JPH1029425A - 車両用開閉部材の異物挟み込み検出装置 - Google Patents

車両用開閉部材の異物挟み込み検出装置

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Publication number
JPH1029425A
JPH1029425A JP8207831A JP20783196A JPH1029425A JP H1029425 A JPH1029425 A JP H1029425A JP 8207831 A JP8207831 A JP 8207831A JP 20783196 A JP20783196 A JP 20783196A JP H1029425 A JPH1029425 A JP H1029425A
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JP
Japan
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conductive
weather strip
opening
glass
foreign matter
Prior art date
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Pending
Application number
JP8207831A
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English (en)
Inventor
Haruhisa Kawase
治久 川瀬
Yasushi Mizutani
安志 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPH1029425A publication Critical patent/JPH1029425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/01Application power window
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/14Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for operation by a part of the human body other than the hand, e.g. by foot
    • H01H3/141Cushion or mat switches
    • H01H3/142Cushion or mat switches of the elongated strip type

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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物挟み込み検出のために用いるウエザスト
リップ等の構成の簡略化を通して成形性の向上を図る。 【解決手段】 上縁ウエザストリップ部20aは、複数
種類のゴム材料を合わせて押し出す多色の押し出し成形
品であり、リテーナ17Fに固定されている。この上縁
ウエザストリップ部20aは、ドアウインドガラスWG
に接触してシール機能を果たすシール部22uを有し、
そのガラス接合片22vの下端後ろ側に、付属リップ部
23を連続して有する。この付属リップ部23の内側に
は、異物の挟み込み検出スイッチとしての一方の電極で
ある第2導電部24を備える。一方、車室側には、窓開
口部を取り囲むオープニングトリム30Fを有し、その
取付基部31には、他方の電極である第1導電部35が
一体に形成されており、第2導電部24と第1導電部3
5とを、それぞれ別部材に設けて対向配置させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の開口部を開
閉部材で閉鎖する際に前記開口部に異物が挟み込まれた
ことを検出する車両用開閉部材の異物挟み込み検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチ操作によりウインドガラスを開
閉するパワーウインドでは、ウインドガラスの閉鎖動作
中に異物をウインドガラスと窓枠との間に挟み込んだま
まウインドガラスを継続して閉鎖してしまうような不具
合を回避するため、異物の挟み込みを窓枠部において迅
速・的確に検出する種々の工夫がなされている。そし
て、この異物の挟み込みを検出した場合にはウインドガ
ラスの閉鎖動作を停止または逆動させる装置も、提案さ
れている。
【0003】異物の挟み込みを検出する装置として、例
えば、実開昭60−165246号公報に記載されたも
のが知られている。図9はウエザストリップの周辺を示
す断面図である。図9において、窓枠100には、ゴム
製のウエザストリップ110が装着されている。ウエザ
ストリップ110は、窓枠100に取り付けるための取
付本体部112と、この取付本体部112の両端に沿っ
て突設されかつ溝114を形成する一対のガイド部11
6とを備えている。そして、ドアウインドガラスWGが
ウエザストリップ110の溝114に進入することによ
りこの両者は接触し、窓枠100の開口部はシールされ
る。
【0004】図10は図9のガイド部116の下端部に
設けられた異物挟み込み検出装置120の拡大図であ
る。この異物挟み込み検出装置120は、中空間隙12
2aを有するチューブ状の中空部122を備えており、
中空間隙122a内の上下壁に、絶縁間隙122bを隔
てて第1導電部124aおよび第2導電部124bが装
着されている。この構成により、ドアウインドガラスW
Gとウエザストリップ110との間に異物が挟み込まれ
た場合には、中空部122が押しつぶされて、第1導電
部124aと第2導電部124bとが接触する。このと
き、第1導電部124aと第2導電部124bとの間に
おける電気的変化を検出し、この検出信号(異物検出信
号)に基づいて、図示しないレギュレータ装置のモータ
を停止または逆動させて、ドアウインドガラスWGの上
昇を停止させたりウインドガラスを下降させることが行
なわれている。なお、両導電部の間の上記の電気的変化
としては、例えばこの両導電部が一端で抵抗を介在させ
て接続されている場合には、異物の接触により両導電部
が短絡されて生じるショート電流の有無が該当する。ま
た、両導電部が非接続であれば微弱な導電性の異物の接
触による両導電部の導通の有無が該当する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のウエ
ザストリップ110のように、中空部122の内部に第
1導電部124aと第2導電部124bとを対向させた
ものでは、閉鎖された中空部122の内部において絶縁
間隙122bを隔てた第1,第2導電部124a,12
4bの対向配置を図る都合上、金型形状が複雑となる。
よって、押し出し成形の際の成形性が悪かった。
【0006】本発明は、上記した問題点を解決するもの
であり、構成の簡略化を通して成形性の向上を図ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた本発明は、車両の開口
部を開閉部材で閉鎖する際に前記開口部に異物が挟み込
まれたことを検出する検出装置であって、前記開口部の
周縁に設けられ、前記開口部を閉鎖する側に移動した前
記開閉部材と接触して前記開口部をシールするシール部
材を有し、該シール部材は、前記開口部材との間に異物
が挟み込まれると該異物に押されて撓む撓み部を有し、
前記開口部の回りの車両側部材に、前記撓み部と所定間
隔を隔てて対向して設けられた第1の導電部と、該第1
の導電部に対向して前記撓み部に設けられ、前記異物に
押されて前記撓み部が撓んだときに前記第1の導電部に
接触する第2の導電部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】上記構成を有する本発明の車両用開閉部材
の異物挟み込み検出装置では、開口部を閉鎖する側にウ
インドガラス、サンルーフ等の開閉部材が移動して、シ
ール部材と開閉部材との間に異物が挟み込まれると、シ
ール部材の撓み部は撓む。この際、撓み部に設けられた
第2の導電部は、シール部材とは別の部材である車両側
部材に撓み部と所定間隔を隔てて対向して設けられた第
1の導電部に接触する。これにより、この第1の導電部
と第2の導電部との間における電気的変化を通して、従
来と同様に、異物の検出が可能となる。そして、本発明
の車両用開閉部材の異物挟み込み検出装置では、異物の
検出に用いる第1の導電部と第2の導電部とを、前者は
車両側部材に後者はシール部材の撓み部に別々に設けた
ので、第1および第2の導電部を内部に対向配置させる
閉鎖形状の中空部を必要としない。このため、本発明の
車両用開閉部材の異物挟み込み検出装置によれば、中空
部がないぶんだけ構成を簡略化することができ、これを
通して成形性を向上させることができる。
【0009】
【発明の他の態様】本発明は、以下のような他の態様を
採ることも可能であり、第1の態様は、上記した車両用
開閉部材の異物挟み込み検出装置において、前記開口部
の湾曲箇所に亘っては、前記第1の導電部又は第2の導
電部の少なくとも一方の表面に電気絶縁性を有する被膜
が形成されている。
【0010】一般に、開口部の湾曲箇所では、この湾曲
に倣ってシール部材が配設されるので、シール部材は当
該湾曲箇所で変形する。シール部材の撓み部もこの変形
に伴って変形することがあるので、湾曲箇所では撓み部
と車両側部材の第1の導電部との間の間隔、延いては第
1と第2の導電部の間の間隔が狭くなることがある。こ
のため、異物が挟み込まれてはいないにも拘らずこの湾
曲箇所で第1と第2の導電部が不用意に接触してしまう
虞がある。しかし、この第1の態様によれば、開口部の
湾曲箇所に亘っては第1の導電部又は第2の導電部の少
なくとも一方の表面に電気絶縁性を有する被膜が存在す
るので、両導電部の間隔が狭くなっても、両導電部が不
用意に接触してしまうことはない。なお、電気絶縁性の
被膜は開口部の湾曲箇所だけに形成されているから、直
線的な一般的な箇所における第1と第2の導電部の異物
による接触動作には、なんら支障がない。
【0011】電気絶縁性の被膜を開口部の湾曲箇所に形
成するには、電気絶縁性の樹脂から形成したテープを該
当箇所に貼り付けたり、電気絶縁性を有する硬化型樹脂
の溶融液を塗布したりすればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る車両用開閉部
材の異物挟み込み検出装置の実施の形態を実施例に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるウ
エザストリップを搭載した車両を後側方から見た外観
図、図2は、車両のフロントドアの周辺を示す図、図3
はドア枠に取り付けられたウエザストリップを示す図で
ある。
【0013】図示するように、この実施の形態(第1実
施例)の車両は、その型式がいわゆるハードトップタイ
プであるため、ボディ11側のドア枠12にウエザスト
リップ20が直接取り付けられている。そして、この車
両にあっては、その型式により、ドアウインドガラスW
Gをガイドするためのガラスランを用いないで、フロン
トドアFDおよびリアドアRDのドアウインドガラスW
Gを昇降駆動させる。
【0014】ドア枠12は、前側のフロントピラー1
3、ルーフパネル14の両上縁側のルーフ枠部14a、
後側のリアピラー15を備え、さらにこれらと共にセン
ターピラー16によりT字形に構成されている。
【0015】ドアウインドガラスWGは、フロントドア
FDの内側のガラス昇降機構によって昇降される。即
ち、このガラス昇降機構は、ドアウインドガラスWGの
一端を支持している連結部JTと、この連結部JTを上
下方向へガイドするガイド部材GDと、連結部JTを図
示しないベルトを介して駆動するモータMTとから構成
されており、これらは図示するようにフロントドアFD
の内側に設置されている。運転席等のスイッチを操作し
てモータMTを駆動すると、その駆動力は、連結部JT
に伝えられ、ドアウインドガラスWGはガイド部材GD
に倣わせて昇降させられる。このとき、ドアウインドガ
ラスWGの軌跡は、垂直方向へ上昇するにつれてやや後
方へ湾曲している。従って、ドアウインドガラスWGの
閉動作に伴って、センターピラー16との間隙SP1は
間隙SP2へと狭くなり、閉状態にてドアウインドガラ
スWGは、ウエザストリップ20に密着する。この際、
モータMTは、図示しないガラス昇降制御装置からの制
御信号に基づき駆動を停止する。なお、リアドアRDの
ドアウインドガラスWGについてのガラス昇降機構も、
フロントドアFD側と同様な構成である。
【0016】次に、ドア枠12およびその周辺部の構成
について説明する。図4は図3の4−4線に沿った要部
の拡大断面図、図5は図3の5−5線に沿った要部の拡
大断面図である。
【0017】まず、ドア枠12の構成のうち、図4に示
すルーフ枠部14aの周辺について説明する。ドア枠1
2は、ボディ11の外板を構成するアウタパネル11a
と、このアウタパネル11aに固定されたリテーナ17
Fと、アウタパネル11aの外縁部11bに装着された
装飾用のモール部材18とを備えている。リテーナ17
Fは、金属板を折曲形成したものであり、ウエザストリ
ップ20を取り付けるための取付面部17aと、後述す
るオープニングトリム30Fを取り付けるためのトリム
取付端部17cとを備えている。
【0018】次に、図5に示すセンターピラー16の部
位を説明すると、センターピラー16は、中心線CLを
中心に左右対称であり、断面山形で長尺であるレール本
体16aと、レール本体16aの両側から車体前後方向
へ延設されたトリム取付端部16bとを備えている。レ
ール本体16aの車両前方側部位16cは、図4に示し
たリテーナ17Fに連結されている。一方、レール本体
16aの車両後方側部位16dは、リアドアRD側の図
示しないリテーナに連結されている。また、センターピ
ラー16における前後のトリム取付端部16bは、リテ
ーナ17Fにおけるトリム取付端部17cに連結されて
いる。なお、このリアドアRD側のリテーナは、リテー
ナ17Fと同様、トリム取付端部を有し、このトリム取
付端部に車両後方側のオープニングトリムが取付・固定
される。
【0019】次に、ドア枠12に取り付けられたウエザ
ストリップ20について説明する。ウエザストリップ2
0は、ドアウインドガラスWGを閉めたときに、ドアウ
インドガラスWGとドア枠12との間をシールするもの
である。
【0020】図3に示すように、ウエザストリップ20
は、その取付箇所に応じて分割形成されており、ルーフ
枠部14aに沿って車両の前方側と後方側にそれぞれ配
置された上縁ウエザストリップ部20aと、センターピ
ラー16に沿って配置されたセンターウエザストリップ
部20bと、各端末及び上記両ウエザストリップ部を接
続する型成形部とから構成されている。
【0021】上縁ウエザストリップ部20aは、後述す
る複数種類のゴム材料を合わせて押し出す多色の押し出
し成形品であり、図4に示すように、ソリッドゴムから
なる取付基部21uを備え、この取付基部21uにて両
面接着テープ21vによりリテーナ17Fの取付面部1
7aに接着固定されている。また、上縁ウエザストリッ
プ部20aは、スポンジゴムからなり取付基部21uと
一体となったシール部22uを備えている。このシール
部22uは、ガラス接合片22vの両端を脚部22x,
22yで支えるように中空状に形成されており、上昇移
動したドアウインドガラスWGがガラス接合片22vに
接触して押圧すると、このガラス接合片22vの内側へ
の変形を通してドアウインドガラスWGの上端縁を包込
むようにシールする。
【0022】更に、この上縁ウエザストリップ部20a
は、シール部22uのガラス接合片22vの下端後ろ側
に、スポンジゴムからなる付属リップ部23をこのガラ
ス接合片22vに連続して有する。この付属リップ部2
3は、その先端が後述するオープニングトリム30Fに
達するよう形成されており、外側(図4における下側)
から押されると撓む。また、上縁ウエザストリップ部2
0aは、付属リップ部23の内側に、第2導電部24を
備え、この第2導電部24は、付属リップ部23並びに
取付基部21uおよびシール部22uの脚部22yと一
体とされている。第2導電部24は、銅等の良導電性金
属からなる第2ワイヤ24aを導電性ゴムからなる第2
被覆部24bで被覆して構成され、上縁ウエザストリッ
プ部20aの全長に亘って設けられている。
【0023】このほか、上縁ウエザストリップ部20a
は、第2導電部24と取付基部21uとの繋ぎ部に、取
付基部21uから突出した突出部21xを有する。な
お、この突出部21xは、取付基部21uと同様ソリッ
ドゴムから形成されており、取付基部21uの一部分と
されている。
【0024】一方、ドア枠12における窓開口部のウエ
ザストリップの内側、即ち車室側には、この窓開口部を
取り囲むオープニングトリム30Fがリテーナ17Fに
おけるトリム取付端部17cからセンターピラー16に
おける前後のトリム取付端部16bに亘って差し込み固
定されている。このオープニングトリム30Fは、ソリ
ッドゴムからなる取付基部31と、取付基部31内にイ
ンサートされた金属製のU字形のインサート部材32
と、取付基部31上に装着された装飾シート33とを備
えている。取付基部31の内側には、取付リップ31a
が突設されており、この取付リップ31aがトリム取付
端部17c,トリム取付端部16bを挟持することで、
オープニングトリム30Fは、リテーナ17F並びにレ
ール本体16aに装着されている。
【0025】また、オープニングトリム30Fの取付基
部31には、第1導電部35が一体に形成されている。
この第1導電部35は、図示するように上縁ウエザスト
リップ部20aの付属リップ部23における第2導電部
24に対向・配設されている。そして、この第1導電部
35と第2導電部24とは、上縁ウエザストリップ部2
0aとウインドガラスWGとの間になんの異物も存在し
ない場合にはその間に所定の絶縁間隙36が空くよう、
その寸法や形状が規定されている。また、この絶縁間隙
36を異物が存在しない場合に確実に確保するため、上
縁ウエザストリップ部20aの上記した突出部21xが
第1導電部35と接触するよう形成されている。この第
1導電部35にあっても、銅等の良導電性金属からなる
第1ワイヤ35aを導電性ゴムからなる第1被覆部35
bで被覆して構成されている。
【0026】図5に示すように、センターピラー16に
おけるセンターウエザストリップ部20bは、その上部
で上縁ウエザストリップ部20aに型成形接続されて装
着されている。そして、このセンターウエザストリップ
部20bも、上縁ウエザストリップ部20aと同様に複
数種類のゴム材料を合わせて押し出す多色の押し出し成
形品であり、レール本体16aに装着・固定されてい
る。なお、センターウエザストリップ部20bは、前後
のドアのドアウインドガラスWGをシールする都合上、
図示するように左右対称形状をなしている。
【0027】このセンターウエザストリップ部20bに
あっても、ソリッドゴムからなる取付基部21cを備
え、この取付基部21cにて両面接着テープ21vによ
りレール本体16aに接着固定されている。また、セン
ターウエザストリップ部20bは、スポンジゴムからな
り取付基部21cと一体となったシール部22cを備え
ている。このシール部22cは、ガラス接合片22dの
一端を脚部22eで、他端側を取付基部21cで支えて
中空状に形成されており、上昇移動したドアウインドガ
ラスWGにガラス接合片22dが接触して押圧される
と、このガラス接合片22dの内側への変形を通してド
アウインドガラスWGの端縁をシールする。なお、この
センターウエザストリップ部20bでは、ガラス接合片
22dの形状維持のため、その内側に補強片22fが設
けられている。
【0028】更に、このセンターウエザストリップ部2
0bは、シール部22cのガラス接合片22dの下端側
に、付属リップ部25をこのガラス接合片22dに連続
して有する。この付属リップ部25は、その先端がオー
プニングトリム30Fに達するよう形成されており、外
側(図5における左右の側)から押されると撓む。ま
た、センターウエザストリップ部20bは、付属リップ
部25の内側に、第2導電部26を備え、この第2導電
部26は、付属リップ部25並びに取付基部21cと一
体とされている。第2導電部26も、銅等の良導電性金
属からなる第2ワイヤ26aを導電性ゴムからなる第2
被覆部26bで被覆して構成され、センターウエザスト
リップ部20bの全長に亘って設けられている。
【0029】このほか、センターウエザストリップ部2
0bは、第2導電部26と取付基部21cとの繋ぎ部
に、上縁ウエザストリップ部20aと同様に、突出部2
1yを有する。
【0030】なお、上記したオープニングトリム30F
は、既述したように、このレール本体16aに亘っても
連続して装着されており、トリム取付端部16bに差し
込み固定されている。そして、このレール本体16aに
おける範囲においても、このオープニングトリム30F
には、上記の第1導電部35が一体に形成されており、
この第1導電部35は、図示するようにセンターウエザ
ストリップ部20bの第2導電部26に対向・配設され
ている。
【0031】そして、上縁ウエザストリップ部20aに
おける第2導電部24とセンターウエザストリップ部2
0bにおける第2導電部26は、両ウエザストリップ部
の接合箇所にて接続されている。つまり、上縁ウエザス
トリップ部20aにおける第2導電部24の第2ワイヤ
24aと、センターウエザストリップ部20bにおける
第2導電部26の第2ワイヤ26aとは、図示しないコ
ネクタで電気的に接続されており、両ウエザストリップ
部の導電性ゴムからなる第2被覆部は、その端面での接
合によりやはり電気的に接続されている。
【0032】また、オープニングトリム30Fにおける
第1導電部35の第1ワイヤ35aと、センターウエザ
ストリップ部20bにおける第2導電部26の第2ワイ
ヤ26aとは、図示しないコネクタで所定の抵抗を介在
させて接続されている。そして、第1ワイヤ35aと第
2ワイヤ24aの他端部は、外部へ導出されて図示しな
いガラス昇降制御装置に接続されている。従って、上縁
ウエザストリップ部20aとドアウインドガラスWGと
の間又はセンターウエザストリップ部20bとドアウイ
ンドガラスWGとの間に異物が挟み込まれると、このウ
エザストリップ20によって以下のように異物の挟み込
みが検出される。なお、後部座席の窓でも同様に、上記
のワイヤはそれぞれ接続されていると共に、図示しない
ガラス昇降制御装置に接続されている。
【0033】上縁ウエザストリップ部20a又はセンタ
ーウエザストリップ部20bとドアウインドガラスWG
との間になんの異物も存在しないままドアウインドガラ
スWGが最上部まで上昇すると、ドアウインドガラスW
Gは、ウエザストリップ20におけるシール部22u,
22cのガラス接合片22v,22dに当接してこれら
を押圧してシールする。このとき、付属リップ部23,
25は、オープニングトリム30Fの側に押されて撓む
ことはないので、両ウエザストリップ部の第2導電部2
4,26はオープニングトリム30Fの側の第1導電部
35に接触することはない。
【0034】ところが、図4並びに図5に示すように、
上縁ウエザストリップ部20a又はセンターウエザスト
リップ部20bとドアウインドガラスWGとの間に異物
が存在すると、付属リップ部23,25は、ドアウイン
ドガラスWGとの間の異物により押されてオープニング
トリム30Fの側に撓む。このため、付属リップ部2
3,25の内側の第2導電部24,26は、オープニン
グトリム30Fの側の第1導電部35に接触する。これ
により、第1導電部35と第2導電部24,26とが短
絡(ショート)し、そのショート電流が信号(異物検出
信号)としてガラス昇降制御装置に入力されることにな
る。なお、この信号を受けたガラス昇降制御装置によ
り、ドアウインドガラスWGはそれ以上の上昇が停止さ
れたり、下降されたりするので、ドアウインドガラスW
Gにより異物が挟まれたままとなることはない。
【0035】従って、上記した上縁ウエザストリップ部
20a並びにセンターウエザストリップ部20bとオー
プニングトリム30Fとで、ドアウインドガラスWGに
よる異物の挟み込みを検出する異物挟み込み検出装置が
構成される。この場合、第1導電部35が形成済みのオ
ープニングトリム30Fが窓部を取り囲むトリム取付端
部17c,C01に差し込み固定され、その後に、上縁
ウエザストリップ部20a並びにセンターウエザストリ
ップ部20bが両面接着テープにて取付面部17a並び
にレール本体16aに固定される。この際、両ウエザス
トリップ部の突出部21x,21yが第1導電部35に
その先端で接触し、第1,第2の導電部が上記したよう
に対向・配置されるよう、ウエザストリップ20が固定
される。
【0036】上記の上縁ウエザストリップ部20aは、
多色の押し出し成形品であり、取付基部21uおよび突
出部21xを形成するためのソリッドゴムと、シール部
22uおよび付属リップ部23を形成するためのスポン
ジゴムと、第2被覆部24bを形成するための導電性ゴ
ムとを合わせて押出成形機のダイスから押し出すことで
製造され、押し出しの際には、第2ワイヤ24aとなる
ワイヤがダイス内に導入される。この場合のダイスに
は、従来のように第1,第2の導電部を内部に対向配置
させる閉鎖形状の中空部を形成するための構成を必要と
しない。
【0037】また、上記のセンターウエザストリップ部
20bにあっても同様であり、取付基部21cおよび突
出部21yを形成するためのソリッドゴムと、シール部
22cおよび付属リップ部25を形成するためのスポン
ジゴムと、第2被覆部26bを形成するための導電性ゴ
ムとのダイスからの多色押し出し、並びに押し出しの際
のワイヤの導入を経て製造される。そして、この場合の
ダイスには、従来のように第1,第2の導電部を内部に
対向配置させる閉鎖形状の中空部を形成するための構成
を必要としない。
【0038】更に、オープニングトリム30Fは、取付
基部31を形成するためのソリッドゴムと、第1被覆部
35bを形成するための導電性ゴムとを合わせてダイス
から押し出すことで製造され、押し出しの際には、第1
ワイヤ35aとなるワイヤとインサート部材32と装飾
シート33とがダイスに導入される。この場合のダイス
には、従来のように第1,第2の導電部を内部に対向配
置させる閉鎖形状の中空部を形成するための構成を必要
としない。
【0039】従って、本実施例のウエザストリップ20
とオープニングトリム30Fから構成されるドアウイン
ドガラスWGの異物挟み込み検出装置によれば、二つの
導電部を対向配置させた閉鎖状の中空部を必要としない
ぶんだけ構成を簡略化することができ、これを通して成
形性を向上させることができる。
【0040】また、本実施例の異物挟み込み検出装置で
は、いずれのウエザストリップ部にも突出部21x,2
1yを設けて、ウエザストリップの第2導電部24,2
6とオープニングトリム30Fの第1導電部35との間
の絶縁間隙36を、異物が存在しない場合に確実に確保
できる。このため、本実施例の異物挟み込み検出装置に
よれば、第1導電部35と第2導電部24,26とを不
用意に接触させてしまうことはなく、異物の挟み込みの
検出の信頼性を維持することができる。
【0041】次に、フレーム付ドアのガラスランに適用
した実施の形態(第2実施例)について説明する。図6
は、フレーム付ドアを有する車両を側方から見た外観
図、図7は図6のドアウインドガラスの周辺を拡大して
示す概略図、図8は図7の8−8線に沿った要部の拡大
断面図である。これらの図に示すように、車両40のド
アパネル42の窓枠44には、第2実施例のガラスラン
50が設けられている。ガラスラン50は、ドアウイン
ドガラスWGを閉めたときに、ドアウインドガラスWG
と窓枠44との間をシールすると共にドアウインドガラ
スWGの摺動性を高めるものである。
【0042】上記窓枠44は、アッパ部44a、フロン
ト部44b、センタ部44cとをドアパネル42の上部
に形成したものであり、上記アッパ部44aからフロン
ト部44bにかけては、緩やかに曲がった湾曲部44d
とされている。ガラスラン50は、窓枠44の内周縁に
その窓枠の形状に倣って装着されており、窓枠44の湾
曲部44dの形状に沿って僅かに曲げられたシール上部
50aと、フロント部44bおよびセンタ部44cにそ
れぞれ装着されたシール垂直部50bと、それらの間を
型成形により接続した型接続部50cと、を備えてい
る。シール上部50aおよびシール垂直部50bは、そ
れぞれ押出により成形された断面同一の部材を用いた部
分であり、一方、型接続部50cは、シール上部50a
およびシール垂直部50bを型にセットして射出により
成形した部分である。
【0043】窓枠44のアッパ部44aを断面視した図
8に示すように、この第2実施例のガラスラン50は、
窓枠44の保持溝54に取り付けられている。
【0044】このガラスラン50は、ドアウインドガラ
スWGを摺動させる摺動用溝56を形成するコ字形のガ
ラスラン基体58を備えている。このガラスラン基体5
8には、摺動用溝56に向けて突出した外側リップ部6
0と内側リップ部62とが対向して形成されている。そ
して、ガラスラン50は、摺動用溝56に進入してきた
ドアウインドガラスWGに外側リップ部60と内側リッ
プ部62とが接して押圧されることで、ドアウインドガ
ラスWGをシールする。
【0045】ガラスラン50は、内側リップ部62の後
端側に、円弧状に湾曲した付属リップ部64を内側リッ
プ部62に連続して有する。この付属リップ部64は、
その先端が窓枠44の近くまで達するよう形成されてい
る。また、ガラスラン50は、付属リップ部64の内側
に、第2導電部66を一体に備える。この第2導電部6
6は、銅等の良導電性金属からなる第2ワイヤ67を導
電性ゴムからなる第2被覆部68で被覆して構成され、
ガラスラン50の全長に亘って設けられている。なお、
この第2導電部66を、異物の挟み込みが起き得る窓枠
44のアッパ部44aのみの範囲に亘って設けられても
よいことは勿論である。
【0046】一方、窓枠44には、両面接着テープ70
により第1導電部72が固定されている。この第1導電
部72は、図示するようにガラスラン50の付属リップ
部64における第2導電部66に対向・配設されてい
る。そして、この第1導電部72と第2導電部66と
は、ガラスラン50とドアウインドガラスWGとの間に
なんの異物も存在しない場合にはその間に所定の絶縁間
隙69が空くよう、その寸法や形状が規定されている。
この第1導電部72にあっても、銅等の良導電性金属か
らなる第1ワイヤ73を導電性ゴムからなる第1被覆部
74で被覆して構成されている。また、第1および第2
ワイヤ73,67は、その一端側で所定の抵抗を介在さ
せて接続されており、他端側は外部へ導出されて図示し
ないガラス昇降制御装置に接続されている。従って、ガ
ラスラン50とドアウインドガラスWGとの間に異物が
挟み込まれると、このガラスラン50によって以下のよ
うに異物の挟み込みが検出される。
【0047】ガラスラン50とドアウインドガラスWG
との間になんの異物も存在しないままドアウインドガラ
スWGが最上部まで上昇すると、ドアウインドガラスW
Gは、ガラスラン50の外側リップ部60と内側リップ
部62とに挟まれて押圧されるとともに、ガラスラン基
体58に当接する。このため、窓枠44はこのガラスラ
ン50によりシールされる。このとき、付属リップ部6
4は、窓枠44の側に押されて撓むことはないので、そ
の第2導電部66は第1導電部72に接触することはな
い。
【0048】ところが、図8に示すように、ドアウイン
ドガラスWGとガラスラン50との間に異物が存在する
と、ガラスラン50の付属リップ部64は、ドアウイン
ドガラスWGとの間の異物により押されて窓枠44の側
に撓む。このため、付属リップ部64の第2導電部66
は、窓枠44の側の第1導電部72に接触する。これに
より、第1導電部72と第2導電部66とが短絡(ショ
ート)し、そのショート電流が信号(異物検出信号)と
してガラス昇降制御装置に入力されることになる。な
お、この信号を受けたガラス昇降制御装置により、ドア
ウインドガラスWGはそれ以上の上昇が停止されたり、
下降されたりするので、ドアウインドガラスWGとガラ
スラン50との間に異物が挟まれたままとなることはな
い。
【0049】上記のガラスラン50は、ガラスラン基体
58並びに外側リップ部60,内側リップ部62および
付属リップ部64を形成するためのソリッドゴムと、第
2被覆部68を形成するための導電性ゴムとを合わせて
押し出す多色の押し出し成形品であり、押し出しの際に
は、第2ワイヤ67となるワイヤが押出成形機のダイス
に導入される。この場合のダイスには、従来のように第
1,第2の導電部を内部に対向配置させる閉鎖形状の中
空部を形成するための構成を必要としない。このため、
この第2実施例のガラスラン50では、中空部がないぶ
んだけ構成を簡略化することができ、これを通して成形
性が向上する。
【0050】また、窓枠44における湾曲部44d(図
7参照)の範囲においては、このガラスラン50は、外
側リップ部60,内側リップ部62,付属リップ部6
4,第2導電部66等の形状については図8に示すとお
りであるが、第2導電部66の表面に、電気絶縁性材料
から形成されてた被膜を有する。この電気絶縁性材料と
しては、例えば、エチレンプロピレンジエン三元系ゴ
ム)(EPDM)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリア
セタール(POM)、ポリアミドナイロン(PAN)、
等があり、これら材料からなるテープの貼着或いはその
溶融液の塗布等により被膜が形成されている。従って、
ガラスラン50は、異物の挟み込みにより付属リップ部
64が撓んでも、この被膜により、第2導電部66を第
1導電部72に対して電気的に絶縁している。
【0051】このため、第2実施例のガラスラン50
は、窓枠44の湾曲部44dにおいて第2導電部66と
第1導電部72との間の絶縁間隙69が狭まるよう変形
するが、湾曲部44dの範囲における電気絶縁性の被膜
により第1導電部72と第2導電部66との電気的接触
を起こさない。よって、このガラスラン50によれば、
第1導電部72と第2導電部66とを不用意に接触させ
てしまうことはなく、異物の挟み込みの検出の信頼性を
維持することができる。なお、この被膜は、湾曲部44
dの範囲にだけ設けられており、他の直線的部分には設
けられていないから、第1および第2導電部72,66
の接触を通した異物挟み込みの検出動作に支障はない。
【0052】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記の実施例や実施の形態になんら限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、
上記した実施例では、上縁ウエザストリップ部20a並
びにセンターウエザストリップ部20bにおける第2ワ
イヤ24a,26aと、オープニングトリム30Fにお
ける第1ワイヤ35aとをその一端側で抵抗を介在させ
て接続した構成としたが、第1,第2ワイヤを接続しな
いよう構成することもできる。そして、この場合には、
第1および第2ワイヤに微弱な導電性の異物が接触すれ
ば、両ワイヤの間が導通するので、この導通を通して異
物の存在を直接的に検知でき、ドアウインドガラスWG
を異物を挟み込んだまま上昇させないようにすることが
できる。
【0053】また、異物挟み込み検出装置は、サンルー
フの開口部周縁に装着されてもよい。更には、電気絶縁
性の被膜を車両側の部材(窓枠44)における導電部の
表面に形成してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるウエザストリッ
プを搭載した車両を後側方から見た外観図。
【図2】図2はこの車両のフロントドアの周辺を示す説
明図。
【図3】ドア枠に取り付けられたウエザストリップを示
す説明図。
【図4】図3の4−4線に沿った要部の拡大断面図。
【図5】図3の5−5線に沿った要部の拡大断面図。
【図6】フレーム付ドアを有する車両を側方から見た外
観図。
【図7】図6のドアウインドガラスの周辺を拡大して示
す概略図。
【図8】図7の8−8線に沿った要部の拡大断面図。
【図9】従来のウエザストリップ110の周辺を示す断
面図。
【図10】従来の異物挟み込み検出装置120を拡大し
て示す断面図。
【符号の説明】
11…ボディ 11b…外縁部 12…ドア枠 13…フロントピラー 14…ルーフパネル 14a…ルーフ枠部 15…リアピラー 16…センターピラー 16a…レール本体 16b…トリム取付端部 17F…リテーナ 17c…トリム取付端部 20…ウエザストリップ 20a…上縁ウエザストリップ部 20b…センターウエザストリップ部 21c…取付基部 21u…取付基部 21x,21y…突出部 22c…シール部 22d…ガラス接合片 22u…シール部 22v…ガラス接合片 23…付属リップ部 24…第2導電部 24a…第2ワイヤ 24b…第2被覆部 25…付属リップ部 26…第2導電部 26a…第2ワイヤ 26b…第2被覆部 30F…オープニングトリム 31…取付基部 35…第1導電部 35a…第1ワイヤ 35b…第1被覆部 36…絶縁間隙 42…ドアパネル 44…窓枠 44d…湾曲部 50…ガラスラン 54…保持溝 56…摺動用溝 60…外側リップ部 62…内側リップ部 64…付属リップ部 66…第2導電部 67…第2ワイヤ 68…第2被覆部 69…絶縁間隙 72…第1導電部 73…第1ワイヤ 74…第1被覆部 WG…ドアウインドガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01H 13/52 B60J 1/16 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の開口部を開閉部材で閉鎖する際に
    前記開口部に異物が挟み込まれたことを検出する検出装
    置であって、 前記開口部の周縁に設けられ、前記開口部を閉鎖する側
    に移動した前記開閉部材と接触して前記開口部をシール
    するシール部材を有し、 該シール部材は、前記開口部材との間に異物が挟み込ま
    れると該異物に押されて撓む撓み部を有し、 前記開口部の回りの車両側部材に、前記撓み部と所定間
    隔を隔てて対向して設けられた第1の導電部と、 該第1の導電部に対向して前記撓み部に設けられ、前記
    異物に押されて前記撓み部が撓んだときに前記第1の導
    電部に接触する第2の導電部と、 を備えたことを特徴とする車両用開閉部材の異物挟み込
    み検出装置。
JP8207831A 1996-07-17 1996-07-17 車両用開閉部材の異物挟み込み検出装置 Pending JPH1029425A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11401746B2 (en) * 2018-08-23 2022-08-02 Mitsuba Corporation Sensor unit manufacturing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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