JPH1010206A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JPH1010206A
JPH1010206A JP8182756A JP18275696A JPH1010206A JP H1010206 A JPH1010206 A JP H1010206A JP 8182756 A JP8182756 A JP 8182756A JP 18275696 A JP18275696 A JP 18275696A JP H1010206 A JPH1010206 A JP H1010206A
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JP
Japan
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test
voltage
calibration
signal
registers
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Pending
Application number
JP8182756A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Negishi
利幸 根岸
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、試験信号の電圧を変更したときに
行う任意キャリブレーションを高速に行えるようにした
半導体試験装置を提供する。 【解決手段】 DUT40の各ピンに供給する試験信
号の位相をスキューアジャスタ21〜2nで制御してキ
ャリブレーションを実行する半導体試験装置において、
基準電圧におけるキャリブレーションデータを格納する
レジスタ51〜5nを設け、前記スキューアジャスタ2
1〜2nのリニアリティの補正データを格納するリニア
ライズメモリ61〜6nを設け、前記レジスタ51〜5
nと前記リニアライズメモリ61〜6nを切り換えて出
力するマルチプレクサ71〜7nを設ける解決手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験信号の電圧を
変更したときに行う任意キャリブレーションを高速に実
行できるようにした半導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の半導体試験装置のキャリブレ
ーションについて、図3と、図4と、図5とを参照して
説明する。
【0003】図3に示す半導体試験装置の被試験デバイ
スのDUT40に試験信号を印加する要部構成は、DU
T40の各ピンに印加する試験信号のピン1信号〜ピン
n信号の各位相すなわち遅延時間を変化させるスキュー
アジャスタ21〜2nと、キャリブレーションによる補
正データを格納するレジスタ51〜5nと、試験信号を
設定電圧に増幅してDUT40の各ピン1〜nに印加す
るドライバ31〜3nとで構成している。
【0004】被測定デバイスのDUT40が多ピンであ
り高速動作をさせるために、ドライバ31〜3nからD
UT40に印加される各ピン間の信号のタイミングが正
確であることが要求される。
【0005】例えば、設定時間が同一の試験信号をDU
T40の各ピンに印加するときに、各ピン間のタイミン
グの誤差すなわち位相遅れの誤差であるスキューはでき
るだけ小さいことが必要とされる。
【0006】従って、スキューを小さくして、試験が精
度よくおこなえる様にするために、試験プログラムで設
定した信号のタイミングと、実際にデバイスに印加され
る信号のタイミングとの誤差補正をするために、キャリ
ブレーションを実行する必要がある。
【0007】そのため、半導体試験装置のキャリブレー
ションは、一定時間経過毎、例えば10分毎に行うが、
更に、試験条件を変えたとき、例えば試験信号の電圧を
任意に変化させたときにもキャリブレーション(以後、
任意キャリブレーションと略記する)の実行をおこなっ
ている。
【0008】通常、図5に示すように、試験電圧を変化
させたときに実行する任意キャリブレーションのデータ
取得方法は、試験電圧3Vの50%点を基準にして、半
導体試験装置のストローブ信号を使って、バイナリサー
チにより振幅の変化点の時間を測定して求めている。そ
して、基準の信号との差を試験信号のキャリブレーショ
ンの補正データとしている。
【0009】ここで、バイナリサーチによる方法とは、
出力信号の変化点の位相遅れの時間を求めるために用い
られる方法で、目標点とその点をはさむ2点の中点との
大小をストローブ信号を発生させてPASSとFAIL
の比較をし、サーチ領域を半分除き、この過程を繰り返
すことによって、ストローブ信号の最小分解能まで変化
させて目標点の測定値を決定していく方法である。
【0010】そして、バイナリサーチの方法により信号
の測定点が求まれば、図5に示すように、その測定値と
基準値との差を補正データとして、各ピン毎にレジスタ
51〜5nに格納しておき、試験信号を出力するときレ
ジスタ51〜5nから読みだして、位相遅れの誤差補正
をスキューアジャスタ21〜2nでおこなう。
【0011】しかし、スキューアジャスタ21〜2n
は、複数個のゲートの接続を切り換えて、信号が通過す
るゲートの数を変えて、その位相遅れで信号の位相遅れ
(Tpd)を変化させているので、設定データの変化に対
してその位相遅れはリニアーに変化しない。また、設定
データを増加していったときに、設定分解能の誤差範囲
で位相の飛びが発生しないようにオーバラップしてい
る。
【0012】従って、試験信号の電圧を変えて試験をす
る場合は、試験信号の電圧中心点での位相が変わるの
で、レジスタ51〜5nの設定データを変更しなければ
ならないが、スキューアジャスタ21〜2nにリニアリ
ティがないので、試験まえにバイナリサーチによる任意
キャリブレーションを実行してスキューの誤差補正を行
う必要がある。そのため、試験まえの任意キャリブレー
ションの実行に時間がかかる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、試
験信号の電圧を変えて試験をする場合は、スキューアジ
ャスタ21〜2nにリニアリティがないので、そのつど
任意キャリブレーションをバイナリサーチにより実行し
ているためデバイス試験のスループットが低下する場合
が多く実用上の不便があった。
【0014】そこで、本発明は、こうした問題に鑑みな
されたもので、その目的は、試験信号の電圧を変更した
ときに行う任意キャリブレーションを高速に行えるよう
にした半導体試験装置を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決する為の手段】即ち、上記目的を達成する
ためになされた請求項1に記載の発明は、DUT40の
各ピンに供給する試験信号の位相をスキューアジャスタ
21〜2nで制御してキャリブレーションを実行する半
導体試験装置において、基準電圧におけるキャリブレー
ションデータを格納するレジスタ51〜5nを設け、前
記スキューアジャスタ21〜2nのリニアリティの補正
データを格納するリニアライズメモリ61〜6nを設
け、前記レジスタ51〜5nと前記リニアライズメモリ
61〜6nを切り換えて出力するマルチプレクサ71〜
7nを設け、試験電圧を変更したときに行う任意キャリ
ブレーションを高速に実行できることを特徴とした半導
体試験装置を要旨としている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について、図1と、図2とを
参照して説明する。
【0018】構成は、図1に示すように、半導体試験装
置の被試験デバイスのDUT40に試験信号を印加する
要部構成は、DUT40の各ピンに印加する試験信号の
ピン1信号〜ピンn信号の各位相すなわち遅延時間を変
化させるスキューアジャスタ21〜2nと、キャリブレ
ーションの補正データを格納するレジスタ51〜5n
と、リニアライズメモリ61〜6nと、マルチプレクサ
71〜7nと、試験信号を設定電圧に増幅してDUT4
0の各ピン1〜nに印加するドライバ31〜3nとで構
成している。
【0019】レジスタ51〜5nは、基準電圧における
キャリブレーションの補正データをバイナリサーチによ
り求めて格納するための従来と同じレジスタである。
【0020】リニアライズメモリ61〜6nは、スキュ
ーアジャスタ21〜2nのリニアリティを補正するデー
タを格納するメモリである。
【0021】マルチプレクサ71〜7nは、試験信号の
基準電圧でのキャリブレーションを行うときにa側を選
択して直接レジスタ51〜5nの設定値を出力し、試験
信号の試験電圧を変更して試験するときはb側を選択し
てレジスタ51〜5nの設定値に加えてリニアライズ補
正したリニアライズメモリ61〜6nの値を出力する。
【0022】ここで、リニアライズメモリ61〜6n
は、試験電圧範囲の全範囲に対してデータを格納すると
膨大なメモリ容量が必要となる。そこで、試験信号の信
号電圧と立ち上がり時間の位相変化の関係を折線近似す
ることでメモリ容量を少なくし、折れ線の単位区間は演
算により直線補完処理した値を出力する。
【0023】次に具体例で説明すると、図2に示す試験
信号の基準の試験電圧の3Vの50%点でのキャリブレ
ーションを、マルチプレクサ71、72、7nをa側に
しておこなう。そして、試験電圧の3Vの50%点、す
なわち1.5V点をオフセット点とする。
【0024】そして、例えば試験電圧を1〜8Vの範囲
で変化させる場合に、その遅延時間の変化範囲は、立上
がり時間が0−1Vのとき600ps、0−3Vのとき
1ns、0−8Vのとき3nsとすると、おのおの50
%点はそれぞれ300ps、500ps、1.5nsと
なる。
【0025】そこで、0−3Vの50%点をキャリブレ
ーションの中心点として、Δt1は200ps、Δt2
は1.0nsとなるので、0−3Vに対して+200p
sから−1.0nsまでを可変できる補正データをリニ
アライズメモリ61〜6nに収得する。補正データの収
得はマルチプレクサ71〜7nをb側にしてバイナリサ
ーチでおこなう。
【0026】従って、試験電圧が1〜8Vの範囲でスキ
ューアジャスタ21〜2nの1.5Vを基準値0とした
0.5V〜4Vの電圧変化にたいする位相遅れのリニア
リティの補正データが得られる。次に、得られたリニア
リティの補正データとレジスタ51〜5nの設定値とを
演算加算して、リニアライズメモリ61〜6nに格納す
る。
【0027】そして、試験電圧を変更したときの電圧変
化に対して、マルチプレクサ71〜7nをb側にしてリ
ニアライズメモリ61〜6nのデータを読みだすこと
で、スキューアジャスタ21〜2nの位相遅れは補正さ
れて設定される。
【0028】従って、試験電圧を変更するごとにおこな
う任意キャリブレーションは、時間のかかるバイナリサ
ーチによるキャリブレーションで実行する必要はなくな
る。
【0029】ところで、この実施例では試験電圧の範囲
は1〜8Vとして説明したが、試験する電圧範囲は他の
電圧範囲でも、また負電圧でも同様にして実施できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
あらかじめ試験電圧の範囲で位相補正のデータをリニア
ライズメモリに格納しておくので、試験電圧を変更した
ときでも、バイナリサーチによるキャリブレーションを
行う必要がなく、任意キャリブレーションリニアライズ
メモリからの読み出しだけで高速に実行できるので試験
のスループットが向上する効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体試験装置の要部構成図である。
【図2】本発明の試験電圧の補正範囲である。
【図3】従来スキューのキャリブレーションを行う構成
図である。
【図4】スキューアジャスタの特性図である。
【図5】バイナリサーチの方法を示す図である。
【符号の説明】
21、22、2n スキューアジャスタ 31、32、3n ドライバ 40 DUT 51、52、5n レジスタ 61、62、6n リニアライズメモリ 71、72、7n マルチプレクサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験デバイスのDUT(40)の各ピ
    ンに供給する試験信号の位相をスキューアジャスタ(2
    1〜2n)で制御してキャリブレーションを実行する半
    導体試験装置において、 基準電圧におけるキャリブレーションデータを格納する
    レジスタ(51〜5n)を設け、 前記スキューアジャスタ(21〜2n)のリニアリティ
    の補正データを格納するリニアライズメモリ(61〜6
    n)を設け、 前記レジスタ(51〜5n)と前記リニアライズメモリ
    (61〜6n)を切り換えて出力するマルチプレクサ
    (71〜7n)を設け、 試験電圧を変更したときに行う任意キャリブレーション
    を高速に実行できることを特徴とした半導体試験装置。
JP8182756A 1996-06-24 1996-06-24 半導体試験装置 Pending JPH1010206A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001183432A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Advantest Corp タイミング調整方法、半導体試験装置におけるタイミングキャリブレーション方法
JP2002365345A (ja) * 2001-06-12 2002-12-18 Advantest Corp 可変遅延回路の線形化方法、タイミング発生器及び半導体試験装置
CN106707220A (zh) * 2016-12-03 2017-05-24 国网江西省电力公司电力科学研究院 一种典型非线性负荷单相电能表校验装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030729