JPH10100942A - トラック用荷台の床板材 - Google Patents

トラック用荷台の床板材

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JPH10100942A
JPH10100942A JP25638896A JP25638896A JPH10100942A JP H10100942 A JPH10100942 A JP H10100942A JP 25638896 A JP25638896 A JP 25638896A JP 25638896 A JP25638896 A JP 25638896A JP H10100942 A JPH10100942 A JP H10100942A
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JP
Japan
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width direction
rib
floor plate
floor
floorboard
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JP25638896A
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English (en)
Inventor
Toru Kuwabara
徹 桑原
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床板部の縦根太部より荷台幅方向外側の部分
を剛性強化する。 【解決手段】 本発明は、床板部2と一対の縦根太部4
とを繊維強化プラスチック5により中空状に且つ一体的
に形成してなるトラック用荷台の床板材1にあって、上
記床板部2の上記縦根太部4より荷台幅方向外側の部分
の下面に、炭素繊維強化プラスチック9からなる積層材
31を設けたものである。また、本発明は、床板部2と
一対の縦根太部4とを繊維強化プラスチック5により中
空状に且つ一体的に形成してなるトラック用荷台の床板
材1にあって、上記床板部2の上記縦根太部4より荷台
幅方向外側の部分の下面に荷台幅方向に延出するリブ部
21を設けると共に、このリブ部21の下面に、炭素繊
維強化プラスチック9からなる積層材22を設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラック用荷台の床
板材に関し、箱(バン)型荷台、三方開荷台、あおり付
荷台及びウイングボディ式荷台等、あらゆるタイプの荷
台に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】本出願人は以前、荷台の低床化や軽量化
に大きく貢献し得る床板材を提案した(特願平8-119162
号)。これは、従前の床板材が井形の鋼製フレームと木
製床板との組立構造であるのに対し、繊維強化プラスチ
ックによる中空且つ一体構造となっているため、同等の
剛性を薄く軽量に実現できるものである。この床板材は
具体的には、荷台床面を形成する床板部と、床板部の下
面にてトラックのサイドレールに倣う一対の縦根太部と
を備え、これら床板部と縦根太部とを、繊維強化プラス
チックにより中空状に且つ一体的に形成したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
床板材にあっては、床板部のうち、縦根太部間の部分を
厚く高剛性とし、縦根太部より荷台幅方向外側の部分を
薄く軽量とするのが好ましい。
【0004】即ち、縦根太部間の部分は、車両走行時に
トラックフレームのサイドレールからピッチング方向の
曲げや捩り等を受けるため、これによって床板部に変形
を生じさせぬよう、またトラックフレーム自体にも剛性
を付加できるよう高剛性とするのが好ましい。
【0005】一方、縦根太部より荷台幅方向外側の部分
は、実質的に荷の荷重さえ受けられればよく、曲げ剛性
はある程度必要でも捩れ剛性はあまり必要ないので、逆
にある程度捩れ剛性等を落としてでも薄く軽量な構造を
採用する方が得策である。
【0006】しかしながら、単に薄くするのみでは剛性
が不足し易いため、必要に応じて適宜剛性を高められる
ような構造を採用するのが好ましい。このため、リブ等
を追加して剛性向上を図る方法もあるが、このリブ自体
に剛性がないと多くのリブが必要となって重量増を招い
てしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、床板部と一対
の縦根太部とを繊維強化プラスチックにより中空状に且
つ一体的に形成してなるトラック用荷台の床板材にあっ
て、上記床板部の上記縦根太部より荷台幅方向外側の部
分の下面に、炭素繊維強化プラスチックからなる積層材
を設けたものである。
【0008】また、本発明は、床板部と一対の縦根太部
とを繊維強化プラスチックにより中空状に且つ一体的に
形成してなるトラック用荷台の床板材にあって、上記床
板部の上記縦根太部より荷台幅方向外側の部分の下面に
荷台幅方向に延出するリブ部を設けると共に、このリブ
部の下面に、炭素繊維強化プラスチックからなる積層材
を設けたものである。
【0009】炭素繊維強化プラスチックは非常に高い弾
性率を有する高剛性材料であり、これからなる積層材を
用いることにより、床板部の縦根太部より荷台幅方向外
側の部分を強化することができる。前者の発明では、そ
の部分に直接積層材を設けて剛性強化を図っており、後
者の発明では、その部分にリブ部を設け、リブ部を強化
することによりその部分の剛性を高めている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0011】図2は本発明に係る床板材全体を下方から
見たときの図で、図1及び図3は、図2のA−A線断面
及びB−B線断面をそれぞれ示す。なお図2における上
方が前方であり、かかる床板材は例えばウイングボディ
式荷台に適用される。
【0012】図示するように、床板材1は、荷台床面を
形成する床板部2と、この床板部2の下面にてトラック
のサイドレール3に倣う一対の縦根太部4とを備え、こ
れら床板部2と縦根太部4とは、ガラス繊維強化プラス
チック(GFRP)5により中空状に且つ一体的に形成され
ている。そして床板材1は全体として、略一定厚さtの
GFRP製外殻(表皮材)7による中空のボックス構造とな
り、これにより床板材1は軽量且つ高剛性で全体的に薄
いものとなり、荷台の低床化を実現し得るものとなる。
特に縦根太部4は、床板部2の強度部材としても機能
し、床板部2にピッチング方向の曲げ及び捩りに対する
剛性を付加する。これにより走行中のトラックフレーム
の曲げ等に対し床板部2の変形を防止すると共に、トラ
ックフレーム自体の剛性も向上する。なお外殻7の内部
には、発泡ウレタン等の発泡樹脂からなる発泡材6が封
入されており、この発泡材6が床板材1のコア8を形成
し、床板材1の主として圧縮強度を向上する。
【0013】一方、サイドレール3は、トラックのはし
ご形フレームの縦材をなし、荷台全長に亘り延出される
と共に荷台幅方向に所定間隔で離間されて一対設けられ
る(一方のみ図示)。これらサイドレール3には複数の
横材即ちクロスメンバ(図示せず)が掛け渡される。
【0014】そしてこれらサイドレール3上に、スペー
サ3aを介して床板材1が適当な留め具を用いて載置固
定される。詳しくは、スペーサ3a上に縦根太部4が載
せられることにより、床板材1はサイドレール3に下方
から支持されることになる。
【0015】床板材1にあって、床板部2は全体が略平
板状に形成され、その上面全体には、縦弾性率の高い炭
素繊維強化プラスチック(CFRP)9による積層材10が
貼設されている。そしてこの積層材10が突起等のない
平面な荷台床面を形成し、荷の積載時に荷台床面の凹み
を防止すると共に、床板部2の曲げ及び捩り等に対し剛
性を付加する。また縦根太部4の下面裏側にもCFRP9に
よる積層材15が貼設され、剛性強化が図られている。
特に、このように上下の距離が最も離れた部位に積層材
10,15を設けるのが剛性強化に効果的である。
【0016】また、床板部2は、その縦根太部4間の部
分、即ち床板中央部11が厚さT1 に形成され、縦根太
部4より荷台幅方向外側の部分、即ち床板外側部12が
1 より薄い厚さT2 に形成されている。つまり床板部
2は、厚さT1 の厚板部41と厚さT2 の薄板部42と
から構成され、薄板部42の下面は厚板部41の下面よ
りΔHだけ高い位置に位置されるようになる。さらに、
床板中央部11の下面にはCFRP9による積層材20が貼
設され、このような構成によって床板中央部11の剛性
が非常に高いものとなり、前述したようにトラックフレ
ームの曲げ等に対し十分な強度を有するようになる。
【0017】一方、床板外側部12は薄板部42から構
成されるため、軽量ではあるが床板中央部11に比べ剛
性が低い。そこでこの床板材1では、床板外側部12の
剛性を最少の重量増で強化するよう、以下の構造を採用
している。
【0018】先ず、床板外側部12には、その下面に複
数のリブ部21が一体的に設けられている。リブ部21
は荷台幅方向に延出されると共に、荷台長手方向に沿っ
て所定間隔で配設されている。
【0019】リブ部21は、その断面が図4(a)に示
す如く矩形であり、内部の発泡材6と表皮材としてのGF
RP5とから構成されると共に、これらを床板外側部12
の下面に一体的に貼着して形成されている。またリブ部
は図4(b),(c),(d)に示す如く構成すること
もできる。(b)図では、コ字状に成形された一対のGF
RP5を背中合わせに貼着し、これを床板外側部12の下
面に貼設して形成される。(c)図では、GFRP5がT字
状に形成され、内部にはアルミ等からなる芯材22が埋
設されている。(d)図はGFRP5を逆L字状に形成した
例を示し、内部には同様に芯材22が埋設される。
【0020】このようなリブ部21を設けることで床板
外側部12の剛性は向上されるが、さらにリブ部21の
剛性を高め、床板外側部12の剛性を高めたい場合は、
図5に示すように、リブ部21の下面にCFRP9からなる
積層材22を貼設するとよい。これによってリブ部21
の剛性は格段に向上し、極めて少ない重量増で床板外側
部12の剛性強化を図ることができる。なお、この積層
材22が貼設されたリブ部21を積層リブ部23とす
る。
【0021】図6(a)は積層リブ部23の断面を示す
が、例えば図6(b)に示すように、リブ部21の下面
の裏側に積層材22を設けてもよい。さらに図6(c)
に示すように、積層材22の両側を折曲してリブ部21
の内側面に一部貼着すると、さらなる剛性向上が期待で
きる。図6(d)は図4(b)に示したリブ部21の下
面に積層材22を設けた例である。図6(e)において
はリブ部21の表面全体に積層材22を貼設しており、
言い換えればリブ部21の表皮材をGFRP5とCFRP9とに
よる二層構造としている。
【0022】床板外側部12の複数のリブ部21のう
ち、どの箇所に或いは幾つの積層リブ部23を用いるか
は全く自由である。ただしCFRP9はGFRP5より高価であ
るため、コストと剛性とのバランスで最少且つ最適箇所
のみを積層リブ部23とするのが好ましい。ところでリ
ブ部21は、サイドバンパーや泥除け等の車両付属品を
取り付けるのにも使用される。このため、例えば、付属
品の重量が付加されるリブ部21に、高剛性な積層リブ
部23を用いるといった使用方法もある。
【0023】図7はこれを具体的に示しており、24は
車両長手方向に沿った細長い複数の金属板からなるサイ
ドバンパーである。サイドバンパー24は、L形ステー
25及びブラケット26を介して積層リブ部23に取り
付けられている。図8はこの取付部の詳細を示し、ステ
ー25は断面コ字状、ブラケット26は断面L字状の金
属製とされる。これらステー25、ブラケット26及び
積層リブ部23間の結合は、それぞれ複数のボルト2
7,28及びナット29,30でなされる。特にブラケ
ット26と積層リブ部23とを結合するボルト28は前
後方向に沿ってリブ部21を貫通し、ナット30と共
に、ブラケット26及び積層リブ部23を挟み込んで結
合する。
【0024】ところで、床板外側部12の荷台幅方向外
側の端縁部は、あおりの重量を支持するための支持部4
3となっている。なお支持部43においては、その上面
のなす段差13の部分において起立状態のあおりを収め
るようになっている。支持部43には、あおりの重量や
あおりに寄り掛かった荷の重量等が付加されるため、あ
る程度の剛性が付与されなければならない。
【0025】このため、リブ部21及び積層リブ部23
は、支持部43と縦根太部4とを連結して支持部43に
加わる曲げモーメントに対し突っ張って対向するように
なっている。これにより支持部43には十分な剛性を付
与することができる。なお、支持部43の剛性向上のた
め、床板部2の上面に積層されたCFRP製積層材10が、
支持部43の外側面まで延長されてこれを覆っている。
【0026】また、支持部43の強化のため、リブ部2
1(積層リブ部23)は図9及び図10に示すようにす
ることもできる。これら支持部43は先の例よりも上下
長が長いが、図9の例では、リブ部21が縦根太部4か
ら幅方向外側に一定厚さで延出された後、その厚さが順
次拡大されて支持部43に接続されている。これに対
し、図10の例は厚さが幅方向に沿って一定である。こ
のようにリブ部21や積層リブ部23の形状は様々なも
のが考えられる。
【0027】ところで、一方、床板材1が車両に搭載さ
れた場合、床板外側部12の下方には所定位置に車輪が
存在するようになる。そしてこの車輪の位置は図2に車
軸C2 ,C3 で代表して示してある。この場合床板材1
が適用されるトラックは3軸車であって、車軸C2 で示
される後前輪と、車軸C3 で示される後後輪との両輪が
駆動輪となる。
【0028】これら後前輪と後後輪とは車両走行中に上
下動を伴う。このため、これら車輪が上昇しても床板外
側部12に干渉せぬよう、床板外側部12の車輪上方の
部分が薄板部42から構成され、その下面位置が引き上
げられている。また、車輪付近には干渉防止のためリブ
部21が設けられず、これだと薄板部42が比較的長い
前後長で形成されてしまい、比較的広範囲の低剛性部分
を形成してしまう。
【0029】そこで、かかる床板材1では、床板外側部
12の車輪上方となる部分の下面に、CFRP9からなる積
層材31を貼設して剛性強化を図っている。このよう
に、床板外側部12の下面にCFRP製積層材31を直接設
けても床板外側部12の剛性を向上できる。なお、この
部分の前後付近に適宜数の積層リブ部23を追加しても
よい。また積層材31は、床板外側部12の下面の裏側
に設けても構わないし、広い面積とせずに小片を間欠的
に設けることもできる。さらに積層材31は、この車輪
上方の位置に限らず、リブ部21,23のない床板外側
部12の下面のいかなる位置にも設けることが可能であ
る。ただし、前述したようにCFRP9は高価であるので、
必要な部分にのみ最小面積で設けるのが好ましい。
【0030】ところで、図3に示す通常の支持部43は
断面矩形であるが、車輪の干渉が車幅方向外側端で最も
生じ易いため、図1に示すように車輪上の部分では、支
持部43が逆L字状に形成され、下方への突出部分の幅
が縮小されている。この支持部43にはアルミ等からな
る芯材32が埋設され、小形化による剛性不足が補填さ
れている。
【0031】次に、別の実施の形態について説明する。
【0032】図11乃至図13に示す実施の形態にあっ
ては、床板外側部12のうち、荷台幅方向内側の部分が
厚板部41とされ、荷台幅方向外側の部分が薄板部42
とされている。そして厚板部41とされる部分には下面
に積層材がなく、薄板部42とされる部分のうち、車輪
の上方部分にはその下面にCFRP製積層材33が貼設さ
れ、それ以外の部分には複数のリブ部34が一体的に形
成されている。さらに図示する如く、リブ部34の下面
にCFRP製積層材35を貼設することも可能であるし、図
示しないが、厚板部41とされる部分の下面にCFRP製積
層材を設けてもよい。
【0033】特に、車輪は、その車幅方向外側端の上昇
量が最も大きく、実質的にはその部分のみ干渉を防止す
ればよいため、ここでは床板外側部12の荷台幅方向外
側の部分のみ薄板部42を形成している。
【0034】また、図14に示す実施の形態は、図2に
示したものと略同様で4軸車のトラックに適用される点
が異なる。即ち、4軸車の場合は先の後前軸C2 と後後
軸C3 とに加え前後軸C1 も有しているため、これに対
応して前後輪の上方がリブ部21のない薄板部42とさ
れ、且つその下面にはCFRP製積層材36が貼設されてい
る。
【0035】さらに、図15に示す実施の形態も、図1
1に示したものと略同様で4軸車のトラックに適用され
る点が異なる。ここで前後輪の上方の薄板部42が、後
前輪及び後後輪のものよりも幅方向内側に延長されてい
るが、これは前後輪が操舵輪であり、車幅方向外側端の
位置が車幅方向内側に移動することに基づく。なお、こ
の部分の下面にもCFRP製積層材37が設けられる。
【0036】さらに、上述の実施の形態にあっては以下
の如き変形例も考えられる。
【0037】図16乃至図24は、それぞれ図1,3,
5,7,9,10,12,13,13に対応した図で、
これら図示例にあっては、前記実施の形態で同時に作ら
れていた床板部2と縦根太部4とが別体で作られた後一
体化されるようになっている。即ち、先ず発泡材6が、
床板部2或いは縦根太部4の形状に合わせてそれぞれ個
別に成形され、これら表面にGFRP5が貼設された後、各
部品が一体化されて床板部2と縦根太部4とが形成され
るようになっている。特に縦根太部4の表皮材7をなす
GFRP5の上端部はフランジ状に折曲され、この折曲部3
8が床板部2の下面への貼着部分をなす。図20,21
に示すのは図2のG−G線断面であるが、これらにあっ
ては支持部43の外側面まで延出されていた積層材10
がさらにリブ部21の下面まで延出され、積層リブ部2
3を形成している。
【0038】また、図24に示すのは、図11の床板材
1における積層リブ部の変形例であり、ここでは支持部
43及びリブ部34の厚さが増加されると共に、リブ部
34が床板中央部11まで延長されて支持部43と縦根
太部4とを連結している。さらに積層材10はリブ部3
4の下面まで延出されている。
【0039】このように、本発明は他の様々な実施の形
態を採ることも可能で、上記実施の形態にかかる構成を
適宜組み合わせることも当然可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0041】(1) 重量増を防止しつつ、床板部の縦
根太部より荷台幅方向外側の部分を剛性強化できる。
【0042】(2) リブ部自体の剛性を高められ、付
属品の取付けにも好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床板材の要部を示し、図2のA−
A線断面図である。
【図2】床板材の全体を下方から見たときの図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】リブ部の断面形状を示し、図3のC−C線断面
図である。
【図5】リブ部の別の例を示し、図2のB−B線断面図
である。
【図6】リブ部の断面形状を示し、図5のC−C線断面
図である。
【図7】リブ部に取り付けられた付属品を示し、図2の
B−B線断面図である。
【図8】付属品の取付部を示し、図7のD−D線断面図
である。
【図9】リブ部の別の例を示し、図2のB−B線断面図
である。
【図10】リブ部の別の例を示し、図2のB−B線断面
図である。
【図11】別の実施の形態に係る床板材の全体を下方か
ら見たときの図である。
【図12】図11のE−E線断面図である。
【図13】図11のF−F線断面図である。
【図14】別の実施の形態に係る床板材の全体を下方か
ら見たときの図である。
【図15】別の実施の形態に係る床板材の全体を下方か
ら見たときの図である。
【図16】変形例を示し、図1に対応した図である。
【図17】変形例を示し、図3に対応した図である。
【図18】変形例を示し、図5に対応した図である。
【図19】変形例を示し、図7に対応した図である。
【図20】変形例を示し、図9に対応した図2のG−G
線断面図である。
【図21】変形例を示し、図10に対応した図2のG−
G線断面図である。
【図22】変形例を示し、図12に対応した図である。
【図23】変形例を示し、図13に対応した図である。
【図24】変形例を示し、図13に対応した図11のH
−H線断面図である。
【符号の説明】
1 床板材 2 床板部 4 縦根太部 5 ガラス繊維強化プラスチック 9 炭素繊維強化プラスチック 12 床板外側部 21 リブ部 22,31,33,35,36,37 積層材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板部と一対の縦根太部とを繊維強化プ
    ラスチックにより中空状に且つ一体的に形成してなるト
    ラック用荷台の床板材にあって、上記床板部の上記縦根
    太部より荷台幅方向外側の部分の下面に、炭素繊維強化
    プラスチックからなる積層材を設けたことを特徴とする
    トラック用荷台の床板材。
  2. 【請求項2】 上記積層材が車輪上方となる部分に設け
    られた請求項1記載のトラック用荷台の床板材。
  3. 【請求項3】 床板部と一対の縦根太部とを繊維強化プ
    ラスチックにより中空状に且つ一体的に形成してなるト
    ラック用荷台の床板材にあって、上記床板部の上記縦根
    太部より荷台幅方向外側の部分の下面に荷台幅方向に延
    出するリブ部を設けると共に、該リブ部の下面に、炭素
    繊維強化プラスチックからなる積層材を設けたことを特
    徴とするトラック用荷台の床板材。
  4. 【請求項4】 上記床板部の上記縦根太部より荷台幅方
    向外側の部分が、上記縦根太部間の部分より薄く形成さ
    れた請求項3記載のトラック用荷台の床板材。
  5. 【請求項5】 上記床板部の上記縦根太部より荷台幅方
    向外側の部分のうち、荷台幅方向内側の部分が厚く形成
    され、荷台幅方向外側の部分が薄く形成されると共に、
    その薄く形成された部分に上記リブ部が設けられた請求
    項3記載のトラック用荷台の床板材。
  6. 【請求項6】 上記リブ部が延長されて上記厚く形成さ
    れた部分にも設けられ、且つ、上記床板部の荷台幅方向
    外側の端縁部と上記縦根太部とを連結する請求項5記載
    のトラック用荷台の床板材。
  7. 【請求項7】 上記床板部の上記縦根太部より荷台幅方
    向外側の部分の上記リブ部のない下面にも炭素繊維強化
    プラスチックからなる積層材が設けられた請求項3乃至
    6いずれかに記載のトラック用荷台の床板材。
  8. 【請求項8】 上記床板部及び上記縦根太部の内部の中
    空部に、発泡ウレタン等による発泡材が封入された請求
    項1乃至7いずれかに記載のトラック用荷台の床板材。
JP25638896A 1996-09-27 1996-09-27 トラック用荷台の床板材 Pending JPH10100942A (ja)

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JP25638896A Pending JPH10100942A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 トラック用荷台の床板材

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JP (1) JPH10100942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2683888A1 (en) * 2011-03-08 2014-01-15 Hexago Deck Limited Temporary platform

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EP2683888A1 (en) * 2011-03-08 2014-01-15 Hexago Deck Limited Temporary platform

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