JPH1010332A - 光ファイバケーブル接続部収納用キャビネット - Google Patents

光ファイバケーブル接続部収納用キャビネット

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Publication number
JPH1010332A
JPH1010332A JP8164907A JP16490796A JPH1010332A JP H1010332 A JPH1010332 A JP H1010332A JP 8164907 A JP8164907 A JP 8164907A JP 16490796 A JP16490796 A JP 16490796A JP H1010332 A JPH1010332 A JP H1010332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
cabinet
extra length
groove
cable connection
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8164907A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Watanabe
信彦 渡辺
Ichiro Tanaka
一郎 田中
Yoshikazu Nomura
義和 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN RIICOM KK
Fujikura Ltd
Original Assignee
JAPAN RIICOM KK
Fujikura Ltd
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Publication date
Application filed by JAPAN RIICOM KK, Fujikura Ltd filed Critical JAPAN RIICOM KK
Priority to JP8164907A priority Critical patent/JPH1010332A/ja
Publication of JPH1010332A publication Critical patent/JPH1010332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対的に多数のケーブル接続部が収納可能
で、かつ作業性の高いケーブル接続部収納用の容器を得
る。 【解決手段】 本発明に係るキャビネットは、ケーブル
接続部を着脱自在に支持する支持部11と、接続部11
から延びる光ファイバ31の余長を収納する余長収納部
16と、支持部11及び余長収納部16を覆い、かつ前
面が開閉自在とされたキャビネット本体1と、キャビネ
ット本体1内に導入されて余長収納部16に至る光ファ
イバ31を上記側面内側に係止する係止手段8とを具備
している。ここで、余長収納部16は支持部11の左右
に設けられ、かつ係止手段8はキャビネット本体1の左
右両側面内側にそれぞれ設けられており、更に、係止手
段8は、上記側面内側に上下方向に延設された溝部9
と、溝部9内に挿通された光ファイバ31を溝部9内に
係止させる係止部材10から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ルの接続部を収納するための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば屋外にて光ファイバケーブ
ル(以下、ケーブルと略称する。)を接続する場合に
は、電柱等に設置された、一般にクロージャと呼称され
る容器内にて光ファイバ同士を接続することにより、ケ
ーブル接続部を保護していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このク
ロージャは小型であるため、接続可能なケーブルの本数
が少なく、近年におけるケーブル敷設量の増加に対応し
きれないという問題を有していた。また、内部空間が小
さいことから、光ファイバの余長が収納しにくく、かつ
ケーブル接続時の作業性が低いという問題もあった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ケーブル接続部を収納するための容器に関し、特
に、相対的に多数のケーブル接続部を収納可能で、かつ
作業性が高い容器の提供をその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ファイバケ
ーブルの接続部を収納するためのキャビネットであっ
て、上記接続部を着脱自在に支持する支持部と、上記接
続部から延びる光ファイバの余長を収納する余長収納部
と、上記支持部及び余長収納部を覆い、かつ前面が開閉
自在とされたキャビネット本体と、上記キャビネット本
体内に導入されて上記余長収納部に至る上記光ファイバ
を上記側面内側に係止する係止手段とを具備し、上記余
長収納部が上記支持部の左右に設けられるとともに、上
記係止手段が上記キャビネット本体の左右両側面内側に
それぞれ設けられ、かつ上記係止手段が、上記側面内側
に上下方向に延設された溝部と、上記溝部内に挿通され
た上記光ファイバを上記溝部内に係止させる係止部材と
を具備することをその特徴としている。
【0006】この場合、上記係止部材が、上記光ファイ
バが挿通された上記溝部内に自らの弾性変形により挿入
され、上記光ファイバを上記溝部内に係止させる弾性部
材であることが望ましい。また、上記弾性部材には、例
えばスポンジ片が用いられる。
【0007】一方、上記余長収納部は、筒状をなす余長
収納体と、この余長収納体を、その開口を上方に向けた
状態で着脱自在に支持するホルダとを具備することが望
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の具
体的な実施の形態について更に詳しく説明する。本発明
に係る光ファイバケーブル接続部収納用キャビネット
(以下、キャビネットと略称する。)の外観を図1に示
す。図中符号1はキャビネット本体で、このキャビネッ
ト本体1は直方体状をなし、上方を覆う屋根部1aと、
側方を覆う壁部1bとから概略構成されている。また、
壁部1bの前面は、把手2により左右に観音開きに開閉
自在な扉3とされている。ここで、キャビネットを屋外
に設置した場合等におけるキャビネット内の気密性を確
保するため、扉3は、閉鎖時に密閉されるようになって
いる。
【0009】キャビネットの内部構造を図2に示す。符
号4はキャビネット本体1内を上下に分割する床部で、
床部4の左右両端側には、キャビネットの下部にそれぞ
れ立設された複数本のパイプ5の上端がそれぞれ開口し
ている。また、符号6,7は、キャビネット本体1の左
右両側に位置する壁部1bの内面からパイプ5の上方に
それぞれ突出する上下一対の支持アームである。
【0010】符号8は、支持アーム7の上方にて、キャ
ビネット本体1の左右両側に位置する壁部1bの内面上
にそれぞれ設けられた係止手段である。この係止手段8
は、壁部1b上に上下方向に延設された複数の溝部9
と、この溝部内に自らの弾性変形により挿入保持され
る、例えばスポンジ片等の係止部材(弾性部材)10と
から構成されている。
【0011】符号11は、ケーブル接続部を着脱自在に
支持する支持部である。この支持部11は、図3に示す
ように、キャビネット裏側の壁部1bから前方に突出す
るアーム12の先端に、複数の仕切り板13を所定幅の
隙間を介して前後に立設させたもので、仕切り板13の
左右には、仕切り板13から離間するに従い漸次垂下す
る案内部14が設けられている。図1中符号15に示す
ように、仕切り板13上を、ケーブル接続部のケース
(後述)の落下を防止するためのカバーで覆ってもよ
い。
【0012】符号16は、支持部11の左右に設けられ
た余長収納部である。この余長収納部16は、図3に示
すように、案内板14の左右下側方にそれぞれ設けられ
た四角枠状をなすホルダ17と、このホルダ17に着脱
自在に支持された、筒状をなす余長収納体18とから概
略構成されている。
【0013】余長収納体18は、U字状をなす底面を有
する薄い鞘状に成形され、かつその内部に形成された空
間の横幅(図中符号W)は、光ファイバの最小湾曲径よ
り大きく設定されている。また、余長収納体18は、そ
の幅広側の側面を前後方向に向けた状態で、上方からホ
ルダ17内に挿入することによりホルダ17に支持され
る。更に、ホルダ17に支持可能な余長収納体18の個
数は、支持部11に支持可能な接続部の個数と同数とさ
れている。
【0014】符号17aは、ホルダ17上端の左右両端
部に形成された凹部で、この凹部17aと、余長収納体
18の上端から左右に突出する突起18aとの係合によ
り、余長収納体18がホルダ17内の所定位置に支持さ
れる。更に、ホルダ17の、支持部11と反対側、すな
わち係止手段8側の側面には、上方に凸なる半円状の案
内部19がそれぞれ設けられている。
【0015】また、ケーブル接続時の作業性を向上させ
るため、上記支持部11及び余長収納部16は、その上
部がキャビネットの前方側に向くよう若干傾斜して配設
されている。一方、符号21は、余長収納体18に左右
から挟まれるようにキャビネットの前方側に突出し、接
続作業中または未接続の光ファイバを掛けておくための
バーである。
【0016】上記構成を有するキャビネット内にケーブ
ル接続部を収納する場合には、まず、入力側及び出力側
の光ファイバ31がそれぞれ挿通されたケーブル32を
左右のパイプ5を介して下方からそれぞれキャビネット
内に導入し、ケーブル32の上端を支持アーム6にてク
ランプする。更に、ケーブル32から導出された光ファ
イバ31は、支持アーム7にて複数本ずつまとめてお
く。
【0017】次いで、図4に示すように、光ファイバ3
1の基端部を係止手段8の溝部9内に下方から挿通させ
た後、図4中矢印P1で示すように、溝部9内に、係止
部材10を弾性変形させて挿入する。その結果、光ファ
イバ31の溝部9からの抜けが係止部材10により阻止
され、光ファイバ31が溝部9内に係止される。
【0018】一方、キャビネットの中央部に導出された
光ファイバ31の先端を、左右から光ファイバ接続用の
ケース33内に挿入することにより、光ファイバ31同
士が接続される。そして、図3中矢印P2で示すよう
に、光ファイバ31をそれぞれ左右に垂下させた状態
で、ケース33を、仕切り板13間に形成された隙間に
上方から縦に挿入することにより、ケース33が支持部
11に支持される。
【0019】また、係止手段8とケース33間における
光ファイバ31の余長は、図3中矢印P3で示すよう
に、同一のケース33に挿入された光ファイバ31毎
に、案内部14,19に沿って上方から余長収納体18
内に挿入することにより、余長収納部18に収納され
る。
【0020】ここで、図2に示すように、本発明に係る
キャビネットには、図3に示すような複数のケーブル接
続部を収納可能な支持部11及び余長収納部16が、縦
に複数個(図2の場合は4個)設置可能となっている。
従って、本発明に係るキャビネットによれば、従来のク
ロージャに比べ、相対的に多数のケーブル接続部を収納
可能となっている。
【0021】また、ケーブル32から導出された光ファ
イバ31を、係止手段8の溝部9内に挿通させ、この溝
部9内に係止部材10を挿入するだけで、キャビネット
内に光ファイバ31が容易に支持される。しかも、係止
部材10が弾性部材製とされているため、係止に伴い光
ファイバ31に作用する応力も小さくて済む。なお、係
止部材10としては、図示したような立方体状のものの
他、溝部9の長手方向に沿った直方体状のものも使用で
きる。光ファイバ31の支持に際し、同一の溝部9内
に、複数の係止部材10を挿入してもよい。
【0022】更に、ケース33を仕切り板13間の隙間
に上方から挿入し、かつ光ファイバ31の余長を案内部
14,19に沿って上方から余長収納体18内に挿入す
るだけで、ケーブル接続部を容易に収納することができ
る。しかも、支持部11及び余長収納部16の上部がキ
ャビネットの前方側を向いているため、高い作業性が得
られる。
【0023】更にまた、係止手段8がキャビネット本体
1の左右両側に位置する壁部1bの内面上にそれぞれ設
けられているため、光ファイバ31の収納に際し、キャ
ビネット内を、その左右方向の全幅に渡って使用でき
る。その結果、収納時における光ファイバ31の屈曲径
が相対的に大きくなり、収納に伴い光ファイバ31に生
じる応力が小さくなって光ファイバ31の寿命が向上す
る。加えて、作業スペースが拡大するので作業性も向上
する。
【0024】一方、余長収納体18がホルダ17に着脱
自在に支持されているため、収納すべきケーブル接続部
の数に応じ、必要最小数の余長収納体18をホルダ17
内に支持させておけばよい。その結果、余長収納体18
を、無駄なく効率的に使用できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るキャビ
ネットによれば、相対的に多数のケーブル接続部を収納
可能で、かつ作業性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るキャビネットの外観を示す上方
斜視図である。
【図2】 本発明に係るキャビネットの内部構造を示す
上方斜視図である。
【図3】 本発明に係るキャビネットに使用される支持
部および余長収納部の構造を示す上方斜視図である。
【図4】 本発明に係るキャビネットに使用される係止
手段の構造を示す図である。
【符号の説明】
1……キャビネット本体、8……係止手段、9……溝
部、10……係止部材、11……支持部、16……余長
収納部、17……ホルダ、18……余長収納体、31…
…光ファイバ、32……光ファイバケーブル(ケーブ
ル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 義和 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルの接続部を収納する
    ためのキャビネットであって、上記接続部を着脱自在に
    支持する支持部と、上記接続部から延びる光ファイバの
    余長を収納する余長収納部と、上記支持部及び余長収納
    部を覆い、かつ前面が開閉自在とされたキャビネット本
    体と、上記キャビネット本体内に導入されて上記余長収
    納部に至る上記光ファイバを上記側面内側に係止する係
    止手段とを具備し、 上記余長収納部が上記支持部の左右に設けられるととも
    に、上記係止手段が上記キャビネット本体の左右両側面
    内側にそれぞれ設けられ、 かつ上記係止手段が、上記側面内側に上下方向に延設さ
    れた溝部と、上記溝部内に挿通された上記光ファイバを
    上記溝部内に係止させる係止部材とを具備することを特
    徴とする光ファイバケーブル接続部収納用キャビネッ
    ト。
  2. 【請求項2】 上記係止部材が、上記光ファイバが挿通
    された上記溝部内に自らの弾性変形により挿入され、上
    記光ファイバを上記溝部内に係止させる弾性部材である
    ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル接
    続部収納用キャビネット。
  3. 【請求項3】 上記弾性部材がスポンジ片であることを
    特徴とする請求項2記載の光ファイバケーブル接続部収
    納用キャビネット。
  4. 【請求項4】 上記余長収納部が、筒状をなす余長収納
    体と、この余長収納体を、その開口を上方に向けた状態
    で着脱自在に支持するホルダとを具備することを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光ファイ
    バケーブル接続部収納用キャビネット。
JP8164907A 1996-06-25 1996-06-25 光ファイバケーブル接続部収納用キャビネット Withdrawn JPH1010332A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8164907A JPH1010332A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 光ファイバケーブル接続部収納用キャビネット

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JP8164907A JPH1010332A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 光ファイバケーブル接続部収納用キャビネット

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JPH1010332A true JPH1010332A (ja) 1998-01-16

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ID=15802139

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JP8164907A Withdrawn JPH1010332A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 光ファイバケーブル接続部収納用キャビネット

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JP (1) JPH1010332A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224831A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224831A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902