JPH10101974A - 色処方を合致させる方法 - Google Patents

色処方を合致させる方法

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JPH10101974A JP9244243A JP24424397A JPH10101974A JP H10101974 A JPH10101974 A JP H10101974A JP 9244243 A JP9244243 A JP 9244243A JP 24424397 A JP24424397 A JP 24424397A JP H10101974 A JPH10101974 A JP H10101974A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 表面コーティングの分野において色処方を色
調標本に合致させる方法の提供。 【解決手段】 着色表面コーティングの再び合致させる
べき色調の反射面を、測定角度を変化させつつ測角スペ
クトル光度計を使用し可視スペクトル領域にわたって計
測学的に決定する。関連する標準三刺激値および(また
は)これから算出されるCIELAB色立体でのベクト
ルを、測定した反射係数またはスペクトルエネルギー係
数から算出する。測定した色調標本に最も近い反射特性
またはこれから導出される特性を示す色処方および(ま
たは)色調を、反射スペクトルまたはこれから導出され
る測色次元数値により色処方データベースから引き続い
て同定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は色および(または)効果を付与す
る表面コーティングの分野において既知の参照色処方
(reference calour formulation)をこれとは異なる色
調標本(colour shade model)に合致させる方法に関す
る。この方法は補修目的で自動車および自動車部品をコ
ートするため、またラッカー製造での生産バッチの補正
を行なうために特に用いられる。
【0002】施すべきラッカーを使用することにより、
色調標本に一致するように所定の色調(colour shade)
を再び合致させねばならないことは、ラッカー塗装工場
およびラッカー産業において常套的でありまた必須的で
ある。例えば色調標本は、ペイント塗装の損傷を補修す
べき自動車の車体でありあるいは製造的に所定の色調を
有するように製造されるべきラッカーであろう。ラッカ
ー塗装業者はラッカー塗装工場において彼等の自由にな
る多数の混合ラッカーおよび着色剤ペーストを包含する
混合貯蔵所を一般に有しており、これから彼等は色処方
または混合式の助けをかりて自動車のもとの色調をつく
りあげることができる。しかしながら様々な外的影響の
ため、自動車または車体部品の色彩効果はもとの色調と
はしばしば異なる。この場合塗装業者には、例えば混合
式によって彼等がつくるものとの色調を、補修すべき自
動車または車体部品の色調に、できるだけ少ない色調合
致工程を用いて、合致させるという作業がある。この合
致は混合式に入力される顔料の量に僅かではあるが臨界
的な変化を与えることにより行なわれる。視覚的な色合
わせからなるこの色調合致の手順は、伝統的に十分に訓
練され教育された専門担当者によってのみ実施され、ま
た今日でも依然として多くの塗装工場において慣用され
ている手順である。
【0003】しかしながらこの視覚的に実施される色調
合致の手順は、ラッカーまたは顔料混合物の計測的な特
性把握のための器具による支援の度合いが近年ますます
高まっている。比色計と称されるものは別として、今日
ではスペクトル光度計を使用するのが好ましく、これに
よってコートされた表面の可視スペクトル領域での反射
特性が、予め定めた照明角度および測定角度に関して計
測学的に決定されうる。
【0004】標準的三刺激値に関連するベクトルのすべ
ての成分は、各々の場合、測定された反射係数を一種類
の光線と標準スペクトル値関数の一つによってコンボリ
ューションすることによって得ることができる。効果付
与顔料を含まないコーティングの場合、光沢角、従って
やはり色立体における関連ベクトルは別として、反射係
数は照明の角度および観測の角度の選定とは無関係であ
る。従って単色ラッカーと称されるこのラッカーの場
合、その反射特性を完全に把握するのに測定上の幾何学
的関係は一つで十分である。
【0005】しかしながら、多くのラッカーはアルミニ
ウム、干渉顔料または液晶顔料、ホログラフィー顔料、
または微粉化された二酸化チタンのように光線を著しく
非等方的に散乱する薄板状の効果付与物質を含有し、こ
れは視覚上変化する特別な効果をコーティングに与え
る。この種のコーティングについて認められる色彩的印
象は観測の角度とともに変化する(光輝度および(また
は)色彩の急変)。このラッカーの反射係数は照明また
は観測の角度とともに変化するので、ラッカーの計測的
特性把握のためには一つの幾何学的測定ではもはや不十
分である。この独特な応用のために測角スペクトル光度
計が広く使用されるようになっており、このことによっ
て、当該の応用に合致される十分に広い反射面を、異な
る多数の測定上の幾何学的関係を用いて、角度と波長と
の関数として測定することができる。得られる情報は次
いで、効果付与色調を合致させるための計測的支援を行
うために、参照色調標本(reference colour shade mod
el)を作成するのに用いられる。
【0006】これに関連して、個々の顔料の濃度変化が
反射係数またはそれから導出される測色次元数に及ぼす
影響をまず知り、次いでこの情報を用いて所望の色調を
合致させるために顔料の量をどのように変化させねばな
らないかを算出するという手順がとられる。この補正方
法の欠点は、個々の顔料の濃度変化の及ぼす反射係数へ
の影響をそれぞれの色処方について実験的に知らねばな
らないことである。この結果、色調を合致させる作業は
かなりの時間を費やすものとなり、この作業は例えばラ
ッカー塗装工場においては自動車の単位時間の処理台数
にマイナスに影響し、従って有効性がかなり低下する。
ラッカー製造における生産バッチを補正するためにこの
方法を用いると、製造時間が顕著に延びるという結果を
生む。
【0007】従って本発明の目的は、所定の色調標本例
えば補修すべき車体部品に、あるいは予め定めた一定の
色調を有するように製造すべきウェットラッカーに参照
色処方を補正しあるいは合致させる方法であって、その
手順が色調の合致の費用を最少にし、またかなりの時間
を消費することなく、補修あるいは補正されるべき色調
に対して色処方を視覚的に受容れできるように合致させ
ることができるものである方法を提供することであっ
た。この目的は、補正作業の準備段階として、計測学的
に決定される角度での、色立体における色の位置の濃度
依存性を記述する色彩影響行列が、所与の色処方に関す
る較正表から決まる光学的物質パラメータに基いてコン
ピュータにより決定される補正方法によって達成され
る。
【0008】本発明による補正方法は、 1) 第一段階において、着色表面コーティングの再び
合致されるべき色調の反射面を、測定角を変化させて測
角スペクトル光度計を使用して可視スペクトル領域にわ
たって計測学的に決定し、 2) 関連する標準三刺激値および(または)これから
導出される、CIELAB色立体でのベクトルを、測定
された反射係数またはスペクトルエネルギー係数から算
出し、 3) 測定された色調の標本に最もよく似た反射特性ま
たはそれから導出される特性を示す色処方および(また
は)色調を、反射スペクトルまたはこれから導出される
測色次元数値の助けをかりて色処方データベースの中か
ら引続いて同定し、 4) 第一段階としてコンピュータで作成される影響行
列の助けをかり、所望とする色調つまり再び合致される
べき色調と、実際の色調つまり色処方データベースの中
で最も近い色処方に相当する色調との間の角度依存性の
色差を、L2標準の意味では副次的である条件を考慮し
つつ関数を最少化するコンピュータアルゴリズムを用い
て最少にし、そして a) 較正表によりそして測角スペクトル光度計を用い
て、色処方データベース中にある色処方のベースとなる
各々の顔料に関する反射面を、所望とするスペクトル領
域内の多数の角度において実験的に決定し、 b) 実験的に決定した反射面に対して放射伝幡式を合
わせることにより、色処方データベース中にある色処方
のベースとなる各々の顔料について光学的物質パラメー
タを決定し、そして c) 顔料濃度を変化させる時の反射立体または色立体
における色彩的影響の角度依存性を記述する色彩影響行
列を、色処方データベースに含まれるすべての色処方に
ついて、放射伝幡式を用いてコンピュータで決定し、そ
してこの影響行列をデータベース内に保存することによ
り影響行列を作成して、補正された色処方がつくられる
ことを特徴とする。
【0009】補正された色処方に相当するラッカーおよ
び(または)表面コーティングを参照標本としてつくる
のが有利であり、そしてこれを所望の色調との関連から
実際の色調として用いて本発明の手順を反復する。色調
標本と参照標本との間に残る色彩の差が許容できる時、
補正された色処方を補修のために用いることができる。
残存する色彩の差が許容できない時、最後の補正段階の
参照標本(例えばコートされたパネル)は測角スペクト
ル光度計を使用して測定することができまた関連する色
処方が参照標本に与えられる。次いで、補正されたパネ
ルは実際の色処方として機能し、この色処に次の補正工
程のための最初の色処方の影響行列が関連させられ、続
いてこの新しいデータを使用して次の工程が実施され
る。
【0010】本発明の手順は繰り返し反復されるのが有
利であり、その場合、先行する手順の作業での参照標本
が後続する手順の作業での実際の色調として毎回使用さ
れる。1)で決定される色調標本の反射面は、測角スペ
クトル光度計を使用することにより計測学的に決定され
る。この点からすると、測定上の幾何学的関係は、影響
行列を確定する(4a)ための下記に詳述する関係と同
じである。測定されるべき色調は例えば車体部品のある
いは液体ラッカーの色調であろう。関連する標準三刺激
値の、またはこれから導出される、CIELAB色立体
での三刺激値の三つ組の値は、色調標本について測定し
た反射係数から引き続き算出される。
【0011】補正体系は、色調、あるいは既知の色調標
本について確立された混合式を包含する色処方データベ
ースを基礎とする。さらに、このデータベースは各々の
色調について関連する反射面またはそれから算出される
色彩次元値を含む。再び合致させるべき色調標本につい
て測定した反射面を、あるいはこれから算出される色彩
次元値を、色処方データベース中に保存されている反射
面と比較すると、色調標本に最も近いn個の(nは例え
ば1〜5である)色処方が得られる。補正されるべき実
際の参照色処方は別な参照を考慮しつつこれらの色処方
から選定される。予備的段階として決定されそしてデー
タベースに保存されている影響行列の含む情報は、次い
で、色調合致作業をコンピュータによって模擬しそして
最初の色処方を色調標本に向けて変化させるために利用
される。予備的段階として確定される影響行列を特にど
のようにして決定するかについては以下に詳述する。
【0012】影響行列を確定するために前以て必要なの
は、着色系(ラッカー)をつくり上げるための混合され
たラッカーまたは顔料のすべてに関する光学的物質パラ
メータについての知識である。光学的物質パラメータ
は、放射伝幡式を、L2標準の意味で、各顔料について
実験的に決定された反射係数またはスペクトルエネルギ
ー係数に合致させることにより決定される。単色顔料の
場合、放射伝幡式に関して知られたSchuster/Kubelka
/Munkの近似は全く十分なものである。この二つのフラ
ックスによる近似の枠内で、不透明なラッカーコートの
反射Rと、このコートに含まれる顔料の散乱特性(S)
と吸収特性(K)との簡単な関係を導出することができ
る。
【0013】
【数1】 ただし
【数2】
【0014】反射の外部係数(rext)および内部係数
(rint)は空気/ラッカー界面に起きる反射作用を補
正する(Saundersonの補正)。光沢効果がある場合、パ
ラメータαは1に設定し、また光沢が排除されている場
合、それを0に設定せねばならない。散乱係数および吸
収係数は、それぞれ濃度ciを有する異なる顔料種の個
々の寄与から以下のように累加的につくりあげられる。
【0015】
【数3】 反射特異的で波長依存性の物質パラメータは較正表を経
て実験的に決定されねばならない。しかしながらこの二
つのフラックスモデルは効果付与色の色調の反射指標を
記述するには不十分である。この場合、顔料添加された
媒質中での放射の拡散を記述するのに十分な近似度で解
かれねばならないのは少なくとも、方位角依存性の形を
とる放射伝幡式
【数4】 あるいは一層一般的に適用可能なモデルである。この式
は幾何学的な深さxでの放射の強度I(x,μ)を顔料の
光学的物質パラメータに関係づける。この際、吸収係数
(κ)および散乱係数(σ)に加えて、位相関数p
(μ,μ′)を決定せねばならない。これは個々の顔料
粒子における光の散乱の角度依存度を記述し、μ=cos
θ(θは散乱角)である。位相関数もまた各顔料濃度に
よって重み付けられた個々の寄与から累加的につくられ
る。吸収係数、散乱係数および位相関数はやはり較正表
を経て実験的に決定されねばならない。これらの物質的
な数値が知られるならば顔料添加された任意の不活性ラ
ッカーの反射挙動を放射伝幡式の助けにより、測定上の
それぞれの幾何学的関係について定量的に計算すること
ができる。
【0016】光学的物質パラメータは問題とするバイン
ダーベヒクル系内に分散される顔料の特性を記述する。
この特性は波長に依存するので所望のそれぞれの波長に
対して決定されねばならない。最も簡単な場合、それぞ
れの顔料のために、特定な一組の光学的に不透明な較正
表が用意され、そして関心のあるスペクトル領域におい
て、照明および観測に関する様々な幾何学的関係に対し
て、反射係数またはスペクトルエネルギー係数が測角ス
ペクトル光度計によって測定される。次いでこれらの実
験データに、放射伝幡式をL2標準の意味で合致させる
ことにより物質パラメータが決定される。
【0017】反射面を計測学的に決定するために、対称
的または非対称的な測定上の幾何学的関係を有する固定
式または可搬式の測角スペクトル光度計を使用できる。
カバーすべき観測角度の範囲は、各々の場合に用いられ
る放射伝幡式の近似度に依存する。照明を変化する計器
および観測を変化する計器の双方を使用することができ
る(図1参照)。測定上、幾何学的関係が対称的である
場合、試料表面に垂直である照明(観測)が採用され、
また観測(照明)は始線からの異なった極角度θ(0°
<θ<90°)で実施される。照明レンズおよび観測レ
ンズの開口は大きすぎてはならない。あるいはまた、非
対称な測定上の幾何学的関係を採用する場合、照明(観
測)は始線からの極角度45°で実施され、そして観測
のために0°<ε<90°の範囲の多くの角度εが選定
されることができ、この場合εは光沢角との角度差と理
解すべきである(図1参照)。
【0018】色彩影響行列を決定するために、色処方の
成分(N個の顔料)の量をそれらの所望の濃度の近くで
僅かに変化させ、また反射立体またはCIELAB色立
体における関連する色彩影響を、光学的物質パラメータ
により角度(M個の角度)の関数として算出する。すな
わち、物質パラメータの知られた色処方の成分の濃度の
変化の影響を、色立体または反射立体における影響とし
て算出することができる。
【0019】本発明の補正方法は、色処方の色彩特性を
記述する関数を所望とする点でTaylor数列として一次の
項まで展開するという概念に、および参照色処方の色調
を所望の点から異なる試料の色処方に合致させることが
できるようにこの情報を使用することに基礎をおいてい
る。このようにして得られる関数はCIE標準測色系ま
たはCIELAB色立体における色座標の三つ組数値の
ように、測定された反射値またはそれから導出される色
彩次元値である。Grassmanの第三の法則によると、色彩
の間には連続的な遷移がいずれの場所にもある。従って
色立体または反射立体における混合関数はTaylor数例と
して常に展開することができる。この混合関数fは一般
にベクトル関数であり、その数例展開は成分別表記で以
下のように表わすことができる。
【0020】
【数5】
【0021】上付き記号(k)は測定上の各々の幾何学
的関係(最大K個の角度)を表し、またcおよびc0
それぞれ色処方のN個の成分の濃度ベクトルを表わす。
測色的な数量を用いるとするなら、混合関数のM個の成
分はM=3の場合、三つ組の関数
【数6】 からなる。色彩混合物の連続性に関する上記の議論は、
反射指標にも直接あてはめることができるが、これはこ
の指標が標準三刺激値の関数族に影響を与えるからであ
る。従って測定した反射スペクトルを補正に使用するな
ら、混合関数ベクトルは
【数7】 によって与えられる。
【0022】一次の項である限りのすべての項を考慮す
ることにより、これらの式はベクトル表示では
【数8】 という関係として表わすことができる。この場合、
【数9】 は影響行列と称されるものを表わし、また
【数10】 は、所望とする濃度c0からの濃度の偏倚のベクトルを
表わす。この関係は、混合ラッカー系の既知の光学的物
質パラメータの助けによって、所与の色処方の各々につ
いて、放射伝幡式の解からコンピュータにより作成する
ことができる。このために色処方成分(N個の顔料)が
それらの所望の濃度のまわりに僅かに変化され、反射立
体または色立体における関連する色彩影響が反射立体ま
たは色立体における角度(M個の角度)の関数として決
定されまた得られる情報が対応する色処方と関連するデ
ータベース内に保存される。
【0023】次に、影響行列の含む情報は、参照色処方
の色調を参照点とは異なる試料点の色調に合致させるた
めに、直ちにあるいは後続する任意の時に用いることが
できる。しかしながらこの試料点は、採用する近似の妥
当性の範囲を逸脱せずまた色調をつくる成分の相互依存
性をすべて無視できる程度までしか参照点から異なって
はならない。色処方の補正の意味からみると、ベクトル
(k)(c0)は測定上の幾何学的関係kに関するもともと
の色処方あるいは参照色処方の色彩特性を記述するが、
一方f(k)(c)は例えば測定される(車体部品または液
体ラッカー(所望の色処方)を表わす。所望の色調と参
照色調との差δf(k)は顔料濃度ベクトルcを修正する
ことにより最小化される。この目的のために、添加され
る量ciが常に正であるという拘束条件を用いて誤差二
乗関数
【数11】 の最小値を決定せねばならない。さらに、pk因子を用
いることにより角度依存的な重み付けを行うことができ
る。添加のために算出されるこれらの量は参照色処方に
含められ、次いで色処方は再び100%に変換される。
このようにして、補正された色処方を得ることができ
る。
【0024】従って、予備的段階として、つまり実際の
コーティング作業にあるいはラッカー製造での色調合致
工程に介入することなく、色処方データベースの含むす
べての色処方についてコンピュータによって影響行列が
作成され、そして得られる結果が色処方データベースに
保存される。ラッカー塗装業者またはラッカーの製造に
関わる者は従って、色処方を補正するために必要な情報
をコンピュータから極めて迅速にそして局部的に得る。
引続いて、補正された色処方によって参照標本が生み出
される。例えば、補正された色処方に従ってつくられる
ラッカーを参照パネルに施しそして補修すべき車体部品
と視覚的にあるいは計測学的に比較する。あるいは別
に、補正された色処方に従ってつくられるラッカーを測
定しそして参照ウェットラッカーとの計測学的な比較を
行う。色彩の残差が許容できるなら、補正した色処方を
用いることができる。色調の合致が未だ許容できないな
ら、あるいは測定した反射値が未だ十分に一致しないな
ら、上述した補正工程を一つあるいはそれ以上反復する
ことができる。
【0025】本発明の補正手順を用いると、時間のかか
る色調合致作業を最少にしまた色彩標本例えば車体部品
にまたは製造に際してつくり上げるべき色調に十分に合
致する色調を、例えばラッカー塗装工場においてあるい
はラッカー製造に際して得ることができる。この点から
みると、色処方特に効果付与色調に関するものを計算す
るコンピュータに束縛される段階は、現場では、つまり
ラッカー塗装工場においてあるいはラッカーの製造中
に、回避することができる。所与の色処方に関する影響
行列を確定する、コンピュータに縛られた部分は予備的
な段階としてすでに実施されている。ラッカー塗装工場
またはラッカーの製造中にはほんの僅かに必要な数値的
入力は色処方を補正する入力である。
【0026】本発明の補正手順の別な利点は、これを任
意の種類の顔料(例えば薄板状吸収顔料、微粉化二酸化
チタン、金属顔料、干渉顔料、液晶顔料)に対して使用
できることである。単色顔料の処方に対して必要な補正
と比較するとき、効果付与顔料の処方の補正のためには
莫大な計算努力と時間的要求とが従来必要であった。放
射伝幡式の助けをかりて較正表から決定される顔料の光
学的物質パラメータを広汎に使用すると、本発明の補正
手順を用いるときに反復係数に含めるべき特性的な角度
依存性を正確に考慮することが可能である。以下に図面
および実施例を参照しつつ本発明を一層詳細に説明す
る。
【0027】図1:表面コーティングの反射特性を計器
によって特性把握するための幾何学的条件を例示する。
受光体を変化させる(左側)または照明を変化させる
(右側)を配置、あるいはこれらの組み合わせを用いる
ことができる。 図2:照射角度を一定とする(受光体を変化させる測定
上の幾何学的関係)ときの、黄色の効果付与色の色調の
反射係数を波長および角度の関数として例示する。 図3:図2に示す色の効果付与色の色調の反射指標の例
に関して、参照色処方、所望の色処方および補正された
参照色処方についてのCIELAB色立体での色彩ベク
トル(L(*)、a(*)、b(*))の成分の角度に伴う変化
を例示する。 図4:照射角度を一定とする(受光体を変化させる測定
上の幾何学的関係)ときの、緑色の効果付与色の色調の
反射係数を波長および角度の関数として例示する。 図5:図4に示す色の効果付与色の色調の反射指標の例
に関して、参照色処方、所望の色処方および補正された
参照色処方についてのCIELAB色立体での色彩ベク
トル(L(*)、a(*)、b(*))の成分の角度に伴う変化
を例示する。
【0028】表1(Ia,Ib):図2および3に示す
黄色の効果付与色の色調の色処方の補正の実施例に関す
るデータ(成分とそれに関する濃度および測色次元値)
を編集したものである。 表2(IIa,IIb):図4および5に示す緑色の効果付
与色の色調の色処方の補正の実施例に関するデータ(成
分とそれに関する濃度および測色次元値)を編集したも
のである。
【0029】例として、本発明の補正手順の効力を実証
するために、参照色処方と所望の色処方(車体部品)と
の間の特定の色差の程度が異なる現実の試料に関する二
つの実際的測定の例を示す。提示するデータは補修の常
套的方法を代表し、そして異なる量的割合は異なる同一
の顔料を包含する。影響行列は光学的較正データの助け
をかりて一つの色処方(参照色処方)についてコンピュ
ータにより決定した。全般的な展望を一層良くするため
に測色次元値(L(*)(θ)、a(*)(θ)、b(*)(θ))を
用いた。参照色処方の色調を所望の色処方のそれに合致
させるため参照色処方に関する影響行列および、参照色
処方と所望の色処方との間で測定した特定の色差(△L
(*)(θ)、△a(*)(θ)、△b(*)(θ))とを用いて参照
処方のために必要な濃度変化を算出した。
【0030】ラッカー系として慣用の2−コート系(ベ
ースラッカー−クリアラッカー構成)を使用した。この
ラッカー系に対しては、補正表を経て決定され、また補
正作業に必要である、放射伝幡式の光学的物質パラメー
タはすべて利用可能であった。可搬式X−rite MA6
8測角スペクトル光度計を使用してすべての反射面(較
正表および実施例)を測定した。光度計により試料を4
5°の角度で照明し、そして反射される放射を15°、
25°、45°、75°および110°の角度で観測し
た。しかし角度110°は色調の割り振りのために用い
ることができ補正手順には用い得なかった。色調の反射
係数は20nm間隔で400nm≦λ≦700nmのスペクト
ル領域で実験的に測定し、そして10nmの補助点の位置
決めをするために内挿した。CIELAB色立体の関連
する位置ベクトル(△L(*)(θ)、△a(*)(θ)、△b
(*)(θ))の成分を、角度依存性の反射スペクトルの測
定値から算出した。
【0031】
【実施例】
実施例1 参照色処方と所望の色処方との間の特定の色差が極めて
大きい第1の実施例においては、4色の成分(市販で入
手できる吸収顔料)と組み合わせた効果付与顔料として
慣用のアルミニウム顔料を使用した。予め定めた混合比
で黄色の色調が得られた。この色処方物は、それ自体は
着色に事実上直接に寄与しないが、Al顔料の配向を阻
害することにより反射面の角度的な向きに対して間接的
影響を及ぼすつや消し剤をさらに含有した。所望の色処
方に合致させるために所望の色処方と関連のある参照処
方の色合わせをせねばならなかったが、この場合、所望
の処方の成分は参照色処方によって予め一定に決められ
た。この参照処方に影響行列が関連づけられ、そして実
際の補正工程のためにこの影響行列の含む情報を用い
た。補修コーティングの分野では所望の色処方は補修す
べき車体部品に対応し、一方製造の分野では所望の色処
方は達成すべき標準に相当し、この標準の色調は適用さ
れる色処方に関して混合機によってつくり上げられる。
所望の色調に再び合致させるため、参照色処方のすべて
の成分を大巾にあるいは小巾に変化させねばならなかっ
た。補正作業の重要なすべての結果、例えば実際の処方
物の成分とその濃度(参照の、所望のおよび補正された
色処方の)、参照色処方の(実験的な)測色次元数値お
よび所望の色処方と現実の色処方との間の(実験的な)
特定的な初期の色差を表1に示す。これらのデータから
わかるように、然るべき成分が修正されたのみならず、
参照色処方に関する補正の方向およびその大きさの程度
が予測値と良く一致した。参照の、所望のそして補正さ
れた色処方の実験的な特定的測色次元数値を図3に示
す。この図において初期の特定的色差が補正工程により
顕著に低減されたことも十分に明らかである。最初の補
正工程によって参照色処方が所望の色処方に著しく近付
けられたので、残存する残留色差は、車体部品の補修の
ための施用パラメータを適合させることにより問題なく
補償することができた。
【0032】実施例2 第1の実施例と比べ、緑色の効果付与色の色調について
の第2の実施例においては参照色処方と所望の色処方と
の間の特定的色差は著しく少なかった。しかしながらこ
の例では効果付与物質として、粒子寸法分布の異なる雲
母をベースとする二つの緑色干渉顔料の混合物と、Fe
23でコートされたAl顔料とを使用した。さらに、こ
の処方物は三つのさらに別な着色顔料とつや消し剤とを
含有した。第1の実施例におけるのと同様に、実際の色
処方の然るべき成分がやはり補正され、そして補正の方
向およびその大きさの程度は予測と極めて良く一致し
た。補正作業で実際に使用した混合ラッカーとその濃度
および実験的な測色次元数値のような補正作業の重要な
結果のすべてを表2に示す。実験的な特定的な測色次元
数値もまた図5に示す。局所的補修にとって不十分であ
る、平均色差<△E>が〜2.4である実際の色処方を
補正することにより、平均色差が<△E>〜0.5まで
低減した。施用技術によりこの平均色差はさらに最小化
できる。この補正の例は局所補修のためにやはり好適で
あった。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】表面コーティングの反射特性を計器によって特
性把握するための幾何学的条件を例示する。受光体を変
化させる(左側)または照明を変化させる(右側)を配
置、あるいはこれらの組み合わせを用いることができ
る。
【図2】照射角度を一定とする(受光体を変化させる測
定上の幾何学的関係)ときの、黄色の効果付与色の色調
の反射係数を波長および角度の関数として例示する。
【図3】図2に示す色の効果付与色の色調の反射指標の
例に関して、参照色処方、所望の色処方および補正され
た参照色処方についてのCIELAB色立体での色彩ベ
クトル(L(*)、a(*)、b(*))の成分の角度に伴う変
化を例示する。
【図4】照射角度を一定とする(受光体を変化させる測
定上の幾何学的関係)ときの、緑色の効果付与色の色調
の反射係数を波長および角度の関数として例示する。
【図5】図4に示す色の効果付与色の色調の反射指標の
例に関して、参照色処方、所望の色処方および補正され
た参照色処方についてのCIELAB色立体での色彩ベ
クトル(L(*)、a(*)、b(*))の成分の角度に伴う変
化を例示する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マテイーアス・コルプ ドイツ連邦共和国デー−42111ヴツパータ ール.グスターフ−ハイネマン−シユトラ ーセ66 (72)発明者 アルベルト・タク ドイツ連邦共和国デー−42109ヴツパータ ール.ノルクスホイスヒエン142

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i) 第一段階において、着色表面コー
    ティングの再び合致されるべき色彩の色調の反射面を、
    測定角を変化させて測角スペクトル光度計を使用して可
    視スペクトル領域にわたって計測学的に決定し、 ii) 関連する標準三刺激値および(または)これから
    導出される、CIELAB色立体でのベクトルを、測定
    された反射係数またはスペクトルエネルギー係数から算
    出し、 iii) 測定された色調標本に最もよく似た反射特性また
    はそれから導出される特性を示す色処方および(または)
    色調を、反射スペクトルまたはこれから導出される測色
    次元値の助けをかりて色処方データベースの中から引き
    続いて同定し、 iv) コンピュータで作成される影響行列の助けをか
    り、所望とする色調つまり再び合致されるべき色調と、
    実際の色調つまり色処方データベースの中で最も近い色
    処方に相当する色調との間の角度依存性の色差を、L2
    標準の意味では副次的である条件を考慮しつつ関数を最
    少化するコンピュータアルゴリズムを用いて最少にし、
    そして a) 較正表によりそして測角スペクトル光度計を用い
    て、色処方データベース中にある色処方のベースとなる
    各々の顔料に関する反射面を、所望とするスペクトル領
    域内の多数の角度において実験的に決定し、 b) 実験的に決定した反射面に対して放射伝幡式を合
    わせることにより、色処方データベース中にある色処方
    のベースとなる各々の顔料について光学的物質パラメー
    タを決定し、そして c) 顔料濃度を変化させる時の反射立体または色立体
    における色彩的影響の角度依存性を記述する色彩影響行
    列を、色処方データベースに含まれるすべての色処方に
    ついて、放射伝幡式を用いてコンピュータで決定し、そ
    してこの影響行列をデータベース内に保存することによ
    り影響行列を作成して、補正された色処方がつくられる
    ことを特徴とする色および(または)効果付与表面コー
    ティングの分野において色処方を色調に合致させる方
    法。
  2. 【請求項2】 参照標本たる補正された色処方に相当す
    るようにラッカーおよび(または)表面コーティングを
    つくり、また実際の色調としてこの参照標本を用いて請
    求項1の方法を反復することを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 一つの方法の実施における参照標本が、
    次の方法の実施における実際の色調として毎回用いられ
    る請求項2記載の方法。
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JP2005330374A (ja) 光輝性塗料の調色方法

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