JPH10100677A - 自動車に用いられるドアウインドガラスのシール構造 - Google Patents

自動車に用いられるドアウインドガラスのシール構造

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JPH10100677A JP8279997A JP27999796A JPH10100677A JP H10100677 A JPH10100677 A JP H10100677A JP 8279997 A JP8279997 A JP 8279997A JP 27999796 A JP27999796 A JP 27999796A JP H10100677 A JPH10100677 A JP H10100677A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードトップタイプの自動車において、ドア
ウインドガラスWGの上昇時に異物が挟まったことを検
知する検知部40Fの好適な配置と簡単な構成の提供。 【解決手段】 自動車のドア開口周縁部12には、ウエ
ザストリップ20が装着され、またウエザストリップ2
0に隣接した車室内側に装飾用のトリム部材30Fが装
着されている。ウエザストリップ20は、ドアウインド
ガラスWGが閉じたときに車室と車外とをシールするも
のである。また、トリム部材30Fに一体的に検知部4
0Fがウエザストリップ20に接触して設けられてい
る。検知部40Fは、ドアウインドガラスWGを閉じる
際にドア開口周縁部12との間に異物があったときに押
しつぶされて、第1及び第2導電部42,43が接触す
ると、昇降ガイド手段RGに信号を送ってドアウインド
ガラスWGの動作を停止または逆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアウインドガラ
スの閉動作中に、ドアウインドガラスとドア開口周縁部
との間に異物が挟まれたときに、ドアウインドガラスの
上昇を停止または逆動させるための機構を備えた自動車
に用いられるドアウインドガラスのシール構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スイッチ操作により自動でウインドガラ
スを開閉するパワーウインドでは、ドアウインドガラス
の閉動作中に誤って異物がドアウインドガラスに挟まれ
た場合に、これを迅速・的確に検知してドアウインドガ
ラスの上昇を停止または逆動させる装置を設けることが
望まれている。
【0003】こうした装置として、例えば、実開昭60
−165246号公報に記載されたものが知られてい
る。図17はウエザストリップのシール部としてのガラ
スランの周辺を示す断面図である。図17において、窓
枠200には、ゴム製のガラスラン210が装着されて
いる。ガラスラン210は、窓枠200に取り付けるた
めの取付基部212と、この取付基部212の両端に沿
って突設されかつ溝214を形成するガイド部216,
216とを備えている。ドアウインドガラスWGは、ガ
イド部216,216の間の溝214に進入することに
より、ガイド部216,216に対してシールされる。
【0004】図18は図17の車室内側のガイド部21
6の下端部に設けられたドアウインドガラスWGの開閉
状態検知装置の検知部220の拡大図である。この検知
部220は、中空間隙222aを有するチューブ状の中
空部222を備えており、中空間隙222a内の上下壁
に、絶縁間隙222bを隔てて第1導電部224a及び
第2導電部224bが装着されている。この構成によ
り、ドアウインドガラスWGとガラスラン210との間
に異物が入った場合に、中空部222が押しつぶされ
て、第1導電部224aと第2導電部224bとが接触
する。このとき、第1導電部224aと第2導電部22
4bとの間のショート電流を検知することにより図示し
ないレギュレータ装置のモータを停止または逆動させ
て、ドアウインドガラスWGを停止または下降させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の開閉
状態検知装置を装着した自動車は、ドアウインドガラス
WGがガラスラン210にガイドされて、ガラスラン2
10に対してシールする構成であるが、ガラスランを備
えていない自動車として、いわゆるハードトップタイプ
の自動車がある。このタイプの自動車におけるドアウイ
ンドガラスは、ドア内に設けたガイドレールによりガイ
ドされて、車体側のドア開口周縁部に設けたウエザスト
リップに対して押圧シールする。
【0006】ところが、前記従来の開閉状態検知装置
は、ハードトップタイプの自動車にはそのまま適用する
ことができない。このため、ウインドガラスを摺動させ
るためのドアガラスランを備えていないものに対して
も、上述した開閉状態検知装置を好適な配置及び構成で
適用することが要請されている。
【0007】本発明は、前記従来の技術の課題を解決す
るものであり、ドアウインドガラスの開閉状態を検知す
る検知信号発生手段を簡単な構成でかつ好適に配置した
自動車に用いられるドアウインドガラスのシール構造を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】前
記課題を解決するためになされた第1の発明は、車体の
ドア開口周縁部に、該開口を開閉自在に設けられたドア
と、該ドアに装着されたドアウインドガラスと、前記ド
ア開口周縁部に装着され、シール部を有するウエザスト
リップと、前記ドアウインドガラスを昇降させると共
に、ドアウインドガラスの閉状態にて、ドアウインドガ
ラスの上縁部及び側縁部がウエザストリップのシール部
に対して押圧してシールするようにドアウインドガラス
をガイドする昇降ガイド手段と、を備えた自動車に用い
られるドアウインドガラスのシール構造において、前記
ウエザストリップに沿って配置され、かつドア開口周縁
部を装飾する枠装飾部材と、前記ドア開口周縁部に沿っ
て配置され、中空室を有し絶縁材料から形成された中空
体と、前記中空室内に所定間隙を隔てて配置された第1
及び第2導電体とを有し、前記中空体が押圧されて第1
導電体と第2導電体とが互いに接触することにより検知
信号を出力する検知信号発生手段と、を備え、前記枠装
飾部材は、前記検知信号発生手段の中空体に連結する連
結部を有し、前記ウエザストリップは、その一部に前記
中空体の少なくとも一部に接触して位置決めする位置決
め部と、前記中空体が押圧されたときに第1及び第2導
電体を接触させるように前記中空体を支持する押圧支持
部を有していること、を特徴とする。
【0009】本発明において、昇降ガイド手段により、
ドアウインドガラスが開状態または閉状態となるように
昇降動作するが、ドアウインドガラスは閉状態となった
ときに、その上縁部または側縁部が、車体のドア開口周
縁部に装着されたウエザストリップのシール部に対して
押圧シールする。
【0010】いま、ドアウインドガラスの上昇時に、ド
ア開口周縁部とドアウインドガラスの上縁部または側縁
部との間に異物が介在して、ウエザストリップに近接し
て設けられた検知信号発生手段の中空体が押圧されるこ
とにより第1及び第2導電体とが接触すると、検知信号
発生手段から検知信号が出力される。この検知信号を用
いて、ドアウインドガラスを停止または逆動作させる。
【0011】この検知信号発生手段は、ウエザストリッ
プに近接して配置された枠装飾部材に連結して設けられ
ている。枠装飾部材は、ドア開口周縁部を装飾するため
の部材であるから、検知信号発生手段を設置するため
に、別途部材を設ける必要がなく、構成が簡単になる。
また、ウエザストリップの一部に位置決め部が形成さ
れ、この位置決め部により検知信号発生手段の中空体を
位置決めするとともに押圧支持部により、検知信号発生
手段は、押圧方向への力を受けて第1及び第2導電体を
接触させるから、その確実な検知動作が保証される。
【0012】ウエザストリップまたは枠装飾部材に形成
された押圧支持部の好適な態様として、ソリッドゴム、
硬質樹脂または金属板の共押出成形により形成すること
ができる。
【0013】また、本発明の他の態様として、検知信号
発生手段は、枠装飾部材に一体的に押出成形したり、接
着剤により一体化する構成のほかに、枠装飾部材の一部
に嵌合溝を形成し、この嵌合溝に検知信号発生手段を嵌
合支持してもよい。
【0014】さらに、第2の発明は、ウエザストリップ
の一部に嵌合保持部を設け、この嵌合保持部の嵌合溝に
検知信号発生手段を嵌合保持させると共に、ウエザスト
リップまたは枠装飾部材の一部に押圧支持部を設けるこ
とにより検知信号発生手段を支持する。この構成では、
検知信号発生手段は、ウエザストリップと別部材である
から、ウエザストリップの曲がった形状にかかわらず、
組付作業が容易であり、また、製造も簡単になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態にかかるドア
ウインドガラスのシール構造を搭載した自動車を後側方
から見た外観図、図2は自動車のフロントドアの周辺を
示す図、図3はドア開口周縁部に取り付けられたウエザ
ストリップを示す図である。図1ないし図3において、
自動車は、いわゆるハードトップタイプの車両であり、
ボディ11側のドア開口周縁部12にウエザストリップ
20が取り付けられ、ドアウインドガラスWGをガイド
するためのガラスランを有しないフロントドアFD及び
リアドアRDを備えた車両である。
【0017】ドア開口周縁部12は、前側のフロントピ
ラー13、ルーフパネル14の両側縁のルーフサイド1
4a、後側のリアピラー15を備え、さらにこれらと共
にセンタピラー16によりほぼT字形に構成されてい
る。
【0018】図2において、フロントドアFDの内側に
は、ドアウインドガラスWGの一端を支持している連結
部JT、連結部JTを上下方向へガイドするガイド部材
GD及び連結部JTを図示しないベルトを介して駆動す
るモータMTが設けられている。いま、運転席等のスイ
ッチを操作してモータMTを駆動すると、その駆動力
は、連結部JTに伝えられ、ドアウインドガラスWGを
ガイド部材GDに倣わせて昇降させる。このとき、ドア
ウインドガラスWGの軌跡は、垂直方向へ上昇するにつ
れてよりやや後方へ湾曲している。したがって、ドアウ
インドガラスWGは、その閉動作により、センタピラー
16との間隙SP1が上昇につれて間隙SP2へと狭く
なり、閉状態にてウエザストリップ20に密着するよう
に移動する。なお、リアドアRDのリア側のドアウイン
ドガラスWGも、フロントドアFD側と同様な構成であ
る。
【0019】次に、ドア開口周縁部12及びその周辺部
の構成について説明する。図4は図3の4−4線に沿っ
た要部の拡大断面図、図5は図3の5−5線に沿った要
部の拡大断面図、図6は図3の6−6線に沿った要部の
拡大断面図である。
【0020】ドア開口周縁部12の構成のうち、図4に
示すルーフサイド14aの周辺について説明する。ドア
開口周縁部12は、ボディ11の外板を構成するアウタ
パネル11aと、このアウタパネル11aに固定された
リーンフォースパネル11bと、このリーンフォースパ
ネル11bに固定されたリテーナ17Fと、このリテー
ナ17Fから延出しアウタパネル11aの外縁部を覆う
ように装着された装飾用のモール18と、インナパネル
11cとを備えている。リテーナ17Fは、金属板を折
曲形成したものであり、ウエザストリップ20を取り付
けるための断面コ字形の取付凹所17aと、を備えてい
る。なお、リーンフォースパネル11bとインナパネル
11cの折曲端部11dには、後述するトリム部材30
Fが取り付けられている。
【0021】次に、図5に示すセンタピラー16の部位
を説明すると、センタピラー16は、中心線CLを中心
に左右対称であり、断面山形で長尺であるアウタパネル
16aと、アウタパネル16aの両側から車体前後方向
へ延設された取付端部16bと、インナパネル16cと
を備えている。アウタパネル16aの外面には、その上
端の前側において図4に示したリテーナ17Fに連結さ
れているリテーナ17Cが装着されている。このリテー
ナ17Cは、アウタパネル16aの上端の後ろ側にて、
図6に示すリアピラーのリテーナ17Rに連結されてい
る。このリテーナ17Rは、アウタパネル11aに固定
されている。このアウタパネル11aは、インナパネル
11cの端部に連結されている。
【0022】次に、ウエザストリップ20について説明
する。ウエザストリップ20は、ドアウインドガラスW
Gを閉めたときに、ドアウインドガラスWGとドア開口
周縁部12との間をシールするものである。
【0023】図3に示すように、ウエザストリップ20
は、押出成形された断面同一部材を用いた複数の押出部
20a,20b,20a,20cと、これらの押出部2
0a等の間または端部に型成形により接続された型成形
部20d〜20hとを備えており、つまり、ほぼ直線形
状の押出部20a等の間及びその端部を型成形部20d
〜20hで接続または端部形成することにより、ほぼT
字形に構成されている。
【0024】ウエザストリップ20の押出部20aの部
分は、図4に示すように、ドア開口周縁部12のリテー
ナ17Fの取付凹所17aに取り付けられる取付基部2
1Uと、取付基部21Uの両端部からアーチ状に掛け渡
されたシール部22Uと、を備えている。シール部22
Uは、ドアウインドガラスWGが閉じているときに押圧
されてシール作用を果たす部位である。取付基部21U
及びシール部22Uは、ソリッドゴム及びスポンジゴム
からそれぞれ形成されており、共押出により同時成形さ
れている。
【0025】また、図3のウエザストリップ20の押出
部20bの部分は、図5に示すように、山形状の左右対
称の形状であり、リテーナ17Cの取付凹所17aに固
定されたソリッドゴム製の取付基部21Cと、取付基部
21Cと一体に形成されたスポンジゴム製のシール部2
2Cとを備えている。さらに、図3のウエザストリップ
20の押出部20cの部分は、図6に示すように、リア
ピラー15のリテーナ17Rの取付凹所17aに固定さ
れた取付基部21Rと、取付基部21Rと一体に押出成
形されたスポンジゴム製のシール部22Rとを備えてい
る。
【0026】前記ウエザストリップ20のシール作用に
ついて、図5のセンタピラー16の部位で説明すると、
ドアウインドガラスWGが上昇する際に、その側縁部W
Gbは、図の2点鎖線で示すウエザストリップ20のシ
ール部22Cに向けて移動する。このとき、スポンジゴ
ムから形成されたシール部22Cは、ドアウインドガラ
スWGに対して矢印方向bへの弾性力を加えて、ドアウ
インドガラスWGを1点鎖線の位置まで移動させて、こ
の状態にてシールする。
【0027】また、フロントドアFD及びリアドアRD
のそれぞれのドア開口周縁部12には、図4ないし図6
に示すように、ドア開口周縁部12に沿って装飾するト
リム部材30F,30Rが装着されている。図4に示す
トリム部材30Fについて説明する。トリム部材30F
は、取付基部31と、取付基部31内にインサートされ
た金属製のU字形のインサート部材32と、取付基部3
1上に装着された装飾シート33とを備えている。取付
基部31の内側には、取付リップ31aが突設されてお
り、この取付リップ31aが折曲形成された折曲端部1
1dを挟持することで、トリム部材30Fが車体に装着
されている。
【0028】また、図4ないし図6に示すように、トリ
ム部材30F,30Rの一端外側部には、ドアウインド
ガラスWGとドア開口周縁部12との間に異物が挟まれ
たことを検知する検知信号発生手段としての検知部40
F,40Rが設けられている。検知部40F,40R
は、ウエザストリップ20のほぼ全長にわたって設けら
れている。
【0029】検知部40F,40Rは、同様な構成及び
動作をするから、図4に示す検知部40Fを代表して説
明し、検知部40Rについてはその説明を省略する。
【0030】検知部40Fは、ウエザストリップ20の
シール部22Uに形成された外形断面で楕円形状の嵌合
溝22bに嵌合され、ソリッドゴムから形成された押圧
支持部22cにより支持されると共に、シール部22U
から延設されたシール舌片22aにより覆われている。
【0031】図7は図4のウエザストリップ20及び検
知部40Fの拡大断面図である。図7において、検知部
40Fは、嵌合溝22b(図4)に嵌合される楕円形状
の中空体41と、トリム部材30Fと中空体41とを一
体的に連結しかつその両端にノッチ41b,41bを有
する連結部41aとを備えている。前記連結部41a
は、中空体41に対して細くなっているが、これは、中
空体41をウエザストリップ20の配置に追従させるの
を容易にするためである。また、連結部41aのノッチ
41b,41bは、中空体41の首振りによりその向き
の変更も容易にしている。なお、検知部40Fは、外形
断面で楕円形状に形成されているから、一旦、ウエザス
トリップ20の嵌合溝22bに嵌合されたときは、確実
に位置決めされる。
【0032】中空体41の中空室41d内には、中空間
隙41cを隔てて第1及び第2導電部42,43がそれ
ぞれ配設されている。第1及び第2導電部42,43
は、銅等の第1及び第2導電線42a,43aと、これ
らの第1及び第2導電線42a,43aをそれぞれ被覆
する導電性ゴムの第1及び第2被覆部42b,43bと
から構成されている。前記第1及び第2導電部42,4
3の第1被覆部42b及び第2被覆部43bは、中空体
41と一体となって形成されている。
【0033】この検知部40Fは、トリム部材30Fと
同時に押し出し成形することにより製造することがで
き、つまり、トリム部材30Fを成形するためのゴム素
材、インサート部材32と共に、検知部40Fの第1及
び第2導電線42a,43a、第1及び第2被覆部42
b,43bを形成するための材料を、同時に多色押出す
ることにより製造できる。
【0034】前記検知部40Fの第1及び第2導電線4
2a,43aの一端は、図3に示すセンタピラー16に
対応した部位の下部16eで抵抗を介して互いに接続さ
れている。すなわち、図8は検知部40Fの端部の接続
工程を示す図である。図8(A)に示すように第1及び
第2導電線42a,43aの端部を、抵抗45aを有す
る端子装置45の端子にかしめて接続する。そして、端
子装置45を含めた検知部40Fの端部を、射出成形装
置の金型にセットして型成形を行なうことにより、図8
(B)に示すように第1及び第2導電線42a,43a
と端子装置45とをインサート成形する。
【0035】一方、図9に示すように、検知部40Fの
第1及び第2導電線42a,43aの他端は、ワイヤハ
ーネス42c,43cに接続され、さらにフロントピラ
ー13の中程の部分で車室内側へ引き回されて昇降制御
装置(図示省略)に接続される。すなわち、検知部40
Fは、フロントピラー13の外側に配置されるから、昇
降制御装置に接続するために、フロントピラー13の縁
部には、切欠部13aが形成されている。フロントピラ
ー13に、トリム部材30Fを装着する前に、ワイヤハ
ーネス42c,43cの一端をフロントピラー13の切
欠部13aを介して車外側から車室内側へ入れる。これ
により、検知部40Fのワイヤハーネス42c,43c
は、トリム部材30Fの内側等の狭い部分で引き回すこ
となく、車室内側に導入できるから、その配線が容易で
ある。
【0036】次に、検知部40Fの検知動作について説
明する。図4に示すように、ドアウインドガラスWGが
閉じ位置付近まで上昇すると、ドアウインドガラスWG
の上縁部WGaは、ウエザストリップ20のシール部2
2Uと当接・押圧して、その間がシールされる。このと
き、検知部40Fの中空体41は、ドアウインドガラス
WGにより押されないから、異物の検知動作を行なわな
い。
【0037】いま、ドアウインドガラスWGとドア開口
周縁部12との間に異物が入って、ウエザストリップ2
0のシール舌片22aを介して検知部40Fの中空体4
1が矢印方向cへ押されると、中空体41の他端は、ウ
エザストリップ20の押圧支持部22cにより支持され
ているから、検知部40Fの中空体41が押しつぶされ
る。これにより、第1及び第2導電部42,43とがシ
ョートする。このとき、端子装置45(図8)の抵抗4
5aの分だけ抵抗値が小さくなるから、その旨の検知信
号が昇降制御装置に送られる。昇降制御装置は、その検
知信号に基づいて、昇降ガイド手段RG(図2)を介し
てドアウインドガラスWGの上昇を停止させたり、逆行
させたりして異物の挟まれた状態を回避する。
【0038】前記実施の形態にかかる検知部40Fは、
ウエザストリップ20に近接して配置されたトリム部材
30Fに一体的に設けられており、トリム部材30F
は、ドア開口周縁部12の車室内側を装飾するための部
材であるから、検知部40Fを設置するために、別の部
材を設ける必要がなく、構成が簡単になる。
【0039】また、ウエザストリップ20には、スポン
ジゴムからなるシール部22Uより固いソリッドゴム製
の押圧支持部22cが形成されており、この押圧支持部
22cは、検知部40Fの中空体41の押しつぶし変形
に対して支持するように設けられているので、検知部4
0Fによる異物の確実な検知動作を保証する。さらに、
押圧支持部22cは、ウエザストリップ20の押出成形
の際に共押出により同時に成形できるから、構成も簡単
で製造も容易である。
【0040】前記実施の形態では、検知部40Fをトリ
ム部材30Fに押出成形により一体成形したが、検知部
40Fとトリム部材30Fとを同時に組み付けかつ両者
を位置決めできる一体的な構成であれば、両面テープや
接着剤による接着や、スナップ等による連結等を利用し
た構成であってもよい。
【0041】図10は他の実施例にかかるセンタピラー
16の周辺部分を示す断面図である。図10において、
ウエザストリップ60に隣接して、トリム部材70Fが
配置され、このトリム部材70Fの側部には、検知部8
0Fが該トリム部材70Fに一体成形されている。検知
部80Fの中空体81は、ウエザストリップ60のシー
ル部62Uの表面に対してわずかに突出して配設されて
いる。また、中空体81は、スポンジゴムで形成された
表面側の接触部81aと、ソリッドゴムで形成された奥
側の押圧支持部81bとを備えている。この検知部80
Fの構成により、中空体81の接触部81aが異物によ
り押されると、押圧支持部81bにより支持された中空
体81自体が容易に変形して、確実な検知動作を保証す
る。
【0042】図11は他の実施の形態にかかるルーフサ
イド14a付近を示す断面図である。ウエザストリップ
20は、図4の実施の形態と同じ構成であり、つまり取
付基部21Uと、シール部22Uとを備え、このシール
部22Uに嵌合溝22bが形成されている。嵌合溝22
bには、検知部90Fが嵌合装着されている。検知部9
0Fの中空体91は、外形断面が楕円形状であり、その
外周部にほぼ平行の2本の突条体91a,91aが突設
されている。この突条体91a,91aは、検知部90
Fが嵌合溝22bに嵌合されたときに、嵌合溝22bの
開口端部に当たって、検知部90Fの回り止めをする。
【0043】図12は図11に対応する位置における検
知部90Fを装着する前の状態を示す斜視図、図13は
ルーフサイド14aとセンタピラー16の間の位置にお
ける検知部90Fを装着した状態を示す斜視図である。
ウエザストリップ20に検知部90Fを組み付けるに
は、型成形により一体化したウエザストリップ20を製
造し、その後、ウエザストリップ20の嵌合溝22bに
検知部90Fを圧入することにより嵌合させる。このと
き、検知部90Fのセンタピラー16の下端部は、図8
で上述したように、予め端子装置を介して接続すると共
にインサート成形により一体化しておく。この構成の検
知部90Fでは、ウエザストリップ20の形状の一部が
ドア開口周縁部に対応して曲がっている場合や、トリム
部材(図示省略)がウエザストリップ20に倣って追従
していない箇所がある場合であっても、それらの形状に
よって検知部90Fの取付位置が制約されることがな
く、検知部90Fは、好適にウエザストリップ20に取
り付けることができる。また、検知部90Fは、トリム
部材と別部材であり、それを単独で押出成形することが
できるから、その製造も容易である。
【0044】なお、図14に示すように、ルーフサイド
14aのコーナーが狭い場合には、検知部90Fa,9
0Fbを分割して形成すると共に、各検知部90Fa,
90Fbの一端にそれぞれ端子装置45をそれぞれ取り
付けてもよい。この場合には、狭いコーナーにおける検
知部90Fa,90Fbの装着作業性を向上させること
ができる。
【0045】図15はウエザストリップ120に検知部
140Fを嵌合装着した他の実施の形態を示す断面図で
ある。すなわち、ウエザストリップ120は、取付基部
121Uと、シール部122Uとを備えている。取付基
部121Uとシール部122Uとの間にかけて嵌合溝1
22aが形成されている。嵌合溝122aの奥側であり
かつ押圧支持部122cには、抜止溝122bが形成さ
れている。一方、検知部140Fは、嵌合溝122aと
嵌合される形状であり、すなわち、検知部140Fの一
端部に、嵌合溝122aの抜止溝122bに嵌合する抜
止突部141aが形成されている。
【0046】したがって、検知部140Fをウエザスト
リップ120の嵌合溝122aに嵌合装着すると、検知
部140Fの抜止突部141aが嵌合溝122aの抜止
溝122bに圧入して抜止されることにより、検知部1
40Fは、ウエザストリップ120に堅固に装着され
る。なお、検知部140Fが確実に検知動作を行なうた
めに、検知部140Fの接触部141bをウエザストリ
ップ120のシール部122Uの表面から突出させるよ
うに配置している。
【0047】なお、図15の実施の形態の変形例とし
て、図16の他の実施の形態に示すように、ウエザスト
リップ150に検知部160Fを装着する構成として、
ウエザストリップ150の嵌合溝152aを開口側を狭
くした断面台形に形成し、この嵌合溝152aに断面台
形の検知部160Fを嵌合させてもよい。また、検知部
160Fは、嵌合溝152aから抜けることを防止する
ために、接着剤や粘着テープを用いてその一部または全
長にわたった固定してもよい。
【0048】なお、この発明は前記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0049】前記実施の形態では、ウエザストリップま
たはトリム部材の押圧支持部として、スポンジゴムと一
体に成形したソリッドゴムからなる取付基部にその機能
をもたせたが、これに限らず、検知部を堅固に支持でき
る構成であれば、硬質樹脂や金属製のインサート部材
や、またはこれらを組み合わせた構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるドアウインドガ
ラスの開閉状態検知装置を装着した自動車を後側方から
見た外観図。
【図2】自動車のフロントドアの周辺を示す説明図。
【図3】ドア開口周縁部に取り付けられたウエザストリ
ップを示す説明図。
【図4】図3の4−4線に沿った要部の拡大断面図。
【図5】図3の5−5線に沿った要部の拡大断面図。
【図6】図3の6−6線に沿った要部の拡大断面図。
【図7】図4のトリム部材の周辺を拡大して示す断面
図。
【図8】検知部のセンタピラーの付近の接続工程を説明
する説明図。
【図9】検知部のフロントピラーの付近の配線工程を説
明する説明図。
【図10】他の実施例にかかるセンタピラーの周辺部分
を示す断面図。
【図11】他の実施の形態にかかるルーフサイド14a
付近を示す断面図。
【図12】検知部をルーフ枠体のウエザストリップに装
着する前の状態を示す斜視図。
【図13】検知部をウエザストリップのセンタピラーの
上部に取り付けた状態を説明する説明図。
【図14】他の実施の形態にかかる検知部をウエザスト
リップのセンタピラーの上部に取り付けた状態を説明す
る説明図。
【図15】他の実施の形態にかかるウエザストリップに
検知部を装着した状態を示す断面図。
【図16】別の実施の形態にかかるウエザストリップに
検知部を装着された状態を示す断面図。
【図17】従来のウエザストリップの周辺を示す断面
図。
【図18】従来の開閉状態検知装置の検知部を拡大して
示す断面図。
【符号の説明】
FD…フロントドア GD…ガイド部材 JT…連結部 MT…モータ RD…リアドア RG…昇降ガイド手段 WG…ドアウインドガラス 11…ボディ 11a…アウタパネル 11b…リーンフォースパネル 11c…インナパネル 11d…折曲端部 12…ドア開口周縁部 13…フロントピラー 13a…切欠部 14…ルーフパネル 14a…ルーフサイド 15…リアピラー 16…センタピラー 16a…アウタパネル 16b…取付端部 16c…インナパネル 16e…下部 17C…リテーナ 17F…リテーナ 17R…リテーナ 17a…取付凹所 18…モール 20…ウエザストリップ 20a,20b,20c…押出部 20d〜20h…型成形部 21C…取付基部 21R…取付基部 21U…取付基部 22C…シール部 22R…シール部 22U…シール部 22a…シール舌片 22b…嵌合溝 22c…押圧支持部 30F,30R…トリム部材 31…取付基部 31a…取付リップ 32…インサート部材 33…装飾シート 40F,40R…検知部 41…中空体 41a…連結部 41b,41b…ノッチ 41c…中空間隙 41d…中空室 42,43…第1及び第2導電部 42a,43a…第1及び第2導電線 42b,43b…第1及び第2被覆部 42b,43b…第1及び第2被覆部 42c,43c…ワイヤハーネス 44…取付基部 45…端子装置 45a…抵抗 60…ウエザストリップ 62U…シール部 70F…トリム部材 80F…検知部 81…中空体 81a…接触部 81b…押圧支持部 90F…検知部 90Fa,90Fb…検知部 91…中空体 91a,91a…突条体 120…ウエザストリップ 121U…取付基部 122U…シール部 122a…嵌合溝 122b…抜止溝 122c…押圧支持部 140F…検知部 141a…抜止突部 141b…接触部 150…ウエザストリップ 152a…嵌合溝 160F…検知部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口周縁部に、該開口を開閉
    自在に設けられたドアと、 該ドアに装着されたドアウインドガラスと、 前記ドア開口周縁部に装着され、シール部を有するウエ
    ザストリップと、 前記ドアウインドガラスを昇降させると共に、ドアウイ
    ンドガラスの閉状態にて、ドアウインドガラスの上縁部
    及び側縁部がウエザストリップのシール部に対して押圧
    してシールするようにドアウインドガラスをガイドする
    昇降ガイド手段と、 を備えた自動車に用いられるドアウインドガラスのシー
    ル構造において、 前記ウエザストリップに沿って配置され、かつドア開口
    周縁部を装飾する枠装飾部材と、 前記ドア開口周縁部に沿って配置され、中空室を有し絶
    縁材料から形成された中空体と、前記中空室内に所定間
    隙を隔てて配置された第1及び第2導電体とを有し、前
    記中空体が押圧されて第1導電体と第2導電体とが互い
    に接触することにより検知信号を出力する検知信号発生
    手段と、 を備え、 前記枠装飾部材は、前記検知信号発生手段の中空体に連
    結する連結部を有し、 前記ウエザストリップは、その一部に前記中空体の少な
    くとも一部に接触して位置決めする位置決め部と、前記
    中空体が押圧されたときに第1及び第2導電体を接触さ
    せるように前記中空体を支持する押圧支持部を有してい
    ること、 を特徴とする自動車に用いられるドアウインドガラスの
    シール構造。
  2. 【請求項2】 車体のドア開口周縁部に、該開口を開閉
    自在に設けられたドアと、 該ドアに装着されたドアウインドガラスと、 前記ドア開口周縁部に装着され、シール部を有するウエ
    ザストリップと、 前記ドアウインドガラスを昇降させると共に、ドアウイ
    ンドガラスの閉状態にて、ドアウインドガラスの上縁部
    及び側縁部がウエザストリップのシール部に対して押圧
    してシールするようにドアウインドガラスをガイドする
    昇降ガイド手段と、 を備えた自動車に用いられるドアウインドガラスのシー
    ル構造において、 前記ウエザストリップに沿って配置され、かつドア開口
    周縁部を装飾する枠装飾部材と、 前記ドア開口周縁部に沿って配置され、中空室を有し絶
    縁材料から形成された中空体と、前記中空室内に所定間
    隙を隔てて配置された第1及び第2導電体とを有し、前
    記中空体が押圧されて第1導電体と第2導電体とが互い
    に接触することにより検知信号を出力する検知信号発生
    手段と、 を備え、 前記枠装飾部材は、その一部に検知信号発生手段を嵌合
    する嵌合溝を有する嵌合保持部と、該嵌合溝の底部側で
    ありかつ検知信号発生手段の中空体へ押圧方向の力を受
    けたときに第1及び第2導電体を接触させるように支持
    する押圧支持部とを備えることを特徴とする自動車に用
    いられるドアウインドガラスのシール構造。
  3. 【請求項3】 車体のドア開口周縁部に、該開口を開閉
    自在に設けられたドアと、 該ドアに装着されたドアウインドガラスと、 前記ドア開口周縁部に装着され、シール部を有するウエ
    ザストリップと、 前記ドアウインドガラスを昇降させると共に、ドアウイ
    ンドガラスの閉状態にて、ドアウインドガラスの上縁部
    及び側縁部がウエザストリップのシール部に対して押圧
    してシールするようにドアウインドガラスをガイドする
    昇降ガイド手段と、 を備えた自動車に用いられるドアウインドガラスのシー
    ル構造において、 前記ドア開口周縁部に沿って配置され、中空室を有し絶
    縁材料から形成された中空体と、前記中空室内に所定間
    隙を隔てて配置された第1及び第2導電体とを有し、前
    記中空体が押圧されて第1導電体と第2導電体とが互い
    に接触することにより検知信号を出力する検知信号発生
    手段と、 を備え、 前記ウエザストリップは、その一部に検知信号発生手段
    を嵌合保持する嵌合溝を有する嵌合保持部と、該嵌合溝
    の底部側でありかつ検知信号発生手段の中空体が押圧方
    向への力を受けたときに第1及び第2導電体を接触させ
    るように支持する押圧支持部とを備えること、 を特徴とする自動車に用いられるドアウインドガラスの
    シール構造。
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