JPH10102516A - 植生緑化積ブロック - Google Patents
植生緑化積ブロックInfo
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- JPH10102516A JPH10102516A JP28139496A JP28139496A JPH10102516A JP H10102516 A JPH10102516 A JP H10102516A JP 28139496 A JP28139496 A JP 28139496A JP 28139496 A JP28139496 A JP 28139496A JP H10102516 A JPH10102516 A JP H10102516A
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- JP
- Japan
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- soil
- face plate
- block
- front face
- plate
- Prior art date
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- Granted
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
成し、被害対策には非常に効果的であった。しかしその
反面、景観上や、環境保全や、生態系の保持の面からは
良好でなく、最近のブロックは、内部に空間部を設け、
植栽用の土を充填し、花木等を植栽したり、ブロックの
表面に、植物の種子の入ったシート等を貼り付け植生緑
化を図るものが見受けられる。その方法では、植生され
た花木等は、コンクリートの表面を覆い隠すものの、ブ
ロックの表面に、はうだけで根づくことはなく、養分が
なくなると枯死するので永続的な植生を図ることが必要
である。 【解決手段】 ポーラスコンクリート製の前面板と背面
板とを対設し、それらの板間を連結板で一体とし、背面
板の背後に控え壁を有し、前面板の表面には金網を張
り、その上に土壌微生物の入った土に植物の種を混入し
た土壌層を吹き付けた。
Description
積上げ、ブロックの表面を緑化して自然の環境とするよ
うにしたことを特徴とした植生緑化積ブロックに関する
ものである。
事は堅固な法面を構成することで、被害対策には非常に
効果的に施工されていた。しかしその反面、景観上や、
環境保全や、生態系の保持の面からは良好とは言えない
点があつた。そこで最近のブロックは、内部に空間部を
設け、その空間に植栽用の土を充填し、その内部に花木
等を植栽したり、ブロックの表面に、植物の種子の入っ
たシート等を貼り付けたりして植生緑化を図るものが見
受けられた。
生された花木等は、コンクリートの表面を覆い隠す効果
は認めらるものの、コンクリートブロックに植物が根付
いてはおらず、また、ブロックの表面に植物の種の入っ
たシート等を貼付たものは、ブロックの表面に植物の根
がはうだけで、根づくことはなく養分がなくなると枯死
してしまので永続的な植生を図ることが必要である。
不都合の点を解消するために提案されたものであり、そ
の構成は、ポーラスコンクリート製の前面板と背面板と
を対設し、それらの板間を連結板で一体とし、背面板の
背後に控え壁を有し、前面板の表面には網を張り、その
上に土壌微生物の入った土に植物の種を混入した土壌層
を吹き付けたものである。そしてこれを施工するには、
ブロックの側面を互いに突き合わせて並列し、その上段
のブロックは、下段2個のブロックに跨り積上げ、ブロ
ックの内部に土壌を充填するものであり、そのようする
ことにより、ブロック表面の土壌層の内部に混入した植
物の種子は発芽し、成長してブロックの内部の土壌に根
付き、生育した植物はブロックの表面を覆い自然の環境
を醸し出すものである。
ンクリート製の前面板と背面板とを対設し、それらの板
間を連結板で一体とし、背面板の背後に控え壁を有し、
前面板の表面には金網を張りその上に土壌微生物の入っ
た土に植物の種を混入した土壌層を吹き付けたものであ
り、これを次ぎの実施例1,2について説明する。
0はブロックで、底面板11の前面にポーラスコンクリ
ート製の前面板12を設け、底面板11の背部に背面板
13を設け、両側は連結板14で結合されている。その
連結板14の高さは、前面板12、背面板の13の高さ
の約4分の3の高さとなつている。背面板13の後部に
控え壁15を一体に設け、背面板13の上面に水抜き凹
部16を設けている。控え壁15の上面には突起17を
形成し、その対称下面に凹溝18を形成している。前面
板12の表面には金網19を張り、その上に土壌微生物
の入った土に植物の種子を混入した土壌を吹き付け土壌
層20を形成している。
傾斜しているコンクリート基礎21の上に、多数のブロ
ック10の側面を突き合わせて並列し、背部に胴込めコ
ンクリートを充填しながら積上げ、その上段のブロック
10は、下段2個のブロック10に跨り載置すると、控
え壁15の上面の突起17は、下段のブロック10の凹
溝18に嵌合される。そのようにして順次積上げ、そし
てブロックの内部に土壌を充填して組積する。やがてブ
ロックの表面の土壌層20の内部に混入されている植物
の種子は発芽し、前面板12はポーラスコンクリート製
であるので、前面板12の空隙を通り抜け、ブロック1
0の内部の土壌に根付き、生育繁茂した植物は、前面板
12よりブロックの表面に出てブロックを被覆するもの
である。
0はブロックで、底面板31の前面にポーラスコンクリ
ート製で傾斜している前面板31を設け、これには数個
の貫通孔32が穿設されている。背面板33は前面板3
1と一定の間隔を開けて並行に対設し、両側より4分の
1の位置を連結板34で結合し、背面板33の後部の下
方に控え壁35を一体に設け、連結板34の上面に突起
36を設け、その対称下面に凹溝37を形成している。
前面板31の表面には金網38を張り、その上に土壌微
生物の入った土に植物の種子を混入した土壌を吹き付け
土壌層39を形成している。40はコンクリート基礎で
ある。
クリート基礎40の上に、多数のブロックの側面を突き
合わせて並列し、背部に胴込めコンクリート41を充填
しながら積上げ、その上段のブロック30は、下段2個
のブロック30に跨り載置すると、連結板34の上面の
突起36は、下段のブロックの凹溝37に嵌合しながら
順次組積し、そしてブロックの内部に土壌を充填して組
積する。やがてブロックの表面の土壌層39の内部に混
入されている植物の種子は発芽し、ポーラスコンクリー
ト製の前面板31の空隙を通り抜け、ブロック内部の土
壌に根付き生育繁茂した植物は、前面板31の貫通孔3
2よりブロックの表面に出てブロックを被覆するもので
ある。
上げられ、しかも強固な護岸を構成することができる。
また、ブロックの前面板はポーラスコンクリートであ
り、その内部に混入されているに植物の種子は発芽し、
ブロック内部の土壌に根付き生育繁茂した植物は、ブロ
ックの表面に出てブロックの表面を被覆して緑化され自
然の環境を醸し出す等の効果を奏するものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポーラスコンクリート製の前面板と背面
板とを対設し、それらの板間を連結板で一体とし、背面
板の背後に控え壁を有し、前面板の表面には金網を張
り、その上に土壌微生物の入った土に植物の種を混入し
た土壌層を吹き付けたことを特徴とした植生緑化積ブロ
ック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08281394A JP3096897B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 植生緑化積ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08281394A JP3096897B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 植生緑化積ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102516A true JPH10102516A (ja) | 1998-04-21 |
JP3096897B2 JP3096897B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=17638540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08281394A Expired - Fee Related JP3096897B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 植生緑化積ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096897B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006214137A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Kyowa Concrete Industry Co Ltd | 護岸ブロック |
KR100763874B1 (ko) * | 2005-11-01 | 2007-10-05 | 경북산업 주식회사 | 식생용 옹벽블록 |
JP2008308948A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Kyowa Harmotech Kk | 垂直擁壁および垂直擁壁の工法 |
JP2012031622A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Kyowa Harmotech Kk | ドレーン構造およびドレーン構造の施工方法 |
JP2012136877A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Fujibayashi Concrete Kogyo Co Ltd | 緑化壁用ブロック |
KR101202979B1 (ko) | 2011-10-21 | 2012-11-21 | 이성현 | 사면 녹지화용 pack 및 이를 이용한 옹벽 시공 방법 |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP08281394A patent/JP3096897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006214137A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Kyowa Concrete Industry Co Ltd | 護岸ブロック |
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JP2012136877A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Fujibayashi Concrete Kogyo Co Ltd | 緑化壁用ブロック |
KR101202979B1 (ko) | 2011-10-21 | 2012-11-21 | 이성현 | 사면 녹지화용 pack 및 이를 이용한 옹벽 시공 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3096897B2 (ja) | 2000-10-10 |
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