1
μs未満の時間変動も検出可能と思料される。
【0020】図5の(a)は、波長と放射光強度の関係
を示す図である。得られたデータのある時刻における温
度Tは、図5の(a)に示すように波長と放射光強度の
関係を黒体輻射の次式(3)に基づき、演算、近似する
ことにより求めることができる。すなわち、温度Tが放
射光強度の波長依存性から導かれる。
【0021】 B=C1λ−5/{exp(C2/λT)−1} …(3) B:放射エネルギ W/cm3 T:黒体の絶対温度 K λ:放射エネルギの波長 cm C1:定数 C2:定数=1.43848 cm・K ここでは、図4の(b)の最高温度として2846K±
80Kが得られる。
【0022】図5の(b)は、加熱面の温度分布測定図
である。図5の(b)には、光ファイバ把持移動機構1
2により受光装置1内の光ファイバ設置位置を結像面内
で微小移動し、加熱点からの距離に対する温度分布を計
測した例を示している。光ファイバ把持移動機構12
は、光学用の精密コンパクトな3軸移動ステージに光フ
ァイバ固定治具を取り付け、ステージの動きと連動して
光ファイバが移動できるよう構成されている。
【0023】ステージにおいて、結像面に平行な2軸が
温度分布計測用の移動機構であり、垂直な一軸が結像面
に光ファイバを設置するための調整用の移動機構であ
る。今回の計測では、測定対象と集光レンズとのなす距
離sは2m、集光レンズ11の焦点距離fは200mm
であり、上式(2)から、光ファイバの移動距離lが1
mmの場合、測定対象面上で9mm移動した点の温度計
測が可能であることが導かれる。
【0024】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施でき
る。 (実施の形態のまとめ)実施の形態に示された構成およ
び作用効果をまとめると次の通りである。 [1]実施の形態に示された多色温度計は、温度測定の
ための測定対象10からの放射光9の受光並びに分光装
置3への伝送に光ファイバ2を用いて集光装置の小型化
を図るとともに、集光用レンズ11の焦点面における集
光像の微小面積の光を抽出するために、この光ファイバ
2先端の断面を焦点面に位置するように取り付けてい
る。さらに、この光ファイバ2先端の断面を上記焦点面
の光像範囲内任意位置で移動可能とするよう、受光装置
1内に精密な光ファイバ把持移動機構12を組み込むこ
とにより、検出装置全体を移動するステージを外部に準
備することなく、光像範囲内の任意測定対象局部の温度
を測定できるようにしている。 [2]実施の形態に示された多色温度計は、受光装置1
から光ファイバ2により伝送された光を分光装置3内の
回折格子31で分光し、この分光された光を任意間隔に
アレイ状に並べられた3本以上の複数の光ファイバ42
1〜42nからなる光ファイバアレイにより波長毎に抽
出することで、計測点数を増やし、計測精度を向上させ
ている。さらに、前記光ファイバアレイへの入射光波長
を、回折格子31の設置角度を変えることにより変更可
能とすることで、低温では長波長の光を利用し、高温で
は短波長の光を利用することにより、精度の高い測定が
可能な温度域を広げることができる。 [3]実施の形態に示された多色温度計は、上記光ファ
イバアレイを用いることで、分光装置3とは離れた場所
に、光信号を電気信号へ変換する光検出器を設置するこ
とが可能になる。このため、従来小型化が難しく分光装
置3に直接複数の検出器を取り付けることが難しかった
光電子増倍管51〜5nを利用することが可能になり、
高感度性かつ高速時間応答性をもたせることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、下記の多色温度計を提
供できる。 (1) 受光装置内部に測定対象移動機能を持たせ、受光装
置全体を移動することなく、温度計測対象箇所を変更可
能とする多色温度計。 (2) 温度の導出を三波長以上の多色放射光強度から行な
うことで、測定精度を向上させるとともに、計測波長を
変更可能とすることで、温度計測範囲を広げる多色温度
計。 (3) 放射光強度を波長毎に高精度かつ高速時間で応答す
る検出器で計測し、温度の1秒未満の短時間変化を計測
可能とする多色温度計。
【0026】すなわち本発明の多色温度計によれば、溶
融金属表面の高温で時間変動の大きな測定対象に対して
も、高速かつ高精度の測定が可能にあり、また、受光装
置全体を移動することなく、測定対象面の温度分布を測
定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る多色温度計の構成を
示す図。
【図2】本発明の実施の形態に係る分光装置および光フ
ァイバアレイ把持具の構成を示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態に係る図であり、(a)は
光ファイバアレイの構造を示す図、(b)は光ファイバ
の断面図。
【図4】本発明の実施の形態に係る図であり、(a)は
温度をパラメータとした波長と放射光強度との関係を示
す図、(b)はある金属表面を電子ビームで加熱したと
きの各波長における放射光強度の時間に対する変動を示
す図。
【図5】本発明の実施の形態に係る図であり、(a)は
波長と放射光強度の関係を示す図、(b)は加熱面の温
度分布測定図。
【図6】従来例に係る二色温度計の構成を示す図。
【図7】従来例に係る図であり、(a)は回転セクタの
構成と回転セクタから光検出器へ出力される信号を示す
図、(b)は二色温度計の制御ブロック図。
【符号の説明】
1…受光装置 11…集光レンズ 12…光ファイバ把持移動機構 13…ファインダ 14…ハーフミラー 2…光ファイバ 3…分光装置 31…回折格子 32…回転機構 33…回転角検出器 34…回転各検出信号ケーブル 41…光ファイバアレイ把持具 421〜42n…λ1〜λn用光ファイバ 51〜5n…λ1〜λn用光電子増倍管 61〜6n…λ1〜λn用信号ケーブル 7…処理演算装置 8…出力表示記録装置 9…放射光 10…測定対象 161,162,163…反射鏡

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度測定対象からの放射光を検出するため
    に集光レンズを備えた受光手段と、 この受光手段に備えられた前記集光レンズの焦点面にお
    ける集光像の微小面積の光を抽出するため、その先端の
    断面が前記焦点面に位置するよう設けられた光ファイバ
    と、 この光ファイバ先端の断面を前記焦点面の光像範囲内の
    任意の位置に移動する移動手段と、 を具備したことを特徴とする多色温度計。
  2. 【請求項2】前記光ファイバにより伝送された光を分光
    する分光手段と、 この分光手段で分光された光をその波長毎に抽出するた
    めに、任意間隔で設けられた少なくとも三本の光ファイ
    バからなる光ファイバアレイと、 この光ファイバアレイへの入射光波長を変更する変更手
    段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の多色温度
    計。
  3. 【請求項3】前記光ファイバアレイから出力される分光
    された光を波長毎に検出する光電子増倍管を備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載の多色温度計。
JP25646296A 1996-09-27 1996-09-27 多色温度計 Withdrawn JPH10104084A (ja)

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