JPH10103760A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JPH10103760A
JPH10103760A JP8253379A JP25337996A JPH10103760A JP H10103760 A JPH10103760 A JP H10103760A JP 8253379 A JP8253379 A JP 8253379A JP 25337996 A JP25337996 A JP 25337996A JP H10103760 A JPH10103760 A JP H10103760A
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JP
Japan
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hot water
flow rate
filling
water supply
output signal
Prior art date
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JP8253379A
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English (en)
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Toru Tsuruta
透 鶴田
Takayuki Otani
孝幸 大谷
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NIPPON UPRO KK
JFE Steel Corp
Toto Ltd
Original Assignee
NIPPON UPRO KK
Toto Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湯張り流量センサが故障であると判定される
場合にも湯張りを行なうことができ、しかも湯張り流量
センサの故障による浴槽からのオーバーフローも防止で
きる給湯装置を提供する。 【解決手段】 湯張り流量センサ19の出力信号のレベル
が所定のレベル以上の場合には、湯張り流量センサの出
力信号を積算した値が所定値となるときに湯張りを終了
させ、湯張り流量センサ19の出力信号のレベルが異常に
低下したときには、給水流量センサ18からの出力信号を
積算した値が所定値となるときに湯張りを終了させる。
或いはまた、湯張り流量センサ19の出力信号のレベルが
異常に低下する期間中だけ、湯張り流量センサからの出
力信号に代えて給水流量センサ18からの出力信号を積算
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水源から熱交換
器を介して給湯端末に連結された給湯配管と、この給湯
配管から、前記熱交換器の下流側で分岐され、浴槽に給
湯するための湯張り配管と、前記給湯配管の、前記湯張
り配管の分岐点よりも上流側に配設された給水量検出器
と、前記湯張り配管に配設された湯張り水量検出器と、
前記浴槽への給湯を制御する開閉弁と、前記湯張り水量
検出器からの流量信号および湯張り開始信号を受け、湯
張り開始信号に応答して前記開閉弁を開いて浴槽への給
湯を開始し、前記湯張り水量検出器からの流量信号を積
算して得られる積算流量が所定量に達したときに前記開
閉弁を閉じる制御部とを具える給湯装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上述した種類の給湯装置は既知であり、
例えば特公平6-46110 号公報に開示されている。このよ
うな給湯装置では、例えばリモコンに湯張りスイッチを
設け、これが操作されて湯張り開始信号が発生される
と、開閉弁を開いて浴槽への湯張りを開始するとともに
湯張り流量検出器からの流量信号の積分を開始してい
る。この積分値は浴槽への給湯量を表すものであり、こ
の積算値が予め設定された所定値になったときに、浴槽
への給湯量が所定量に達したと判断して開閉弁を閉じて
湯張りを終了するようにしている。
【0003】このような給湯装置において、湯張り流量
検出器が故障し、正常な給湯がなされているにも拘らず
それから発生される流量信号が異常に小さくなってしま
うときには、その積算値が所定値に達するまでの時間が
長くなり、浴槽から湯がオーバーフローしてしまう恐れ
がある。このような不具合を解消するために、従来、湯
張り流量検出器からの流量信号のレベルを検知し、それ
が所定のレベル以下に低下したときは、湯張り流量検出
器の故障と判断して湯張りを停止させることが提案され
ている。
【0004】上述したように湯張り流量検出器の出力信
号のレベルを検知して故障か否かを判断する場合、湯張
り配管に連結された給湯配管の出側に設けられたシャワ
ーや蛇口から多量の湯が出力されるとき、特に水圧が低
下していると湯張り流量検出器の出力信号のレベルが異
常に低下するので、これを故障と誤って判定してしまう
不具合がある。このような不具合を解消するために、上
述した特公平6-46110 号公報には、湯張り流量検出器の
出力信号のレベルが低下したときに、開閉弁を閉じて浴
槽への湯張りを中断し、同時に給水流量検出器からの出
力信号のレベルを検出し、このレベルが所定のレベル以
上の場合には、給湯配管に連結されたシャワーや蛇口か
ら大量の湯が出力されていると判断して、湯張り流量検
出器の故障ではないと判定することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した特公平6-4611
0 号公報に記載されている給湯装置においては、湯張り
中に湯張り流量検出器からの出力信号のレベルが所定の
レベル以下に低下した場合、開閉弁を閉じ、湯張りを一
時的に停止して給水流量検出器の出力信号をチェック
し、この出力信号が零でない場合には、湯張り流量検出
器は故障していないものと判定し、給水流量検出器の出
力信号が零となるのを待って再び開閉弁を開いて湯張り
を開始し、他方、給水流量検出器の出力信号のレベルが
零である場合には湯張り流量検出器の故障と判定して湯
張りを中止するようにしている。したがって、湯張り流
量検出器が故障でないと判定された場合には、浴槽には
所定量の湯が供給されて所望の湯張りが行われるが、湯
張り流量検出器が故障と判定された場合には、湯張りが
途中で中止されてしまうので、浴槽には所定量の湯が供
給されず、利用者に不便であった。また、このような事
態が発生したときは、湯張り流量検出器が修理または交
換されるまでは湯張り運転を行なうことができず利用者
に不便であるばかりではなく、管理者にとっても早急な
対応が望まれ、管理コストが上昇するという問題もあっ
た。
【0006】本発明の目的は、上述した従来の欠点を解
消し、湯張り流量検出器が故障であると判定される場合
にも湯張りを行なうことができ、しかも湯張り流量検出
器の故障による浴槽からのオーバーフローも防止できる
給湯装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の給湯装置は、給
水源から熱交換器を介して給湯端末に連結された給湯配
管と、この給湯配管に、前記熱交換器の下流側の分岐点
で連結され、浴槽への湯張り給湯を行なう湯張り配管
と、前記給湯配管の、前記湯張り配管の分岐点よりも上
流側に配設された給水流量検出器と、前記湯張り配管に
配設された湯張り流量検出器と、前記浴槽への湯張り給
湯を制御する開閉弁と、前記給水流量検出器および湯張
り流量検出器からの流量を表す出力信号および湯張り開
始信号を受け、湯張り開始信号に応答して前記開閉弁を
開いて浴槽への給湯を開始し、前記給水流量検出器およ
び/または湯張り流量検出器からの出力信号の積算値が
所定値に等しくなったときに前記開閉弁を閉成する制御
部とを具えることを特徴とするものである。
【0008】このような本発明による給湯装置を実施す
る態様としては種々の態様が考えられる。例えば、湯張
りの開始とともに湯張り流量検出器からの流量信号の積
算を開始し、湯張り中にこの流量信号のレベルが所定の
レベル以下に低下したときには、給水流量検出器からの
流量信号の積算を開始して、そのときまでに湯張り流量
検出器からの流量信号を積算した値に加算し、この加算
値が所定値となったときに開閉弁を閉じるようにするこ
とができる。この場合には、湯張りの途中で湯張り流量
検出器からの流量信号のレベルが所定のレベル以上に回
復する場合には、この給水流量検出器の出力信号を再度
積算してそれまでの積算値に加算するようにしても良
い。
【0009】また、湯張り開始信号に応答して給水流量
検出器および湯張り流量検出器からの流量信号の積算を
それぞれ開始し、湯張り中湯張り流量検出器の出力信号
のレベルが所定のレベルよりも低下しない場合には湯張
り流量検出器からの流量信号の積算値が所定値に達した
ときに開閉弁を閉成し、湯張りの途中で湯張り流量検出
器からの出力信号のレベルが所定のレベルよにも低下し
た場合には、前記給水流量検出器からの流量信号の積算
値が所定値に達したときに開閉弁を閉成するようにす
る。
【0010】或いはまた、湯張り開始信号に応答して給
水流量検出器および湯張り流量検出器からの流量信号の
積算をそれぞれ開始し、湯張り中湯張り流量検出器の出
力信号のレベルが所定のレベルよりも低下しない場合に
は給水流量検出器からの出力信号の積算値を零にリセッ
トし、これら給水流量検出器からの出力信号の積算値お
よび給水流量検出器からの出力信号の積算値を加算し、
この加算値が所定値に達したときに開閉弁を閉成するよ
うにしてもよい。上述した各実施態様において、前記所
定量はリモコンによって設定するようにするのが好適で
ある。このリモコンには湯張りスイッチを設け、これが
操作されたときに上述した湯張り開始信号が発生される
ようにする。また、この湯張りの際の浴槽への給湯量も
リモコンから設定してもよい。
【0011】上述した本発明による給湯装置において
は、湯張り流量検出器からの出力信号のレベルが低下し
た場合には、給水流量検出器からの出力信号に基づいて
湯張りを続行するようにしているので、湯張り流量検出
器が故障した場合でも湯張りを中断することなく実行す
ることができる。また、この場合には湯張り流量検出器
で検出される流量よりも小さくなることがない給水流量
検出器からの流量信号の積算値に基づいて制御するよう
にしているので、湯張りの際に湯が浴槽からオーバーフ
ローするようなこともない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明による給湯装置の一
実施例の構成を示す線図である。本例の給湯装置11は、
一端が給水源に連結された給湯配管12を具えており、こ
の給湯配管は、熱交換器13を経て蛇口14およびシャワー
15に連結されている。また、給湯配管12には、熱交換器
13の下流にある分岐点Aにおいて湯張り配管16を連結
し、この湯張り配管の他端は浴槽17に連結する。また、
給湯配管12の前記分岐位置の上流側に給水流量を検出す
る給水流量センサ18を配設し、湯張り配管16には湯張り
流量を検出する湯張り流量センサ19を配設する。これら
の給水水量センサ18および湯張り流量センサ19は、それ
ぞれの配管内を流れる水および湯の流量に比例した流量
信号を出力するものである。さらに、湯張り配管16には
浴槽17への給湯を制御する開閉弁20が設けられている。
上述した給水流量センサ18、湯張り流量センサ19および
開閉弁20は制御部21に接続されている。また、リモコン
22を設け、それから各種信号を制御部20へ送信できるよ
うに構成されている。給湯装置11には上述した構成以外
の構成、例えばガスバーナー、ガス配管およびそれに配
設された各種の電磁弁、点火プラグ、フレームロッド、
送気ファン、給水サーミスタ、給湯サーミスタなどが設
けられているが、これらは本発明の要部ではないので、
説明は省略する。
【0013】次に上述した本発明による給湯装置の動作
を図2に示すフローチャートをも参照して説明する。本
例では、湯張り開始と同時に、給水流量センサ18の出力
信号および湯張り流量センサ19の出力信号の積算をそれ
ぞれ開始し、湯張り中に湯張り流量センサ19の出力信号
のレベルをチェックし、所定のレベル以上の場合には、
湯張り流量センサからの流量信号の積算値が所定値に達
したときに開閉弁20を閉成し、湯張り流量センサ19の出
力信号のレベルが異常に低下した場合には、給水流量セ
ンサ18からの流量信号の積算値が所定値に達したときに
開閉弁20を閉成するものである。
【0014】図2のフローチャートに示すように、湯張
り開始信号がリモコン22から制御部21に送信されると、
ステップS1 に示すように制御部は電磁弁を以て構成さ
れている開閉弁20に信号を送り、これを開放する。これ
によって給水配管12および湯張り配管16を経て浴槽17へ
の湯張りが開始される。これと同時にステップS2 で示
すように、制御部21では、給水流量センサ18から供給さ
れる給水流量を表す出力信号の積算を開始するとともに
湯張り流量センサ19から供給される湯張り流量を表す出
力信号の積算を開始する。さらに、制御部21では、湯張
り流量センサ19の出力信号のレベルをチェックし、ステ
ップS3 に示すように、予め決められた所定のレベル以
上であるか否かを判定する。この所定のレベルは、例え
ば毎分1リットルと設定することができる。ここで、湯
張り動作中湯張り流量センサ19の出力信号のレベルが所
定のレベル以上である場合には、ステップS4 で示すよ
うに、この湯張り流量センサ19からの出力信号を積算し
た値を選択し、次のステップS5 で示すように、この積
算値が所定値を越えたか否かを判定する。この所定値
は、浴槽17内に所定のレベルまで湯張りが行われるとき
の給湯量に対応するものであり、使用者はリモコン22を
操作して設定することができる。この湯張り量は、例え
ば200 リットルとすることができる。
【0015】一方、ステップS2 において、湯張り中に
湯張り流量センサ19からの出力信号のレベルが所定のレ
ベルよりも低下したと判定される場合には、ステップS
6 で示すように給水流量センサ18からの出力信号を積算
した値が選択され、この積算値がステップS5 において
所定値と比較される。ステップS5 において、湯張り流
量センサ19の出力信号の積算値または給水流量センサ18
の出力信号の積算値が所定値を越えたと判断された場合
には、ステップS7 で示すように制御部21は開閉弁20を
閉成し、ガスの燃焼を止め、湯張りを終了する。このと
き、湯張り流量センサ19の出力信号の積算値および給水
流量センサ18の出力信号の積算値はともにリセットして
次の湯張りに備える。このように本発明においては、湯
張り流量センサ19からの出力信号のレベルが所定のレベ
ルよりも低下した場合にも、湯張りを停止する必要がな
く、浴槽17へは所定量の給湯が行われることになる。こ
こで、湯張り流量センサ19の出力信号のレベルの低下
が、このセンサの故障によるものではなく、特に水圧が
低下しているときに給湯配管12に連結された蛇口14およ
び/またはシャワー15から大量の湯が排出されたことに
よるものである場合には、給水流量センサ18によって検
出された流量のすべてが浴槽17に湯張りとして供給さ
れるものではないので、浴槽17へ給湯量は所定量よりも
少なくなるが、オーバーフローするようなことはない。
【0016】図3は本発明による給湯装置の他の実施例
での湯張り動作を示すフローチャートである。先ず、ス
テップS1 において開閉弁20が開放されて湯張りが開始
されたら、ステップS2 に示すように湯張り流量センサ
19からの出力信号のレベルが所定のレベル以上であるか
否かをチェックする。ここで所定のレベル以上であると
判定される場合には、次のステップS3 で示すように湯
張り流量センサ19からの出力信号を選択する。他方、湯
張り流量検出センサ19の出力信号のレベルが所定のレベ
ルよりも低下していると判断される場合には、ステップ
S4 で示すように、給水流量センサ18からの出力信号を
選択する。このようにして選択された湯張り流量センサ
19の出力信号または給水流量センサ18の出力信号をステ
ップS5において積算し、この積算値を次のステップS6
において所定値と比較し、所定値に達したときにステ
ップS7 で示すように開閉弁20を閉成して湯張りを終了
する。
【0017】図3に示した実施例においては、湯張り
中、湯張り流量センサ19の出力信号のレベルが異常に低
下する場合には、その期間中だけ給水流量センサ18から
の出力信号を積算し、湯張り流量センサの出力信号のレ
ベルが正常に戻ったときには再び湯張り流量センサの出
力信号を積算するようにしたので、湯張り流量センサ19
の出力信号のレベルが異常に低下した場合には、浴槽17
への給湯量は所定量よりも少なくなるが、図2の実施例
に比較すると所定量に一層近いものとなる。
【0018】図4は本発明による給湯装置のさらに他の
実施例での湯張り動作を示すフローチャートである。先
ず、ステップS1 において開閉弁20が開放されて湯張り
が開始されたら、ステップS2 に示すように給水流量セ
ンサ18および湯張り流量センサ19からの出力信号の積算
をそれぞれ行なう。ステップS3 に示すように、湯張り
中、湯張り流量センサ19の出力信号のレベルが所定のレ
ベル以上であるか否かをチェックする。ここで所定のレ
ベル以上であると判定される場合には、次のステップS
4 で示すように給水流量センサ18の出力信号の積算値を
零にリセットし、次のステップS5 で示すように湯張り
流量センサ19からの出力信号の積算値を加算する。一
方、ステップS3 において湯張り流量センサ19の出力信
号のレベルが所定のレベルよりも低下したと判断される
場合には、ステップS6 で示すように給水流量センサ18
の出力信号の積算値(これはリセットされないので零で
はない)を加算する。次に、ステップS7 において、給
水流量センサ18の出力信号の積算値および湯張り流量セ
ンサ19の出力信号の積算値の加算値が所定値以上である
か否かを判定し、所定値に達したときに、ステップS8
で示すように開閉弁20を閉成して湯張りを終了する。
【0019】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変更や変形が可能である。例え
ば、湯張り流量センサ19の出力信号のレベルが低下して
給水流量センサ18の出力信号を積算する場合、浴槽17へ
の湯張り量は所定値よりも少なくなるが、この減少量を
できるだけ少なくするために、例えば第1の実施例で
は、給水流量センサ18からの出力信号の積算値が選択さ
れる場合には、この積算値を、所定の湯張り量の、例え
ば1.1 倍(110%)と比較することができ、第2の実施例で
は給水流量センサ18の出力信号を積算した値を、例えば
0.9 倍して加算することもできる。
【0020】また、湯張り流量センサ19の出力信号のレ
ベルが所定のレベルよりも低下して故障したと判断され
る場合でも湯張りがほぼ正常に行われるので、そのまま
放置しておき、定期検査のときに修理をするようにして
もよいが、故障と判定される場合には、制御部21から警
報を発するようにすることもできる。これは、例えば湯
張り流量センサの故障ランプを点灯することによって実
施できる。使用者は、この警報ランプが点灯しているこ
とを知ったら修理を依頼すればよいが、本発明では実際
に湯張り流量センサが修理されるまでの間でもほぼ通常
と同じように湯張りを行なうことができので、使用者に
とってはきわめて便利である。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明による給湯装置に
よれば、湯張り流量検出器が故障したと判断されるよう
な場合でも、給水流量検出器で検出される給水流量を積
算した値に基づいて湯張りの制御を行なうようにしたの
で、湯張りを中止することなく浴槽にほぼ所定量まで湯
張りを行なうことができる。また、実際に湯張り流量検
出器が故障した場合でも、修理するまでの間も通常のよ
うに湯張りを行なうことができるので、メンテナンスが
容易となり、管理コストも低下するという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による給湯装置の一実施例の構
成を示す線図である。
【図2】図2は、同じくその湯張り動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】図3は、本発明の給湯装置の他の実施例での湯
張り動作を示すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の給湯装置のさらに他の実施例
での湯張り動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 給湯装置 12 給水配管 13 熱交換器 14 蛇口 15 シャワー 16 湯張り配管 17 浴槽 18 給水流量センサ 19 湯張り流量センサ 20 開閉弁 21 制御部 22 リモコン A 分岐点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 透 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 (72)発明者 大谷 孝幸 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源から熱交換器を介して給湯端末に
    連結された給湯配管と、この給湯配管に、前記熱交換器
    の下流側の分岐点で連結され、浴槽への湯張り給湯を行
    なう湯張り配管と、前記給湯配管の、前記湯張り配管の
    分岐点よりも上流側に配設された給水流量検出器と、前
    記湯張り配管に配設された湯張り流量検出器と、前記浴
    槽への湯張り給湯を制御する開閉弁と、前記給水流量検
    出器および湯張り流量検出器からの流量を表す出力信号
    および湯張り開始信号を受け、湯張り開始信号に応答し
    て前記開閉弁を開いて浴槽への給湯を開始し、前記給水
    流量検出器および/または湯張り流量検出器からの出力
    信号の積算値が所定値に等しくなったときに前記開閉弁
    を閉成する制御部とを具えることを特徴とする給湯装
    置。
  2. 【請求項2】 前記浴槽への湯張り開始と同時に前記給
    水流量検出器および湯張り流量検出器からの出力信号の
    積算をそれぞれ開始し、湯張り中に前記湯張り流量検出
    器から供給される出力信号のレベルが所定のレベル以上
    である場合には、湯張り流量検出器からの出力信号の積
    算値に基づいて制御を行い、所定レベルよりも小さくな
    る場合には、前記給水流量検出器からの出力信号の積算
    値に基づいて制御するように前記制御部を構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 【請求項3】 前記湯張り流量検出器からの出力信号の
    レベルが所定のレベル以上のときはこの湯張り流量検出
    器からの出力信号を積算し、所定のレベルよりも小さく
    なるときには前記給水流量検出器からの出力信号を積算
    し、このようにして積算した値が前記所定値に達したと
    きに前記開閉弁を閉成するように前記制御部を構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  4. 【請求項4】 前記浴槽への湯張り開始と同時に前記給
    水流量検出器および湯張り流量検出器からの出力信号の
    積算をそれぞれ開始し、湯張り中に前記湯張り流量検出
    器から供給される出力信号のレベルが所定のレベル以上
    であるときは前記給水流量検出器の出力信号の積算値を
    零にリセットし、これら湯張り流量検出器の出力信号の
    積算値および給水流量検出器の積算値を加算し、この加
    算値が前記所定値に達したときに前記開閉弁を閉成する
    ように前記制御部を構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の給湯装置。
  5. 【請求項5】 前記所定量を設定するリモコンを設けた
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の給湯
    装置。
JP8253379A 1996-09-25 1996-09-25 給湯装置 Pending JPH10103760A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002013802A (ja) * 2000-04-27 2002-01-18 Hitachi Chem Co Ltd 壁貫通設置型給湯器
US7494538B2 (en) 2006-04-03 2009-02-24 Seiko Epson Corporation Ink set, recording method and recorded article

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